目 次 公 的 研 究 費 使 用 マニュアル 制 定 の 背 景 と 目 的 1 研 究 費 の 使 用 にあたっての 注 意 事 項 ( 教 職 員 ) 2 研 究 費 の 契 約 等 にあたっての 注 意 事 項 ( 業 者 等 ) 4 第 1 章 物 品 調 達 6 第 1 節 総 論 6



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(2) 協 会 加 入 月 の1カ 月 前 までに 様 式 1が 提 出 された 市 町 村 等 に 対 して 契 約 書 及 び 掛 金 請 求 書 を 送 付 します その 後 返 送 されてきた 様 式 2-2を 保 管 し 掛 金 の 納 入 を 確 認 します 第 2 章 契 約 更 新

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

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内 宿 泊 料 国 外 滞 在 費 及 び 予 防 注 射 諸 手 数 料 とし それぞれ 次 の 各 号 に 定 めるとこ ろにより 支 給 する (1) 交 通 費 は 現 に 利 用 した 経 路 及 び 方 法 により 支 給 する なお 国 外 への 旅 行 の 場 合 の 交 通 費 は

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(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

Transcription:

公 的 研 究 費 使 用 マニュアル 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 八 戸 工 業 高 等 専 門 学 校 平 成 27 年 4 月 改 訂 版

目 次 公 的 研 究 費 使 用 マニュアル 制 定 の 背 景 と 目 的 1 研 究 費 の 使 用 にあたっての 注 意 事 項 ( 教 職 員 ) 2 研 究 費 の 契 約 等 にあたっての 注 意 事 項 ( 業 者 等 ) 4 第 1 章 物 品 調 達 6 第 1 節 総 論 6 第 2 節 発 注 総 額 別 の 調 達 手 続 き 7 第 3 節 費 目 別 の 調 達 手 続 き 8 第 1 項 消 耗 品 8 第 2 項 耐 久 消 耗 品 8 第 3 項 備 品 8 第 4 項 資 産 9 第 5 項 その 他 ( 物 品 管 理 に 関 する 留 意 事 項 ) 9 第 2 章 旅 費 10 第 1 節 総 論 10 第 2 節 その 他 ( 旅 費 交 通 費 留 意 事 項 ) 11 第 3 章 人 件 費 ( 謝 金 等 ) 13 第 1 節 雇 用 経 費 又 は 謝 金 13 第 1 項 共 同 研 究 員 及 び 研 究 支 援 者 を 雇 用 する 場 合 13 第 2 項 研 究 補 助 者 実 験 補 助 者 及 びチューター 等 へ 謝 金 を 支 払 う 場 合 13 第 4 章 その 他 ( 特 別 な 支 出 ) 15 第 1 節 会 議 費 15 第 2 節 学 会 費 等 16

公 的 研 究 費 使 用 マニュアル 制 定 の 背 景 と 目 的 平 成 18 年 度 において 大 学 法 人 等 の 研 究 機 関 における 研 究 費 の 不 適 正 な 使 用 が 社 会 的 な 問 題 とな ったことから 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 ( 以 下 高 専 機 構 という )では 研 究 機 関 に おける 公 的 研 究 費 の 管 理 監 査 のガイドライン( 実 施 基 準 ) ( 平 成 26 年 2 月 15 日 文 部 科 学 大 臣 決 定 )に 沿 って 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 研 究 活 動 における 不 正 行 為 防 止 等 に 関 する 規 則 ( 機 構 規 則 第 71 号 平 成 27 年 3 月 31 日 一 部 改 正 ) 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 にお ける 公 的 研 究 費 等 の 取 扱 い 関 する 規 則 ( 機 構 規 則 第 121 号 平 成 27 年 1 月 26 日 制 定 ) を 整 備 しました しかしながら 昨 今 複 数 の 高 専 で 研 究 費 の 不 正 使 用 の 実 態 が 明 らかになり 社 会 的 説 明 責 任 を 果 たすことを 含 めて いっそう 厳 しい 対 応 を 求 められております さらに 研 究 機 関 における 公 的 研 究 費 の 管 理 監 査 のガイドライン( 実 施 基 準 ) では 研 究 費 の 不 正 使 用 防 止 の 観 点 から 機 関 としてのルールの 統 一 化 教 員 ( 研 究 者 ) 及 び 事 務 職 員 にとって 分 か りやすい 事 務 処 理 手 続 きに 関 するルールの 運 用 周 知 といったことも 求 められています このため 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 八 戸 工 業 高 等 専 門 学 校 ( 以 下 八 戸 高 専 という ) では 公 的 研 究 費 に 関 する 使 用 マニュアル を 作 成 し 教 員 ( 研 究 者 ) 及 び 職 員 へ 配 付 し 周 知 徹 底 することといたしました 教 員 ( 研 究 者 ) 及 び 職 員 は 自 己 収 入 国 からの 運 営 費 交 付 金 国 地 方 公 共 団 体 等 から 交 付 され る 補 助 金 助 成 金 企 業 等 から 負 託 された 寄 附 金 共 同 研 究 費 受 託 研 究 費 等 の 源 泉 を 問 わず 高 専 機 構 職 員 としての 業 務 範 疇 として 活 動 していることを 改 めてご 承 知 おきください また 研 究 費 の 不 正 な 使 用 はいかなる 理 由 によっても 正 当 化 されないものであり その 責 任 は 個 人 だけではなく 高 専 機 構 全 体 の 問 題 となることを 強 く 認 識 していただき 定 められた 条 件 ルール 等 を 遵 守 し 効 率 的 かつ 適 正 な 使 用 に 努 めるようお 願 いいたします 問 い 合 わせ 先 このマニュアルに 関 する 問 い 合 わせ 先 は 以 下 のとおりです ご 不 明 な 点 がありましたら 必 ず 事 前 にお 問 い 合 わせください 八 戸 工 業 高 等 専 門 学 校 総 務 課 財 務 係 TEL 0178-27-7227/FAX 0178-27-4092 E-mail zaimu-o@hachinohe-ct.ac.jp - 1 -

研 究 費 の 使 用 にあたっての 注 意 事 項 ( 教 職 員 ) 1 経 費 として 支 出 できる 範 囲 は 当 該 事 業 及 び 研 究 等 を 遂 行 するために 必 要 な 経 費 に 限 られます 2 経 費 として 支 出 できる 範 囲 は 当 該 年 度 又 は 契 約 期 間 に 購 入 納 品 されるものに 限 られます NG 例 :3 月 20 日 に 購 入 依 頼 4 月 1 日 に 納 品 翌 年 度 納 入 3 研 究 費 は 年 度 末 又 は 契 約 期 間 終 了 直 前 に 集 中 して 使 用 することがないように 計 画 的 に 使 用 して ください 年 度 末 又 は 契 約 期 間 終 了 直 前 に 集 中 して 使 用 した 場 合 購 入 品 の 使 用 期 間 及 び 必 要 性 がないとされ 支 出 が 適 正 と 認 められない 場 合 があります NG 例 : 研 究 期 間 3 月 31 日 までの 研 究 において 3 月 末 に 集 中 して 消 耗 品 備 品 等 を 購 入 する ( 購 入 品 を 使 用 して 研 究 期 間 内 に 成 果 を 出 せるか 疑 わしいため ) 4 研 究 費 は 特 に 定 めのあるもの( 科 学 研 究 費 補 助 金 受 託 研 究 共 同 研 究 寄 附 金 研 究 助 成 等 ) を 除 いて 次 年 度 への 繰 越 しはできません 5 研 究 費 は 一 部 例 外 を 除 いて 他 の 研 究 費 と 合 算 して 使 用 することはできません 合 算 使 用 する 場 合 には 経 費 に 沿 った 使 用 区 分 を 明 らかにする 必 要 があります 6 購 入 等 にあたっては 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 会 計 規 則 ( 機 構 規 則 第 34 号 ) 等 によ り 定 めのあるとおり 契 約 権 限 のある 職 員 ( 事 務 部 長 及 びその 職 務 を 委 任 されている 職 員 ) 以 外 が 業 者 等 と 契 約 及 び 発 注 を 行 うことはできません ( 教 員 発 注 は 認 めておりません ) NG 例 : 教 員 が 業 者 に 直 接 発 注 購 入 する 教 員 発 注 教 員 がホームセンターで 商 品 を 直 接 選 んで 購 入 する 教 員 発 注 ( 平 成 27 年 3 月 の 高 専 機 構 本 部 の 補 助 金 監 査 にて 指 摘 あり ) 契 約 権 限 のある 職 員 ( 事 務 部 長 及 びその 職 務 を 委 任 されている 職 員 )は 以 下 のとおりです 事 務 部 長 総 務 課 長 課 長 補 佐 ( 財 務 担 当 ) 契 約 担 当 部 署 の 職 員 契 約 担 当 部 署 地 域 連 携 係 : 外 部 資 金 特 許 学 術 情 報 係 : 図 書 購 入 調 達 施 設 係 : 物 品 購 入 役 務 ( 物 品 修 理 清 掃 廃 棄 物 処 理 ほか) 動 産 関 係 専 門 職 員 ( 施 設 ): 施 設 ( 建 物 ) グランドほか 不 動 産 関 係 - 2 -

7 納 品 にあたっては 必 ず 納 品 検 収 者 が 納 品 検 収 を 行 うこととし かつ 架 空 納 品 を 防 ぐために 発 注 者 と 納 品 検 収 者 が 同 一 の 者 とならないような 体 制 としています 使 用 教 職 員 ( 購 入 希 望 者 )が 納 品 検 収 者 として 不 適 当 であることは 言 うまでもありません NG 例 : 契 約 担 当 部 署 の 検 収 を 経 ずに 納 品 物 品 を 教 員 が 直 接 受 領 する 納 品 検 収 者 とは 契 約 担 当 部 署 の 職 員 を 係 毎 に 発 注 者 と 納 品 検 収 者 に 分 けています 8 什 器 類 等 については 学 内 の 在 庫 の 有 無 を 事 前 に 確 認 する 等 資 源 の 有 効 活 用 に 努 めてください 9 研 究 費 で 購 入 された 物 品 等 は 資 産 備 品 耐 久 消 耗 品 消 耗 品 を 問 わず 全 て 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 が 法 人 として 所 有 するものであり 研 究 者 等 においては 善 良 な 管 理 監 督 を 行 うことを 条 件 に 使 用 を 許 可 されたものであることを 認 識 してください 予 算 権 限 があっても 決 し て 個 人 の 所 有 物 ではありません 教 育 研 究 目 的 以 外 で 使 用 亡 失 処 分 等 した 場 合 研 究 費 の 私 的 流 用 とみなされる 可 能 性 もありますので 十 分 ご 注 意 願 います NG 例 : 自 己 の 研 究 費 で 購 入 したタブレット 端 末 を 自 宅 やレジャー 等 で 私 的 に 使 用 する 10 高 専 機 構 教 職 員 として 事 業 及 び 研 究 を 遂 行 又 はそれを 支 える 業 務 に 携 わる 者 として 機 構 規 則 等 に 従 って 行 動 してください 規 則 等 を 知 らなかった では 説 明 になりません また 補 助 する 立 場 の 職 員 は 規 則 等 を 自 ら 理 解 することはもちろんのこと 教 員 ( 研 究 者 )に 理 解 していただくことも 最 低 限 必 要 な 義 務 であることを 認 識 してください 11 一 人 の 行 動 1 高 専 の 問 題 が 高 専 機 構 全 体 に 影 響 することを 認 識 し 業 務 遂 行 にあたってくだ さい - 3 -

研 究 費 の 契 約 等 にあたっての 注 意 事 項 ( 業 者 等 ) はじめに 八 戸 高 専 をはじめとする 全 国 高 専 および 機 構 本 部 では 公 的 研 究 費 の 適 正 使 用 に 関 する 誓 約 書 の 提 出 についてご 協 力 をお 願 いしております 誓 約 書 をご 提 出 いただけない 場 合 は 原 則 としてお 取 引 は いたしかねますので 何 卒 趣 旨 をご 理 解 のうえご 提 出 くださるようお 願 いします 八 戸 高 専 ホームページでは 誓 約 書 様 式 研 究 費 の 契 約 等 にあたっての 注 意 事 項 などを 掲 載 しており ますので ご 確 認 くださるようお 願 いします 八 戸 高 専 ホームページ 不 正 防 止 の 取 り 組 み http://www.hachinohe-ct.ac.jp/~zuikei/zuikei.html 1 八 戸 高 専 では 当 該 年 度 又 は 契 約 期 間 に 購 入 納 品 されることを 徹 底 いたします 特 に 年 度 末 には 納 期 を 厳 守 してください 災 害 や 事 故 等 によりやむを 得 ず 納 品 が 不 可 能 となった 場 合 には 速 やかに 申 し 出 てください 納 品 日 付 の 改 ざん 品 目 数 量 金 額 の 改 ざんを 要 求 された 場 合 には 別 記 の 情 報 提 供 通 報 窓 口 へご 連 絡 ください 通 報 により 不 利 益 な 取 り 扱 いをすること は 絶 対 ありません 2 購 入 等 にあたっては 契 約 権 限 のある 職 員 ( 事 務 部 長 及 びその 職 務 を 委 任 されている 職 員 ) 以 外 が 契 約 及 び 発 注 を 行 うことはできません ( 教 員 発 注 は 認 めておりません ) 契 約 権 限 のある 職 員 ( 事 務 部 長 及 びその 職 務 を 委 任 されている 職 員 )は 以 下 のとおりです 事 務 部 長 総 務 課 長 課 長 補 佐 ( 財 務 担 当 ) 契 約 担 当 部 署 の 職 員 契 約 担 当 部 署 地 域 連 携 係 : 外 部 資 金 特 許 学 術 情 報 係 : 図 書 購 入 調 達 施 設 係 : 物 品 購 入 役 務 ( 物 品 修 理 清 掃 廃 棄 物 処 理 ほか) 動 産 関 係 専 門 職 員 ( 施 設 ): 施 設 ( 建 物 ) グランドほか 不 動 産 関 係 3 納 品 にあたっては 必 ず 納 品 検 収 者 が 納 品 検 収 を 行 うこととしております 架 空 納 品 を 防 ぐために 発 注 者 と 納 品 検 収 者 が 同 一 の 者 とならないような 体 制 をとっております 契 約 ( 納 品 検 収 ) 担 当 部 署 で 検 収 が 行 われていないものを 使 用 教 職 員 ( 購 入 希 望 者 )へ 直 接 納 品 することは 行 わないでください また 契 約 ( 納 品 検 収 ) 担 当 部 署 以 外 から 納 品 や 引 き 取 り 等 を 直 接 依 頼 された 場 合 には 別 記 の 通 報 窓 口 へご 連 絡 ください 納 品 検 収 者 とは 契 約 担 当 部 署 の 職 員 を 係 毎 に 発 注 者 と 納 品 検 収 者 に 分 けています - 4 -

4 納 品 書 及 び 請 求 書 には 必 ず 業 者 の 方 が 発 行 日 付 納 品 日 付 を 記 入 してください ( 最 初 から 日 付 を 入 力 したものをプリントするようにしてください ) 日 付 を 空 白 にすることは 絶 対 に 行 わないで ください 日 付 を 空 白 にするよう 依 頼 された 場 合 には 別 記 の 通 報 窓 口 へご 連 絡 ください 5 監 査 体 制 の 強 化 により 少 額 多 数 の 取 引 取 引 金 額 上 位 の 取 引 についてはモニタリング 調 査 を 行 う 場 合 があります また 元 帳 出 庫 伝 票 売 掛 帳 ( 全 て 写 し 可 )の 提 出 を 求 める 場 合 があ りますのでご 協 力 ください 6 取 引 上 ( 入 札 参 加 資 格 改 ざんを 含 む)の 不 正 が 発 覚 した 場 合 は 取 引 停 止 等 の 処 分 が 行 われます この 場 合 該 当 高 専 のみならず 政 府 機 関 をはじめとして 公 的 機 関 全 てに 通 知 がなされますの で そのことにご 留 意 願 います 7 八 戸 高 専 は 独 立 行 政 法 人 です 内 部 監 査 をはじめとして 他 高 専 職 員 による 監 査 監 査 法 人 によ る 監 査 文 部 科 学 省 による 監 査 会 計 検 査 院 による 検 査 国 税 局 ( 税 務 署 )による 監 査 等 の 様 々な 監 査 が 行 われます 各 種 監 査 時 には 書 類 提 出 等 を 依 頼 することもありますので ご 協 力 願 います 8 八 戸 高 専 では 本 校 との 契 約 に 係 る 情 報 を 当 機 構 のホームページ 等 にて 公 表 しております 契 約 に 締 結 の 際 には 当 方 への 所 要 の 情 報 提 供 にご 協 力 頂 けますようお 願 い 致 します 情 報 提 供 通 報 窓 口 八 戸 高 専 総 務 課 財 務 係 0178-27-7227 E-mail zaimu-o@hachinohe-ct.ac.jp - 5 -

第 1 章 物 品 調 達 第 1 節 総 論 八 戸 高 専 では 消 耗 品 など 少 額 物 品 等 を 調 達 する 際 には 例 外 的 に 随 意 契 約 による 調 達 が 可 能 となっ ていますが 全 ての 調 達 は 原 則 一 般 競 争 であることを 認 識 し 可 能 な 限 り 見 積 合 わせ 等 を 実 施 しま す 特 に1 回 の 発 注 総 額 が 多 額 (50 万 円 を 基 準 )となる 場 合 は 特 に 競 争 性 が 確 保 された 契 約 であ ることを 証 明 する 必 要 があります 原 則 は1 円 から 競 争 を 行 う 必 要 があることは 言 うまでもありませんが 業 務 効 率 費 用 効 果 競 争 性 の 確 保 のバランスを 鑑 み 会 計 検 査 院 等 の 検 査 において 50 万 円 以 上 の 契 約 が 検 査 対 象 と なることから 50 万 円 を 基 準 とします 1 回 の 発 注 額 の 合 計 によって 調 達 手 続 きが 異 なりますので 注 意 してください ( 本 章 第 2 節 参 照 ) ソフトウェアについては 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 ソフトウェア 管 理 規 則 に 基 づき 別 途 管 理 をしているため 契 約 担 当 部 署 ( 調 達 施 設 係 )と 管 理 担 当 部 署 ( 学 術 情 報 係 )とで 調 達 情 報 を 共 有 します 薬 品 購 入 の 際 には 保 管 庫 等 の 有 無 を 確 認 し 毒 物 劇 物 取 扱 規 則 等 を 遵 守 してください 注 意 事 項 ( 購 入 希 望 者 ) 1 購 入 したい 物 品 ( 図 書 を 含 む)を 見 える 会 計 Web システム より 購 入 依 頼 (Web)の 入 力 をしてください 据 付 電 源 工 事 既 存 品 撤 去 等 が 必 要 な 場 合 及 び 納 品 希 望 時 期 がある 場 合 は 追 記 のうえ 契 約 担 当 部 署 ( 学 術 情 報 係 調 達 施 設 係 )へ 連 絡 してください その 際 参 考 見 積 カタログ 仕 様 等 がある 場 合 は ファイルを 添 付 するか 別 途 契 約 担 当 部 署 へ 提 出 してください 2 購 入 依 頼 (Web) 及 び 提 出 書 類 を 基 に 契 約 担 当 部 署 の 職 員 が 調 達 手 続 きを 検 討 のうえ 業 者 を 選 定 し 発 注 します 使 用 教 職 員 ( 購 入 希 望 者 )が 業 者 へ 直 接 発 注 することはできませんの でご 注 意 ください 3 納 品 された 物 品 は 納 品 検 収 者 ( 学 術 情 報 係 調 達 施 設 係 )が 納 品 検 収 後 契 約 担 当 部 署 にて 保 管 していますので 速 やかに 受 け 取 るよう 願 います また 業 者 が 使 用 教 職 員 へ 直 接 納 品 してきた 場 合 には 原 則 として 受 領 せず 契 約 ( 納 品 検 収 ) 担 当 部 署 での 納 品 検 収 ( 納 品 立 会 )を 受 けるよう 指 示 願 います 注 意 事 項 ( 契 約 担 当 部 署 ) 1 業 者 を 選 定 する 際 には 複 数 業 者 からの 見 積 りやインターネット 等 で 価 格 の 比 較 検 討 を 必 ず 行 い 安 価 なところから 購 入 するようにしてください なお 50 万 円 を 超 える 場 合 には 2 社 以 上 から 徴 収 した 見 積 書 等 を 契 約 決 議 関 係 書 類 と 共 に 保 管 してください また 恣 意 的 な 業 者 選 定 を 行 わないようにしてください 2 監 査 時 に 業 者 別 に 検 査 ( 少 額 多 契 約 業 者 取 扱 金 額 上 位 業 者 )が 行 なわれます 調 達 手 続 き の 簡 略 化 及 び 納 期 等 を 理 由 に 分 割 発 注 等 は 行 わないでください 3 納 品 された 物 品 は 納 品 検 収 者 が 必 ず 納 品 検 収 することとし 発 注 者 とは 別 の 者 が 行 う 体 制 をとってください ( 納 品 検 収 者 が 休 暇 等 の 場 合 の 体 制 も 整 えること ) - 6 -

また 原 則 として 現 品 への 検 収 印 の 押 印 等 を 行 ってください 会 計 検 査 院 等 により 業 者 側 の 売 上 表 と 納 品 検 収 日 との 突 合 検 査 が 行 われ その 結 果 両 期 日 に 大 きな 乖 離 が 見 られる 案 件 が 多 数 見 受 けられ 指 摘 を 受 けている 事 例 があります 今 後 このような 指 摘 を 受 けることがないよう 上 記 検 収 体 制 を 構 築 の 上 適 切 な 検 収 を 行 うよう 努 めてください 4 学 外 持 ち 出 しが 容 易 な 物 品 ( 耐 久 消 耗 品 :パソコン タブレット 型 コンピューター デジタ ルカメラ ビデオカメラ 録 画 機 器 (ブルーレイ 等 ) テレビ)は 定 期 的 な 検 査 等 を 実 施 し 私 物 化 されることのないように 管 理 してください 第 2 節 発 注 総 額 別 の 調 達 手 続 き 1 回 の 発 注 額 の 合 計 によって 調 達 手 続 きが 異 なります 納 品 希 望 時 期 がある 場 合 は 納 期 等 も 考 慮 のうえ 余 裕 をもって 購 入 依 頼 してください (1)50 万 円 未 満 の 場 合 全 ての 調 達 は 原 則 競 争 を 行 う 必 要 がありますが 50 万 円 未 満 の 少 額 な 調 達 は 随 意 契 約 が 可 能 です (2)50 万 円 以 上 の 場 合 可 能 な 限 り 見 積 合 せを 実 施 します( 見 積 合 せに 要 する 期 間 : 通 常 1 週 間 程 度 ) 見 積 合 せを 実 施 できない 場 合 は できない 理 由 ( 取 扱 店 限 定 等 )を 確 認 する 必 要 があります (3)100 万 円 以 上 の 場 合 予 定 価 格 を 設 定 した 見 積 合 せを 実 施 します( 見 積 合 せに 要 する 期 間 : 通 常 10 日 程 度 ) 業 者 から 請 書 を 徴 します (4)150 万 円 以 上 の 場 合 予 定 価 格 を 設 定 した 見 積 合 せを 実 施 します( 見 積 合 せに 要 する 期 間 : 通 常 2 週 間 程 度 ) 業 者 と 契 約 書 を 交 わします (5)160 万 円 以 上 の 場 合 競 争 入 札 を 実 施 します 仕 様 の 作 成 入 札 公 告 提 案 書 入 札 書 提 出 技 術 審 査 予 定 価 格 作 成 開 札 と 手 続 きには 少 なくとも1ヶ 月 半 の 期 間 を 要 します 年 度 内 に 調 達 することを 前 提 に スケジュール 等 を 計 画 します また 競 争 入 札 により 調 達 を 実 施 しても 結 果 として1 者 入 札 となった 場 合 は 随 意 契 約 逃 れ や 意 図 的 な 仕 様 限 定 などの 疑 念 を 招 くだけでなく 実 質 的 な 競 争 性 が 確 保 できていない と 判 断 され 不 適 切 な 経 理 として 外 部 より 指 摘 を 受 ける 場 合 もあります 仕 様 を 作 成 する 際 は 必 要 最 低 限 の 仕 様 とし 可 能 な 限 り 多 数 の 機 種 ( 多 数 の 者 )による 応 札 が 想 定 できる 仕 様 としてください 研 究 等 の 内 容 を 理 由 に 仕 様 を 限 定 し 競 争 性 を 阻 害 するよう なことは 避 けてください (6)10 万 SDR( 平 成 27 年 度 現 在 :1300 万 円 ) 以 上 の 場 合 政 府 調 達 競 争 入 札 を 実 施 します 仕 様 の 作 成 等 の 他 に 官 報 公 告 入 札 説 明 会 等 を 行 わなければ ならないため 通 常 手 続 きには 3ヶ 月 ~ 半 年 の 期 間 を 要 します 年 度 内 に 調 達 することを 前 提 に 長 期 スパンでのスケジュール 等 を 計 画 します また 仕 様 を 作 成 する 際 は (5)と 同 様 に 注 意 が 必 要 です - 7 -

第 3 節 費 目 別 の 調 達 手 続 き 第 1 項 消 耗 品 消 耗 品 とは 1 件 又 は1 式 が5 万 円 未 満 の 物 品 耐 用 年 数 が1 年 未 満 の 物 品 具 体 的 には 図 書 雑 誌 文 献 資 料 文 房 具 実 験 用 薬 品 実 験 材 料 ソフトウェア メモリ 各 種 印 刷 物 ( 報 告 書 ポスター リーフレット) 等 が 該 当 します 注 意 事 項 ( 購 入 希 望 者 ) 1 納 品 検 収 時 に 納 品 検 収 者 は 現 品 への 検 収 印 の 押 印 等 を 行 います 学 術 情 報 係 : 検 収 印 の 押 印 バーコードの 貼 付 等 調 達 施 設 係 : 納 品 検 収 シールの 貼 付 ( 対 象 1 年 以 上 の 使 用 が 見 込 まれる2cm 以 上 の 押 印 等 が 可 能 なもの) 第 2 項 耐 久 消 耗 品 耐 久 消 耗 品 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 対 象 が 変 わりました 1 件 又 は1 式 が5 万 円 以 上 かつ 耐 用 年 数 1 年 以 上 の 物 品 ( 図 書 ソフトウェアを 除 く) 1 件 又 は1 式 が10 万 円 未 満 のパソコン タブレット 型 コンピューター デジタルカメラ ビデ オカメラ 録 画 機 器 (ブルーレイ 等 ) 及 びテレビ なお 平 成 26 年 1 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 までに 取 得 した 耐 久 消 耗 品 (10 万 円 未 満 の パソコン(タブレット 等 を 含 む) デジカメ 冷 蔵 庫 テレビ プリンター 等 )は 従 来 どおり 耐 久 消 耗 品 として 管 理 します 注 意 事 項 ( 購 入 希 望 者 ) 1 4 半 期 に 一 度 納 品 検 収 者 が 使 用 教 職 員 立 会 いの 下 耐 久 消 耗 品 シールを 貼 付 します 2 定 期 的 に 監 査 担 当 部 署 ( 財 務 係 )による 検 査 があります 購 入 時 に 申 請 した 設 置 場 所 管 理 者 にて 適 正 な 管 理 をお 願 いします 設 置 場 所 等 を 変 更 する 場 合 には 物 品 管 理 担 当 部 署 ( 調 達 施 設 係 )へ 事 前 にお 知 らせください 3 耐 久 消 耗 品 シールを 貼 付 けてある 物 品 は 所 定 の 手 続 きを 経 ることなく 無 断 で 廃 棄 するこ とはできませんので 物 品 管 理 担 当 部 署 に 相 談 のうえ 指 示 を 受 けてください 注 意 事 項 ( 契 約 担 当 部 署 ) 1 耐 久 消 耗 品 シールを 作 成 し 貼 付 のうえ 管 理 してください また 定 期 的 に 監 査 担 当 部 署 に よる 検 査 を 実 施 してください 第 3 項 備 品 備 品 とは 1 件 又 は1 式 が10 万 円 以 上 の 物 品 ( 図 書 ソフトウェアを 除 く) 注 意 事 項 ( 購 入 希 望 者 ) 1 4 半 期 に 一 度 納 品 検 収 者 が 使 用 教 職 員 立 会 いの 下 備 品 シールを 貼 付 します 2 定 期 的 に 監 査 担 当 部 署 による 検 査 があります 購 入 時 に 申 請 した 設 置 場 所 管 理 者 にて 適 - 8 -

正 な 管 理 をお 願 いします 設 置 場 所 等 を 変 更 する 場 合 には 物 品 管 理 担 当 部 署 へ 事 前 にお 知 ら せください 3 備 品 シールを 貼 付 けてある 物 品 は 所 定 の 手 続 きを 経 ることなく 無 断 で 廃 棄 することはで きませんので 物 品 管 理 担 当 部 署 に 相 談 のうえ 指 示 を 受 けてください 注 意 事 項 ( 契 約 担 当 部 署 ) 1 備 品 シールを 作 成 し 貼 付 のうえ 管 理 してください また 定 期 的 に 監 査 担 当 部 署 による 検 査 を 実 施 してください 第 4 項 資 産 資 産 とは 1 件 又 は1 式 が50 万 円 以 上 の 物 品 (ソフトウェアを 除 く) 注 意 事 項 ( 購 入 希 望 者 ) 1 4 半 期 に 一 度 納 品 検 収 者 が 使 用 教 職 員 立 会 いの 下 資 産 シールを 貼 付 します 2 定 期 的 に 監 査 担 当 部 署 による 検 査 があります 購 入 時 に 申 請 した 設 置 場 所 管 理 者 にて 適 正 な 管 理 をお 願 いします 設 置 場 所 等 を 変 更 する 場 合 には 物 品 管 理 担 当 部 署 へ 事 前 にお 知 らせ ください 3 資 産 シールを 貼 付 けてある 物 品 は 所 定 の 手 続 きを 経 ることなく 無 断 で 廃 棄 することはで きませんので 物 品 管 理 担 当 部 署 に 相 談 の 上 指 示 を 受 けてください 注 意 事 項 ( 契 約 担 当 部 署 ) 1 資 産 シールを 作 成 し 貼 付 のうえ 管 理 してください また 定 期 的 に 監 査 担 当 部 署 による 検 査 を 実 施 してください 第 5 項 その 他 ( 物 品 管 理 に 関 する 留 意 事 項 ) 研 究 費 で 購 入 された 物 品 等 は 資 産 備 品 耐 久 消 耗 品 消 耗 品 を 問 わず 全 て 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 機 構 が 法 人 として 所 有 するものであり 予 算 権 限 があっても( 教 員 個 人 に 配 分 された 経 費 にて 購 入 したものであっても) 決 して 個 人 の 所 有 物 ではありません 退 職 時 研 究 期 間 終 了 後 不 要 になった 場 合 の 所 属 は 八 戸 高 専 ( 高 専 機 構 )となります 他 機 関 へ 持 ち 出 すことは 一 部 例 外 ( 科 学 研 究 費 補 助 金 採 択 期 間 内 の 異 動 )を 除 き 厳 禁 です 当 該 物 品 は 学 内 で の 再 利 用 はもとより 高 専 間 リユース 備 品 検 索 を 利 用 し 高 専 機 構 内 での 資 源 の 有 効 活 用 を 行 います また 高 専 機 構 内 で 異 動 となる 場 合 においても 高 専 間 での 物 品 移 動 ( 消 耗 品 含 む)を 明 確 にする 必 要 性 から 必 要 な 手 続 きを 経 なければなりません 適 宜 物 品 管 理 担 当 部 署 に 相 談 のうえ 指 示 を 受 けるようお 願 いします 特 にソフトウェアについては 異 動 先 高 専 での 登 録 がされていない 場 合 不 正 使 用 となる 場 合 もあ りますので ご 留 意 願 います - 9 -

第 2 章 旅 費 第 1 節 総 論 旅 費 には 下 記 に 掲 げる 費 用 が 該 当 します 研 究 遂 行 にともなう 国 内 出 張 海 外 出 張 に 関 する 交 通 費 宿 泊 費 日 当 雑 費 学 校 所 在 地 より 半 径 100キロメートル 未 満 の 地 域 への 出 張 に 関 する 交 通 費 ( 各 学 校 又 は 各 キ ャンパスにより 別 に 定 められています) 学 外 研 究 者 を 招 聘 する 交 通 費 滞 在 費 補 助 者 として 同 行 する 際 の 交 通 費 滞 在 費 研 究 者 ( 指 導 教 員 ) 等 が 同 行 することで 行 うことを 原 則 とします ただし 補 助 者 が 学 生 である 場 合 には 学 校 長 の 承 認 を 得 た 場 合 のみとします この 場 合 学 校 管 理 下 であること 及 び 学 校 として 責 任 を 負 う 必 要 が 生 じますので 日 本 スポーツ 振 興 センター 災 害 給 付 要 件 を 満 たしているかを 確 認 し 給 付 要 件 外 の 場 合 には 個 人 負 担 に おいて 旅 行 傷 害 保 険 等 に 加 入 することを 義 務 付 けてください 研 究 者 等 を 招 聘 する 場 合 や 補 助 者 を 同 行 する 場 合 は 必 ず 事 前 に 担 当 部 署 にご 相 談 ください (1) 国 内 出 張 ( 所 在 地 より 半 径 100キロメートル 未 満 の 地 域 )をする 場 合 旅 費 システムによる 作 成 :1 出 張 申 請 近 郊 地 域 内 旅 行 2 旅 行 報 告 書 (2) 国 内 出 張 ( 所 在 地 より 半 径 100キロメートル 以 上 の 地 域 )をする 場 合 旅 費 システムによる 作 成 :1 出 張 申 請 国 内 旅 費 2 旅 行 報 告 書 添 付 書 類 :1 航 空 運 賃 の 請 求 書 ( 内 訳 の 分 かるもの) 領 収 書 ( 航 空 機 利 用 の 場 合 のみ) 2 搭 乗 券 の 半 券 ( 航 空 機 利 用 の 場 合 のみ) (3) 海 外 出 張 をする 場 合 旅 費 システムによる 作 成 :1 出 張 申 請 外 国 旅 費 2 旅 行 報 告 書 申 請 は 出 張 する 前 ( 承 認 後 ) 報 告 は 出 張 終 了 後 速 やかに 行 うことを 原 則 としてください 添 付 書 類 :1 航 空 運 賃 の 2 社 以 上 の 見 積 書 ( 内 訳 の 分 かるもの) 請 求 書 領 収 書 ( 航 空 機 利 用 の 場 合 のみ) 2 社 以 上 の 見 積 書 の 日 付 の 差 は 1 週 間 以 内 で かつ 同 一 行 程 のものが 必 要 です 2 搭 乗 券 の 半 券 ( 航 空 機 利 用 の 場 合 のみ) 3 旅 行 行 程 の 詳 細 及 び 緊 急 連 絡 先 等 4 必 要 に 応 じ パスポートの 写 し ( 写 真 欄 及 び 出 入 国 記 録 欄 ) 注 意 事 項 ( 全 員 ) 1 申 請 は 出 張 する 前 ( 承 認 後 )に 報 告 は 出 張 終 了 後 速 やかに 行 うことを 原 則 としてください 2 公 共 交 通 機 関 を 使 用 することを 前 提 に もっとも 経 済 的 かつ 効 率 的 な 通 常 経 路 を 選 択 し 報 告 し てください 3 タクシー 等 を 利 用 した 場 合 には 必 ず 領 収 書 が 必 要 となります 出 張 先 の 交 通 事 情 等 により やむを 得 ずレンタカー タクシーを 使 用 した 場 合 には 理 由 書 を 提 出 してください 4 定 期 等 により 交 通 費 を 支 給 されている 区 間 は 原 則 支 給 できません ( 通 勤 が 自 家 用 車 の 場 合 を 除 く) - 10 -

5 マイルを 積 算 する 場 合 は 公 的 マイレージ( 出 張 のため 航 空 機 に 搭 乗 した 際 に 教 職 員 等 の 本 人 名 義 の 仕 様 カードで 取 得 したマイレージ)とそれ 以 外 の 私 的 に 取 得 したマイレージを 明 確 に 区 分 すること 公 的 マイレージは 私 的 用 途 で 使 用 してはならず 出 張 で 使 用 することとし そのた め 必 要 な 管 理 ( 定 期 的 にマイレージの 取 得 明 細 を 出 力 するなど)に 努 めてください 6 交 通 費 は 運 賃 特 急 料 金 急 行 料 金 を 規 定 により 支 給 します ただし 列 車 のグリーン 料 金 は 特 別 に 定 める 場 合 を 除 いて 支 給 できません 7 航 空 機 の 利 用 は 特 別 に 定 める 場 合 を 除 いて 特 別 席 は 支 給 できません マイルを 利 用 してアップグレードを 行 う 際 において 規 定 に 沿 った 場 合 にのみ 利 用 可 能 となり ます 規 定 に 違 反 した 場 合 又 は 後 日 違 反 が 発 覚 した 場 合 には 遡 及 して 返 納 を 求 められますので ご 留 意 願 います 8 航 空 機 のチケットレスサービスを 利 用 した 場 合 日 本 航 空 においては 搭 乗 半 券 の 替 わりに 氏 名 便 名 区 間 時 刻 座 席 番 号 運 賃 の 種 別 等 が 印 刷 されたお 客 様 控 えが 全 日 空 においては 氏 名 行 先 搭 乗 日 便 名 座 席 番 号 等 が 印 刷 された 搭 乗 券 が 発 行 されますので これを 提 出 願 います 他 の 航 空 会 社 でこのような 取 扱 がない 場 合 については これに 準 ずる 資 料 を 提 出 してく ださい 9 旅 行 ( 出 張 )の 基 本 は 勤 務 地 と 目 的 地 の 往 復 となりますが 旅 行 ( 出 張 ) 者 が 申 出 旅 行 命 令 権 者 が 認 めた 場 合 は 居 住 地 又 は 滞 在 地 からの 出 発 又 は 目 的 地 からの 直 帰 が 認 めら れます この 場 合 においては 当 該 行 程 に 応 じた 旅 費 が 支 給 されます その 上 限 額 は 在 勤 地 から 目 的 地 に 至 る 旅 費 の 額 となります 10 旅 行 ( 出 張 )が 変 更 又 は 中 止 となった 場 合 は 理 由 を 付 して 速 やかに 届 け 出 てください 11 補 助 者 が 学 生 の 場 合 の 宿 泊 費 の 上 限 は8 200 円 日 当 雑 費 の 上 限 は1 700 円 です ただし 補 助 者 に 対 してアルバイト 代 を 支 出 する 場 合 は 日 当 雑 費 を 支 出 することはでき ません 宿 泊 費 日 当 雑 費 を 減 額 もしくは 不 要 な 場 合 は 必 ずその 金 額 を 記 入 してください 12 航 空 機 を 利 用 する 場 合 において 国 内 線 旅 客 施 設 使 用 料 は 日 当 の 構 成 要 素 であることから 別 途 当 該 経 費 としては 支 給 されません 13 宿 泊 費 日 当 は 滞 在 先 によって 金 額 区 分 が 設 けられていますので 事 前 に 担 当 部 署 へ 確 認 してく ださい 第 2 節 その 他 ( 旅 費 交 通 費 留 意 事 項 ) 研 究 費 等 で 旅 行 ( 出 張 )を 行 う 場 合 は 公 務 であることを 認 識 し 私 事 を 挟 まないように 注 意 して ください せっかくだから ついでに 仕 事 が 終 わればプライベートな 時 間 だから 引 き 続 き 休 日 だから といった 行 為 は 許 されません いつも どこかで 誰 かに 見 られている ことを 意 識 して 行 動 し てください 諸 般 の 事 情 により 出 張 の 前 後 に 私 事 の 旅 行 を 要 する 場 合 には 事 前 に 旅 行 命 令 権 者 の 承 認 を 得 た 上 で 行 うようお 願 いします なお 旅 費 額 の 計 算 については 私 事 旅 行 の 内 容 によって 異 なり 一 概 に 同 一 の 取 扱 によることはできません - 11 -

服 務 面 倫 理 面 等 を 総 合 的 に 判 断 した 上 で あらかじめ 旅 行 命 令 権 者 が 認 めた 範 囲 においての 支 給 となりますので 事 前 に 担 当 部 署 へ 確 認 してください また 旅 行 ( 出 張 )で 命 じられた 行 程 に 沿 わない 旅 程 をとり 事 故 等 のトラブルに 巻 き 込 まれた 場 合 に 公 務 上 の 災 害 と 認 定 されなかった 事 例 もありますのでご 注 意 願 います すべては 自 己 責 任 となるばかりか 高 専 機 構 全 体 の 信 用 を 失 うこととなります 例 ) 鉄 道 宿 泊 申 請 深 夜 バス 利 用 鉄 道 申 請 航 空 機 利 用 公 共 交 通 機 関 申 請 自 家 用 車 移 動 金 曜 日 帰 着 申 請 土 曜 日 日 曜 日 私 事 ( 観 光 買 い 物 等 ) 日 曜 帰 着 私 事 ( 自 己 都 合 )に 変 わったところで 出 張 は 打 ち 切 りとなり 旅 費 は 支 給 できません 旅 行 ( 出 張 )を 命 ずるにあたり 添 付 資 料 は 旅 行 命 令 権 者 が 内 容 を 把 握 できるものとし 具 体 的 に 出 張 の 必 要 性 が 対 外 的 に 説 明 できるものを 添 付 確 認 すること 旅 行 を 命 ずるにあたって 財 源 と 目 的 成 果 が 整 合 しているかを 確 認 すること 外 部 から 指 摘 ( 問 い 合 わせ)があってから 旅 行 目 的 や 成 果 の 内 容 及 び 妥 当 性 を 再 確 認 するよ うなことがないよう 報 告 書 にどのような 内 容 の 出 張 を 行 って 成 果 が 得 られたかを 記 述 されて いること 例 ) 内 容 を 確 認 できる 資 料 及 び 旅 行 入 力 が 全 くない 学 会 に 参 加 します フォーラムに 参 加 します 展 示 会 に 行 きます 等 公 費 を 使 用 して 旅 行 を 行 わなければならない 理 由 それによって 得 られる 効 果 が 具 体 的 にされていないものは 不 適 切 です また 複 数 のフォーラム 等 が 併 催 されている 学 会 等 については 参 加 部 門 (フォーラム 名 等 ) を 明 確 にし 得 ようとする 成 果 との 関 連 性 がわかる 資 料 を 添 付 するようにしてください 内 部 監 査 において 出 張 ( 旅 行 ) 事 実 の 裏 付 確 認 を 行 うことがあります ( 事 実 を 客 観 的 に 裏 付 ける 証 拠 書 類 の 提 出 依 頼 のほか 出 張 先 用 務 先 関 係 者 への 聞 き 取 り 調 査 などを 行 うことがあ ります ) 旅 行 報 告 書 には 用 務 先 関 係 者 なども 含 め 具 体 的 に 記 載 願 います また 宿 泊 費 を 要 しない 出 張 等 ( 自 宅 や 友 人 宅 )については 必 ずお 申 し 出 ください 詳 細 については 旅 費 規 則 ( 機 構 規 則 第 49 号 ) 旅 費 実 施 細 則 ( 機 構 規 則 第 50 号 ) 旅 費 取 扱 規 則 ( 機 構 規 則 第 51 号 ) 及 び 旅 費 業 務 マニュアル( 機 構 本 部 作 成 ) をご 確 認 ください - 12 -

第 3 章 人 件 費 ( 謝 金 等 ) 第 1 節 雇 用 経 費 又 は 謝 金 この 章 の 説 明 の 対 象 となる 人 件 費 ( 謝 金 等 )には 研 究 を 遂 行 する 上 で 必 要 となる 共 同 研 究 員 及 び 研 究 支 援 者 ( 研 究 技 術 員 補 助 研 究 員 )の 雇 用 に 関 する 経 費 又 はTA RA チューター 等 の 学 生 生 活 支 援 を 行 う 者 への 謝 金 などが 該 当 します 第 1 項 共 同 研 究 員 及 び 研 究 支 援 者 を 雇 用 する 場 合 研 究 を 遂 行 する 上 で 必 要 となる 共 同 研 究 員 及 び 研 究 支 援 者 ( 研 究 技 術 員 補 助 研 究 員 )を 給 与 等 の 支 払 額 及 び 社 会 保 険 料 ( 法 人 負 担 分 )について 法 人 で 雇 用 し 研 究 費 を 充 当 することが 可 能 です 当 該 研 究 員 又 は 支 援 者 の 雇 用 を 希 望 される 場 合 また 退 職 する 場 合 は 必 ず 事 前 にお 申 し 出 く ださい 第 2 項 研 究 補 助 者 実 験 補 助 者 及 びチューター 等 へ 謝 金 を 支 払 う 場 合 研 究 資 料 の 収 集 整 理 実 験 補 助 等 を 行 う 者 へ 謝 金 を 支 払 う 場 合 または TA RA チューター 等 学 生 生 活 支 援 を 行 う 者 への 謝 金 を 支 払 う 場 合 は 次 の 書 類 が 必 要 です 提 出 書 類 : 実 施 伺 謝 金 支 給 調 書 謝 金 算 出 内 訳 書 業 務 実 施 確 認 表 等 注 意 事 項 ( 全 員 ) 1 実 施 にあたっては 事 前 に 実 施 承 認 を 得 てください 2 時 給 は 謝 金 取 扱 要 領 ( 平 成 20 年 8 月 19 日 付 理 事 長 裁 定 ) に 基 づく 単 価 とし 業 務 内 容 に 齟 齬 が 生 じることのないようにしてください 単 価 を 上 げるため 又 は 税 率 適 用 を 変 更 するために 実 際 の 業 務 内 容 と 違 った 計 画 及 び 報 告 を 行 うことは 厳 禁 です 3 業 務 実 施 確 認 表 には 業 務 の 内 容 が 分 かるよう 具 体 的 に 記 入 してください 4 支 払 は 業 務 実 施 確 認 表 に 基 づいて 行 います 勤 務 実 績 の 記 入 には 十 分 ご 注 意 ください 5 学 内 の 常 勤 教 職 員 に 対 して 謝 金 を 支 出 することはできません 6 非 常 勤 講 師 非 常 勤 職 員 TA RA チューター 等 として 業 務 に 従 事 している 者 に 対 して その 勤 務 時 間 に 本 来 業 務 と 重 複 して 謝 金 を 支 出 することはできません 7 1 日 の 勤 務 時 間 が6 時 間 を 超 える 場 合 は 1 時 間 の 休 憩 時 間 をとらせてください(この1 時 間 は 無 給 扱 いとなります) また 1 日 の 実 働 勤 務 時 間 は8 時 間 を 超 えないようにしてくださ い なお 非 常 勤 講 師 非 常 勤 職 員 TA RA チューター 等 をさせる 場 合 前 述 の 勤 務 時 間 及 び 休 憩 の 扱 いは 別 の 勤 務 時 間 と 合 わせた 時 間 となります 8 業 務 確 認 ( 出 勤 簿 )は 事 務 部 において 管 理 し 実 施 完 了 チェックは 業 務 依 頼 教 職 員 が 所 属 す る 学 科 課 以 外 の 教 職 員 が 確 認 してください また 業 務 依 頼 者 が 出 張 等 で 不 在 学 外 で 補 助 業 務 を 行 う 場 合 に 教 職 員 が 同 行 していない 等 具 体 的 に 業 務 実 施 が 確 認 できない 状 態 となっていないか 確 認 してください 9 継 続 的 ( 定 期 的 )な 雇 用 状 態 (2 月 以 上 )となっているにもかかわらず 謝 金 扱 いとしない ように 気 を 付 けてください - 13 -

10 居 住 者 に 対 し 国 内 において 源 泉 徴 収 の 対 象 となる 報 酬 料 金 等 の 支 払 をする 場 合 は その 報 酬 料 金 等 を 支 払 う 際 に 所 得 税 を 源 泉 徴 収 する 必 要 があります 具 体 な 対 象 業 務 等 については 所 得 税 法 204 条 ( 又 は 国 税 庁 作 成 の 源 泉 徴 収 のあらま し )を 確 認 してください 11 非 居 住 者 又 は 外 国 法 人 ( 以 下 非 居 住 者 等 という )に 対 して 日 本 国 内 で 源 泉 徴 収 の 対 象 となる 国 内 源 泉 所 得 の 支 払 をする 場 合 その 支 払 の 際 原 則 として 所 得 税 を 源 泉 徴 収 しな ければなりません 居 住 者 等 に 対 する 支 払 が 外 貨 によっている 場 合 には 円 に 換 算 した 上 で 源 泉 徴 収 を 行 うこと になります ただし 日 本 と 支 払 受 ける 非 居 住 者 等 の 居 住 地 国 との 間 に 租 税 条 約 が 結 ばれており 当 該 業 務 の 報 酬 支 払 日 の 前 日 までに 租 税 条 約 に 関 する 届 出 書 を 税 務 署 に 提 出 した 場 合 は 日 本 国 内 での 税 が 免 税 される 場 合 もありますので 当 該 国 との 租 税 条 約 を 確 認 の 上 対 応 願 います 具 体 な 対 象 業 務 等 については 所 得 税 法 所 法 161 162 212 213 条 ( 又 は 国 税 庁 作 成 の 源 泉 徴 収 のあらまし )を 確 認 してください 詳 細 については 謝 金 取 扱 要 領 ( 平 成 20 年 8 月 19 日 付 理 事 長 裁 定 ) をご 確 認 ください - 14 -

第 4 章 その 他 ( 特 別 な 支 出 ) 第 1 節 会 議 費 当 該 研 究 及 び 事 業 遂 行 上 必 要 な 打 ち 合 わせ 会 等 にて 茶 菓 子 弁 当 代 を 支 出 する 場 合 は 以 下 の 提 出 書 類 等 を 添 えて 購 入 依 頼 (Web)の 入 力 とともに 契 約 担 当 部 署 ( 調 達 施 設 係 )へ 発 注 依 頼 願 います 提 出 書 類 : 会 議 費 支 出 伺 理 由 書 注 意 事 項 ( 全 員 ) 1 会 議 等 における 会 議 費 の 支 出 は 必 要 最 小 限 にとどめてください 支 出 する 経 費 が 公 費 であること 十 分 理 解 し 食 事 をすることが 主 目 的 であるかのような 計 画 を 立 てないこと NG 例 :1 時 間 程 度 の 会 議 にもかかわらず 一 人 8,000 円 の 食 事 を 会 議 費 として 支 出 する 2 機 構 の 教 職 員 ( 常 勤 教 職 員 のほか 非 常 勤 職 員 及 び 非 常 勤 講 師 等 を 含 む )のみで 行 う 会 議 等 については 会 議 費 として 支 出 することができません 機 構 の 教 職 員 とは 他 高 専 も 含 んだ 法 人 内 での 会 議 であると 認 識 してください 社 会 通 念 上 疑 念 を 抱 かれる 計 画 ( 会 議 内 容 学 内 者 と 学 外 者 の 比 率 飲 食 内 容 回 数 等 )とな らないよう 注 意 してください NG 例 : 機 構 本 部 役 員 と 本 校 教 員 の 懇 談 会 機 構 の 教 職 員 のみのため 支 出 できない NG 例 : 東 北 地 区 高 専 主 事 会 議 他 高 専 を 含 めた 法 人 内 の 会 議 のため 支 出 できない 3 会 議 費 の 支 出 を 必 要 とする 場 合 は 会 議 等 の 実 施 責 任 者 が 会 議 費 支 出 伺 を 作 成 し 各 校 経 理 担 当 課 へ 提 出 し 事 前 に 承 認 を 得 てください 支 出 が 必 要 なことが 分 かる 理 由 書 に 具 体 的 に 記 述 して 添 付 してください ミネラルウオーター1 本 コーヒー1 杯 であっても 会 議 費 として 支 出 する 場 合 は 必 ず 事 前 に 会 議 費 支 出 伺 いを 提 出 願 います 4 使 用 に 際 しては 研 究 費 の 効 率 的 な 使 用 を 心 がけ 社 会 通 念 上 妥 当 な 支 出 を 行 ってください 5 機 構 外 の 第 三 者 から 会 議 費 等 に 係 る 説 明 を 求 められた 場 合 は 会 議 等 の 実 施 責 任 者 が 説 明 を 行 う 責 任 を 負 います 6 寄 附 金 又 は 科 学 研 究 費 補 助 金 を 使 用 して 実 施 する 会 議 等 に 係 る 会 議 費 についても この 基 準 を 適 用 することとなっておりますのでご 留 意 願 います 詳 細 については 会 議 費 支 出 基 準 ( 平 成 20 年 8 月 13 日 付 事 務 局 長 裁 定 )をご 確 認 ください - 15 -

第 2 節 学 会 費 等 昨 今 独 立 行 政 法 人 から 高 額 不 明 朗 な 支 出 が 公 益 法 人 等 に 対 する 会 費 という 名 目 形 式 により 行 われているのではないか との 指 摘 がなされていることを 踏 まえ その 適 正 化 透 明 性 を 強 化 す る 観 点 から 独 立 行 政 法 人 が 支 出 する 会 費 の 見 直 しについて ( 平 成 24 年 3 月 23 日 行 政 改 革 実 行 本 部 決 定 通 知 )がとりまとめられました 機 構 は 本 通 知 に 基 づく 適 正 な 執 行 に 努 めていくこととします 当 該 研 究 及 び 事 業 遂 行 上 必 要 な 会 費 等 を 支 出 する 場 合 は 以 下 の 提 出 書 類 等 を 添 えて 購 入 依 頼 (Web)の 入 力 とともに 契 約 担 当 部 署 ( 調 達 施 設 係 )へ 依 頼 願 います 提 出 書 類 : 会 費 の 内 容 が 分 かる 資 料 ( 申 込 書 請 求 書 等 ) 立 替 払 事 務 取 扱 規 則 ( 機 構 規 則 第 87 号 )による 支 出 を 行 う 場 合 は 当 該 支 出 に 係 る 立 替 払 請 求 書 領 収 書 等 も 併 せて 提 出 する 学 会 費 については 参 加 費 は 研 究 費 より 支 出 することが 可 能 ですが 年 会 費 を 支 出 することはで きません 研 究 補 助 の 学 生 に 係 る 分 は 外 部 資 金 に 限 り 支 出 が 認 められます 注 意 事 項 ( 全 員 ) 1 公 益 法 人 等 に 対 し 会 費 の 支 出 ができるのは 真 に 必 要 と 認 められる 最 低 限 の 場 合 にとどめてく ださい 2 支 出 する 額 がそれにより 得 られる 便 益 に 見 合 っているか 等 会 費 の 支 出 状 況 の 見 直 しを 定 期 的 に 実 施 し 業 務 運 営 の 適 正 性 透 明 性 を 確 保 してください 詳 細 については 公 益 法 人 等 に 対 する 会 費 支 出 に 関 する 規 則 ( 機 構 規 則 第 112 号 ) 等 をご 確 認 ください - 16 -