平 成 25 年 度 教 育 懇 談 会 講 演 要 旨 気 づいていますか? 子 どものSOSを 平 成 26 年 2 月 26 日 板 橋 区 教 育 委 員 会 指 導 室 学 校 相 談 員 田 中 秋 夫 理 想 は いじめを 克 服 する 力 を 身 につけさせること しかし 小 さな 子 どもにそれを 望 むことは 酷 であり 周 りの 友 達 や 大 人 の 力 が 必 要 となる いじめによる 死 など 悫 しすぎる 事 態 を 避 けるために 大 人 はどうあ るべきかを 考 える 1.START( 学 校 問 題 緊 急 対 応 チーム)とは( 田 中 学 校 相 談 員 はSTARTに 在 籍 ) スクール トラブル アクシデント レスキュー チーム 教 育 委 員 会 指 導 室 内 にある 組 織 で 主 に 電 話 による 相 談 や 苦 情 を 受 け 学 校 と 連 携 して 早 期 に 解 決 を 図 る 機 関 平 日 の 午 前 9 時 から 午 後 5 時 まで 受 付 TEL3579-2664 板 橋 区 の 小 中 学 校 の 退 職 校 長 からなる4 名 チーム < 主 な 相 談 内 容 > 保 護 者 等 からのいじめ 丌 登 校 学 習 面 などの 相 談 保 護 者 等 からの 学 校 や 担 任 などへの 苦 情 学 校 からの 事 件 事 敀 の 報 告 緊 急 な 対 応 への 相 談 など < 相 談 件 数 > 平 成 24 年 度 1100 件 平 成 25 年 度 1189 件 (1 月 末 現 在 ) 内 いじめに 関 する 相 談 は91 件 2. 講 演 者 の 前 歴 小 学 校 は 志 村 第 二 小 学 校 中 学 校 は 志 村 第 一 中 学 校 を 卒 業 文 京 区 で 教 師 になり 北 区 板 橋 区 立 の 小 学 校 で 教 諭 教 頭 校 長 を 経 験 ( 教 諭 高 島 第 四 小 教 頭 中 台 小 校 長 桜 川 小 弥 生 小 若 葉 小 板 十 小 成 増 ケ 丘 小 ) 3.いじめの 体 験 教 諭 時 代 6 年 生 を 担 任 していた 時 に 私 自 身 が 児 童 からのいじめを 経 験 き っ か け 女 子 児 童 7 人 組 の 中 で 一 人 の 子 がトイレの 個 室 で 放 課 後 水 をかけられていたのを 助 け たつもりが 私 自 身 がいじめの 対 象 に いじめ 行 動 先 生 と 呼 ばない 名 前 を 呼 ばれても 返 事 をしない 傍 に 来 たらわざとらしくよける 40 名 の 学 級 で 男 の 子 や 他 の 女 子 とはよい 関 係 にあったが その7 人 の 存 在 が 非 常 に 大 きく 感 じられ 毎 日 が 苦 痛 だった プライドがあり 誰 にも 相 談 できなかった 最 初 は 高 圧 的 に 従 わせようとしたがうま くいかなかった 徹 底 的 やさしさ 作 戦 に 方 針 を 転 換 半 年 後 その 子 が 先 生 あっ 言 っちゃった いいやもう と 普 通 に 話 しかけてくれたことから 関 係 が 修 復 された 子 どもたちもきっかけを 探 していた 私 の 信 念 小 学 生 に 悪 いことをしてしまう 子 はいるが 悪 い 子 はいない 悪 い 子 というレッテルを 自 分 の 中 で 張 ってしまったら 何 とかしようという 気 持 ちがあきらめへと 変 わ ってしまう レッテルを 貼 られたらよくなろうとする 気 持 ちは 薄 れてしまう 教 職 生 活 38 年 悪 い 子 には 一 人 も 出 会 っていない -1-
4.いじめの 定 義 いじめ 防 止 対 策 推 進 法 (25 年 6 月 成 立 ) 児 童 等 に 対 して 当 該 児 童 等 が 在 籍 する 学 校 に 在 籍 している 等 当 該 児 童 等 と 一 定 の 人 間 関 係 にある 他 の 児 童 等 が 行 う 心 理 的 又 は 物 理 的 な 影 響 を 与 える 行 為 (インターネットを 通 じて 行 われるものを 含 む)であって 当 該 行 為 の 対 象 となった 児 童 等 が 心 身 の 苦 痛 を 感 じているものをいう 要 は 被 害 にあっている 子 が 肉 体 的 な 苦 痛 や 精 神 的 に 嫌 な 思 いを 感 じる 行 為 を いじめ という 加 害 者 側 の 理 由 は 問 題 にしていないということ 5.いじめの 態 様 冷 やかしやからかい 悪 口 や 脅 し 文 句 蔭 口 など 嫌 なことを 言 われる デブ ちび ババア バカ アホ クズ うざい 使 えねえ 消 えろ 死 ね などの 暴 言 傷 つくような 内 容 の 手 紙 を 回 される 中 学 校 ではインターネット(LINEなど) 仲 間 はずれ 集 団 による 無 視 (シカト)をされる LINEで 返 信 が 遅 れたりすると 使 えねえ 返 信 しないと 死 んだ になる 授 業 中 でもスマートフォンを 手 離 せない 子 がいる わざとぶつかられたり 遊 ぶふりをして 叩 かれたり 蹴 られたりする 金 品 をたかられる 持 ち 物 を 隠 されたり 盗 まれたり 壊 されたり 捨 てられたりする 嫌 なことや 恥 ずかしいこと 危 険 なことをされたり させられたりする パソコンや 携 帯 電 話 スマートフォン 等 で 誹 謗 中 傷 や 嫌 なことをされる (LINE 等 ) 文 字 によるメッセージは 会 話 と 違 って 相 手 の 感 情 などが 分 かりにくく 誤 解 を 招 きやすい スマートフォンは 写 真 合 成 もできる それをLINEで 送 るなど 平 成 25 年 2 月 の 都 教 委 調 査 結 果 ( 都 内 公 立 学 校 の9300 人 が 対 象 ) いじめられた 経 験 がある 66% 誰 にも 相 談 しなかった 45% 理 由 被 害 が 悪 化 するから 75% 誰 かに 言 っても 解 決 しないから 56% いじめが 増 えるのは 小 5 中 1 高 1が 多 いといわれている 相 談 先 としては 保 護 者 友 達 先 生 の 順 平 成 25 年 12 月 の 文 科 省 の 調 査 で 国 公 私 立 の 小 中 高 校 でいじめが 把 握 された 件 数 平 成 24 年 度 70,200 件 平 成 25 年 度 198,000 件 2.8 倍 岩 手 宮 城 福 島 では 前 年 度 比 較 で4~6 倍 に 増 えている いじめとストレスの 関 係 が 読 み 取 れる ストレスが 多 くなるといじめは 増 える コミュニケーションテクニック 伝 聞 の 力 例 ) パパがね 最 近 ママの 料 理 一 段 と 美 味 しくなったなって 言 ってたよ 直 接 言 われると 何 か 怪 しいぞ と 疑 うかも 伝 聞 として 伝 わると 素 直 に 聞 くことができる 兄 弟 がいる 場 合 は 下 の 子 からの 伝 聞 により 褒 めるなど テクニックを 活 用 してみるのもいいかも お 兄 ちゃん 勉 強 頑 張 ったから2 学 期 の 成 績 がグンと 上 がったよ すごいね お 兄 ちゃん -2-
6.いじめの 構 造 被 害 者 加 害 者 観 衆 傍 観 者 ボス 型 と 非 ボス 型 うちの 子 はいじめられていないだろうか と 心 配 しがちだが 圧 倒 的 にいじめている 方 の 人 数 が 多 い ことに 注 目 被 害 者 は1 人 (2 人 以 上 だったらいじめられない)であるのに 対 し 加 害 者 は 必 ず 複 数 仲 間 を 引 き 込 み 俺 だけじゃないんだ と 自 己 の 行 為 を 正 当 化 しようとする 被 害 者 次 々に 代 わる 場 合 もある 加 害 者 ボス 型 と 非 ボス 型 がある ボスは 直 接 手 を 下 さない 場 合 が 多 い 観 衆 直 接 手 は 下 さないが 面 白 がって 見 ている 傍 観 者 何 もしないが 暗 黙 の 了 解 を 不 えている 被 害 者 から 見 ると 加 害 者 観 衆 傍 観 者 の 全 員 が 加 害 者 である つまり 学 級 や 部 活 塾 やスポーツクラブなどの 集 団 で いじめが 発 生 した 時 は 全 員 が 関 係 者 なん だ という 認 識 が 必 要 私 はやっていないから 関 係 ない は 通 用 しない 被 害 者 は 家 族 や 先 生 になかなか 相 談 しない 自 分 の 弱 さを 恥 じる 気 持 ちがある( 自 殺 してしまう 子 の 心 理 ) 被 害 者 が 加 害 者 になると 怖 い(どうされると 一 番 嫌 かを 知 っている) 私 の 考 え いじめ 以 外 で 自 殺 する 子 どもはいない 高 学 年 の 子 を 担 任 した 時 には いじめはかっこ 悪 いからやめろ かっこいいのは 何 気 なく 助 けてあげ ることだよ と 言 っていた 子 どもたちに 行 動 目 標 を 示 してあげることが 大 事 7.いじめ 防 止 と 家 庭 の 役 割 1)いじめを 生 まない 土 壌 づくり 明 るく 何 でも 話 せる 雰 囲 気 作 り 笑 いが 多 い 家 族 いじめの 背 景 にはストレスがある ストレスをため 込 まないような 環 境 づくり やりたくない 習 い 事 親 の 過 剰 な 期 待 普 段 から いじめは 絶 対 にいけない 行 為 だと 印 象 付 ける 会 話 兄 弟 姉 妹 を 公 平 に 扱 う 兄 弟 げんかの 時 に お 兄 ちゃんだから 我 慢 しなさい では 下 の 子 に 対 する 優 しさは 生 まれない -3-
私 は 学 校 で 子 ども 同 士 のけんかがあった 時 には どっちかが 全 部 正 しくて どっちかが 全 部 悪 い ということはないんだよ 相 手 の 悪 いところを 言 いあうのではなくて 自 分 が 悪 かったと 思 うところ だけ 謝 ったら と 言 っていた 子 どもは う~ん と 考 えて A 最 初 に 悪 口 を 言 ってごめん B 僕 も 叩 いてしまってごめん 私 そうか じゃあ 握 手 だ よし 遊 んで 来 い となる 叱 ることの 多 い 親 に 子 どもは 心 を 開 かない 普 段 から 子 どもの 言 葉 をよく 聞 いてあげることが 大 事 丌 満 がたまると 悪 い 言 葉 を 発 するようになる お 母 さん(お 父 さん) その 言 葉 嫌 いだな と 悫 しげに 言 い それ 以 上 何 も 言 わなくてよい こういう 言 葉 を 使 うと 親 を 悫 しませるし 構 ってもらえない ということを 学 ぶ 2) 心 の 通 う 対 人 関 係 いじめの 起 こらないクラスは とにかく 明 るく 失 敗 も 責 めない 助 け 合 う 担 任 と 子 どもたちの 信 頼 関 係 が 確 立 している 家 族 一 人 一 人 のよいところを 認 め 合 う 会 話 失 敗 してもすぐに 許 しあえる 雰 囲 気 日 ごろから 人 や 家 族 に 感 謝 する 言 葉 を 意 識 して 使 う 親 の 電 話 を 子 どもはよく 聞 いている( 担 任 や 他 の 親 姑 の 悪 口 等 ) 3) 社 会 性 のある 大 人 への 育 み 社 会 のマナーをその 都 度 教 える できれば 理 由 も 伝 える 学 校 は 社 会 への 教 習 所 学 校 のきまりも 大 事 に 守 らせる 私 は 人 を 傷 つけて 平 気 な 小 学 生 に 出 会 ったことがない その 子 自 身 が 大 きく 傷 つき ストレスの 塊 と なっている 子 には たくさん 出 会 ってきた どうしてそうなってしまうのだろうか? ある 学 校 で6 年 生 の 優 等 生 男 子 が 担 任 の 女 の 先 生 を 殴 ったことがあった そのことを 母 親 に 伝 えると 殴 らせるようなことをしたからです うちの 子 は 悪 く ない とのこと その 子 は 中 学 生 になって 母 親 に 暴 力 をふるうようになった 言 い 分 は 殴 らせるような 嫌 なことを 言 ったからだ -4-
8.いじめの 早 期 発 見 早 期 対 応 1)いじめに 関 するチェックカード 最 近 目 立 つ 様 子 について 当 てはまる 当 てはまらない を 1. 学 校 でのことを 全 然 話 さなくなった 逆 に 突 然 いっぱい 話 すようになった( ) 2.ある 特 定 の 子 の 悪 口 をよく 言 うようになった( ) 3. 文 房 具 等 の 持 ち 物 がよくなくなる( ) 4. 自 分 の 物 でない 物 を 持 って 帰 ってくる( ) 5. 食 欲 がない 様 子 が 見 られる( ) 6. 物 思 いにふける( 考 え 事 をしている) 様 子 が 増 えた( ) 7. 休 みの 日 や 学 校 から 帰 ってから 外 に 遊 びに 行 かなくなった( ) 8. 自 分 の 持 ち 物 の 片 づけができない 物 を 乱 雑 に 扱 う( 大 事 にしない)( ) 9. 朝 頭 が 痛 い お 腹 が 痛 いと 言 って 学 校 に 行 きたがらない( ) 10. 短 気 になって 母 に 反 抗 したり 物 に 当 たったりするようになった( ) このほかにも メールが 来 ても 親 の 前 で 見 なくなり 電 話 にも 出 ない 朝 トイレに 入 るとな かなか 出 てこない 成 績 が 急 に 下 がった 体 に 親 が 知 らないアザや 傷 があった などの 兆 候 に 気 をつける 3つ 以 上 がついたら 明 日 すぐに 担 任 の 先 生 に 相 談 を STARTでも 相 談 を 受 付 TEL3579-2664 2)いじめ 調 査 板 橋 区 教 育 委 員 会 では いじめはどの 子 にも どの 学 校 でも 起 こりうるものである という 認 識 に 立 ち いじめ0を 目 指 す ではなく いじめ 見 适 し0 を 目 標 に 掲 げて 学 校 を 指 導 している 毎 学 期 いじめに 関 する 調 査 を 子 ども 向 け 教 師 向 けに 行 い 早 期 発 見 に 努 めている 高 学 年 や 中 学 生 はなかなか 自 分 はいじめられている とは 書 けないが 傍 観 者 の 子 から あまりに もひどい との 情 報 が 出 て いじめを 発 見 できることもあるので 有 効 教 師 も 油 断 することなく 日 ごろから いじめは 起 こりうる という 気 持 ちで 子 どもたちの 様 子 を 見 ることができるようになる 平 成 25 年 7 月 の 国 立 教 育 政 策 研 究 所 のいじめ 追 跡 調 査 によると 小 4から 中 2までの6 年 間 で 被 害 経 験 を 全 く 持 たなかった 子 1 割 加 害 経 験 を 全 く 持 たなかった 子 1 割 つまり 入 れ 替 わり 経 験 している 3) 教 師 の 悪 い 癖 私 の 経 験 からも 言 えることだが 教 師 には 邪 魔 なプライドがあって 自 分 のクラスからいじめが 発 生 するのは 恥 ずかしい 何 とか 他 に 知 られないうちに 自 分 で 解 決 しよう と 焦 る 今 のいじめは 一 人 では 解 決 できない 組 織 で 真 剣 に 取 り 組 む 必 要 がある -5-
4) 保 護 者 に 願 う 子 ども 同 士 のトラブルで 物 隠 しや 中 傷 といったいじめの 事 件 が 発 生 した 場 合 学 校 では 一 人 ひとり から 話 をよく 聞 いて 教 師 が 間 に 入 って 仲 直 りなどの 解 決 を 図 っている しかし 興 奮 した 親 御 さんが 絶 対 許 せない 登 校 させない などのため 丌 登 校 になる 事 例 がかなり 多 くある 私 は お 子 さんの 気 持 ちはどうなのですか? と 聞 くようにしている 子 どもの 様 子 がおかしい という 変 化 に 気 付 いた 時 には すぐに 担 任 や 相 談 しやすい 学 校 職 員 に 相 談 し ていただきたい 何 事 もなかったらそれでよい 親 が あの 子 と 遊 んじゃダメ と 言 う 場 合 がある 子 どもは 親 公 認 でいじめをする わが 子 を 守 る という 意 識 は 大 事 だからと 言 って ずっと 大 人 になるまで 守 ることはできない 加 害 者 や 学 校 を 責 めるより 今 いるわが 子 を 強 い 子 に 育 てようと 思 うかどうかが 大 事 そのために 親 が 背 中 に 隠 してしまうのではなく 尐 し 背 中 を 押 してあげることが 必 要 父 親 に 多 い やられたらやり 返 せ いじめの 連 鎖 を 呼 ぶ やり 返 せない 子 は どうしたらよいかまた 悩 む 私 が いい 子 に 育 っているな と 感 心 した 例 板 橋 区 の6 年 生 女 子 がクラスの 子 たちから 言 葉 による 暴 力 を 受 け 父 親 は 言 い 返 したら と 言 った 尐 女 は 言 っている 子 はそういう 子 だと 思 っているから 言 われても 無 視 している 他 に 友 達 がいるから 大 丈 夫 だよ と 言 った 5) 学 校 と 家 庭 の 連 携 連 携 は 信 頼 関 係 なくしてできないが 初 めから 信 頼 関 係 など 築 けるものではない できる 範 囲 で 学 校 の 教 師 校 長 副 校 長 と 日 ごろから 会 話 ができる 関 係 を 努 めて 作 っていただくことが 何 かあった 時 の 連 携 につながる( 例 : 学 校 行 事 に 参 加 保 護 者 会 に 参 加 委 員 を 引 き 受 けるなど) このことは 保 護 者 同 士 の 間 でも 言 えること 相 談 として 学 校 への 丌 満 丌 信 が 多 く 寄 せられるが 情 報 源 がわが 子 からだけという 例 が 多 い 子 どもは 自 分 に 都 合 の 悪 いことは 親 には 話 さない ので とにかく 学 校 ( 担 任 校 長 副 校 長 など) とよく 話 し 合 ってみていただきたい 小 学 校 と 中 学 校 との 連 携 がうまくとれた 例 中 1 男 子 が 登 校 時 に 下 を 向 いてとぼとぼと 歩 いていたのを 小 学 校 ( 卒 業 校 )の 校 長 ( 私 )が 発 見 私 君 いじめに 合 っているのか 否 定 しない 進 学 した 中 学 校 の 副 校 長 へ 連 絡 次 の 朝 友 達 と 二 人 でにこやかに 登 校 普 段 から 学 校 同 士 で 交 流 をもっていたことが 功 を 奏 した 最 後 に いじめは 人 間 本 来 潜 在 的 にあるもの と 考 える 自 分 と 違 う 異 端 を 排 斥 する 心 理 持 っている 者 に 対 する 嫉 妬 生 活 環 境 のストレスなど 形 は 様 々だ が どの 子 にも 大 人 の 中 にもあるもの それが 何 らかの 形 で 表 れてきたものが いじめ であり いつどこで 出 るかわからず 全 くなくすこ とはできないもの 出 てしまわないように 教 育 ( 学 校 教 育 家 庭 教 育 ) という 力 で 予 防 すること 出 た 時 には 多 くの 良 心 的 力 で 平 常 に 戻 すことが 大 切 -6-