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⑵ また 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 については 連 結 納 税 制 度 は 適 用 されませんので 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 確 定 申 告 書 の 用 紙 は 連 結 親 法 人 又 は 連 結 子 法 人 のいずれであるかにかかわりなく 課 税 事 業 者 に 該

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Ⅱ 整 備 法 第 119 条 に 規 定 する 公 益 目 的 支 出 計 画 等 について ( 一 般 社 団 法 人 一 般 財 団 法 人 への 移 行 関 係 ) 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 及 び 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 整 備 法 ) 及 び 同 法 施 行 規 則 ( 以 下 整 備 規 則 )に 基 づく 移 行 認 可 の 申 請 に 関 し 整 備 法 第 117 条 第 2 号 に 規 定 する 移 行 認 可 の 基 準 及 び 関 連 す る 規 定 のうち 公 益 目 的 支 出 計 画 に 関 するものについての 運 用 を 明 らかにし もって 法 の 円 滑 な 施 行 を 図 ることを 目 的 としている なお 具 体 的 案 件 における 審 査 及 び 監 督 処 分 等 については 法 令 に 照 らし 個 々の 案 件 ごとに 判 断 する 1. 公 益 目 的 支 出 計 画 が 適 正 であることについて( 整 備 法 第 117 条 第 2 号 関 係 ) 公 益 目 的 支 出 計 画 が 適 正 であることについては 以 下 の 事 項 を 確 認 する (1) 公 益 目 的 支 出 計 画 に 記 載 された 実 施 事 業 等 ( 注 )について 整 備 法 第 119 条 第 2 項 第 1 号 の イ ロ 又 は ハ に 該 当 していること (2) 実 施 事 業 等 を 行 うに 当 たり 特 別 の 利 益 を 与 えないものであること (3) 実 施 事 業 を 行 うのに 必 要 な 技 術 的 能 力 を 有 していること (4) 公 益 目 的 支 出 計 画 における 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 などの 計 算 が 整 備 法 及 び 整 備 規 則 に 則 って 行 われていること なお 公 益 目 的 支 出 計 画 に 記 載 する 実 施 事 業 等 について 認 可 申 請 を 行 う 法 人 ( 以 下 法 人 )は 公 益 目 的 支 出 計 画 に 実 施 事 業 等 ごとに 記 載 することを 要 し それぞれについて 内 容 収 益 費 用 に 関 する 額 等 について 記 載 する 収 益 事 業 や 共 益 的 事 業 など 実 施 事 業 に 該 当 しない 部 分 が 含 まれている 場 合 にはこれを 区 分 し 実 施 事 業 に 該 当 する 部 分 について 記 述 することを 要 する ( 注 ) 実 施 事 業 ( 注 1) 及 び 特 定 寄 附 ( 注 2) をいう( 以 下 同 じ ) ( 注 1) 整 備 法 第 119 条 第 2 項 第 1 号 イ 又 はハに 規 定 する 事 業 をいう( 以 下 同 じ ) ( 注 2) 同 号 ロに 規 定 する 寄 附 をいう( 以 下 同 じ ) また 公 益 目 的 支 出 計 画 の 実 施 期 間 については 社 員 等 を 含 む 法 人 の 関 係 者 の 意 思 を 尊 重 することが 適 切 であると 考 えられるため 法 人 において 定 めた 期 間 で 認 める ただし 明 らかに 法 人 の 実 施 事 業 等 の 遂 行 能 力 と 比 較 して 設 定 された 公 益 目 的 支 出 計 画 の 実 施 期 間 が 不 相 応 に 長 期 であると 考 えられる 場 合 は 是 - 25 -

正 を 求 めることもあり 得 る (1) 公 益 目 的 支 出 計 画 に 記 載 された 実 施 事 業 等 について 整 備 法 第 119 条 第 2 項 第 1 号 の イ ロ 又 は ハ に 該 当 していることについて 申 請 において 実 施 事 業 等 については 事 業 区 分 ごとに 内 容 及 び 収 益 費 用 に 関 する 額 等 が 記 載 されており 整 備 法 第 119 条 第 2 項 第 1 号 イ ロ 又 は ハ に 該 当 することを 要 する また 実 施 事 業 について 定 款 に 位 置 づけられていることを 要 する ⅰ イ として 記 載 した 支 出 ( 事 業 )について 当 該 事 業 が 公 益 目 的 事 業 であるかどうかは 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 認 定 法 )における 公 益 目 的 事 業 と 同 様 に 判 断 する ⅱ ロ として 記 載 した 支 出 について 当 該 支 出 ( 特 定 寄 附 )の 相 手 方 が 認 定 法 第 5 条 第 17 号 に 掲 げる もののいずれかに 該 当 することを 確 認 する( 同 号 の ト として 同 法 施 行 令 第 8 条 に 該 当 する 場 合 は その 条 件 を 満 たすものであるこ とを 確 認 する ) ⅲ ハ として 記 載 した 支 出 ( 事 業 )について 当 該 事 業 が 旧 主 務 官 庁 の 監 督 下 において 公 益 に 関 する 事 業 と 位 置 づけられており ハ に 該 当 するかどうかについて 整 備 法 第 120 条 第 4 項 に 基 づき 行 政 庁 は 事 業 内 容 等 必 要 な 資 料 を 添 えて 旧 主 務 官 庁 に 対 し 意 見 聴 取 を 行 うものとし 原 則 として 旧 主 務 官 庁 の 意 見 を 尊 重 する ただし 旧 主 務 官 庁 の 意 見 において 公 益 に 関 する 事 業 であるとさ れたものが 指 導 監 督 基 準 等 において 公 益 に 関 する 事 業 としてはふ さわしくないとされた 事 業 に 相 当 すると 考 えられる 場 合 において は 当 該 旧 主 務 官 庁 の 意 見 にかかわらず 実 施 事 業 と 認 めないこと もありうる この 場 合 には 整 備 法 第 120 条 第 5 項 に 基 づき 行 政 庁 が 当 該 旧 主 務 官 庁 に 通 知 する 文 書 に その 旨 及 び 理 由 を 記 載 する (2) 実 施 事 業 等 を 行 うに 当 たり 特 別 の 利 益 を 与 えないものであることにつ いて 実 施 事 業 等 を 行 うに 当 たり 特 別 の 利 益 ( 認 定 法 と 同 様 の 考 え 方 とす る )を 与 えることとなる 事 業 又 は 寄 附 は 実 施 事 業 等 とは 認 められない (Ⅰ-3 認 定 法 第 5 条 第 3 号 第 4 号 関 係 < 特 別 の 利 益 > (3 頁 ) 参 照 ) - 26 -

(3) 実 施 事 業 を 行 うのに 必 要 な 技 術 的 能 力 を 有 していることについて 実 施 事 業 を 行 うために 必 要 な 許 認 可 等 の 有 無 を 確 認 するほか 当 該 実 施 事 業 に 必 要 な 技 術 的 能 力 ( 認 定 法 と 同 様 の 考 え 方 とする )を 法 人 が 有 しない 場 合 は その 事 業 は 実 施 事 業 とは 認 められない (Ⅰ-2の 技 術 的 能 力 (2 頁 ) 参 照 ) (4) 公 益 目 的 支 出 計 画 における 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 などの 計 算 が 整 備 法 及 び 整 備 規 則 に 則 って 行 われていることについて 1 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 方 法 について( 整 備 法 第 119 条 第 1 項 関 係 ) ( 資 産 の 評 価 について) 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 に 必 要 な 資 産 の 評 価 に 当 たっては 過 大 な 費 用 をかけることは 適 当 でないと 考 えられるため 以 下 のとおりとする ⅰ 土 地 の 評 価 方 法 について 例 えば 固 定 資 産 税 評 価 額 や 不 動 産 鑑 定 士 が 鑑 定 した 価 額 などが 考 えられる 法 人 の 保 有 する 資 産 であって 移 行 後 において 当 該 法 人 が 長 期 に わたり 継 続 的 に 事 業 を 行 う 場 合 にそれらの 事 業 に 継 続 して 使 用 する ことが 確 実 な 資 産 ( 建 物 等 の 減 価 償 却 資 産 を 含 む )については 当 該 資 産 が 継 続 して 使 用 されることを 前 提 に 算 定 した 額 を 評 価 額 とす ることができる なお 土 地 及 び 建 物 を 一 体 として 評 価 する 場 合 であっても 土 地 に 係 る 算 定 額 と 建 物 に 係 る 算 定 額 を 区 分 することが 可 能 な 場 合 は それらを 区 分 して 申 請 することができる ⅱ 減 価 償 却 資 産 の 評 価 方 法 について 建 物 等 の 減 価 償 却 資 産 については 時 価 評 価 資 産 に 含 めないもの とする ただし 不 動 産 鑑 定 士 による 鑑 定 評 価 を 妨 げない ⅲ 有 価 証 券 の 評 価 方 法 について 上 場 されていることにより 市 場 価 格 が 容 易 に 把 握 できる 場 合 は 市 場 価 格 を 用 いた 時 価 評 価 を 行 うものとする 市 場 性 がない 場 合 で あっても 評 価 を 行 うことが 可 能 な 場 合 は 時 価 評 価 とする なお 市 場 性 がなく 評 価 が 困 難 な 場 合 は 当 該 有 価 証 券 の 取 得 価 額 又 は 帳 簿 価 額 とする ⅳ 美 術 品 等 その 他 の 資 産 の 評 価 方 法 について - 27 -

法 人 において 移 行 後 も 引 き 続 き 実 施 事 業 に 使 用 するものは 時 価 評 価 が 可 能 であっても 簿 価 とすることを 認 める 継 続 的 に 実 施 事 業 に 使 用 する 予 定 がないもの 売 却 の 予 定 がある ものについては 時 価 評 価 を 行 う ただし 帳 簿 価 額 と 時 価 との 差 額 が 著 しく 多 額 でないと 法 人 において 判 断 する 場 合 や 時 価 評 価 を 行 うことが 困 難 な 場 合 は 帳 簿 価 額 とすることを 認 める ( 引 当 金 等 について) 負 債 ( 資 産 の 控 除 を 含 む )として 計 上 されている 引 当 金 ( 引 当 金 に 準 ずるものを 含 む )については 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 から 控 除 する また 会 費 等 の 積 み 立 てによる 準 備 金 等 ( 法 令 等 により 将 来 の 支 出 又 は 不 慮 の 支 出 に 備 えて 設 定 することが 要 請 されているもの)に ついては 負 債 として 計 上 されていない 場 合 であっても 法 人 にお いて 合 理 的 な 算 定 根 拠 を 示 すことが 可 能 である 場 合 には 引 当 金 と 同 様 に 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 から 除 くことができる 退 職 給 付 会 計 の 導 入 に 伴 う 会 計 基 準 変 更 時 差 異 ( 注 )の 扱 いについて 費 用 処 理 期 間 を 定 めて 当 該 期 間 にわたり 費 用 処 理 を 行 っている 法 人 にあっては 当 該 未 処 理 額 についても 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 から 控 除 することができる(この 場 合 未 処 理 額 の 算 定 根 拠 などの 資 料 の 提 出 を 求 める ) なお 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 時 に 控 除 した 未 処 理 額 について 移 行 後 の 各 事 業 年 度 における 費 用 処 理 の 額 は 公 益 目 的 支 出 の 額 に 算 入 しない ( 注 ) 会 計 基 準 変 更 時 において 本 来 計 上 すべき 引 当 金 額 の 満 額 と 実 際 に 計 上 してい る 引 当 金 の 差 額 をいう 会 計 基 準 変 更 時 差 異 は 平 成 18 年 4 月 1 日 以 降 15 年 以 内 の 一 定 の 年 数 にわ たり 定 額 法 により 費 用 処 理 をすることとなる 2 実 施 事 業 等 に 係 る 収 入 と 支 出 について( 整 備 法 第 119 条 第 2 項 第 1 号 2 号 関 係 ) ⅰ 公 益 目 的 支 出 の 額 について 整 備 規 則 第 16 条 に 規 定 する 公 益 目 的 支 出 の 額 のうち 同 条 第 1 号 の 実 施 事 業 に 係 る 事 業 費 とは 実 施 事 業 の 目 的 のために 要 する 費 用 とする また 事 業 費 に 含 むことができるものの 取 扱 いについては 認 定 法 と 同 様 の 考 え 方 とする (Ⅰ-7の (1) 事 業 費 と 管 理 費 (8 頁 ) - 28 -

参 照 ) 実 施 事 業 資 産 についても 当 該 実 施 事 業 資 産 が 複 数 の 用 途 に 供 し ている 場 合 には 認 定 法 と 同 様 の 考 え 方 とし 当 該 用 途 に 応 じて 区 分 するものとする ( Ⅰ-8の (1) 公 益 目 的 保 有 財 産 (14 頁 ) 参 照 ) ⅱ 実 施 事 業 収 入 の 額 について 整 備 規 則 第 17 条 第 1 項 に 規 定 する 実 施 事 業 収 入 の 額 のうち 同 項 第 1 号 の 実 施 事 業 に 係 る 収 益 とは 原 則 として 次 のとおりと する 一 実 施 事 業 の 実 施 に 係 る 対 価 としての 収 益 ( 入 場 料 手 数 料 等 ) 二 使 途 が 実 施 事 業 に 特 定 されている 収 益 三 法 人 においてルールを 設 定 し 実 施 事 業 収 入 と 定 めた 収 益 なお 使 途 が 実 施 事 業 に 特 定 されている 積 立 金 ( 基 金 )の 運 用 益 について 実 施 事 業 の 財 源 を 実 施 事 業 に 係 る 収 益 とした 場 合 には 公 益 目 的 支 出 計 画 が 終 了 しないと 予 想 される 場 合 には 実 施 事 業 に 係 る 収 益 としないことができる 同 項 第 2 号 の 実 施 事 業 資 産 から 生 じた 収 益 とは 例 えば 実 施 事 業 資 産 の 売 却 益 などが 該 当 する なお 使 途 が 実 施 事 業 に 特 定 されている 積 立 金 ( 基 金 )の 運 用 益 について 実 施 事 業 の 財 源 を 実 施 事 業 資 産 から 生 じた 収 益 とした 場 合 には 公 益 目 的 支 出 計 画 が 終 了 しないと 予 想 される 場 合 には 実 施 事 業 資 産 から 生 じた 収 益 としないことができる 法 人 が 公 益 目 的 支 出 計 画 に 記 載 する 実 施 事 業 等 については 支 出 の 総 額 が 収 入 の 総 額 を 上 回 ることを 要 する なお 複 数 の 実 施 事 業 等 を 盛 り 込 む 場 合 であり それらの 実 施 事 業 のうちいくつ かの 実 施 事 業 については 支 出 額 が 収 入 額 を 上 回 らないものであっても 上 記 を 満 た す 限 り 可 能 とする 2. 公 益 目 的 支 出 計 画 を 確 実 に 実 施 すると 見 込 まれることについて( 整 備 法 第 117 条 第 2 号 関 係 ) 法 人 が 公 益 目 的 支 出 計 画 を 確 実 に 実 施 すると 見 込 まれること とは 実 施 事 業 等 以 外 の 事 業 及 び 管 理 運 営 を 含 む 法 人 活 動 全 般 について その 財 務 的 な 影 響 により 実 施 事 業 等 のための 資 金 が 不 足 するなど 公 益 目 的 支 出 計 画 の 安 定 的 な 実 施 が 妨 げられることがないと 見 込 まれることとする - 29 -

申 請 時 には 法 人 全 体 の 直 近 1 年 間 の 事 業 計 画 書 及 び 公 益 目 的 支 出 計 画 実 施 期 間 における 当 該 法 人 全 体 の 収 支 の 見 込 みを 記 載 した 書 類 により 確 認 する 収 支 の 見 込 みには 多 額 の 借 入 れや 施 設 の 更 新 高 額 財 産 の 取 得 処 分 など 法 人 全 体 の 財 務 に 大 きな 影 響 を 与 える 活 動 についても 含 むこととし 計 画 があれば 当 該 申 請 書 類 に 記 載 する なお 申 請 時 には 公 益 目 的 支 出 計 画 に 記 載 する 事 業 以 外 の 事 業 につい て 申 請 をする 法 人 の 全 体 の 事 業 のうち 主 な 事 業 について 記 載 することとす る これらの 見 通 しから 確 実 に 実 施 すると 見 込 まれるもの と 認 めないこと もありうる 移 行 後 においては 多 額 の 借 入 れ 等 や 資 産 運 用 方 針 の 大 幅 な 変 更 などを 行 うことにより 申 請 時 の 収 支 の 見 込 みが 変 更 される 場 合 には 事 前 に 行 政 庁 に 届 け 出 ることを 求 める なお これらの 活 動 により 公 益 目 的 支 出 計 画 が 当 初 の 実 施 期 間 内 に 完 了 しないこととなる 場 合 には あらかじめ 整 備 法 第 125 条 第 1 項 に 規 定 する 公 益 目 的 支 出 計 画 の 変 更 認 可 を 受 けなければならない - 30 -

参 照 条 文 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 及 び 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 十 八 年 法 律 第 五 十 号 ) ( 認 可 の 基 準 ) 第 百 十 七 条 行 政 庁 は 第 四 十 五 条 の 認 可 の 申 請 をした 特 例 民 法 法 人 ( 以 下 この 款 におい て 認 可 申 請 法 人 という )が 次 に 掲 げる 基 準 に 適 合 すると 認 めるときは 当 該 認 可 申 請 法 人 について 同 条 の 認 可 をするものとする 一 第 百 二 十 条 第 二 項 第 二 号 の 定 款 の 変 更 の 案 の 内 容 が 一 般 社 団 財 団 法 人 法 及 びこれ に 基 づく 命 令 の 規 定 に 適 合 するものであること 二 第 百 十 九 条 第 一 項 に 規 定 する 公 益 目 的 財 産 額 が 内 閣 府 令 で 定 める 額 を 超 える 認 可 申 請 法 人 にあっては 同 項 に 規 定 する 公 益 目 的 支 出 計 画 が 適 正 であり かつ 当 該 認 可 申 請 法 人 が 当 該 公 益 目 的 支 出 計 画 を 確 実 に 実 施 すると 見 込 まれるものであること ( 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 ) 第 百 十 九 条 第 四 十 五 条 の 認 可 を 受 けようとする 特 例 民 法 法 人 は 当 該 認 可 を 受 けたとき に 解 散 するものとした 場 合 において 旧 民 法 第 七 十 二 条 の 規 定 によれば 当 該 特 例 民 法 法 人 の 目 的 に 類 似 する 目 的 のために 処 分 し 又 は 国 庫 に 帰 属 すべきものとされる 残 余 財 産 の 額 に 相 当 するものとして 当 該 特 例 民 法 法 人 の 貸 借 対 照 表 上 の 純 資 産 額 を 基 礎 として 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 算 定 した 額 が 内 閣 府 令 で 定 める 額 を 超 える 場 合 には 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 当 該 算 定 した 額 ( 以 下 この 款 において 公 益 目 的 財 産 額 とい う )に 相 当 する 金 額 を 公 益 の 目 的 のために 支 出 することにより 零 とするための 計 画 ( 以 下 この 款 において 公 益 目 的 支 出 計 画 という )を 作 成 しなければならない 2 公 益 目 的 支 出 計 画 においては 次 に 掲 げる 事 項 を 定 めなければならない 一 公 益 の 目 的 のための 次 に 掲 げる 支 出 イ 公 益 目 的 事 業 のための 支 出 ロ 公 益 法 人 認 定 法 第 五 条 第 十 七 号 に 規 定 する 者 に 対 する 寄 附 ハ 第 四 十 五 条 の 認 可 を 受 けた 後 も 継 続 して 行 う 不 特 定 かつ 多 数 の 者 の 利 益 の 増 進 に 寄 与 する 目 的 に 関 する 事 業 のための 支 出 (イに 掲 げるものを 除 く )その 他 の 内 閣 府 令 で 定 める 支 出 二 公 益 目 的 財 産 額 に 相 当 する 金 額 から 前 号 の 支 出 の 額 ( 当 該 支 出 をした 事 業 に 係 る 収 入 があるときは 内 閣 府 令 で 定 めるところにより これを 控 除 した 額 に 限 る )を 控 除 して 得 た 額 ( 以 下 この 款 において 公 益 目 的 財 産 残 額 という )が 零 となるまで の 各 事 業 年 度 ごとの 同 号 の 支 出 に 関 する 計 画 三 前 号 に 掲 げるもののほか 第 一 号 の 支 出 を 確 保 するために 必 要 な 事 項 として 内 閣 府 令 で 定 める 事 項 ( 認 可 の 申 請 手 続 等 ) 第 百 二 十 条 - 31 -

4 行 政 庁 は 認 可 申 請 法 人 が 作 成 した 公 益 目 的 支 出 計 画 が 第 百 十 七 条 第 二 号 に 掲 げる 基 準 に 適 合 するかどうかを 判 断 するために 必 要 な 場 合 には 当 該 認 可 申 請 法 人 の 事 業 活 動 の 内 容 について 旧 主 務 官 庁 の 意 見 を 聴 くものとする 5 行 政 庁 は 第 一 項 の 申 請 書 の 提 出 を 受 け 又 は 第 四 十 五 条 の 認 可 をし 若 しくはしな い 処 分 をしたときは 直 ちに その 旨 を 旧 主 務 官 庁 に 通 知 しなければならない ( 公 益 目 的 支 出 計 画 の 実 施 が 完 了 したことの 確 認 ) 第 百 二 十 四 条 移 行 法 人 は 第 百 十 九 条 第 二 項 第 一 号 の 支 出 により 公 益 目 的 財 産 残 額 が 零 となったときは 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 認 可 行 政 庁 に 公 益 目 的 支 出 計 画 の 実 施 が 完 了 したことの 確 認 を 求 めることができる ( 公 益 目 的 支 出 計 画 の 変 更 の 認 可 等 ) 第 百 二 十 五 条 移 行 法 人 は 公 益 目 的 支 出 計 画 の 変 更 ( 内 閣 府 令 で 定 める 軽 微 な 変 更 を 除 く )をしようとするときは 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 認 可 行 政 庁 の 認 可 を 受 けなければならない ( 合 併 をした 場 合 の 届 出 等 ) 第 百 二 十 六 条 移 行 法 人 が 合 併 をした 場 合 には 合 併 後 存 続 する 法 人 ( 公 益 法 人 を 除 く 以 下 この 項 次 項 及 び 第 四 項 において 同 じ ) 又 は 合 併 により 設 立 する 法 人 ( 公 益 法 人 を 除 く 次 項 から 第 四 項 までにおいて 同 じ )は 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 次 の 各 号 に 掲 げる 合 併 の 場 合 の 区 分 に 応 じ 当 該 各 号 に 定 める 認 可 行 政 庁 に 合 併 をした 旨 を 届 け 出 なければならない 一 移 行 法 人 が 吸 収 合 併 をした 場 合 であって 合 併 後 存 続 する 法 人 が 移 行 法 人 であるとき 当 該 移 行 法 人 に 係 る 認 可 行 政 庁 及 び 合 併 により 消 滅 する 移 行 法 人 がある 場 合 にあって は 当 該 移 行 法 人 に 係 る 認 可 行 政 庁 二 移 行 法 人 が 吸 収 合 併 をした 場 合 であって 合 併 後 存 続 する 法 人 が 移 行 法 人 以 外 の 法 人 であるとき 合 併 により 消 滅 する 移 行 法 人 に 係 る 認 可 行 政 庁 三 移 行 法 人 が 新 設 合 併 をした 場 合 合 併 により 消 滅 する 移 行 法 人 に 係 る 認 可 行 政 庁 2 前 項 の 規 定 による 届 出 には 次 に 掲 げる 書 類 を 添 付 しなければならない 一 合 併 後 存 続 する 法 人 又 は 合 併 により 設 立 する 法 人 の 定 款 二 合 併 をする 移 行 法 人 の 最 終 事 業 年 度 ( 一 般 社 団 法 人 である 移 行 法 人 にあっては 一 般 社 団 財 団 法 人 法 第 二 条 第 二 号 に 規 定 する 最 終 事 業 年 度 をいい 一 般 財 団 法 人 である 移 行 法 人 にあっては 同 条 第 三 号 に 規 定 する 最 終 事 業 年 度 をいう 次 号 において 同 じ ) に 係 る 貸 借 対 照 表 その 他 の 財 務 内 容 を 示 す 書 類 として 内 閣 府 令 で 定 めるもの 三 合 併 をする 移 行 法 人 の 最 終 事 業 年 度 に 係 る 次 条 第 一 項 に 規 定 する 公 益 目 的 支 出 計 画 実 施 報 告 書 四 前 三 号 に 掲 げるもののほか 内 閣 府 令 で 定 める 書 類 3 第 一 項 第 二 号 又 は 第 三 号 に 掲 げる 場 合 における 同 項 の 規 定 による 届 出 をした 一 般 社 団 法 人 又 は 一 般 財 団 法 人 は 同 項 第 二 号 に 掲 げる 場 合 にあっては 当 該 吸 収 合 併 がその 効 力 - 32 -

を 生 ずる 日 以 後 同 項 第 三 号 に 掲 げる 場 合 にあっては 合 併 により 設 立 する 法 人 の 成 立 の 日 以 後 同 項 第 二 号 又 は 第 三 号 に 定 める 認 可 行 政 庁 ( 認 可 行 政 庁 が 二 以 上 あるときは これらの 認 可 行 政 庁 が 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 協 議 して 定 める 一 の 認 可 行 政 庁 ) を 認 可 行 政 庁 とする 移 行 法 人 とみなして 第 百 二 十 三 条 から 第 百 三 十 条 まで 及 び 第 百 三 十 二 条 の 規 定 を 適 用 する 4 移 行 法 人 が 合 併 をした 場 合 における 合 併 後 存 続 する 法 人 又 は 合 併 により 設 立 する 法 人 についての 公 益 目 的 財 産 額 は 合 併 をする 移 行 法 人 の 公 益 目 的 財 産 額 の 合 計 額 とする 5 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 にあっては 合 併 により 消 滅 する 移 行 法 人 は 当 該 各 号 に 定 め る 日 において 第 百 二 十 四 条 の 確 認 を 受 けたものとみなす 一 移 行 法 人 が 吸 収 合 併 をした 場 合 であって 合 併 後 存 続 する 法 人 が 公 益 法 人 であるとき 当 該 吸 収 合 併 がその 効 力 を 生 ずる 日 二 移 行 法 人 が 新 設 合 併 をした 場 合 であって 合 併 により 設 立 する 法 人 が 公 益 法 人 である とき 当 該 新 設 合 併 により 設 立 する 法 人 の 成 立 の 日 6 前 項 の 場 合 には 合 併 後 存 続 する 公 益 法 人 又 は 合 併 により 設 立 する 公 益 法 人 は 遅 滞 なく 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 当 該 合 併 により 消 滅 した 移 行 法 人 が 第 百 二 十 四 条 の 確 認 を 受 けたものとみなされた 旨 を 当 該 移 行 法 人 に 係 る 従 前 の 認 可 行 政 庁 に 届 け 出 なければならない ( 移 行 法 人 の 清 算 時 の 残 余 財 産 の 帰 属 の 制 限 ) 第 百 三 十 条 移 行 法 人 が 清 算 をする 場 合 において 公 益 目 的 財 産 残 額 があるときは 当 該 移 行 法 人 の 残 余 財 産 のうち 当 該 公 益 目 的 財 産 残 額 に 相 当 する 額 の 財 産 ( 当 該 残 余 財 産 の 額 が 当 該 公 益 目 的 財 産 残 額 を 下 回 っているときは 当 該 残 余 財 産 )については 一 般 社 団 財 団 法 人 法 第 二 百 三 十 九 条 の 規 定 にかかわらず 内 閣 府 令 で 定 めるところにより 認 可 行 政 庁 の 承 認 を 受 けて 公 益 法 人 認 定 法 第 五 条 第 十 七 号 に 規 定 する 者 に 帰 属 させな ければならない 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 及 び 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 施 行 規 則 ( 平 成 十 九 年 内 閣 府 令 第 六 十 九 号 ) ( 公 益 目 的 財 産 額 ) 第 十 四 条 整 備 法 第 百 十 九 条 第 一 項 に 規 定 する 公 益 目 的 財 産 額 は 特 例 民 法 法 人 が 整 備 法 第 百 二 十 一 条 第 一 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 整 備 法 第 百 六 条 第 一 項 の 登 記 ( 以 下 移 行 の 登 記 という )をした 日 以 前 にその 末 日 が 到 来 した 事 業 年 度 のうち 最 終 のもの( 事 業 年 度 に 関 する 規 定 を 定 める 他 の 法 律 の 規 定 により 移 行 の 登 記 をした 日 の 属 する 事 業 年 度 の 開 始 の 日 から 移 行 の 登 記 をした 日 までの 期 間 が 当 該 法 人 の 事 業 年 度 とみなされる 場 合 にあっては 当 該 期 間 )の 末 日 ( 以 下 算 定 日 という )における 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 に 第 一 号 及 び 第 二 号 に 掲 げる 額 を 加 算 し 第 三 号 及 び 第 四 号 に 掲 げる 額 を 減 算 して 得 た 額 とする - 33 -

一 特 例 民 法 法 人 が 算 定 日 において 次 に 掲 げる 資 産 ( 以 下 時 価 評 価 資 産 という ) を 有 する 場 合 の 当 該 時 価 評 価 資 産 の 算 定 日 における 時 価 が 算 定 日 における 帳 簿 価 額 を 超 える 場 合 のその 超 える 部 分 の 額 イ 土 地 又 は 土 地 の 上 に 存 する 権 利 ロ 有 価 証 券 ハ 書 画 骨 とう 生 物 その 他 の 資 産 のうち 算 定 日 における 帳 簿 価 額 と 時 価 との 差 額 が 著 しく 多 額 である 資 産 二 算 定 日 における 貸 借 対 照 表 の 引 当 金 勘 定 ( 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 施 行 規 則 ( 平 成 十 九 年 法 務 省 令 第 二 十 八 号 以 下 一 般 社 団 財 団 法 人 法 施 行 規 則 という ) 第 二 十 三 条 第 四 項 又 は 第 二 十 四 条 第 二 項 第 一 号 の 規 定 により 計 上 する 引 当 金 ( 次 に 掲 げる 引 当 金 を 除 く 以 下 同 じ )に 係 る 勘 定 をいう 以 下 同 じ )に 繰 り 入 れた 金 額 ( 当 該 引 当 金 勘 定 に 繰 り 入 れるべき 金 額 に 達 するまでのものに 限 る ) イ 賞 与 引 当 金 ( 当 該 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 降 において 使 用 人 に 賞 与 を 支 給 する 場 合 における 事 業 年 度 の 末 日 において 繰 り 入 れるべき 引 当 金 をいう 以 下 同 じ ) ロ 退 職 給 付 引 当 金 ( 使 用 人 が 退 職 した 後 に 当 該 使 用 人 に 退 職 一 時 金 退 職 年 金 その 他 これらに 類 する 財 産 を 支 給 する 場 合 における 事 業 年 度 の 末 日 において 繰 り 入 れる べき 引 当 金 をいう 以 下 同 じ ) 三 特 例 民 法 法 人 が 算 定 日 において 時 価 評 価 資 産 を 有 する 場 合 の 当 該 時 価 評 価 資 産 の 算 定 日 における 帳 簿 価 額 が 算 定 日 における 時 価 を 超 える 場 合 のその 超 える 部 分 の 額 四 基 金 の 額 2 前 項 の 規 定 により 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 加 算 され 又 は 減 算 された 時 価 評 価 資 産 については この 章 の 規 定 の 適 用 に 当 たっては 当 該 時 価 評 価 資 産 の 帳 簿 価 額 は 当 該 加 算 された 額 が 増 額 され 又 は 当 該 減 算 された 額 が 減 額 されたものとみなす ( 整 備 法 第 百 十 九 条 第 二 項 第 一 号 の 支 出 の 額 ) 第 十 六 条 移 行 法 人 の 各 事 業 年 度 の 整 備 法 第 百 十 九 条 第 二 項 第 一 号 の 支 出 の 額 ( 以 下 公 益 目 的 支 出 の 額 という )は この 府 令 に 別 段 の 定 めのあるものを 除 き 次 に 掲 げる 額 の 合 計 額 とする 一 当 該 事 業 年 度 の 損 益 計 算 書 に 計 上 すべき 当 該 移 行 法 人 が 整 備 法 第 四 十 五 条 の 認 可 を 受 けた 公 益 目 的 支 出 計 画 ( 整 備 法 第 百 二 十 五 条 第 一 項 の 変 更 の 認 可 を 受 けたときは その 変 更 後 の 公 益 目 的 支 出 計 画 )に 記 載 した 整 備 法 第 百 十 九 条 第 二 項 第 一 号 イ 又 はハ に 規 定 する 事 業 ( 以 下 実 施 事 業 という )に 係 る 事 業 費 の 額 二 当 該 事 業 年 度 において 支 出 をした 整 備 法 第 百 十 九 条 第 二 項 第 一 号 ロに 規 定 する 寄 附 ( 以 下 特 定 寄 附 という )の 額 ( 当 該 支 出 に 付 随 して 発 生 した 費 用 の 額 を 含 む ) 三 前 二 号 に 掲 げるもののほか 当 該 事 業 年 度 の 損 益 計 算 書 に 計 上 すべき 実 施 事 業 に 係 る 経 常 外 費 用 の 額 ( 当 該 移 行 法 人 の 資 産 ( 商 品 ( 販 売 の 目 的 をもって 所 有 する 土 地 建 物 その 他 の 不 動 産 を 含 む ) 及 び 製 品 を 除 く )のうち 貸 借 対 照 表 において 実 施 事 業 に 係 る 資 産 として 明 らかにされた 資 産 ( 以 下 実 施 事 業 資 産 という ) 以 外 の 資 産 に 係 るものを 除 く ) - 34 -

( 整 備 法 第 百 十 九 条 第 二 項 第 一 号 の 支 出 をした 事 業 に 係 る 収 入 の 額 ) 第 十 七 条 移 行 法 人 の 各 事 業 年 度 の 整 備 法 第 百 十 九 条 第 二 項 第 二 号 の 規 定 により 公 益 目 的 支 出 の 額 から 控 除 すべき 実 施 事 業 に 係 る 収 入 の 額 ( 以 下 実 施 事 業 収 入 の 額 という ) は この 府 令 に 別 段 の 定 めのあるものを 除 き 次 に 掲 げる 額 の 合 計 額 とする 一 当 該 事 業 年 度 の 損 益 計 算 書 に 計 上 すべき 実 施 事 業 に 係 る 収 益 の 額 二 当 該 事 業 年 度 の 損 益 計 算 書 に 計 上 すべき 実 施 事 業 資 産 から 生 じた 収 益 の 額 2 前 項 各 号 の 収 益 の 額 の 算 定 に 当 たっては 当 該 収 益 の 発 生 に 伴 って 受 け 入 れる 資 産 が 金 銭 以 外 のものである 場 合 には 当 該 資 産 の 額 は 受 け 入 れた 時 における 時 価 によるも のとする ( 整 備 法 第 四 十 五 条 の 認 可 の 申 請 の 添 付 書 類 ) 第 三 十 一 条 整 備 法 第 百 二 十 条 第 二 項 第 六 号 の 内 閣 府 令 で 定 める 書 類 は 次 に 掲 げる 書 類 とする 五 整 備 法 第 百 二 十 四 条 の 確 認 を 受 けるまでの 間 の 収 支 の 見 込 みを 記 載 した 書 類 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 十 八 年 法 律 第 四 十 九 号 ) 第 五 条 二 公 益 目 的 事 業 を 行 うのに 必 要 な 経 理 的 基 礎 及 び 技 術 的 能 力 を 有 するものであること 三 その 事 業 を 行 うに 当 たり 社 員 評 議 員 理 事 監 事 使 用 人 その 他 の 政 令 で 定 め る 当 該 法 人 の 関 係 者 に 対 し 特 別 の 利 益 を 与 えないものであること 四 その 事 業 を 行 うに 当 たり 株 式 会 社 その 他 の 営 利 事 業 を 営 む 者 又 は 特 定 の 個 人 若 し くは 団 体 の 利 益 を 図 る 活 動 を 行 うものとして 政 令 で 定 める 者 に 対 し 寄 附 その 他 の 特 別 の 利 益 を 与 える 行 為 を 行 わないものであること ただし 公 益 法 人 に 対 し 当 該 公 益 法 人 が 行 う 公 益 目 的 事 業 のために 寄 附 その 他 の 特 別 の 利 益 を 与 える 行 為 を 行 う 場 合 は この 限 りでない 十 七 第 二 十 九 条 第 一 項 若 しくは 第 二 項 の 規 定 による 公 益 認 定 の 取 消 しの 処 分 を 受 け た 場 合 又 は 合 併 により 法 人 が 消 滅 する 場 合 (その 権 利 義 務 を 承 継 する 法 人 が 公 益 法 人 であるときを 除 く )において 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 ( 第 三 十 条 第 二 項 に 規 定 する 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 をいう )があるときは これに 相 当 する 額 の 財 産 を 当 該 公 益 認 定 の 取 消 しの 日 又 は 当 該 合 併 の 日 から 一 箇 月 以 内 に 類 似 の 事 業 を 目 的 とする 他 の 公 益 法 人 若 しくは 次 に 掲 げる 法 人 又 は 国 若 しくは 地 方 公 共 団 体 に 贈 与 する 旨 を 定 款 で 定 めているものであること イ 私 立 学 校 法 ( 昭 和 二 十 四 年 法 律 第 二 百 七 十 号 ) 第 三 条 に 規 定 する 学 校 法 人 ロ 社 会 福 祉 法 ( 昭 和 二 十 六 年 法 律 第 四 十 五 号 ) 第 二 十 二 条 に 規 定 する 社 会 福 祉 法 人 ハ 更 生 保 護 事 業 法 ( 平 成 七 年 法 律 第 八 十 六 号 ) 第 二 条 第 六 項 に 規 定 する 更 生 保 護 法 人 - 35 -

ニ 独 立 行 政 法 人 通 則 法 ( 平 成 十 一 年 法 律 第 百 三 号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規 定 する 独 立 行 政 法 人 ホ 国 立 大 学 法 人 法 ( 平 成 十 五 年 法 律 第 百 十 二 号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 大 学 法 人 又 は 同 条 第 三 項 に 規 定 する 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人 ヘ 地 方 独 立 行 政 法 人 法 ( 平 成 十 五 年 法 律 第 百 十 八 号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規 定 する 地 方 独 立 行 政 法 人 ト その 他 イからヘまでに 掲 げる 法 人 に 準 ずるものとして 政 令 で 定 める 法 人 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 平 成 十 九 年 政 令 第 二 百 七 十 六 号 ) ( 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 に 相 当 する 額 の 財 産 の 贈 与 を 受 けることができる 法 人 ) 第 八 条 法 第 五 条 第 十 七 号 トの 政 令 で 定 める 法 人 は 次 に 掲 げる 法 人 とする 一 特 殊 法 人 ( 株 式 会 社 であるものを 除 く ) 二 前 号 に 掲 げる 法 人 以 外 の 法 人 のうち 次 のいずれにも 該 当 するもの イ 法 令 の 規 定 により 当 該 法 人 の 主 たる 目 的 が 学 術 技 芸 慈 善 祭 祀 宗 教 そ の 他 の 公 益 に 関 する 事 業 を 行 うものであることが 定 められていること ロ 法 令 又 は 定 款 その 他 の 基 本 約 款 (ホにおいて 法 令 等 という )の 規 定 により 各 役 員 について 当 該 役 員 及 びその 配 偶 者 又 は 三 親 等 内 の 親 族 である 役 員 の 合 計 数 が 役 員 の 総 数 の 三 分 の 一 を 超 えないことが 定 められていること ハ 社 員 その 他 の 構 成 員 に 剰 余 金 の 分 配 を 受 ける 権 利 を 与 えることができないもの であること ニ 社 員 その 他 の 構 成 員 又 は 役 員 及 びこれらの 者 の 配 偶 者 又 は 三 親 等 内 の 親 族 に 対 して 特 別 の 利 益 を 与 えないものであること ホ 法 令 等 の 規 定 により 残 余 財 産 を 当 該 法 人 の 目 的 に 類 似 する 目 的 のために 処 分 し 又 は 国 若 しくは 地 方 公 共 団 体 に 帰 属 させることが 定 められていること - 36 -