<5461726F2D8376838C8358967B95B6816988C4816A31323035323476657231>



Similar documents
6. 特 記 事 項 (1) 東 芝 ホームアプライアンス 株 式 会 社 が 輸 入 した 電 気 掃 除 機 について ( 管 理 番 号 A )( 経 済 産 業 省 と 同 時 公 表 ) 1 事 故 事 象 について 東 芝 ホームアプライアンス 株 式 会 社 が 輸

ヒヤリ・ハット調査「調子が悪い製品を使う危険」(インターネットアンケート)

(Microsoft Word - \220V\227v\215j\221S\225\266.DOC)

FFR554BL_554KL.indd

PowerPoint プレゼンテーション

サービス説明書 - STP 10000TLEE-JP-10 / STP 10000TLEE-JP-11 / STP 20000TLEE-JP-11 / STP 25000TL-JP-30

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

現 地 調 査 では 火 口 周 辺 の 地 形 や 噴 気 等 の 状 況 に 変 化 は 見 られませんでした また 赤 外 熱 映 像 装 置 5) による 観 測 では 2015 年 3 月 頃 から5 月 29 日 の 噴 火 前 に 温 度 上 昇 が 認 められていた 新 岳 火 口

6. 特 記 事 項 (1) 松 下 精 工 株 式 会 社 ( 現 パナソニックエコシステムズ 株 式 会 社 )が 製 造 した 扇 風 機 について( 管 理 番 号 A ) 1 事 故 事 象 について 当 該 製 品 及 び 周 辺 を 焼 損 する 火 災 が 発 生 し

この 度 は 本 製 品 をお 買 い 求 め 頂 き 誠 にありがとうございます ご 使 用 の 前 に 本 取 扱 説 明 書 を 良 くお 読 みになり 末 永 くご 愛 用 くださいますようお 願 い 申 し 上 げます また お 読 み 頂 きました 後 も 大 切 に 保 管 してくださ

第 節 ○○計画

第 2-2 表 耐 火 構 造 等 に 必 要 な 性 能 に 関 する 技 術 的 基 準 構 造 の 種 類 部 分 火 災 の 種 類 時 間 要 件 1 時 間 を 基 本 とし 建 耐 力 壁 柱 床 はり 屋 根 階 段 耐 火 構 造 ( 令 第 107 条 ) 壁 床 外 壁 屋 根

第 節 ○○計画

<4D F736F F D2095CA8E A90DA91B18C9F93A289F1939A8F D8288B3816A5F E646F63>

<4D F736F F D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F BD90AC E378C8E89FC92F994C5816A>

<4D F736F F D2093CD8F6F82AA954B977682C88C9A95A882CC94BB926682CC DD5F48508C668DDA E646F63>

駐 車 場 管 理 規 程

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

_si00421

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

<4D F736F F D E9197BF C A E82CC93738E73834B83588E968CCC82C982C282A282C42E646F63>

2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

一 般 社 団 法 人 全 国 銀 行 協 会 御 中 依 頼 人 氏 名 平 成 年 月 日 印 登 録 支 援 専 門 家 委 嘱 ( 初 回 委 嘱 )の 依 頼 について(GL5 項 (2)) 私 は 自 然 災 害 による 被 災 者 の 債 務 整 理 に 関 するガイドライン 第 5

(8) 危 険 物 火 災 等 で 逗 子 北 化 学 1を 必 要 とする 火 災 指 令 時 は 逗 子 北 1を 同 時 編 成 する (9) 未 承 認 対 象 物 からの 即 時 通 報 は 当 該 署 所 の1ケ 部 隊 編 成 とする (10) 通 常 災 害 時 及 び 異 常 災

財政再計算結果_色変更.indd

我孫子市小規模水道条例


個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

1 狭 あい 道 路 等 整 備 事 業 について 1-1 はじめに 私 たちが 安 心 して 安 全 に 暮 らしていくうえで, 道 は 重 要 な 役 割 を 担 っています しかし, 道 が 狭 いと, 日 照 通 風 等 の 確 保 が 難 しいといった 住 環 境 の 面 だけでなく, 災

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - h doc

untitled

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

平成19年9月改定

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (


大 阪 福 岡 鹿 児 島 前 頁 からの 続 き 35

<4D F736F F D F303088A4926D8CA78E8497A EF68BC697BF93998C798CB895E28F958BE08CF D6A2E646F63>

6. 特 記 事 項 (1) 株 式 会 社 長 府 製 作 所 が 製 造 した 石 油 ふろがまについて( 管 理 番 号 A ) 1 事 故 事 象 について 株 式 会 社 長 府 製 作 所 が 製 造 した 石 油 ふろがまのタイマーをセットした 後 異 臭 がし たため

<8C9A90DD94AD90B696D88DDE939982CC8DC48E918CB989BB82C98AD682B782E98E9696B18EE688B CC FC90B3816A2E786477>

2

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

住宅税制について

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

Microsoft Word - H27報告書

疑わしい取引の参考事例

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申


個人向け国債の事務取扱いに関する細則

資料8(第2回水害WG)

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

に 対 して 消 磁 装 置 によるデータ 破 壊 を 行 い データの 復 旧 を 不 可 能 とするこ と 2 消 去 が 終 了 したことが 識 別 できるシール 等 を 媒 体 に 貼 付 すること(このシール は 本 委 託 契 約 の 範 囲 内 で 受 託 者 が 用 意 すること)

目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

Microsoft Word - h28rifo

<4D F736F F D208D4C93878CA793AE95A888A48CEC835A E815B8CA C8FF7936E977697CC2E646F63>

3 避 難 状 況 避 難 指 示 避 難 勧 告 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 指 示 日 時 勧 告 日 時 青 森 県 岩 手 県 山 形 県 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 鰺 ヶ 沢 町 月 16 日 12 時 55 分 10 月 22 日 10 時 00 分

㈱スーパーレックスBCP基準【チェックリスト公開版】 pdf

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

入札公告 機動装備センター

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

Microsoft Word - 建築基準法第42条第2項道路後退整備のあらまし

   新潟市市税口座振替事務取扱要領

Microsoft Word - jigyoukeikakusho.docx

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

Microsoft Word - 3大疾病保障特約付団体信用生命保険の概要_村上.docx

東京大学生協ICカード利用規約

減圧軽油水素化脱硫装置の運転再開中、熱交換器からガス漏洩・爆発・火災

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

スライド 0

平成19年度経済産業省委託

<4D F736F F D20975A817C D9195DB8FD88F5A91EE838D815B F824F A2E646F63>

-4- 他 照 射 録 診 療 放 射 線 技 師 は 放 射 線 を 人 体 に 対 して 照 射 したときは 遅 滞 なく 必 要 事 項 を 記 載 した 照 射 録 を 作 成 し その 照 射 について 指 示 をした 医 師 又 は 歯 科 医 師 の 署 名 を 受 けているか ( 診

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

目 次 1 全 国 の 概 況 (1) 火 災 件 数 (2) 死 傷

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

一般競争入札について

ニュースリリース

Taro-契約条項(全部)

<95CA8E C668EA695B68F91967B95B6816A8F4390B394C5>

大規模特殊災害時における広域航空消防応援実施細目

○00表紙

奨学資金の受領から返還までの手続

資 料 -6 平 成 20 年 度 第 2 回 北 陸 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 特 定 構 造 物 改 築 事 業 事 後 評 価 説 明 資 料 平 成 20 年 11 月 北 陸 地 方 整 備 局 -0-

< F2D91E F18BDF91E389BB955C8E D8E9689EF2E>

<4D F736F F D F5A91EE8BC F368C8E3393FA8DC48D F C8E323893FA916493C B95AA8D CE3816A>


中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

inst_manual_2.ai

ÿþr‰!nn0.z^Ÿ

Transcription:

平 成 年 5 月 日 製 品 安 全 セ ン タ ー 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 による 故 の 防 止 について( 注 意 喚 起 ) NITE 製 品 安 全 センターに 通 知 された 製 品 故 情 報 のうち 乾 燥 機 ( 1) 及 び 除 湿 機 ( )の 故 は 故 発 生 日 で 見 ると 平 成 18 年 度 から 年 度 に61 件 ( ) ありました 被 害 状 況 は 死 亡 故 1 件 ( 人 ) 重 傷 故 1 件 ( 人 ) 軽 傷 故 19 件 ( 人 )でした また 火 災 ( )は 件 でした 故 を 製 品 種 類 別 にみると 電 気 洗 濯 乾 燥 機 (65 件 ) 電 気 衣 類 乾 燥 機 (8 件 ) ガ ス 衣 類 乾 燥 機 (8 件 ) 布 団 乾 燥 機 (8 件 ) 除 湿 機 (6 件 )となっています ま た 故 原 因 についてみると 誤 使 用 不 注 意 によるものは6 件 (%)ありました 特 にガス 衣 類 乾 燥 機 では8 件 中 1 件 ( 約 %)の 故 が 誤 使 用 不 注 意 によって 発 生 しています 乾 燥 機 の 故 199 件 のうち 製 品 に 起 因 すると 考 えられる 故 及 び 調 査 中 の 故 を 除 く101 件 について 故 発 生 状 況 を 現 象 別 に 分 析 すると 次 のような 故 が 多 く 発 生 し ています 1 衣 類 等 に 残 留 していたオイル 等 が 酸 化 熱 により 自 然 発 火 電 源 コードの 引 っ 張 りや 過 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 断 線 してショート 点 火 操 作 の 繰 り 返 しで 未 燃 焼 ガスが 滞 留 し 異 常 着 火 また 除 湿 機 の 故 6 件 について 同 様 に 故 発 生 状 況 を 現 象 別 に 分 析 すると 次 の ような 故 が 多 く 発 生 しています 1 電 源 コードの 引 っ 張 りや 過 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 断 線 してショート ほこり 等 の 異 物 が ヒーターの 熱 で 加 熱 され 発 煙 発 火 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 件 数 は6 月 から 増 加 する 傾 向 にあり これから 梅 雨 時 を 迎 え 使 用 機 会 が 増 えるにつれ 故 が 増 加 する 可 能 性 があることから 製 品 を 正 しく 使 用 し 故 を 防 止 するため 注 意 喚 起 することとしました ( 1) 乾 燥 機 のうち 電 気 洗 濯 乾 燥 機 電 気 衣 類 乾 燥 機 ガス 衣 類 乾 燥 機 布 団 乾 燥 機 に 限 る ( ) 除 湿 機 除 湿 乾 燥 機 除 湿 乾 燥 機 能 付 き 空 気 清 浄 機 を 含 み エアコン 等 の 除 湿 機 能 は 除 く ( ) 平 成 年 月 1 日 現 在 重 複 対 象 外 情 報 を 除 いた 件 数 ( ) 壁 や 畳 ふすま 等 の 建 物 や 建 具 の 一 部 以 上 が 焼 損 した 火 災 のこと - 1 -

1. 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 による 故 について (1) 年 度 別 製 品 別 の 故 件 数 について NITE 製 品 安 全 センターに 通 知 された 製 品 故 情 報 のうち 平 成 18 年 度 から 年 度 に 発 生 した 乾 燥 機 ( 5) 及 び 除 湿 機 の 故 は61 件 ありました 年 度 別 製 品 別 の 故 件 数 を 表 1に 示 します 電 気 洗 濯 乾 燥 機 65 件 (.9%) 電 気 衣 類 乾 燥 機 8 件 (18.%) ガス 衣 類 乾 燥 機 8 件 (18.%) 布 団 乾 燥 機 8 件 (1.6%) 除 湿 機 6 件 (.7%)でした 種 類 乾 燥 方 式 に 関 わらず 程 度 の 件 数 の 故 が 発 生 してい ます 表 1 年 度 別 製 品 別 の 故 件 数 ( 平 成 18 年 度 から 年 度 )( )( 件 ) 年 度 平 成 18 平 成 19 平 成 0 平 成 1 平 成 合 計 製 品 名 年 度 年 度 年 度 年 度 年 度 乾 燥 機 電 気 洗 濯 乾 燥 機 5 10 15 8 7 65 電 気 衣 類 乾 燥 機 10 10 11 9 8 8 ガス 衣 類 乾 燥 機 6 1 15 5 9 8 布 団 乾 燥 機 10 10 6 8 8 除 湿 機 1 1 11 18 9 6 合 計 7 55 6 66 1 61 ( ) 平 成 年 月 1 日 現 在 重 複 対 象 外 情 報 を 除 いた 件 数 ( 5) 乾 燥 機 の 種 類 と 概 要 乾 燥 機 の 種 類 概 要 電 気 洗 濯 乾 燥 機 洗 濯 機 能 に 加 え 衣 類 乾 燥 機 能 がついた 電 気 洗 濯 機 電 気 衣 類 乾 燥 機 電 気 ヒーターの 熱 等 を 利 用 した 衣 類 乾 燥 機 能 のみのもの ガス 衣 類 乾 燥 機 都 市 ガスや 液 化 石 油 ガスの 燃 焼 熱 などを 利 用 した 衣 類 乾 燥 機 布 団 乾 燥 機 温 風 を 吹 き 出 し 布 団 等 を 乾 燥 させるもの - -

() 月 別 故 発 生 件 数 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 のうち 故 発 生 日 が 判 明 した60 件 について 月 別 故 発 生 件 数 を 図 1に 示 します 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 は 6 月 から 増 え 始 め 乾 燥 機 については 1~1 月 に 最 も 多 くなります 一 方 除 湿 機 の 故 は7 月 が 最 も 多 くなります これは 梅 雨 の 時 期 に 湿 度 が 上 がり 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 利 用 機 会 が 増 えるためと 推 定 されます 件 数 ( 件 ) 5 0 5 0 15 10 5 1 17 故 発 生 年 度 平 成 18 年 度 ~ 平 成 年 度 総 件 数 61 件 のうち 故 月 が 判 明 した 60 件 が 対 象 8 10 19 1 7 1 11 10 17 15 1 15 7 8 8 8 9 5 5 合 計 乾 燥 機 除 湿 機 1 1 18 1 7 0 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 月 図 1 月 別 故 発 生 件 数 - -

() 製 品 別 の 故 の 被 害 状 況 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 61 件 について 製 品 別 の 被 害 状 況 を 表 に 示 します 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 の 被 害 状 況 は 製 品 から 出 火 した 死 亡 故 1 件 ( 人 ) 重 傷 故 1 件 ( 人 ) 軽 傷 故 19 件 ( 人 )でした また 火 災 ( )は 件 でした 電 気 衣 類 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 においては 火 災 を 伴 った 人 的 被 害 を 及 ぼす 故 が 多 くなっています 表 製 品 別 の 被 害 状 況 ( 6) 被 害 人 的 被 害 物 的 被 害 被 害 合 計 状 況 死 亡 重 傷 軽 傷 拡 大 製 品 な し 製 品 名 被 害 破 損 ( 7) 0 5 5 65 電 気 洗 濯 乾 燥 機 () () [1] [1] [] 1 7 16 8 電 気 衣 類 乾 燥 機 () () (6) (10) [1] [] [9] [1] 16 8 ガス 衣 類 乾 燥 機 (0) [] [] 0 15 8 布 団 乾 燥 機 () () [1] [] [] 1 9 19 1 6 除 湿 機 (1) (10) (11) [] [9] [11] 合 計 1 1 19 11 10 6 61 () () () (0) (0) (0) (8) [1] [0] [7] [] [0] [0] [] ( ) 壁 や 畳 ふすま 等 の 建 物 や 建 具 の 一 部 以 上 が 焼 損 した 火 災 のこと ( 6) 平 成 年 月 1 日 現 在 重 複 対 象 外 情 報 を 除 いた 件 数 被 害 状 況 別 で 人 的 被 害 ( 死 亡 重 傷 軽 傷 )と 同 時 に 物 的 被 害 ( 拡 大 被 害 や 製 品 破 損 )が 発 生 している 場 合 は 人 的 被 害 のより 重 篤 な 状 況 分 類 で 優 先 カウントし 物 的 被 害 には 重 複 カウントしていな い また ( )の 数 字 は 被 害 者 の 人 数 [ ]の 数 字 は 故 件 数 の 内 数 で 火 災 の 件 数 ( 7)NITEでは 製 品 本 体 のみの 被 害 ( 製 品 破 損 )にとどまらず 周 囲 の 製 品 や 建 物 などにも 被 害 を 及 ぼす ことを 拡 大 被 害 としている なお 今 回 の 製 品 故 においては 乾 燥 機 内 で 衣 類 が 燃 えた 場 合 なども 拡 大 被 害 の 分 類 にいれている - -

() 故 の 原 因 と 被 害 について 1 故 の 原 因 区 分 別 発 生 件 数 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 61 件 について 故 原 因 区 分 別 発 生 件 数 を 図 に 示 し ます 製 品 に 起 因 する 故 ( 故 原 因 区 分 A B C 及 びG) は9 件 (6.0 %)で 最 も 多 く 次 に 専 ら 誤 使 用 や 不 注 意 な 使 い 方 と 考 えられるもの( 故 原 因 区 分 E) は6 件 (.1%)となっており 原 因 不 明 のもの( 故 原 因 区 分 G(G を 除 く)) は5 件 (19.9%)になっています 故 発 生 年 度 平 成 18 年 度 ~ 平 成 年 度 総 件 数 61 件 が 対 象 H:9 件 1.9% A:76 件 9.% A: 専 ら 設 計 上 製 造 上 又 は 表 示 に 問 題 があったと 考 えられるもの B: 製 品 自 体 に 問 題 があり 使 い 方 も 故 発 生 に 影 響 したと 考 えら れるもの C: 製 造 後 長 期 間 経 過 したり 長 期 間 の 使 用 により 性 能 が 劣 化 し たと 考 えられるもの G: 製 品 起 因 であるが その 原 因 が 不 明 のもの F:8 件.1% G:5 件 19.9% E: 誤 使 用 不 注 意 : 6 件 (.1%) D:5 件 1.9% B: 件 1.1% C: 件 1.1% G:1 件.6% D: 業 者 による 工 修 理 又 は 輸 送 中 の 取 扱 い 等 に 問 題 があっ たと 考 えられるもの E: 専 ら 誤 使 用 や 不 注 意 な 使 い 方 と 考 えられるもの F:その 他 製 品 に 起 因 しないと 考 えられるもの G: 原 因 不 明 のもの(Gを 除 く) H: 調 査 中 のもの 図 故 原 因 区 分 別 発 生 件 数 - 5 -

故 原 因 区 分 別 被 害 状 況 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 61 件 について 故 原 因 区 分 別 被 害 状 況 を 表 に 示 し ます 専 ら 設 計 上 製 造 上 又 は 表 示 に 問 題 があったと 考 えられるもの( 故 原 因 区 分 A) は76 件 あり 物 的 被 害 が 多 くなっています また 専 ら 誤 使 用 や 不 注 意 な 使 い 方 と 考 えられるもの( 故 原 因 区 分 E) をはじ め 製 品 に 起 因 しない 故 で 人 的 被 害 が 多 く 発 生 しています また 拡 大 被 害 があった 故 は 故 原 因 区 分 Aで5 件 故 原 因 区 分 Eで8 件 故 原 因 区 分 G(Gは 除 く)で5 件 と 多 くなっております 原 因 区 分 製 品 に 起 因 す る 故 製 品 に 起 因 し な い 故 A: 専 ら 設 計 上 製 造 上 又 は 表 示 に 問 題 が あったと 考 えられるもの G: 原 因 不 明 のもの(Gを 除 く) H: 調 査 中 のもの 合 計 被 害 状 況 死 亡 B: 製 品 自 体 に 問 題 があり 使 い 方 も 故 発 生 に 影 響 したと 考 えられるもの C: 製 造 後 長 期 間 経 過 したり 長 期 間 の 使 用 により 性 能 が 劣 化 したと 考 えられるもの G: 製 品 起 因 であるが その 原 因 が 不 明 の もの D: 業 者 による 工 修 理 又 は 輸 送 中 の 取 扱 い 等 に 問 題 があったと 考 えられるもの E: 専 ら 誤 使 用 や 不 注 意 な 使 い 方 と 考 えられ るもの F:その 他 製 品 に 起 因 しないと 考 えられるもの 表 故 原 因 区 分 別 被 害 状 況 ( 6) 人 的 被 害 物 的 被 害 重 傷 軽 傷 拡 大 被 害 製 品 破 損 被 害 なし 合 計 5 8 76 ( ) ( ) [ ] [ ] 1 ( 0 ) [ 0 ] 1 ( 0 ) [ 0 ] 6 1 ( ) ( ) [ 1 ] [ 1 ] 1 5 ( ) ( ) [ 1 ] [ 1 ] 1 8 1 6 ( ) ( ) ( ) ( 8 ) [ 1 ] [ ] [ ] 1 5 8 ( ) ( ) [ 1 ] [ 1 ] 5 1 1 5 ( ) ( ) [ ] [ 1 ] [ 1 ] 1 9 5 9 ( 1 ) ( 5 ) ( 6 ) [ ] [ 7 ] [ 9 ] 1 1 19 11 10 6 61 ( ) ( ) ( ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 8 ) [ 1 ] [ 0 ] [ 7 ] [ ] [ 0 ] [ 0 ] [ ] ( 6) 平 成 年 月 1 日 現 在 重 複 対 象 外 情 報 を 除 いた 件 数 被 害 状 況 別 で 人 的 被 害 ( 死 亡 重 傷 軽 傷 )と 同 時 に 物 的 被 害 ( 拡 大 被 害 や 製 品 破 損 ) が 発 生 している 場 合 は 物 的 被 害 にはカウントせず 人 的 被 害 の 分 類 でカウントし より 重 篤 な 状 況 を 優 先 してカウントします また ( )の 数 字 は 被 害 者 の 人 数 [ ]の 数 字 は 内 数 で 火 災 の 件 数 - 6 -

(5) 使 用 期 間 別 製 品 別 故 発 生 件 数 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 61 件 のうち 使 用 期 間 の 判 明 した190 件 について 製 品 別 の 使 用 期 間 別 故 発 生 件 数 を 図 に 示 します 使 用 期 間 が6 年 以 内 で 発 生 した 故 が18 件 (7.6%)と 多 く 発 生 していま す 0 5 件 数 ( 件 ) 故 発 生 年 度 平 成 18 年 度 ~ 平 成 年 度 総 件 数 61 件 のうち 使 用 期 間 が 判 明 した 190 件 が 対 象 電 気 洗 濯 乾 燥 機 電 気 衣 類 乾 燥 機 ガス 衣 類 乾 燥 機 0 15 10 5 0 7 1 5 6 9 8 6 1 1 1 10 6 1 5 1 1 1 1 1 布 団 乾 燥 機 除 湿 機 1 1 1 1 1 1 1 1 1 図 使 用 期 間 別 製 品 別 故 発 生 件 数 - 7 -

(6) 故 の 現 象 別 被 害 状 況 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 61 件 について 現 象 別 被 害 状 況 を 表 及 び 表 5に 示 しま す 乾 燥 機 の 故 を 現 象 別 にみると 1 衣 類 等 に 残 留 していたオイル 等 が 酸 化 熱 によ り 自 然 発 火 が8 件 と 最 も 多 く 特 にガス 衣 類 乾 燥 機 で 多 く 発 生 しています 次 に 多 いものが 電 源 コードの 引 っ 張 りや 過 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 断 線 してショー ト が10 件 で 布 団 乾 燥 機 で 多 く 発 生 しています 表 乾 燥 機 の 現 象 別 被 害 状 況 ( 6) 被 害 状 況 人 的 被 害 物 的 被 害 被 害 合 計 現 象 の 内 容 死 亡 重 傷 軽 傷 拡 大 製 品 な し 被 害 破 損 1 衣 類 等 に 残 留 していたオイル 1 0 17 8 製 等 が 酸 化 熱 により 自 然 発 火 () () (1) (5) 品 [1] [] [] に 電 源 コ ー ド の 引 っ 張 り や 過 1 6 10 起 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 断 線 (1) (1) 因 してショート し [0] な 点 火 操 作 の 繰 り 返 しで 未 燃 焼 い ガスが 滞 留 し 異 常 着 火 (0) [0] 故 ヒーターに 液 体 や 異 物 が 付 着 及 し 乾 燥 時 に 焦 げて 発 煙 (0) び [0] 故 5 業 者 の 接 続 作 業 に 不 備 があ 1 1 原 り 接 触 不 良 から 加 熱 し 可 燃 () () 因 物 に 着 火 [1] [1] が 6 異 物 が 付 着 し 接 続 が 不 完 全 判 なため ガスが 漏 れて 着 火 明 (0) し [0] な 7その 他 1 11 5 1 18 い (1) (1) [0] 故 8 不 明 1 6 () () [] [7] [10] 製 品 に 起 因 する 故 と 考 えられる 7 7 76 もの () () [1] [1] 調 査 中 のもの 1 19 (1) (1) [6] [6] 合 計 1 0 10 99 8 5 199 () () (1) (0) (0) (0) (17) [1] [0] [5] [15] [0] [0] [1] - 8 -

また 除 湿 機 の 故 を 現 象 別 にみると 電 源 コードの 取 り 扱 いに 起 因 して 発 生 した 故 ( 引 っ 張 りや 過 度 な 屈 曲 によるショート 不 適 切 なねじり 接 続 によるショート) が7 件 発 生 しています 表 5 除 湿 機 の 現 象 別 被 害 状 況 ( 6) 被 害 状 況 人 的 被 害 物 的 被 害 被 害 合 計 現 象 の 内 容 死 亡 重 傷 軽 傷 拡 大 製 品 な し 被 害 破 損 及 び 故 原 因 が 判 明 し な い 故 製 品 に 起 因 し な い 故 1 電 源 コ ー ド の 引 っ 張 り や 1 1 5 過 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 (1) (1) 断 線 してショート [1] [1] ほこり 等 の 異 物 が ヒータ 1 ーの 熱 で 加 熱 され 発 煙 発 (0) 火 [0] 電 源 コードのねじり 接 続 1 1 で 接 触 不 良 により 異 常 発 熱 (0) し ショート [0] その 他 1 () () [0] 5 不 明 10 1 1 (0) [5] [5] 製 品 に 起 因 する 故 と 考 えられる 7 8 18 もの () () [] [] 調 査 中 のもの 1 10 17 (1) () (5) [] [1] [] 合 計 0 1 9 19 1 6 (0) (1) (10) (0) (0) (0) (11) [0] [0] [] [9] [0] [0] [11] ( 6) 平 成 年 月 1 日 現 在 重 複 対 象 外 情 報 を 除 いた 件 数 被 害 状 況 別 で 人 的 被 害 ( 死 亡 重 傷 軽 傷 )と 同 時 に 物 的 被 害 ( 拡 大 被 害 や 製 品 破 損 ) が 発 生 している 場 合 は 物 的 被 害 にはカウントせず 人 的 被 害 の 分 類 でカウントし より 重 篤 な 状 況 を 優 先 してカウントします また ( )の 数 字 は 被 害 者 の 人 数 [ ]の 数 字 は 内 数 で 火 災 の 件 数 - 9 -

. 故 例 の 概 要 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 の 故 について 現 象 別 の 例 を 示 します (1) 乾 燥 機 1 衣 類 等 に 残 留 していたオイル 等 が 酸 化 熱 により 自 然 発 火 ( 8) 平 成 0 年 1 月 6 日 ( 福 島 県 80 歳 代 女 性 死 亡 他 ) ( 故 内 容 ) 老 人 ホーム 内 の 電 気 衣 類 乾 燥 機 を 設 置 していた 部 屋 付 近 から 出 火 した 人 が 死 亡 し 人 が 重 傷 1 人 が 軽 傷 を 負 った ( 故 原 因 ) オイルが 残 留 したタオルを 電 気 衣 類 乾 燥 機 で 乾 かしたため オイルが 酸 化 し この 酸 化 熱 が 蓄 積 して 温 度 が 上 昇 し 発 火 したものと 推 定 される ( 8) 美 容 オイル(オリーブオイル アーモンドオイル グレープシードオイル 等 ) 食 用 油 動 物 油 等 の 油 は 空 気 に 触 れると 酸 化 して 熱 が 発 生 します この 熱 を 酸 化 熱 といいますが 酸 化 熱 が 蓄 積 して 温 度 が 上 昇 することで 自 然 発 火 に 至 ることがあります 平 成 年 月 5 日 ( 広 島 県 0 歳 代 女 性 拡 大 被 害 ) ( 故 内 容 ) 運 転 中 の 電 気 洗 濯 乾 燥 機 から 白 煙 が 出 て 異 臭 がし 洗 濯 物 が 焼 けた ( 故 原 因 ) 電 気 洗 濯 乾 燥 機 の 電 気 部 品 に 異 常 は 認 められず 焼 損 した 衣 類 などから 食 用 油 が 検 出 されたことから 食 用 油 が 付 着 した 衣 類 などを 乾 燥 させたため 酸 化 熱 により 自 然 発 火 し 衣 類 などが 焼 損 したものと 推 定 される なお 本 体 及 び 取 扱 説 明 書 に 食 用 油 などの 付 着 した 衣 類 は 洗 濯 後 でも 絶 対 に 乾 燥 し ないで 下 さい 油 の 酸 化 熱 による 自 然 発 火 や 引 火 の 恐 れがあります 旨 記 載 されてい る 電 源 コードの 引 っ 張 りや 過 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 断 線 してショート 平 成 1 年 月 8 日 ( 北 海 道 0 歳 代 女 性 製 品 破 損 ) ( 故 内 容 ) 布 団 乾 燥 機 の 電 源 スイッチを 入 れてコンセントに 差 し 込 んだところ ボン という 音 とともにコードが 破 裂 し 火 花 が 散 った ( 故 原 因 ) 電 源 コードを 持 ってコンセントから 抜 くことを 繰 り 返 していたため 差 し 込 みプラグ の 根 元 部 で 芯 線 が 半 断 線 状 態 となり ショートし 火 花 が 出 たものと 推 定 される なお 取 扱 説 明 書 には プラグを 抜 く 時 は 電 源 コードを 持 って 引 き 抜 かない ショー トして 発 火 することがある 旨 記 載 されている 点 火 操 作 の 繰 り 返 しで 未 燃 焼 ガスが 滞 留 し 異 常 着 火 平 成 年 7 月 7 日 ( 東 京 都 年 齢 性 別 不 明 製 品 破 損 ) ( 故 内 容 ) ガス 衣 類 乾 燥 機 が 突 然 停 止 し ガス 臭 いにおいがしたので 確 認 すると 本 体 側 面 の 吸 気 フィルターの 網 の 一 部 が 溶 融 していた - 10 -

( 故 原 因 ) 故 障 によって 着 火 不 良 が 生 じ 点 火 エラーの 表 示 が 出 ていたにもかかわらず 被 害 者 が 点 火 操 作 を 繰 り 返 し 行 ったため 機 器 内 に 充 満 した 未 燃 焼 ガスに 点 火 時 の 火 花 が 異 常 着 火 し 吸 気 フィルターを 焼 損 したものと 推 定 される なお 取 扱 説 明 書 には 異 常 時 に 使 用 しない 旨 の 注 意 表 示 が 記 載 されている ヒーターに 液 体 や 異 物 等 が 付 着 し 乾 燥 時 に 焦 げて 発 煙 平 成 1 年 月 19 日 ( 大 阪 府 0 歳 代 女 性 被 害 なし) ( 故 内 容 ) 電 源 を 入 れた 電 気 洗 濯 乾 燥 機 から 焦 げ 臭 いにおいがし 発 煙 した ( 故 原 因 ) 乾 燥 用 ヒーターに 洗 剤 成 分 の 焦 げ 付 きが 認 められることから 洗 濯 時 にヒーター 表 面 に 洗 剤 成 分 が 付 着 し 乾 燥 時 に 洗 剤 成 分 が 一 時 的 に 焦 げて 発 煙 したものと 推 定 される () 除 湿 機 1 電 源 コードの 引 っ 張 りや 過 度 の 屈 曲 等 で 芯 線 が 半 断 線 してショート 平 成 19 年 月 11 日 ( 鳥 取 県 70 歳 代 男 性 拡 大 被 害 ) ( 故 内 容 ) 階 建 て 住 宅 の 除 湿 機 付 近 から 出 火 し 全 焼 した ( 故 原 因 ) 電 源 コードが 長 年 にわたって 障 子 に 挟 み 込 まれた 状 態 で 使 用 されたため 当 該 部 分 が 半 断 線 して 短 絡 し 発 火 に 至 ったものと 推 定 される ほこり 等 の 異 物 が ヒーターの 熱 で 加 熱 され 発 煙 発 火 平 成 1 年 7 月 日 ( 滋 賀 県 年 齢 性 別 不 明 製 品 破 損 ) ( 故 内 容 ) 除 湿 機 の 後 部 から 白 煙 が 出 た ( 故 原 因 ) フィルターを 取 り 付 け 忘 れたため 使 用 時 に 製 品 内 部 に 多 量 のほこりが 入 り 込 み 除 湿 ローターに 付 着 したほこりがヒーターで 過 熱 され 発 煙 したものと 推 定 される なお 取 扱 説 明 書 には 必 ずフィルターを 取 りつける 旨 記 載 されている 電 源 コードのねじり 接 続 で 接 触 不 良 により 異 常 発 熱 し ショート 発 熱 平 成 1 年 6 月 1 日 ( 東 京 都 年 齢 性 別 不 明 拡 大 被 害 ) ( 故 内 容 ) 除 湿 機 を 運 転 中 に 出 火 し 室 内 全 体 が 煤 で 汚 損 された ( 故 原 因 ) 被 害 者 が 電 源 コードを 修 理 した 際 に 電 源 コードをねじって 接 続 したため 接 触 不 良 により 異 常 発 熱 短 絡 し 発 火 したものと 推 定 される なお 取 扱 説 明 書 には 電 源 コードの 破 損 や 加 工 を 禁 止 する 旨 記 載 されている - 11 -

. 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 による 故 の 防 止 について 乾 燥 機 及 び 除 湿 機 による 故 を 防 止 するため これらの 機 器 を 使 用 する 場 合 は 次 の 点 に 注 意 してください 詳 しくは 製 品 の 取 扱 説 明 書 をよく 読 んで 正 しく 使 用 してください (1) 乾 燥 機 共 通 の 注 意 点 1 美 容 オイル(アロマオイル 等 ) 食 用 油 等 が 付 着 したタオルや 衣 類 は 洗 濯 した 後 でも 乾 燥 機 で 乾 燥 させないでください または 乾 燥 機 にかける 場 合 はオイルを 完 全 に 除 去 してください 酸 化 熱 で 自 然 発 火 するおそれがあります 電 源 プラグのほこりは 定 期 的 に 取 ってください ほこりがたまると 湿 気 等 でトラッ キングが 生 じ 発 火 の 原 因 になることがあります エラー 表 示 が 出 た 際 には 使 用 を 中 止 し 取 扱 説 明 書 に 従 い 対 応 してください ()ガス 衣 類 乾 燥 機 の 注 意 点 1 ガス 漏 れを 防 ぐためガス 管 の 接 続 は 取 扱 説 明 書 に 従 って 正 しく 接 続 するか 業 者 に 依 頼 してください ガス 漏 れに 気 がついたときには ガス 栓 を 閉 じ 窓 を 開 けて 十 分 換 気 し サービスセ ンター 等 に 連 絡 してください なお ガス 漏 れ 時 には 火 をつける 操 作 のほか 電 源 プラグの 抜 き 差 しを 行 ったり 電 気 機 器 のスイッチ 操 作 をすると 漏 れたガスに 引 火 して 火 災 の 原 因 となることが あります 故 障 などにより 点 火 できない 場 合 は 連 続 して 点 火 操 作 をしないでください 滞 留 し たガスに 引 火 し 火 災 の 原 因 となることがあります () 布 団 乾 燥 機 の 注 意 点 1 電 源 プラグを 抜 く 時 は プラグ 部 を 持 って 行 い コードを 引 っ 張 らないでください 芯 線 が 断 線 してショート 発 火 することがあります () 除 湿 機 の 注 意 点 1 電 源 プラグを 抜 く 時 は プラグ 部 を 持 って 行 い コードを 引 っ 張 らないでください 芯 線 が 断 線 してショート 発 火 することがあります 電 源 コードが 断 線 した 場 合 は ねじり 接 続 などの 修 理 はせず 購 入 した 販 売 店 または 各 機 器 メーカー 修 理 サービスご 相 談 窓 口 にご 連 絡 ください 接 触 不 良 によって 異 常 発 熱 し ショート 発 火 することがあります フィルターを 必 ず 装 着 し 使 用 してください また フィルターを 定 期 的 に 掃 除 をし てください ほこり 等 が 機 器 内 部 に 堆 積 し 発 火 の 原 因 となることがあります また 製 品 に 起 因 する 故 については 社 告 リコール 対 策 がとられている 製 品 があり ます 使 用 している 製 品 が 社 告 リコールされていないか 添 付 の 社 告 リコールリス トで 確 認 してください - 1 -

( 参 考 ) オイルの 付 着 した 衣 類 等 による 衣 類 乾 燥 機 の 火 災 故 の 防 止 について オイルの 付 着 したタオル 等 を 乾 燥 させたため 乾 燥 機 から 出 火 した 火 災 がエステテ ィックサロン 等 で 引 き 続 き 発 生 していることから 経 済 産 業 省 は エステティック 関 係 団 体 に 対 して 平 成 年 月 16 日 に 火 災 故 の 防 止 についての 度 目 の 周 知 要 請 を 行 いました 参 考 :1. 経 済 産 業 省 のホームページ (http://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/pdf/oilfutyaku.pdf).niteにおける 注 意 喚 起 のためのポスター (http://www.nite.go.jp/jiko/poster/poster.html) 以 上 - 1 -