平 成 27 年 度 第 2 回 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 協 議 会 - 会 議 録 -
会 議 録 ( 敬 称 略 ) 会 議 の 名 称 開 催 日 時 開 催 場 所 平 成 27 年 度 第 2 回 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 協 議 会 平 成 28 年 2 月 1 日 ( 月 ) 午 後 2 時 00 分 開 会 午 後 4 時 00 分 閉 会 茨 木 商 工 会 議 所 会 議 室 会 長 山 野 寿 出 席 者 協 議 会 構 成 員 山 野 寿 ( 中 心 市 街 地 整 備 推 進 機 構 (( 一 社 ) 茨 木 市 観 光 協 会 ) 会 長 ) 木 村 正 文 ( 茨 木 商 工 会 議 所 専 務 理 事 )( 協 議 会 副 会 長 ) 鎌 谷 博 人 ( 茨 木 市 都 市 整 備 部 長 ) ( 協 議 会 副 会 長 ) 齊 藤 雅 通 ( 立 命 館 大 学 経 営 学 部 教 授 ) 山 本 博 史 ( 追 手 門 学 院 大 学 地 域 創 造 学 部 教 授 ) 山 田 久 敬 ( 茨 木 市 商 業 団 体 連 合 会 会 長 ) 奥 出 章 寛 ( ガンバ 大 阪 事 業 部 ホームタウン 推 進 課 長 ) ( 以 上 計 7 名 ) 欠 席 者 無 し 事 務 局 中 心 市 街 地 整 備 推 進 機 構 (( 一 社 ) 茨 木 市 観 光 協 会 ) 小 池 事 務 局 長 茨 木 商 工 会 議 所 鳥 山 次 長 茨 木 市 田 邊 都 市 整 備 部 次 長 兼 都 市 政 策 課 長 石 野 都 市 政 策 課 長 計 画 係 長 福 田 都 市 整 備 部 市 街 地 新 生 課 参 事 議 題 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 検 討 状 況 の 報 告 傍 聴 者 無 し
ただ 今 から 第 2 回 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 協 議 会 を 開 会 する 協 議 会 の 開 会 にあたり 山 野 会 長 よりご 挨 拶 を 頂 戴 する (あいさつ) 本 日 の 出 席 状 況 をご 報 告 させていただく 委 員 総 数 は7 名 のうち 委 員 全 員 にご 出 席 いただいており 協 議 会 規 約 第 10 条 第 4 項 の 規 定 によ り 本 日 の 協 議 会 は 成 立 している なお ガンバ 大 阪 様 におかれましては 組 織 改 編 に 伴 い 事 業 本 部 伊 藤 副 本 部 長 に 代 わり 協 議 会 規 約 第 9 条 第 3 号 の 規 定 に 基 づき 事 業 部 ホームタウン 推 進 課 奥 出 課 長 に 今 後 の 委 員 を 務 めていただく 奥 出 課 長 から 一 言 ご 挨 拶 を 頂 戴 する 奥 出 委 員 (あいさつ) それでは 協 議 会 規 約 第 10 条 第 3 項 の 規 定 により 以 後 の 本 協 議 会 の 運 営 を 会 長 である 山 野 会 長 にお 願 いする これより 議 長 を 務 めさせていただくので ご 協 力 をお 願 いする 本 日 は 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 策 定 に 向 けた 取 組 状 況 について 市 より 説 明 をお 願 いする 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 検 討 状 況 の 報 告 等 について ( 配 布 資 料 を 用 いて 説 明 ) 市 より 説 明 は 以 上 である 報 告 いただいた 内 容 について 何 かご 意 見 ご 質 問 等 はあるか 斎 藤 委 員 基 本 計 画 の 策 定 にあたっては 個 々の 事 業 を 集 めるだけでなはなく 茨 木 市 らしさ がどこにあるかを 明 確 にした 方 が 良 いのではないか 茨 木 市 には 土 器 や 銅 鐸 などの 歴 史 的 文 化 的 資 源 があり そういった 地 域 の 魅 力 を 踏 まえて 計 画 を 策 定 した 方 が 良 いのではないか 長 期 的 な 視 点 を 持 って 独 自 のストーリーをもったまちづくりを 考 えて 基 本 計 画 に 活 かしていかなればならない ドイツのケルンやアメリカのミネアポリス の 例 にもあるように 都 市 のコンセプトを 大 切 にするべきである 都 市 の 中 心 となるシンボルがあることによって 市 外 からの 集 客 や 回 遊 性 の 向 上 につながると 考 える 例 えば 茨 木 市 には 日 世 があるので 商 店 街 毎 に 違 う 味 のソフトクリ - 1 -
ームを 作 って リピーターを 増 やすような 取 組 みや 市 民 会 館 の 建 替 につ いては ホール 建 設 だけでなく まちのアイデンテティを 感 じることが できるようなシンボリックなものを 作 ることが 大 切 であると 考 える 本 市 の 中 心 市 街 地 の 魅 力 として 中 心 市 街 地 の 中 央 部 に 元 茨 木 川 緑 地 があるが これを 十 分 に 活 かしきれていない 今 後 は こういった 魅 力 を 活 かした 公 共 施 設 整 備 を 進 めていきたい また ハード 事 業 として 市 民 会 館 の 跡 地 活 用 JR 阪 急 両 駅 の 整 備 一 方 通 行 化 構 想 の 検 討 や 公 共 空 間 を 活 用 した 取 組 みを 進 めていきたい と 考 えており 一 時 的 なイベントだけでなく 恒 常 的 な 賑 わいに 繋 げら れるようなまちづくりを 進 めていきたい 一 方 通 行 化 構 想 の 実 現 には 実 施 までに 長 期 間 を 要 するのか 総 合 計 画 や 都 市 計 画 マスタープラン また 総 合 交 通 戦 略 において 位 置 付 けされており 市 として 積 極 的 に 取 組 んでいきたいと 考 えている 実 施 にあたっては 関 連 する 道 路 の 整 備 後 に 社 会 実 験 を 踏 まえて 事 業 実 施 となるが まずは 関 連 する 道 路 整 備 が 必 要 なため 今 回 の 基 本 計 画 期 間 内 での 実 現 は 難 しいと 考 えている 一 方 通 行 化 の 際 には 現 状 一 部 歩 道 において 幅 員 が 狭 く 危 険 な 箇 所 があるので 合 わせて 検 討 いただきたい 山 田 委 員 計 画 書 に いばらき 童 子 まつり について 記 載 してほしい また 市 役 所 から 西 側 の 商 店 街 については 電 線 の 地 中 化 が 進 んでお らず 電 線 の 地 中 化 の 検 討 をお 願 いしたい 電 線 の 地 中 化 についても 一 歩 通 行 化 を 検 討 する 際 に 合 わせて 取 り 組 ん でいきたいと 考 えている いばらき 童 子 まつり については 計 画 書 に 記 載 するものとする ただし 既 存 のまつりを 活 かして 別 の 事 業 と 連 携 した 取 組 みを 進 めるこ とによって 恒 常 的 な 賑 わいを 生 むなど 新 たな 事 業 の 掘 り 起 こしについ て 商 店 街 においても 議 論 頂 きたい 山 田 委 員 恒 常 的 な 取 組 みについて 商 店 街 も 検 討 しているが 良 い 案 について は 出 ていない 状 況 である 現 在 は 学 生 と 一 緒 に 商 店 街 マップを 作 成 しており こういった 働 きを 将 来 的 に 中 心 市 街 地 の 発 展 につなげることが 出 来 ればと 考 えている - 2 -
山 本 委 員 市 民 にとっての 茨 木 らしさ を 発 信 していかないといけない 空 き 店 舗 の 利 活 用 の 事 例 として 丸 亀 市 の 商 店 街 では 多 数 存 在 する 空 き 店 舗 について NPO 法 人 が 空 き 店 舗 と 事 業 者 をマッチングする 仕 組 み があったが 何 年 後 かにはマンションに 変 わっていた また 天 神 橋 筋 商 店 街 では 空 き 店 舗 前 で 営 業 していた 屋 台 が 商 店 街 振 興 組 合 によるマッチングの 取 組 みにより 空 き 店 舗 に 入 り 営 業 する といった 事 例 もある このように 商 店 街 の 空 き 店 舗 対 策 も 様 々な 事 例 があるが 茨 木 に 合 った 取 組 みをしなければ 商 業 活 性 化 には 繋 がらな いと 考 える 茨 木 らしさ や 茨 木 発 祥 になるものについて 今 後 専 門 部 会 等 も 含 めて 検 討 を 進 めていきたいと 考 えている 他 事 例 でも 商 店 街 の 中 にマンションが 建 つ 事 例 も 増 えてきている 状 況 であり 空 き 店 舗 の 利 活 用 については 売 上 だけを 見 るのではなく 様 々な 視 点 から 検 討 を 進 めていただきたい 空 き 店 舗 の 跡 地 利 用 で マンションを 建 設 し その 結 果 中 心 市 街 地 の 人 口 が 増 えるという 状 況 になっている 市 としては 来 訪 人 口 をいかに 増 やすかといった 視 点 から 検 討 を 進 めていきたい 木 村 委 員 10 年 ほど 前 に 実 施 した 市 民 ワークショップでは 中 心 市 街 地 の 中 央 に 緑 が 多 く 存 在 することが 茨 木 市 の 魅 力 であるという 意 見 が 多 数 あった 一 方 では 元 茨 木 川 緑 地 が 商 店 街 を 分 断 しているという 声 もあるが 元 茨 木 川 緑 地 を 本 市 の 魅 力 と 捉 えて 活 性 化 に 向 けた 取 組 みを 検 討 してい かなければならないと 考 える 中 心 市 街 地 の 空 き 店 舗 等 のマンション 化 を 防 ぐにあたっては 地 区 計 画 などでマンション 建 設 を 規 制 することも 考 えられる また 茨 木 の 魅 力 を PR する 一 つとして 茨 木 川 から 水 を 引 いて 日 本 で 初 めてプールを 作 った 茨 木 高 校 があるといった 事 も PR の 材 料 に 出 来 るのではないかと 考 える 茨 木 の 強 みとしては 中 心 市 街 地 にみどりが 多 く ジョギングもでき るまちであり また 中 心 市 街 地 でたくさんのイベントが 行 われている まちであるということは 発 信 すれば 良 いのではないか 一 方 で 茨 木 の 欠 点 としては 宿 泊 施 設 が 少 ないことや 高 齢 化 が 進 んでいる 商 店 街 の 活 性 化 にも 新 たな 仕 組 み 作 りが 必 要 であると 考 える - 3 -
山 田 委 員 商 店 街 の 後 継 者 の 事 例 として 経 営 者 が 変 わることにより 商 店 街 に 非 協 力 的 な 経 営 者 が 出 てくるような 事 例 が 問 題 として 挙 がっている 状 況 である 中 心 市 街 地 は 商 業 地 域 であり マンション 計 画 があった 場 合 には 低 層 階 に 店 舗 を 入 れてもらうように 指 導 を 行 っている また 空 き 店 舗 の 活 用 については 借 りる 側 と 貸 主 との 想 いの 違 いに より トラブルが 起 こる 事 例 もあることから 貸 主 も 貸 しにくいといった 事 もあるため お 互 いの 意 思 疎 通 が 図 れる 様 な 仕 組 み 作 りが 必 要 である と 考 える 奥 出 委 員 昨 年 11 月 11 日 にエキスポシティが 開 業 し 年 間 1700 万 人 ( 参 考 : USJ 年 間 1200 万 人 )の 動 員 を 見 込 んでいる 今 年 5 月 には 日 本 最 大 の 観 覧 車 等 の 建 設 も 予 定 されており 来 場 者 は 増 える 見 込 みである ガンバ のスタジアムにおいても 今 年 2 月 から 稼 働 予 定 であり 1 試 合 当 り 4 万 人 の 来 場 者 が 見 込 まれる また 駐 車 場 整 備 については ガンバスタジアムで 2,000 台 エキス ポシティは 4,500 台 を 整 備 している なお 利 用 者 の 多 くはモノレールを 利 用 し 乗 車 数 は 以 前 の 約 6 倍 に なっている バス 利 用 者 は JR 茨 木 駅 からの 利 用 が 大 半 である 中 には 茨 木 駅 から 歩 いてスタジアムに 来 場 される 客 も 多 い 活 性 化 には バスの 発 着 点 と なる JR 茨 木 駅 からスタジアムやエキスポシティへ 訪 れる 客 をつかむこ とが 大 切 であり 立 命 館 や 追 手 門 や 阪 大 などの 大 学 生 も 併 せて 中 心 市 街 地 に 回 遊 させる 仕 組 みが 必 要 であると 考 える また 先 ほど 意 見 もあったが 宿 泊 施 設 が 無 いのは 残 念 であり 今 後 検 討 いただきたい スタジアムについても ガンバ 大 阪 が 48 年 間 の 指 定 管 理 をすることとなっており 茨 木 市 民 の 方 も 含 めて スタジアムへ 来 ていただける 環 境 インフラの 整 備 に 努 めていきたい 茨 木 市 は レンタサイクルなどの 自 転 車 施 設 は 充 実 しているので 利 用 者 がスタジアムだけでなく 周 辺 を 利 用 することが 出 来 るようになれ ば よりよいまちになると 考 える 木 村 委 員 日 航 ホテルがあった 時 は ガンバの 試 合 の 日 は 満 室 であった 現 状 宿 泊 は 大 阪 市 内 を 利 用 する 人 が 大 半 である 鎌 谷 部 長 ビジネスホテルで 対 応 は 出 来 ないか - 4 -
木 村 委 員 ビジネスホテルは 部 屋 数 が 少 なく 難 しい ガンバ 大 阪 の 年 間 の 試 合 は 昼 と 夜 どちらの 割 合 が 多 いのか 奥 出 委 員 19:00 から 21:00 までのナイターの 時 間 が 多 い そのため 関 東 からの 客 は 宿 泊 する 場 合 が 多 い モノレールは 臨 時 便 での 対 応 をしている バスについては バースの 増 設 などの 対 応 を 行 っているが 利 用 客 は 増 加 していない 状 況 である 利 用 客 の 増 加 を 図 るため ガンバ 大 阪 から の 提 案 事 業 等 を 検 討 することも 必 要 であるが ガンバ 大 阪 としても 何 ら かの 形 で 事 業 実 施 段 階 でもご 協 力 いただきたいと 考 えている 鎌 谷 部 長 基 本 計 画 策 定 にあたっては すでに 御 意 見 にもあがっているが 私 も 茨 木 市 らしさ が 重 要 であると 考 える 茨 木 らしさ とは 今 ある 茨 木 らしさ と 隠 れている 茨 木 らしさ と これから 造 り 出 す 茨 木 ら しさ があるとのお 話 があった 元 茨 木 川 緑 地 についても 茨 木 らしさ を 代 表 する 一 つと 考 える 基 本 計 画 の 策 定 にあたっては 茨 木 らしさ について 市 だけでなく 民 間 事 業 者 からの 御 意 見 をいただきたい 中 心 市 街 地 全 体 を 一 度 に 活 性 化 するのは 難 しいが 小 さな 区 域 で 活 性 化 を 行 い それを 区 域 全 体 にちりばめることが 大 切 であると 思 う 合 わ せて 必 要 なハード 事 業 については 御 意 見 を 踏 まえながら 市 で 対 応 を 検 討 する 山 本 委 員 学 生 が JR 阪 急 からスクールバスを 利 用 するため 中 心 市 街 地 を 訪 れる 機 会 が 少 なく 感 じる 例 えば スクールバスを 駅 前 に 発 着 させるのをやめてはどうか スクールバスについては 観 光 協 会 からも 中 央 公 園 の 南 グラウンドに 発 着 させてはどうかと 市 に 提 言 している そこからであれば JR 阪 急 両 駅 に 徒 歩 で 移 動 することとなる ( 鳥 山 次 長 ) 山 田 委 員 からご 説 明 のあったマップ 作 りに 関 しては 立 命 館 大 学 と 追 手 門 学 院 大 学 の 学 生 に 関 わっていただいている 他 にもまちづくりに 関 する 取 組 みとして 立 命 館 大 学 では 大 学 の 開 学 にあたって ソフトクリーム 作 り 等 にも 関 わってもらっている 追 手 門 学 院 大 学 では 学 生 を 中 心 として 茨 木 まつりに 向 けたパン 作 り - 5 -
などに 取 り 組 んでもらっている 状 況 である 事 例 のような 身 近 な 取 組 が 大 切 である 専 門 部 会 でも 検 討 を 重 ねても らい より 良 いものを 作 ってもらえると 良 い ( 小 池 事 務 局 長 ) い 地 域 ポイントシステムの 構 築 については 庁 内 での 調 整 をお 願 いした 茨 木 独 自 のシステム 構 築 が 出 来 るように 検 討 を 進 めていきたい 山 本 委 員 来 年 度 より 1 回 生 に 市 の 第 5 次 総 合 計 画 をテキストとして 用 いた 授 業 を 展 開 していきたいと 考 えている 内 容 に 関 して 市 民 や 学 生 からの 問 い 合 わせがあった 場 合 の 対 応 について よろしくお 願 いしたい 他 に 質 問 が 無 いようなので これで 質 疑 を 終 了 させていただく 以 上 で 第 2 回 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 協 議 会 を 閉 会 する 最 後 に 市 から 連 絡 事 項 があればお 願 いしたい 石 野 係 長 現 在 茨 木 のシティプロモーションの 基 本 方 針 がパブリックコメント を 実 施 しているところであり その 中 に 意 見 の 多 かった 茨 木 らしさ に 関 する 記 載 もある その 辺 りも 参 考 にしていただければと 考 えている 委 員 の 方 々には 長 時 間 に 渡 り 議 事 運 営 にご 協 力 いただき お 礼 申 し 上 げる 次 回 の 会 議 の 日 程 等 につきましては 決 まり 次 第 事 務 局 より 連 絡 させていただく 以 上 で 第 2 回 茨 木 市 中 心 市 街 地 活 性 化 協 議 会 を 閉 会 する (16 時 00 分 閉 会 ) - 6 -