平成 23 年度本巣市詳細遺跡分布調査報告会 いにしえの本巣 本巣市詳細遺跡分布調査成果から 平成23年12月11日 日 本巣市ぬくもりの里 この空中写真は国土地理院の承認 を得て 米軍撮影の空中写真を複 製したものである 承認番号 平 23 情複第 443 号
本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 市 民 報 告 会 いにしえの 本 巣 ~ 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 成 果 から~ 12 月 11 日 ( 日 ) ぬくもりの 里 1F ホール プログラム 13:00 ~ 受 付 開 始 13:30 ~ 13:35 教 育 長 開 会 挨 拶 13:35 ~ 14:15 基 調 報 告 (2) 恩 田 知 美 ( 本 巣 市 教 育 委 員 会 社 会 教 育 課 ) いにしえの 本 巣 ~ 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 成 果 から 見 えてきたこと~ 14:15 ~ 15:30 概 論 討 論 パネリスト: 八 賀 晋 丸 山 幸 太 郎 早 川 万 年 松 村 秋 男 考 古 学 から 見 た 古 墳 時 代 古 代 の もとす をめぐって 八 賀 晋 ( 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 長 三 重 大 学 名 誉 教 授 ) (6) 文 献 史 料 から 見 た 古 代 の もとす をめぐって 早 川 万 年 ( 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 岐 阜 大 学 教 授 ) 中 世 戦 国 時 代 の もとす をめぐって 丸 山 幸 太 郎 ( 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 長 代 理 者 岐 阜 女 子 大 学 教 授 )(14) 本 巣 市 民 の 文 化 財 保 護 普 及 啓 発 活 動 について 松 村 秋 男 ( 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 本 巣 市 文 化 財 保 護 審 議 会 会 長 )(17) 15:30 ~ 15:55 質 疑 応 答 15:55 ~ 16:00 閉 会 挨 拶 会 場 内 展 示 ( 受 付 エントランス) 平 成 23 年 度 本 巣 市 児 童 生 徒 社 会 科 研 究 作 品 展 入 賞 作 品 ( 歴 史 系 作 品 )24 作 品 本 巣 市 の 歴 史 文 化 を 詠 み 込 んだ 和 歌 俳 句 ( 一 般 募 集 作 品 ) 1
いにしえの 本 巣 ~ 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 成 果 から 見 えてきたこと~ 1 調 査 の 目 的 2004 年 2 月 1 日 に 本 巣 町 真 正 町 糸 貫 町 根 尾 村 が 合 併 して 誕 生 した 本 巣 市 は 岐 阜 県 の 南 西 部 のほ ぼ 中 央 から 北 端 に 位 置 している 合 併 前 の 2002 年 2003 年 に 文 化 庁 より 旧 糸 貫 町 へ 指 導 があった 現 地 を 視 察 され 船 来 山 古 墳 群 につ いての 詳 細 分 布 調 査 を 早 急 にするよう 指 導 を 受 けたほか 2003 年 には 船 来 山 南 麓 平 野 部 分 の 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 について 指 導 を 受 けた しかし 合 併 後 事 業 実 施 には 至 らなかった 合 併 後 旧 本 巣 町 の 丘 陵 地 以 南 ( 旧 山 添 村 旧 文 殊 村 )から 南 部 の 平 野 部 にかけて 開 発 が 徐 々に 増 加 し 合 併 による 公 共 工 事 も 増 加 した こうした 中 で 2006 年 に 岐 阜 県 教 育 委 員 会 から 平 野 部 の 開 発 増 加 地 域 について 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 実 施 の 指 導 を 受 けた 本 巣 市 の 平 野 には 本 巣 町 史 糸 貫 町 史 真 正 町 史 等 でも 遺 跡 の 所 在 について 記 述 があったが 遺 跡 地 図 には 十 分 に 反 映 されていない 状 況 であった 従 来 から 平 野 部 分 にはいまだ 未 発 見 の 重 要 な 遺 跡 があることが 示 唆 されていたが こうした 開 発 増 加 の 中 で 埋 蔵 文 化 財 の 保 護 と 活 用 のため 保 護 と 開 発 の 調 整 のため 旧 本 巣 町 の 丘 陵 地 以 南 ( 旧 山 添 村 旧 文 殊 村 )から 旧 糸 貫 町 旧 真 正 町 域 の 平 野 部 にかけて 詳 細 分 布 調 査 を 行 うこととなったのである 2 本 巣 市 の 地 勢 と 自 然 環 境 本 巣 市 は 東 西 17km 南 北 43km 総 面 積 374.57km 2 ( 旧 本 巣 町 :51.25km 2 旧 真 正 町 :11.63km 2 旧 糸 貫 町 :15.86km 2 旧 根 尾 村 :295.83km 2 )で 北 部 は 福 井 県 と 県 境 を 西 部 は 揖 斐 郡 に 南 部 は 瑞 穂 市 及 び 本 巣 郡 北 方 町 に 東 部 は 岐 阜 市 山 県 市 及 び 関 市 と 隣 接 している 本 巣 市 の 西 端 を 北 部 の 山 岳 地 帯 からの 大 小 河 川 のほとんどを 合 流 する 根 尾 川 が 南 へ 貫 流 しているが 享 禄 3 年 (1530)の 大 洪 水 が 起 こる 前 は 本 流 は 市 の 中 心 部 を 東 西 に 流 れる 糸 貫 川 であり 船 来 山 古 墳 群 で 有 名 な 独 立 丘 陵 船 来 山 の 西 端 を 流 れていた 旧 糸 貫 川 は 現 在 の 国 道 157 号 線 に 沿 うような 形 で 船 来 山 の 西 端 から 現 在 の 本 巣 市 を 東 西 に 貫 流 する ように 流 れていたと 考 えられる また 旧 真 正 町 西 部 を 東 西 に 流 れる 犀 川 は 享 禄 3 年 の 大 洪 水 以 前 は 大 野 郡 との 郡 界 であったと 考 えられる 今 回 調 査 の 対 象 とした 旧 本 巣 町 の 丘 陵 地 より 南 部 と 旧 糸 貫 町 旧 真 正 町 域 は 調 査 区 北 部 を 標 高 344.5m の 権 現 山 標 高 374.3m の 祐 向 山 標 高 212.5m の 大 平 山 標 高 116.5m の 独 立 丘 陵 である 船 来 山 など の 丘 陵 地 が 占 め 本 巣 市 山 口 の 用 水 取 り 入 れ 口 から 旧 糸 貫 町 旧 真 正 町 の 東 西 に 引 かれた 席 田 用 水 真 桑 用 水 などの 灌 漑 用 水 とともに これらの 河 川 によって 形 成 された 扇 状 地 によって 形 成 されている 本 巣 市 山 口 は 本 巣 郡 条 里 の 1 条 目 と 推 定 されており 豊 かな 本 巣 郡 の 肥 沃 な 台 地 が 広 がっていたと 考 えられる こうした 扇 状 地 形 とともに 旧 真 正 町 の 宗 慶 大 塚 古 墳 より 以 南 は 現 在 でもガマが 噴 出 す 沖 積 低 地 によっ て 形 成 されており 複 雑 な 地 形 を 呈 している 2
図1 米軍航空写真 アミカケは古の河川氾濫源 3 この空中写真は国土地理院の承認を得て 米軍撮影の空中写真を複製したものである 承認番号 平 23 情複第 443 号
3 調 査 の 経 緯 と 調 査 方 法 について (1) 調 査 の 経 緯 調 査 は 平 成 18 年 度 に 岐 阜 県 教 育 委 員 会 の 指 導 のもと 5 カ 年 計 画 を 設 定 し 平 成 19 年 度 から 平 成 23 年 度 まで 実 施 した 調 査 開 始 とともに 検 討 委 員 会 を 立 ち 上 げ 調 査 方 法 へのご 教 示 や 調 査 成 果 の 検 討 収 集 資 料 の 検 討 資 料 の 時 期 の 決 定 等 検 討 いただいた 年 間 3 回 開 催 し 現 在 までに 計 14 回 の 会 議 を 開 催 した( 平 成 23 年 12 月 現 在 ) 調 査 の 進 行 経 緯 は 平 成 19 年 度 の 旧 席 田 村 域 平 成 20 年 度 に 旧 席 田 村 域 と 旧 真 桑 村 域 平 成 21 年 度 に 旧 弾 正 村 域 と 旧 土 貴 野 村 域 平 成 22 年 度 に 旧 一 色 村 域 旧 山 添 村 域 旧 文 殊 村 域 を 踏 査 し 平 成 22 年 度 ま でに 平 野 部 分 の 大 半 を 踏 査 することができた しかし 一 部 補 足 調 査 を 必 要 としたため 平 成 23 年 度 に 補 足 調 査 と 山 地 部 分 の 踏 査 測 量 調 査 を 実 施 し 同 時 並 行 で 整 理 作 業 と 遺 跡 地 図 の 作 成 を 進 め 平 成 23 年 度 に 終 了 した (2) 調 査 方 法 と 調 査 区 の 区 分 け 調 査 は 旧 本 巣 町 の 丘 陵 地 より 南 部 と 旧 糸 貫 町 旧 真 正 町 域 を 対 象 とし 調 査 方 法 は 基 本 的 に 踏 査 によ るものとした また 平 成 10 年 9 月 29 日 付 け 庁 保 記 第 75 号 で 文 化 庁 次 長 より 通 知 のあった 埋 蔵 文 化 財 の 保 護 と 発 掘 調 査 の 円 滑 化 等 について の 中 で 2) 埋 蔵 文 化 財 として 扱 う 範 囲 の 基 準 の 要 素 遺 跡 の 時 代 種 類 を 主 たる 要 素 とし 遺 跡 の 所 在 する 地 域 の 歴 史 的 な 特 性 文 献 絵 図 民 俗 資 料 その 他 の 資 料 との 補 完 関 係 遺 跡 の 遺 存 状 況 遺 跡 から 得 られる 情 報 量 等 を 副 次 的 要 素 とすること とあるため 調 査 の 際 は できるだけ 地 権 者 周 辺 住 民 に 聞 き 取 り 調 査 を 行 い 小 字 名 大 字 名 五 輪 塔 などの 石 塔 類 の 残 存 状 況 など も 加 味 し 検 討 に 加 えた 調 査 の 区 割 りについては 旧 村 域 を 基 準 に 調 査 対 象 区 を 50 m 四 方 の 方 眼 ( 小 グリッド)をかけ また 小 グリッド 10 個 四 方 で 大 グリッドを 設 定 し 基 準 単 位 として できる 限 りまんべんなく 踏 査 し 土 器 片 を 採 取 するよう 努 めた 地 権 者 の 了 解 が 得 られた 場 所 は 畦 だけでなく 現 地 全 体 を 踏 査 させていただいた 調 査 の 目 的 や 方 法 をお 話 して 了 解 を 求 めると ほとんどの 地 権 者 に 快 く 踏 査 を 許 可 していただいた また 聞 き 取 り 調 査 にも 協 力 していただいた 写 真 1 分 布 調 査 の 様 子 4
図2 中世以前の土器分布状況 5
古墳時代の もとす をめぐって 図3 船来山古墳群前方後円墳位置図 赤が前方後円墳 写真2 宗慶大塚古墳 写真3 西峯前方後円 方 墳 写真4 船来山 5 6 号墳 写真5 文殊古墳 6
写真6 船来山 81 号墳 写真7 船来山 271 号墳 写真8 船来山 103 号墳 雲母出土 写真9 法林寺 1 号墳 写真 10 法林寺 8 号墳 写真 11 法林寺 16 号墳と山口城跡 写真 12 スボミ丸山古墳群出土鉄製品 写真 13 スボミ東 1 号墳 7
図4 弥生土器分布状況 8
図5 須恵器分布状況 9
古代の もとす をめぐって 図6 灰釉陶器分布状況 10
図7 土師器分布状況 11
図8 東山道推定ルート アミカケは仙道 センドウ 地名が残る所 点線が推定ルート 写真 14 弥勒寺 写真 15 弥勒寺古代瓦出土地と古代瓦 弥勒寺蔵 12
写 真 16 白 山 神 社 鳥 居 写 真 17 席 田 廃 寺 跡 写 真 18 席 田 廃 寺 跡 出 土 礎 石 写 真 19 席 田 廃 寺 跡 出 土 古 代 瓦 写 真 20 三 狐 神 社 (サンコウジンジャ 悠 紀 田 跡 伝 承 地 ) 写 真 21 文 殊 廃 寺 跡 出 土 古 代 瓦 写 真 22 神 王 社 (コウノウシャ 神 大 根 王 伝 承 地 ) 写 真 23 見 廷 北 野 神 社 内 乙 福 神 社 ( 神 大 根 王 の 孫 伝 承 地 ) 13
中世 戦国時代の本巣をめぐって 図9 中世土器の分布状況 14
写 真 24 船 来 山 白 山 西 洞 古 墓 写 真 25 船 来 山 102 号 墳 西 の 堀 切 写 真 26 船 来 山 白 山 神 社 南 の 土 塁 写 真 27 船 来 山 石 切 場 写 真 28 祐 向 谷 入 り 口 の 平 場 写 真 29 祐 向 山 城 跡 写 真 30 祐 向 谷 のテラ 伝 承 地 ( 中 腹 から 下 を 望 む) 写 真 31 祐 向 谷 の 五 輪 塔 15
写 真 32 法 林 寺 城 跡 写 真 33 法 林 寺 6 号 墳 と 五 輪 塔 写 真 34 山 口 城 登 り 口 写 真 35 山 口 城 主 居 館 跡 写 真 36 山 口 城 主 居 館 跡 内 鋳 物 師 伝 承 地 写 真 37 八 居 城 跡 写 真 38 軽 海 西 城 跡 16
本 巣 市 民 の 文 化 財 保 護 と 普 及 啓 発 活 動 について 本 巣 市 文 化 財 保 護 審 議 会 会 長 松 村 秋 男 1 文 化 財 保 護 審 議 会 の 活 動 について 本 巣 市 第 1 次 基 本 計 画 に 基 づき 平 成 16 年 2 月 1 日 の 交 付 の 条 例 によって 教 育 委 員 会 の 付 属 機 関 とし て 本 巣 市 文 化 財 保 護 審 議 会 を 置 くと 定 められました 文 化 財 保 護 審 議 会 は 教 育 委 員 会 の 諮 問 に 応 じて 文 化 財 の 保 存 及 び 活 用 に 関 する 専 門 的 技 術 事 項 を 調 査 審 議 し 必 要 と 認 める 事 項 を 教 育 委 員 会 に 建 議 します 具 体 的 な 活 動 として 文 化 財 の 指 定 解 除 への 建 議 のほか 平 成 19 年 度 に 文 化 財 保 護 審 議 会 の 指 針 基 本 方 針 と 施 策 を 話 し 合 い 各 委 員 が 担 当 を 決 めて 指 定 文 化 財 を 巡 回 して 文 化 財 の 保 護 継 承 に 努 めるなど 様 々 な 活 動 を 行 っています 参 考 1 本 巣 市 文 化 財 の 指 定 状 況 ( 平 成 23 年 12 月 現 在 ) 国 指 定 県 指 定 市 指 定 有 形 文 化 財 15 9 48 無 形 民 俗 文 化 財 2 2 7 有 形 民 俗 文 化 財 1 1 1 史 跡 0 1 12 名 勝 0 0 1 天 然 記 念 物 3 2 28 合 計 21 15 97 参 考 2 本 巣 市 指 定 文 化 財 巡 視 活 動 状 況 種 目 天 然 記 念 物 史 跡 建 造 物 有 形 文 化 財 有 形 民 俗 文 化 財 旧 根 尾 村 3 人 件 数 17 1 旧 本 巣 町 3 人 件 数 11 5 1 1 旧 糸 貫 町 3 人 件 数 4 2 1 旧 真 正 町 3 人 件 数 1 4 3 1 合 計 (12) 33 12 5 1 1 2 歴 史 友 の 会 の 活 動 から 得 たもの ⑴ 結 成 の 動 機 意 外 と 知 られていない 身 近 な 郷 土 の 文 化 財 を 気 軽 に 聞 く 機 会 をつくるため 歴 史 に 興 味 のある 人 を 集 めるため 訪 問 募 集 した 参 加 条 件 年 齢 男 女 問 わず 会 費 無 料 加 入 脱 会 自 由 ⑵ 歴 史 友 の 会 約 15 年 の 歩 み 参 考 1 歴 史 友 の 会 の 活 動 内 容 ( 概 略 数 ) 注 ) 歴 史 探 訪 は 独 自 資 料 で 現 地 車 中 講 座 を 開 催 会 員 数 歴 史 探 訪 歴 史 講 座 年 間 平 均 市 内 市 外 県 外 45 人 4 ~ 6 回 2 回 1 ~ 2 回 1 ~ 2 回 年 平 均 回 数 7 回 17
写 真 歴 史 友 の 会 の 活 動 3 文 化 財 保 護 と 次 世 代 の 継 承 の 難 しさ ⑴ 混 住 化 による 村 意 識 の 変 容 ⑵ 文 化 財 に 対 する 価 値 観 の 変 容 ⑶ 失 われ 行 く( 消 滅 ) 文 化 財 ( 含 む 未 指 定 地 ) 4 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 から 得 た 成 果 の 利 活 用 について 調 査 結 果 を 現 地 で 確 認 し 先 人 の 遺 徳 と 文 化 財 の 保 護 意 識 を 高 める 市 内 行 事 として 三 世 代 遺 跡 探 訪 等 を 行 い 文 化 財 保 護 意 識 を 高 める 5 文 化 財 保 護 と 継 承 は ⑴ 先 人 たちが 自 らの 土 地 に 何 を 思 い 何 を 必 要 としたか 遺 跡 文 化 財 に 秘 められた 歴 史 を 感 性 をもっ て 知 ること ⑵ 郷 土 の 歴 史 を 目 で 見 るのではなく 心 で 見 ること 耳 で 聞 くのではなく 心 で 聞 くこと ⑶ 本 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 で 明 らかになった 遺 跡 の 数 々を 三 世 代 で 現 地 に 訪 ね 共 有 することが 文 化 財 の 保 護 保 存 と 次 世 代 への 継 承 に 重 要 なことではないだろうか 18
写 真 市 文 化 財 保 護 審 議 会 研 修 の 様 子 写 真 市 語 りべボランティアと 歴 史 体 験 教 室 の 活 動 19
パネリスト 紹 介 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 八 賀 晋 (はちが すすむ) 1934 年 岐 阜 県 に 生 まれる 名 古 屋 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 史 学 地 理 学 専 攻 修 了 奈 良 国 立 文 化 研 究 所 京 都 国 立 博 物 館 勤 務 の 後 三 重 大 学 名 誉 教 授 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 長 ( 主 要 著 作 ) 須 恵 器 古 代 における 水 田 開 発 古 代 赤 坂 金 生 山 の 製 鉄 研 究 山 口 城 跡 調 査 報 告 書 ( 共 著 ) 等 丸 山 幸 太 郎 (まるやま こうたろう) 1937 年 岐 阜 県 に 生 まれる 岐 阜 大 学 史 学 科 卒 業 本 巣 小 学 校 長 を 経 て 岐 阜 女 子 大 学 教 授 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 検 討 委 員 会 委 員 長 代 理 者 ( 主 要 著 作 ) 岐 阜 県 史 ( 共 著 ) 山 口 城 跡 調 査 報 告 書 ( 共 著 ) 古 田 織 部 国 枝 の 歴 史 織 田 信 長 と 岐 阜 等 早 川 万 年 (はやかわ まんねん) 1957 年 三 重 県 に 生 まれる 筑 波 大 学 大 学 院 博 士 課 程 歴 史 人 類 学 研 究 科 単 位 取 得 退 学 岐 阜 大 学 教 授 ( 主 要 著 作 ) 壬 申 の 乱 後 の 美 濃 と 尾 張 壬 申 の 乱 を 読 み 解 く 史 料 としての 日 本 書 紀 ( 共 著 ) 等 松 村 秋 男 (まつむら あきお) 1930 年 岐 阜 県 に 生 まれる 揖 斐 農 林 学 校 卒 業 岐 阜 県 庁 勤 務 平 成 8 年 より 本 巣 町 歴 史 民 俗 資 料 館 勤 務 平 成 8 年 より 本 巣 町 文 化 財 保 護 審 議 会 委 員 現 在 本 巣 市 文 化 財 保 護 審 議 会 会 長 平 成 10 年 より 本 巣 歴 史 友 の 会 主 宰 ( 主 要 著 作 ) 文 殊 菩 薩 が 地 名 になった 文 殊 のむかし 話 等 20
平 成 23 年 度 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 報 告 会 いにしえの 本 巣 本 巣 市 詳 細 遺 跡 分 布 調 査 成 果 から 発 行 日 平 成 23 年 12 月 11 日 編 集 発 行 本 巣 市 教 育 委 員 会 本 巣 市 下 真 桑 1000 番 地 印 刷 西 濃 印 刷 株 式 会 社 岐 阜 県 岐 阜 市 七 軒 町 15 番 地
本 巣 市 教 育 委 員 会