区 役 所 の 住 民 情 報 窓 口 のあり 方 検 討 会 議 ( 経 過 報 告 ) 1 本 会 議 の 目 的 平 成 19 年 度 に 作 成 したキャッチフレーズの 具 体 化 に 向 けて 個 別 具 体 的 な 課 題 への 対 応 や 業 務 プロセスの 改 善 策 を 検 討 すること 2 本 会 議 のメンバー( 敬 称 略 ) 小 林 梨 紗 ( 港 区 窓 口 サービス 担 当 ) 多 田 一 仁 ( 淀 川 区 住 民 登 録 担 当 ) 宮 越 広 和 ( 東 淀 川 区 住 民 登 録 担 当 係 長 ) 久 本 高 史 ( 東 成 区 戸 籍 担 当 係 長 ) 坂 口 博 哉 ( 東 住 吉 区 住 民 登 録 担 当 ) 田 中 太 一 ( 西 成 区 住 民 登 録 担 当 ) 3 本 会 議 の 進 め 方 事 務 局 が 案 を 作 成 し それを 審 議 する 形 式 ではなく あくまでもメンバーの 自 発 的 な 意 見 や 発 想 を 重 視 し メンバーが 自 由 に 意 見 を 言 いやすい グループインタビュー 形 式 で 会 議 を 運 営 している 毎 回 課 題 を 定 め その 課 題 について 担 当 メンバーを 決 め 担 当 メンバーが 事 前 に 検 討 を 行 い それを 発 表 し 意 見 交 換 を 行 っている 設 定 した 課 題 と 担 当 メンバーは 以 下 のとおり 1 証 明 書 発 行 窓 口 と 届 出 窓 口 の 分 離 ( 分 割 ) : 東 住 吉 区 2 ワンストップ 窓 口 など 他 業 務 との 連 携 : 港 区 3 サービス 関 係 ( 日 曜 開 庁 平 日 時 間 延 長 証 明 書 自 動 交 付 機 の 設 置 など) : 東 淀 川 区 4 勤 務 時 間 と 開 庁 時 間 の 設 定 : 西 成 区 5 レイアウト 関 係 (ベルトコンベア 撤 去 ローカウンター 化 など) : 東 成 区 6 戸 籍 情 報 システム 導 入 後 の 効 果 的 効 率 的 な 業 務 プロセス :( 未 定 ) 7 民 間 スタッフ 等 の 効 果 的 な 活 用 : 淀 川 区 会 議 の 進 行 を 委 託 先 コンサル( 野 村 総 研 )に 委 ね 市 民 局 は 必 要 に 応 じて 情 報 提 供 等 を 行 う 毎 回 の 検 討 結 果 をホワイトボードで 整 理 し メンバーで 確 認 し 共 有 している
4 開 催 経 過 回 数 日 時 場 所 テーマ 検 討 会 議 の 進 め 方 について 第 1 回 6 月 5 日 9:30 市 役 所 市 民 局 会 議 室 証 明 書 発 行 窓 口 と 届 出 窓 口 の 分 離 ( 分 割 ) に 関 する 意 見 交 換 第 2 回 6 月 12 日 9:30 市 役 所 市 民 局 会 議 室 証 明 書 発 行 窓 口 と 届 出 窓 口 の 分 離 ( 分 割 ) について 第 3 回 6 月 18 日 9:30 港 区 役 所 会 議 室 港 区 役 所 窓 口 の 視 察 ワンストップ 窓 口 など 他 業 務 との 連 携 について 第 4 回 6 月 25 日 9:30 市 役 所 市 民 局 会 議 室 ワンストップ 窓 口 など 他 業 務 との 連 携 について( 補 論 ) サービス 関 係 ( 日 曜 開 庁 平 日 時 間 延 長 証 明 書 自 動 交 付 機 の 設 置 など) に ついて 第 5 回 7 月 2 日 9:30 市 役 所 市 民 局 会 議 室 勤 務 時 間 と 開 庁 時 間 の 設 定 について 中 間 報 告 案 について 5 検 討 経 過 第 2 回 から 第 5 回 までの 検 討 結 果 を 整 理 したものを 次 頁 に 示 す 検 討 の 結 果 把 握 されてきた 各 課 題 の 相 互 の 関 係 を 最 終 頁 に 示 す
第 2 回 検 討 会 議 の 結 果 課 題 1: 証 明 書 発 行 窓 口 と 届 出 窓 口 の 分 離 ( 分 割 ) について [ 東 住 吉 区 発 表 ] 1. 導 入 によるメリット( 効 果 ) 1 窓 口 分 割 により クレームは 無 くなり 待 合 で 長 時 間 待 ってもらうことがなくなった 届 出 は 番 号 札 を 取 って 待 ってもらっているため 焦 らずにきちんと 説 明 できるようになった 2 市 民 にとってメリットはあり きちんと 掲 示 物 を 見 て 頂 ければ もっと 効 果 はアップすると 思 う 3 狭 いことで 動 線 が 短 くて 済 むという 声 もあるが 広 さについては 意 見 が 分 かれている [ 市 民 局 ] 2. 導 入 によるデメリット( 課 題 ) 1 職 員 は 相 互 フォローのためバタバタと 動 き 回 ることが 増 えて 大 変 となったが クレームが 減 ったことの 方 が 大 きい 2 前 の 人 や 大 きな 流 れに 沿 ってわからないまま 並 んでいる 人 もおり 証 明 受 付 でも 殆 どの 方 が 番 号 札 を 取 ってしまうため 空 番 号 が 多 く 発 生 して 職 員 の 対 応 が 大 変 となっている 3 証 明 受 付 では 並 ぶ 必 要 があり 障 害 者 や 高 齢 者 など 足 の 悪 い 人 にとっては 大 変 である 証 明 受 付 も 番 号 札 を 渡 すことも 検 討 したが 回 転 が 悪 くなるため 見 合 わせた 4 レイアウトより 職 員 の 数 の 問 題 であり 窓 口 を 分 けると 張 り 付 く 人 がそれだけ 必 要 になる また 業 務 範 囲 が 限 られる 職 員 もいる [ 東 淀 川 区 ] 5 戸 籍 法 改 正 で 本 人 確 認 が 必 要 となったため 一 から 説 明 が 必 要 なときは 5 分 程 度 必 要 となり 時 間 がかかり 回 転 が 悪 くなった 3. 導 入 する 場 合 の 選 択 肢 1 チーム 編 成 A B2 班 に 分 けており 各 班 4 人 プラス 担 当 係 長 が 1 名 忙 しい 所 に 入 ってフォローして いる 2 班 体 制 だったが 昨 年 1 月 から 班 体 制 をやめ 現 在 は7 名 体 制 で 午 前 午 後 の 交 代 も 決 めてない 昼 休 みを3つに 分 けてとっている [ 港 区 ] 班 分 けはしていない 午 前 と 午 後 でポジションを 入 れ 替 えている 窓 口 は 届 出 2 名 証 明 1 名 レジ 1 名 体 制 として 8 名 は 必 要 である [ 東 淀 川 区 ] 職 員 数 も 大 事 であるが 窓 口 の 数 が 重 要 と 考 える [ 淀 川 区 ] 2 窓 口 を 整 理 案 内 する 人 の 有 無 来 庁 者 の 整 理 や 案 内 をする 人 は 常 にいるわけではない 繁 忙 期 は 案 内 に 出 るが 殆 ど 出 てい ない 役 所 には 同 じ 人 が 何 度 も 来 ることは 少 なく( 転 居 届 などは 転 入 時 と 転 出 時 のみなど) 窓 口 が 分 かれていることを 理 解 してもらうのは 難 しく 整 理 する 人 が 必 要 [ 淀 川 区 ]
3 4 総 合 案 内 は OB1 名 民 間 1 名 の2 名 がいるが カウンタの 外 には 出 てこない 入 口 に 対 し て 後 ろ 側 に 位 置 するため 総 合 案 内 として 機 能 していない [ 西 成 区 ] コンシェルジュの 活 用 は 混 み 具 合 にもよる 混 んでいるときは 歩 き 回 ることも 出 来 ない 状 態 になる [ 西 成 区 ] 窓 口 の 並 び 東 住 吉 区 は 証 明 書 発 行 届 出 レジ の 順 だが 東 淀 川 区 では 届 出 証 明 書 発 行 レジ の 順 で 並 び 方 が 反 対 で 動 線 が 違 うため 証 明 受 付 に 届 出 受 付 に 来 た 人 が 並 ぶことは 少 ない [ 東 淀 川 区 ] 案 内 表 示 正 面 の 記 載 台 に 受 付 場 所 を 色 分 けして 示 している 掲 示 物 を 色 々 試 したが 見 てくれないので 一 言 だけの 表 示 にしたら 何 のことか 分 からない と 指 摘 された その 際 色 の 目 線 の 提 案 があり 今 の 形 となった 160cm 視 線 が 一 番 目 につくとの 説 もあるが 区 役 所 に 入 った 時 来 庁 者 はどれだけ 表 示 物 を 見 るものか [ 東 淀 川 区 ] 柱 などで 色 分 けしており 表 示 物 はあまりない [ 東 成 区 ] 業 務 に 携 わっている 側 は 通 常 使 う 言 葉 や 表 現 なのでわかるが 来 客 者 側 には 難 しいことも 多 い [ 淀 川 区 ] レジ 待 ちに 電 子 表 示 板 を 設 置 することになった 番 号 札 に 所 要 時 間 の 目 安 を 表 示 し またレジが 少 しでもスムーズに 行 えるように 各 手 数 料 も 表 示 している ボードの 下 に 30 分 以 上 お 待 ちの 方 はお 申 出 ください としている [ 東 淀 川 区 ] 4. 導 入 パターンの 選 択 肢 1 導 入 しない 窓 口 を 分 けることを 議 論 したが 窓 口 担 当 は 同 じものばかりを 受 付 けるより 色 々なものを 受 ける 方 が 緊 張 感 を 保 てる 同 じことばかり 続 けるのは 疲 れるなどの 意 見 が 上 がった [ 淀 川 区 ] 1 階 は 住 民 情 報 のみのフロアで 出 入 口 が3 方 向 にあり 柱 で 見 通 しも 悪 く 窓 口 を 分 けるよ うな 配 置 になっておらず また 証 明 受 付 のみの 窓 口 を 設 けても 住 所 が 無 い 人 や 分 からない 人 も 多 く 回 転 が 早 くなるかは 疑 問 である [ 西 成 区 ] 2 繁 忙 期 のみ 導 入 する 年 中 分 ける 必 要 はなく 繁 忙 期 のみ 分 けることも 一 案 だと 考 えている [ 淀 川 区 ] 繁 忙 期 のみの 窓 口 分 割 について 異 動 届 をローカウンタで 受 付 けているため 今 更 ハイカウ ンタで 受 付 けることは 難 しく 逆 にローカウンタで 証 明 を 受 付 けるのは 違 和 感 がある [ 東 成 区 ]
第 3 回 検 討 会 議 の 結 果 課 題 2: ワンストップ 窓 口 など 他 業 務 との 連 携 について [ 港 区 発 表 ] 港 区 では ワンストップ 窓 口 として 国 民 健 康 保 険 年 金 の 住 所 変 更 出 産 一 時 金 出 産 育 児 応 援 金 を 扱 っている それと 並 んで 届 出 受 付 窓 口 で 乳 幼 児 医 療 児 童 手 当 の 申 請 書 の 受 付 を 行 っている 1. 導 入 によるメリット( 効 果 ) 1 利 用 者 にとってのメリット 利 用 者 にとって 一 箇 所 で 出 来 るためトータル 待 ち 時 間 自 体 は 減 っている 来 庁 してから 窓 口 につくまでの 時 間 は クレームが 出 るほどの 時 間 は 要 していない 来 庁 者 があちこち 動 くというスタイルから 職 員 が 動 くスタイルを 目 指 している 児 童 手 当 や 乳 幼 児 医 療 の 申 請 は 申 請 数 が 少 ないため 効 果 が 見 えにくいかもしれない [ 東 成 区 ] 2 職 員 にとってのメリット ワンストップで 他 業 務 の 相 談 を 受 けることにより 知 識 の 向 上 が 図 れ 充 実 した 案 内 ができる 子 どもと 高 齢 者 に 意 識 がいくため 来 庁 者 の 申 請 漏 れが 減 った 2. 導 入 によるデメリット( 課 題 ) 1 利 用 者 にとってのデメリット 職 員 が 担 当 外 の 申 請 書 も 扱 うために 逆 に 時 間 がかかることもある 窓 口 の 利 用 率 は 低 く 思 うように 広 がっていないのが 現 状 2 職 員 にとってのデメリット 窓 口 に 張 り 付 く 職 員 が 増 えることになり ベテランが 新 人 の 横 で 教 えフォローする 余 裕 を 持 てず 1 年 目 の 経 験 の 浅 い 職 員 が1 人 で 証 明 窓 口 を 担 当 している 利 用 者 が フロアマネージャの 存 在 に 気 付 かず 分 からないことは 窓 口 に 聞 きに 来 られるこ とが 多 く 窓 口 担 当 が 席 を 外 して 案 内 に 行 っている そのため 職 員 は 業 務 に 集 中 できない 9 月 以 降 保 健 福 祉 担 当 係 員 がワンストップ 窓 口 において 対 応 & 対 象 手 続 きの 拡 充 ( 予 定 ) 3. 導 入 する 場 合 の 選 択 肢 1 ワンストップに 必 要 な 国 保 端 末 について 国 保 端 末 が1 台 しか 置 けないため 窓 口 が1 席 だけだが 国 保 端 末 が3 台 あれば3 席 とも 使 用 可 能 である (ワンストップの 機 会 が 拡 大 する ) 2 ワンストップの 形 態 について 住 民 異 動 届 と 乳 幼 児 医 療 等 の 申 請 を 一 つの 窓 口 で 出 来 る 住 民 異 動 届 を3 枚 綴 りにして 保 険 や 介 護 等 の 申 請 を 一 つの 様 式 で 出 来 る 3 フロアマネージャについて フロアマネージャは 当 初 管 理 職 がしていたが その 後 係 員 がしている フロマネ 担 当 のローテーションは 特 に 決 めていない 区 役 所 全 体 ですべきであり 住 情 がやるものだとは
4 5 考 えていない 他 都 市 のワンストップサービスの 事 例 について フロアマネージャの 活 用 や 前 捌 きの 対 応 が 重 要 と 考 えているようで 同 時 に 後 方 支 援 の 形 で 各 担 当 がフォローしており 原 課 との 連 携 が 大 切 と 思 われる [ 市 民 局 ] エクセルでオーダーシートを 作 成 し 有 効 活 用 している 都 市 もある チェックを 入 れると 各 シ ートが 印 刷 でき 来 庁 者 はサインをするだけである [ 市 民 局 ] 受 付 は 住 情 担 当 職 員 ではなく 他 担 当 からの 応 援 職 員 が 住 情 の 研 修 を 受 けて 対 応 している [ 市 民 局 ] ワンストップサービス 導 入 のネック( 課 題 )について 権 限 と 端 末 の 問 題 がネックとなっている 申 請 書 の 受 付 は 誰 でもできるが 確 認 す るために 必 要 となる 端 末 の 権 限 がなく 使 えない また 他 部 局 業 務 の 知 識 がなければ 多 岐 に 亘 る 質 問 に 答 えることができない 端 末 の 問 題 は 大 きく 各 システムが1つの 端 末 で 使 えれば 問 題 ないが 1 席 に3 台 の 端 末 を 並 べることは 無 理 がある [ 淀 川 区 ] 権 限 等 の 問 題 は ( 課 制 が) 担 当 制 になったので パスワードが 貰 えれば 端 末 操 作 自 体 は 可 能 はないか [ 淀 川 区 ] 他 係 の 単 純 な 話 であれば 対 応 可 能 であるが 込 み 入 った 質 問 に 対 応 するのはその 担 当 を 経 験 した 人 でなければ 無 理 である [ 淀 川 区 ] 局 単 位 の 仕 切 りの 問 題 業 務 に 対 する 意 識 など 縦 割 り 意 識 の 問 題 は 大 きい [ 市 民 局 ] ワンストップサービスを 求 めるなら 各 担 当 で 要 員 を 出 して 一 つの 担 当 にすれば 良 いので はないのか そうしなければ 区 民 が 求 めるワンストップサービスにはならない [ 東 淀 川 区 ] 各 担 当 からの 協 力 を 得 るべきで 住 情 だけが 受 身 でいる 必 要 はない しかし 窓 口 がメイン の 住 情 と 地 域 保 健 福 祉 では 業 務 量 が 違 うこともあり 相 互 理 解 が 必 要 である [ 東 淀 川 区 ] ワンストップサービスについては 全 庁 的 に 検 討 する 必 要 がある 市 民 局 のみで 端 末 を 用 意 す ることは 不 可 能 であり 局 横 断 の 検 討 でないとヒトもカネも 出 せない [ 西 成 区 ] 4.ワンストップサービス についての 他 区 の 取 り 組 み 状 況 ( 第 4 回 で 補 足 確 認 ) ワンストップ 窓 口 について 特 に 話 は 上 がっていない [ 淀 川 区 ] 他 課 ではどういった 業 務 をしているのかという 勉 強 会 をしているが ワンストップは 無 理 と の 見 解 を 持 っている 各 課 に 共 通 するもののチェックリストを 作 成 し 東 淀 川 区 に 入 ってき た 区 民 が 区 役 所 のどこに 行 けばいいのか 参 考 にしてもらうために 待 合 ロビーや 受 付 等 に 置 いている [ 東 淀 川 区 ] フロア 構 成 上 他 課 との 連 携 は 取 りにくい 状 態 である [ 西 成 区 ] 庁 舎 が 狭 いためワンストップサービスは 難 しい チェックシート(3 年 前 )を 作 ったものの 制 度 などの 説 明 がなく 使 用 していない [ 東 住 吉 区 ] 全 ての 説 明 をチェックシートに 書 き 込 むのは 不 可 能 であり 詳 細 はお 問 い 合 わせください でもよいのでは [ 東 成 区 ] ワンストップサービスの 話 が 上 がっていたが 現 在 進 んでいない 出 生 転 出 入 の 際 にチェッ クシートを 利 用 者 に 渡 し 出 生 については 乳 幼 児 医 療 などに 回 ってもらっている [ 東 成 区 ]
第 4 回 検 討 会 議 の 結 果 課 題 3: サービス 関 係 ( 日 曜 開 庁 平 日 時 間 延 長 証 明 書 自 動 交 付 機 の 設 置 など) について [ 東 淀 川 区 発 表 ] 1. 日 曜 開 庁 のメリット デメリット 4 月 以 降 午 後 も 開 庁 となり 4/6 4/27 5/25 6/22 の4 回 の 日 曜 開 庁 平 均 利 用 件 数 ( 東 淀 川 区 住 民 情 報 担 当 )は 163 件 であり 4 月 の 1 日 あたり 平 均 利 用 件 数 586 件 ( 東 淀 川 区 住 民 情 報 担 当 )の 28%にあたる これが 利 用 者 にとってのメリットであり これだけ 利 用 機 会 が 増 加 したと 考 えられる デメリットとしては 日 曜 開 庁 に 対 応 した 職 員 は 翌 週 の 平 日 に 休 みを 取 るため 平 日 のサー ビスが 低 下 してしまうことがあり 職 員 が 少 ない 区 は 大 変 である [ 淀 川 区 ] 日 曜 開 庁 平 日 時 間 延 長 など 個 別 ではなく 全 体 としてのあり 方 を 検 討 する 必 要 がある [ 淀 川 区 ] 日 曜 開 庁 も 開 庁 時 間 をもっと 絞 って 代 休 の 影 響 を 軽 減 する 方 法 もある ただし その 場 合 は 超 勤 手 当 の 問 題 が 出 てくる [ 淀 川 区 ] 確 かに 午 後 も 開 庁 するよりも 第 4 以 外 の 日 曜 の 開 庁 を 要 望 する 意 見 もある ともかく 日 曜 開 庁 の 周 知 をもっと 図 る 必 要 がある [ 東 成 区 ] 2. 平 日 時 間 延 長 のメリット デメリット 延 長 時 間 帯 の 取 扱 い 件 数 は 月 初 めに 多 くなる 傾 向 があり 来 庁 者 数 の 平 均 は 53 件 ( 東 淀 川 区 住 民 情 報 担 当 )である これが 利 用 者 にとってのメリットであり これだけ 利 用 機 会 が 増 加 したと 考 えられる 金 曜 日 に 急 に 休 む 人 が 出 ると 内 部 の 仕 事 が 回 らなくなる 3. 証 明 書 自 動 交 付 機 の 設 置 のメリット デメリット 自 動 交 付 機 設 置 のメリットは 待 ち 時 間 の 短 縮 と 職 員 の 軽 減 ただ たまに 紙 詰 まりが 発 生 す るため 日 曜 日 に 対 応 する 人 が 別 途 必 要 となる [ 東 成 区 ] 仮 に 全 員 が 市 民 カードを 持 つと 仮 定 した 場 合 証 明 書 等 発 行 のうち 印 鑑 証 明 と 住 民 票 発 行 が 71~77%であり 届 出 書 同 時 証 明 書 発 行 印 鑑 登 録 即 時 交 付 がそれぞれ 15% 前 後 であるた め 全 体 発 行 の 6 割 程 度 が 軽 減 できると 想 定 される ただし 対 応 カードの 作 成 や 機 器 のメ ンテナンス 等 の 状 況 は 不 明 であり 考 慮 されていない 箕 面 市 が 導 入 しているが 利 用 率 が 高 い 印 鑑 証 明 でも 約 25%の 利 用 率 で 低 いイメージがあ る [ 東 成 区 ] 導 入 済 の5 政 令 市 の 費 用 をもとに 仮 に 大 阪 市 の 24 区 役 所 と 出 張 所 等 32 箇 所 に 導 入 すると 仮 定 すると 初 期 費 用 も 含 め 導 入 後 5 年 間 で 9.8 億 円 1 年 あたり 約 2 億 円 かかる 試 算 とな る [ 市 民 局 ]
第 5 回 検 討 会 議 の 結 果 課 題 4: 勤 務 時 間 と 開 庁 時 間 の 設 定 について [ 西 成 区 発 表 ] 規 則 上 勤 務 時 間 は 月 から 金 は 9:00~17:30であり 開 庁 時 間 と 同 一 である [ 市 民 局 ] 西 成 区 では 職 員 のほとんどが 8:50~9:00に 出 勤 している 開 庁 準 備 ( 倉 庫 金 庫 開 錠 公 印 等 の 配 置 等 )については 特 定 の 職 員 が 自 発 的 に 早 めに 出 勤 し 30 分 ほどかけて 準 備 し ている このような 個 人 の 自 主 的 な 対 応 で 行 っている 準 備 作 業 を 組 織 として 対 応 する 仕 組 みが 必 要 [ 淀 川 区 ] 1. 選 択 肢 とメリット デメリット(ディスカッション 結 果 のまとめ) 1 開 庁 時 間 を 短 くする 勤 務 時 間 内 に 準 備 等 の 時 間 を 確 保 するために 開 庁 時 間 を 短 くする これによるデメリットとして 区 民 の 住 民 情 報 窓 口 の 利 用 機 会 の 減 少 = 利 用 者 サービスの 低 下 が 考 えられるため 現 実 的 には 困 難 である 2 準 備 片 付 けの 担 当 者 を 決 め 勤 務 時 間 をシフトする 個 人 の 自 主 的 な 対 応 ではなく 準 備 片 付 けの 担 当 者 を 決 め 早 出 遅 出 のシフト 勤 務 とする ただし シフト 勤 務 とするためには 特 別 勤 務 職 場 として 総 務 局 との 合 議 が 必 要 となるが 他 のサービス 窓 口 (サービスカウンターや 市 税 事 務 所 等 )では 特 別 勤 務 職 場 の 扱 いを 行 って いないことから 区 役 所 を 特 別 勤 務 職 場 であると 対 外 的 に 説 明 できる 理 由 が 必 要 となる これによるデメリットとして 現 状 の 金 曜 時 間 延 長 等 において 急 な 休 みなどで 勤 怠 管 理 が 狂 うことが 起 こっており 同 様 の 混 乱 が 危 惧 される 3 超 勤 手 当 で 処 理 する 早 出 遅 出 を 命 じ 超 勤 手 当 で 処 理 する これによるデメリットとして 超 勤 手 当 のコストアップを 伴 う 開 庁 前 の 準 備 に 一 人 で 30 分 二 人 で 15 分 程 度 かかっており 1 日 あたり 30 分 / 人 とすると 1ヶ 月 で 10 時 間 の 超 勤 となるが 対 外 的 に 説 明 できる 理 由 が 必 要 となる また 定 例 的 な 業 務 ということであれば 超 勤 以 外 の 対 応 を 求 められる 可 能 性 が 高 い 4 課 長 級 が 対 応 する 開 庁 前 の 準 備 を 課 長 級 が 担 当 するようにルール 化 する これによるデメリットとして 課 長 の 異 動 周 期 や 年 齢 を 考 慮 し 実 現 性 に 疑 問 がある
2.その 他 の 論 点 1 勤 怠 システムによる 管 理 勤 怠 システムは 前 日 までの 変 更 には 対 応 できるが 当 日 の 変 更 はできない( 変 更 届 を 提 出 し 総 務 担 当 で 変 更 ) 変 更 に 伴 う 勤 務 実 態 をどこまで 勤 怠 システムに 反 映 する 必 要 があるか 2ミーティング 時 間 の 確 保 窓 口 処 理 についての 情 報 共 有 などミーティング 時 間 が 欲 しい [ 東 成 区 ] 西 淀 川 区 は 8 時 55 分 から 数 分 程 度 朝 礼 を 行 い 事 務 連 絡 や 事 例 を 共 有 化 していた [ 市 民 局 ] 3 他 の 政 令 指 定 都 市 (16 市 )の 状 況 受 付 開 始 時 間 と 勤 務 開 始 時 間 の 関 係 については 勤 務 開 始 時 間 を 受 付 開 始 時 間 の 前 に 設 定 し 受 付 開 始 時 間 までの 時 間 を 準 備 時 間 として 設 けている 都 市 が 3 都 市 であり 設 けていない 都 市 は 13 都 市 である 受 付 終 了 時 間 と 勤 務 終 了 時 間 の 関 係 については 受 付 終 了 時 間 を 勤 務 終 了 時 間 の 前 に 設 定 し 勤 務 終 了 時 間 までの 時 間 を 整 理 時 間 として 設 けている 都 市 が 7 都 市 であり 設 けていない 都 市 は 9 都 市 である