と 確 申 告 8-5 複 数 の 証 券 会 社 で 源 泉 徴 収 を 開 設 している 場 合 の 損 益 通 算 の 方 法 における 株 式 債 券 投 資 信 託 と 税 金 源 泉 徴 収 と 確 申 告 源 泉 徴 収 の 場 合 内 の 譲 するか 否 かは 1つの ごとに 選 渡 益 については 確 申 告 は 不 要 です 択 することができます つまり 投 資 家 が 内 の 取 引 を 確 ただし 源 泉 徴 収 の 場 合 でも 次 申 告 しなければ 源 泉 徴 収 だけで 納 税 のケースでは 確 申 告 を 行 う 必 要 があ が 完 了 するわけです いくつかの 証 券 会 ります( を 利 用 している 場 合 の 社 などに を 開 設 している 場 合 確 申 告 については 次 の 簡 易 申 告 源 泉 徴 収 内 の 取 引 について 確 申 告 と 確 申 告 の 項 を 参 照 してください) 1 源 泉 徴 収 の 譲 渡 益 を 他 の の 譲 渡 損 と 通 算 する 場 合 2 源 泉 徴 収 の 譲 渡 損 を 他 の の 譲 渡 益 や 上 場 株 式 等 の 配 当 等 と 通 算 する 場 合 3 源 泉 徴 収 の 譲 渡 損 を 他 の の 譲 渡 益 や 上 場 株 式 等 の 配 当 等 と 通 算 した 後 なお 残 る 損 失 を 翌 年 に 繰 り 越 す 場 合 4 前 年 以 前 から 繰 り 越 された 譲 渡 損 を 控 除 する 場 合 私 は A 証 券 会 社 とB 証 券 会 社 に 開 設 した 源 泉 徴 収 で 上 場 株 式 の 配 当 を 受 け 取 っています A 証 券 会 社 の 源 泉 徴 収 で 上 場 株 式 の 配 当 と 通 算 し 控 除 しきれない 譲 渡 損 があるため B 証 券 会 社 の 源 泉 徴 収 で 受 け 入 れた 上 場 株 式 の 配 当 と 損 益 通 算 したいのですが 確 申 告 を 行 う 必 要 がありますか? 源 泉 徴 収 における 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 と 上 場 株 式 の 配 当 や 公 募 株 式 投 資 信 託 の 収 益 の 分 配 金 との 損 益 通 算 は 当 該 で のみ 行 えます したがって A 証 券 会 社 の 源 泉 徴 収 にある 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 とB 証 券 会 社 の 源 泉 徴 収 にある 上 場 株 式 の 配 当 との 損 益 通 算 を 行 う 場 合 には 確 申 告 を 行 う 必 要 があ ります なお 源 泉 徴 収 以 外 で 受 け 取 った 上 場 株 式 の 配 当 や 公 募 株 式 投 資 信 託 の 収 益 の 分 配 金 は 各 銘 柄 の1 回 ごとの 配 当 について 申 告 するか しないかを 選 択 することができま す 一 方 源 泉 徴 収 で 受 け 入 れた 上 場 株 式 の 配 当 については 当 該 で 受 け 入 れた 配 当 の 全 額 につい て 申 告 するかしないかを 選 択 しな ければなりません 源 泉 徴 収 に 配 当 等 が 受 け 入 れられている 場 合 源 泉 徴 収 に 配 当 等 が 受 け 入 れられ ている 場 合 年 間 取 引 報 告 書 に は 譲 渡 損 益 と 配 当 等 の 両 方 が 記 載 されて います 確 申 告 の 際 には 原 則 として 譲 渡 益 と 配 当 それぞれについて 確 申 告 するか 申 告 不 要 とするかを 選 ぶことがで きます ただし 源 泉 徴 収 内 の 譲 渡 損 益 が マイナスの 場 合 すなわち 譲 渡 損 が 発 生 している 場 合 は その 譲 渡 損 について 確 申 告 するならば 必 ず 配 当 等 について も 申 告 しなければなりません これは 源 泉 徴 収 内 で 既 に 譲 渡 損 と 配 当 等 の 損 益 通 算 が 行 われているた め 配 当 等 について 源 泉 徴 収 が 行 われて いない 場 合 があるからです 源 泉 徴 収 に 配 当 等 を 受 け 入 れた 場 合 の 確 申 告 の 有 無 の 組 合 せ 配 当 等 配 当 等 譲 渡 損 益 がプラスの 場 合 譲 渡 損 益 がマイナスの 場 合 申 告 する 申 告 しない 申 告 する 申 告 しない 申 告 する 申 告 する 譲 渡 益 譲 渡 損 申 告 しない 申 告 しない この 組 み 合 わせの 申 告 が 可 能 この 組 み 合 わせの 申 告 は 不 可 210 211
における 株 式 債 券 投 資 信 託 と 税 金 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 と 配 当 等 の 損 益 通 算 の 例 1 源 泉 徴 収 内 の 譲 渡 損 を 申 告 不 要 とする 場 合 2 源 泉 徴 収 内 の 譲 渡 損 を 申 告 する 場 合 ( 配 当 との 損 益 通 算 なし) 配 当 100 ( 通 算 ) 申 告 をする 場 合 は 所 得 金 額 を 通 算 前 にリセットして 計 算 しなおします 3 源 泉 徴 収 内 の 譲 渡 損 を 申 告 する 場 合 ( 配 当 との 損 益 通 算 あり) 譲 渡 損 210 譲 渡 益 60 配 当 100 譲 渡 損 10 ( 通 算 2) 譲 渡 損 210 ( 通 算 1) 譲 渡 益 60 申 告 をする 場 合 は 所 得 金 額 を 通 算 前 にリセットして 計 算 しなおします 譲 渡 益 200 配 当 50 譲 渡 損 150 簡 易 申 告 と 確 申 告 投 資 家 が 確 申 告 書 を 提 出 する 際 に 金 額 の 計 算 明 細 書 には と 一 般 は 譲 渡 損 益 の 計 算 の 明 細 を 明 らかにす の 株 式 等 の 譲 渡 に 係 る 金 額 を 合 算 し るため 申 告 書 に 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 て 記 載 し 内 の 上 場 株 式 等 の 譲 得 等 の 金 額 の 計 算 明 細 書 などを 添 付 す 渡 に 関 する 事 項 は 年 間 取 引 報 告 書 を 添 る 必 要 があります しかし 以 付 す る こ と に よ り 記 載 が 不 要 と な り ま す 外 で 株 式 等 の 譲 渡 が 無 い 場 合 は 年 間 取 なお が 複 数 ある 場 合 は 各 引 報 告 書 を 添 付 することで 株 式 等 に の 年 間 取 引 報 告 書 に 加 え その 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 の 計 算 明 細 書 の 合 計 表 を 添 付 する 必 要 があります 添 付 に 代 えることが 認 められています 確 申 告 書 を 国 税 電 子 申 告 納 税 システ これにより 年 間 取 引 報 告 書 に 記 載 され ム(e-Tax)で 提 出 する 場 合 は 年 間 取 ていた 金 額 をそのまま その 年 の 株 式 等 引 報 告 書 の 提 出 に 代 えて 記 載 内 容 を 入 力 の 譲 渡 損 益 として 申 告 することが 可 能 と 送 信 することができます この 場 合 確 なり 投 資 家 は 計 算 にかかる 事 務 負 担 な 申 告 期 限 から5 年 間 ( 平 成 23 年 12 月 どを 負 うことなく 比 較 的 簡 単 に 確 申 1 日 以 前 の 法 申 告 期 限 のものは3 年 告 を 行 うことができます 間 ) 年 間 取 引 報 告 書 を 手 元 に 保 存 して 以 外 にも 株 式 等 の 譲 渡 益 があ おく 必 要 があります る 場 合 には 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 内 の 譲 渡 損 失 に 繰 越 控 除 を 適 用 する 場 合 の 手 続 き 上 場 株 式 等 の 譲 渡 により 生 じた 損 失 で の 確 申 告 書 には その 年 に 譲 渡 があれ 他 の 株 式 等 の 譲 渡 益 および 申 告 分 離 課 税 ば 上 記 2つの 書 類 を 添 付 し その 年 に 株 を 選 択 した 上 場 株 式 等 の 配 当 等 から 控 除 式 等 の 譲 渡 がなければ 付 表 のみを 添 付 しきれなかった 額 は 翌 年 以 降 最 長 3 年 します 間 繰 り 越 すことができます 内 一 の 内 の 取 引 について 繰 越 控 で 生 じた 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 について 除 の 適 用 を 受 ける 際 に 年 間 取 引 報 告 書 も 繰 越 控 除 の 適 用 を 受 けることができま を 譲 渡 損 失 が 発 生 した 年 または 繰 越 控 除 す の 適 用 を 受 ける 年 の 確 申 告 書 に 添 付 し 繰 越 控 除 の 適 用 を 受 けるためには 譲 た 場 合 は その 年 間 取 引 報 告 書 に 記 載 さ 渡 損 失 が 発 生 した 年 の 確 申 告 書 に 株 れている 事 項 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 の 計 算 明 細 等 の 金 額 の 計 算 明 細 書 に 記 載 したもの 書 と 所 得 税 及 び 復 興 別 所 得 税 の 確 とみなされます したがって 株 式 等 の 申 告 書 付 表 ( 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 損 取 引 が 内 のみの 場 合 は 年 間 取 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 用 ) ( 以 下 引 報 告 書 と 付 表 を 添 付 すれば 済 むことに 付 表 )を 添 付 します 繰 越 控 除 を 行 う 年 なります 212 213
における 株 式 債 券 投 資 信 託 と 税 金 資 本 の 払 戻 しがあった 場 合 の 申 告 方 法 会 社 法 では 株 主 に 対 する 金 銭 等 の 分 配 は 全 て 剰 余 金 の 配 当 となります 一 方 税 法 では 資 本 の 払 戻 し に 当 たるもの( 資 本 剰 余 金 からの 配 当 )のう ち みなし 配 当 の 金 額 取 得 価 額 を 控 除 した 後 の 金 額 が 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 とみなされます 控 除 する 取 得 価 額 は 当 該 株 式 の 従 前 の 取 得 価 額 の 合 計 額 に 発 行 会 社 から 通 知 される 純 資 産 減 少 割 合 を 乗 じて 算 出 します 資 本 の 払 戻 しがあった 場 合 は 次 の 算 式 により 以 後 の 取 得 価 額 を 調 整 します 調 整 後 取 得 価 額 = 従 前 の 取 得 価 額 ( 従 前 の 取 得 価 額 純 資 産 減 少 割 合 ) ただし 資 本 の 払 戻 しによる 金 銭 等 の 交 付 は 直 接 株 主 に 対 して 行 われるため を 管 理 する 証 券 会 社 などは 金 額 を 把 握 することができません したが って 資 本 の 払 戻 しに 伴 って 発 生 した 当 該 譲 渡 所 得 等 は 内 の 上 場 株 式 に 係 るものについても 一 般 における 譲 渡 所 得 等 とみなされ 原 則 として 確 申 告 が 必 要 になります(くわしくは102ページおよび 国 税 庁 平 成 19 年 1 月 31 日 資 産 課 税 課 情 報 第 5 号 個 人 株 主 に 対 して 資 本 の 払 戻 し( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 )があった 場 合 における 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 取 得 価 額 の 調 整 等 について( 情 報 ) を 参 照 ) と 配 偶 者 控 除 等 の 関 係 私 は 専 業 主 婦 で 夫 の 納 税 額 の 計 算 において 配 偶 者 控 除 の 対 象 者 となっています 内 の 上 場 株 式 等 を 譲 渡 したことにより 50 万 円 の 譲 渡 益 が 出 ましたが 配 偶 者 控 除 の 対 象 者 から 外 れてしまうのでしょうか? では 源 泉 徴 収 を 選 択 しています このケースでは 確 申 告 をしなければ 配 偶 者 控 除 の 対 象 からは 外 れません 配 偶 者 控 除 の 対 象 となるのは 合 計 所 得 金 額 (39 ページCheck Point!を 参 照 )が38 万 円 以 下 の 配 偶 者 ですが 源 泉 徴 収 で 生 じた 譲 渡 所 得 等 について 確 申 告 をしないものは 譲 渡 を 行 った 投 資 家 の 合 計 所 得 金 額 には 含 ま ない 取 扱 いとなっているためです 一 方 簡 易 申 告 で 生 じた 上 場 株 式 等 の 譲 渡 所 得 等 については 確 申 告 を 行 うため 合 計 所 得 金 額 に 含 まれることとなります そのため 配 偶 者 の 合 計 所 得 金 額 が38 万 円 を 超 えると 配 偶 者 控 除 の 対 象 から 外 れ てしまいます そのほか 合 計 所 得 金 額 が 一 額 以 下 であることを 適 用 条 件 としている 配 偶 者 別 控 除 扶 養 控 除 寡 婦 ( 寡 夫 ) 控 除 住 宅 ローン 減 税 等 に 関 しては 上 場 株 式 等 の 譲 渡 所 得 等 が 一 額 を 超 え ると 影 響 が 及 ぶこととなります ちなみに 源 泉 徴 収 を 利 用 し ている 場 合 でも 源 泉 徴 収 内 の 譲 渡 所 得 等 について 確 申 告 を 行 う と その 金 額 が 合 計 所 得 金 額 に 含 ま れることとなりますので 注 意 が 必 要 です また 株 式 譲 渡 益 配 当 の 申 告 に より 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 ) 等 の 社 会 保 険 料 等 にも 影 響 が 及 ぶ 可 能 性 があ ります( 詳 しくは107ページ 株 式 譲 渡 益 配 当 と 社 会 保 険 料 の 関 係 を 参 照 して 下 さい) 管 理 株 式 等 の 価 値 喪 失 に 伴 うみなし 譲 渡 損 の 例 株 式 の 場 合 発 行 会 社 の 倒 産 などにより 株 式 等 が 価 値 を 失 った 場 合 でも 原 則 としてそ の 損 失 は 株 式 等 の 譲 渡 損 失 とはみなされず 株 式 等 の 譲 渡 益 と 通 算 すること ができません しかし で 管 理 されている 国 内 の 上 場 株 式 等 が 発 行 会 社 の 倒 産 などにより 上 場 廃 止 となり その 後 清 算 結 了 等 の 次 の 事 実 が 生 じて 株 式 等 の 価 値 が 喪 失 した 場 合 には 一 の 要 件 の 下 で その 損 失 は 株 式 等 の 譲 渡 損 とみなされます ( 注 ) 清 算 結 了 等 の 事 実 ( 株 式 の 場 合 ) 発 行 会 社 が 解 散 し その 清 算 が 結 了 した 場 合 発 行 会 社 が 破 産 手 続 開 始 の 決 を 受 けた 場 合 発 行 会 社 が 更 生 計 画 の 認 可 を 受 け 発 行 済 株 式 の 全 部 を 無 償 で 消 滅 させた 場 合 発 行 会 社 が 再 生 計 画 の 認 可 を 受 け 発 行 済 株 式 の 全 部 を 無 償 で 消 滅 させた 場 合 預 金 保 険 法 の 規 による 別 危 機 管 理 開 始 決 (いわゆる 銀 行 の 国 有 化 )を 受 けた 場 合 この 例 の 対 象 となるのは で 管 理 されている 上 場 株 式 等 に 限 ら れ 非 上 場 株 式 や に 入 れていない 上 場 株 式 等 は 対 象 となりません 214 215
における 株 式 債 券 投 資 信 託 と 税 金 つまり 同 一 銘 柄 を 一 般 で 保 有 していても 一 般 の 上 場 株 式 等 の 清 算 結 了 等 による 損 失 は 株 式 の 譲 渡 損 とはみなされません 例 の 対 象 となる 株 式 は 次 の 株 式 です を 開 設 する 証 券 会 社 に 開 設 される 管 理 において 上 場 株 式 等 に 該 当 しないこととなった 日 以 後 引 き 続 きその 管 理 に 係 る 振 替 簿 に 記 載 もしくは 記 録 され または 保 管 の 委 託 がされている その 株 式 平 成 21 年 1 月 4 日 において 管 理 株 式 であった 株 式 で 同 年 1 月 5 日 に 管 理 から 払 い 出 された 株 式 (1 月 5 日 以 後 保 有 株 式 と 同 一 銘 柄 の 株 式 を 売 買 していないことなどの 一 の 要 件 を 満 たす 株 式 ) 株 券 電 子 化 が 実 施 された 平 成 21 年 1 月 5 日 以 後 に 上 場 株 式 等 に 該 当 しない こととなった 管 理 株 式 について 例 の 対 象 となるためには 上 記 表 の ように 上 場 株 式 等 に 該 当 しないこととなった 日 以 後 引 き 続 き 管 理 に 係 る 振 替 簿 に 記 載 もしくは 記 録 がされていなければなりません したがって 株 式 が 上 場 廃 止 となり 証 券 保 管 振 替 機 構 における 取 扱 いが 廃 止 された 場 合 には 振 替 簿 に 記 載 もしくは 記 録 されているとはいえず 例 は 適 用 されないことになりますので 注 意 が 必 要 です で 管 れていた 株 式 の 価 失 に 伴 うみなし 譲 渡 損 の 例 社 債 の 場 合 管 理 株 式 等 に 該 当 する 社 債 および 内 で 保 有 している 社 債 につ き 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 清 算 結 了 等 の 次 の 事 実 が 生 じ 公 社 債 としての 価 値 が 喪 失 した 場 合 には 一 の 要 件 の 下 で その 損 失 は( 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 の 義 における) 上 場 株 式 等 の 損 失 とみなされます 清 算 結 了 等 の 事 実 ( 社 債 の 場 合 ) 発 行 会 社 が 解 散 し その 清 算 が 結 了 した 場 合 発 行 会 社 の 破 産 手 続 廃 止 の 決 または 破 産 手 続 終 結 の 決 を 受 け 当 該 社 債 と 同 一 銘 柄 の 社 債 の 債 権 の 全 部 について 弁 済 を 受 けること ができないことが 確 したこと 発 行 会 社 がその 社 債 を 無 償 で 消 滅 させることを めた 更 生 計 画 につ き 認 可 を 受 け 当 該 更 生 計 画 に 基 づき 当 該 社 債 と 同 一 銘 柄 の 社 債 を 無 償 で 消 滅 させたこと 発 行 会 社 がその 社 債 を 無 償 で 消 滅 させることを めた 再 生 計 画 につ き 認 可 を 受 け 当 該 再 生 計 画 に 基 づき 当 該 社 債 と 同 一 銘 柄 の 社 債 を 無 償 で 消 滅 させたこと 申 告 手 続 この 例 の 適 用 を 受 けるためには 清 算 結 了 などの 事 実 が 発 生 した 日 の 属 する 年 の 確 申 告 書 に 例 の 適 用 を 受 ける 旨 を 記 載 のうえ 損 失 の 金 額 の 計 算 に 関 する 計 算 書 などの 必 要 書 類 を 添 付 して 提 出 します ( 注 ) 清 算 結 了 等 の 事 実 が 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 生 じた 場 合 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 の 義 における 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 とみなします 216 217
における 住 民 税 の 取 扱 い 源 泉 徴 収 を 利 用 していますが 住 民 税 についても 確 申 告 は 不 要 と 考 えていいのでしょうか? 源 泉 徴 収 では 住 民 税 も 源 泉 徴 収 ( 別 徴 収 )さ れるため 住 民 税 の 確 申 告 も 不 要 です 一 方 簡 易 申 告 を 利 用 してい る 場 合 には 原 則 として 住 民 税 の 確 申 告 書 の 提 出 が 必 要 となります ( 取 引 のあった 年 の 翌 年 3 月 15 日 ま で) もっとも 所 得 税 および 復 興 別 所 得 税 の 確 申 告 書 を 提 出 してい れば 住 民 税 の 確 申 告 書 の 提 出 が あったものとみなされます この 場 合 提 出 された 確 申 告 書 等 をもと に 市 町 村 が 計 算 した 納 税 額 が 投 資 家 に 通 知 されます 納 税 は 投 資 家 自 身 が 金 融 機 関 等 を 通 じて6 月 8 月 10 月 翌 年 の 1 月 に 納 付 する 普 通 徴 収 の 方 法 によ ります 給 与 所 得 者 の 場 合 は 原 則 として 別 徴 収 されます これは 市 町 村 が 投 資 家 の 勤 務 先 に 所 得 内 容 や 税 額 を 通 知 し 株 式 等 を 譲 渡 した 年 の 翌 年 の6 月 から 翌 々 年 の5 月 ま で 勤 務 先 が 投 資 家 の 給 与 から 住 民 税 を 天 引 きして 納 付 する 方 法 です ただし 主 たる 給 与 以 外 の 所 得 状 況 を 勤 務 先 に 把 握 されたくないのであ れば 確 申 告 書 提 出 の 際 に 普 通 徴 収 による 納 付 を 選 択 できます 218