第 4 章 地 区 別 構 想 地 区 別 構 想 は 市 民 による 地 区 まちづくり 会 議 を 開 催 し 望 ましい 将 来 の 姿 にするための 話 し 合 いの 中 で 出 された 地 区 の 課 題 や 必 要 な 提 案 等 をもとに きめ 細 かなまちづくりの 将 来 像 を 描 いていま 1. 地 区 区 分 区 分 については 地 区 の 形 成 過 程 特 性 や 課 題 コミュニティ 等 を 考 慮 し 住 民 が 意 識 している 生 活 圏 をもとに 考 えることが 必 要 とされていま 地 区 別 構 想 の 区 分 は コミュニティが 形 成 されている 昭 和 の 大 合 併 前 の 旧 町 村 単 位 とし 下 図 に 示 すとおりで 都 市 計 画 区 域 ( 市 街 化 区 域 ): 旧 市 内 地 区 及 び 新 市 内 地 区 の2 地 区 ( 一 部 市 街 化 調 整 区 域 含 む) 都 市 計 画 区 域 ( 市 街 化 調 整 区 域 ): 浜 田 地 区 西 袋 地 区 稲 田 地 区 小 塩 江 地 区 仁 井 田 地 区 及 び 大 東 地 区 の6 地 区 ( 一 部 都 市 計 画 区 域 外 含 む) 都 市 計 画 区 域 外 : 長 沼 地 区 ( 桙 衝 ) 長 沼 地 区 ( 長 沼 ) 及 び 岩 瀬 地 区 ( 白 江 ) 岩 瀬 地 区 ( 白 方 ) の4 地 区 平 成 19 年 度 に 開 催 した 地 区 まちづくり 会 議 はこの12 地 区 の 区 分 で 行 っていま 51
区 分 地 区 名 構 成 町 内 会 行 政 区 都 市 計 画 区 域 都 市 計 画 区 域 外 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 旧 市 内 地 区 ( 市 街 化 調 整 区 域 含 ) 新 市 内 地 区 ( 市 街 化 調 整 区 域 含 ) 浜 田 地 区 ( 市 街 化 区 域 含 ) 西 袋 地 区 ( 都 市 計 画 区 域 外 含 ) 稲 田 地 区 ( 都 市 計 画 区 域 外 含 ) 小 塩 江 地 区 ( 都 市 計 画 区 域 外 含 ) 仁 井 田 地 区 ( 市 街 化 区 域 含 ) 大 東 地 区 ( 市 街 化 区 域 含 ) ( 都 市 計 画 区 域 外 含 ) 長 沼 地 区 ( 桙 衝 ) 長 沼 地 区 ( 長 沼 ) 岩 瀬 地 区 ( 白 江 ) 岩 瀬 地 区 ( 白 方 ) 三 丁 目 大 町 本 町 馬 町 東 町 中 町 加 治 町 宮 先 町 諏 訪 町 上 北 町 北 町 弘 法 坦 新 栄 町 中 宿 第 一 中 宿 川 東 守 谷 舘 昭 和 町 愛 宕 町 池 ノ 下 丸 田 町 古 屋 敷 旭 町 天 良 町 池 上 町 翠 ヶ 丘 緑 町 自 由 ヶ 丘 松 が 丘 芦 田 塚 六 軒 四 丁 目 八 幡 町 南 上 町 上 町 和 田 池 西 川 下 宿 森 宿 北 団 地 芹 沢 町 宮 の 杜 前 田 川 浜 尾 和 田 牡 丹 台 西 川 大 桑 原 袋 田 越 久 森 宿 吉 美 根 岩 渕 保 土 原 古 戸 泉 田 松 塚 稲 小 倉 塩 田 東 山 堤 上 江 持 下 江 持 あおば 町 仁 井 田 関 下 大 谷 地 滑 川 十 貫 内 舘 ヶ 岡 向 陽 町 季 の 郷 小 作 田 市 野 関 日 照 田 田 中 下 小 山 田 上 小 山 田 狸 森 大 栗 雨 田 東 山 第 二 上 桙 衝 宮 本 古 舘 矢 田 野 木 之 崎 横 田 堀 込 花 の 里 勢 至 堂 上 江 花 下 江 花 長 沼 滝 志 茂 小 中 上 大 久 保 下 大 久 保 滑 沢 矢 沢 畑 田 北 横 田 深 渡 戸 みどりが 丘 松 南 あおば 町 守 屋 里 守 屋 源 田 原 新 田 今 泉 下 柱 田 弥 六 内 上 柱 田 東 部 梅 田 滝 52
2. 地 区 別 構 想 2-1. 旧 市 内 地 区 1.まちづくりのテーマ 豊 か な 水 と 歴 史 の あ る 安 全 で 安 心 な 地 区 づ く り 2. 地 区 の 特 性 と 将 来 像 旧 市 内 地 区 はかつて 宿 場 町 として 繁 栄 した 県 道 須 賀 川 二 本 松 線 沿 いの 商 店 街 を 中 心 とした 地 区 で 現 在 も 市 役 所 等 の 各 種 公 共 施 設 が 立 地 する 市 の 中 心 地 で 牡 丹 園 や 翠 ヶ 丘 公 園 等 の 名 所 が 多 く 松 明 あかしや 釈 迦 堂 川 全 国 花 火 大 会 など 四 季 折 々にイベントが 行 われ 多 くの 観 光 客 が 訪 れま 現 在 は 市 街 化 区 域 の 縁 辺 部 に 商 業 施 設 の 集 積 が 見 られ 中 心 市 街 地 の 空 洞 化 が 進 んでいま 本 市 の 中 心 地 として 伝 統 や 文 化 を 守 り 定 住 の 促 進 と 商 店 街 の 活 性 化 により 市 民 や 来 訪 者 に 優 しく 安 全 で 安 心 な 地 区 づくりを 目 指 しま 伝 統 や 文 化 を 大 切 にした 活 力 のある 中 心 市 街 地 安 全 で 安 心 して 生 活 できる 優 しいまち 3.まちづくりの 整 備 方 針 土 地 利 用 ( 市 街 化 区 域 ) 東 部 から 南 部 にかけて 芦 田 塚 団 地 弥 六 内 団 地 朝 日 田 ニュータウン 桜 岡 団 地 等 の 計 画 的 に 整 備 された 地 区 を 中 心 に 戸 建 て 住 宅 地 や 中 高 層 住 宅 地 で 構 成 される 専 用 住 宅 地 として 位 置 づけま 専 用 住 宅 地 は 周 辺 の 緑 との 調 和 を 図 りながら 良 好 な 住 環 境 を 維 持 し 高 齢 化 の 進 行 にも 配 慮 し た 都 市 基 盤 や 公 共 施 設 の 整 備 維 持 管 理 を 図 りま 複 合 住 宅 地 は 中 心 商 業 業 務 地 や 幹 線 沿 道 商 業 及 び 業 務 地 の 後 背 地 に 配 置 し 商 業 業 務 施 設 の 他 用 途 との 混 在 を 可 能 とした 良 好 な 住 環 境 の 保 全 形 成 を 図 りま 中 心 商 業 業 務 地 は 中 町 を 中 心 に 国 道 118 号 と 県 道 須 賀 川 二 本 松 線 沿 道 に 形 成 された 古 くから の 商 業 地 区 として 位 置 づけ 本 市 の 中 心 市 街 地 と して 誰 もが 利 用 しやすい 商 業 業 務 地 の 形 成 を 目 指 しま 沿 道 商 業 業 務 地 は 国 道 4 号 沿 道 に 位 置 づけ 交 通 の 利 便 性 を 活 かした 商 業 施 設 が 立 地 する 地 区 として 形 成 を 図 りま 牡 丹 台 アメニティゾーンは 牡 丹 園 の 補 完 施 設 と して 通 年 誘 客 を 目 指 し 民 間 活 力 を 導 入 した 商 業 施 設 等 の 誘 致 に 努 め 広 域 交 流 観 光 振 興 を 図 るた めの 整 備 に 努 めま 須 賀 川 駅 西 側 地 区 については 駅 に 隣 接 した 交 通 の 要 衝 であるが 未 利 用 になっている 土 地 があ ることから 都 市 施 設 の 整 備 や 適 正 な 土 地 利 用 を 検 討 しま また 大 規 模 な 商 業 開 発 が 行 われた 古 河 仲 の 町 地 区 や 広 表 高 久 田 境 地 区 については 用 途 地 域 と 現 況 土 地 利 用 に 違 いが 見 られるため 用 途 変 更 について 検 討 しま 道 路 交 通 都 市 計 画 道 路 については 計 画 的 な 土 地 利 用 に 合 わせ 交 通 需 要 に 対 応 した 道 路 整 備 に 努 めま 都 市 計 画 道 路 南 駅 寺 田 線 等 の 未 整 備 路 線 につい ては 今 後 将 来 的 な 需 要 の 見 直 しや 既 存 道 路 の 代 替 えも 視 野 に 入 れながら 整 備 計 画 等 について 検 討 しま 市 街 地 内 における 安 全 安 心 な 生 活 環 境 を 形 成 す るため 生 活 に 密 着 した 道 路 については 歩 道 の 設 置 や 人 自 転 車 優 先 の 道 路 として 整 備 を 図 りま 幹 線 道 路 についても 子 ども 高 齢 者 障 がい 者 の 誰 もがゆとりをもって 安 心 して 通 行 できる バ 53
リアフリー 歩 行 空 間 の 整 備 を 図 るとともに 都 市 計 画 道 路 須 賀 川 駅 並 木 町 線 周 辺 については 無 電 柱 化 についても 検 討 しま また 安 全 安 心 のみならず 楽 しく 快 適 に 散 策 できる 美 しい 道 路 景 観 づくりについて 市 民 と 協 働 により 進 めま 須 賀 川 駅 の 利 便 性 を 向 上 させるため 駅 東 西 の 連 絡 を 円 滑 にする 方 策 について 市 民 関 係 機 関 と 連 携 して 整 備 を 検 討 しま 市 街 地 内 の 交 通 については 循 環 バス 等 の 新 た な 公 共 交 通 システムの 導 入 を 検 討 しま 公 園 緑 地 上 人 壇 廃 寺 跡 を 活 かした( 仮 称 ) 上 人 壇 廃 寺 跡 史 跡 公 園 は JR 須 賀 川 駅 西 側 の 土 地 利 用 と 併 せた 整 備 を 検 討 しま 翠 ヶ 丘 公 園 を 始 め 各 公 園 の 緑 の 拠 点 と 市 街 地 を 緑 化 した 道 路 水 辺 ゆとりある 歩 行 空 間 等 で 結 ぶ 水 と 緑 のネットワークの 形 成 を 図 りま 特 に 市 街 地 の 中 央 を 流 れる 釈 迦 堂 川 の 水 辺 は 市 民 の 散 策 や 憩 いの 場 として 整 備 されており 今 後 も 回 廊 としての 遊 歩 道 の 維 持 管 理 を 図 りま また 都 市 計 画 道 路 の 整 備 に 併 せ 街 路 樹 の 植 栽 による 緑 の 連 続 性 を 確 保 し また 公 共 施 設 に ついては 敷 地 内 の 緑 地 の 確 保 に 努 めま 和 するよう 意 匠 形 態 色 彩 等 に 配 慮 しま また 公 共 サインや 施 設 案 内 表 示 等 の 景 観 への 配 慮 についても 関 係 機 関 企 業 及 び 市 民 との 協 働 により 進 めま 災 害 対 策 中 心 地 の 木 造 密 集 地 区 については 幹 線 道 路 生 活 道 路 網 街 路 樹 の 整 備 及 び 公 園 緑 地 等 のオ ープンスペースの 確 保 を 進 め 延 焼 遮 断 空 間 避 難 経 路 及 び 救 援 経 路 を 確 保 し 安 全 で 安 心 して 暮 らせるまちを 目 指 しま 豪 雨 による 水 害 が 発 生 している 準 用 河 川 下 の 川 と 一 級 河 川 釈 迦 堂 川 の 合 流 部 については 関 係 機 関 と 連 携 し 整 備 を 推 進 しま 旧 市 街 地 では 人 口 減 少 や 高 齢 化 が 進 んでおり 地 域 防 災 力 に 課 題 があるため 日 常 における 地 区 住 民 間 での 協 力 連 携 を 強 化 することにより 安 心 して 暮 らせるまちづくりを 目 指 しま 地 域 活 動 その 他 住 民 のボランティア 活 動 により 河 川 や 各 公 園 などの 清 掃 花 植 作 業 施 設 管 理 等 が 行 われてお り 今 後 もさらに 発 展 させ 住 民 主 体 のまちづく りが 展 開 できる 仕 組 みづくりを 検 討 しま 環 境 景 観 古 くは 宿 場 町 商 業 都 市 として 栄 えた 歴 史 を 踏 まえ 北 部 の 歴 史 文 化 を 活 かした( 仮 称 ) 上 人 壇 廃 寺 跡 史 跡 公 園 や 都 市 計 画 道 路 須 賀 川 駅 並 木 町 線 ( 旧 奥 州 街 道 ) さらには 緑 豊 かな 翠 ヶ 丘 公 園 周 辺 を 歴 史 文 化 にぎわい 軸 として 公 園 や 道 路 整 備 に 努 め 歴 史 文 化 を 醸 し 出 すような 景 観 形 成 を 図 りま 建 物 の 景 観 緑 化 等 については まちづくり 協 定 等 により 市 民 主 導 の 景 観 形 成 を 促 進 しま 市 街 地 の 中 央 を 流 れる 釈 迦 堂 川 は 親 水 やす らぎ アメニティ 軸 として 関 係 機 関 との 連 携 を 図 りながら 親 水 空 間 の 整 備 と 景 観 形 成 を 図 りま 公 園 緑 地 等 は 市 民 だけでなく まちを 訪 れる 人 々にとっても 憩 い やすらぎ 散 策 等 の 場 と して それぞれが 楽 しめる 施 設 にしま 市 街 地 の 住 宅 寺 社 等 の 古 木 や 巨 木 は 地 域 の 自 然 資 源 としてのシンボルとなるため 地 権 者 の 理 解 と 協 力 により 保 護 するとともに 市 民 に 広 く 公 表 し 貴 重 な 樹 木 の 大 切 さを 周 知 しま 公 共 施 設 の 改 修 等 については 周 辺 の 環 境 と 調 54
旧 市 内 地 区 ま ち づ く り 方 針 図 豪 雨 による 水 害 が 発 生 している ため 関 係 機 関 と 連 携 し 整 備 を 推 進 中 心 市 街 地 とし て 誰 もが 利 用 し やすい 商 業 業 務 地 の 形 成 良 好 な 住 環 境 の 維 持 保 全 将 来 の 交 通 需 要 等 を 踏 まえた 整 備 計 画 を 検 討 55
2-2. 新 市 内 地 区 1.まちづくりのテーマ 安 全 で 安 心 な 暮 ら し と 活 力 あ る 地 区 づ く り 2. 地 区 の 特 性 と 将 来 像 新 市 内 地 区 は 交 通 条 件 が 良 く 卸 センターや 横 山 工 業 団 地 等 の 産 業 拠 点 が 整 備 されていま 西 川 山 寺 等 の 区 画 整 理 事 業 により 良 好 な 住 宅 地 も 形 成 され ニュータウンの 整 備 も 進 み 新 たな 住 民 が 増 加 していま 良 好 な 住 環 境 を 維 持 し 住 民 が 安 全 で 安 心 して 暮 らせるまちづくりと 産 業 拠 点 の 集 積 を 目 指 しま 地 域 のコミュニティをさらに 醸 成 していくための 複 合 施 設 や 山 寺 池 等 の 地 域 資 源 を 活 用 した 公 園 緑 地 散 策 路 等 の 整 備 を 推 進 し 住 民 が 自 然 に 集 う 安 心 で 潤 いのある 地 区 づくりを 目 指 しま 工 業 団 地 などの 産 業 拠 点 やニュータウンが 整 備 された 活 気 あふれるまち 豊 かなみどりと 潤 いのある 安 全 で 安 心 なまち 3.まちづくりの 整 備 方 針 土 地 利 用 ( 市 街 化 区 域 ) 西 川 山 寺 及 び 下 宿 土 地 区 画 整 理 事 業 地 区 柏 城 ニュータウンや 森 宿 ニュータウン 周 辺 地 区 の 専 用 住 宅 地 は 緑 との 調 和 を 図 りながら 良 好 な 住 環 境 を 維 持 しま 国 道 4 号 の 後 背 地 に 配 置 されている 複 合 住 宅 地 は 居 住 環 境 が 維 持 できる 他 の 用 途 との 混 在 を 可 能 とした 良 好 な 居 住 環 境 の 保 全 形 成 を 図 りま 沿 道 商 業 業 務 地 は 国 道 4 号 及 び 都 市 計 画 道 路 栄 町 西 川 線 沿 道 に 位 置 づけ 交 通 利 便 性 をいか した 商 業 施 設 や 流 通 業 務 施 設 等 が 立 地 する 地 区 と して 形 成 を 図 りま 工 業 用 地 については 工 業 地 域 の 工 業 集 積 形 成 地 や 工 業 専 用 地 域 の 用 途 地 域 が 指 定 されている 北 部 工 業 団 地 及 び 横 山 工 業 団 地 を 位 置 づけ 生 産 環 境 の 維 持 向 上 に 努 めま 流 通 業 務 用 地 は 東 北 縦 貫 自 動 車 道 須 賀 川 IC 周 辺 の 都 市 計 画 道 路 栄 町 西 川 線 沿 道 に 位 置 づけ 高 速 交 通 に 対 応 した 流 通 業 務 環 境 の 形 成 を 目 指 し ま 北 部 工 業 団 地 の 東 側 国 道 4 号 西 側 の 森 宿 地 区 の 工 業 地 域 については 今 後 住 宅 工 業 混 在 の 土 地 利 用 の 整 序 に 向 け 土 地 利 用 動 向 を 鑑 み 用 途 転 換 の 検 討 を 行 い 地 区 計 画 の 導 入 により 用 途 にふさわしい 環 境 形 成 を 図 りま 道 路 交 通 都 市 計 画 道 路 向 日 向 安 積 田 線 関 表 前 川 原 線 向 日 向 江 持 線 等 の 未 整 備 路 線 については 今 後 将 来 的 な 需 要 について 検 討 を 行 ったうえで 既 存 道 路 の 代 替 えや 見 直 しを 視 野 に 入 れながら 整 備 計 画 等 について 検 討 しま 高 齢 者 や 子 どもなどの 交 通 弱 者 の 移 動 手 段 を 確 保 するため 循 環 バス 等 を 含 めた 新 たな 交 通 シス テムの 導 入 を 検 討 しま 公 園 緑 地 ( 仮 称 ) 山 寺 池 公 園 は 山 寺 池 の 水 辺 と 周 辺 の 緑 を 活 かし 景 観 に 配 慮 した 公 園 として 整 備 しま 公 園 緑 地 等 の 緑 の 拠 点 と 市 街 地 の 緑 化 された 道 路 や 水 辺 を ゆとりある 歩 行 空 間 等 で 結 ぶ 水 と 緑 のネットワークの 形 成 を 図 りま 市 街 地 の 中 央 を 流 れる 釈 迦 堂 川 の 水 辺 は 市 民 の 散 策 や 憩 いの 場 として 整 備 されており 今 後 と も 回 廊 としての 遊 歩 道 や 施 設 の 維 持 管 理 を 図 りま また 都 市 計 画 道 路 の 整 備 に 併 せ 街 路 樹 の 植 栽 による 緑 の 連 続 性 を 確 保 し また 公 共 施 設 に ついては 敷 地 内 の 緑 地 の 確 保 に 努 めま 56
環 境 景 観 釈 迦 堂 川 は 親 水 やすらぎ アメニティ 軸 として 市 民 だけでなく まちを 訪 れる 人 々にと っても 憩 い やすらぎ 散 策 等 の 場 となるよう 関 係 機 関 との 連 携 を 図 りながら 親 水 空 間 の 整 備 と 景 観 形 成 に 努 めま 公 共 施 設 の 改 修 等 にあたっては 周 辺 の 環 境 と 調 和 するよう 意 匠 形 態 色 彩 等 に 配 慮 しま また 公 共 サインや 施 設 案 内 表 示 等 の 景 観 への 配 慮 についても 関 係 機 関 や 企 業 市 民 との 協 働 により 進 めま 災 害 対 策 ニュータウンの 整 備 により 人 口 は 増 加 している が 地 域 コミュニティが 熟 成 していないことによ り 地 域 防 災 力 に 課 題 があるため 日 常 における 地 区 住 民 間 での 協 力 連 携 の 強 化 等 により 安 心 して 暮 らせるまちづくりを 目 指 しま 地 域 活 動 その 他 地 区 住 民 は 防 犯 パトロールの 実 施 や 福 祉 施 設 公 共 施 設 へのボランティア 活 動 を 実 施 してお り 今 後 も 支 援 等 を 推 進 しま 新 市 内 地 区 ま ち づ く り 方 針 図 交 通 需 要 土 地 利 用 動 向 を 踏 まえた 整 備 計 画 の 検 討 国 道 4 号 の 補 完 道 路 として 整 備 地 区 計 画 等 の 導 入 による 土 地 利 用 の 整 序 と 用 途 転 換 の 検 討 将 来 の 交 通 需 要 等 を 踏 まえた 整 備 計 画 の 検 討 57
2-3. 浜 田 地 区 1.まちづくりのテーマ 豊 か な 実 り と 活 気 あ る 地 区 づ く り 2. 地 区 の 特 性 と 将 来 像 浜 田 地 区 は 基 盤 整 備 された 農 地 が 広 がり 品 質 の 高 い 農 産 品 を 生 産 していま 南 部 に 位 置 する 須 賀 川 南 部 工 業 団 地 は 産 業 の 拠 点 として 整 備 されていま 阿 武 隈 川 唯 一 の 滝 である 乙 字 ヶ 滝 や 石 像 双 式 阿 弥 陀 三 尊 来 迎 供 養 塔 をはじめ 多 くの 文 化 財 や 史 跡 等 の 観 光 資 源 がありま 質 の 高 い 農 産 品 をより 多 くの 人 に 消 費 してもらうため 地 産 地 消 を 進 める 拠 点 づくりを 目 指 しま 地 区 内 の 観 光 資 源 を 活 用 し 地 区 の 活 性 化 を 図 りま 子 どもから 高 齢 者 まで 住 みやすい 地 区 づくりを 進 めるため 安 全 安 心 で 良 好 な 生 活 環 境 の 整 備 を 進 めま 乙 字 ヶ 滝 などの 観 光 資 源 を 活 用 した 活 気 のある 地 区 質 の 高 い 農 業 産 品 を 供 給 する 市 街 地 に 隣 接 する 農 業 環 境 が 整 った 地 区 豊 かな 田 園 環 境 に 囲 まれた 住 みやすい 地 区 3.まちづくりの 整 備 方 針 土 地 利 用 ( 市 街 化 区 域 ) 南 部 工 業 団 地 は 工 業 拠 点 として 生 産 環 境 の 維 持 向 上 を 図 りま ( 市 街 化 調 整 区 域 ) 牡 丹 台 ニュータウンのように 整 備 された 住 宅 地 については 良 好 な 住 環 境 を 維 持 保 全 しま 阿 武 隈 川 西 部 に 広 がる 優 良 農 地 と 農 村 集 落 を あわせて 田 園 集 落 地 とし 集 落 地 の 生 活 環 境 の 維 持 向 上 に 努 め 無 計 画 な 集 落 の 拡 大 拡 散 を 防 ぎま 農 業 基 盤 が 整 備 された 優 良 農 地 について は 良 好 な 営 農 環 境 の 維 持 保 全 に 努 めま 道 路 交 通 国 道 118 号 都 市 計 画 道 路 福 島 空 港 線 辰 ノ 口 前 田 川 線 が 整 備 されていま 今 後 は 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りながら 道 路 や 沿 道 環 境 の 維 持 管 理 に 努 めま 生 活 に 密 着 した 生 活 道 路 については 高 齢 者 や 子 どもたちをはじめとする 歩 行 者 の 安 全 を 確 保 するため 歩 道 の 設 置 コミュニティ 道 路 として の 整 備 及 び 緊 急 車 両 に 対 応 した 適 切 な 幅 員 の 確 保 を 地 区 住 民 と 協 力 して 必 要 な 対 応 を 図 りま 高 齢 者 や 子 どもなどの 交 通 弱 者 の 移 動 手 段 を 確 保 するため 既 存 バス 路 線 の 運 行 状 況 を 踏 まえ 住 民 の 意 見 を 聞 きながら 乗 合 タクシーの 運 行 維 持 に 努 めま 公 園 緑 地 子 どもたちが 安 心 して 遊 んだり 高 齢 者 が 使 用 できる 広 場 や 身 近 な 公 園 等 を 利 用 者 である 地 区 住 民 が 主 体 的 に 維 持 管 理 運 営 等 ができるよう 支 援 しま 浜 尾 遊 水 地 は 自 然 環 境 学 習 や 市 民 の 憩 いの 場 としての 活 用 について 市 民 ボランティア 団 体 関 係 機 関 等 と 連 携 して 検 討 しま 環 境 景 観 地 区 の 東 側 を 阿 武 隈 川 が 流 れる 田 園 地 帯 であ り 豊 かな 自 然 環 境 が 残 っていま 今 後 は 在 来 種 の 動 植 物 の 保 全 を 図 り 市 民 ボランティア 団 体 環 境 機 関 等 が 協 力 して 子 どもたちが 自 然 を 学 べる 環 境 づくりを 検 討 しま 阿 武 隈 川 には 乙 字 ヶ 滝 があることから 美 しい 景 観 を 保 全 し 河 川 沿 いについても 景 観 向 上 を 図 りま 58
災 害 対 策 少 子 化 高 齢 化 が 進 んでおり 地 域 防 災 力 に 課 題 があるため 日 常 における 地 区 住 民 間 での 協 力 連 携 の 強 化 等 により 安 心 して 暮 らせる 地 区 を 目 指 しま 地 域 活 動 その 他 地 区 住 民 は 草 刈 りや 公 園 等 に 草 花 を 植 えるな ど 地 区 の 環 境 維 持 に 努 めていま 今 後 も 地 区 住 民 が 協 力 して 行 う 環 境 維 持 や 防 犯 活 動 等 に ついて 協 働 により 推 進 しま 浜 田 地 区 ま ち づ く り 方 針 図 自 然 環 境 学 習 や 市 民 の 憩 いの 場 として 活 用 優 良 農 地 の 保 全 将 来 交 通 需 要 を 考 慮 し 整 備 計 画 を 検 討 バスの 運 行 状 況 を 踏 まえ 新 たな 公 共 交 通 システムの 導 入 などを 検 討 生 産 環 境 の 維 持 向 上 郊 外 住 宅 地 の 良 好 な 住 環 境 の 維 持 保 全 59