労 務 管 理 情 報 退 職 時 に 求 められる 主 な 事 務 手 続 き 従 業 員 が 退 職 する 際 には 雇 用 保 険 や 社 会 保 険 をはじめとして 様 々な 手 続 きが 必 要 となります そこで 以 下 では 退 職 時 に 発 行 すべき 書 類 と 退 職 時 の



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平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

波佐見町の給与・定員管理等について

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

Taro-iryouhoken

注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご

平成21年9月29日

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

基発第 号

平成16年度

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

技 能 労 務 職 平 均 年 齢 歳,7 平 均 給 料 月 額 歳 7,,8, 歳,9,57, 7,7 7,9 9,5 - (8,85) (5,) 類 似 団 体 5. 歳 9,8 9, 85, ( 注 ) 平 均 給 料 月 額 とは 平 成 5 年 月 日 現 在 における

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

スライド 1

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

FP知年金_-D-_[本文].indb

一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (4 年 4 月 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 級 級 級 4 級 5 級 号 給 の 給 料 月 額 5, 85,,9,9 89, 最 高 号 給 の 給 料 月 額 4,7 7,8 54,7 88, 4, ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与

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●労働基準法等の一部を改正する法律案

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

賃 金 改 善 の 方 法 等 について ( 問 1) 厚 生 労 働 省 の 説 明 資 料 や 報 道 等 において 15,000 円 という 金 額 が 出 てきているが 15,000 円 を 上 回 る 賃 金 改 善 計 画 を 策 定 しなければ 本 交 付 金 による 助 成 を 受

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

老発第    第 号

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

Taro-H19退職金(修正版).jtd

定款

【労働保険事務組合事務処理規約】

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

調査結果の概要

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

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2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険


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2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

スライド 1

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職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給


Microsoft Word - 通達(参考).doc

(5) 給 与 改 定 の 状 況 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B A-B ( 改 定 率 ) 19 年 度 ( ) 0.0 ( 注 ) 民 間 給 与 公 務 員

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 (3) 支 給 開 始 年 齢 老 齢 基 礎 年 金 は 原 則 として 65 歳 から 受 け 取 ることができます なお 希 望 すれば 60 歳 から 64 歳 の 間 でも 年 齢 に 応 じて 一 定 割 合 を 減 額 された 年 金 を 受 け

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

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Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

事務連絡

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

厚 生 年 金 制 度 及 び 年 金 払 い 退 職 給 付 について 日 本 郵 政 共 済 組 合

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

< F2D8CFA944E8AEE8BE08BC696B195F18D908F B8C816A>

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

1. 任 免 1-1 採 用 ( 試 験 採 用 ) 1 任 免 試 験 採 用 採 用 者 予 定 者 数 報 告 試 験 公 告 任 命 結 果 通 知 書 採 用 予 定 者 数 の 報 告 採 用 説 明 会 の 計 画 実 施 人 事 異 動 対 象 者

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

職員退職手当規程

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

m07 北見工業大学 様式①

被扶養者あり+前納なし

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該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

Transcription:

22011 最 近 年 金 に 関 するトピックスが 相 次 いでいます 現 役 世 代 の1.8 人 が 受 給 世 代 を 支 えてい るので 限 界 に 近 い 受 給 開 始 年 齢 を 現 在 の65 歳 から 引 き 上 げる 必 要 がある 等 ですが 言 え ることは 年 金 だけで 幸 せな 老 後 生 活 を 送 るのは 無 理 になった ということです 自 己 責 任 と いう 言 葉 が 強 くのしかかってきています 退 職 時 に 求 められる 主 な 事 務 手 続 き 重 要 度 が 増 すメンタルヘルス 対 策 ( 事 業 場 内 産 業 保 健 スタッフ 等 によるケア) 今 後 深 刻 な 影 響 が 懸 念 される 中 小 企 業 の 退 職 金 支 払 い 問 題 総 務 担 当 者 がしっかり 理 解 しておきたい 傷 病 手 当 金 の 待 期 期 間 東 京 都 渋 谷 区 代 々 木 5-37-9 N-FLAT202 TEL:03-6412-9323/FAX:03-5454 http://www.okubo-jimusyo.jp/

労 務 管 理 情 報 退 職 時 に 求 められる 主 な 事 務 手 続 き 従 業 員 が 退 職 する 際 には 雇 用 保 険 や 社 会 保 険 をはじめとして 様 々な 手 続 きが 必 要 となります そこで 以 下 では 退 職 時 に 発 行 すべき 書 類 と 退 職 時 の 手 続 きについて 主 なものを 取 り 上 げましょう 1 退 職 証 明 書 解 雇 理 由 証 明 書 従 業 員 が 退 職 する 際 に 以 下 の5つの 事 項 について 証 明 書 を 請 求 したときには 会 社 は 遅 滞 なくこ れを 交 付 する 義 務 があります また 従 業 員 を 解 雇 する 際 従 業 員 が 解 雇 の 理 由 について 証 明 書 を 請 求 したときは これらの 事 項 を 含 めた 証 明 書 を 遅 滞 なく 交 付 する 必 要 があります( 労 働 基 準 法 第 22 条 ) 1 使 用 期 間 2 業 務 の 種 類 3その 事 業 における 地 位 4 賃 金 5 退 職 の 事 由 ( 解 雇 の 場 合 はその 理 由 を 含 む) 2 雇 用 保 険 被 保 険 者 離 職 票 雇 用 保 険 被 保 険 者 である 従 業 員 が 退 職 する 際 会 社 は 被 保 険 者 でなくなった 日 の 翌 日 から10 日 以 内 にハローワークにおいて 資 格 喪 失 の 手 続 きを 行 う 必 要 があります また 従 業 員 が 雇 用 保 険 被 保 険 者 離 職 票 ( 以 下 離 職 票 という)の 発 行 を 求 めている 場 合 併 せて 離 職 票 の 発 行 の 手 続 きを 行 う 必 要 があります なお 離 職 票 の 発 行 は たとえ 退 職 後 に 雇 用 保 険 の 基 本 手 当 が 受 給 できない 場 合 であっ ても 退 職 する 従 業 員 が 発 行 を 求 めた 場 合 には 必 ず 発 行 しなければなりません 3 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 ( 源 泉 徴 収 票 ) 年 の 中 途 で 退 職 した 従 業 員 に 対 して 源 泉 徴 収 票 を 発 行 する 必 要 があります 退 職 した 従 業 員 は 再 就 職 した 会 社 の 年 末 調 整 や 確 定 申 告 において この 源 泉 徴 収 票 により 所 得 税 の 精 算 を 行 うことになり ます 4 健 康 保 険 ( 任 意 継 続 ) 健 康 保 険 に 加 入 していた 従 業 員 が 退 職 後 も 引 続 きその 健 康 保 険 制 度 に 加 入 を 希 望 する 場 合 には 退 職 者 本 人 が 任 意 継 続 被 保 険 者 資 格 取 得 申 出 書 を 保 険 者 へ 提 出 する 必 要 があります なおこ の 申 出 は 退 職 日 の 翌 日 から20 日 以 内 に 必 ず 手 続 きを 行 わなければならないことから 会 社 は 本 人 に 対 して 手 続 きの 方 法 の 他 期 限 厳 守 であることを 伝 えることが 望 まれます 年 度 末 にかけては 採 用 活 動 や 新 入 社 員 の 受 入 れ 等 で 繁 忙 になることから 手 続 き 漏 れが 発 生 したり 発 行 までに 時 間 を 要 したりします 事 前 の 対 策 として 書 類 発 行 までの 流 れを 整 備 し 漏 れなく 手 続 きを 進 めたいものです

会 話 で 学 ぶ 人 事 労 務 管 理 の 勘 どころ 重 要 度 が 増 す メンタルヘルス 対 策 ( 事 業 場 内 産 業 保 健 スタッフ 等 によるケア) メンタルヘルス 対 策 では 従 業 員 自 身 が 自 分 のストレス 状 態 に 気 付 くことなどの セルフケア そして 従 業 員 の 身 近 で 働 く 管 理 監 督 者 が 従 業 員 の 相 談 対 応 等 をす るラインによるケアがあるとお 聞 きしました その 他 にはどのようなことがあり ますか? 社 労 士 いまお 話 にあった2つのケアが 基 本 となりますが その 他 にも 事 業 場 内 産 業 保 健 スタッフ 等 によるケア というものがあります 産 業 医 衛 生 管 理 者 保 健 師 が 従 業 員 や 管 理 監 督 者 に 対 し 支 援 することやメンタルヘルスケア 実 施 に 関 する 企 画 立 案 事 業 場 外 資 源 とのネットワーク 形 成 やその 窓 口 になることなどを 想 定 し ています 総 務 部 長 なるほど 会 社 の 安 全 衛 生 に 関 するスタッフによるメンタルヘルス 対 策 というこ とですね はい そうですね 厚 生 労 働 省 から 平 成 18 年 に 出 された 労 働 者 の 心 の 健 康 の 保 持 増 進 のための 指 針 では このような 産 業 保 健 スタッフなどからメンタルヘルス 対 策 の 実 務 担 当 者 (メンタルヘルス 推 進 担 当 者 )を 選 任 することが 望 ましいとされて います しかし 営 業 所 のような 人 員 規 模 の 小 さな 事 業 場 の 場 合 このようなスタッフがい ないことも 多 いのですが この 点 はどのように 考 えればいいのですか? メンタルヘルス 推 進 担 当 者 は やはり 衛 生 管 理 者 や 常 勤 の 保 健 師 が 適 任 であると 思 いますが 特 に 資 格 が 必 要 というわけではありません 事 業 場 の 規 模 に 合 わせ 人 事 労 務 管 理 スタッフが 担 当 してもよいでしょう 人 事 労 務 管 理 スタッフは 管 理 監 督 者 だけでは 解 決 できない 職 場 配 置 や 人 事 異 動 職 場 の 組 織 等 の 人 事 労 務 管 理 が 心 に 及 ぼしている 具 体 的 な 影 響 を 把 握 し 労 働 時 間 をはじめとした 労 働 条 件 の 改 善 を 行 うことができるため 管 理 監 督 者 とは 異 なる 立 場 で 対 応 ができると 思 いますよ 確 かにそうですね ラインによるケアで 従 業 員 の 問 題 を 発 見 した 管 理 監 督 者 の 意 見 を 吸 い 上 げ 対 策 を 打 っていく 必 要 がありますからね はい そのような 点 では メンタルヘルス 対 策 を 安 全 衛 生 委 員 会 のテーマとし 継 続 的 に 対 策 を 考 えていきたいものですね 事 業 場 内 産 業 保 健 スタッフというと 難 しく 感 じますが できるところから 取 り 組 ん でいこうと 思 います ワンポイントアドバイス 1メンタルヘルス 対 策 においては 産 業 医 や 保 健 師 等 の 活 用 も 有 効 となる 2 小 規 模 な 事 業 場 では 人 事 労 務 管 理 担 当 者 がメンタルヘルス 推 進 担 当 者 を 兼 ねて 対 策 を 進 める ことが 考 えられる

法 改 正 情 報 今 後 深 刻 な 影 響 が 懸 念 される 中 小 企 業 の 退 職 金 支 払 い 問 題 退 職 金 の 資 金 準 備 はできていますか? 多 くの 中 小 企 業 においては 従 業 員 の 年 齢 が 年 々 上 昇 しており 平 均 年 齢 が50 歳 を 超 えるような 企 業 も 珍 しくなくなっていますが 従 業 員 の 高 齢 化 が 進 むに 連 れて 心 配 になるのが 退 職 金 の 支 払 準 備 です 退 職 金 は 一 旦 制 度 化 すると それは 従 業 員 との 労 働 契 約 の 一 部 となり 会 社 業 績 が 悪 く 十 分 な 資 金 がないような 状 態 であっても 必 ず 支 給 しなければならない 債 務 となります ですから 退 職 金 倒 産 という 最 悪 の 結 末 を 迎 えることがないよう 早 い 段 階 からの 資 金 準 備 が 欠 かせませ ん 中 小 企 業 でもっとも 導 入 実 績 が 多 い 中 退 共 の 基 本 的 仕 組 み 退 職 金 の 資 金 準 備 の 商 品 には 様 々なものがありますが 中 小 企 業 においてもっとも 導 入 実 績 が 多 いのが 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 ( 以 下 中 退 共 という)です これは 中 小 零 細 企 業 にお いても 退 職 金 制 度 を 持 つことができるようにと 国 が 作 った 共 済 制 度 であり 現 在 の 加 入 企 業 は36 万 9 千 所 加 入 従 業 員 数 313 万 人 ( 平 成 22 年 10 月 末 現 在 )となっています 中 退 共 は 月 額 5,000 円 から30,000 円 までの 掛 金 を 会 社 が 設 定 し 毎 月 納 付 することによって 従 業 員 の 退 職 時 に 退 職 金 が 支 払 われるという 仕 組 みになっていますが その 掛 金 は 法 人 企 業 の 場 合 は 損 金 個 人 企 業 の 場 合 は 必 要 経 費 として 全 額 非 課 税 となるなど 様 々な 優 遇 措 置 が 設 けられてい ます 平 成 23 年 1 月 より さらに 使 い 勝 手 が 向 上! 中 退 共 は これまで 事 業 主 と 生 計 を 一 にする 同 居 の 親 族 については 加 入 することができません でした しかし 平 成 23 年 1 月 1 日 より 事 業 主 と 生 計 を 一 にする 同 居 の 親 族 についても 一 定 の 要 件 を 満 たしていれば 従 業 員 として 加 入 することができるようになりました これにより 中 小 のオーナー 企 業 にとっても 中 退 共 が 利 用 しやすくなります 安 定 的 な 経 営 のためには 退 職 金 の 計 画 的 な 準 備 が 必 要 退 職 金 は 企 業 経 営 における 大 きな 隠 れ 債 務 であるといわれることがあります 今 後 多 くの 中 小 企 業 においては これまで 経 験 したことがない 定 年 退 職 者 のラッシュを 迎 えることとなります ま ずは 現 時 点 の 退 職 金 の 要 支 給 額 を 把 握 した 上 で 必 要 な 資 金 準 備 や( 場 合 によっては) 制 度 の 見 直 しなどを 検 討 されることをお 勧 めします

社 会 保 険 情 報 総 務 担 当 者 がしっかり 理 解 しておきたい 傷 病 手 当 金 の 待 期 期 間 健 康 保 険 から 受 けることのできる 給 付 には 様 々な 種 類 がありますが 業 務 外 の 病 気 やけがのため に 働 くことができず 仕 事 を 休 んだ 場 合 には 所 得 補 償 として 傷 病 手 当 金 が 支 給 されます この 傷 病 手 当 金 は 働 くことができず 仕 事 を 休 んだ 日 が 連 続 して3 日 間 あった 上 で 4 日 目 以 降 の 休 業 し た 日 に 対 して 支 給 されます 支 給 額 は1 日 につき 標 準 報 酬 日 額 ( 標 準 報 酬 月 額 の30 分 の1)の3 分 の 2の 金 額 であり 支 給 期 間 は 支 給 が 開 始 された 日 から 最 大 1 年 6ヶ 月 間 とされています 傷 病 手 当 金 の 受 給 要 件 傷 病 手 当 金 を 受 給 するためには 原 則 として 以 下 の4つの 要 件 を 満 たす 必 要 があります 1 療 養 中 であること 2 労 務 不 能 であること 34 日 以 上 仕 事 を 休 むこと 4 給 料 の 支 払 いがないこと この 中 でも 34 日 以 上 仕 事 を 休 むこと という 要 件 は 特 に 勘 違 いしやすいため 注 意 が 必 要 です 具 体 的 には 待 期 期 間 と 呼 ばれる 最 初 の3 日 間 の 取 扱 いであり 以 下 ではそのポイントについて 解 説 します [ポイント1] 待 期 の 完 成 には 連 続 3 日 間 の 休 みが 必 要 業 務 外 の 病 気 やけがで 休 み 始 めてから 連 続 する3 日 間 の 待 期 期 間 が 必 要 です 図 1の 通 り 連 続 し た3 日 間 が 休 みでなければ 待 期 は 完 成 せず 傷 病 手 当 金 を 受 給 することができません 図 1 [ポイント2] 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 したとしても 待 期 としてカウント 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 した 場 合 でも 待 期 の1 日 とカウントされ 図 2の 通 り 最 初 の3 日 間 にすべて 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 したとしても 待 期 は 完 成 します なお 4 日 目 以 降 に 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 している 場 合 には 4 給 料 の 支 払 いがないこと の 要 件 に 抵 触 し 傷 病 手 当 金 が 支 給 されません 図 2 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 欠 勤 欠 勤 出 勤 欠 勤 出 勤 休 日 休 日 出 勤 欠 勤 欠 勤 欠 勤 欠 勤 1 2 1 1 2 1 2 3 月 火 水 木 年 休 年 休 年 休 欠 勤 1 2 3 [ポイント3] 待 期 のカウントは 土 日 など 会 社 の 所 定 休 日 も 対 象 待 期 のカウントには 所 定 労 働 日 のみならず 会 社 の 所 定 休 日 も 対 象 となります したがって 図 3 のようなケースでも 待 期 が 完 成 することとなります 図 3 金 土 日 月 欠 勤 休 日 休 日 欠 勤 1 2 3 傷 病 手 当 金 は 私 傷 病 により 休 業 する 際 の 所 得 補 償 であり 受 給 する 本 人 にとっては 大 きな 関 心 事 であるはずです 特 に 支 給 開 始 時 の 待 期 についてはそのカウント 方 法 が 複 雑 であり 従 業 員 からの 問 い 合 わせも 多 い 事 項 となっています ポイントを 押 さえ 間 違 いのないように 従 業 員 への 説 明 と 請 求 処 理 を 行 いたいものです