静 岡 労 働 局 Press Release 静 岡 労 働 局 発 表 平 成 27 年 6 月 29 日 担 当 静 岡 労 働 局 総 務 部 企 画 室 室 長 赤 池 義 規 室 長 補 佐 三 浦 徹 ( 電 話 )54-254-6 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 いじめ 嫌 がらせ が 最 多 (3 年 連 続 ) ~ 平 成 26 年 度 静 岡 労 働 局 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 施 行 状 況 ~ 静 岡 労 働 局 ( 局 長 野 村 栄 一 )は 平 成 26 年 度 ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 )の 静 岡 労 働 局 における 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 の 施 行 状 況 について 以 下 のとおり 取 りまとめた 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 は 個 々の 労 働 者 と 事 業 主 との 間 の 労 働 条 件 や 職 場 環 境 などをめぐるトラブル 未 然 防 止 や 早 期 解 決 を 支 援 するもので 総 合 労 働 相 談 労 働 局 長 による 助 言 指 導 紛 争 調 整 委 員 会 による あっせ ん の3つの 方 法 がある 平 成 26 年 度 は 総 合 労 働 相 談 が 前 年 度 比 1,69 件 減 少 (-4.9%)したが 助 言 指 導 については 申 出 件 数 が 同 比 36 件 増 (+.4%)の467 件 と 過 去 最 高 あっせんは 申 請 件 数 が 同 比 21 件 増 (+26. %)であった 本 年 度 も 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 の 周 知 に 努 め 同 制 度 の 簡 易 迅 速 な 特 色 を 生 かしながら 各 総 合 労 働 相 談 コーナーにおいて 総 合 労 働 相 談 助 言 指 導 あっせんの 適 切 な 運 用 を 図 っていく 要 点 Ⅰ 総 合 労 働 相 談 総 合 労 働 相 談 件 数 は 前 年 より1,69 件 減 少 し 33,39 件 であった そのうち 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 は 前 年 度 比 263 件 増 (+5.%)の5,46 件 で 過 去 最 多 となった 相 談 者 の 就 労 形 態 別 では 前 年 度 より 期 間 契 約 社 員 が17.5% 派 遣 労 働 者 が5.% 増 加 した 相 談 内 容 別 では 多 い 順 に いじめ 嫌 がらせ1,241 件 解 雇 17 件 自 己 都 合 退 職 7 64 件 退 職 勧 奨 49 件 であった Ⅱ 助 言 指 導 あっせん 1 助 言 指 導 申 出 件 数 が 前 年 度 比.4% 増 の467 件 と 過 去 最 高 であった 申 出 内 容 別 では 多 い 順 に 解 雇 7 件 いじめ 嫌 がらせ71 件 退 職 勧 奨 62 件 自 己 都 合 退 職 4 件 である 特 に 解 雇 については 前 年 度 比 33 件 増 (+61.1%)であった 2 あっせん 申 請 件 数 が 前 年 度 比 21 件 増 (+26.%)の12 件 であった 申 請 内 容 別 では 多 い 順 に 解 雇 29 件 いじめ 嫌 がらせ 件 退 職 勧 奨 1 件 である 特 に 退 職 勧 奨 については 前 年 度 比 1 件 増 (+125.%)であった 1
Ⅰ 総 合 労 働 相 談 ( 労 働 局 及 び 県 下 7 労 働 基 準 監 督 署 内 の 総 合 労 働 相 談 コーナー) (1) 相 談 件 数 の 推 移 について( 図 1) 労 働 者 等 の 不 満 や 苦 情 には 法 令 判 例 の 不 知 誤 解 に 基 づくものも 多 いことから 適 切 な 情 報 提 供 相 談 を 行 うことにより 紛 争 に 発 展 することを 未 然 に 防 止 し 労 使 が 自 主 的 に 解 決 することを 促 進 する 静 岡 労 働 局 においては 総 務 部 企 画 室 及 び 県 下 7つの 労 働 基 準 監 督 署 内 に 労 働 問 題 のあらゆる 相 談 にワンストップで 対 応 するための 総 合 労 働 相 談 コーナーを 設 置 している 本 年 度 の 総 合 労 働 相 談 件 数 33,39 件 は 前 年 度 の34,737 件 に 比 べて 減 少 した(-4.9%) しかし 総 合 労 働 相 談 件 数 のうち 労 働 関 係 法 上 の 違 反 等 を 伴 わない 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 ( 個 々 の 労 働 者 と 事 業 主 との 間 の 労 働 に 関 するトラブル)に 関 する 相 談 件 数 については 本 年 度 5,46 件 となり 前 年 度 の5,3 件 に 比 べて 増 加 した(+5.%) 過 去 最 多 であった 平 成 24 年 度 の5,44 件 より2 件 多 く 依 然 高 止 まりの 状 態 である (2) 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 について( 図 1 2) 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 とは 労 働 関 係 法 上 の 違 反 等 を 伴 わない 解 雇 労 働 条 件 その 他 労 働 関 係 に 関 する 事 項 についての 個 々の 労 働 者 と 事 業 主 との 間 の 紛 争 である 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 5,46 件 について 相 談 者 の 内 訳 は 労 働 者 ( 求 職 者 を 含 む) 4,665 件 (5.%) 事 業 主 444 件 (.1%) その 他 377 件 (6.9%)である 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 の 内 容 の 内 訳 は 多 い 順 から いじめ 嫌 がらせ 1,241 件 (. 6%) 解 雇 17 件 (14.%) 自 己 都 合 退 職 764 件 (13.9%)と 続 いている いじめ 嫌 がらせ が 最 多 解 雇 が2 番 目 であり この 順 位 が3 年 連 続 となった 図 1 総 合 労 働 相 談 件 数 ( 折 れ 線 右 目 盛 ) 及 び 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 ( 棒 左 目 盛 )の 推 移 単 位 : 件 6 5 4 3 2 1 544 546 4194 39292 391 3979 53 3916 4679 34737 4394 34942 4516 571 473 3745 391 392 3339 25761 23617 2173 37 133 15 16 17 1 19 2 21 23 24 25 26 45 4 35 3 25 2 15 1 5 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 総 合 労 働 相 談 件 数 2
図 2 民 事 上 の 個 別 労 働 紛 争 に 係 る 相 談 内 訳 推 移 ( 重 複 あり) 単 位 : 件 16 14 12 1 6 4 2 1234 67 3 264 73 1216 11 95 75 399 47 294 31 9 173 17 17 2 737 675 757 542 546 51 37 436 39 352 279 252 144 51 695 5 316 11 1136 5 964 73 737 597 5 546 33 1239 979 71 691 619 1136 793 72 631 5 1241 17 764 5 49 15 16 17 1 19 2 21 23 24 25 26 解 雇 いじめ 嫌 がらせ 労 働 条 件 引 下 げ 退 職 勧 奨 自 己 都 合 退 職 Ⅱ 労 働 局 長 による 助 言 指 導 及 び 紛 争 調 整 委 員 会 によるあっせんの 受 付 状 況 (1) 助 言 指 導 申 出 件 数 あっせん 申 請 受 理 件 数 の 推 移 について( 図 3) 労 働 局 長 による 助 言 指 導 申 出 件 数 は467 件 で 前 年 度 (431 件 )に 比 べ.4%の 増 加 静 岡 労 働 紛 争 調 整 委 員 会 によるあっせん 申 請 受 理 件 数 は12 件 で 前 年 度 (1 件 )に 比 べ2 6.%の 増 加 となっている 5 4 3 2 1 図 3 助 言 指 導 申 出 件 数 及 びあっせん 申 請 受 理 件 数 推 移 単 位 : 件 425 431 365 313 33 267 23 242 26 1 175 173 14 12 133 6 15 77 1 53 467 12 15 16 17 1 19 2 21 23 24 25 26 助 言 指 導 あっせん 3
(2) 静 岡 労 働 局 長 による 助 言 指 導 について 助 言 指 導 制 度 について 個 別 労 働 関 係 紛 争 の 中 には 法 令 や 判 例 の 理 解 が 十 分 でないために 不 適 切 な 行 為 をしたことが 原 因 で 生 じているものも 多 数 あることから 紛 争 当 事 者 の 申 出 により 個 別 労 働 紛 争 の 問 題 点 及 び 解 決 の 方 向 性 を 指 摘 する 等 の 助 言 指 導 を 行 うことにより 紛 争 当 事 者 同 士 が 自 主 的 に 紛 争 を 解 決 すること を 促 進 する 制 度 である 通 常 は 各 総 合 労 働 相 談 コーナーに 配 置 している 総 合 労 働 相 談 員 から 被 申 出 人 へ 連 絡 等 を 行 うこと により 申 出 人 の 申 出 内 容 問 題 点 の 指 摘 解 決 の 方 向 性 の 示 唆 等 を 行 い 必 要 に 応 じて 参 考 となる 法 令 裁 判 例 等 を 説 明 すること 等 によって 労 使 の 自 主 的 解 決 に 向 けた 話 し 合 いを 促 す 助 言 を 行 う 助 言 指 導 の 労 働 者 の 就 労 状 況 について 助 言 指 導 の 労 働 者 の 就 労 状 況 の 内 訳 は 正 社 員 25 件 (43.9%) パート アルバイ ト 1 件 (23.1%) 期 間 契 約 社 員 76 件 (16.3%) 派 遣 労 働 者 47 件 (1. 1%)である 期 間 契 約 社 員 について 前 年 度 の49 件 と 比 較 し55.1% 増 となった 助 言 指 導 の 申 出 内 容 の 内 訳 ( 重 複 あり)について( 図 4) 申 出 内 容 の 内 訳 は 多 い 順 に 解 雇 7 件 (15.1%) いじめ 嫌 がらせ 71 件 (12. 3%) 退 職 勧 奨 62 件 (1.%) 自 己 都 合 退 職 4 件 (.3%) 労 働 条 件 引 下 げ 34 件 (5.9%) 雇 止 め 3 件 (5.2%) 等 と 続 く 2 年 連 続 ( 平 成 24 25 年 度 )で いじめ 嫌 がらせ が 最 多 であったが 平 成 26 年 度 は 解 雇 が 最 も 多 く 前 年 度 より33 件 増 (+61.1%)であった 労 働 条 件 引 下 げ も 前 年 度 より 1 件 増 加 した(+41.6%) 1 9 7 6 5 4 3 2 1 図 4 助 言 指 導 申 出 における 主 な 紛 争 内 容 の 推 移 ( 重 複 あり) 平 成 26 年 度 単 位 : 件 94 2 5 3 7 73 73 71 71 61 65 66 6 62 5 51 5 61 47 49 49 51 54 49 5 45 39 4 36 34 26 26 27 1 3 25 24 1 2 13 12 14 2 21 16 2 5 6 3 4 2 15 16 17 1 19 2 21 23 24 25 26 解 雇 いじめ 嫌 がらせ 労 働 条 件 引 下 げ 退 職 勧 奨 自 己 都 合 退 職 助 言 指 導 の 手 続 終 了 について 平 成 26 年 度 に 助 言 指 導 の 手 続 を 終 了 した467 件 ( 前 年 度 からの 繰 り 越 し 分 を 含 む)のうち 申 出 が 取 り 下 げられたもの 等 3 件 ( 終 了 件 数 のうち.6%)を 除 く464 件 ( 同 99.4%)に 対 し 助 言 指 導 を 実 施 して 319 件 ( 同 6.3%)が 解 決 している 助 言 指 導 制 度 により 解 決 できなかった 事 案 も 申 出 人 の 意 向 に 基 づきあっせん 申 請 を 行 い あっ せん 制 度 への 手 続 きの 移 行 が 可 能 であり 助 言 指 導 制 度 を 実 施 したものからあっせん 制 度 へ 移 行 し たものは35 件 ( 同 7.5%)であった 処 理 期 間 については 467 件 すべて(1%)が1 箇 月 以 内 に 終 了 している 4
(3) 静 岡 紛 争 調 整 委 員 会 によるあっせん あっせん 制 度 について 静 岡 紛 争 調 整 委 員 会 は 弁 護 士 社 会 保 険 労 務 士 等 の 労 働 問 題 の 専 門 家 9 名 によって 構 成 されてお り この 中 から 事 案 ごとに 指 名 されるあっせん 委 員 が 紛 争 解 決 に 向 けてあっせんを 実 施 する あっせん 制 度 とは 紛 争 当 事 者 の 間 に 労 働 問 題 専 門 の 公 正 中 立 な 第 三 者 であるあっせん 委 員 が 入 ることにより 紛 争 当 事 者 双 方 の 主 張 の 要 点 を 確 かめ 双 方 に 具 体 的 な 解 決 の 道 を 働 きかけ 合 意 を 引 き 出 す 等 により 当 事 者 間 の 調 整 を 行 い 自 主 的 な 解 決 を 促 進 するという 制 度 である 相 手 方 の 不 参 加 又 は 参 加 をしても 合 意 のない 場 合 は 打 切 りとなり 他 の 紛 争 解 決 機 関 民 事 制 度 等 を 教 示 して 処 理 を 終 了 する あっせんを 開 催 して 紛 争 当 事 者 の 双 方 があっせん 内 容 に 合 意 すれば 合 意 文 書 を 交 わすこととな る 利 用 は 無 料 あっせんの 手 続 きは 非 公 開 で 行 われ 紛 争 当 事 者 のプライバシーは 保 護 される あっせん 申 請 の 労 働 者 の 就 労 状 況 について あっせん 申 請 の 労 働 者 の 就 労 状 況 の 内 訳 は 正 社 員 51 件 (5.%) パート アルバイ ト 24 件 (23.5%) 期 間 契 約 社 員 17 件 (16.7%) 派 遣 労 働 者 5 件 (4.9%) であった あっせん 申 請 内 容 の 内 訳 ( 重 複 あり)について( 図 5) 申 請 内 容 は 解 雇 29 件 (2.4%)で 最 も 件 数 が 多 く いじめ 嫌 がらせ 件 (21. 6%) 退 職 勧 奨 1 件 (17.6%) 雇 止 め 1 件 (9.%) 労 働 条 件 の 引 下 げ 5 件 (4.9%) 自 己 都 合 退 職 5 件 (4.9%) 採 用 内 定 取 消 4 件 (3.9%) 等 と 続 く 平 成 25 年 度 との 比 較 では 退 職 勧 奨 1 件 増 加 (+125%)が 目 立 っている 1 9 7 6 5 4 3 2 1 図 5 あっせん 受 理 件 数 における 主 な 紛 争 内 容 の 推 移 単 位 : 件 91 9 7 75 63 5 4 42 42 37 36 33 36 27 26 26 2 26 29 21 1 1 12 13 11 14 11 15 9 9 9 7 7 4 4 6 5 3 3 5 7 1 3 1 1 5 15 16 17 1 19 2 21 23 24 25 26 解 雇 いじめ 嫌 がらせ 労 働 条 件 引 下 げ 退 職 勧 奨 自 己 都 合 退 職 5
あっせんの 手 続 き 終 了 について 平 成 26 年 度 あっせん 手 続 終 了 件 数 は97 件 ( 前 年 度 からの 繰 り 越 し 分 を 含 む) うち あっせん 開 催 は4 件 ( 終 了 件 数 のうち41.2%) 未 開 催 については 制 度 対 象 外 が3 件 ( 同 3.1%) 申 請 取 り 下 げが1 件 ( 同 1.3%) 不 参 加 による 打 切 りが42 件 ( 同 43. 3%) 等 であった 合 意 成 立 は29 件 ( 同 29.9%) うち あっせん 開 催 が27 未 開 催 が2 件 である あっせん 開 催 件 数 (4 件 )に 限 ると67.5%で 合 意 している 処 理 期 間 については 1 箇 月 以 内 が65 件 ( 同 67.%) 2 箇 月 以 内 が92 件 ( 同 94.%) である 助 言 指 導 の 事 例 普 通 解 雇 に 関 する 紛 争 男 女 労 働 者 2 名 は 正 社 員 として 介 護 施 設 で 勤 務 していたが 社 内 恋 愛 禁 止 を 理 由 に 解 雇 され 納 得 でき ないとして 補 償 金 を 求 めたもの 申 出 内 容 を 法 人 本 部 長 に 伝 え 社 内 恋 愛 が 職 場 秩 序 に 深 刻 な 影 響 を 与 えた 場 合 であれば 格 別 そうでなけ れば 解 雇 理 由 の 合 理 性 相 当 性 がないことを 説 明 し 申 出 人 との 話 し 合 いを 勧 めた 法 人 側 は 事 業 所 内 での 申 出 人 2 名 の 行 為 が 利 用 者 に 迷 惑 をかけている 旨 主 張 したものの 話 し 合 いに 応 じ 申 出 人 2 名 それぞれに 給 与 3か 月 分 を 和 解 金 として 支 払 い 解 決 した いじめ 嫌 がらせに 関 する 紛 争 勤 続 年 の 申 出 人 ( 労 働 者 )は 2 年 間 勤 務 先 の 所 長 等 からいじめ 嫌 がらせを 受 けたと 主 張 し パー トから 正 社 員 への 格 上 げを 含 め 話 し 合 いを 求 めたもの 申 出 内 容 を 法 人 の 人 事 総 務 部 課 長 に 伝 え 申 出 人 との 話 し 合 いを 促 した 法 人 側 は 申 出 人 が 同 僚 の 欠 点 を 指 摘 し 自 己 主 張 が 強 いことを 述 べたが 話 し 合 いに 応 じ 1 所 長 への 注 意 2 風 通 しのよい 職 場 にすること3 正 社 員 にはできないが 嘱 託 への 引 き 上 げ4 申 出 人 の 配 置 転 換 を 実 施 し 解 決 した あっせんの 事 例 労 働 条 件 引 下 げ( 賃 金 )に 関 する 紛 争 申 請 人 ( 労 働 者 )は 技 術 者 として 勤 務 していたが 労 災 事 故 に 遭 い その 後 遺 症 のため 事 務 職 に 転 じ1 年 半 が 経 過 したところで 一 方 的 に 月 給 を 約 十 数 万 円 引 下 げたもの あっせんを 開 催 したところ 被 申 請 人 ( 法 人 )は 申 請 人 以 外 の 事 務 職 との 均 衡 から 月 給 を 引 下 げた 等 と 主 張 したが あっせん 委 員 が 申 請 人 被 申 請 人 双 方 の 主 張 の 調 整 を 重 ねた 結 果 1 申 請 人 があっせ ん 開 催 日 に 退 職 すること2 被 申 請 人 が 申 請 人 に 数 百 万 円 を 支 払 うこと 等 により 合 意 した その 他 の 労 働 条 件 に 関 する 紛 争 申 請 人 ( 労 働 者 )はトラック 運 転 手 として 勤 務 していた 同 人 は 荷 卸 作 業 中 労 働 災 害 に 遭 ったが 被 申 請 人 ( 法 人 )が 労 災 隠 しを 行 い 休 業 補 償 が 不 十 分 であったことが 発 端 となり 過 重 労 働 低 賃 金 ずさんな 労 務 管 理 も 不 満 として 数 百 万 円 を 求 めたもの 申 請 人 被 申 請 人 とも 代 理 人 弁 護 士 を 立 てた あっせん 委 員 が 双 方 の 主 張 を 調 整 した 結 果 申 請 額 の5 分 の1 程 度 の 支 払 で 合 意 した 添 付 資 料 別 添 1 静 岡 労 働 局 総 合 労 働 相 談 コーナー 所 在 地 一 覧 別 添 2 全 国 の 個 別 労 紛 争 解 決 制 度 の 運 用 状 況 ( 平 成 26 年 度 ) 別 添 3 個 別 労 働 関 係 紛 争 の 解 決 の 促 進 に 関 する 法 律 の 概 要 別 添 4 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 の 枠 組 み 6