多重債務・ヤミ金融対応マニュアル(第3版)



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目 次 1 多 重 債 務 問 題 とは 1ページ 2 借 り 入 れの 金 利 について (1) 高 金 利 と 要 返 済 額 のイメージ( 返 済 できない 場 合 ) 2ページ (2)グレーゾーン 金 利 について 2ページ 3 過 払 い 金 とは 3ページ 4 具 体 的 解 決 方 法 ( 債 務 整 理 ) 4ページ ( 任 意 整 理 ) 4ページ ( 特 定 調 停 ) 5ページ ( 個 人 版 民 事 再 生 ) 5ページ ( 自 己 破 産 ) 6ページ (4つの 債 務 整 理 方 法 のイメージ 図 ) 7ページ ( 家 計 収 支 表 ) 9ページ 5 ヤミ 金 融 とは 10ページ 6 ヤミ 金 融 への 対 応 (1) 現 状 の 把 握 13ページ (2) 違 法 性 の 判 定 14ページ (3) 相 談 に 対 する 助 言 指 導 Ⅰ 悪 質 な 取 り 立 て 行 為 への 対 応 16ページ Ⅱ 身 に 覚 えのない 賃 借 への 対 応 19ページ Ⅲ 高 金 利 請 求 への 対 応 20ページ 7 振 り 込 め 詐 欺 への 対 応 22ページ 8 ワンクリック 請 求 への 対 応 25ページ 9 ヤミ 金 融 架 空 請 求 等 の 口 座 に 関 する 情 報 提 供 28ページ 参 考 1 多 重 債 務 ヤミ 金 融 問 題 等 対 策 協 議 会 とは 30ページ 2 各 種 相 談 先 31ページ ( 参 考 ) 無 料 法 律 相 談 会 実 施 概 要 ( 鳥 取 県 内 ) 32ページ - 1 -

1 多 重 債 務 問 題 とは 現 在 我 が 国 の 消 費 者 金 融 の 利 用 者 は 1,400 万 人 を 超 え そのうち 200 万 人 を 超 える 人 々が 返 済 困 難 な 多 重 債 務 状 態 にあると 言 われています こうした 多 重 債 務 問 題 に 対 応 するため 政 府 は 平 成 21 年 頃 を 目 途 とし て 多 重 債 務 の 原 因 となる 高 金 利 の 是 正 や 借 りすぎ 防 止 のため 年 収 の3 分 の1を 超 える 借 入 を 禁 止 する 総 量 規 制 の 導 入 を 柱 とした 貸 金 業 法 等 の 改 正 を 行 いました( 改 正 の 概 要 は 頁 をご 覧 下 さい ) この 制 度 改 正 により この 改 正 が 完 全 に 実 施 される 平 成 21 年 頃 からは 新 たな 多 重 債 務 者 の 発 生 は 抑 制 されることが 期 待 されます 一 方 で 現 時 点 で 200 万 人 を 超 えると 言 われる 多 重 債 務 者 に 対 する 対 策 も 必 要 となります これらの 多 重 債 務 者 の 多 くは 借 金 の 返 済 に 追 われて 新 たな 借 入 れを 繰 り 返 し なんとか 窮 状 をしのいでいると 言 われていますが 今 後 は そのようなその 場 しのぎの 借 入 れも 難 しくなります というのも 今 まで 貸 金 業 者 は 多 少 返 済 が 困 難 になりそうな 借 り 手 に 対 しても 高 金 利 を 背 景 に 貸 付 けを 行 うケースも 見 受 けられましたが 先 ほど 紹 介 した 制 度 改 正 によって こうした 貸 付 けを 行 わなくなること が 予 想 されるからです 貸 金 業 者 から 借 りられなくなると 債 務 者 は 貸 金 業 者 からの 取 立 てを 何 とかしようと ついにはヤミ 金 融 に 手 を 出 して しまうことも 考 えられます 一 度 ヤミ 金 融 に 手 を 出 してしまうと 債 務 者 はおろか 家 族 の 生 活 まで 破 壊 されてしまい 多 くの 不 幸 を 生 み 出 すこ とになってしまうのです 適 切 な 債 務 整 理 等 を 行 えば 借 金 問 題 は 必 ず 解 決 できます 本 マニュアルでは 多 重 債 務 に 陥 った 債 務 者 の 方 や ヤミ 金 融 の 被 害 を 受 けておられる 方 が 適 切 な 債 務 整 理 や 対 応 を 行 うことにより 借 金 問 題 を 解 決 することができることを 目 的 に 作 成 しています - 1 -

2 借 り 入 れの 金 利 について (1) 高 金 利 と 要 返 済 額 のイメージ( 返 済 できない 場 合 ) 返 済 できない 場 合 は 負 債 額 が 急 激 に 拡 大 します (100 万 円 借 りた 場 合 の 複 利 計 算 ) 万 360 万 円 円 金 利 29.2% 300 金 利 20% 249 万 円 200 201 万 円 金 利 15% 100 1 2 3 4 5( 年 ) (2)グレーゾーン 金 利 について 15~20% 超 29.2% 以 下 の 金 利 部 分 はグレーゾーン 金 利 と 呼 ばれています グレーゾーン 金 利 は 無 効 であり 支 払 う 必 要 はありません ただし 現 行 法 では 任 意 の 支 払 いで かつ 貸 金 業 者 が 法 令 で 義 務 付 けられた 書 面 交 付 を 行 っている 場 合 は グレーゾーン 金 利 でも 支 払 った 場 合 には 有 効 となる 場 合 もあるので 注 意 が 必 要 です 刑 事 罰 対 象 29.2% 出 資 法 上 限 金 利 20% 任 意 性 書 面 性 を 満 たす 場 合 に 有 効 (グレーゾーン 金 利 は 無 効 ) 18% 利 限 法 上 限 金 利 15% 超 過 分 は 無 効 10 万 円 100 万 円 - 2 -

3 過 払 い 金 とは グレーゾーン 金 利 部 分 が 無 効 となった 場 合 例 えば100 万 円 を29. 2%の 利 息 で 借 り 入 れしていた 場 合 15%(*)の 利 息 で 再 度 計 算 を することができます これを 引 き 直 し 計 算 と 言 い 余 計 に 払 っていた 利 息 を 過 払 い 金 と 言 います (*) 借 り 入 れ 元 本 の 額 により 15%から20%の 利 息 が 定 められています 引 き 直 し 計 算 の 例 出 資 法 上 限 29.2% 利 息 制 限 法 上 限 15% 100 万 円 00 年 4/1 100 万 円 借 入 1 年 間 年 29.2%の 利 息 で 借 入 29.2 万 円 100 万 円 01 年 3/31 129.2 万 円 返 済 1 年 後 に29.2 万 円 の 利 息 と 合 わせ129.2 万 円 を 返 済 引 き 直 し 計 算 過 払 金 ( 払 いすぎた 利 息 ) 14.2 万 円 (129.2 万 円 -(100 万 円 +100 万 円 15%) =14.2 万 円 ) 1 必 要 な 書 面 が 交 付 されてない 又 は 2 任 意 に 返 済 していない 利 息 制 限 法 へ 引 き 直 し 払 い すぎた 利 息 (14.2 万 円 )の 返 還 を 請 求 できる 金 利 と 過 払 い 金 について もう 一 度 確 認 しておきます 現 行 法 では 出 資 法 の 上 限 金 利 29.2%と 利 息 制 限 法 の 上 限 金 利 (15%から2 0%)の2 種 類 の 利 息 が 存 在 しており ほとんどが 低 い 金 利 ( 利 息 制 限 法 の 上 限 金 利 )で 引 き 直 し 計 算 ができるということです なお 平 成 18 年 12 月 の 貸 金 業 規 制 法 の 改 正 により 3 年 後 には 上 限 金 利 が20%まで 引 き 下 げられる 予 定 です 次 に 任 意 整 理 特 定 調 停 などの 債 務 整 理 について 説 明 します - 3 -

4 具 体 的 解 決 方 法 ( 債 務 整 理 ) 債 務 整 理 の 方 法 としては 次 の4つの 方 法 があり それぞれの 方 法 ご とにそれぞれの 特 徴 を 持 っています (1) 任 意 整 理 ( 裁 判 所 を 通 さず 債 権 者 と 弁 護 士 などの 間 で 返 済 方 法 を 和 解 します ) (2) 特 定 調 停 ( 裁 判 所 が 債 権 者 と 債 務 者 の 間 に 立 って 利 害 関 係 を 調 整 します 1 ) (3) 個 人 版 民 事 再 生 ( 裁 判 所 が 認 可 した 再 生 計 画 に 基 づき 債 務 を 返 済 します 2 ) (4) 自 己 破 産 ( 裁 判 所 を 通 じて 債 務 の 支 払 いを 免 責 してもらいます 3 ) ただ これだけでは 何 のことかさっぱり 分 からないという 方 も 多 いと 思 いますので それぞれの 方 法 についてもう 少 し 詳 しく 見 ていくことに しましょう (1) 各 債 務 整 理 の 詳 しい 説 明 任 意 整 理 取 引 を 行 っている 金 融 業 者 と 任 意 で 調 整 を 行 う 手 続 です 利 息 制 限 法 ( 上 限 金 利 15% ~20%)に 基 づき 引 き 直 し 計 算 を 行 い 債 務 の 圧 縮 を 行 います 出 資 法 の 上 限 金 利 ( 年 利 29.2%)で 貸 付 を 行 っている 消 費 者 金 融 などの 場 合 は 取 引 期 間 が 長 い 場 合 は 過 払 金 の 返 還 を 受 けられるケースもあります しかし 個 人 交 渉 に 応 じない 消 費 者 金 融 が 多 いため 法 律 の 専 門 家 である 弁 護 士 司 法 書 士 に 連 絡 することをお 勧 めします 最 終 取 引 日 以 降 の 利 息 のカットや 一 括 整 理 だと 減 額 に 応 じてもらえる 場 合 もあります 例 100 万 円 借 りて 毎 月 3 万 円 返 済 した 場 合 出 資 法 の 上 限 金 利 29.2%で 計 算 した 場 合 返 済 総 額 210 万 円 利 息 制 限 法 の 金 利 15%で 計 算 した 場 合 返 済 総 額 132 万 円 差 額 78 万 円 1 特 定 調 停 の 手 続 は 特 定 債 務 等 の 調 整 の 促 進 のための 特 定 調 停 に 関 する 法 律 とい う 法 律 に 定 められています 2 個 人 版 民 事 再 生 の 手 続 は 民 事 再 生 法 という 法 律 の 第 221 条 以 降 に 規 定 されてい ます なお 個 人 版 民 事 再 生 という 言 葉 は 法 律 上 の 用 語 ではありませんが 理 解 しやすくするために このマニュアルの 中 では 個 人 版 民 事 再 生 という 言 葉 を 使 用 します 3 自 己 破 産 の 手 続 は 破 産 法 という 法 律 に 定 められています - 4 -

特 定 調 停 調 停 委 員 を 交 えて 当 事 者 の 合 意 をはかるための 裁 判 手 続 です ( 原 則 として 簡 易 裁 判 所 に 申 し 立 てます ) この 手 続 きでは 返 済 期 間 の 延 長 による 毎 月 の 返 済 額 の 減 額 調 停 以 後 の 将 来 利 息 の 減 額 カット 利 息 制 限 法 に 基 づく 引 き 直 しによる 債 務 額 の 圧 縮 などを 債 権 者 と 話 し 合 います ただし 調 停 が 成 立 すると 調 停 調 書 が 作 成 され 判 決 と 同 じ 効 力 が 生 じます 債 務 者 が 調 停 内 容 を 履 行 できない 場 合 には いきなり 給 料 の 差 し 押 えなどを 受 けることにな ります また 全 ての 債 権 者 と 話 し 合 いがつかないと 結 局 は 返 済 できなくなってしまうおそ れが 高 いので 注 意 が 必 要 です 簡 易 裁 判 所 に 特 定 調 停 申 立 書 特 定 調 停 の 申 立 をされる 方 のために 等 の 関 係 書 類 が 準 備 されています 個 人 再 生 民 事 再 生 法 のうち 小 規 模 な 負 債 を 抱 え 支 払 不 能 状 態 になるおそれがある 債 務 者 のた めに 平 成 13 年 4 月 1 日 から 設 けられたのが 個 人 債 務 者 再 生 に 関 する 特 則 です 具 体 的 には 以 下 の3つの 特 則 が 設 けられました (1) 小 規 模 個 人 再 生 継 続 的 収 入 を 得 る 見 込 みがあり 再 生 債 権 額 が5000 万 円 ( 但 し 下 記 (3)の 債 権 額 などを 除 く)を 超 えない 場 合 (2) 給 与 所 得 者 等 再 生 (1)の 要 件 を 満 たし 給 与 等 の 定 期 的 収 入 を 得 る 見 込 みがあり その 額 の 変 動 の 額 が 小 さいと 見 込 まれる 場 合 (3) 住 宅 資 金 貸 付 債 権 に 関 する 特 則 自 分 が 所 有 する 居 住 用 不 動 産 に 関 して 住 宅 ローンを 組 んでいる 場 合 (1)については 債 権 者 の 同 意 を 得 て (2) (3)については 債 権 者 の 意 見 を 聴 いた 上 で 一 定 の 基 準 を 満 たした 再 生 計 画 の 認 可 を 受 け その 再 生 計 画 に 基 づいて 返 済 を 続 けていく 裁 判 手 続 です この 手 続 では 債 務 者 の 収 入 に 基 づいた 再 生 計 画 を 立 てることが 大 変 重 要 にな ります そこで 個 人 債 務 者 再 生 手 続 の 申 立 を 考 えている 方 は 司 法 書 士 などの 専 門 家 に 相 談 した 方 が 良 いでしょう - 5 -

破 産 債 務 者 の 資 力 で 全 ての 債 権 者 に 対 する 借 金 等 の 債 務 を 完 済 することができず 経 済 的 に 破 綻 をきたした 場 合 に 債 務 者 の 全 財 産 を 金 銭 に 換 えて 全 ての 債 権 者 に 債 権 額 に 応 じて 公 平 に 配 当 する 裁 判 手 続 です 支 払 不 能 状 態 になってしまい 経 済 的 に 破 綻 してしまった 債 務 者 に 経 済 的 更 生 の 機 会 を 与 えるための 制 度 という 側 面 もあります 破 産 には (1) 債 権 者 破 産 ( 債 権 者 から 債 務 者 の 破 産 を 申 立 てる 手 続 )と (2) 自 己 破 産 ( 債 務 者 自 ら 破 産 を 申 立 てる 手 続 )があります 今 日 では 自 己 破 産 件 数 が 多 く 破 産 といえば 自 己 破 産 を 意 味 するようになってきまし た また 破 産 手 続 では 原 則 として 申 立 人 の 財 産 を 金 銭 に 換 え 債 権 者 へ 配 当 するために 破 産 管 財 人 が 選 任 されますが 財 産 がほとんどなく 破 産 手 続 の 費 用 をまかなうこと ができないような 場 合 は 破 産 宣 告 と 同 時 に 破 産 廃 止 決 定 がなされ 破 産 管 財 人 も 選 任 さ れません どちらの 手 続 きになるかで 裁 判 所 への 予 納 金 手 続 期 間 も 異 なってきます 地 方 裁 判 所 に 自 己 破 産 申 立 書 破 産 申 立 手 続 きのあらまし 等 関 係 書 類 が 準 備 さ れています 次 に4つの 方 法 がどのような 方 法 か イメージ 図 を 見 ていきましょう なお イメージ 図 の 後 に 家 計 収 支 表 を 掲 載 しています 家 計 収 支 表 については あなたの 毎 月 の 収 入 と 支 出 を 計 算 するこ とで 毎 月 の 返 済 可 能 額 を 確 認 するためのものです 債 務 整 理 の 選 択 にあたり 無 理 のない 毎 月 の 返 済 可 能 額 を 確 認 す ることが 判 断 基 準 のひとつとなるのです ( 例 )3 年 間 (36 回 払 い)で180 万 円 の 借 金 (*)を 返 済 する 場 合 180 万 円 36 回 =5 万 円 毎 月 5 万 円 の 返 済 可 能 額 が 必 要 となります (*) 借 金 の 額 は 引 き 直 し 計 算 後 の 額 となります - 6 -

(2)イメージ 任 意 整 理 に 適 している 場 合 任 意 整 理 のイメージ ー 裁 判 所 を 使 わず 当 事 者 間 の 話 し 合 いで 返 済 方 法 を 和 解 しますー 借 金 総 額 が 比 較 的 少 額 の 場 合 引 き 直 し 計 算 で 借 金 の 減 額 が 見 込 まれる 場 合 1 面 談 2 債 務 整 理 の 依 頼 3 受 任 通 知 送 付 取 立 ストップ 所 要 期 間 ( 相 談 ~ 返 済 計 画 の 合 意 まで) 2~4ヶ 月 所 要 費 用 1 社 2 万 5 千 円 程 度 (これに 加 え 報 酬 額 が 加 算 される 場 合 あり) ここで 紹 介 する 数 値 は 一 例 です 具 体 的 には 地 元 の 法 律 専 門 家 に 確 認 して 下 さい 法 律 専 門 家 貸 金 業 者 誘 導 相 談 員 4 引 き 直 し 計 算 借 金 の 額 の 確 定 5 返 済 条 件 の 協 議 返 済 計 画 の 合 意 債 務 整 理 完 了 相 談 多 重 債 務 者 6 返 済 計 画 に 基 づき 返 済 主 なメリット 当 事 者 間 の 話 し 合 いによるため 柔 軟 な 返 済 計 画 を 組 むことが 可 能 引 き 直 し 計 算 により 借 金 の 額 の 減 額 が 可 能 受 任 通 知 により 取 立 てが 止 まる( 全 ての 手 続 に 共 通 ) 主 なデメリット 当 事 者 間 の 任 意 の 話 し 合 いのため 話 し 合 いに 応 じ ない 貸 金 業 者 に 対 する 強 制 力 がない 事 故 情 報 に 登 録 される 恐 れがある( 全 ての 手 続 に 共 通 ) 特 定 調 停 のイメージ ー 裁 判 所 が 債 権 者 と 債 務 者 の 間 に 立 って 利 害 関 係 を 調 整 しますー 特 定 調 停 に 適 している 場 合 借 金 をしている 貸 金 業 者 の 数 が 少 ない 場 合 引 き 直 し 計 算 で 借 金 の 減 額 が 見 込 まれる 場 合 所 要 期 間 ( 相 談 ~ 返 済 計 画 の 合 意 まで) 1~2ヶ 月 所 要 費 用 数 千 円 程 度 2 申 立 があった 旨 の 通 知 送 付 取 立 ストップ ここで 紹 介 する 数 値 は 一 例 です 具 体 的 には 地 元 の 法 律 専 門 家 に 確 認 して 下 さい 3 引 き 直 し 計 算 借 金 の 額 の 確 定 貸 金 業 者 相 談 法 律 専 門 家 相 談 員 1 特 定 調 停 の 申 立 裁 判 所 調 停 委 員 会 4 返 済 条 件 の 協 議 返 済 計 画 の 合 意 5 基 づ 返 き 済 返 計 済 画 に 債 務 整 理 完 了 多 重 債 務 者 主 なメリット 裁 判 所 に 選 任 された 調 停 委 員 が 仲 介 するので 公 平 な 結 論 が 期 待 できる 返 済 計 画 に 強 制 力 があり 給 与 の 差 押 え 等 も 止 め られる 法 律 専 門 家 を 頼 まずにできるので 費 用 が 安 い 主 なデメリット 借 金 をしている 全 ての 貸 金 業 者 の 合 意 を 得 る 必 要 がある 返 済 計 画 に 強 制 力 があるため 返 済 が 滞 ると 直 ち に 給 与 等 を 差 し 押 さえられる - 7 -

個 人 版 民 事 再 生 に 適 している 場 合 個 人 版 民 事 再 生 のイメージ ー 裁 判 所 が 認 可 した 再 生 計 画 に 基 づき 債 務 を 返 済 しますー 借 金 をしている 貸 金 業 者 の 数 や 額 が 多 い 場 合 相 談 者 が 給 与 等 の 定 期 的 な 収 入 を 得 ている 場 合 住 宅 ローンがあり 住 宅 を 手 放 したくない 場 合 1 面 談 2 債 務 整 理 の 依 頼 3 受 任 通 知 送 付 取 立 ストップ 所 要 期 間 ( 相 談 ~ 返 済 計 画 案 の 認 可 まで) 1 年 程 度 所 要 費 用 30 万 ~60 万 円 程 度 ここで 紹 介 する 数 値 は 一 例 です 具 体 的 には 地 元 の 法 律 専 門 家 に 確 認 して 下 さい 法 律 専 門 家 誘 導 相 談 相 談 員 4 6 個 再 人 生 版 計 民 画 事 案 再 の 生 提 の 出 申 立 裁 判 所 5 借 金 の 額 の 確 定 7 再 生 計 画 案 につき 意 見 聴 取 決 議 再 生 計 画 案 の 認 可 貸 金 業 者 8 基 づ 再 き 生 返 計 済 画 案 に 債 務 整 理 完 了 多 重 債 務 者 主 なメリット 話 合 いによる 解 決 が 難 しい 場 合 でも 債 務 整 理 可 能 住 宅 ローン 特 別 条 項 により 住 宅 を 失 わずに 借 金 を 整 理 することも 可 能 ( 住 宅 に 住 宅 ローン 以 外 の 抵 当 権 が 設 定 さ れている 場 合 など 特 別 条 項 を 利 用 できない 場 合 もあります ) 給 与 の 差 押 え 等 を 止 められる 主 なデメリット 利 用 できる 者 に 制 限 がある 手 続 が 相 対 的 に 複 雑 なため 費 用 と 時 間 がかかる 自 己 破 産 のイメージ ー 裁 判 所 を 通 じて 債 務 の 支 払 いを 免 責 してもらいますー 自 己 破 産 に 適 している 場 合 返 済 の 見 込 みがない 場 合 所 要 期 間 ( 相 談 ~ 破 産 手 続 きの 終 了 まで) 2ヶ 月 ~ 半 年 程 度 所 要 費 用 30 万 ~60 万 円 程 度 1 面 談 2 債 務 整 理 の 依 頼 誘 導 相 談 法 律 専 門 家 相 談 員 3 受 任 通 知 送 付 取 立 ストップ 4 破 産 手 続 開 始 免 責 許 可 の 申 立 5 破 産 手 続 終 了 免 責 許 可 決 定 裁 判 所 貸 金 業 者 4 (ある 程 度 財 産 がある 場 合 のみ) 財 産 を 売 却 代 金 分 配 ここで 紹 介 する 数 値 は 一 例 です 具 体 的 には 地 元 の 法 律 専 門 家 に 確 認 して 下 さい 債 務 整 理 完 了 多 重 債 務 者 主 なメリット 免 責 が 許 可 されれば 早 期 に 借 金 から 解 放 される 給 与 の 差 押 え 等 を 止 められる 主 なデメリット 最 低 限 の 生 活 資 材 を 除 き 住 宅 等 の 財 産 を 失 う 破 産 原 因 によっては 免 責 されない 場 合 がある 官 報 に 氏 名 住 所 が 記 載 される 免 責 が 許 可 されるまで 一 定 の 職 業 に 就 けない 等 の 制 約 がある - 8 -

家 計 収 支 表 ( 氏 名 ) ( 平 成 年 月 分 ) 1 申 立 て 直 前 2か 月 分 の家 計 収 支 表 を 提 出 してください 2 駐 車 場 代, ガソリン 代 の 支 出 がある 方 は, 車 の 名 義 人 も 記 入 して 下 さい 3 支 出 の 娯 楽 費, 交 際 費 については, 具 体 的 内 容 も 記 入 して 下 さい 4 どの 科 目 にもあてはまらないものは, 余 白 に 記 入 して 下 さい 収 入 支 出 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 申 立 人 分 ) 家 賃, 地 代, 管 理 費 円 給 与 報 酬 円 食 費 円 失 業 保 険 円 水 道 電 気 ガス 等 光 熱 費 円 年 金 (1か 月 あたり) 円 電 話 料 金 円 傷 病 手 当 (1か 月 あたり) 円 衣 類, 日 用 品 代 円 生 活 保 護 ( 世 帯 分 ) 円 医 療 費 円 児 童 手 当 ( 世 帯 分 1か 月 あたり) 円 申 立 人 の 保 険 料 円 円 - 9 - の 保 険 料 円 教 育 費 円 ( 同 居 者 分 ) 養 育 費 等 の 送 金 円 同 居 者 の 給 与 円 新 聞,テレビ 受 信 料 円 同 居 者 の 給 与 円 駐 車 場 代 円 同 居 者 の 失 業 保 険 円 ガ ソ リ ン 代 円 同 居 者 の 失 業 保 険 円 ( 車 の 名 義 人 ) 同 居 者 の 年 金 ( 1ヶ 月 あたり) 同 居 者 の 年 金 ( 同 ) 円 交 通 費 円 円 税 金 円 同 居 者 の 傷 病 手 当 ( 同 ) 円 娯 楽 費 嗜 好 品 代 円 ( 内 容 ) 円 交 際 費 円 ( 内 容 ) 外 食 費 ( そ の 他 ) 円 からの 援 助 円 申 立 人 の 返 済 分 円 からの 援 助 円 同 居 者 の 返 済 分 円 円 同 居 者 の 返 済 分 円 円 円 円 収 入 合 計 円 支 出 合 計 円 円 円 円 円

5 ヤミ 金 融 とは ヤミ 金 融 とは 貸 金 業 規 制 法 による 貸 金 業 登 録 を 受 けずに 貸 金 業 を 営 んだり 出 資 法 の 上 限 金 利 ( 貸 し 金 業 者 は 年 利 29.2%)を 無 視 して 数 千 パーセントといった 高 金 利 を 取 っ たり その 他 貸 金 業 等 に 関 連 した 詐 欺 暴 行 脅 迫 等 を 行 う 違 法 業 者 を 指 します ヤミ 金 融 の 主 な 違 法 態 様 は 下 記 のとおりです 無 登 録 貸 金 業 規 制 法 による 登 録 無 し 高 金 利 出 資 法 に 違 反 する 高 金 利 脅 迫 悪 質 な 取 り 立 て 詐 欺 根 拠 のない 請 求 融 資 保 証 金 名 目 での 詐 取 等 (1)ヤミ 金 融 の 手 口 ア 勧 誘 広 告 電 柱 や 電 話 ボックス 等 に 無 造 作 にチラシをはり 人 目 を 引 きます ダイレクトメール E-MAIL ファクシミリや 投 込 チラシに 即 日 融 資 他 店 で 断 られた 方 でも OK 破 産 者 ブラックリストも OK などと うまい 話 を 載 せて 融 資 を 誘 います 業 者 名 に 共 済 優 良 支 援 センター などを 並 べて 付 けたり 有 名 企 業 名 をもじった 名 前 を 付 けたりして 信 頼 性 のある 業 者 であるかのように 装 うケースもあります 実 際 は 登 録 していないのに あたかも 登 録 しているかのように 偽 りの 登 録 番 号 を 表 示 して 広 告 しているケースが 多 くあります 携 帯 電 話 番 号 を 連 絡 先 にして 所 在 地 をはっきりさせずに 勧 誘 するケースも 発 生 しています 固 定 電 話 やフリーダイヤルを 使 用 している 場 合 も それらから 携 帯 電 話 に 転 送 しているケースもあります ヤミ 金 融 対 策 法 により 無 登 録 業 者 の 広 告 勧 誘 が 禁 止 されました また 携 帯 電 話 番 号 を 用 いた 広 告 も 禁 止 されました イ 貸 付 金 額 5 万 円 程 度 の 小 口 なものが 主 流 です 小 口 なので すぐに 返 済 できるだろう と 思 って 借 りると 違 法 な 高 金 利 のため 返 済 請 求 額 が 短 期 間 にふくれあがってしま います ウ 貸 付 期 間 10 日 から2 週 間 程 度 と 短 期 間 のものが 主 流 です 違 法 な 利 息 を 短 期 間 に 返 済 請 求 されるので すぐに 返 済 が 滞 ってしまい その 返 済 のために 他 のヤミ 金 融 から 借 りるという 悪 循 環 に 陥 ってしまうケースが 多 く 見 られます - 10 -

エ 貸 付 方 法 店 舗 での 貸 付 のほか 口 座 への 振 込 や 待 ち 合 わせ 場 所 で 直 接 現 金 を 渡 すなどの 方 法 があります また 最 初 から 貸 付 期 間 の 利 息 を 差 し 引 いた 額 を 貸 し 付 けるという 例 も 多 くあります 貸 付 時 に 借 りた 本 人 の 住 所 勤 務 先 電 話 番 号 だけでなく 親 兄 弟 や 親 類 の 連 絡 先 を 聞 いてきます 教 えてしまうと 返 済 の 催 促 がそれらの 連 絡 先 に 行 ってしま います オ 取 り 立 て 督 促 少 しでも 返 済 が 遅 れると 脅 迫 まがいの 電 話 を 繰 り 返 しかけてきます お 悔 やみ 電 報 や 祝 電 を 送 りつけたりして 精 神 的 なプレッシャーを 与 える 方 法 もとられています 本 人 だけでなく 勤 務 先 や 親 兄 弟 親 類 子 どもの 通 学 する 学 校 にも 電 話 をかけ るなど 厳 しい 取 り 立 てを 行 います ヤミ 金 融 対 策 法 で 債 権 の 取 立 てにあたり 正 当 な 理 由 無 く 午 後 9 時 から 午 前 8 時 に 取 立 てを 行 うこと 居 宅 以 外 に 電 話 や 訪 問 を 行 うこと また 債 務 者 保 証 人 以 外 の 第 三 者 にみだりに 弁 済 の 要 求 をすることが 禁 止 事 項 として 明 記 され 罰 則 が 強 化 されました (2)ヤミ 金 融 の 具 体 例 ( ) 内 は 違 法 状 況 ( 想 定 されるものも 含 む ) ア 090 金 融 ( 無 登 録 高 金 利 脅 迫 ) 勧 誘 のチラシなどに 携 帯 電 話 番 号 と 業 者 名 しか 載 せず 所 在 地 等 をはっきりさせ ないまま 違 法 な 高 金 利 で 小 口 の 融 資 を 行 います 最 近 は 固 定 電 話 やフリーダイヤ ルから 携 帯 電 話 に 転 送 するケースもあります イ 押 し 貸 し( 無 登 録 高 金 利 詐 欺 脅 迫 ) 借 り 入 れの 契 約 もしていないのに 勝 手 に 消 費 者 の 銀 行 口 座 に 現 金 を 振 り 込 み 法 外 な 高 金 利 の 利 息 を 請 求 します ウ カラ 貸 し( 詐 欺 脅 迫 ) 入 金 の 事 実 もないのに 元 金 や 利 息 の 支 払 い 請 求 をします エ 買 取 屋 または 換 金 屋 ( 詐 欺 ) 融 資 の 条 件 としてクレジットカードで 商 品 を 次 々と 買 わせ それらを 購 買 価 格 以 下 の 安 い 金 額 で 買 い 取 ります ( 融 資 が 実 行 されない 場 合 もあります ) 消 費 者 には クレジット 会 社 への 債 務 が 残 り クレジット 会 社 からは 所 有 権 留 保 の 侵 害 ( 完 済 まで 目 的 物 の 所 有 権 をクレジット 会 社 に 留 めることによってクレジット 代 金 を 担 保 する 方 法 )として 損 害 賠 償 請 求 を 受 ける 恐 れもあります - 11 -

オ 整 理 屋 ( 詐 欺 脅 迫 ) 融 資 をする 前 に 返 済 の 信 用 や 実 績 を 見 せてほしいといって 先 にお 金 を 振 り 込 ませ 実 際 には 融 資 を 実 行 しないまま 連 絡 を 絶 ってだまし 取 ります 融 資 を 約 束 した 後 保 証 料 などと 称 して 現 金 を 送 付 させ 融 資 を 実 行 しないまま 連 絡 を 絶 ってだまし 取 ります カ 紹 介 屋 ( 詐 欺 ) あたかも 低 金 利 で 融 資 するように 思 わせて 多 重 債 務 者 等 を 呼 びこみ あなたの 信 用 状 態 はよくない うちでは 貸 せないので 他 の 店 を 紹 介 する などといって 他 の 店 で 借 りるように 指 示 し そこで 借 入 れした 金 額 の 一 部 を 紹 介 料 として 騙 し 取 りま す キ ブラックリストからの 登 録 抹 消 ( 詐 欺 脅 迫 ) 元 ヤミ 金 融 被 害 者 多 重 債 務 者 等 をターゲットとし 金 融 機 関 等 のブラックリス トから 個 人 情 報 を 抹 消 するなどと 偽 り 登 録 を 抹 消 する 費 用 ( 手 数 料 )を 請 求 しま す ク 家 具 リース 金 融 自 動 車 リース 金 融 ( 無 登 録 高 金 利 ) 消 費 者 の 家 具 一 式 を 業 者 が 買 い 取 る 売 買 契 約 を 結 んで 代 金 を 支 払 い その 家 具 一 式 はそのまま 売 り 主 の 家 においてリース 契 約 を 結 び リース 料 として 法 外 な 利 息 を 取 ります 同 様 な 手 口 として 自 動 車 のリース 金 融 もあります - 12 -

6 ヤミ 金 融 への 対 応 ヤミ 金 融 は もともと 違 法 な 契 約 である 上 に 脅 迫 による 取 り 立 てを 行 い 家 族 親 族 勤 務 先 等 の 生 活 を 脅 かす 悪 質 な 犯 罪 行 為 です その 認 識 のもと 今 後 ヤミ 金 融 業 者 から 不 当 な 取 り 立 てや 勧 誘 があっても 決 して 応 じないという 気 持 ちを 持 つことが 大 切 です (1) 現 状 の 把 握 現 状 把 握 ヤミ 金 融 の 被 害 にあったら まず 以 下 のように 現 状 を 把 握 しましょう ( 現 状 把 握 のためのチェックシートを 参 照 してください ) ア 金 融 業 者 に 関 する 情 報 業 者 名 担 当 者 名 事 務 所 の 住 所 連 絡 先 (TEL FAX) 広 告 の 有 無 イ 借 入 状 況 借 入 日 借 入 元 金 天 引 き 額 と 受 領 金 額 利 率 返 済 条 件 契 約 書 の 有 無 ウ 返 済 状 況 返 済 日 と 返 済 金 額 領 収 書 の 有 無 エ 取 り 立 て 状 況 電 話 電 報 来 訪 等 の 日 時 件 数 内 容 親 族 関 係 者 への 取 り 立 て 状 況 物 証 の 有 無 ( 手 紙 電 報 等 ) < 現 状 把 握 の 留 意 点 > 借 入 状 況 等 を 確 認 する 中 で 証 拠 書 類 ( 借 用 書 や 領 収 書 振 込 状 況 がわかる 通 帳 等 ) を 整 理 しておきましょう 今 後 の 対 応 等 に 関 しては 電 話 のやりとりをテープレコーダーなどで 録 音 するなど 対 応 を 取 りましょう - 13 -

(2) 違 法 性 の 判 定 ア 登 録 業 者 かどうかの 判 断 登 録 金 融 業 者 情 報 検 索 サービス ( 金 融 庁 ホームページ 東 京 都 電 話 照 会 )の 利 用 http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php( 金 融 庁 ホームページ) 直 通 電 話 03-5320-4774( 東 京 都 貸 金 業 対 策 課 登 録 係 ) 平 日 : 午 前 9 時 ~12 時 午 後 1 時 ~4 時 30 分 イ 違 法 業 者 として 公 表 されているかどうか 金 融 庁 東 京 都 のホームページにデータがあるので 利 用 しましょう 登 録 詐 称 業 者 については 東 京 都 貸 金 業 協 会 のホームページも 参 考 となります http://www.tokinkyo.or.jp (( 社 ) 東 京 都 貸 金 業 協 会 ホームページ) ウ 法 定 金 利 かどうかの 判 定 金 利 計 算 利 息 期 間 ( 借 入 日 数 ) 元 本 ( 元 金 )=1 日 当 たりの 金 利 1 日 当 たりの 金 利 365= 年 利 利 息 計 算 <1> 利 息 制 限 法 制 限 利 息 = 元 本 ( 元 金 ) A( 年 間 制 限 利 息 ) 期 間 ( 借 入 日 数 ) 365 Aの 値 は 元 本 の 額 によって 次 のとおり 変 化 します <2> 出 資 法 元 本 が 10 万 円 未 満 の 場 合 A=0.20( 年 利 20%) 10 万 円 以 上 100 万 円 未 満 の 場 合 A=0.18( 年 利 18%) 100 万 円 以 上 の 場 合 A=0.15( 年 利 15%) 法 定 限 度 利 息 = 元 本 ( 元 金 ) 0.292( 年 間 制 限 利 息 ) 借 入 期 間 365 日 グレーゾーン 金 利 は 支 払 義 務 がありません 15~20% 超 29.2% 以 下 の 金 利 部 分 は グレーゾーン 金 利 と 呼 ばれています グレーゾーン 金 利 は 無 効 であり 支 払 う 必 要 はありません ただし 現 行 法 では 任 意 の 支 払 いで かつ 貸 金 業 者 が 法 令 で 義 務 付 けられた 書 面 交 付 を 行 っている 場 合 は グレーゾーン 金 利 でも 支 払 った 場 合 には 有 効 となる 場 合 もあるので 注 意 が 必 要 で す なお 法 改 正 により グレーゾーン 金 利 は 平 成 18 年 12 月 からおおむね3 年 を 目 途 に 廃 止 されます 刑 事 罰 対 象 29.2% 出 資 法 上 限 金 利 20% 任 意 性 書 面 性 を 満 た す 場 合 に 有 効 18% グレーゾーン 金 利 利 限 法 上 限 金 利 15% 超 過 分 は 無 効 10 万 円 100 万 円 - 14 -

現 状 把 握 のためのチェックシート 業 者 名 金 融 業 者 に 関 する 情 報 担 当 者 名 事 務 所 の 所 在 地 電 話 ファックス 番 号 TEL ( ) - FAX ( ) - 借 入 状 況 借 入 日 借 入 元 金 契 約 書 の 有 無 天 引 き 額 と 受 領 金 額 利 率 と 違 法 かどうか の 判 定 返 済 条 件 返 済 状 況 ( 返 済 日 と 金 額 ) 平 成 年 月 日 ( 金 額 円 ) 平 成 年 月 日 ( 金 額 円 ) 平 成 年 月 日 ( 金 額 円 ) 平 成 年 月 日 ( 金 額 円 ) 平 成 年 月 日 ( 金 額 円 ) 平 成 年 月 日 ( 金 額 円 ) 領 収 書 の 有 無 取 立 状 況 ( 電 話, 電 報, 来 訪 等 の 日 時, 件 数, 内 容 親 族 関 係 者 への 取 立 状 況 ) - 15 -

(3)ケース 別 事 例 とその 対 処 Ⅰ 悪 質 な 取 り 立 て 行 為 への 対 応 例 1 電 話 などの 請 求 で 家 に 取 り 立 てに 来 ると 言 っており 不 安 だ 対 応 例 ヤミ 金 融 業 者 が 実 際 に 自 分 の 家 や 家 族 の 家 職 場 近 所 の 人 の 家 などに 取 り 立 てに 来 ることはほとんどありません ( 本 人 家 族 や 子 供 職 場 や 近 所 の 人 に 実 際 に 危 害 を 加 え ることもほとんどありません ) ヤミ 金 融 業 者 のほとんどは 首 都 圏 の 業 者 であり 直 接 取 り 立 てに 来 ることはほぼあり ません 例 2 もし 本 当 に 家 に 取 り 立 てにきた 場 合 はどうすればよいか 対 応 例 万 が 一 ヤミ 金 融 業 者 が 家 に 取 り 立 てに 来 た 場 合 は 絶 対 に 家 に 上 げないこと すぐに 警 察 へ110 番 しましょう 警 察 が 本 当 に 駆 けつけてくれるかどうか 心 配 であれば ヤミ 金 融 業 者 が 取 り 立 てに 来 た 時 には 駆 けつけてくれるかどうかについて 事 前 に 警 察 に 相 談 しておきましょう 例 3 家 族 や 親 戚 の 家 にも 取 り 立 ての 電 話 があるがどうすればよいか 対 応 例 家 族 親 戚 の 家 に 取 り 立 ての 電 話 があった 場 合 自 分 には 関 係 のないことだから 払 いま せん 頻 繁 に 電 話 をされれば 警 察 に 通 報 します などときっぱり 断 ってもらうようにお 願 いする 相 手 の 話 を 聞 く 必 要 はないので 払 わないと 言 ってすぐに 電 話 を 切 るようにお 願 いしておくと 良 いでしょう なお 本 人 の 連 絡 先 を 聞 かれる 場 合 もあるが 言 えない と 言 って 電 話 を 切 ってもらうようにお 願 いしておくと 良 いでしょう - 16 -

例 4 自 分 や 家 族 の 職 場 にも 取 り 立 ての 電 話 があるがどうすればいいか 対 応 例 自 分 や 家 族 の 職 場 に 取 り 立 ての 電 話 があった 場 合 は 職 場 の 人 に 取 り 次 いでもらわない ようにお 願 いしましょう 職 場 に 頻 繁 に 電 話 がかかってくるようならば, 職 場 の 人 に 頻 繁 に 電 話 をされるのであ れば 警 察 に 通 報 しますから 今 後 は 電 話 しないように と 言 って 電 話 を 切 ってもらうよう にお 願 いしておくと 良 いでしょう また 中 には 本 人 の 連 絡 先 を 教 えろ と 言 ってくる 業 者 がいるかもしれませんが その ような 場 合 にも 言 う 必 要 のない 人 には 言 えません といって 電 話 を 切 ってもらうように お 願 いしておくとよいでしょう 上 司 にお 願 いして 着 信 拒 否 設 定 をしてもらうなどの 方 法 も 考 えられます 例 5 ヤミ 金 融 と 思 われる 業 者 から 執 拗 かつ 暴 力 的 な 言 葉 で 従 業 員 の 債 権 について 返 済 する ように 電 話 があり 会 社 はとても 迷 惑 している このような 場 合 どのような 対 応 をしたら いいか 対 応 例 ヤミ 金 融 業 者 が 本 人 ばかりでなく 家 族 や 勤 務 先 子 供 の 学 校 などにも 執 拗 に 電 話 をし てくるのは いやがるところに 電 話 をして 本 人 を 精 神 的 に 追 い 詰 め 不 当 な 支 払 いをし なければならないよう 仕 向 けるためです 会 社 の 皆 さんは ヤミ 金 融 業 者 に 対 して 毅 然 とした 態 度 で 不 当 な 電 話 をよこさない ように 伝 えましょう ヤミ 金 融 業 者 は 電 話 をしてもらちがあかないことがわかると 電 話 をしなくなります 再 三 電 話 がかかる 場 合 には 弁 護 士 を 通 じて 警 察 に 告 発 する 警 察 に 通 報 した などと 冷 静 に 伝 えることも1つの 方 法 です 本 人 に 伝 えておく 本 人 に 電 話 をさせる などと 返 答 をすると ヤミ 金 業 者 から 執 拗 な 追 及 が 来 ることがあり 解 決 になりません このようなヤミ 金 融 業 者 からの 電 話 に 対 しては 管 理 職 などを 担 当 者 と 決 め その 担 当 者 を 中 心 とした 組 織 的 対 応 が 必 要 です - 17 -

例 6 頻 繁 に 取 り 立 て 電 話 がかかってくるが どうしたらよいか 対 応 例 ナンバーディスプレイ 機 能 ( 相 手 の 電 話 番 号 を 表 示 する 機 能 )を 活 用 し 非 通 知 電 話 見 覚 えのない 電 話 番 号 には 出 ないようにしましょう 夜 間 にも 取 り 立 て 電 話 があるようならば 電 話 線 を 抜 いておきましょう 但 し 取 り 立 ての 電 話 が 途 絶 えてから 半 年 くらい 後 になって 債 権 を 譲 り 受 けたから お 金 を 払 え という 電 話 がかかったり 融 資 の 勧 誘 電 話 がかかって 来 たりする 場 合 もある ので 電 話 番 号 を 変 えておいた 方 が 良 いでしょう NTTの 迷 惑 電 話 お 断 りサービスを 利 用 すれば 呼 び 出 し 音 もならなくなります 詳 しくはタウン&ハローページの 迷 惑 電 話 のところを 見 て116 番 に 電 話 をしまし ょう 例 7 元 金 と 法 定 利 息 を 払 っているが 取 り 立 てが 続 いている 対 応 例 元 金 と 法 定 利 息 以 上 に 返 済 している 業 者 に 対 しては 警 察 に 相 談 に 行 けば 警 察 が 業 者 に 対 して 警 告 ( 出 資 法 違 反 )しますので 相 談 しましょう 電 話 での 頻 繁 な 取 り 立 てがある 場 合 家 族 職 場 等 へ 頻 繁 に 電 話 がある 場 合 には 警 察 が 警 告 しますので 最 寄 りの 警 察 署 ( 生 活 安 全 課 )に 電 話 をしましょう 県 内 各 警 察 署 の 電 話 番 号 ( 鳥 取 県 警 察 ホームページ) http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=33928 鳥 取 県 警 察 本 部 総 合 相 談 室 (0857)27 9110 #9110(プッシュ 回 線 専 用 ) 各 警 察 署 警 察 安 全 相 談 所 鳥 取 警 察 署 (0857)-32-0110 ( 代 表 ) 鳥 取 市 千 代 水 3 丁 目 100 番 地 郡 家 警 察 署 (0858)-72-0110 ( 代 表 ) 八 頭 郡 八 頭 町 郡 家 120 番 地 2 智 頭 警 察 署 (0858)-75-0110 ( 代 表 ) 八 頭 郡 智 頭 町 智 頭 21 番 地 3 浜 村 警 察 署 (0857)-82-0110 ( 代 表 ) 鳥 取 市 気 高 町 北 浜 2 丁 目 158 番 地 倉 吉 警 察 署 (0858)-26-7110 ( 代 表 ) 倉 吉 市 清 谷 町 1 丁 目 10 番 地 八 橋 警 察 署 (0858)-49-0110 ( 代 表 ) 東 伯 郡 琴 浦 町 八 橋 645 番 地 米 子 警 察 署 (0859)-33-0110 ( 代 表 ) 米 子 市 上 福 原 1266 番 地 4 境 港 警 察 署 (0859)-44-0110 ( 代 表 ) 境 港 市 上 道 町 1891 番 地 3 黒 坂 警 察 署 (0859)-74-0110 ( 代 表 ) 日 野 郡 日 野 町 下 菅 242 番 地 1-18 -

Ⅱ 身 に 覚 えのない 賃 借 への 対 応 例 1 知 らない 間 にお 金 が 振 り 込 まれ 取 り 立 ての 電 話 があるがどうしたら 良 いか 対 応 例 借 りた 覚 えのない 業 者 が 勝 手 に 口 座 にお 金 を 振 り 込 んで 支 払 いの 請 求 をしてくる 場 合 があります( 押 貸 し) 現 在 使 用 している 口 座 は 解 約 した 方 が 良 いでしょう いわゆる 押 貸 し この 場 合 は 次 のことに 留 意 しましょう 口 座 の 廃 止 相 手 が 特 定 できるまで 様 子 を 見 る ( 払 い 込 まれたお 金 は 使 わず 保 管 しておく ) 振 り 込 まれたお 金 の 取 り 扱 いについては 法 律 相 談 を 受 けましょう ( 理 由 : 返 金 したつもりが 借 りたのを 認 めたから 返 済 したのだろうと 逆 につけ 込 まれ た 事 例 がある ) 口 座 番 号 をむやみに 話 さないようにしましょう 監 督 官 庁 や 警 察 署 ( 生 活 安 全 課 )に 情 報 提 供 しましょう - 19 -

Ⅲ 高 金 利 請 求 への 対 応 例 1 高 額 な 利 息 を 請 求 され これまでに 何 回 か 支 払 っているがどうすればよいか 回 答 例 出 資 法 に 定 めるあらゆる 賃 借 の 上 限 である1 日 0.3%( 年 利 109.5%)を 超 え る 利 息 の 契 約 を 行 った 場 合 当 該 契 約 はすべて 無 効 であり 利 息 は 一 切 支 払 う 必 要 はあ りません 1 日 0.3%( 年 利 109.5%)を 下 回 る 利 息 の 場 合 は 利 息 制 限 法 に 定 める 制 限 利 息 ( 年 利 15%~20%)を 超 える 利 息 は 払 う 必 要 がありません 一 連 の 最 高 裁 判 例 により みなし 弁 済 が 有 効 とされる 場 面 が 少 なくなった 元 本 については 裁 判 において 返 還 が 不 要 とされる 高 裁 判 決 が1 例 と 下 級 審 判 例 が 何 例 もあるので 元 本 について 相 談 を 受 けた 場 合 は 弁 護 士 司 法 書 士 に 相 談 すること 登 録 業 者 が 違 法 金 利 で 貸 している 場 合 は 監 督 官 庁 に 連 絡 する そうでない 場 合 は 警 察 署 ( 生 活 安 全 課 )に 業 者 の 名 前 電 話 番 号 振 込 先 銀 行 口 座 を 連 絡 する また 財 務 事 務 所 ( 理 財 課 )にも 本 人 の 了 解 を 得 たうえで 業 者 の 名 前 振 込 先 銀 行 口 座 等 を 情 報 提 供 する みなし 弁 済 が 無 効 とされた 判 例 ( 最 高 裁 判 所 第 二 小 法 廷 2006 年 1 月 13 日 ) ( 裁 判 要 旨 ) 1 貸 金 業 法 施 行 規 則 15 条 2 項 の 法 適 合 性 2 債 務 者 が 利 息 制 限 法 所 定 の 制 限 を 超 える 約 定 利 息 の 支 払 を 遅 滞 したときには 当 然 に 期 限 の 利 益 を 喪 失 する 旨 の 特 約 の 効 力 3 債 務 者 が 利 息 制 限 法 所 定 の 制 限 を 超 える 約 定 利 息 の 支 払 を 遅 滞 したときには 当 然 に 期 限 の 利 益 を 喪 失 する 旨 の 特 約 の 下 での 制 限 超 過 部 分 の 支 払 の 任 意 性 の 有 無 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/11c516a8f4c2b560492570f50026838f.pdf * 利 息 制 限 法 の 制 限 利 息 ( 年 利 15%~20%)を 超 え 出 資 法 の 上 限 利 息 ( 年 利 29.2%) までの 利 息 (グレーゾーン 金 利 )の 支 払 いについて 近 年 の 最 高 裁 の 判 例 では みな し 弁 済 を 認 めない 判 例 が 出 ています また 貸 金 業 規 制 法 の 改 正 により グレーゾ ーン 金 利 は 平 成 18 年 12 月 からおおむね3 年 を 目 途 に 廃 止 されます 元 本 の 返 還 が 不 要 とされた 高 裁 判 決 下 級 審 判 例 札 幌 高 裁 2005 年 2 月 27 日 判 決 東 京 簡 裁 2002 年 4 月 9 日 判 決 東 京 簡 裁 2002 年 6 月 7 日 判 決 掛 川 簡 裁 2002 年 6 月 14 日 判 決 左 京 簡 裁 2002 年 11 月 19 日 判 決 藤 沢 簡 裁 2002 年 11 月 28 日 判 決 東 京 簡 裁 2003 年 2 月 13 日 判 決 *いずれの 判 例 も 年 利 500%~10 万 %という 高 金 利 の 貸 付 に 対 し 金 銭 貸 借 契 約 自 体 が 公 序 良 俗 に 反 し 無 効 であるとした 上 貸 主 の 本 件 契 約 に 係 る 貸 付 は 不 法 原 因 給 付 に 当 る 等 の 理 由 で 貸 主 の 元 金 返 還 請 求 権 の 否 定 借 り 主 の 既 払 金 ( 元 金 を 含 む) 全 額 の 返 還 請 求 の 肯 定 あるいは 債 務 の 全 部 不 存 在 の 肯 定 をしたものである - 20 -

例 2 これまでに 何 回 か 払 ってきたが あと 回 で 終 わりと 言 われた 対 応 例 業 者 が 後 いくら 払 えば 完 済 でおわりにする と 言 ってきても 本 当 に 終 わりになる 保 証 は 全 くありません 業 者 の 言 うとおりに 支 払 っても 請 求 が 続 く 場 合 がありますの で 断 固 として これ 以 上 払 わない と 言 いましょう 業 者 からの 取 り 立 てに 対 し 払 う と 言 ってしまうと 業 者 からは こいつは 脅 せ ばいくらでも 払 う 奴 だ と 思 われ 業 者 のいいカモにされてしまいます 断 固 として 払 わない と 言 いましょう ただし 余 計 なことは 言 わないこと 払 わない と 言 ったら こちらから 電 話 を 切 ってしまいましょう 一 度 払 ってしまうと 取 り 立 ての 電 話 がどん どんひどくなっていくので 最 初 から 払 わないことが 重 要 です - 21 -

7 振 り 込 め 詐 欺 への 対 応 (1) 架 空 請 求 への 対 応 例 1 財 団 法 人 で 東 京 の 財 務 局 から 葉 書 ( 手 紙 電 報 等 の 場 合 もある )で 身 に 覚 えのない 料 金 を 請 求 された 葉 書 には 至 急 連 絡 しなければ 裁 判 にかける( 裁 判 を 取 り 下 げて 欲 しければ 連 絡 しろ 財 産 等 が 差 し 押 さえられる 等 の 場 合 もある)と 書 いてある 払 わなければならないか 払 わないと 業 者 が 取 立 てに 来 ないか 心 配 だ - 22 -

対 応 例 身 に 覚 えがなければ 絶 対 に 払 わないでください また 相 手 方 に 連 絡 をとってもいけ ません 連 絡 をとったりすると 相 手 方 に 自 分 の 情 報 が 漏 れ2 次 被 害 のおそれがあります ハガキで 送 られてくるそのような 請 求 は ほぼ 架 空 請 求 であると 判 断 できます また 県 内 ではこうした 業 者 が 実 際 に 取 り 立 てに 来 た 例 はありません もし 電 話 等 で 直 接 脅 迫 があった 場 合 は 最 寄 りの 警 察 署 に 通 報 しましょう 少 額 訴 訟 を 悪 用 する 手 口 もありますが 県 内 では そのような 事 例 はなく 全 国 的 にも 少 数 です 架 空 請 求 の 手 口 架 空 の 公 益 法 人 等 を 名 乗 り 根 拠 の 不 明 な 料 金 を 請 求 する 請 求 方 法 として 手 紙 ハガキ 電 報 などを 利 用 する はがき 等 に 書 いてある 電 話 番 号 に 連 絡 をさせ 請 求 金 額 振 込 口 座 の 指 定 をしたり 現 金 書 留 封 筒 を 同 封 したりして 金 を 振 り 込 ませる 送 りつけられる 対 象 が 性 別 年 齢 別 など 特 定 の 層 に 集 中 する 傾 向 がある 不 安 感 を 煽 るため 裁 判 にする 出 向 いて 回 収 する 親 戚 近 所 に 迷 惑 がかかるなど の 記 載 又 は 言 動 がある 文 面 に 書 いてある 法 律 条 文 等 はほとんどがでたらめである ( 例 : 民 法 188 条 等 ) 対 応 方 法 架 空 請 求 に 対 しては 完 全 に 無 視 するのが 最 善 の 対 処 方 法 です ハガキや 普 通 郵 便 で 送 られてくるものは ほとんど 架 空 請 求 です 裁 判 所 からの 通 知 は 郵 便 局 員 が 手 渡 しで 配 達 する 特 別 送 達 で 送 られてきます お 金 を 振 り 込 んだり 電 話 で 連 絡 をとると 相 手 方 に 情 報 が 漏 れ 同 じ 業 者 や 情 報 を 入 手 した 他 の 業 者 から 架 空 請 求 を 受 ける 恐 れがあります 法 務 大 臣 の 許 可 を 受 けた 債 権 回 収 会 社 (サービサー)でなければ 債 権 管 理 回 収 業 を 営 むことはできません 業 者 はホームページで 確 認 を 行 うことができます http://www.moj.go.jp/kanbou/housei/chousa15.html 不 安 があれば 何 かあれば 最 寄 りの 警 察 署 に 通 報 しましょう 口 座 番 号 等 が 分 かる 場 合 は 財 務 事 務 所 ( 理 財 課 )に 業 者 の 名 前 振 込 先 銀 行 口 座 等 を 情 報 提 供 しましょう (p28,29 参 照 ) 架 空 請 求 業 者 名 について 鳥 取 県 生 活 環 境 部 消 費 生 活 センターのホームページ メール マガジン 消 費 者 ホットラインで 公 表 しているので 相 談 の 際 に 活 用 してください URL:http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=29960-23 -

例 2 昔 にお 金 を 借 りて 10 年 以 上 支 払 いを 行 っていなかったが 突 然 その 債 権 を 譲 渡 されたと 名 乗 る 団 体 から 支 払 請 求 があった 実 際 にお 金 は 借 りていたが 返 却 する 必 要 はあるのか 対 応 例 正 式 な 手 続 をへて 債 権 が 譲 渡 されていない 可 能 性 があり また10 年 以 上 請 求 がなか った 場 合 時 効 が 成 立 している 可 能 性 があるので 支 払 わなくて 良 い 場 合 もあります 詳 しくは 弁 護 士 司 法 書 士 に 相 談 をしましょう 時 効 に 関 する 問 題 であり 専 門 家 である 弁 護 士 司 法 書 士 に 相 談 しましょう (2) 融 資 保 証 金 詐 欺 への 対 応 例 3 ダイレクトメールを 見 て 融 資 を 申 し 込 んだら 30 万 円 融 資 するが まずは あ なたの 振 込 能 力 を 見 るために 2 万 円 振 り 込 め と 言 われた 振 り 込 んだ 口 座 が 間 違 っ ているなどと 色 々と 理 由 をつけ 数 回 お 金 を 振 り 込 まされた おかしいと 思 い キャンセルを 申 し 出 ると あと10 万 円 払 ったら 今 まで 振 り 込 ん だお 金 を 全 て 返 すといわれた 信 用 しても 良 いか 対 応 例 お 金 を 振 り 込 んでも 融 資 の 保 証 はありません キャンセル 後 もお 金 を 返 してくれる ことはありません もし 振 り 込 んでしまった 場 合 は 警 察 に 連 絡 しましょう いわゆる 融 資 保 証 金 詐 欺 このほかに 数 回 お 金 を 振 り 込 ませたあと キャンセル 代 などの 名 目 でお 金 を 振 り 込 ませたりする 場 合 もあります 金 融 会 社 が 保 証 金 信 用 調 査 システム 料 キャンセル 代 などの 名 目 でお 金 を 振 り 込 ませたりすることはありません 破 産 者 も 大 丈 夫 ブラックOK 誰 にでも 貸 します 又 は 貸 付 金 利 が 通 常 では 考 えられないほど 低 くしてある 金 融 会 社 のチラシやダイレクトメールは 融 資 保 証 金 詐 欺 目 的 である 可 能 性 が 高 いので 注 意 しましょう お 金 を 振 り 込 んでも 融 資 は 行 われることはないので 絶 対 に 振 り 込 まないようしま しょう 口 座 番 号 等 が 分 かる 場 合 は 財 務 事 務 所 ( 理 財 課 )に 業 者 の 名 前 振 込 先 銀 行 口 座 等 を 情 報 提 供 しましょう (p28,29 参 照 ) - 24 -

8 ワンクリック 請 求 への 対 応 例 1 携 帯 電 話 (パソコン)でアダルトサイトのURLや 見 本 画 像 をクリックしたら 突 然 入 会 ありがとうございます 入 会 金 2 万 5 千 円 を 下 記 口 座 に 振 り 込 んでください と 表 示 さ れ, 同 時 に 自 分 の 携 帯 電 話 の 電 話 番 号 メールアドレス 固 体 識 別 番 号 (パソコンの 場 合 は IPアドレス 利 用 しているプロバイダー 名 等 )も 表 示 され 支 払 いに 応 じない 場 合 は これらの 情 報 から 個 人 を 特 定 し 会 社 などに 連 絡 をします などの 脅 迫 的 な 内 容 の 表 示 もあった ( 後 日 郵 送 等 で 送 られてくるケースもあります) 実 際 にアダルトサイトを 利 用 していたが 料 金 のことなどは 何 も 書 いていなかった 支 払 う 必 要 はあるのだろうか また 個 人 情 報 をつかまれてしまったので 不 安 である 利 用 規 約 をよく 読 むと 対 応 例 アダルトサイトの 表 示 やあなたの 操 作 によって 対 処 が 変 わってきます(P21 参 照 ) 相 手 に 連 絡 して 個 人 情 報 を 教 えないようにしましょう また 有 料 アダルトサイトを 利 用 し た 場 合 であっても 請 求 業 者 が 利 用 業 者 と 同 一 であるとは 限 りませんので あわてて 支 払 わないようにしましょう また 携 帯 電 話 番 号 メールアドレス 固 体 識 別 番 号 (パソコンの 場 合 は IPアドレ ス 利 用 しているプロバイダー 名 ) 等 から 個 人 を 特 定 することは ほぼ 不 可 能 です P26の その 他 の 事 例 及 びP27の 判 断 基 準 を 参 照 の 上 ご 自 分 の 状 況 を 確 認 し 適 切 な 対 応 を 行 いましょう トラブルに 巻 き 込 まれたくない 場 合 は 不 用 意 にアダルトサイトを 利 用 しないこと が 重 要 です 未 成 年 者 が 利 用 した 場 合 には 小 遣 いの 範 囲 を 超 える 請 求 であれば 親 権 者 ( 両 親 等 )の 同 意 がないということで 未 成 年 者 取 り 消 しを 主 張 することもできます 電 子 契 約 法 に 基 づく 錯 誤 無 効 を 主 張 する 場 合 には 弁 護 士 司 法 書 士 の 法 律 相 談 で の 確 認 が 必 要 な 場 合 があります 口 座 番 号 等 が 分 かる 場 合 は 財 務 事 務 所 ( 理 財 課 )に 業 者 の 名 前 振 込 先 銀 行 口 座 等 を 情 報 提 供 しましょう (p28,29 参 照 ) - 25 -

その 他 の 事 例 事 例 1 電 話 会 社 名 のメールが 届 き 掲 載 されていたアドレスにアクセスするといきなりアダルト サイトで 登 録 になった そのまま 放 っておいたら20 日 後 くらいに 電 話 があり 放 置 して おくと 延 滞 金 が 加 算 される 電 話 会 社 に 情 報 開 示 を 求 め 裁 判 所 に 訴 える と 言 われた 支 払 う 必 要 はあるか 対 応 例 アクセスしただけでは 通 常 契 約 申 込 したことにはならないと 思 われます 電 話 会 社 を 通 じて 個 人 情 報 が 伝 わることはありませんが ご 自 分 の 個 人 情 報 の 取 り 扱 いには 十 分 注 意 してください 着 信 拒 否 指 定 受 信 電 話 番 号 変 更 等 による 対 応 を 行 い しばらく 様 子 をみてください 事 例 2 アダルトサイトの 画 像 ボタンをクリックしたところ 携 帯 電 話 情 報 を 送 信 しますか と 表 示 が 出 たので NO を 選 択 したところ 登 録 になった 登 録 時 に 携 帯 電 話 の 機 種 番 号 や 個 体 識 別 番 号 が 表 示 され 3 日 以 内 に3 万 5 千 円 支 払 わなければならない 払 わなければ 個 体 識 別 番 号 等 を 基 に 携 帯 電 話 会 社 に 個 人 情 報 開 示 請 求 を 行 う と 書 かれており 怖 い 番 組 の 利 用 はしていない 対 応 例 Noを 選 択 すれば 通 常 それ 以 上 は 進 めないと 考 えられます 契 約 申 込 したことにはな らず 支 払 義 務 はありません 携 帯 電 話 会 社 名 等 一 定 の 情 報 は 相 手 に 伝 わるが これを 基 に 個 人 を 特 定 することは 不 可 能 であるし この 業 者 が 携 帯 電 話 会 社 に 開 示 請 求 を 行 っても 携 帯 電 話 会 社 は 応 じないと 思 われます 事 例 3 未 成 年 の 娘 が 無 料 で 着 うたがとれる と 教 えてもらったサイトにアクセスしたら ア ダルトサイトだった 娘 は 動 揺 し 接 続 を 切 ろうと 思 ったら 間 違 えて 決 定 ボタンを 押 して しまったとのこと 入 会 になり4 万 円 を 払 うようでてきて 間 違 えた 人 はメールに 電 話 番 号 を 入 力 し 送 るように とあったので 送 ったようだ 対 応 例 登 録 する 意 思 は 無 く 操 作 の 誤 りがあり 確 認 の 画 面 がなかったとのことなので 登 録 の 無 効 を 主 張 することができると 思 われますが 不 用 意 な 交 渉 は 避 け 支 払 わず 様 子 を 見 てく ださい 相 手 にメールアドレスや 電 話 番 号 を 知 られてしまっていますが 氏 名 住 所 等 個 人 情 報 はこれ 以 上 伝 えてはいけません 請 求 が 続 くようであればメールアドレスや 電 話 番 号 を 変 えて 様 子 を 見 るようにしてください 娘 は 未 成 年 であるとのことなので 一 定 の 条 件 のもと 登 録 ( 契 約 )の 取 消 もできる( 民 法 第 4 条 第 2 項 ) - 26 -

アダルトサイト 等 に 関 する 請 求 があった 場 合 の 判 断 基 準 利 用 した 覚 えはあるか YES サイトで 利 用 登 録 をした YES 申 し 込 みの 確 認 画 面 が 用 意 されていたか YES 規 約 はありましたか YES 規 約 を 読 みましたか YES NO NO NO NO NO 支 払 う 必 要 はありません きっぱり 断 りましょう アクセスしただけでは 支 払 い 義 務 は 生 じません きっぱりと 断 りましょう 電 子 契 約 法 で 誤 操 作 防 止 のための 確 認 画 面 を 業 者 が 用 意 す ることになっており ない 場 合 は 錯 誤 無 効 が 主 張 できます 無 料 という 記 載 のみ あるいは 料 金 記 載 のない 場 合 は 支 払 い 義 務 は 生 じません 規 約 を 読 み 直 しましょう 利 用 料 金 の 説 明 は 記 載 さ れているか YES 請 求 業 者 は 利 用 サイト 業 者 か YES 利 用 明 細 はあるか YES 延 滞 料 金 等 はあるか NO NO NO NO YES 有 料 と 認 識 できる 記 載 が 無 ければ 支 払 い 義 務 は 生 じませ ん 請 求 業 者 が 債 権 回 収 を 受 け 持 った 業 者 の 場 合 債 権 譲 渡 通 知 が 利 用 業 者 からあなたにない 場 合 は 請 求 業 者 への 支 払 い 義 務 はありません 債 権 回 収 業 は 弁 護 士 か 法 務 省 認 定 業 者 以 外 はできません 認 定 業 者 はHPで 確 認 できます http://www.moj.go.jp/kanbou/housei/chousa15.html 利 用 明 細 を 要 求 しましょう このとき 個 人 情 報 を 聞 かれ ても 教 えないこと メールで 教 えてもらえばよいです 拒 否 をする 業 者 は 正 当 な 請 求 者 と 思 えないので 支 払 いを 拒 否 しましょう 延 滞 料 金 は 規 約 に 記 載 があっても 消 費 者 契 約 法 により 年 14.6% 以 上 の 部 分 は 無 効 になります また 調 査 費 用 等 も 規 約 に 記 載 がなければ 延 滞 料 金 に 含 まれるものと 考 えます 規 約 に 記 載 の 料 金 を 支 払 う 必 要 があると 思 われるが 十 分 な 確 認 が 必 要 です - 27 -

9 ヤミ 金 融 架 空 請 求 の 口 座 に 関 する 情 報 提 供 ヤミ 金 融 業 者 等 が 預 金 口 座 を 利 用 して 違 法 な 取 立 てを 行 ったり 架 空 の 請 求 書 を 送 り 付 け 金 融 機 関 の 預 金 口 座 に 振 込 みを 請 求 するなど 預 金 口 座 を 利 用 した 悪 質 な 事 例 が 多 発 し ています このような 問 題 に 対 して 中 国 財 務 局 鳥 取 財 務 事 務 所 が 預 金 口 座 の 不 正 利 用 に 関 する 情 報 提 供 を 受 けた 場 合 には 当 該 口 座 が 開 設 されている 金 融 機 関 及 び 警 察 当 局 へ 速 やかに 情 報 提 供 を 行 います 中 国 財 務 局 鳥 取 財 務 事 務 所 においては 口 座 情 報 を 下 記 の 電 子 メール ファックス 郵 送 で 受 付 けています 電 話 番 号 0857-26-2295 電 子 メール tottori@mof-chugoku.go.jp F A X 0857-27-1010 住 所 680-0845 鳥 取 市 富 安 2 丁 目 89 番 地 4 ( 鳥 取 第 1 地 方 合 同 庁 舎 ) 中 国 財 務 局 鳥 取 財 務 事 務 所 理 財 課 貸 金 業 担 当 http://www.mof-chugoku.go.jp/tottori/kinyusyouken/yamikin/tottorikasikin.htm 提 供 様 式 は 次 ページ - 28 -

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参 考 1 多 重 債 務 ヤミ 金 融 問 題 等 対 策 協 議 会 とは ヤミ 金 融 等 に 係 る 被 害 に 関 係 機 関 団 体 が 連 携 して 被 害 の 未 然 防 止 や 相 談 体 制 の 充 実 等 を 図 るため 平 成 15 年 10 月 1 日 に 設 置 した ヤミ 金 融 等 対 策 連 絡 協 議 会 を 平 成 19 年 5 月 23 日 に 名 称 変 更 構 成 < 関 係 団 体 > 鳥 取 県 弁 護 士 会 鳥 取 県 司 法 書 士 会 ( 社 福 ) 鳥 取 県 社 会 福 祉 協 議 会 日 本 司 法 支 援 センター 鳥 取 地 方 事 務 所 ( 社 ) 鳥 取 県 貸 金 業 協 会 ( 財 ) 暴 力 追 放 鳥 取 県 民 会 議 鳥 取 県 銀 行 協 会 鳥 取 県 金 融 広 報 委 員 会 < 国 > 財 務 省 中 国 財 務 局 鳥 取 財 務 事 務 所 < 県 > 総 務 部 税 務 課 福 祉 保 健 部 ( 福 祉 保 健 課 長 寿 社 会 課 子 ども 家 庭 課 ) 生 活 環 境 部 ( 住 宅 政 策 課 消 費 生 活 センター) 商 工 労 働 部 経 済 政 策 課 < 県 教 委 > 高 等 学 校 課 < 県 警 > 生 活 安 全 部 生 活 環 境 課 < 市 町 村 > 米 子 市 鳥 取 市 倉 吉 市 境 港 市 ホームページ http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=68314 http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=33016 多 重 債 務 問 題 ヤミ 金 融 等 に 関 する 情 報 対 処 法 等 を 掲 載 しています 事 務 局 鳥 取 県 生 活 環 境 部 消 費 生 活 センター TEL 0859(34)2765-30 -

2 各 種 相 談 先 ( 全 県 ) < 貸 金 業 に 関 する 相 談 > 鳥 取 県 商 工 労 働 部 経 済 政 策 課 TEL 0857-26-7453 ( 社 ) 鳥 取 県 貸 金 業 協 会 TEL 0857-26-2430 < 国 登 録 業 者 に 関 する 相 談 > 財 務 省 中 国 財 務 局 鳥 取 財 務 事 務 所 TEL 0857-26-2295 < 無 登 録 悪 質 業 者 に 関 する 相 談 > 鳥 取 県 警 察 本 部 生 活 環 境 課 TEL 0857-23-0110( 内 線 3186) 鳥 取 県 警 察 本 部 総 合 相 談 室 TEL 0857-27-9110 #9110(プッシュ 回 線 専 用 ) 各 警 察 署 生 活 安 全 課 生 活 安 全 刑 事 課 鳥 取 警 察 署 生 活 安 全 課 TEL (0857)32-0110( 代 表 ) 郡 家 警 察 署 生 活 安 全 刑 事 課 TEL (0858)72-0110( 代 表 ) 智 頭 警 察 署 生 活 安 全 刑 事 課 TEL (0858)75-0110( 代 表 ) 浜 村 警 察 署 生 活 安 全 刑 事 課 TEL (0857)82-0110( 代 表 ) 倉 吉 警 察 署 生 活 安 全 課 TEL (0858)26-7110( 代 表 ) 八 橋 警 察 署 生 活 安 全 刑 事 課 TEL (0858)49-0110( 代 表 ) 米 子 警 察 署 生 活 安 全 課 TEL (0859)33-0110( 代 表 ) 境 港 警 察 署 生 活 安 全 刑 事 課 TEL (0859)44-0110( 代 表 ) 黒 坂 警 察 署 生 活 安 全 刑 事 課 TEL (0859)74-0110( 代 表 ) <その 他 消 費 生 活 に 関 する 相 談 > 鳥 取 県 生 活 環 境 部 消 費 生 活 センター 東 部 消 費 生 活 相 談 室 TEL 0857-26-7605 7604 中 部 消 費 生 活 相 談 室 TEL 0858-22-3000 西 部 消 費 生 活 相 談 室 TEL 0859-34-2648 2668 米 子 市 消 費 生 活 相 談 室 TEL 0859-35-6566 境 港 市 消 費 生 活 相 談 室 TEL 0859-47-1106 鳥 取 市 くらし110 番 TEL 0857-20-4894 倉 吉 市 市 民 生 活 相 談 室 TEL 0858-22-8155 < 暴 力 団 の 関 与 する 金 融 被 害 相 談 > ( 財 ) 暴 力 追 放 鳥 取 県 民 会 議 TEL 0857-21-6413 < 法 律 情 報 サービスの 提 供 民 事 法 律 扶 助 など> 法 テラス 鳥 取 ( 日 本 司 法 支 援 センター 鳥 取 地 方 事 務 所 )TEL 0503383-5495 - 31 -

( 参 考 ) 無 料 法 律 相 談 会 実 施 概 要 ( 鳥 取 県 内 ) 実 施 機 関 ( 問 合 せ 先 ) 実 施 時 期 実 施 場 所 鳥 取 県 弁 護 士 会 (0857-22-3912) 鳥 取 県 司 法 書 士 会 サラ 金 クレジットに 関 する 相 談 (0857-27-4168) 法 テラス 鳥 取 ( 日 本 司 法 支 援 センター 鳥 取 地 方 事 務 所 ) (0503383-5495) 鳥 取 県 社 会 福 祉 協 議 会 ( 高 齢 者 総 合 相 談 センター) (0857-59-6337) 鳥 取 市 ( 市 民 総 合 相 談 課 ) (0857-20-3158) 年 数 回 公 的 施 設 等 毎 週 月 曜 から 金 曜 ( 電 話 相 談 ) 13 時 ~16 時 遺 言 相 続 登 記 等 の 相 談 (0857-27-4165) 裁 判 手 続 きに 関 する 相 談 (0857-27-4166) 毎 週 月 曜 から 金 曜 ( 電 話 相 談 又 は 面 談 ) 事 前 予 約 必 要 9 時 から17 時 ( 予 約 ) < 法 律 情 報 サービスの 提 供 13 時 から16 時 民 事 法 律 扶 助 など> ( 法 律 情 報 提 供 など) 鳥 取 : 毎 月 第 2 4 金 曜 鳥 取 : 鳥 取 県 立 福 祉 人 材 研 修 センター 内 米 子 : 偶 数 月 の 第 3 金 曜 米 子 : 西 部 総 合 事 務 所 福 祉 保 健 局 内 毎 月 2 回 鳥 取 市 役 所 内 ( 市 民 総 合 相 談 課 ) ( 市 報 HP 等 でお 知 らせ) ( 鳥 取 市 内 にお 住 まいの 方 事 前 予 約 必 要 ) 鳥 取 市 社 会 福 祉 協 議 会 (0857-24-3180) http://www.tottoricity-sya kyo.or.jp/ 倉 吉 市 社 会 福 祉 協 議 会 (0858-23-5600) 米 子 市 社 会 福 祉 協 議 会 (0859-22-7830) 受 付 : 月 水 金 10:00~15:00 境 港 市 社 会 福 祉 協 議 会 (0859-45-6116) 毎 月 2 回 ( 鳥 取 市 内 にお 住 まいの 方 事 前 予 約 必 要 ) 毎 月 第 3 月 曜 毎 月 第 3 水 曜 毎 月 第 1 月 曜 第 4 金 曜 毎 月 第 1 3 月 曜 毎 月 第 1 3 金 曜 鳥 取 市 さざんか 会 館 旧 町 村 部 を 巡 回 開 催 (HP 等 でお 知 らせ) (HP もしくは 電 話 でお 問 合 せください) 倉 吉 老 人 福 祉 センター ( 倉 吉 市 内 にお 住 まいの 方 事 前 予 約 必 要 ) 米 子 市 福 祉 保 健 総 合 センター ( 米 子 市 内 にお 住 まいの 方 事 前 予 約 必 要 ) 境 港 市 老 人 福 祉 センター ( 境 港 市 内 にお 住 まいの 方 事 前 予 約 必 要 ) この 他 各 町 村 社 会 福 祉 協 議 会 等 で 実 施 している 相 談 会 については 在 住 の 町 村 へ 確 認 してください 消 費 生 活 センターのホームページでも 無 料 法 律 相 談 会 等 の 情 報 提 供 をしています http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=70295( 問 合 せ 先 ) 電 話 (0859)34-2765 - 32 -