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定款  変更

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

所令要綱

Microsoft Word 第1章 定款.doc

定款

第 3 章 会 員 ( 会 員 の 資 格 ) 第 5 条 協 会 の 会 員 は 協 会 の 目 的 に 賛 同 して 入 会 した 次 の 各 号 に 掲 げる 者 とする (1) 軽 種 馬 を 生 産 する 者 (2) 軽 種 馬 を 育 成 する 者 (3) 馬 主 (4) 調 教 師 (

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( 会 員 の 資 格 喪 失 ) 第 8 条 会 員 が 次 のいずれか に 該 当 する 場 合 には その 資 格 を 喪 失 する (1) 退 会 したとき (2) 成 年 被 後 見 人 又 は 被 保 佐 人 となったとき (3) 死 亡 し 若 しくは 失 踪 宣 告 を 受 け 又

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( 会 員 資 格 の 取 得 ) 第 6 条 本 会 の 会 員 になろうとする 者 は 別 に 定 める 入 会 届 により 申 し 込 みを し 理 事 会 の 承 認 を 得 なければならない ( 会 員 の 権 利 義 務 ) 第 7 条 会 員 は 本 会 の 事 業 活 動 につき そ

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4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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定 款

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

第1章 総則

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所沢市告示第   号


土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

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若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

第1条を次のように改める

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(3) 下 水 道 接 続 のみとなる 配 管 工 事 (4) 浄 化 槽 設 備 の 工 事 (5) 解 体 工 事 (6) 市 等 の 他 の 補 助 制 度 ( 国 が 実 施 するエコポイント 制 度 を 除 く )を 利 用 する 工 事 (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長

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3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

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2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

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c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

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係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

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平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

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はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

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(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

Transcription:

平 成 27 年 9 月 17 日 改 訂 版 町 会 自 治 会 等 法 人 化 の 手 引 き 松 戸 市 市 民 部 市 民 自 治 課

目 次 地 縁 による 団 体 1 頁 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 るための 市 長 の 認 可 1 頁 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 るための 要 件 1 頁 地 縁 による 団 体 の 認 可 申 請 手 続 き 3 頁 様 式 1 認 可 申 請 書 6 頁 様 式 2 保 有 資 産 目 録 7 頁 記 載 要 領 保 有 資 産 目 録 8 頁 記 載 例 保 有 資 産 目 録 9 頁 様 式 3 保 有 予 定 資 産 目 録 10 頁 記 載 要 領 保 有 予 定 資 産 目 録 11 頁 記 載 例 保 有 予 定 資 産 目 録 12 頁 規 約 例 と 規 約 作 成 上 の 留 意 事 項 第 1 章 総 則 13 頁 第 1 条 ( 目 的 ) 第 2 条 ( 名 称 ) 第 3 条 ( 区 域 ) 第 4 条 ( 事 務 所 ) 第 2 章 会 員 14 頁 第 5 条 ( 会 員 ) 第 6 条 ( 会 費 ) 第 7 条 ( 入 会 ) 第 8 条 ( 退 会 等 ) 第 3 章 役 員 16 頁 第 9 条 ( 役 員 の 種 別 ) 第 10 条 ( 役 員 の 選 任 ) 第 11 条 ( 役 員 の 職 務 ) 第 12 条 ( 役 員 の 任 期 ) 第 4 章 総 会 17 頁 第 13 条 ( 総 会 の 種 別 ) 第 14 条 ( 総 会 の 構 成 ) 第 15 条 ( 総 会 の 権 能 ) 第 16 条 ( 総 会 の 開 催 ) 第 17 条 ( 総 会 の 招 集 ) 第 18 条 ( 総 会 の 議 長 ) 第 19 条 ( 総 会 の 定 足 数 ) 第 20 条 ( 総 会 の 議 決 ) 第 21 条 ( 会 員 の 議 決 権 ) 第 22 条 ( 総 会 の 書 面 表 決 等 ) 第 23 条 ( 総 会 の 議 事 録 ) 第 5 章 役 員 会 21 頁 第 24 条 ( 役 員 会 の 構 成 ) 第 25 条 ( 役 員 会 の 権 能 ) 第 26 条 ( 役 員 会 の 招 集 等 ) 第 27 条 ( 役 員 会 の 議 長 ) 第 28 条 ( 役 員 会 の 定 足 数 等 )

第 6 章 資 産 及 び 会 計 22 頁 第 29 条 ( 資 産 の 構 成 ) 第 30 条 ( 資 産 の 管 理 ) 第 31 条 ( 資 産 の 処 分 ) 第 32 条 ( 経 費 の 支 弁 ) 第 33 条 ( 事 業 計 画 及 び 予 算 ) 第 34 条 ( 事 業 報 告 及 び 決 算 ) 第 35 条 ( 会 計 年 度 ) 第 7 章 規 約 の 変 更 及 び 解 散 23 頁 第 36 条 ( 規 約 の 変 更 ) 第 37 条 ( 解 散 ) 第 38 条 ( 残 余 財 産 の 処 分 ) 第 8 章 雑 則 25 頁 第 39 条 ( 備 付 け 帳 簿 及 び 書 類 ) 第 40 条 ( 委 任 ) 附 則 25 頁 認 可 後 の 地 縁 による 団 体 26 頁 [ 様 式 例 ] 財 産 目 録 28 頁 [ 様 式 4] 規 約 変 更 認 可 申 請 書 29 頁 [ 様 式 5] 告 示 事 項 変 更 届 出 書 30 頁 [ 様 式 6] 地 縁 団 体 台 帳 31 頁 税 制 上 の 取 扱 い 33 頁 認 可 地 縁 団 体 等 の 主 要 税 目 の 課 税 関 係 について 35 頁 認 可 地 縁 団 体 が 所 有 する 不 動 産 に 係 る 登 記 の 特 例 の 創 設 について 36 頁 [ 様 式 7] 所 有 不 動 産 の 登 記 移 転 等 に 係 る 公 告 申 請 書 39 頁 [ 様 式 8] 申 請 不 動 産 の 登 記 移 転 等 に 係 る 異 議 申 出 書 40 頁 [ 様 式 9] 公 告 結 果 ( 承 諾 )の 情 報 提 供 について 41 頁 [ 様 式 10] 公 告 結 果 ( 異 議 申 出 あり) 通 知 書 42 頁 関 係 法 令 地 方 自 治 法 43 頁 地 方 自 治 法 施 行 規 則 53 頁

はじめに これまで 町 会 自 治 会 等 は PTAや 青 年 団 などと 同 じく 法 的 には 権 利 能 力 なき 社 団 と 位 置 づけられ 団 体 名 義 では 不 動 産 登 記 などの 法 律 行 為 が で きませんでした しかし 町 会 自 治 会 等 では 不 動 産 等 の 資 産 を 保 有 している 場 合 も 多 く これらの 町 会 自 治 会 等 では 会 長 名 義 などで 不 動 産 の 登 記 等 を 行 っているよ うです ところが こうした 個 人 名 義 の 登 記 は 名 義 人 が 転 居 や 死 亡 などにより 自 治 会 等 の 構 成 員 でなくなった 場 合 に 名 義 の 変 更 や 相 続 などの 問 題 が 生 じる こととなります こうした 問 題 に 対 処 するために 地 方 自 治 法 において 町 会 自 治 会 等 が 一 定 の 手 続 の 下 に 法 人 格 を 取 得 できる 規 定 が 盛 り 込 まれました 地 縁 による 団 体 地 方 自 治 法 第 260 条 の2において 法 人 格 付 与 の 対 象 となるのは 地 縁 に よる 団 体 です 地 縁 による 団 体 は 町 又 は 字 の 区 域 その 他 市 町 村 内 の 一 定 の 区 域 に 住 所 を 有 する 者 の 地 縁 に 基 づいて 形 成 された 団 体 と 定 義 されており 区 域 に 住 所 を 有 することのみを 構 成 員 の 資 格 としています したがって 町 会 自 治 会 のように 区 域 に 住 所 を 有 する 人 は 誰 でも 構 成 員 となれる 団 体 は 原 則 として 地 縁 による 団 体 と 考 えられます 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 るための 市 長 の 認 可 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 るためには 市 長 の 認 可 が 必 要 です 地 縁 による 団 体 は 市 長 の 認 可 により 法 人 格 を 得 ることとなり その 他 の 手 続 ( 例 えば 法 務 局 への 法 人 登 記 )は 一 切 必 要 とされません 市 長 が 認 可 を 行 った 場 合 にはその 旨 が 告 示 され 第 三 者 に 対 しても 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 たことを 対 抗 できることとなります 市 長 の 認 可 の 目 的 は 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 ることにより 不 動 産 等 を 団 体 名 義 で 保 有 し 登 記 等 ができるようにすることにあるので 認 可 を 受 ける 地 縁 による 団 体 が 現 に 不 動 産 又 は 不 動 産 に 関 する 権 利 等 を 保 有 しているか 保 有 する 予 定 があることが 認 可 の 前 提 とされます 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 るための 認 可 の 要 件 地 縁 による 団 体 に 対 し 法 人 格 を 付 与 する 目 的 は 団 体 の 保 有 する 不 動 産 等 の 団 体 名 義 での 登 記 等 を 可 能 にし 財 産 保 有 上 の 制 約 を 除 くことにあります の で 法 人 格 付 与 のための 認 可 の 要 件 に 掲 げられた 事 項 は その 団 体 が 地 縁 による 団 体 として 現 に 明 確 な 形 で 存 在 することを 確 認 するためのものと 言 1

えます 認 可 の 要 件 は 次 の 四 点 です 1 地 縁 による 団 体 の 存 する 区 域 の 住 民 相 互 の 連 絡 環 境 の 整 備 集 会 施 設 の 維 持 管 理 等 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 する 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うことを 目 的 とし 現 にその 活 動 を 行 っていると 認 めら れること その 団 体 が スポーツや 社 会 福 祉 などの 特 定 の 活 動 ではなく 広 く 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 する 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うことを 目 的 とすることを 規 約 に 明 記 することが 必 要 です 目 的 の 中 身 として 住 民 相 互 の 連 絡 環 境 の 整 備 集 会 施 設 の 維 持 管 理 といった 具 体 的 な 活 動 内 容 も 明 らかにする 必 要 があります 2 地 縁 による 団 体 の 区 域 が 住 民 にとって 客 観 的 に 明 らかなものとし て 定 められていること この 区 域 は その 地 縁 による 団 体 が 相 当 の 期 間 にわたって 存 続 している 区 域 の 現 況 によらなければならないこと 地 縁 による 団 体 の 区 域 は その 団 体 が 安 定 的 に 存 在 しているその 現 況 によることとしています これは 制 度 の 趣 旨 が 現 に 存 在 する 地 縁 による 団 体 について そ の 団 体 が 保 有 する 不 動 産 等 を 団 体 名 義 で 登 記 等 を 行 うことができる ようにすることにあることから 認 可 にあたり 新 たな 区 域 を 設 定 した り 区 域 が 不 安 定 な 状 態 にある 地 縁 による 団 体 に 対 し 認 可 を 行 うこと は 適 当 でないとの 考 え 方 によるものです この 現 況 に 基 づく 区 域 は 法 人 格 を 有 する 地 縁 による 団 体 の 重 要 な 構 成 要 素 であることから 団 体 の 構 成 員 のみならず 市 の 住 民 にとって 客 観 的 に 明 らかな 形 で 境 界 が 画 されている 必 要 があります これは 区 域 が 不 明 確 もしくは 流 動 的 であると 構 成 員 の 範 囲 が 不 明 確 となるほか 住 民 間 のトラブルの 原 因 となり ひいてはその 団 体 が 活 動 を 行 うに 当 たっても 支 障 をきたす 恐 れがあることなど 法 人 格 を 付 与 することが 適 当 でないとの 考 え 方 によります 3 地 縁 による 団 体 の 区 域 に 住 所 を 有 するすべての 個 人 は 構 成 員 と なることができるものとし その 相 当 数 の 者 が 現 に 構 成 員 となって いること 区 域 に 住 所 を 有 するすべての 個 人 が 構 成 員 となれる 旨 が 規 約 に 定 められていること 及 びその 相 当 数 の 者 が 現 に 構 成 員 となっているこ とが 認 可 申 請 に 際 し 提 出 される 構 成 員 名 簿 により 確 認 されることを 求 めるものです ここでいう すべての 個 人 とは 年 齢 性 別 等 を 問 わず 区 域 に 住 所 を 有 する 個 人 すべて という 意 味 です したがって これに 反 す 2

るような 構 成 員 の 加 入 資 格 等 を 規 約 に 定 めることは 認 められません また 相 当 数 の 判 断 は 各 地 域 における 町 会 自 治 会 等 への 加 入 状 況 を 勘 案 して 個 々 具 体 的 に 行 われますが 一 般 的 には 区 域 の 住 民 の 過 半 数 が 構 成 員 となっている 場 合 には 概 ね 相 当 数 とみなされま す 4 規 約 を 定 めていること この 規 約 には ⑴ 目 的 ⑵ 名 称 ⑶ 区 域 ⑷ 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 ⑸ 構 成 員 の 資 格 に 関 する 事 項 ⑹ 代 表 者 に 関 する 事 項 ⑺ 会 議 に 関 する 事 項 ⑻ 資 産 に 関 する 事 項 が 定 められて いなければならないこと 町 会 自 治 会 等 の 中 には 規 約 を 定 めていない 団 体 もありますが 法 人 格 を 得 る 上 では 規 約 を 定 めて 団 体 の 名 称 や 目 的 等 を 対 外 的 に 明 ら かにし 組 織 の 管 理 運 営 方 法 を 明 確 にしておく 必 要 があります なお 八 事 項 については 必 ず 定 める 必 要 がありますが それ 以 外 の 事 項 を 定 めることは 差 し 支 えありません また 実 質 的 に 必 要 な 事 項 が 定 められていれば 規 約 の 名 称 には 制 限 はないので 会 則 会 規 程 といった 名 称 でもよいです 地 縁 による 団 体 の 認 可 申 請 手 続 き 1. 町 会 自 治 会 等 の 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 得 るための 認 可 の 申 請 を 行 うに 当 たっては その 団 体 の 規 約 に 基 づき 招 集 された 総 会 において 認 可 を 申 請 する 旨 の 議 決 を 行 う 必 要 があります ( 役 員 会 評 議 会 等 での 議 決 は 認 められません )この 認 可 申 請 の 決 定 は あくまでその 団 体 の 自 主 的 判 断 により 行 われます 認 可 を 申 請 する 旨 の 議 決 は 権 利 能 力 なき 社 団 である 自 治 会 等 が 法 人 と なる 旨 の 意 思 の 決 定 でもあることから 従 前 の 権 利 能 力 なき 社 団 である 自 治 会 等 地 縁 による 団 体 がその 規 約 に 則 った 正 式 の 総 会 を 開 催 し 議 決 を 行 うことが 必 要 です したがって 総 会 招 集 手 続 き 等 を 定 めた 規 約 が 現 在 の 自 治 会 等 において 整 備 されていない 場 合 には この 点 の 整 備 をまず 行 う 必 要 があります また この 総 会 における 決 定 に 際 し 認 可 申 請 に 必 要 となる 重 要 事 項 で 認 可 の 申 請 書 類 に 明 記 すべき 事 項 については 同 時 に 総 会 で 決 定 しておく ことが 望 まれます 具 体 的 には 認 可 を 受 けることとなる 地 縁 による 団 体 に 係 る 規 約 の 決 定 構 成 員 の 確 定 代 表 者 の 決 定 不 動 産 等 保 有 すること となる 資 産 の 確 定 については こうした 扱 いが 適 当 と 考 えられます 2. 認 可 を 求 める 地 縁 による 団 体 は 総 会 における 認 可 を 申 請 する 旨 の 決 定 を 行 った 上 で 代 表 者 が 認 可 の 申 請 書 類 を 揃 えて 市 長 に 対 し 認 可 を 申 請 するこ とになります 認 可 不 認 可 の 決 定 は 提 出 された 認 可 申 請 書 類 を 市 長 が 審 査 して 行 うこと 3

となり その 他 聴 聞 等 の 手 続 は 全 く 予 定 されていません 認 可 申 請 書 類 作 成 上 のポイントは 次 のとおりです 1 認 可 申 請 書 様 式 参 照 6 頁 代 表 者 の 押 印 が 必 要 ですが 印 鑑 証 明 及 び 印 鑑 登 録 をした 印 鑑 による 押 印 である 必 要 はありません なお 認 可 申 請 書 を 提 出 する 年 月 日 を 申 請 年 月 日 として 記 載 します 2 規 約 規 約 例 と 規 約 作 成 上 の 留 意 事 項 参 照 13 頁 ~ 3 認 可 を 申 請 することについて 総 会 で 議 決 したことを 証 する 書 類 認 可 を 申 請 する 旨 を 決 定 した 地 縁 による 団 体 の 総 会 の 議 事 録 の 写 しで 議 長 及 び 議 事 録 署 名 人 の 署 名 押 印 のあるもの 4 構 成 員 の 名 簿 特 に 様 式 は 定 められていませんが 構 成 員 全 員 の 氏 名 住 所 を 記 載 したものである 必 要 があります 構 成 員 とは 区 域 に 住 所 を 有 する 個 人 であれば 年 齢 性 別 等 を 問 わないものであるので 会 員 である 場 合 には 子 供 の 名 前 なども 記 載 する 必 要 があります この 構 成 員 の 名 簿 によって 現 に 区 域 に 住 所 を 有 する 個 人 のう ち 相 当 数 が 構 成 員 となっているか 否 かが 市 長 により 判 断 されるこ ととなります 5 申 請 時 に 不 動 産 又 は 不 動 産 に 関 する 権 利 等 を 保 有 している 団 体 は 保 有 資 産 目 録 申 請 時 には 不 動 産 又 は 不 動 産 に 関 する 権 利 等 を 保 有 しておらず 将 来 これらを 保 有 することを 予 定 している 団 体 は 保 有 予 定 資 産 目 録 様 式 参 照 7 頁 及 び10 頁 保 有 資 産 目 録 及 び 保 有 予 定 資 産 目 録 の 記 載 要 領 及 び 記 載 例 はそ れぞれ8~9 頁 及 び11~12 頁 のとおりですが 保 有 予 定 資 産 目 録 の 資 産 の 取 得 予 定 時 期 については 認 可 申 請 年 月 日 とで きるだけ 近 接 していることが 望 まれ 特 段 の 事 情 がなければ 認 可 申 請 年 月 日 から 数 カ 月 以 内 とすべきです 4

6 その 区 域 の 住 民 相 互 の 連 絡 環 境 の 整 備 集 会 施 設 の 維 持 管 理 等 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 する 地 域 的 な 共 同 活 動 を 現 に 行 っていることを 記 載 した 書 類 一 般 的 には 前 年 度 の 事 業 活 動 報 告 として 総 会 に 提 出 した 報 告 書 等 です ただし その 報 告 書 の 内 容 として 具 体 的 な 活 動 内 容 がわかる 程 度 の 記 載 は 必 要 です また 広 く 地 域 的 な 共 同 活 動 の 内 容 を 記 載 することとし 特 定 活 動 のみを 記 載 することのないように 注 意 する 必 要 があります 7 申 請 者 が 代 表 者 であることを 証 する 書 類 申 請 者 を 代 表 者 に 選 出 する 旨 の 議 決 を 行 った 総 会 の 議 事 録 の 写 しで 議 長 及 び 議 事 録 署 名 人 の 署 名 押 印 のあるものと 申 請 者 が 代 表 者 となることを 受 諾 した 旨 の 承 諾 書 等 の 写 しで 申 請 者 本 人 の 署 名 押 印 のあるものが 必 要 です 5

様 式 1 年 月 日 松 戸 市 長 様 認 可 を 受 けようとする 地 縁 による 団 体 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 名 称 所 在 地 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 印 住 所 認 可 申 請 書 地 方 自 治 法 第 260 条 の2 第 1 項 の 規 定 により 不 動 産 又 は 不 動 産 に 関 する 権 利 等 を 保 有 するため 認 可 を 受 けたいので 別 添 書 類 を 添 えて 申 請 します ( 別 添 書 類 ) 1 規 約 2 認 可 を 申 請 することについて 総 会 で 議 決 したことを 証 する 書 類 3 構 成 員 の 名 簿 4 保 有 資 産 目 録 又 は 保 有 予 定 資 産 目 録 5 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 する 地 域 的 な 共 同 活 動 を 現 に 行 っていることを 記 載 した 書 類 6 申 請 者 が 代 表 者 であることを 証 する 書 類 6

様 式 2 保 有 資 産 目 録 団 体 の 名 称 年 月 日 現 在 1 不 動 産 ⑴ 所 有 権 を 有 する 不 動 産 ア 建 物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 イ 土 地 地 目 面 積 所 在 地 2 不 動 産 に 関 する 権 利 等 ⑴ 所 有 権 以 外 の 権 原 により 保 有 している 不 動 産 権 原 不 動 産 の 種 類 所 在 地 ⑵ 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うためのその 他 の 資 産 資 産 の 種 類 及 び 数 量 7

保 有 資 産 目 録 記 載 要 領 1⑴ア 建 物 名 称 自 治 会 集 会 所 等 の 名 称 が 付 されている 場 合 はこれに よること そうでない 場 合 は 集 会 所 事 務 所 等 の 区 分 による ( 参 照 : 不 動 産 登 記 法 施 行 令 第 6 条 ) 延 床 面 積 不 動 産 登 記 規 則 115 条 に 基 づき 各 層 ごとに 算 出 された 床 面 積 を 合 計 したものとすること ( 注 ) 不 動 産 登 記 規 則 第 115 条 建 物 の 床 面 積 は 各 階 ごとに 壁 その 他 の 区 画 の 中 心 線 ( 区 分 建 物 にあっては 壁 その 他 の 区 画 の 内 側 線 )で 囲 まれた 部 分 の 水 平 投 影 面 積 により 平 方 メートルを 単 位 として 定 め 一 平 方 メートルの 百 分 の 一 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 てるものとする 所 在 地 市 内 の 地 番 及 び 家 屋 番 号 まで 記 載 すること 1⑴イ 土 地 地 目 不 動 産 登 記 規 則 第 99 条 に 定 める 区 分 により 定 めるも のとすること ( 注 ) 不 動 産 登 記 規 則 第 99 条 地 目 は 土 地 の 主 たる 用 途 により 田 畑 宅 地 学 校 用 地 鉄 道 用 地 塩 田 鉱 泉 地 池 沼 山 林 牧 場 原 野 墓 地 境 内 地 運 河 用 地 水 道 用 地 用 悪 水 路 ため 池 堤 井 溝 保 安 林 公 衆 用 道 路 公 園 及 び 雑 種 地 に 区 分 して 定 めるものとする 面 積 不 動 産 登 記 規 則 第 100 条 に 定 める 地 積 と 同 一 とすること ( 注 ) 不 動 産 登 記 規 則 第 100 条 地 積 は 水 平 投 影 面 積 により 平 方 メートルを 単 位 として 定 め 一 平 方 メートルの 百 分 の 一 ( 宅 地 及 び 鉱 泉 地 以 外 の 土 地 で 十 平 方 メートルを 超 えるものについては 一 平 方 メートル) 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 てる 所 在 地 市 内 の 地 番 まで 記 載 すること ( 立 木 の 所 有 権 については 1⑴イ 土 地 の 地 目 を 樹 種 ( 立 木 に 関 す る 法 律 第 15 条 第 2 号 ) 面 積 を 数 量 ( 同 法 第 15 条 第 2 号 と 読 み 替 えて 記 載 すること なお 所 在 地 については 立 木 に 関 する 法 律 第 15 条 第 1 号 の 事 項 に 留 意 すること ) ( 注 ) 立 木 に 関 する 法 律 第 15 条 第 1 号 樹 木 が 一 筆 の 土 地 の 一 部 に 生 立 する 場 合 に 於 ては 其 の 部 分 の 位 置 及 地 積 其 の 部 分 を 表 示 すべき 名 称 又 は 番 号 あるときは 其 の 名 称 又 は 番 号 2⑴ 権 原 不 動 産 登 記 法 第 3 条 各 号 に 掲 げる 権 原 のうち 所 有 権 を 除 くものとすること ( 地 上 権 永 小 作 権 地 役 権 先 取 特 権 質 権 抵 当 権 賃 借 権 採 石 権 ) 不 動 産 の 種 類 土 地 建 物 及 び 立 木 の 区 分 によること 所 在 地 原 則 として1に 同 じ 資 産 の 種 類 及 び 数 量 国 債 地 方 債 社 債 については 銘 柄 ( 社 債 の 場 合 は 何 会 社 物 上 担 保 附 社 債 国 債 及 び 地 方 債 の 場 合 は 何 分 利 付 何 債 ) 券 面 金 額 及 び 取 得 金 額 を 記 載 する こと その 他 の 資 産 については 当 該 資 産 の 種 類 ( 車 両 船 舶 等 ) 取 得 金 額 及 び 取 得 数 量 を 記 載 すること 8

様 式 2- 保 有 資 産 目 録 記 載 例 保 有 資 産 目 録 松 戸 駅 前 自 治 会 平 成 年 月 日 現 在 1 不 動 産 ⑴ 所 有 権 を 有 する 不 動 産 ア 建 物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 松 戸 駅 前 自 治 会 会 館 60.5m2 松 戸 市 駅 前 1 丁 目 1 番 の1 イ 土 地 地 目 面 積 所 在 地 宅 地 42.6m2 松 戸 市 駅 前 1 丁 目 1 番 の1 2 不 動 産 に 関 する 権 利 等 ⑴ 所 有 権 以 外 の 権 原 により 保 有 している 不 動 産 権 原 不 動 産 の 種 類 所 在 地 ⑵ 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うためのその 他 の 資 産 資 産 の 種 類 及 び 数 量 神 輿 ( 一 式 ) 山 車 ( 一 式 ) 祭 礼 用 品 ( 一 式 ) テント( 一 式 ) 事 務 机 (1 台 ) 座 卓 (10 台 ) 9

様 式 3 保 有 予 定 資 産 目 録 団 体 の 名 称 年 月 日 現 在 1 不 動 産 不 動 産 の 種 類 保 有 予 定 不 動 産 の 取 得 予 定 時 期 購 入 等 の 相 手 方 保 有 予 定 不 動 産 の 所 在 地 2 不 動 産 に 関 する 権 利 等 資 産 の 種 類 権 原 権 限 取 得 の 予 定 時 期 10

保 有 予 定 資 産 目 録 記 載 要 領 1 不 動 産 所 有 権 を 取 得 する 予 定 不 動 産 について 記 入 すること 不 動 産 の 種 類 土 地 建 物 及 び 立 木 の 区 分 による 取 得 予 定 時 期 売 買 等 により 不 動 産 の 所 有 権 を 取 得 する 予 定 時 間 を 少 なくとも 年 月 まで 記 載 すること なお この 取 得 予 定 時 期 は 認 可 申 請 年 月 日 とでき る 限 り 近 接 していることが 望 まれる 取 得 予 定 時 期 原 則 として 市 内 の 地 番 まで 記 載 するものとする 建 物 の 表 示 登 記 において 家 屋 番 号 が 登 記 されている 場 合 には 家 屋 番 号 まで 記 載 するものとする 2 不 動 産 に 関 する 権 利 等 資 産 の 種 類 不 動 産 の 場 合 は 土 地 建 物 及 び 立 木 の 区 分 による 金 融 資 産 の 場 合 は 国 債 地 方 債 社 債 といった 区 分 に より 記 入 すること その 他 の 資 産 の 場 合 は 当 該 資 産 の 種 類 ( 車 両 船 舶 等 )に 区 分 して 記 入 すること 権 原 不 動 産 の 場 合 には 不 動 産 登 記 法 第 3 条 各 号 に 掲 げる 権 原 のうち 所 有 権 を 除 くものとする ( 地 上 権 永 小 作 権 地 役 権 先 取 特 権 質 権 抵 当 権 賃 借 権 採 石 権 ) 取 得 予 定 時 期 1に 同 じ 11

様 式 3 保 有 予 定 資 産 目 録 記 載 例 保 有 予 定 資 産 目 録 松 戸 駅 前 自 治 会 平 成 年 月 日 現 在 1 不 動 産 不 動 産 の 種 類 保 有 予 定 不 動 産 の 取 得 予 定 時 期 購 入 等 の 相 手 方 保 有 予 定 不 動 産 の 所 在 地 建 物 平 成 年 月 日 松 戸 太 郎 松 戸 市 駅 前 1 丁 目 1 番 地 の1 2 不 動 産 に 関 する 権 利 等 資 産 の 種 類 権 原 権 原 取 得 の 予 定 時 期 土 地 地 上 権 平 成 年 月 日 12

規 約 例 と 規 約 作 成 上 の 留 意 事 項

関 係 法 令

規 約 の 内 容 は 認 可 要 件 の 判 断 の 主 要 な 部 分 を 担 っており 地 縁 による 団 体 の 組 織 活 動 のあり 方 を 律 するものとして 重 要 な 位 置 づけをなすものです ここでは 必 要 記 載 事 項 を 中 心 として 規 約 例 を 示 しつつ 留 意 点 を 明 らかに します 町 会 ( 自 治 会 ) 規 約 ( 会 則 ) 規 約 の 名 称 についての 地 方 自 治 法 上 の 制 限 はありません 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 本 会 は 以 下 に 掲 げるような 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うことに より 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 することを 目 的 とする ⑴ 回 覧 板 の 回 付 等 区 域 内 の 住 民 相 互 の 連 絡 を 図 ること ⑵ 美 化 清 掃 等 区 域 内 の 環 境 の 整 備 を 図 ること ⑶ 集 会 施 設 その 他 の 財 産 の 維 持 管 理 を 図 ること ⑷ ⑸ 地 縁 による 団 体 の 目 的 は スポーツや 芸 術 などの 特 定 活 動 だけでなく 広 く 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うものである 必 要 があります ただし その 活 動 の 内 容 は 団 体 の 権 利 能 力 の 範 囲 を 明 確 にする 程 度 に 具 体 的 に 定 め る ことが 求 められます なお 解 散 した 特 例 民 法 法 人 が 認 可 地 縁 団 体 と して 認 可 を 受 ける 場 合 については 解 散 した 法 人 の 事 業 を 承 継 する 旨 を 明 確 に 定 めることが 必 要 となります ( 名 称 ) 第 2 条 本 会 は 会 と 称 する 地 方 自 治 法 上 団 体 の 名 称 についての 制 限 はありません た だ し 他 の 法 令 において 名 称 の 使 用 制 限 ( 例 えば 商 工 会 でもないものが 商 工 会 という 名 称 を 用 いることはできない )がある 場 合 には これに 従 います ( 区 域 ) 第 3 条 本 会 の 区 域 は 松 戸 市 町 番 地 の 号 から 番 地 の 号 までの 区 域 とする 地 縁 による 団 体 の 区 域 は 住 民 にとって 客 観 的 に 明 らかなものとして 定 められる 必 要 があります ただし 河 川 や 道 路 等 による 区 域 の 表 示 13

( 例 市 町 大 字 のうち 川 の 北 の 区 域 )も 市 内 の 他 の 住 民 にとって その 団 体 の 区 域 が 客 観 的 に 一 義 的 なものとして 認 識 できる ものであれば 認 可 されます ( 主 たる 事 務 所 ) 第 4 条 本 会 の 主 たる 事 務 所 は 千 葉 県 松 戸 市 町 番 地 の 号 に 置 く 主 たる 事 務 所 とは 地 縁 による 団 体 として 一 を 限 り 設 けられた 主 たる 事 務 所 をいうものであり この 所 在 地 がその 地 縁 による 団 体 の 住 所 となるものです 事 務 所 は 代 表 者 の 自 宅 に 置 く あるいは 集 会 施 設 に 置 くこととするのが 一 般 的 ですが 団 体 の 唯 一 の 事 務 所 として 団 体 内 部 での 連 絡 や 会 合 等 に 最 も 適 したところとすることが 望 まれます 規 約 の 定 め 方 としては 本 会 の 主 たる 事 務 所 は 代 表 者 の 自 宅 に 置 く と いう 定 め 方 も 可 能 です 第 2 章 会 員 ( 会 員 ) 第 5 条 本 会 の 会 員 は 第 3 条 に 定 める 区 域 に 住 所 を 有 する 個 人 とする 区 域 に 住 所 を 有 することのほかに 年 齢 性 別 等 の 条 件 を 会 員 の 資 格 として 定 めることは 認 められません なお 法 人 や 団 体 は 構 成 員 とはな れません ただし 本 会 の 活 動 を 賛 助 する 法 人 及 び 団 体 は 賛 助 会 員 となることができる と 定 めて 表 決 権 等 は 有 しないものの 活 動 の 賛 助 等 の 形 で 団 体 に 参 加 できることとすることは 可 能 です ( 会 費 ) 第 6 条 会 員 は 総 会 において 別 に 定 める 会 費 を 納 入 しなければならな い 会 費 は 会 員 にとっても 団 体 にとっても 重 要 事 項 ですので 規 約 に 金 額 も 含 めて 定 めるか 又 は 総 会 において 決 するもの と 規 約 で 定 める 必 要 があります ただし 規 約 の 改 正 は 第 36 条 に 定 める 特 別 議 決 事 項 となりますので 表 記 のように 定 めて 年 1 回 の 通 常 総 会 で 年 度 毎 に 定 め ることが 適 当 と 考 えられます ( 入 会 ) 第 7 条 第 3 条 に 定 める 区 域 に 住 所 を 有 する 個 人 で 本 会 に 入 会 しようと する 者 は に 定 める 入 会 申 込 書 を 会 長 に 提 出 しなければならない 2 本 会 は 前 項 の 入 会 申 込 みがあった 場 合 には 正 当 な 理 由 なくこれを 拒 んではならない 14

入 会 申 込 書 の 様 式 は 役 員 会 ( 第 25 条 )で 定 めたり 会 の 細 則 ( 第 40 条 )で 定 めればよいものです また 入 会 申 込 書 は 会 長 に 提 出 する こ ととしていますが 会 として 確 実 に 受 理 し 得 る 者 に 提 出 することを 求 めるものであり 会 長 の 他 に 役 員 やブロック 長 などに 提 出 することとし ても 差 し 支 えありません いずれにせよ 入 会 手 続 は 入 会 希 望 者 の 入 会 の 意 思 が 会 として 確 認 できるものとすべきですが 入 会 に 際 し いか なる 意 味 においても 制 約 を 課 するようなものとすることは 認 められま せん 正 当 な 理 由 とは その 者 の 加 入 によって その 地 縁 による 団 体 の 目 的 及 び 活 動 が 著 しく 阻 害 されることが 明 らかであると 認 められる 場 合 などその 者 の 加 入 を 拒 否 することについて 社 会 通 念 上 も また 法 第 260 条 の2 第 2 項 第 3 号 の 規 定 の 趣 旨 からも 客 観 的 に 妥 当 と 認 めら れる 場 合 をいうものですが 実 際 の 運 営 は 極 めて 例 外 的 な 場 合 に 限 られ ます ( 退 会 等 ) 第 8 条 会 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 場 合 には 退 会 したものとする ⑴ 第 3 条 に 定 める 区 域 内 に 住 所 を 有 しなくなった 場 合 ⑵ 本 人 より に 定 める 退 会 届 が 会 長 に 提 出 された 場 合 2 会 員 が 死 亡 し 又 は 失 踪 宣 告 を 受 けたときは その 資 格 を 喪 失 する 退 会 手 続 は 入 会 手 続 と 同 様 の 考 え 方 によるものであり 本 人 の 退 会 意 思 を 会 として 確 認 できるものとする 必 要 がありますが 退 会 について 本 人 の 意 思 にいかなる 意 味 でも 制 約 を 加 えることは 認 められません な お 長 期 にわたる 会 費 の 不 払 いなど 会 員 としての 義 務 の 著 しい 違 反 等 が あった 場 合 には 一 定 期 間 資 格 を 停 止 する 旨 の 規 定 を 設 けることも 考 え られますが この 場 合 は 慎 重 な 手 続 き 等 の 下 に 資 格 を 停 止 するような 扱 いとすべきです 15

第 3 章 役 員 ( 役 員 の 種 別 ) 第 9 条 本 会 に 次 の 役 員 を 置 く ⑴ 会 長 1 人 ⑵ 副 会 長 人 ⑶ その 他 の 役 員 人 ⑷ 監 事 人 ( 役 員 の 選 任 ) 第 10 条 役 員 は 総 会 において 会 員 の 中 から 選 任 する 2 監 事 と 会 長 副 会 長 及 びその 他 の 役 員 は 相 互 に 兼 ねることはでき ない ( 役 員 の 職 務 ) 第 11 条 会 長 は 本 会 を 代 表 し 会 務 を 総 括 する 2 副 会 長 は 会 長 を 補 佐 し 会 長 に 事 故 があるとき 又 は 会 長 が 欠 けた ときは 会 長 があらかじめ 指 名 した 順 序 によって その 職 務 を 代 行 する 3 監 事 は 次 に 掲 げる 業 務 を 行 う ⑴ 本 会 の 会 計 及 び 資 産 の 状 況 を 監 査 すること ⑵ 会 長 副 会 長 及 びその 他 の 役 員 の 業 務 執 行 の 状 況 を 監 査 すること ⑶ 会 計 及 び 資 産 の 状 況 又 は 業 務 執 行 について 不 整 の 事 実 を 発 見 した ときは これを 総 会 に 報 告 すること ⑷ 前 号 の 報 告 をするため 必 要 があると 認 めるときは 総 会 の 招 集 を 請 求 すること 地 縁 による 団 体 については 代 表 者 ( 会 長 )1 名 を 必 ず 選 出 する 必 要 があり また 1 人 又 は 複 数 名 の 監 事 を 置 くことが 適 当 です 地 縁 による 団 体 の 代 表 権 は 代 表 者 ( 会 長 ) 一 人 に 帰 属 するものと 法 律 上 定 められていますので 監 事 の 他 に 役 員 を 置 かず 会 長 を 欠 くことと なった 場 合 には 直 ちに 総 会 で 会 長 を 選 任 する 旨 を 規 約 に 定 めることも 考 えられます しかし 会 長 が 不 慮 の 事 故 等 により 職 務 を 行 いえなくなった 場 合 など に 備 えて 副 会 長 を 置 くことが 望 ましいと 言 えます(ただし 副 会 長 によ る 会 長 の 事 務 の 代 行 は 法 律 行 為 には 及 びえないことから 直 ちに 後 任 の 会 長 を 選 出 すべきです ) その 他 の 役 員 は 会 長 及 び 副 会 長 とともに 役 員 会 を 構 成 しますが そ の 他 の 役 員 の 中 から 会 計 や 書 記 等 の 担 当 役 員 を 置 くことも 考 えられます その 場 合 には 会 計 担 当 役 員 は 本 会 の 出 納 事 務 を 処 理 し 会 計 事 務 に 関 する 帳 簿 及 び 書 類 を 管 理 する 書 記 担 当 役 員 は 会 務 を 記 録 する 等 その 他 の 役 員 についての 職 務 を 明 らかにしておくの が 適 当 と 考 えられます このほか 会 長 の 代 表 権 に 制 限 を 加 えたりする 場 合 にも 規 約 に 定 める 必 要 がありますが 一 般 にはあまり 例 がないと 思 われます なお 役 員 の 選 任 は 総 会 において 行 うことが 適 当 であり 監 事 は 会 長 16

副 会 長 及 びその 他 の 役 員 と 兼 職 することは 会 務 の 執 行 を 監 査 する 役 職 上 避 ける 必 要 があります ( 役 員 の 任 期 ) 第 12 条 役 員 の 任 期 は 年 とする ただし 再 任 を 妨 げない 2 補 欠 により 選 任 された 役 員 の 任 期 は 前 任 者 の 残 任 期 間 とする 3 役 員 は 辞 任 又 は 任 期 満 了 の 後 においても 後 任 者 が 就 任 するまでは その 職 務 を 行 わなければならない 役 員 の 任 期 は 法 律 上 特 に 規 定 はありませんが 数 か 月 といった 短 い ものでは 事 務 執 行 の 一 貫 性 確 保 の 上 で 問 題 があり 他 方 あまりに 長 期 にわたるものも 種 々の 弊 害 を 生 ずるといえます また 事 務 執 行 上 支 障 が 生 じないよう 本 条 第 3 項 の 定 めを 置 くことが 望 まれます なお 役 員 の 解 任 手 続 を 定 めようとする 場 合 には 選 任 について 総 会 議 決 によることが 望 まれることから この 場 合 も 個 別 に 総 会 議 決 を 要 するものとするか 規 約 において 具 体 的 に 手 続 を 定 めることが 適 当 です 第 4 章 総 会 ( 総 会 の 種 別 ) 第 13 条 本 会 の 総 会 は 通 常 総 会 及 び 臨 時 総 会 の 二 種 とする ( 総 会 の 構 成 ) 第 14 条 総 会 は 会 員 をもって 構 成 する ( 総 会 の 権 能 ) 第 15 条 総 会 は この 規 約 に 定 めるもののほか 本 会 の 運 営 に 関 する 重 要 な 事 項 を 議 決 する 総 会 は 地 縁 による 団 体 の 運 営 事 項 のうち 規 約 において 役 員 会 に 委 任 したもの 以 外 のすべての 事 項 について 議 決 でき 規 約 の 改 正 など 法 律 上 総 会 の 専 権 事 項 とされているものについては 規 約 をもってしても 他 に 委 任 することはできないものです なお 総 会 で 議 決 すべき 重 要 事 項 に 事 業 計 画 の 決 定 事 業 報 告 の 承 認 予 算 の 決 定 及 び 決 算 の 承 認 が 含 まれることは 当 然 と 言 えます ( 総 会 の 開 催 ) 第 16 条 通 常 総 会 は 毎 年 度 決 算 終 了 後 か 月 以 内 に 開 催 する 2 臨 時 総 会 は 次 の 各 号 の 一 に 該 当 する 場 合 に 開 催 する ⑴ 会 長 が 必 要 と 認 めたとき ⑵ 全 会 員 の5 分 の1 以 上 から 会 議 の 目 的 たる 事 項 を 示 して 請 求 が あったとき ⑶ 第 11 条 第 3 項 第 4 号 の 規 定 により 監 事 から 開 催 の 請 求 があったと き 17

総 会 は 少 なくとも 毎 年 1 回 開 催 する 必 要 があります また 年 度 終 了 後 3か 月 以 内 に 財 産 目 録 を 作 成 する 必 要 があることから 事 業 報 告 及 び 決 算 を 作 成 し その 承 認 を 行 うために 通 常 総 会 を 年 度 終 了 後 3か 月 以 内 に 開 催 する 必 要 があることに 留 意 する 必 要 があります( 第 33 条 及 び 第 34 条 参 照 なお 通 常 総 会 開 催 が 年 度 終 了 後 の1 回 のみとなり 事 業 計 画 及 び 予 算 の 決 定 を 通 常 総 会 で 行 う 場 合 には 年 度 当 初 から 総 会 開 催 日 まで 予 算 がなく 支 出 行 為 ができないこととなりますが この 点 につい て は 第 33 条 第 2 項 のように 規 定 することにより 支 出 行 為 は 可 能 となり ます ) 本 条 第 2 項 は 第 2 号 の 5 分 の1 の 定 数 を 規 約 において 増 減 する ことは 法 的 には 可 能 ですが 会 員 の 総 会 招 集 を 求 める 権 利 を 奪 うことと ならないよう 留 意 する 必 要 があります ( 総 会 の 招 集 ) 第 17 条 総 会 は 会 長 が 招 集 する 2 会 長 は 前 条 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 号 の 規 定 による 請 求 があったと き は その 請 求 のあった 日 から 日 以 内 に 臨 時 総 会 を 招 集 しなければ ならない 3 総 会 を 招 集 するときは 会 議 の 目 的 たる 事 項 及 びその 内 容 並 びに 日 時 及 び 場 所 を 示 して 開 会 の 日 の 日 前 までに 文 書 をもって 通 知 しな ければならない 総 会 の 開 催 権 限 は 会 長 が 有 するものですが 第 16 条 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 号 に 定 める 会 員 からの 開 催 請 求 及 び 監 事 による 開 催 請 求 に 対 して は 総 会 を 招 集 する 必 要 があります したがって 第 2 項 に 定 めるように 請 求 のあった 日 から 適 切 な 期 間 内 に 招 集 する 必 要 がある 旨 を 規 定 することが 適 当 です 第 3 項 については 少 なくとも5 日 前 までに 通 知 を 行 う 必 要 があ ります 18

( 総 会 の 議 長 ) 第 18 条 総 会 の 議 長 は その 総 会 において 出 席 した 会 員 の 中 から 選 出 する ( 総 会 の 定 足 数 ) 第 19 条 総 会 は 総 会 員 の2 分 の1 以 上 の 出 席 がなければ 開 会 する ことができない ( 総 会 の 議 決 ) 第 20 条 総 会 の 議 事 は この 規 約 に 定 めるもののほか 出 席 した 会 員 の 過 半 数 をもって 決 し 可 否 同 数 のときは 議 長 の 決 するところに よる ( 会 員 の 表 決 権 ) 第 21 条 会 員 は 総 会 において 各 々 一 箇 の 表 決 権 を 有 する 2 次 の 事 項 については 前 項 の 規 定 にかかわらず 会 員 の 表 決 権 は 会 員 の 所 属 する 世 帯 の 会 員 数 分 の 一 とする ⑴ ⑵ ( 総 会 の 書 面 表 決 等 ) 第 22 条 止 むを 得 ない 理 由 のため 総 会 に 出 席 できない 会 員 は あらか じめ 通 知 された 事 項 について 書 面 をもって 表 決 し 又 は 他 の 会 員 を 代 理 人 として 表 決 を 委 任 することができる 2 前 項 の 場 合 における 第 19 条 及 び 第 20 条 の 規 定 の 適 用 については その 会 員 は 出 席 したものとみなす 総 会 の 議 長 は 表 決 権 を 行 使 することとなる 以 上 出 席 した 会 員 の 中 から 選 出 する 必 要 がありますが 会 長 は 会 員 の 中 から 選 任 されてい ることにより 総 会 の 議 長 は 会 長 がこれに 当 たる と 定 めることも 可 能 です 総 会 の 定 足 数 議 決 に 要 する 会 員 数 については 地 方 自 治 法 の 規 定 において 特 に 定 められていませんが このように 規 定 することが 適 切 と 考 えられます また 第 20 条 に 定 めるように 規 約 で 特 定 の 重 要 な 事 項 について 出 席 会 員 の3 分 の2(4 分 の3) 以 上 の 賛 成 を 要 する 旨 の 規 定 を 置 くことも 可 能 です なお この 定 足 数 議 決 に 要 する 会 員 数 については 第 22 条 第 2 項 により 書 面 表 決 を 行 った 会 員 及 び 委 任 により 代 理 行 使 を 行 った 会 員 をこれに 含 める 点 に 留 意 する 必 要 があります これにより 会 員 数 が 極 めて 多 い 場 合 にも 総 会 を 開 催 し 議 決 を 行 うことが 可 能 となるもの です 第 21 条 第 1 項 において 会 員 は 各 々 一 箇 の 表 決 権 を 有 することが 定 められているところですが 従 来 の 自 治 会 町 会 等 においては 世 帯 単 位 で 表 決 権 を 平 等 とする 運 営 が 行 われてきたものと 思 われます そう したことを 勘 案 して 第 21 条 第 2 項 の 規 定 ( 特 定 事 項 について 世 帯 の 表 決 権 を 一 票 とすること)を 設 けることは 可 能 ですが 同 項 各 号 に 定 19

める 事 項 は 世 帯 単 位 で 活 動 し 意 思 決 定 を 行 っていることが 沿 革 的 に も 実 態 的 にも 地 域 社 会 において 是 認 され そのことが 合 理 的 であると 認 められる 事 項 に 限 られるものです したがって 規 約 の 変 更 財 産 処 分 及 び 解 散 の 議 決 については 同 項 の 適 用 が 地 方 自 治 法 の 解 釈 として 認 められないと 解 され 規 約 に 定 め ることとなる 事 項 ( 代 表 者 の 代 表 権 の 制 限 及 び 委 任 監 事 や 役 員 会 の 設 置 等 )についての 決 定 も 規 約 の 変 更 となるため 同 項 の 適 用 は 認 めら れないと 解 されます また 代 表 者 や 監 事 の 選 任 も 同 項 を 適 用 することは 適 当 とは 考 え られません なお 同 項 を 適 用 する 場 合 においても 世 帯 内 の 会 員 の 表 決 権 を 剥 奪 することは 認 められません したがって 世 帯 で 表 決 権 を 取 りまと めるためには 誰 か 一 人 に 表 決 権 を 委 任 することにより 表 決 権 を 集 中 することとなります ただし 未 成 年 者 の 場 合 には 民 法 の 定 めると ころにより 表 決 権 の 行 使 が 行 われることとなります この 他 議 長 の 行 為 などの 総 会 の 運 営 は 会 の 活 動 を 決 定 する 重 要 事 項 ですので 会 において 会 議 規 定 等 を 定 め 議 事 運 営 の 方 法 などを 明 らかにしておくことが 望 まれます ( 総 会 の 議 事 録 ) 第 23 条 総 会 の 議 事 については 次 の 事 項 を 記 載 した 議 事 録 を 作 成 しな ければならない ⑴ 日 時 及 び 場 所 ⑵ 会 員 の 現 在 数 及 び 出 席 者 数 ( 書 面 表 決 者 及 び 表 決 委 任 者 を 含 む) ⑶ 開 催 目 的 審 議 事 項 及 び 議 決 事 項 ⑷ 議 事 の 経 過 の 概 要 及 びその 結 果 ⑸ 議 事 録 署 名 人 の 選 任 に 関 する 事 項 2 議 事 録 には 議 長 及 びその 会 議 において 選 任 された 議 事 録 署 名 人 2 人 以 上 が 署 名 押 印 をしなければならない 会 議 が 有 効 に 成 立 し かつ 有 効 に 議 決 されたことを 証 明 することが 規 約 変 更 認 可 を 市 に 申 請 する 場 合 などに 求 められることから 議 事 録 を 作 成 する 必 要 があることを 規 約 に 定 めておくべきです 20

第 5 章 役 員 会 ( 役 員 会 の 構 成 ) 第 24 条 役 員 会 は 監 事 を 除 く 役 員 をもって 構 成 する ( 役 員 会 の 権 能 ) 第 25 条 役 員 会 は この 規 約 で 別 に 定 めるもののほか 次 の 事 項 を 議 決 する ⑴ 総 会 に 付 議 すべき 事 項 ⑵ 総 会 の 議 決 した 事 項 の 執 行 に 関 する 事 項 ⑶ その 他 総 会 の 議 決 を 要 しない 会 務 の 執 行 に 関 する 事 項 ( 役 員 会 の 招 集 等 ) 第 26 条 役 員 会 は 会 長 が 必 要 と 認 めるとき 招 集 する 2 会 長 は 役 員 の 分 の1 以 上 から 会 議 の 目 的 である 事 項 を 記 載 した 書 面 をもって 招 集 の 請 求 があったときは その 請 求 のあった 日 から 日 以 内 に 役 員 会 を 招 集 しなければならない 3 役 員 会 を 招 集 するときは 会 議 の 日 時 場 所 目 的 及 び 審 議 事 項 を 記 載 した 書 面 をもって 少 なくとも 日 前 までに 通 知 しなければなら ない ( 役 員 会 の 議 長 ) 第 27 条 役 員 会 の 議 長 は 会 長 がこれに 当 たる ( 役 員 会 の 定 足 数 等 ) 第 28 条 役 員 会 には 第 19 条 第 20 条 第 22 条 及 び 第 23 条 の 規 定 を 準 用 する この 場 合 において これらの 規 定 中 総 会 とあるのは 役 員 会 と 会 員 とあるのは 役 員 と 読 み 替 えるものとする 地 縁 による 団 体 の 最 高 意 思 決 定 機 関 は 総 会 ですが 総 会 を 度 々 招 集 することは 極 めて 困 難 であることから 役 員 会 において 実 務 上 の 執 行 に 関 する 事 項 等 を 決 定 することが 会 の 運 営 上 適 当 と 考 えられます なお 役 員 会 のメンバーは 監 事 を 除 く 役 員 とし 監 事 は 会 務 の 執 行 を 監 査 する 職 務 上 総 会 で 決 する 以 外 の 具 体 的 な 会 務 の 執 行 方 針 等 を 決 定 する 役 員 会 に 参 画 しないこととするのが 適 当 です もっとも 監 事 は 役 員 会 の 構 成 員 にはなれません( 表 決 権 等 は 有 せ ません)が 役 員 会 に 出 席 できることとすることは 可 能 と 考 えられま す なお 役 員 の 数 等 については 役 員 会 が 地 縁 による 団 体 の 実 務 上 の 意 思 決 定 機 関 にふさわしいメンバーとなるように 配 慮 すべきと 考 え られます 21

第 6 章 資 産 及 び 会 計 ( 資 産 の 構 成 ) 第 29 条 本 会 の 資 産 は 次 の 各 号 に 掲 げるものをもって 構 成 する ⑴ 別 に 定 める 財 産 目 録 記 載 の 資 産 ⑵ 会 費 ⑶ 活 動 に 伴 う 収 入 ⑷ 資 産 から 生 ずる 果 実 ⑸ その 他 の 収 入 ( 資 産 の 管 理 ) 第 30 条 本 会 の 資 産 は 会 長 が 管 理 し その 方 法 は 役 員 会 の 議 決 により これを 定 める ( 資 産 の 処 分 ) 第 31 条 本 会 の 資 産 で 第 29 条 第 1 号 に 掲 げるもののうち 別 に 総 会 にお いて 定 めるものを 処 分 し 又 は 担 保 に 供 する 場 合 には 総 会 におい て 分 の 以 上 の 議 決 を 要 する ( 経 費 の 支 弁 ) 第 32 条 本 会 の 経 費 は 資 産 をもって 支 弁 する 地 縁 による 団 体 が 法 人 格 を 取 得 する 目 的 は 不 動 産 等 の 資 産 を 団 体 名 義 で 保 有 することにあることから 規 約 において 流 動 資 産 固 定 資 産 を 問 わず 全 ての 資 産 ( 負 債 は 含 みません)の 構 成 等 を 定 めておく 必 要 があります 資 産 の 構 成 として 保 有 する 具 体 的 な 動 産 不 動 産 及 び 金 融 資 産 を 全 て 掲 げることも 可 能 ですが 別 に 定 める 財 産 目 録 記 載 の 資 産 と 定 めるほうが 簡 便 と 考 えられます なお 財 産 目 録 は 設 立 時 及 び 毎 年 ( 年 度 ) 初 三 か 月 以 内 に 作 成 することとなっているものであり その 様 式 例 は27 頁 のとおりで す 資 産 を 管 理 し 経 費 を 支 弁 することは 役 員 会 の 定 める 方 法 により 会 長 が 行 うこととすることが 適 当 と 考 えられますが 不 動 産 等 の 会 の 活 動 上 重 要 な 固 定 資 産 の 処 分 には 総 会 の 議 決 を 要 することとする 必 要 があります このため 第 31 条 のように 定 め 総 会 において 別 途 処 分 に 関 し 総 会 の 議 決 を 要 する 資 産 ( 不 動 産 等 の 重 要 な 固 定 資 産 と 考 え られます )を 決 定 しておくことが 適 当 です また 資 産 の 管 理 は 会 長 が 行 うものですが 日 常 の 出 納 事 務 は 役 員 として 会 計 を 設 けた 時 は 会 計 が 出 納 その 他 の 会 計 事 務 を 行 うこととなります このほか 役 員 ではありませんが 会 長 は 必 要 と 認 めるときは 会 員 のうちから 会 計 出 納 員 を 命 ずることができる と 定 め 会 計 出 納 員 は 会 長 の 命 を 受 けて 出 納 その 他 の 会 計 事 務 を 執 行 する と 規 定 することも 可 能 です 22

( 事 業 計 画 及 び 予 算 ) 第 33 条 本 会 の 事 業 計 画 及 び 予 算 は 会 長 が 作 成 し 毎 会 計 年 度 開 始 前 に 総 会 の 議 決 を 経 て 定 めなければならない これを 変 更 する 場 合 も 同 様 とする 2 前 項 の 規 定 にかかわらず 年 度 開 始 後 に 予 算 が 総 会 において 議 決 さ れていない 場 合 には 会 長 は 総 会 において 予 算 が 議 決 される 日 まで の 間 は 前 年 度 の 予 算 を 基 準 として 収 入 支 出 をすることができる ( 事 業 報 告 及 び 決 算 ) 第 34 条 本 会 の 事 業 報 告 及 び 決 算 は 会 長 が 事 業 報 告 書 収 支 計 算 書 財 産 目 録 等 として 作 成 し 監 事 の 監 査 を 受 け 毎 会 計 年 度 終 了 後 三 月 以 内 に 総 会 の 承 認 を 受 けなければならない 事 業 計 画 事 業 報 告 及 び 予 算 決 算 は 地 縁 による 団 体 にとって 重 要 事 項 ですから 総 会 の 議 決 又 は 承 認 にかからしめることが 必 要 です 財 産 目 録 は 法 第 260 条 の4により 認 可 を 受 ける 時 及 び 毎 年 1 月 か ら3 月 までの 間 ( 特 に 事 業 年 度 を 設 けるものは 認 可 を 受 ける 時 及 び 毎 事 業 年 度 の 終 了 の 時 )に 作 成 しなければならないこととされていま す したがって 事 業 年 度 を 設 定 している 場 合 は 事 業 報 告 や 決 算 も その 年 度 終 了 後 三 か 月 以 内 に 総 会 で 承 認 を 得 る 必 要 があります ただ し 事 業 計 画 及 び 予 算 の 議 決 を 年 度 開 始 前 に 行 い 事 業 報 告 及 び 決 算 の 承 認 を 年 度 終 了 後 に 行 うためには 通 常 総 会 を 年 二 回 行 うことが 必 要 となりますが 通 常 総 会 は 年 度 終 了 後 三 か 月 以 内 に( 多 くは 五 月 か 六 月 に) 一 回 行 うのが 通 例 と 考 えられ 第 16 条 第 1 項 もそのように 定 めています したがって 年 度 開 始 前 に 総 会 を 開 催 し 事 業 計 画 及 び 予 算 の 議 決 を 行 わない 限 り 年 度 開 始 当 初 から 通 常 総 会 において 予 算 が 議 決 され る 日 までの 間 は 予 算 がないことになりますので 第 33 条 第 2 項 のよ うに 定 めておくことが 実 務 上 適 当 と 考 えられます ( 会 計 年 度 ) 第 35 条 本 会 の 会 計 年 度 は 毎 年 月 日 に 始 まり 月 日 に 終 わる 会 計 年 度 の 定 め 方 は 特 に 制 限 はありません 一 般 的 には 4 月 1 日 から 翌 年 3 月 31 日 までとか 1 月 1 日 からその 年 の12 月 31 日 ま でとする 例 が 多 いと 思 われます 第 7 章 規 約 の 変 更 及 び 解 散 ( 規 約 の 変 更 ) 第 36 条 この 規 約 は 総 会 において 総 会 員 の4 分 の3 以 上 の 議 決 を 得 かつ 松 戸 市 長 の 認 可 を 受 けなければ 変 更 することはできない 23

本 条 は 法 第 260 条 の3に 則 るものであり 規 約 の 変 更 は 総 会 の 専 権 事 項 となっています また 規 約 変 更 認 可 申 請 書 ( 様 式 4 28 頁 )により 市 長 の 認 可 を 要 するものです なお 総 会 議 決 数 の 4 分 の3 の 定 数 を 変 更 することは 可 能 です が 規 約 変 更 という 重 要 事 項 を 少 数 の 会 員 の 意 思 により 決 することの ないよう これを 引 下 げることには 慎 重 であるべきです ( 解 散 ) 第 37 条 本 会 は 地 方 自 治 法 第 260 条 の20の 規 定 により 解 散 する 2 総 会 の 議 決 に 基 づいて 解 散 する 場 合 は 総 会 員 の4 分 の3 以 上 の 承 諾 を 得 なければならない 本 条 は 法 第 260 条 の20 及 び 第 260 条 の21に 則 るものであ り 1 破 産 2 認 可 の 取 消 3 総 会 員 の4 分 の3 以 上 の 同 意 による 総 会 の 決 議 4 構 成 員 の 欠 亡 の 場 合 に その 認 可 地 縁 団 体 は 解 散 ( 法 人 としての 権 利 能 力 の 消 滅 又 は 地 縁 による 団 体 自 治 の 解 散 の 両 方 を 含 む )することとなります なお 表 記 の 他 の 解 散 事 由 を 規 約 に 定 めることも 可 能 です また 第 2 項 の 総 会 の 議 決 を 他 の 役 員 会 等 の 議 決 をもって 変 えるこ とはできません 総 会 議 決 数 の 4 分 の3 については 定 数 を 変 更 す ることは 可 能 ですが 少 数 会 員 の 意 思 によって 解 散 することを 可 能 と する 規 定 は 適 当 でないことに 留 意 する 必 要 があります ( 残 余 財 産 の 処 分 ) 第 38 条 本 会 の 解 散 のときに 有 する 残 余 財 産 は 総 会 において 総 会 員 の 分 の 以 上 の 議 決 を 得 て 本 会 と 類 似 の 目 的 を 有 する 団 体 に 寄 付 するものとする 本 条 は 法 第 260 条 の31に 則 る 規 定 です 法 第 260 条 の31 第 1 項 に 基 づき 解 散 した 認 可 地 縁 団 体 の 財 産 は 規 約 で 指 定 するこ とも 可 能 ですが 営 利 法 人 等 を 帰 属 権 利 者 とすることは 地 縁 による 団 体 の 目 的 にかんがみ 適 当 ではありません したがって 地 方 公 共 団 体 や 当 該 法 人 以 外 の 認 可 地 縁 団 体 又 は 類 似 の 目 的 をもつ 他 の 公 益 を 目 的 とする 事 業 を 行 う 法 人 に 帰 属 させるこ とが 適 当 であると 考 えられます 仮 に 法 人 化 の 当 初 から 解 散 時 の 残 余 財 産 の 具 体 的 処 分 先 を 決 める ことが 困 難 な 場 合 には 表 記 のように 規 約 において 帰 属 権 利 者 を 指 定 する 方 法 を 定 めることが 適 当 と 考 えられます なお 残 余 財 産 の 帰 属 権 利 者 を 決 定 する 総 会 の 議 決 は 解 散 の 決 議 と 同 様 に 地 縁 による 団 体 にとって 重 要 な 決 定 であることから 解 散 決 議 と 同 様 に 地 縁 による 団 体 にとって 重 要 な 決 定 であることから 解 散 24

決 議 と 同 様 に 総 会 員 の 4 分 の3 以 上 の 議 決 を 経 ることが 望 ましい と 考 えられます 第 8 章 雑 則 ( 備 付 け 帳 簿 及 び 書 類 ) 第 39 条 本 会 の 主 たる 事 務 所 には 規 約 会 員 名 簿 認 可 及 び 登 記 等 に 関 する 書 類 総 会 及 び 役 員 会 の 議 事 録 収 支 に 関 する 帳 簿 財 産 目 録 等 資 産 の 状 況 を 示 す 書 類 その 他 必 要 な 帳 簿 及 び 書 類 を 備 えておかな ければならない ( 委 任 ) 第 40 条 この 規 約 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 総 会 の 議 決 を 経 て が 別 に 定 める 附 則 1 この 規 約 は 年 月 日 から 施 行 する 2 本 会 の 設 立 初 年 度 の 事 業 計 画 及 び 予 算 は 第 33 条 の 規 定 にかかわ らず 設 立 総 会 の 定 めるところによる 3 本 会 の 設 立 初 年 度 の 会 計 年 度 は 第 35 条 の 規 定 にかかわらず 設 立 認 可 のあった 日 から 年 日 までとする 第 40 条 において 規 約 施 行 上 の 細 則 を 定 める 者 は 会 長 でも 役 員 会 等 でもよいのですが 必 ず 委 任 することについて 総 会 の 議 決 を 経 る 必 要 があります( 個 別 事 項 の 委 任 ごとに 議 決 を 経 る 必 要 はあり ません) なお 細 則 としては 弔 意 金 規 程 や 旅 費 規 程 な どが 挙 げられます 附 則 第 1 項 は 認 可 年 月 日 から 施 行 とする 場 合 が 多 いと 考 えられ ます したがって 設 立 初 年 度 は 事 業 年 度 及 び 会 計 年 度 が 変 則 となるこ とから 附 則 第 2 項 第 3 項 を 定 めることが 適 当 です 25

認 可 後 の 地 縁 による 団 体 1. 地 縁 による 団 体 の 代 表 者 が 申 請 書 類 により 市 長 に 認 可 の 申 請 を 行 い 市 長 がその 団 体 が 認 可 の 要 件 に 該 当 していると 認 めるときは その 団 体 に 対 し 市 長 の 認 可 が 行 われ その 認 可 をもってその 団 体 は 権 利 能 力 を 有 し 法 人 格 を 得 ることとなります 認 可 地 縁 団 体 は その 目 的 の 範 囲 内 で 権 利 能 力 を 有 します なお 認 可 地 縁 団 体 が 法 人 格 を 得 たことを 市 長 は 認 可 後 遅 滞 なく 告 示 するこ ととなっており この 告 示 をもって 認 可 を 受 けた 地 縁 によ る 団 体 は 法 人 とな ったこと 及 び 告 示 事 項 を 第 三 者 に 対 し 対 抗 できることとなります また 市 長 の 告 示 事 項 について 変 更 があったときは 代 表 者 が 届 出 書 ( 様 式 5 29 頁 ) に 告 示 された 事 項 に 変 更 があった 旨 を 証 する 書 類 を 添 えて 市 長 に 対 し 届 出 を 行 わなくてはなりません 認 可 地 縁 団 体 の 告 示 事 項 は 次 の 通 りであり この 事 項 に 変 更 があった 場 合 に は 届 出 に 基 づき 告 示 事 項 に 変 更 があった 旨 の 告 示 が 行 われない 限 り その 変 更 について 第 三 者 に 対 抗 できません 告 示 事 項 ⑴ 名 称 ⑵ 規 約 に 定 める 目 的 ⑶ 区 域 ⑷ 主 たる 事 務 所 ⑸ 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 ⑹ 裁 判 所 による 代 表 者 の 職 務 執 行 の 停 止 の 有 無 並 びに 職 務 代 行 者 の 選 任 の 有 無 ( 職 務 代 行 者 が 選 任 されている 場 合 は その 氏 名 及 び 住 所 ) ⑺ 代 理 人 の 有 無 ( 代 理 人 がある 場 合 には その 氏 名 及 び 住 所 ) ⑻ 規 約 に 解 散 の 事 由 を 定 めたときはその 事 由 ⑼ 認 可 年 月 日 ⑽ 特 例 民 法 法 人 が 認 可 地 縁 団 体 に 移 行 する 場 合 には 総 務 大 臣 が 定 める 基 準 を 満 たすときは その 事 由 ⑾ 特 例 民 法 法 人 が 認 可 地 縁 団 体 に 移 行 する 場 合 には 当 該 民 法 法 人 から 承 継 した 財 産 の 種 類 及 び 数 量 特 例 民 法 法 人 ( 特 例 社 団 法 人 と 特 例 財 団 法 人 の 総 称 )とは 公 益 法 人 改 革 前 の 公 益 法 人 ( 社 団 法 人 と 財 団 法 人 の 総 称 )は 平 成 20 年 (2008 年 )12 月 1 日 から 平 成 25 年 (2013 年 )11 月 30 日 までの 5 年 間 新 制 度 移 行 のための 期 間 とされ 1 公 益 社 ( 財 ) 団 法 人 一 般 社 ( 財 ) 団 法 人 2 認 可 地 縁 団 体 又 は3 解 散 のいずれかを 選 択 することになりますが その 移 行 期 間 中 の 法 人 のことをいいます また 解 散 した 場 合 ( 破 産 した 場 合 を 除 く) 及 び 清 算 結 了 の 場 合 にも 所 要 の 事 項 を 告 示 することとなっています 26

2. 認 可 地 縁 団 体 は 権 利 能 力 を 得 ることにより 法 人 としてそれ 以 前 とは 異 なっ た 法 的 な 位 置 付 け 及 び 取 扱 いがなされることとなりますが 主 なものは 次 のと おりです ⑴ 団 体 名 義 で 資 産 の 登 記 登 録 ができます 団 体 名 義 で 不 動 産 登 記 を 行 うべく 法 務 局 で 手 続 きを 行 えば 他 の 法 人 と 同 様 に 登 記 が 可 能 となります これまで 団 体 が 保 有 しながら 個 人 名 義 となっ ていた 不 動 産 の 所 有 権 移 転 登 記 の 原 因 は 委 任 の 終 了 です また 登 記 申 請 書 に 登 記 権 利 者 ( 登 記 を 受 ける 側 )が 添 付 する 書 類 として は 団 体 の 住 所 証 明 書 及 び 代 表 者 の 資 格 証 明 書 が 必 要 となりますが これは 認 可 を 行 った 松 戸 市 が 作 成 する 地 縁 団 体 台 帳 ( 様 式 6 30 頁 )の 写 しに よる 証 明 書 とすることとされています この 台 帳 の 写 しの 証 明 書 は 請 求 者 の 氏 名 及 び 住 所 請 求 に 係 る 団 体 の 名 称 及 び 事 務 所 の 所 在 地 を 記 載 した 証 明 書 交 付 請 求 書 ( 市 窓 口 に 様 式 が 準 備 さ れています)を 市 長 に 提 出 して 交 付 を 受 けることになっています なお この 証 明 書 の 交 付 を 受 ける 際 には 市 に 所 要 の 手 数 料 を 納 める 必 要 があります ⑵ 規 約 を 変 更 する 場 合 には 規 約 変 更 認 可 申 請 書 ( 様 式 4 28 頁 )に 規 約 変 更 の 内 容 及 び 理 由 を 記 載 した 書 類 規 約 変 更 を 総 会 で 決 議 したことを 証 する 書 類 を 添 えて 市 長 に 認 可 を 申 請 し 認 可 を 受 ける 必 要 があります ⑶ 認 可 を 受 けた 地 縁 による 団 体 は 法 人 として 破 産 解 散 及 び 清 算 について は 裁 判 所 の 監 督 の 下 に 所 要 の 手 続 きを 進 めることとなり 破 産 宣 告 の 請 求 を 怠 った 時 などに 非 訟 事 件 手 続 法 に 基 づき 裁 判 所 により 過 料 に 処 せられる こと となります 3. 地 縁 による 団 体 は 認 可 を 受 け 法 人 格 を 取 得 したことにより 法 的 な 位 置 づけ 及 び 取 扱 いは 変 わりますが 住 民 の 自 発 的 な 意 思 に 基 づく 任 意 団 体 として の 団 体 自 身 の 性 格 等 は 全 く 変 わるものではありません したがって 認 可 を 受 けた 地 縁 による 団 体 は 公 法 人 でないことはもちろん 市 との 関 係 などは 基 本 的 に 変 わるものではありません また 地 縁 による 団 体 の 課 税 関 係 は 34 頁 に 示 すように 認 可 の 前 後 で 変 わ らないように 措 置 されています 4. 市 長 は 認 可 を 受 けた 地 縁 による 団 体 が 四 つの 認 可 要 件 のいずれかを 欠 くこ ととなったとき 又 は 不 正 な 手 段 により 認 可 を 受 けたときは その 認 可 を 取 り 消 すことができます 27

財 産 目 録 平 成 年 月 日 区 分 所 在 数 量 等 金 額 ( 評 価 額 ) 備 考 ( 資 産 の 部 ) Ⅰ 流 動 資 産 1 現 金 預 金 ⑴ 現 金 現 金 手 許 有 高 ⑵ 当 座 預 金 銀 行 支 店 ⑶ 普 通 預 金 銀 行 支 店 2 未 収 会 費 年 度 会 費 名 Ⅱ 固 定 資 産 1 土 地 2 建 物 3 構 築 物 4 車 両 運 搬 具 5 計 器 備 品, 応 接 セット 6 電 話 加 入 権 7 有 価 証 券 分 利 国 債 資 産 合 計 A ( 負 債 の 部 ) Ⅰ 流 動 負 債 預 り 金 Ⅱ 固 定 負 債 長 期 借 入 金 銀 行 支 店 負 債 合 計 B 差 引 正 味 財 産 (A-B) ( 注 ) 1 法 人 設 立 時 に 確 実 に 法 人 に 帰 属 する 財 産 をもって 作 成 すること 2 備 考 の 欄 には 寄 付 者 その 他 を 記 入 すること 28

様 式 4 年 月 日 松 戸 市 長 様 地 縁 による 団 体 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 名 称 所 在 地 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 住 所 規 約 変 更 認 可 申 請 書 地 方 自 治 法 第 260 条 の3 第 2 項 の 規 約 の 変 更 の 認 可 を 受 けたいので 別 添 書 類 を 添 えて 申 請 します ( 別 添 書 類 ) 1 規 約 変 更 の 内 容 及 び 理 由 を 記 載 した 書 類 2 規 約 変 更 を 総 会 で 議 決 したことを 証 する 書 類 29

様 式 5 年 月 日 松 戸 市 長 様 地 縁 による 団 体 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 名 称 所 在 地 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 住 所 印 告 示 事 項 変 更 届 出 書 下 記 事 項 について 変 更 があったので 地 方 自 治 法 第 260 条 の2 第 11 項 の 規 定 により 告 示 された 事 項 に 変 更 があった 旨 を 証 する 書 類 を 添 えて 届 け 出 ま す 記 1 変 更 があった 事 項 及 びその 内 容 2 変 更 の 年 月 日 3 変 更 の 理 由 30

様 式 6 地 縁 団 体 台 帳 ( 松 戸 市 ) 枚 数 名 称 代 表 者 に 関 年 月 日 認 可 年 月 日 告 示 年 月 日 認 可 する 事 項 年 月 日 年 月 日 原 因 原 因 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 主 たる 事 務 所 年 月 日 年 月 日 代 表 者 に 関 する 事 項 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 原 因 原 因 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 認 可 年 月 日 年 月 日 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 年 月 日 台 帳 を 起 こした 年 月 日 名 称 等 欄 丁 年 月 日 告 示 年 月 日 告 示 年 月 日 名 称 規 約 に 定 める 目 的 目 的 欄 丁 31

名 称 区 域 区 域 欄 丁 名 称 その 他 の 事 項 その 他 欄 丁 32

税 制 上 の 取 扱 いについて 認 可 地 縁 団 体 の 税 制 上 と 取 扱 いについては 制 度 の 創 設 時 に 権 利 能 力 取 得 の 前 後 で 同 一 とするための 措 置 が 講 じられました この 結 果 現 在 権 利 能 力 なき 社 団 である 町 会 自 治 会 等 が 保 有 する 不 動 産 等 を 認 可 を 受 けた 地 縁 による 団 体 の 所 有 名 義 とする 際 ( 無 償 譲 渡 による)には 譲 渡 所 得 について 課 税 されないこととされました 今 般 の 公 益 法 人 改 革 において 公 益 目 的 事 業 に 地 域 社 会 の 健 全 な 発 展 を 目 的 とする 事 業 が 掲 げられたことから 地 域 社 会 に 着 目 して 事 業 を 行 う 法 人 につい ても 公 益 性 が 認 められることとなりました すなわち 認 可 地 縁 団 体 は その 区 域 において 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 する 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うことを 目 的 として 設 立 される 法 人 であり まさ に 税 制 上 公 益 性 を 有 する 法 人 としての 取 扱 いがされることになりました これにより 平 成 21 年 度 の 税 制 改 正 において 次 の 措 置 が 講 じられました 1 特 例 民 法 法 人 の 業 務 を 承 継 するために 設 立 された 認 可 地 縁 団 体 が 平 成 21 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 11 月 30 日 までの 間 に 解 散 したこの 特 例 民 法 法 人 から その 残 余 財 産 を 取 得 する 場 合 で 一 定 の 要 件 を 満 たす 場 合 には その 残 余 財 産 に 係 る 不 動 産 の 所 有 権 等 の 移 転 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 を 非 課 税 とすること 1 については 以 下 のすべての 要 件 (⑴アイウ ⑵アイ)に 該 当 する 法 人 がその 対 象 とされることになります この 場 合 に 市 長 に 対 して 法 人 の 認 可 申 請 の 際 に 対 象 法 人 であること を 証 明 する 書 類 を 提 出 することが 必 要 となります ⑴ 規 約 に 関 する 事 項 ア 規 約 に 定 める 目 的 に 解 散 した 特 定 民 法 法 人 の 事 業 を 承 継 する 旨 の 定 めがあり また 当 該 特 例 民 法 法 人 の 事 業 内 容 との 同 一 性 が 認 められる こと イ 規 約 に 定 める 資 産 に 関 する 事 項 に 当 該 法 人 が 解 散 した 場 合 に その 残 余 財 産 が 地 方 公 共 団 体 当 該 法 人 以 外 の 認 可 地 縁 団 体 公 益 社 団 法 人 又 は 公 益 財 団 法 人 に 帰 属 する 旨 の 定 めがあること ウ 規 約 に 定 める 資 産 に 関 する 事 項 に 剰 余 金 の 分 配 を 行 わない 旨 の 定 め があること 33

⑵ 認 可 地 縁 団 体 の 資 産 に 関 する 事 項 ア 解 散 した 特 例 民 法 法 人 の 残 余 財 産 以 外 の 財 産 を 保 有 していないこと イ 解 散 した 特 例 民 法 法 人 の 残 余 財 産 の 全 部 を 取 得 したと 認 められること 残 余 財 産 を 取 得 した 場 合 には 認 可 を 受 けた 市 長 に 対 してその 事 項 を 証 明 する 書 類 を 提 出 しなければなりません 2 剰 余 金 の 分 配 を 行 わない 定 めがあることなど 公 益 を 目 的 とする 事 業 を 行 う 法 人 であることが 明 確 化 された 認 可 地 縁 団 体 は みなし 譲 渡 所 得 の 非 課 税 承 認 申 請 の 対 象 法 人 とすること 2 については 以 下 のすべての 要 件 に 該 当 する 法 人 が 税 務 署 に 対 し て 承 認 申 請 を 行 うことができる 法 人 になります ⑴ 規 約 に 関 する 事 項 ア 規 約 に 定 める 資 産 に 関 する 事 項 に 当 該 法 人 が 解 散 した 場 合 に その 残 余 財 産 が 地 方 公 共 団 体 当 該 法 人 以 外 の 認 可 地 縁 団 体 公 益 社 団 法 人 又 は 公 益 財 団 法 人 に 帰 属 する 旨 の 定 めがあること イ 規 約 に 定 める 資 産 に 関 する 事 項 に 剰 余 金 の 分 配 を 行 わない 旨 の 定 め があること 1⑴のイ 及 びウと 同 じ 要 件 です 34

認 可 地 縁 団 体 等 の 主 要 税 目 の 課 税 関 係 について 税 目 法 人 でない 社 団 又 は 財 団 で 代 表 者 又 は 管 理 人 の 定 めがある もの 認 可 地 縁 団 体 公 益 財 団 法 人 公 益 社 団 法 人 一 般 財 団 法 人 一 般 社 団 法 人 ( 非 営 利 型 法 人 ) 一 般 財 団 法 人 一 般 社 団 法 人 ( 非 営 利 型 法 人 以 外 ) 国 税 収 益 事 業 にのみ 課 税 公 益 法 人 等 とみなさ 収 益 事 業 にのみ 課 税 非 営 利 型 法 人 ( 非 営 利 普 通 法 人 と 同 様 に れ 収 益 事 業 にのみ 課 ( 認 定 法 上 の 公 益 目 的 性 が 徹 底 された 法 人 又 すべての 所 得 に 課 税 法 人 税 税 事 業 は 収 益 事 業 から は 共 益 的 活 動 を 目 的 と 除 外 し 非 課 税 ) する 法 人 )は 収 益 事 業 にのみ 課 税 みなし 寄 付 金 あり ( 収 益 事 業 に 属 する 資 産 のうちから 自 らが 行 (みなし 寄 付 金 ) みなし 寄 付 金 なし う 公 益 目 的 事 業 に 支 出 みなし 寄 付 金 なし みなし 寄 付 金 なし した 金 額 は その 収 益 事 業 に 係 る 寄 付 金 とみ なす ) 非 営 利 型 法 人 のうち 非 寄 付 金 税 制 税 制 上 の 優 遇 措 置 なし ( 普 通 法 人 と 同 じ) 税 制 上 の 優 遇 措 置 なし ( 普 通 法 人 と 同 じ) 特 定 公 益 増 進 法 人 に 該 当 営 利 性 が 徹 底 された 法 人 に 対 して 財 船 を 寄 付 した 場 合 には 特 例 措 置 税 制 上 の 優 遇 措 置 なし ( 普 通 法 人 と 同 じ) あり 消 費 税 人 格 のない 社 団 等 とし て 一 部 特 例 あり 別 表 第 三 に 掲 げる 法 人 とみなす 別 表 第 三 に 掲 げる 法 人 別 表 第 三 に 掲 げる 法 人 別 表 第 三 に 掲 げる 法 人 地 方 税 法 人 税 割 : 法 人 税 割 : 法 人 税 割 : 法 人 税 割 : 法 人 県 民 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 法 人 税 割 : 普 通 法 人 と 同 様 の 扱 い ( 法 人 税 額 を 課 税 標 準 ) ( 法 人 税 額 を 課 税 標 準 ) ( 法 人 税 額 を 課 税 標 準 ) ( 法 人 税 額 を 課 税 標 準 ) 均 等 割 : 収 益 事 業 を 行 う 場 合 に 限 り 最 低 税 率 で 均 等 割 : 均 等 割 : 均 等 割 : 均 等 割 : 課 税 最 低 税 率 最 低 税 率 最 低 税 率 最 低 税 率 収 益 事 業 を 行 わない 場 合 は 非 課 税 法 人 市 民 税 同 上 同 上 同 上 同 上 同 上 法 人 事 業 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 収 益 事 業 により 生 じた 所 得 のみ 課 税 普 通 法 人 と 同 様 の 扱 い 収 益 事 業 に 係 る 事 業 収 益 事 業 に 係 る 事 業 収 益 事 業 に 係 る 事 業 収 益 事 業 に 係 る 事 業 普 通 法 人 と 同 様 の 扱 い 事 業 所 税 所 床 面 積 及 び 従 業 者 所 床 面 積 及 び 従 業 者 所 床 面 積 及 び 従 業 者 所 床 面 積 及 び 従 業 者 給 与 総 額 のみ 課 税 給 与 総 額 のみ 課 税 給 与 総 額 のみ 課 税 給 与 総 額 のみ 課 税 35

認 可 地 縁 団 体 が 所 有 する 不 動 産 に 係 る 登 記 の 特 例 の 創 設 について 地 方 自 治 法 が 改 正 され 平 成 27 年 4 月 1 日 から 登 記 簿 に 表 示 された 所 有 者 が 既 に 亡 くなっている 等 相 続 人 の 確 定 に 手 間 がかかるために 移 転 登 記 が 困 難 な 状 況 となっている 場 合 一 定 の 手 続 きを 経 て 認 可 地 縁 団 体 名 義 での 登 記 を 行 うことが 可 能 となりました 申 請 要 件 (1)~(4)すべての 要 件 を 満 たしている 必 要 があります (1) 当 該 認 可 地 縁 団 体 が 当 該 不 動 産 を 所 有 していること (2) 当 該 不 動 産 を10 年 以 上 所 有 の 意 思 をもって 平 穏 かつ 公 然 と 占 有 していること (3) 当 該 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 又 はかつて 当 該 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 であった 者 が 当 該 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 となっていること (4) 当 該 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 全 部 又 は 一 部 の 所 在 が 知 れないこと 申 請 手 続 き (1) 申 請 要 件 を 満 たしている 認 可 地 縁 団 体 が 市 に 対 して 次 の 書 類 を 提 出 する 所 有 不 動 産 の 登 記 移 転 等 に 係 る 公 告 申 請 書 所 有 権 の 保 存 又 は 移 転 の 登 記 をしようとする 不 動 産 の 登 記 事 項 証 明 書 保 有 資 産 目 録 又 は 保 有 予 定 資 産 目 録 ( 当 該 書 類 に 記 載 がない 場 合 は 所 有 に 係 る 事 項 について 総 会 で 議 決 したことを 証 する 書 類 ) 申 請 者 が 代 表 であることを 証 する 書 類 申 請 要 件 に 該 当 することを 疎 明 するに 足 りる 資 料 < 下 記 参 照 > (2) 市 が 提 出 資 料 を 確 認 し 申 請 要 件 を 満 たしている 場 合 3か 月 以 上 の 公 告 を 行 う (3) 不 動 産 の 登 記 関 係 者 等 から 異 議 がなかった 場 合 市 が 認 可 地 縁 団 体 に 対 して 異 議 が なかった 旨 を 証 する 書 類 を 交 付 する (4) 認 可 地 縁 団 体 が 法 務 局 に 必 要 書 類 を 提 出 し 登 記 の 移 転 を 行 う < 申 請 要 件 に 該 当 することを 疎 明 するに 足 りる 資 料 > 要 件 (1) 当 該 認 可 地 縁 団 体 が 当 該 不 動 産 を 所 有 していること (2) 当 該 認 可 地 縁 団 体 が 当 該 不 動 産 を10 年 以 上 所 有 の 意 思 をもって 平 穏 かつ 公 然 と 占 有 していること * 要 件 (1)(2)を 疎 明 するに 足 りる 資 料 の 例 公 共 料 金 の 支 払 領 収 書 閉 鎖 登 記 簿 の 登 記 事 項 証 明 書 又 は 謄 本 旧 土 地 台 帳 の 写 し 固 定 資 産 税 の 納 税 証 明 書 固 定 資 産 税 課 税 台 帳 の 記 載 事 項 証 明 書 等 これらの 入 手 が 困 難 な 場 合 以 下 の 資 料 等 により 疎 明 することが 可 能 認 可 地 縁 団 体 が 申 請 不 動 産 を 所 有 又 は 占 有 していることについて 申 36

請 不 動 産 の 隣 地 の 所 有 権 の 登 記 名 義 人 や 申 請 不 動 産 の 所 在 地 に 係 る 地 域 の 実 情 に 精 通 した 者 等 の 証 言 を 記 載 した 書 面 認 可 地 縁 団 体 による 申 請 不 動 産 の 占 有 を 証 する 写 真 等 資 料 の 入 手 が 困 難 な 理 由 書 要 件 (3) 当 該 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 又 はかつて 当 該 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 であった 者 が 当 該 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 になっていること * 要 件 (3)を 疎 明 するに 足 りる 資 料 の 例 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 名 簿 市 区 町 村 が 保 有 する 地 縁 団 体 台 帳 墓 地 の 使 用 者 名 簿 ( 申 請 不 動 産 が 墓 地 である 場 合 ) 等 これらの 入 手 が 困 難 な 場 合 以 下 の 資 料 等 により 疎 明 することが 可 能 申 請 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 全 てが 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 又 はかつて 当 該 認 可 地 縁 団 体 の 構 成 員 であったものであ ることについて 申 請 不 動 産 の 所 在 地 に 係 る 精 通 者 等 の 証 言 を 記 載 し た 書 面 等 資 料 の 入 手 が 困 難 な 理 由 書 要 件 (4) 当 該 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 全 部 又 は 一 部 の 所 在 が 知 れないこと * 要 件 (4)を 疎 明 するに 足 りる 資 料 の 例 登 記 記 録 上 の 住 所 の 属 する 市 区 町 村 の 長 が 当 該 市 区 町 村 に 登 記 関 係 者 の 住 民 票 及 び 住 民 票 の 除 票 が 存 在 しないことを 証 明 した 書 面 登 記 記 録 上 の 住 所 に 宛 てた 登 記 関 係 者 宛 の 配 達 証 明 付 き 郵 便 が 不 到 達 で あった 旨 を 証 明 する 書 面 申 請 不 動 産 の 所 在 地 に 係 る 精 通 者 等 が 登 記 関 係 者 の 現 在 の 所 在 を 知 ら ない 旨 の 証 言 を 記 載 した 書 面 なお 全 部 又 は 一 部 の 所 在 が 知 れないこととは 全 部 の 所 在 が 知 れていること 以 外 は 全 て 含 まれることとなるため 登 記 関 係 者 のうち 少 なくとも 一 人 について 所 在 の 確 認 を 行 った 結 果 所 在 が 知 れないことを 疎 明 するに 足 りる 資 料 を 添 付 できれば 当 該 要 件 を 満 たすこととなります この 場 合 において 認 可 地 縁 団 体 が 当 該 事 項 を 疎 明 するに 当 たっては 所 在 が 判 明 している 登 記 関 係 者 から 特 例 制 度 の 申 請 を 行 うことについての 同 意 を 得 ておくこと が 望 ましいと 考 えられます 37

この 特 例 制 度 は 認 可 地 縁 団 体 が 所 有 する 不 動 産 について その 所 有 権 の 保 存 又 は 移 転 の 登 記 を 認 可 地 縁 団 体 のみの 申 請 により 可 能 とするものですが 不 動 産 登 記 は 対 抗 要 件 としての 公 示 制 度 と 位 置 づけられるものであり 当 該 不 動 産 の 所 有 権 の 有 無 を 確 定 させるものではありません 38

様 式 7 松 戸 市 長 あて 年 月 日 認 可 地 縁 団 体 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 名 称 所 在 地 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 印 住 所 所 有 不 動 産 の 登 記 移 転 等 に 係 る 公 告 申 請 書 地 方 自 治 法 第 260 条 の 38 第 1 項 の 規 定 により 当 認 可 地 縁 団 体 が 所 有 する 下 記 不 動 産 に ついて 所 有 権 の 保 存 又 は 移 転 の 登 記 をするため 公 告 をしてほしいので 別 添 書 類 を 添 えて 申 請 します 記 申 請 不 動 産 に 関 する 事 項 建 物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 土 地 地 目 面 積 所 在 地 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 氏 名 又 は 名 称 住 所 ( 別 添 書 類 ) 1 所 有 権 の 保 存 又 は 移 転 の 登 記 をしようとする 不 動 産 の 登 記 事 項 証 明 書 2 保 有 資 産 目 録 又 は 保 有 予 定 資 産 目 録 等 3 申 請 者 が 代 表 者 であることを 証 する 書 類 4 地 方 自 治 法 第 260 条 の38 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 項 を 疎 明 するに 足 りる 資 料 39

様 式 8 松 戸 市 長 あて 年 月 日 異 議 を 述 べる 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 印 住 所 申 請 不 動 産 の 登 記 移 転 等 に 係 る 異 議 申 出 書 地 方 自 治 法 第 260 条 の 38 第 2 項 の 規 定 による 公 告 に 基 づき 当 該 公 告 を 求 める 申 請 を 行 った 認 可 地 縁 団 体 が 申 請 不 動 産 の 所 有 権 の 保 存 又 は 移 転 の 登 記 をすることについて 下 記 のとおり 異 議 を 述 べる 旨 申 し 出 ます 記 1 公 告 に 関 する 事 項 (1) 申 請 を 行 った 認 可 地 縁 団 体 の 名 称 (2) 申 請 不 動 産 に 関 する 事 項 建 物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 土 地 地 目 面 積 所 在 地 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 氏 名 又 は 名 称 住 所 (3) 公 告 期 間 2 異 議 を 述 べる 登 記 関 係 者 等 の 別 申 請 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 申 請 不 動 産 の 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 相 続 人 申 請 不 動 産 の 所 有 権 を 有 することを 疎 明 する 者 3 異 議 の 内 容 ( 異 議 を 述 べる 理 由 等 ) ( 別 添 書 類 ) 申 請 不 動 産 の 登 記 事 項 証 明 書 住 民 票 の 写 し その 他 の 市 町 村 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( ) ( 注 )この 異 議 申 出 書 に 記 載 された 事 項 については その 後 の 当 事 者 間 での 協 議 等 を 円 滑 にするため 認 可 地 縁 団 体 に 通 知 されます 40

様 式 9 ( 申 請 団 体 ) 御 中 認 可 地 縁 団 体 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 名 称 所 在 地 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 住 所 第 号 年 月 日 松 戸 市 長 公 告 結 果 ( 承 諾 )の 情 報 提 供 について 地 方 自 治 法 第 260 条 の 38 第 1 項 の 規 定 により 年 月 日 付 け 文 書 をもって 申 請 のあ った 不 動 産 については 同 条 第 2 項 の 規 定 により 公 告 をした 結 果 登 記 関 係 者 等 が 同 項 の 期 間 内 に 異 議 を 述 べなかったため 同 条 第 3 項 の 規 定 により 貴 認 可 地 縁 団 体 が 当 該 不 動 産 の 所 有 権 の 保 存 又 は 移 転 の 登 記 をすることについて 登 記 関 係 者 の 承 諾 があったものとみ なすこととなりましたので 同 条 第 4 項 に 規 定 する 証 する 情 報 を 提 供 します 1 公 告 に 関 する 事 項 (1) 申 請 を 行 った 認 可 地 縁 団 体 の 名 称 (2) 申 請 不 動 産 に 関 する 事 項 建 物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 土 地 地 目 面 積 所 在 地 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 氏 名 又 は 名 称 住 所 (3) 公 告 期 間 2 公 告 の 結 果 1の 公 告 については 1(3)の 公 告 期 間 内 に 異 議 の 申 出 はありませんでした 41

様 式 10 ( 申 請 団 体 ) 御 中 認 可 地 縁 団 体 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 名 称 所 在 地 代 表 者 の 氏 名 及 び 住 所 氏 名 住 所 第 号 年 月 日 松 戸 市 長 公 告 結 果 ( 異 議 申 出 あり) 通 知 書 地 方 自 治 法 第 260 条 の 38 第 1 項 の 規 定 により 年 月 日 付 け 文 書 をもって 申 請 のあ った 不 動 産 については 同 条 第 2 項 の 規 定 により 公 告 をした 結 果 登 記 関 係 者 等 による 異 議 の 申 出 がありましたことを 同 条 第 5 項 の 規 定 に 基 づき 通 知 します 1 公 告 に 関 する 事 項 (1) 申 請 を 行 った 認 可 地 縁 団 体 の 名 称 (2) 申 請 不 動 産 に 関 する 事 項 建 物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 土 地 地 目 面 積 所 在 地 表 題 部 所 有 者 又 は 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 氏 名 又 は 名 称 住 所 (3) 公 告 期 間 2 異 議 の 内 容 等 (1) 異 議 を 述 べた 登 記 関 係 者 等 氏 名 住 所 登 記 関 係 者 等 の 別 (2) 異 議 を 述 べた 年 月 日 (3) 異 議 を 述 べた 理 由 等 42

関 係 法 令

地 方 自 治 法 ( 地 縁 による 団 体 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 町 又 は 字 の 区 域 その 他 市 町 村 内 の 一 定 の 区 域 に 住 所 を 有 す る 者 の 地 縁 に 基 づいて 形 成 された 団 体 ( 以 下 本 条 において 地 縁 による 団 体 という )は 地 域 的 な 共 同 活 動 のための 不 動 産 又 は 不 動 産 に 関 する 権 利 等 を 保 有 するため 市 町 村 長 の 認 可 を 受 けたときは その 規 約 に 定 める 目 的 の 範 囲 内 において 権 利 を 有 し 義 務 を 負 う 2 前 項 の 認 可 は 地 縁 による 団 体 のうち 次 に 掲 げる 要 件 に 該 当 するものにつ いて その 団 体 の 代 表 者 が 総 務 省 令 で 定 めるところにより 行 う 申 請 に 基 づいて 行 う 一 その 区 域 の 住 民 相 互 の 連 絡 環 境 の 整 備 集 会 施 設 の 維 持 管 理 等 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 する 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 うことを 目 的 とし 現 にその 活 動 を 行 つていると 認 められること 二 その 区 域 が 住 民 にとつて 客 観 的 に 明 らかなものとして 定 められているこ と 三 その 区 域 に 住 所 を 有 するすべての 個 人 は 構 成 員 となることができるもの とし その 相 当 数 の 者 が 現 に 構 成 員 となつていること 四 規 約 を 定 めていること 3 規 約 には 次 に 掲 げる 事 項 が 定 められていなければならない 一 目 的 二 名 称 三 区 域 四 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 五 構 成 員 の 資 格 に 関 する 事 項 六 代 表 者 に 関 する 事 項 七 会 議 に 関 する 事 項 八 資 産 に 関 する 事 項 4 第 二 項 第 二 号 の 区 域 は 当 該 地 縁 による 団 体 が 相 当 の 期 間 にわたつて 存 続 している 区 域 の 現 況 によらなければならない 5 市 町 村 長 は 地 縁 による 団 体 が 第 二 項 各 号 に 掲 げる 要 件 に 該 当 していると 43

認 めるときは 第 一 項 の 認 可 をしなければならない 6 第 一 項 の 認 可 は 当 該 認 可 を 受 けた 地 縁 による 団 体 を 公 共 団 体 その 他 の 行 政 組 織 の 一 部 とすることを 意 味 するものと 解 釈 してはならない 7 第 一 項 の 認 可 を 受 けた 地 縁 による 団 体 ( 以 下 認 可 地 縁 団 体 という ) は 正 当 な 理 由 がない 限 り その 区 域 に 住 所 を 有 する 個 人 の 加 入 を 拒 んではな らない 8 認 可 地 縁 団 体 は 民 主 的 な 運 営 の 下 に 自 主 的 に 活 動 するものとし 構 成 員 に 対 し 不 当 な 差 別 的 取 扱 いをしてはならない 9 認 可 地 縁 団 体 は 特 定 の 政 党 のために 利 用 してはならない 10 市 町 村 長 は 第 一 項 の 認 可 をしたときは 総 務 省 令 で 定 めるところにより これを 告 示 しなければならない 告 示 した 事 項 に 変 更 があつたときも また 同 様 とする 11 認 可 地 縁 団 体 は 前 項 の 規 定 に 基 づいて 告 示 された 事 項 に 変 更 があつたと きは 総 務 省 令 で 定 めるところにより 市 町 村 長 に 届 け 出 なければならない 12 何 人 も 市 町 村 長 に 対 し 総 務 省 令 で 定 めるところにより 第 十 項 の 規 定 により 告 示 した 事 項 に 関 する 証 明 書 の 交 付 を 請 求 することができる この 場 合 において 当 該 請 求 をしようとする 者 は 郵 便 又 は 信 書 便 により 当 該 証 明 書 の 送 付 を 求 めることができる 13 認 可 地 縁 団 体 は 第 十 項 の 告 示 があるまでは 認 可 地 縁 団 体 となつたこと 及 び 第 十 項 の 規 定 に 基 づいて 告 示 された 事 項 をもつて 第 三 者 に 対 抗 すること ができない 14 市 町 村 長 は 認 可 地 縁 団 体 が 第 二 項 各 号 に 掲 げる 要 件 のいずれかを 欠 くこ ととなつたとき 又 は 不 正 な 手 段 により 第 一 項 の 認 可 を 受 けたときは その 認 可 を 取 り 消 すことができる 15 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 ( 平 成 十 八 年 法 律 第 四 十 八 号 ) 第 四 条 及 び 第 七 十 八 条 の 規 定 は 認 可 地 縁 団 体 に 準 用 する 16 認 可 地 縁 団 体 は 法 人 税 法 ( 昭 和 四 十 年 法 律 第 三 十 四 号 )その 他 法 人 税 に 関 する 法 令 の 規 定 の 適 用 については 同 法 第 二 条 第 六 号 に 規 定 する 公 益 法 人 等 とみなす この 場 合 において 同 法 第 三 十 七 条 の 規 定 を 適 用 する 場 合 には 同 条 第 四 項 中 公 益 法 人 等 ( とあるのは 公 益 法 人 等 ( 地 方 自 治 法 ( 昭 和 二 十 二 年 法 律 第 六 十 七 号 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 第 七 項 に 規 定 する 認 可 地 縁 団 体 ( 以 下 認 44

可 地 縁 団 体 という ) 並 びに と 同 法 第 六 十 六 条 の 規 定 を 適 用 する 場 合 に は 同 条 第 一 項 及 び 第 二 項 中 普 通 法 人 とあるのは 普 通 法 人 ( 認 可 地 縁 団 体 を 含 む ) と 同 条 第 三 項 中 公 益 法 人 等 ( とあるのは 公 益 法 人 等 ( 認 可 地 縁 団 体 及 び とする 17 認 可 地 縁 団 体 は 消 費 税 法 ( 昭 和 六 十 三 年 法 律 第 百 八 号 )その 他 消 費 税 に 関 する 法 令 の 規 定 の 適 用 については 同 法 別 表 第 三 に 掲 げる 法 人 とみなす ( 規 約 の 変 更 ) 第 二 百 六 十 条 の 三 認 可 地 縁 団 体 の 規 約 は 総 構 成 員 の 四 分 の 三 以 上 の 同 意 が あるときに 限 り 変 更 することができる ただし 当 該 規 約 に 別 段 の 定 めがあ るときは この 限 りでない 2 前 項 の 規 定 による 規 約 の 変 更 は 市 町 村 長 の 認 可 を 受 けなければ その 効 力 を 生 じない ( 財 産 の 目 録 及 び 構 成 員 名 簿 ) 第 二 百 六 十 条 の 四 認 可 地 縁 団 体 は 認 可 を 受 ける 時 及 び 毎 年 一 月 から 三 月 ま での 間 に 財 産 目 録 を 作 成 し 常 にこれをその 主 たる 事 務 所 に 備 え 置 かなければ ならない ただし 特 に 事 業 年 度 を 設 けるものは 認 可 を 受 ける 時 及 び 毎 事 業 年 度 の 終 了 の 時 に 財 産 目 録 を 作 成 しなければならない 2 認 可 地 縁 団 体 は 構 成 員 名 簿 を 備 え 置 き 構 成 員 の 変 更 があるごとに 必 要 な 変 更 を 加 えなければならない ( 代 表 者 ) 第 二 百 六 十 条 の 五 認 可 地 縁 団 体 には 一 人 の 代 表 者 を 置 かなければならない ( 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 ) 第 二 百 六 十 条 の 六 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 は 認 可 地 縁 団 体 のすべての 事 務 に ついて 認 可 地 縁 団 体 を 代 表 する ただし 規 約 の 規 定 に 反 することはできず また 総 会 の 決 議 に 従 わなければならない ( 代 表 者 の 代 表 権 の 制 限 ) 第 二 百 六 十 条 の 七 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 の 代 表 権 に 加 えた 制 限 は 善 意 の 第 三 者 に 対 抗 することができない ( 代 表 者 の 代 理 行 為 の 委 任 ) 第 二 百 六 十 条 の 八 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 は 規 約 又 は 総 会 の 決 議 によつて 禁 止 されていないときに 限 り 特 定 の 行 為 の 代 理 を 他 人 に 委 任 することができる 45

( 仮 代 表 者 ) 第 二 百 六 十 条 の 九 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 が 欠 けた 場 合 において 事 務 が 遅 滞 することにより 損 害 を 生 ずるおそれがあるときは 裁 判 所 は 利 害 関 係 人 又 は 検 察 官 の 請 求 により 仮 代 表 者 を 選 任 しなければならない ( 利 益 相 反 行 為 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 認 可 地 縁 団 体 と 代 表 者 との 利 益 が 相 反 する 事 項 については 代 表 者 は 代 表 権 を 有 しない この 場 合 においては 裁 判 所 は 利 害 関 係 人 又 は 検 察 官 の 請 求 により 特 別 代 理 人 を 選 任 しなければならない ( 監 事 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 一 認 可 地 縁 団 体 には 規 約 又 は 総 会 の 決 議 で 一 人 又 は 数 人 の 監 事 を 置 くことができる ( 監 事 の 職 務 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 二 認 可 地 縁 団 体 の 監 事 の 職 務 は 次 のとおりとする 一 財 産 の 状 況 を 監 査 すること 二 代 表 者 の 業 務 の 執 行 の 状 況 を 監 査 すること 三 財 産 の 状 況 又 は 業 務 の 執 行 について 法 令 若 しくは 規 約 に 違 反 し 又 は 著 しく 不 当 な 事 項 があると 認 めるときは 総 会 に 報 告 をすること 四 前 号 の 報 告 をするため 必 要 があるときは 総 会 を 招 集 すること ( 通 常 総 会 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 三 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 は 少 なくとも 毎 年 一 回 構 成 員 の 通 常 総 会 を 開 かなければならない ( 臨 時 総 会 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 四 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 は 必 要 があると 認 めるときは いつでも 臨 時 総 会 を 招 集 することができる 2 総 構 成 員 の 五 分 の 一 以 上 から 会 議 の 目 的 である 事 項 を 示 して 請 求 があつた ときは 認 可 地 縁 団 体 の 代 表 者 は 臨 時 総 会 を 招 集 しなければならない ただ し 総 構 成 員 の 五 分 の 一 の 割 合 については 規 約 でこれと 異 なる 割 合 を 定 める ことができる ( 総 会 の 招 集 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 五 認 可 地 縁 団 体 の 総 会 の 招 集 の 通 知 は 総 会 の 日 より 少 な くとも 五 日 前 に その 会 議 の 目 的 である 事 項 を 示 し 規 約 で 定 めた 方 法 に 従 つ 46

てしなければならない ( 認 可 地 縁 団 体 の 事 務 の 執 行 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 六 認 可 地 縁 団 体 の 事 務 は 規 約 で 代 表 者 その 他 の 役 員 に 委 任 したものを 除 き すべて 総 会 の 決 議 によつて 行 う ( 総 会 の 決 議 事 項 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 七 認 可 地 縁 団 体 の 総 会 においては 第 二 百 六 十 条 の 十 五 の 規 定 によりあらかじめ 通 知 をした 事 項 についてのみ 決 議 をすることができる ただし 規 約 に 別 段 の 定 めがあるときは この 限 りでない ( 構 成 員 の 表 決 権 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 八 認 可 地 縁 団 体 の 各 構 成 員 の 表 決 権 は 平 等 とする 2 認 可 地 縁 団 体 の 総 会 に 出 席 しない 構 成 員 は 書 面 で 又 は 代 理 人 によつて 表 決 をすることができる 3 前 二 項 の 規 定 は 規 約 に 別 段 の 定 めがある 場 合 には 適 用 しない ( 表 決 権 のない 場 合 ) 第 二 百 六 十 条 の 十 九 認 可 地 縁 団 体 と 特 定 の 構 成 員 との 関 係 について 議 決 をす る 場 合 には その 構 成 員 は 表 決 権 を 有 しない ( 認 可 地 縁 団 体 の 解 散 事 由 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 認 可 地 縁 団 体 は 次 に 掲 げる 事 由 によつて 解 散 する 一 規 約 で 定 めた 解 散 事 由 の 発 生 二 破 産 手 続 開 始 の 決 定 三 認 可 の 取 消 し 四 総 会 の 決 議 五 構 成 員 が 欠 けたこと ( 解 散 の 決 議 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 一 認 可 地 縁 団 体 は 総 構 成 員 の 四 分 の 三 以 上 の 賛 成 がな ければ 解 散 の 決 議 をすることができない ただし 規 約 に 別 段 の 定 めがある ときは この 限 りでない ( 認 可 地 縁 団 体 についての 破 産 手 続 の 開 始 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 二 認 可 地 縁 団 体 がその 債 務 につきその 財 産 をもつて 完 済 することができなくなつた 場 合 には 裁 判 所 は 代 表 者 若 しくは 債 権 者 の 申 立 てにより 又 は 職 権 で 破 産 手 続 開 始 の 決 定 をする 47

2 前 項 に 規 定 する 場 合 には 代 表 者 は 直 ちに 破 産 手 続 開 始 の 申 立 てをしな ければならない ( 清 算 中 の 認 可 地 縁 団 体 の 能 力 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 三 解 散 した 認 可 地 縁 団 体 は 清 算 の 目 的 の 範 囲 内 におい て その 清 算 の 結 了 に 至 るまではなお 存 続 するものとみなす ( 精 算 人 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 四 認 可 地 縁 団 体 が 解 散 したときは 破 産 手 続 開 始 の 決 定 による 解 散 の 場 合 を 除 き 代 表 者 がその 清 算 人 となる ただし 規 約 に 別 段 の 定 めがあるとき 又 は 総 会 において 代 表 者 以 外 の 者 を 選 任 したときは この 限 りでない ( 裁 判 所 による 清 算 人 の 選 任 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 五 前 条 の 規 定 により 清 算 人 となる 者 がないとき 又 は 清 算 人 が 欠 けたため 損 害 を 生 ずるおそれがあるときは 裁 判 所 は 利 害 関 係 人 若 しくは 検 察 官 の 請 求 により 又 は 職 権 で 清 算 人 を 選 任 することができる ( 清 算 人 の 解 任 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 六 重 要 な 事 由 があるときは 裁 判 所 は 利 害 関 係 人 若 し くは 検 察 官 の 請 求 により 又 は 職 権 で 認 可 地 縁 団 体 の 清 算 人 を 解 任 することが できる ( 清 算 人 の 職 務 及 び 権 限 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 七 認 可 地 縁 団 体 の 清 算 人 の 職 務 は 次 のとおりとする 一 現 務 の 結 了 二 債 権 の 取 立 て 及 び 債 務 の 弁 済 三 残 余 財 産 の 引 渡 し 2 清 算 人 は 前 項 各 号 に 掲 げる 職 務 を 行 うために 必 要 な 一 切 の 行 為 をするこ とができる ( 債 権 の 申 出 の 催 告 等 ) 第 二 百 六 十 条 の 二 十 八 認 可 地 縁 団 体 の 清 算 人 は その 就 職 の 日 から 二 箇 月 以 内 に 少 なくとも 三 回 の 公 告 をもつて 債 権 者 に 対 し 一 定 の 期 間 内 にその 債 権 の 申 出 をすべき 旨 の 催 告 をしなければならない この 場 合 において その 期 間 は 二 箇 月 を 下 ることができない 2 前 項 の 公 告 には 債 権 者 がその 期 間 内 に 申 出 をしないときは 清 算 から 除 斥 48