ほほえみ 第53号



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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

 

m07 北見工業大学 様式①

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

公表表紙

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

Taro-iryouhoken

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 分 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

障害福祉制度あらまし目次

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 (H20.4.1) 96.7 (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.4.1), (H25.4.1) 参 考 値 98.3 (H25.7.1) (H20.4.1) (H25.4

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

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別紙3

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 1 給 料 表 の 見 直 し [ 実 施 ] 実 施 内 容 ( 給 料 表 の 改 定 実 施 時 期 ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ( 内 容 ) 行 政 職 給 料 表 について 国 の 見 直 し 内

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大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

05_現状把握指標一覧(H28.1.1時点)【 確定版】

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

水戸市公告

全設健発第     号

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Microsoft Word - conference

月 額 を100として 計 算 した 指 数 2 類 似 団 体 平 均 とは 人 口 規 模 産 業 構 造 が 類 似 している 団 体 のラスパイレス 指 数 を 単 純 平 均 し たものです 3 参 考 値 は 国 家 公 務 員 の 時 限 的 な(2 年 間 ) 給 与 改 定 臨 時

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料

①表紙

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中 部 学 院 大 学 主 催 2016(H28) 年 度 第 1 回 介 護 職 員 等 によるたんの 吸 引 等 研 修 事 業 ( 第 1 2 号 研 修 不 特 定 多 数 の 者 対 象 ) 受 講 者 募 集 要 項 中 部 学 院 大 学 では 2012(H24) 年 4 月 1 に

認 定 看 護 師 専 門 看 護 師 集 中 ケア 新 生 児 集 中 ケア A 呼 吸 ケアチーム 加 算 150 点 呼 吸 ケアチームの 設 置 救 急 看 護 小 児 救 急 看 護 慢 性 呼 吸 器 疾 患 看 護 急 性 重 症 患 者 看 護 A 247 認 知 症

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日


Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

18 国立高等専門学校機構

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

16 日本学生支援機構

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : 円 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135, , , , , ,600 最

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●電力自由化推進法案

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Taro-事務処理要綱250820

目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

公立大学法人秋田県立大学給与規程(案)

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

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3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

住宅改修の手引き(初版)

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

島根大学における学生等の授業料その他の費用に関する規則


空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

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平成17年度の人事行政等の状況

Transcription:

http://ksm.tokyo-med.ac.jp/ 発 行 日 :2015 年 1 月 1 日 発 行 人 : 病 院 長 松 﨑 靖 司 発 行 所 : 東 京 医 科 大 学 茨 城 医 療 センター 300-0395 茨 城 県 稲 敷 郡 阿 見 町 中 央 3-20-1 TEL029-887-1161( 代 )

最 新 医 療 を 知 ろう! 新 年 にあたって 病 院 長 病 院 長 松 﨑 靖 司 新 年 明 けましておめでとうございます 皆 様 におかれましては 心 穏 やかに 新 年 を お 迎 えのこととお 慶 び 申 し 上 げます 各 界 のご 協 力 と 地 域 住 民 の 皆 様 のご 支 援 により 保 険 診 療 機 関 の 再 開 から 早 2 年 が 過 ぎようとしております 救 急 対 応 や がん 肝 疾 患 の 拠 点 病 院 として 急 性 期 病 院 機 能 もようやく 回 復 してきた 今 日 です 私 たちは 現 在 常 に 保 険 制 度 を 正 確 に 遵 守 し 政 策 医 療 を 強 力 に 推 し 進 め 地 域 医 療 における 当 センターの 役 割 を 認 識 しながら 診 療 する ことを 心 がけております 地 域 医 療 の 維 持 は 我 々 医 療 人 として 精 進 をしなければならない 重 要 な 使 命 です 茨 城 の 地 域 医 療 をしっかり 担 わなければなりません 当 センターは 国 が 進 める 高 齢 者 対 策 の 一 環 であります 地 域 包 括 医 療 システムを 遂 行 するために 昨 年 10 月 より 新 た に 地 域 包 括 ケア 病 棟 の 開 設 をいたしました この 新 病 棟 は 急 性 期 医 療 を 終 了 し すぐ に 在 宅 や 施 設 へ 移 行 するには 時 間 を 必 要 とする 患 者 さんを 在 宅 復 帰 に 向 けて 診 療 リハビリなどを 行 なう さらに 在 宅 等 にいる 患 者 さんの 緊 急 時 の 受 け 入 れなどを 目 的 とした 病 棟 です 今 後 益 々 多 様 化 する 高 齢 者 医 療 のニーズに 応 えるために 地 域 の 医 療 機 関 行 政 と 連 携 をとることが 重 要 な 課 題 となります 職 員 一 同 地 域 の 患 者 さんのために 誠 心 誠 意 優 しい 医 療 を 行 う 所 存 でございます 今 年 もどうぞよろしくお 願 い 申 し 上 げます 松 﨑 靖 司 病 院 長 内 科 ( 消 化 器 ) 教 授 まつざき やすし 松 﨑 靖 司 日 本 内 科 学 会 認 定 内 科 医 日 本 消 化 器 病 学 会 指 導 医 専 門 医 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 指 導 医 専 門 医 日 本 肝 臓 学 会 指 導 医 専 門 医 日 本 東 洋 医 学 会 指 導 医 漢 方 専 門 医 日 本 臨 床 腫 瘍 学 会 暫 定 指 導 医 日 本 がん 治 療 認 定 医 機 構 暫 定 教 育 医 C 型 肝 炎 治 療 は1992 年 よりインタフェロ ン(IFN) 治 療 が 開 始 され 約 20 年 の 経 過 で 飛 躍 的 に 治 療 効 果 改 善 がえら 得 られるようにな りました IFN 治 療 も 単 独 療 法 からpeg-IFN とリバビリン 併 用 そして プロテアーゼ 阻 害 剤 を 加 えた3 剤 併 用 療 法 と 変 化 し 以 前 は20~ 50%であったSVR( 持 続 的 ウイルス 陰 性 率 )は 90%に 至 るまで 改 善 しました IFN フリーの 経 口 剤 新 薬 である ダクラタスビル(DCV) ア スナプレビル(ASV)が 昨 年 9 月 2 日 に 保 険 適 用 による 治 療 ができるようになりました 国 の 医 療 費 助 成 も 可 能 となり 同 年 10 月 に 本 県 に おいても 医 療 費 助 成 が 可 能 になりました 今 回 の 経 口 新 薬 は 直 接 作 用 型 抗 ウイルス 剤 である NS5A 複 製 複 合 体 阻 害 剤 であるDCV と すでに 使 用 されているテラプレビル シメ プレビルと 同 じ 作 用 であるNS3/4プロテアー ゼ 阻 害 剤 であるASVの 併 用 治 療 法 です 本 製 剤 の 国 内 治 験 は ジェノタイプ1bのC 型 慢 性 肝 炎 患 者 のうち,IFNを 含 む 治 療 法 に 不 適 格 の 未 治 療 / 不 耐 容 ( 副 作 用 などで 継 続 困 難 )の 患 者, 及 び 前 治 療 無 効 の 患 者 を 対 象 として,ASV 及 びDCVを24 週 間 併 用 投 与 する 臨 床 試 験 が 施 行 されました その 結 果 投 与 終 了 24 週 後 に HCVRNAが 定 量 下 限 未 満 であった 患 者 の 割 合 (SVR24 達 成 率 )は,IFNを 含 む 治 療 法 に 不 適 格 の 未 治 療 / 不 耐 容 患 者 では87.4%, 前 治 療 無 効 患 者 では80.5%,でした また, 代 償 性 肝 硬 変 のある 患 者 ではSVR24は 合 計 90.9%であ りました しかしながら DCV/ASV 併 用 療 法 の 治 療 不 成 功 例 では 両 剤 に 対 する 多 剤 耐 性 ウ イルスが 出 現 することが 報 告 され すなわち 治 療 前 には NS5A 領 域 の アミノ 酸 配 列 のY93 ないし L31 のみに 変 異 があった 症 例 において breakthrough あるいは 再 燃 後 に 耐 性 変 異 を 測 定 すると NS5A 領 域 のみなら ず NS3 領 域 の D168 にも 変 異 が 出 現 してお りました このような 多 剤 耐 性 ウイルスは 今 後 の 抗 ウイルス 治 療 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があ るため 極 力 多 剤 耐 性 ウイルスを 出 現 させな いことが 重 要 となります 医 療 費 助 成 に 際 しての 以 下 のような 取 り 扱 い は 以 下 のようになります 1C 型 慢 性 肝 炎 又 はC 型 代 償 性 肝 硬 変 に 対 するDCV 及 びASV 併 用 療 法 を 医 療 費 助 成 の 対 象 とする 2 対 象 患 者 は HCVRNA 陽 性 のC 型 慢 性 肝 炎 又 はChild- Pugh 分 類 AのC 型 代 償 性 肝 硬 変 で 肝 がんの 合 併 のない 者 とする 3DCV 及 びASV 併 用 療 法 に 対 する 助 成 の 申 請 にあたっては 原 則 として 肝 臓 学 会 専 門 医 が 肝 炎 治 療 受 給 者 証 の 交 付 申 請 に 係 る 診 断 書 を 作 成 する となっ 大 事 な 注 意 事 項 は 薬 剤 耐 性 変 異 を 考 慮 し 治 療 開 始 前 にウイルスの 遺 伝 子 検 査 ( 保 険 適 応 外 )をうけて この 薬 が 効 くか 効 かないのか 個 人 の 病 状 や 遺 伝 子 の 状 況 によって 治 療 を 選 択 する 必 要 があります 専 門 医 の 診 断 を 基 に 治 療 することが 求 められます 当 院 ではこの 検 査 を 病 院 負 担 でまず 行 い 治 療 決 定 をしております 医 師 と 患 者 さんとの 契 約 関 係 において 重 要 なことは 現 時 点 におけるC 型 慢 性 肝 炎 に 治 療 法 の 選 択 は 医 学 上 医 療 制 度 上 の 課 題 さらに 患 者 さんの 利 益 不 利 益 をよく 考 慮 し 医 師 と 患 者 さんはしっかりと 話 し 合 い 患 者 さんは 十 分 納 得 した 上 で 適 切 な 治 療 に 望 みましょう Kumada H, et al. Hepatology. 2014; 59(6): 2083-2091 2 3

が ん 特 集 27 Ⅱ) などが 肝 細 胞 癌 の 存 在 で 上 昇 の 変 化 をみて 腫 瘍 の 鑑 別 診 断 を 奨 されます2 腫 瘍 数 が 2 個 また 当 センターは 平 成 19 年 1 月 31 日 付 けで 厚 生 労 働 大 臣 より 地 域 がん 診 療 連 携 拠 点 病 院 の 指 定 を 受 けました 地 域 におけ るがん 診 療 の 中 心 的 役 割 を 担 う 病 院 として がん 診 療 に 精 通 した 医 師 専 門 看 護 師 が 地 域 医 療 機 関 と 連 携 し 地 域 住 民 の 皆 様 に 質 の 高 いがん 診 療 情 報 を 提 供 して 参 ります します ただし 肝 癌 でもこれら のマーカーがいずれも 陰 性 のこ とがありますし 肝 炎 肝 硬 変 あ 行 います CTではダイナミック CTとして 末 梢 静 脈 から 造 影 剤 を 急 速 に 注 入 して 撮 影 し MRIでは は 3 個 で 腫 瘍 径 が 3 cm 以 内 な らば 肝 切 除 またはラジオ 波 焼 灼 療 法 (RFA)が 推 奨 されます 3 同 H26 年 4 月 より 東 京 女 子 医 科 大 学 消 化 器 外 科 学 講 座 から 鈴 木 修 司 先 生 を 准 教 授 として 当 センターに お 迎 えする 事 が 出 来 ました 鈴 木 先 生 は 最 も 困 難 で 高 度 な 外 科 的 手 技 を 必 要 とする 肝 臓 胆 道 膵 臓 の 癌 に 対 する 外 科 治 療 のスペシャリストであり 多 数 の 症 例 の 手 術 に 携 わり 本 邦 でも 数 少 ない 日 本 肝 胆 膵 外 科 学 会 高 度 技 能 指 導 医 の 資 格 を 取 得 されまた 厚 生 労 働 省 の 支 援 のもとで 化 学 療 法 と 外 科 手 術 を 併 用 した 集 学 的 治 療 の 有 効 性 安 全 性 に 関 する 研 究 を 推 し 進 めている 先 生 でもあり 今 後 当 センターで 最 も 活 躍 が 期 待 される 先 生 のお 一 人 です るいは 他 の 癌 でも 陽 性 になるこ ともあるので 画 像 診 断 と 合 わせ て 診 断 します 2 超 音 波 検 査 比 較 的 簡 便 で 小 さい 病 変 の 描 出 に 優 れており 現 在 スクリーニ ング 検 査 で 最 も 一 般 的 に 施 行 さ れまた 造 影 剤 を 使 用 し 造 影 剤 としてガドリニウム EOB などを 使 用 した 造 影 検 査 を 施 行 します これらを 総 合 して 診 断 い たします( 図 2 図 3 矢 印 : 腫 瘤 を 示 します) (サーベイランス 診 断 アルゴリ ズム) 肝 癌 では2013 年 に 診 療 ガイド 腫 瘍 数 で 腫 瘍 径 が 3 cm 超 なら ば 第 一 選 択 として 肝 切 除 第 二 選 択 として 肝 動 脈 塞 栓 療 法 が 推 奨 されます4 腫 瘍 数 が 4 個 以 上 な らば 第 一 選 択 として 肝 動 脈 塞 栓 療 法 第 二 選 択 として 全 身 化 学 療 法 が 推 奨 されます 肝 障 害 度 C の 症 例 においては1 腫 瘍 数 が 3 個 がん 特 集 27 肝 臓 は 腹 部 の 右 上 にある 成 人 で800 1200gと 大 きな 臓 器 で す 左 に 胃 下 に 胆 嚢 が 付 着 し 胆 管 を 通 じて 十 二 指 腸 とつながっ ています( 図 1) その 主 な 役 割 は 小 腸 で 吸 収 された 各 種 の 栄 養 分 などを 取 り 込 んで 体 に 必 要 な 成 分 に 変 換 したり 体 内 でつくられ たり 体 外 から 摂 取 された 有 害 物 質 の 解 毒 排 出 をする 役 割 を 担 っ 平 成 23 年 (2011 年 )の 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 によると 肝 癌 ( 肝 および 肝 内 胆 管 の 悪 性 新 生 物 )に よる 死 亡 者 は31,875 人 ( 男 20,972 外 科 ( 消 化 器 ) 准 教 授 すずき しゅうじ 鈴 木 修 司 日 本 外 科 学 会 ( 専 門 医 指 導 医 ) 日 本 消 化 器 外 科 学 会 ( 専 門 医 指 導 医 評 議 員 消 化 器 がん 外 科 治 療 認 定 医 ) 日 本 消 化 器 病 学 会 ( 専 門 医 指 導 医 ) 日 本 肝 胆 膵 外 科 学 会 ( 高 度 技 能 指 導 医 評 議 員 ) 日 本 胆 道 学 会 ( 指 導 医 評 議 員 ) 人, 女 10,903 人 )と 報 告 され 肺 癌 胃 癌 大 腸 癌 ( 結 腸 直 腸 を 含 む)に 次 ぎ 第 4 位 男 性 では 肺 癌 胃 癌, 大 腸 癌 に 次 いで 第 4 位 女 性 では 大 腸 癌 肺 癌 胃 癌 膵 癌 乳 癌 に 次 いで 第 6 位 を 占 めているお り 年 次 推 移 でみると 男 女 ともに 1990 年 代 半 ばをピークにゆるや かに 減 少 しつつあります 肝 臓 にできる 癌 は 肝 臓 自 身 か ら 発 生 する 原 発 性 肝 臓 癌 と 他 の 癌 から 肝 臓 に 転 移 して 生 じる 転 移 性 肝 臓 癌 に 分 類 されます 原 発 性 肝 癌 は 肝 細 胞 から 発 生 する 肝 細 胞 癌 と 肝 臓 の 中 の 胆 管 の 細 胞 から 発 生 する 胆 管 細 胞 癌 が 約 99%を 占 め 原 発 性 肝 臓 癌 全 体 の 中 で 肝 細 胞 癌 が95.6%, 胆 管 細 胞 癌 は3.1%を 占 めます 原 発 性 肝 細 胞 癌 はその80%はC 型 肝 炎 関 連 で そのほか15%はB 型 肝 炎 関 連 といわれていますが 最 近 非 B 非 C 肝 癌 は 増 加 してきて います これはC 型 肝 炎 において はインターフェロン(IFN) 治 療 に よる 発 癌 予 防 の 効 果 B 型 肝 炎 に おいては 核 酸 アナログやIFN 治 療 による 発 癌 抑 制 効 果 があり こ れら 関 連 の 肝 細 胞 癌 が 減 少 傾 向 にあります しかし 最 近 ではア ルコール 性 肝 炎 肝 硬 変 やNASH (nonalcoholic steatohepatitis) に 代 表 される 非 アルコール 性 脂 肪 性 肝 疾 患 (nonalcoholic fatty liver disease;nafld)を 背 景 と する 発 癌 が 増 加 してき 本 稿 では 原 発 性 肝 細 胞 癌 について 診 断 治 療 につき 概 説 いたします 肝 臓 は 沈 黙 の 臓 器 と 呼 ばれ 初 期 には 自 覚 症 状 がほとんどな く 検 診 や 肝 炎 患 者 の 定 期 検 査 他 の 病 気 の 検 査 時 の 偶 発 的 に 発 見 されることが 多 くあります 肝 細 胞 癌 特 有 の 症 状 は 少 ないので すが 進 行 した 場 合 に 腹 部 のしこ りや 圧 迫 感 痛 み 腹 部 膨 満 など を 訴 える 人 もおり 癌 が 破 裂 する と 腹 部 の 激 痛 や 血 圧 低 下 を 起 こ します 1 腫 瘍 マーカー 血 液 の 検 査 で α-フェトプロテ イン(AFP) 特 にAFPレクチン 分 画 (AFP-L3)は 肝 細 胞 癌 に 特 異 性 が 高 く またPIVKA-Ⅱ (protein induced by vitamin-k absence た 造 影 超 音 波 検 査 で 他 の 病 変 の 有 無 や 鑑 別 診 断 を 行 っ しかし ガスや 体 型 など 環 境 因 子 で 描 出 が 困 難 であることもあり 他 の 検 査 手 段 と 併 用 して 診 断 し ます 3 CT/MRI 検 査 原 則 として 造 影 剤 を 使 用 し 撮 影 された 画 像 での 造 影 効 果 とそ ラインが 改 訂 され 経 過 観 察 診 断 過 程 の 流 れを 提 示 し サーベイランスではB 型 肝 炎 C 型 肝 炎 肝 硬 変 いずれかが 存 在 すれば 高 危 険 群 その 背 景 要 因 を 勘 案 して 検 査 間 隔 を 決 定 し 中 でもB 型 肝 硬 変 C 型 肝 硬 変 患 者 は 超 高 危 険 群 として 経 過 観 察 されます ガイドラインでは 超 高 危 険 群 は3~4ヵ 月 毎 の 超 音 波 検 査 腫 瘍 マー カー(AFP/PIVKA-Ⅱ AFP-L3) 測 定 6~12か 月 毎 のCT/MRI 検 査 高 危 険 群 では6か 月 毎 の 超 音 波 検 査 腫 瘍 マー カー(AFP/PIVKA-Ⅱ AFP-L3) 測 定 が 示 され 肝 癌 診 療 ガイドライン 2013では 肝 障 害 度 腫 瘍 数 腫 瘍 径 の3 因 子 に 応 じ て 治 療 法 選 択 が 提 示 され ( 肝 障 害 度 は 腹 水 血 清 ビリルビン アル ブミン ICG15 プロト ロンビン 活 性 でA B C に 分 類 ) 肝 障 害 度 A Bでは1 腫 瘍 が 単 発 ならば 腫 瘍 径 にかかわらず 肝 切 除 が 推 以 下 で 腫 瘍 径 が 3 cm 以 内 (およ び 腫 瘍 が 単 発 で 腫 瘍 径 が 5 cm 以 内 )で 患 者 年 齢 が 65 歳 以 下 なら ば 肝 移 植 が 推 奨 される 2 腫 瘍 数 が 4 個 以 上 ならば 緩 和 ケアが 推 奨 されます 基 本 的 には 手 術 の 選 択 以 外 肝 機 能 が 良 く 腫 瘍 が3 個 3cm 以 内 でRFA( 皮 膚 を 通 して 肝 腫 瘍 を 穿 刺 し ラジオ 波 で 焼 灼 ) それ 以 上 の 場 合 は 肝 動 脈 塞 栓 療 法 ( 肝 動 脈 から 腫 瘍 血 管 に 塞 栓 物 質 と 抗 癌 剤 を 詰 める 方 法 )( 図 4 矢 印 : 腫 瘤 を 示 します) 全 身 化 学 療 法 (ソラフェニブ 内 服 や 肝 動 脈 抗 癌 剤 注 入 )が 行 われ 肝 障 害 進 んで いる 場 合 は65 歳 以 下 では 肝 移 植 で それ 以 外 は 緩 和 ケアが 推 奨 さ れます 背 景 の 条 件 によりそれを 組 み 合 わせた 療 法 も 必 要 であり 専 門 の 医 師 に 相 談 し 治 療 をして いく 必 要 があります 4 5

地 域 包 括 ケア 病 棟 ( 南 4 階 病 棟 )の 紹 介 2025 年 には 団 塊 の 世 代 の 方 々が75 歳 を 迎 える 超 高 齢 化 社 会 の 大 きな 問 題 があり ます 国 は 住 まい 医 療 介 護 予 防 生 活 支 援 を 一 体 的 に 提 供 する 地 域 包 括 システム の 構 築 を 目 指 しており 患 者 さんが 入 院 前 の 住 み 慣 れた 地 域 へ 速 やかに 戻 り 療 養 生 活 を 送 れるような 支 援 を 行 うことを 求 め カンファレンスの 様 子 丁 寧 にご 説 明 いたします ~ 私 達 がお 手 伝 い 致 します!~ これらの 背 景 から 当 病 棟 は 平 成 26 年 10 月 1 日 一 般 病 棟 から 地 域 包 括 ケア 病 棟 に 変 更 いたしました 当 病 棟 は 病 棟 医 長 を 中 心 に 看 護 師 長 1 名 看 護 師 20 名 専 任 の 在 宅 復 帰 支 援 担 当 者 1 名 看 護 助 手 7 名 専 従 のリハビリスタッフ1 名 以 上 の 構 成 となっ 地 域 包 括 ケア 病 棟 とは 主 として 急 性 期 を 経 過 し た 患 者 さんと 在 宅 介 護 施 設 等 からの 症 状 の 急 性 増 悪 した 患 者 さんの 受 け 入 れ 並 びに 在 宅 復 帰 に 向 けた 医 療 を 提 供 する 機 能 を 持 ち 合 わせている 病 棟 です 看 護 の 特 徴 としては 患 者 さんを 多 面 的 に 捉 え 医 療 と 生 活 の 両 面 からケアし 地 域 と 連 携 することで す 高 齢 者 や 慢 性 疾 患 を 抱 える 患 者 さんが 増 加 する 今 日 の 超 高 齢 社 会 において 看 護 の 力 に 大 きな 期 待 が 寄 せられ 当 病 棟 では 患 者 さんが 安 心 安 全 に 自 分 の 望 む 場 所 での 暮 らしを 生 活 者 として 送 れ るような 退 院 支 援 に 取 り 組 んでいます 今 後 も 患 者 さんの 退 院 後 の 生 活 を 視 野 に 入 れた 入 院 早 期 からの 退 院 支 援 に 取 り 組 んでいきたいと 思 います 6 7

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医 療 連 携 紹 介 Coordinated medical treatment 当 院 との 医 療 連 携 登 録 医 療 機 関 を 紹 介 するコーナーです 第 35 回 目 は 鈴 木 胃 腸 科 クリニック 南 平 台 メディカルクリニックをご 紹 介 させて 頂 きます 院 長 すずき ゆうじ 鈴 木 有 二 先 生 平 成 5 年 にJR 荒 川 沖 駅 前 のビルで 胃 腸 科 内 科 の 診 療 所 を 開 設 し 平 成 19 年 から100m 程 離 れた 現 在 地 に 移 転 し 此 の 間 東 京 医 科 大 学 茨 城 医 療 センター 近 隣 の 病 院 の 先 生 方 には 多 くの 患 者 さんを 助 けていただき お 世 話 になり 本 当 に 感 謝 し 今 後 も 胃 大 腸 内 視 鏡 検 査 一 般 内 科 外 科 診 療 に 力 を 注 ぎ 地 域 の 皆 様 のホームドクターとして 努 力 いたしますので 宜 しくお 願 いいたします 診 療 受 付 時 間 8:30~11:30 15:30~18:00 休 診 日 木 曜 日 日 曜 日 祝 日 院 長 かすが てつや 春 日 哲 也 先 生 当 院 は 平 成 25 年 8 月 に 阿 見 町 の 南 平 台 に 開 業 いたしました 循 環 器 一 般 内 科 を 中 心 に 診 療 させていただいております また 往 診 や 送 迎 も 行 っておりますので お 気 軽 にご 相 談 下 さ い いつも 東 京 医 科 大 学 茨 城 医 療 センターの 諸 先 生 方 には 緊 密 な 医 療 連 携 を 行 っていただき 大 変 感 謝 しております 診 療 時 間 8:30~12:00 15:00~18:30 休 診 日 木 曜 日 土 曜 日 午 後 日 曜 祝 日 緩 和 ケア 診 療 所 いっぽ 萬 田 緑 平 先 生 平 成 27 年 2 月 7 日 ( 土 ) 14:00~15:30 入 場 無 料 申 込 み 不 要 どなたでも ご 自 由 に 参 加 できます 300-0395 茨 城 県 稲 敷 郡 阿 見 町 中 央 3-20-1 TEL029-887-1161( 代 )