総 則 関 係 説 明 資 料 自 治 税 務 局 企 画 課 平 成 27 年 4 月 10 日 ( 金 )
平 成 26 年 度 税 制 改 正 における 猶 予 制 度 の 見 直 し 平 成 26 年 度 与 党 税 制 改 正 大 綱 ( 平 成 25 年 12 月 12 日 自 由 民 主 党 公 明 党 )( 抄 ) 4 円 滑 適 正 な 納 税 のための 環 境 整 備 納 税 者 の 負 担 の を 図 るとともに 早 期 かつ 的 確 な 納 税 の 履 行 を 確 保 する 観 点 から 納 税 者 の 申 請 に 基 づき 換 価 の 猶 予 をできることとするなど 国 税 の 猶 予 制 度 の 見 直 しを 行 う 地 方 税 の 猶 予 制 度 については 国 税 の 猶 予 制 度 の 見 直 しや 地 方 団 体 における 実 態 等 を 踏 まえ 引 き 続 き 検 討 する ( 参 考 ) 平 成 26 年 度 税 制 改 正 における 国 税 の 猶 予 制 度 の 見 直 し 平 成 27 年 4 月 1 日 から 適 用 猶 予 制 度 の 活 用 を 促 進 するとともに 滞 納 の 早 期 段 階 での 計 画 的 な 納 付 を 確 保 する 観 点 から 毎 月 の 分 割 納 付 を 条 件 として 納 税 者 の 申 請 に 基 づき 換 価 の 猶 予 をできることとする 現 行 の 猶 予 制 度 について 使 いやすくするとともに 的 確 な 納 付 の 履 行 を 確 保 するため 所 要 の 見 直 しを 行 う 要 件 延 滞 税 改 正 前 その 他 改 正 後 納 税 の 猶 予 1 災 害 により 相 当 の 損 失 を 受 けたとき 2 災 害 盗 難 病 気 等 により 一 時 に 納 付 する ことができないとき 3 事 業 の 休 廃 止 事 業 上 の 損 失 等 により 一 時 に 納 付 することができないとき 4 確 定 申 告 が 遅 延 した 場 合 等 で 一 時 に 納 付 することができないとき (1 2の 場 合 ) 免 除 (3 4の 場 合 ) (25 年 は4.3%) 新 たな 督 促 滞 納 処 分 の 禁 止 原 則 担 保 が 必 要 (2~4の 場 合 ) ( ) 税 額 50 万 円 以 下 の 場 合 等 は 不 要 ( ) 税 額 100 万 円 以 下 3ヶ 月 以 内 の 猶 予 の 場 合 等 は 不 要 不 許 可 事 由 取 消 事 由 の 整 備 等 換 価 の 猶 予 [ 税 務 署 長 の 職 権 ] 新 設 申 請 期 限 : 納 期 限 から 6ヶ 月 次 の 事 実 に 該 当 し 納 税 について 誠 実 な 意 思 を 有 するとき 1 財 産 の 換 価 を 直 ちにすることにより 事 業 継 続 生 活 維 持 を 困 難 にするおそれがあるとき 2 財 産 の 換 価 を 猶 予 することが 直 ちにその 換 価 をすることに 比 べて 徴 収 上 有 利 であるとき 一 時 に 納 付 することにより 事 業 継 続 生 活 維 持 困 難 となるおそれがあり 納 税 について 誠 実 な 意 思 を 有 するとき( 他 に 滞 納 がある 場 合 は 除 く ) (25 年 は4.3%) 原 則 担 保 が 必 要 ( ) 税 額 50 万 円 以 下 の 場 合 等 は 不 要 ( ) 税 額 100 万 円 以 下 3ヶ 月 以 内 の 猶 予 の 場 合 等 は 不 要 ( 原 則 毎 月 の 分 割 納 付 ) 不 許 可 事 由 取 消 事 由 の 整 備 等
地 方 税 における 猶 予 制 度 の 見 直 し 地 方 税 の 猶 予 制 度 について 納 税 者 の 負 担 の を 図 るとともに 早 期 かつ 的 確 な 納 税 の 履 行 を 確 保 する 観 点 から 納 税 者 の 申 請 に 基 づく 換 価 の 猶 予 制 度 を 創 設 するなどの 見 直 しを 行 うが その 際 地 方 分 権 を 推 進 する 観 点 や 地 方 税 に 関 する 地 域 の 実 情 が 様 々であることを 踏 まえ 換 価 の 猶 予 に 係 る 申 請 期 限 など 一 定 の 事 項 については 各 地 域 の 実 情 等 に 応 じて 条 例 で 定 める 仕 組 みとする ( 注 ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 要 件 延 滞 金 改 正 前 その 他 改 正 後 徴 収 猶 予 1 災 害 盗 難 病 気 等 2 事 業 の 休 廃 止 等 3 賦 課 決 定 等 の 処 分 の 遅 延 (1の 場 合 ) 免 除 (2 3の 場 合 ) (27 年 は1.8%) 新 たな 督 促 滞 納 処 分 の 禁 止 原 則 担 保 が 必 要 50 万 円 以 下 の 場 合 等 は 不 要 条 例 で 定 める 場 合 は 不 要 ( 条 例 で 定 める 分 割 納 付 の 方 法 による ) 資 産 収 入 等 の 条 例 で 定 める 資 料 提 出 ( 提 出 困 難 な 場 合 を 除 く ) 不 許 可 事 由 取 消 事 由 の 整 備 ( 条 例 で 定 める 事 由 を 含 む ) 申 請 に 係 る 質 問 検 査 権 の 整 備 換 価 の 猶 予 [ 地 方 団 体 の 長 の 職 権 ] 新 設 申 請 期 限 : 納 期 限 から 条 例 で 定 める 期 間 内 次 の 事 実 に 該 当 し 納 税 について 誠 実 な 意 思 を 有 するとき 1 事 業 継 続 生 活 維 持 困 難 2 猶 予 することが 徴 収 上 有 利 一 時 に 納 付 することにより 事 業 継 続 生 活 維 持 困 難 となるおそれがあ り 納 税 について 誠 実 な 意 思 を 有 す るとき( 他 に 地 方 税 の 滞 納 がある 場 合 その 他 条 例 で 定 める 場 合 を 除 く ) (27 年 は1.8%) 原 則 担 保 が 必 要 50 万 円 以 下 の 場 合 等 は 不 要 条 例 で 定 める 場 合 は 不 要 ( 条 例 で 定 める 分 割 納 付 の 方 法 による) 資 産 収 入 等 の 条 例 で 定 める 資 料 提 出 不 許 可 事 由 取 消 事 由 の 整 備 ( 条 例 で 定 める 事 由 を 含 む )
個 人 住 民 税 等 における 還 付 加 算 金 の の 見 直 し 現 状 所 得 税 の 更 正 ( )に 基 因 して 個 人 住 民 税 及 び 個 人 事 業 税 の 減 額 賦 課 決 定 が 行 われた 場 合 それにより 生 じる 過 納 金 に 係 る 還 付 加 算 金 の は 所 得 税 の 更 正 の 通 知 がされた 日 の 翌 日 から 起 算 して1 月 を 経 過 する 日 の 翌 日 とされており 所 得 税 の 還 付 加 算 金 の と 一 致 している 申 告 書 又 は 修 正 申 告 書 の 提 出 によって 納 付 すべき 額 が 確 定 した 所 得 税 額 につき 行 われた 更 正 に 限 る 一 方 納 税 者 による 所 得 税 の 申 告 ( 還 付 申 告 等 )に 基 因 して 個 人 住 民 税 等 の 減 額 賦 課 決 定 が 行 われた 場 合 それにより 生 じる 過 納 金 に 係 る 還 付 加 算 金 の は 納 付 日 の 翌 日 とされており 所 得 税 の 還 付 加 算 金 の と 異 なっている このため 下 記 のように 個 人 住 民 税 等 の 賦 課 決 定 が 行 われた 年 度 の 翌 年 度 以 降 に 所 得 税 の 還 付 申 告 等 が 行 われて 個 人 住 民 税 の 還 付 が 発 生 する 場 合 には 還 付 加 算 金 の 計 算 期 間 が 長 期 にわたり 所 得 税 と 異 なり 地 方 団 体 側 の 帰 責 性 がないにも 関 わらず 還 付 加 算 金 が 高 額 となる 事 例 が 発 生 している 事 例 平 成 24 年 分 の 源 泉 徴 収 による 所 得 税 額 がある 者 が 平 成 26 年 度 に 平 成 24 年 分 の 医 療 費 控 除 等 を 受 けるた めの 還 付 申 告 書 を 提 出 したことにより 所 得 税 額 が 減 額 され それに 基 因 して 個 人 住 民 税 の 減 額 賦 課 決 定 が 行 われた 結 果 還 付 が 発 生 するような 場 合 イメージ 図 所 得 税 個 人 住 民 税 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 納 付 日 平 成 24 年 分 の 所 得 税 に 対 する 還 付 申 告 平 成 25 年 度 の 個 人 住 民 税 の 減 額 賦 課 決 定 支 出 決 定 日 源 泉 徴 収 賦 課 決 定 所 得 税 個 人 住 民 税 の 差 個 人 住 民 税 等 における 還 付 加 算 金 の が 納 付 日 の 翌 日 となっているため 計 算 期 間 が 長 期 にわたる
個 人 住 民 税 等 における 還 付 加 算 金 の の 見 直 し 見 直 し 所 得 税 の 還 付 申 告 に 基 因 して 個 人 住 民 税 及 び 個 人 事 業 税 の 減 額 賦 課 決 定 が 行 われた 場 合 それにより 生 じる 過 納 金 に 係 る 還 付 加 算 金 の を 還 付 申 告 がされた 日 の 翌 日 から 一 月 を 経 過 する 日 の 翌 日 とし 所 得 税 の 還 付 加 算 金 の と 概 ね 一 致 させるようにする ( 注 ) 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 イメージ 図 所 得 税 個 人 住 民 税 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 納 付 日 還 付 申 告 減 額 賦 課 決 定 支 出 決 定 日 改 正 前 源 泉 徴 収 賦 課 決 定 所 得 税 個 人 住 民 税 の 差 改 正 後 納 付 日 還 付 申 告 減 額 賦 課 決 定 支 出 決 定 日 源 泉 徴 収 賦 課 決 定 所 得 税 個 人 住 民 税 1か 月 還 付 加 算 金 の を 見 直 す その 外 所 得 税 が 更 正 の 請 求 に 基 づき 更 正 されたことに 基 因 してされた 個 人 住 民 税 及 び 個 人 事 業 税 の 減 額 賦 課 決 定 により 生 じた 過 納 金 のうち その 還 付 加 算 金 の が 納 付 日 の 翌 日 とされているものについても 同 様 に 見 直 し を 行 い を 更 正 の 通 知 がされた 日 の 翌 日 から 一 月 を 経 過 する 日 の 翌 日 とする
その 他 の 円 滑 な 申 告 納 税 のための 環 境 整 備 ( 国 税 にも 同 様 の 項 目 があるもの) 複 数 税 務 代 理 人 に 対 する 事 前 通 知 の 手 続 の 簡 素 化 国 税 通 則 法 の 見 直 しと 同 様 に 納 税 者 に 複 数 の 税 務 代 理 人 がいる 場 合 に 納 税 者 が 代 表 となる 税 務 代 理 人 を 定 めたときは 総 務 省 の 職 員 が 行 う 税 務 代 理 人 への 調 査 の 事 前 通 知 は その 代 表 となる 税 務 代 理 人 にすれば 足 りることとする 不 申 告 加 算 金 の 不 適 用 制 度 に 係 る 申 告 書 の 提 出 期 限 の 延 長 国 税 通 則 法 の 見 直 しと 同 様 に 法 定 納 期 限 内 に 申 告 書 の 提 出 がなかった 場 合 においても 期 限 内 に 納 付 をしているなど 申 告 期 限 内 に 申 告 する 意 思 があったと 認 められるときには 納 期 限 後 2 週 間 以 内 に 申 告 書 を 提 出 した 場 合 に 限 り 不 申 告 加 算 金 が 適 用 されない 制 度 について 法 定 納 期 限 から 2 週 間 以 内 とされている 申 告 書 の 提 出 期 限 を 1 月 以 内 に 延 長 することとする