Microsoft Word リスク説明書(HP掲載用:消費税対応)



Similar documents
は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

弁護士報酬規定(抜粋)

<4D F736F F D F5A91EE8BC F368C8E3393FA8DC48D F C8E323893FA916493C B95AA8D CE3816A>

住 宅 融 資 の 仕 組 み 住 宅 融 資 は 独 政 法 住 宅 融 援 機 構 ( 以 下 機 構 といいます )が う 融 機 関 の 住 宅 ローン 貸 出 に 対 する 公 的 な 信 用 です 住 宅 融 資 は 融 機 関 の う 住 宅 ローン 貸 出 の 損 害 を 填 補 す

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

<4D F736F F D20975A817C D9195DB8FD88F5A91EE838D815B F824F A2E646F63>

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

住宅税制について

南伊豆町空き家バンクリフォーム等補助金交付要綱

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

SBIAQ確認検査業務手数料規定

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

幕別町定住促進住宅建設費補助金交付要綱

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>


3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

第一部【証券情報】

失 によって 告 知 事 項 について 事 実 を 告 げずまたは 不 実 のことを 告 げたときは 共 済 契 約 者 に 対 する 書 面 による 通 知 をもって 共 済 契 約 を 解 除 することができます た だし 当 組 合 がその 事 実 を 知 りまたは 過 失 によってこれを 知

2 省 エネルギー 性 耐 震 性 及 バリアフリー 性 を 満 たす 住 宅 とは 新 築 住 宅 既 存 住 宅 ( 中 古 住 宅 ) 増 改 築 等 次 のいずれかの 住 宅 が 対 象 次 のいずれかの 住 宅 が 対 象 次 のいずれかの 住 宅 が 対 象 級 4の 住 宅 一 次 エ

ÿþr‰!nn0.z^Ÿ

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

【労働保険事務組合事務処理規約】

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

5 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 特 例 一 定 の 要 件 を 満 たした 中 古 住 宅 を 取 得 するために 65 歳 未 満 の 直 系 尊 属 から 贈 与 を 受 けた 贈 与 税 について 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 利 用 を 受 けられる 特 例 6 贈 与

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

Taro-事務処理要綱250820

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

                                         2008

新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

スライド 1

様 式 第 2 号 ( 第 7 条 関 係 中 古 住 宅 賃 借 の 場 合 ) ( 記 入 例 ) 提 出 時 にご 記 入 ください 平 成 年 月 日 泉 佐 野 市 長 様 申 請 者 泉 佐 野 市 空 き 家 バンクに 登 録 され ている 物 件 を 借 りた 場 合 の 引 越 費

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

教育資金管理約款

PowerPoint プレゼンテーション

に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

Aucun titre de diapositive

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Ⅴ Ⅵ 目 予 算 編 成 のフローチャートと 決 算 書 類 19 図 表 6 予 算 編 成 のフローチャート 20 図 表 7 収 支 報 告 書 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 備 品 台 帳 モデル 21 滞 納 金 回 収 に 関 する 管 理 会 社 の 業 務 と 役 割 25

Taro-38 H 財形貯蓄事務取

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

Microsoft PowerPoint - 税制上の特例.pptx

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前


<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>


適合証明業務手数料規程

マスミューチュアル 定 額 終 身 保 険 の 特 徴 としくみ Point 1 健 康 状 態 の 告 知 は Point 2 ありません 固 定 利 率 で る 保 険 す 契 約 積 立 す * 被 保 険 者 が 入 院 中 の 場 合 など ご 加 入 いただけない 場 合 がございます

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

(12) 配当所得の収入金額の収入すべき時期

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

4. 借 入 金 額 100 万 円 以 上 1 億 円 以 内 (1 万 円 単 位 ) 5. 借 入 期 間 3 年 以 上 35 年 以 内 (6 か 月 単 位 ) 6 か 月 以 内 の 据 置 が 可 能 です 中 古 マンション: 50 年 - 建 築 後 経 過 年 数 ( 最 長

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

(3) 区 分 所 有 法 第 7 条 の 先 取 特 権 の 実 行 滞 納 管 理 費 等 に 係 る 債 権 は 区 分 所 有 法 第 7 条 の 先 取 特 権 の 被 担 保 債 権 となってい るため 債 務 名 義 ( 確 定 判 決 等 )を 取 得 せずとも 先 取 特 権 の

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

(7) 公 共 施 設 における 建 築 物 (1 敷 地 における 延 床 面 積 の 合 計 が 5,000 m2 以 上 )の 劣 化 につ いての 調 査 ( 劣 化 度 調 査 健 全 度 調 査 等 )の 実 績 があること (8) 公 共 施 設 における 建 築 物 (1 敷 地 に

スライド 1

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり


目 次 ( 資 産 の 部 金 融 資 産 ) 1. 資 金 4 1 資 金 明 細 台 帳 ( 資 産 負 債 整 簿 ) 5 2 資 金 の 明 細 台 帳 ( 付 属 明 細 表 ) 5 2. 税 等 未 収 金 6 3 債 権 債 務 整 台 帳 ( 資 産 負 債 整 簿 ) 6 4 当

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word )40期決算公開用.doc


< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

(8) 評 点 2012 年 改 訂 版 高 知 県 木 造 住 宅 耐 震 診 断 マニュアル( 平 成 27 年 6 月 発 行 ) に 基 づく 耐 震 診 断 による 上 部 構 造 評 点 のうち 最 小 の 値 又 は 2012 年 改 訂 版 高 知 県 木 造 住 宅 耐 震 診 断

東久留米市訓令乙第   号

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

<4D F736F F D F303088A4926D8CA78E8497A EF68BC697BF93998C798CB895E28F958BE08CF D6A2E646F63>

奨学資金の受領から返還までの手続

第1章 総則

Taro-契約条項(全部)

Transcription:

家 賃 返 済 特 約 付 きフラット35に 関 する 覚 書 に 関 する 制 度 リスク 説 明 Ⅰ 制 度 内 容 について< 住 宅 金 融 支 援 機 構 が 実 施 する 内 容 の 説 明 > 1~17は 住 宅 金 融 支 援 機 構 が 実 施 する 家 賃 返 済 特 約 付 きフラット35 の 制 度 内 容 留 意 点 等 についての 説 明 です なお 本 内 容 については 移 住 住 みかえ 支 援 機 構 が 責 任 を 負 うものではありません 1 家 賃 返 済 特 約 付 きフラット35とは 覚 書 により 次 の 特 約 をフラット35の 借 入 時 に 設 定 する 制 度 です フラット35の 返 済 が 困 難 となったとき 又 は 困 難 となる 懸 念 があり 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 ( 以 下 住 宅 機 構 といいます )が 実 施 する 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 ( 住 宅 機 構 が 定 める 条 件 に 該 当 した 場 合 において 住 宅 機 構 が 定 める 返 済 方 法 の 変 更 をいい 詳 しくは9 及 び 10 を 参 照 以 下 同 じ )により 返 済 方 法 を 変 更 するとともに 一 般 社 団 法 人 移 住 住 みかえ 支 援 機 構 ( 以 下 J TI といいます )が 実 施 するマイホーム 借 上 げ 制 度 を 利 用 して 融 資 住 宅 をJTIに 賃 貸 し そ の 賃 料 収 入 により 以 後 のフラット35の 返 済 を 継 続 できる 特 約 ( 以 下 家 賃 返 済 特 約 といいます ) 2 家 賃 返 済 特 約 は 今 回 借 り 入 れる 資 金 で 取 得 する 住 宅 ( 以 下 対 象 住 宅 といいます )を 将 来 一 時 的 に 賃 貸 し その 賃 料 を 住 宅 ローンの 返 済 に 充 当 するというものです 対 象 住 宅 に 住 み 続 けたま までは 家 賃 返 済 特 約 に 基 づく 返 済 ( 以 下 家 賃 返 済 といいます )を 利 用 することはできません 3 家 賃 返 済 が 適 用 されるのは 覚 書 の 規 定 にしたがってJTIが 対 象 住 宅 を 借 り 上 げる 場 合 に 限 られます 他 の 賃 借 人 が 対 象 住 宅 を 借 り 上 げる 場 合 や 覚 書 の 規 定 によらずにJTIが 借 り 上 げ る 場 合 は 家 賃 返 済 は 適 用 されません 4 家 賃 返 済 が 適 用 されるためには 次 の 条 件 を 全 て 満 たす 必 要 があります なお これらの 条 件 は 平 成 23 年 7 月 7 日 現 在 のものであり 家 賃 返 済 適 用 時 において 変 更 される 可 能 性 があります (1) 家 賃 返 済 を 希 望 する 時 点 の 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 の 適 用 を 受 けるための 条 件 を 満 たすこと (この 条 件 は 家 賃 返 済 を2 回 目 以 降 適 用 する 場 合 は 不 要 とします ) 詳 しくは5から10まで を 参 照 (2) JTIが 保 証 する 最 低 保 証 賃 料 が 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 による 返 済 方 法 の 変 更 後 の 毎 月 の 返 済 額 よりも 大 きいこと 詳 しくは5から10までを 参 照 (3) ボーナス 併 用 償 還 を 利 用 している 場 合 は 家 賃 返 済 適 用 時 にボーナス 併 用 償 還 を 取 り 止 め 毎 月 払 いによる 償 還 のみとすること (4) 元 金 均 等 返 済 を 利 用 している 場 合 は 家 賃 返 済 適 用 時 に 元 利 均 等 返 済 に 変 更 すること (5) 家 賃 返 済 の 適 用 時 に 延 滞 及 び 期 限 の 利 益 喪 失 事 由 が 発 生 していないこと 詳 しくは11を 参 照 (6) 債 務 者 がJTIに 対 して 有 する 借 上 賃 料 債 権 に 住 宅 機 構 が 譲 渡 担 保 を 設 定 し JTIからの 借 上 賃 料 を 住 宅 機 構 が 返 済 金 として 直 接 受 領 する 旨 の 契 約 をすること 詳 しくは12を 参 照 (7) JTIが 定 める 借 上 げ 基 準 を 満 たし 転 借 人 が 決 まり 次 第 JTIが 住 宅 を 借 り 上 げること 詳 しくは 20 及 び21を 参 照 (8) 住 宅 機 構 及 び 住 宅 機 構 が 業 務 を 委 託 している 金 融 機 関 ( 以 下 受 託 金 融 機 関 といいます )に おいて 債 権 保 全 の 観 点 から 適 用 を 認 めるべきではないと 判 断 する 特 段 の 事 情 がないこと 5 債 務 者 は フラット35の 返 済 中 に 返 済 困 難 となったとき 又 は 返 済 困 難 となる 懸 念 があり 家 賃 返 済 を 希 望 する 場 合 は 住 宅 機 構 の 受 託 金 融 機 関 に 所 定 の 方 法 で 申 請 を 行 います 6 住 宅 機 構 は 5の 申 請 があった 場 合 は JTIに 賃 料 査 定 を 依 頼 し JTIが 通 知 する 想 定 最 低 保 証 賃 料 を 含 む 査 定 賃 料 に 基 づき 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 を 適 用 して 毎 月 の 返 済 額 を 減 額 す ることにより 最 低 保 証 賃 料 で 返 済 継 続 が 可 能 かなど 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 による 返 済 方 法 の 変 更 の 可 否 等 について 審 査 し その 結 果 を 債 務 者 に 通 知 します なお JTIが 行 う 賃 料 査 定 の 費 用 については 債 務 者 が 負 担 することとなりますので ご 注 意 ください ( 注 ) 審 査 の 対 象 となる 毎 月 の 返 済 額 については 次 の 事 項 にご 注 意 ください 1

1フラット35S 段 階 金 利 又 は 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 で 据 置 期 間 を 設 定 したことに より 返 済 開 始 後 に 返 済 額 が 増 額 する 場 合 は 増 額 後 の 返 済 額 でも 返 済 継 続 が 可 能 か 審 査 します 2ボーナス 返 済 を 利 用 している 場 合 は ボーナス 返 済 利 用 なしに 変 更 した 後 の 返 済 額 となります 3 元 金 均 等 返 済 を 利 用 している 場 合 は 元 利 均 等 返 済 に 変 更 した 後 の 返 済 額 となります 7 債 務 者 は 6の 審 査 の 結 果 住 宅 機 構 が 家 賃 返 済 の 適 用 を 認 めた 場 合 に 限 り JTIにマイホ ーム 借 上 げを 申 請 することができます 住 宅 機 構 が 家 賃 返 済 を 適 用 すべきでないと 判 断 した 場 合 は 家 賃 返 済 によるフラット35の 返 済 継 続 はできません 8 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 は 債 務 者 が 家 賃 返 済 の 適 用 を 申 請 した 時 点 で 住 宅 機 構 が 行 っている 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 の 内 容 によります その 時 点 で 実 施 している 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 については 住 宅 機 構 ホームページ (http://www.flat35.com/user/index.html) 等 で 確 認 することができます なお 家 賃 返 済 を 希 望 する 時 点 で 住 宅 機 構 が 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 を 実 施 していない 場 合 には 家 賃 返 済 は 適 用 されません 9 及 び10は 平 成 23 年 4 月 現 在 において 住 宅 機 構 が 実 施 している 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 の 内 容 です 9 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 の 内 容 は 以 下 のとおりです (1) 10 の(1)から(3)までの 条 件 を 満 たす 場 合 上 限 期 間 を 超 える 返 済 期 間 の 延 長 ( 最 長 15 年 ) (2) 10 の(1)から(4)までの 条 件 を 満 たす 場 合 上 限 期 間 を 超 える 返 済 期 間 の 延 長 ( 最 長 15 年 ) 据 置 期 間 設 定 ( 最 長 3 年 ) 据 置 期 間 中 の 金 利 引 下 げ 10 住 宅 機 構 が 実 施 する 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 には 次 の(1)から(3)(9の(2)を 適 用 する 場 合 は (1)から(4))までの 条 件 があります なお 家 賃 返 済 を 適 用 する 場 合 は (3)の 条 件 については 満 たしているとみなします (1) 最 近 の 不 況 による 倒 産 などの 勤 務 先 等 の 事 情 により 返 済 が 困 難 となったこと (2) 以 下 の 収 入 基 準 のいずれかを 満 たすこと ア 収 入 倍 率 ( 年 収 / 住 宅 機 構 への 年 間 総 返 済 額 )が4 倍 以 下 イ 収 入 月 額 が( 世 帯 人 員 64,000 円 ) 以 下 ウ 住 宅 ローン( 住 宅 機 構 に 加 え 民 間 等 の 住 宅 ローンを 含 みます )の 年 間 総 返 済 額 の 年 収 に 対 する 割 合 が 年 収 に 応 じて 下 表 の 割 合 ( 返 済 負 担 率 )を 超 え 収 入 減 少 割 合 が20% 以 上 収 入 減 少 割 合 は 原 則 として 次 の 式 により 計 算 します ( 前 々 年 の 収 入 額 - 前 年 の 収 入 額 )/ 前 々 年 の 収 入 額 100(%) 年 収 300 万 円 未 満 300 万 円 以 上 400 万 円 以 上 700 万 円 以 上 400 万 円 未 満 700 万 円 未 満 返 済 負 担 率 30% 35% 40% 45% (3) 特 例 措 置 の 適 用 により 今 後 の 返 済 を 継 続 できること (4) 失 業 していること 又 は 収 入 減 少 割 合 が20% 以 上 であること 11 債 務 者 がJTIにマイホーム 借 上 げ 申 請 を 行 い JTIが 建 物 診 断 を 実 施 した 上 でマイホーム 借 上 げ 申 請 を 受 理 した 場 合 は 住 宅 機 構 が 承 認 した 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 に 基 づき 債 務 者 が 受 託 金 融 機 関 と 借 入 時 に 締 結 した 金 銭 消 費 貸 借 契 約 ( 以 下 原 契 約 といいます )の 変 更 契 約 ( 以 下 変 更 契 約 といいます )を 締 結 します(ただし 家 賃 返 済 を2 回 目 以 降 適 用 する 場 合 は 変 更 契 約 の 締 結 が 不 要 となる 場 合 があります ) 変 更 契 約 を 締 結 後 住 宅 機 構 が 承 認 した 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 に 基 づいた 返 済 が 開 始 されま すが JTIはマイホーム 借 上 げ 申 請 を 受 理 してから 転 借 人 を 募 集 するので 債 務 者 は 転 借 人 が 決 定 するまではJTIからの 賃 料 支 払 がない 状 態 で 返 済 を 継 続 する 必 要 があり 原 契 約 第 3 条 に 定 める 期 限 の 利 益 喪 失 事 由 が 発 生 した 場 合 は 債 務 者 は 期 限 の 利 益 を 失 い 直 ちにフラット3 2

5の 債 務 の 全 額 を 一 括 で 返 済 することになります 詳 しくは23 を 参 照 12 家 賃 返 済 が 適 用 された 場 合 には 住 宅 機 構 はJTIが 債 務 者 に 支 払 うべき 借 上 賃 料 に 担 保 権 ( 譲 渡 担 保 )を 設 定 することになっていますので JTIが 債 務 者 に 支 払 うべき 借 上 賃 料 は 住 宅 機 構 の 受 託 金 融 機 関 に 直 接 支 払 われます なお 譲 渡 担 保 設 定 に 要 する 費 用 は 債 務 者 の 負 担 となります 13 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 を 適 用 すると 毎 月 返 済 額 は 減 額 されますが 総 返 済 額 は 増 額 します 14 JTIから 賃 料 が 支 払 われ JTIの 定 める 最 低 保 証 賃 料 が 毎 月 の 返 済 額 を 上 回 り かつ 家 賃 返 済 が 継 続 している 間 は 延 滞 が 生 じることがありませんので 延 滞 を 理 由 として 期 限 の 利 益 を 喪 失 させ 抵 当 権 を 実 行 することはありませんが それ 以 外 に 原 契 約 第 3 条 に 定 める 期 限 の 利 益 の 喪 失 事 由 ( 債 務 者 の 破 産 等 )が 発 生 した 場 合 は 住 宅 機 構 が 期 限 の 利 益 を 喪 失 させ 抵 当 権 実 行 等 を 行 うことがあります 15 次 のいずれかの 場 合 には 家 賃 返 済 が 行 われている 場 合 であっても 家 賃 返 済 は 終 了 します (1) JTIと 債 務 者 との 間 の 住 宅 借 上 契 約 の 解 約 事 由 又 は 終 了 事 由 が 生 じた 場 合 (2) JTIの 最 低 保 証 賃 料 が 下 落 した 結 果 住 宅 機 構 が 家 賃 返 済 を 継 続 させることが 相 当 でないと 判 断 した 場 合 (3) 覚 書 が 解 除 された 場 合 詳 しくは 16を 参 照 16 次 のいずれかの 場 合 には 覚 書 は 解 除 されます (1) 覚 書 を 締 結 後 対 象 住 宅 について 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 証 明 書 の 発 行 を 受 けることが できないとき (2) 覚 書 を 締 結 後 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 証 明 書 の 発 行 を 受 けた 対 象 住 宅 について 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 に 適 合 しないことが 判 明 したとき (3) 債 務 者 の 住 宅 機 構 に 対 する 債 務 が 完 済 等 により 消 滅 したとき (4) 債 務 者 に 期 限 の 利 益 喪 失 事 由 が 発 生 したとき (5) 住 宅 機 構 を 解 散 させる 法 令 が 施 行 されたことにより 住 宅 機 構 が 解 散 した 場 合 等 住 宅 機 構 の 行 う 証 券 化 支 援 事 業 の 運 営 が 著 しく 困 難 となったとき (6) JTIが 住 宅 機 構 の 定 める 住 宅 借 上 げ 機 関 としての 基 準 に 該 当 せず 住 宅 機 構 とJTIとの 覚 書 が 解 除 されたとき 17 借 入 申 込 者 は 本 覚 書 との 関 係 において 必 要 が 生 じた 場 合 は 住 宅 機 構 が 借 入 申 込 者 に 関 する 個 人 情 報 本 件 住 宅 ローンの 条 件 その 他 住 宅 機 構 が 必 要 と 認 める 情 報 をJTIに 開 示 すること をあらかじめ 同 意 します 3

18 JTIはマイホーム 借 上 げ 制 度 を 運 営 する 非 営 利 法 人 です マイホーム 借 上 げ 制 度 は 主 に50 歳 以 上 のシニア 層 からマイホームを 一 生 涯 借 り 上 げ 子 育 て 層 などに 転 貸 して 運 用 し 万 が 一 空 き 家 空 き 室 になっても 一 定 の 家 賃 を 保 証 するというもので JTIの 家 賃 債 務 には 財 団 法 人 高 齢 者 住 宅 財 団 に 拠 出 された 国 の 基 金 を 通 じて 債 務 保 証 がなされています 19 家 賃 返 済 特 約 は JTIの 定 める 要 件 を 満 たす 長 寿 命 住 宅 について 上 記 マイホーム 借 上 げ 制 度 の 年 齢 制 限 を 撤 廃 することによって 住 宅 ローンの 返 済 に 同 制 度 に 基 づいて 支 払 われる 安 定 的 な 家 賃 を 一 定 の 条 件 に 該 当 する 場 合 に 充 当 することができるようにする 特 約 です この 結 果 覚 書 の 規 定 で 特 に 定 めている 場 合 を 除 いて 借 上 げに 関 する 事 項 にはJTIが 別 途 定 めるマイホー ム 借 上 げ 約 款 が 適 用 されます 20 JTIがマイホーム 借 上 げ 制 度 に 基 づき 住 宅 を 借 り 上 げるには 次 の 条 件 を 満 たす 必 要 があります (1) 覚 書 締 結 後 速 やかに( 本 件 住 宅 ローン 借 入 時 )に 対 象 住 宅 が 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 証 明 書 の 発 行 を 受 け かつ 家 賃 返 済 適 用 時 に 次 表 の 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 の 基 準 を 満 たしていること 新 築 ( ) 戸 建 て マンション 中 古 ( ) 戸 建 て のみ Ⅱ マイホーム 借 上 げ 制 度 について<JTIが 実 施 する 内 容 の 説 明 > 18~28は 移 住 住 みかえ 支 援 機 構 (JTI)が 実 施 するマイホーム 借 上 げ 制 度 の 内 容 留 意 点 等 についての 説 明 です なお 本 内 容 については 住 宅 機 構 及 び 住 宅 機 構 の 受 託 金 融 機 関 が 責 任 を 負 うものでは ありません 構 造 要 件 維 持 管 理 要 件 事 業 者 要 件 次 の1から3までのいずれかに 該 当 して いること 1 国 の 定 める 認 定 長 期 優 良 住 宅 2 住 宅 性 能 評 価 ( 設 計 審 査 建 築 審 査 )に おいて 耐 震 等 級 2, 劣 化 対 策 等 級 3, 維 持 管 理 対 策 等 級 3を 取 得 していること 3 1 又 は2に 相 当 するとJTIが 認 めるもの 次 の1から3までのすべてに 該 当 してい ること 1 築 後 5 年 以 上 であること 2 認 定 にあたり 耐 震 性 が 基 準 値 1 以 上 と なる 補 修 を 行 っていること 3 期 間 5 年 の 瑕 疵 担 保 保 険 を 付 保 している こと ( ) 新 築 中 古 の 区 分 は 覚 書 を 締 結 したときの 状 態 で 判 断 します 次 の1 及 び2の 両 方 に 該 当 していること 1 住 宅 事 業 者 や 瑕 疵 担 保 保 証 事 業 者 等 により 住 宅 履 歴 が 管 理 されているか JTI に 住 宅 履 歴 を 登 録 していること 2 瑕 疵 保 証 期 間 満 了 時 より 5 年 ごとに 定 期 点 検 を 受 検 し 点 検 結 果 を 履 歴 管 理 すること 次 の1 及 び2の 両 方 に 該 当 していること 1 住 宅 事 業 者 や 瑕 疵 担 保 保 証 事 業 者 等 により 住 宅 履 歴 が 管 理 されているか JTI に 住 宅 履 歴 を 登 録 していること 25 年 ごとに 定 期 点 検 を 受 検 し 点 検 結 果 に 基 づいて 必 要 な 修 繕 を 行 ったうえで 履 歴 管 理 を 行 うこと JTI の 協 賛 社 員 協 賛 事 業 者 が 施 工 した 住 宅 で あ る こ と マンション は 1 棟 単 位 で 認 定 (2) 賃 貸 の 用 に 供 するために 障 害 となる 事 由 がないこと (3) 家 賃 返 済 適 用 時 に 対 象 住 宅 及 びその 敷 地 ( 債 務 者 又 は 抵 当 権 設 定 者 が 敷 地 を 所 有 する 場 合 に 限 る )に 住 宅 機 構 以 外 の 第 三 者 の 権 利 が 設 定 されていないこと (4) 対 象 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 その 他 の 不 動 産 関 連 諸 税 の 滞 納 がないこと (5) 債 務 者 について 差 押 え 競 売 破 産 民 事 再 生 あるいは 裁 判 上 裁 判 外 を 問 わずこれら に 類 する 事 由 が 生 じていないこと (6) 債 務 者 の 本 件 住 宅 ローン 以 外 の 第 三 者 に 対 する 債 務 に 関 して 期 限 の 利 益 喪 失 事 由 が 発 生 して いないこと (7) 対 象 住 宅 の 敷 地 の 権 利 が 借 地 権 ( 借 地 借 家 法 ( 平 成 3 年 法 律 第 90 号 ) 第 2 条 第 1 号 の 規 定 によ る 借 地 権 をいう 以 下 同 じ )の 場 合 には 当 該 借 地 権 の 存 続 期 間 が 住 宅 機 構 の 償 還 期 間 ( 返 済 条 件 を 変 更 した 場 合 には 変 更 後 の 償 還 期 間 をいう ) 以 上 であること (8) (1)から(7)までの 条 件 は 平 成 23 年 7 月 7 日 現 在 のものであり 家 賃 返 済 適 用 時 において 変 更 される 可 能 性 があります 21 覚 書 を 締 結 するに 当 たり マイホーム 借 上 げ 制 度 の 注 意 すべき 点 は 次 のとおりですが 詳 細 に ついてはマイホーム 借 上 げ 制 度 利 用 時 にあらためて 確 認 してください 4

(1) 日 本 に 住 宅 を 有 する 方 であれば 利 用 者 の 国 籍 は 問 いませんが 海 外 在 住 の 場 合 は 日 本 国 籍 を 有 する 方 に 限 ります 住 宅 機 構 のフラット35を 利 用 するためには 日 本 国 籍 の 方 永 住 許 可 を 受 けている 方 又 は 特 別 永 住 者 の 方 のいずれかに 該 当 する 必 要 がありますので ご 注 意 ください (2) 借 上 げの 期 間 は 原 則 として 終 身 ( 債 務 者 が 死 亡 するまで)です ただし 債 務 者 側 からの 解 約 は 自 由 です いずれの 場 合 も 借 上 げは 解 約 の 申 込 時 点 で 有 効 な 転 貸 借 契 約 の 期 限 ( 最 長 3 年 )に 終 了 します (3) 対 象 住 宅 が 災 害 による 毀 損 や 経 年 劣 化 などのために 転 借 人 に 賃 貸 することが 難 しくなった 場 合 には 借 上 げは 終 了 します ( 対 象 住 宅 にかかる 固 定 資 産 税 その 他 の 不 動 産 関 連 諸 税 や 地 代 の 滞 納 等 その 他 にも 終 了 事 由 がありますので マイホーム 借 上 げ 制 度 利 用 時 に 再 度 ご 確 認 ください ) (4) JTIは 借 り 上 げた 住 宅 を 主 として 子 育 て 世 代 に 転 貸 し 転 借 人 の 家 賃 から 空 き 家 空 き 室 の ための 積 立 金 (10%)と 管 理 費 (5%)を 控 除 して 債 務 者 ( 住 宅 機 構 が 賃 料 に 譲 渡 担 保 を 設 定 し た 場 合 は 住 宅 機 構 )に 支 払 います なお 転 借 人 から 敷 金 礼 金 は 取 りません (5) 家 賃 保 証 から 生 ずるJTIの 負 担 は 空 き 家 空 き 室 積 立 金 の 中 で 補 てんできるよう 統 計 的 な 裏 付 けにより 運 営 されていますが 万 が 一 の 場 合 には 財 団 法 人 高 齢 者 住 宅 財 団 の 基 金 ( 平 成 23 年 3 月 現 在 で 約 5 億 円 )から 債 務 保 証 を 受 けられます (6) 借 上 げは 最 初 の 転 借 人 が 入 居 した 時 点 から 始 まります 借 上 げが 始 まれば その 後 に 空 き 家 空 き 室 になってもJTIから 保 証 家 賃 が 支 払 われます (7) JTIが 行 う 転 貸 は 期 間 の 終 了 時 に 借 り 手 に 更 新 権 がなく 必 ず 明 け 渡 さねばならない 定 期 借 家 契 約 という 制 度 を 利 用 し 期 間 は 原 則 として3 年 とします この 結 果 定 期 借 家 契 約 の 期 間 満 了 時 ( 最 長 3 年 )には 借 上 げを 解 約 して 明 け 渡 しを 求 め 自 宅 に 戻 ることが 可 能 となります た だし この 場 合 は 家 賃 収 入 によらずに 住 宅 ローンを 返 済 する 必 要 があることにご 注 意 ください (8) 借 上 げにあたっては 賃 貸 の 用 に 供 する 物 件 として 適 切 かどうかについて 建 物 診 断 を 行 い 劣 化 が 激 しいものについては 20の(1)の 基 準 を 満 たすために 補 強 や 最 小 限 の 補 修 が 必 要 となります なお それ 以 上 に 貸 しやすくするためのリフォームを 行 うかは 債 務 者 の 任 意 となります また 当 初 の 借 上 げにあたっては ハウスクリーニング 費 用 が 別 途 かかります (9) 転 借 人 はJTIの 承 認 を 得 て 躯 体 に 影 響 を 及 ぼさない 部 分 のリフォームを 行 うことができます (10) 賃 貸 管 理 はJTIから 委 託 を 受 けた 業 者 が 行 うので 債 務 者 が 自 ら 転 借 人 と 交 渉 することはありません (11) 固 定 資 産 税 等 の 公 租 公 課 及 び 日 常 的 な 使 用 の 範 囲 を 超 える 対 象 住 宅 の 補 修 等 の 費 用 は 債 務 者 の 負 担 となります 22 JTIは 債 務 者 から 借 上 げの 申 請 を 受 けた 場 合 は 建 物 診 断 を 実 施 した 上 で 借 上 げ 可 能 と 判 断 した 場 合 には 即 時 に 転 借 人 の 募 集 を 行 います 募 集 を 行 う 際 の 賃 料 は 地 域 により 差 があり ますが 目 安 として 周 辺 相 場 の80%~90%となります 23 JTIからの 家 賃 の 支 払 いは 最 初 の 転 借 人 が 入 居 した 時 点 から 始 まりますので 転 借 人 が 決 ま らない 間 は 家 賃 による 返 済 ができず 債 務 者 自 身 による 返 済 が 必 要 となりますので 延 滞 しない ようにご 注 意 ください なお 借 上 げの 申 請 を 受 けてから 転 借 人 が 決 定 するまでには 少 なくとも2か 月 物 件 の 場 所 や 状 況 募 集 時 期 等 によっては3~4か 月 程 度 かかる 場 合 もあります 24 JTIは 転 借 人 募 集 開 始 後 転 借 人 と 借 上 げ 賃 料 が 決 定 次 第 債 務 者 及 び 住 宅 機 構 に 借 上 げ 賃 料 額 賃 料 査 定 額 及 び 最 低 保 証 賃 料 の 額 を 通 知 します 返 済 条 件 変 更 後 の 新 しい 返 済 額 はJTI の 最 低 保 証 賃 料 額 以 下 となることが 必 要 であり 返 済 条 件 変 更 後 の 新 しい 返 済 額 が 最 低 保 証 賃 料 を 上 回 る 場 合 には 家 賃 返 済 は 適 用 できません なお JTIの 最 低 保 証 賃 料 の 上 限 額 は127,500 円 となりますのでご 注 意 ください( 平 成 23 年 3 月 現 在 ) 25 転 借 契 約 は3 年 の 定 期 借 家 契 約 ですので 3 年 後 には 家 賃 が 変 更 となる 可 能 性 があります そ れまでの 間 にも 転 借 人 が 退 去 した 場 合 は 新 たに 転 借 人 を 募 集 しなければなりません さらに 市 場 環 境 の 変 化 対 象 住 宅 の 築 年 数 の 経 過 等 により 最 低 保 証 賃 料 を 変 更 する 場 合 があります このような 場 合 には JTIは 遅 滞 なく 債 務 者 と 住 宅 機 構 に 最 低 保 証 賃 料 を 変 更 する 旨 を 通 知 します なお 最 低 保 証 賃 料 が 何 らかの 理 由 で 下 落 した 結 果 住 宅 機 構 が 家 賃 返 済 を 継 続 させることが 相 当 でないと 判 断 する 場 合 は 借 上 げは 終 了 し 通 常 の 返 済 困 窮 者 対 応 特 例 措 置 等 に 移 行 するこ とになりますのでご 注 意 ください 5

26 マイホーム 借 上 げ 制 度 を 利 用 するには 利 用 を 申 請 する 時 点 で 対 象 住 宅 が 賃 貸 の 用 に 供 するこ とができる 状 態 であることが 前 提 条 件 となります 本 来 はある 程 度 時 間 をかけて 建 物 診 断 を 行 う のですが 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 については 施 工 業 者 瑕 疵 担 保 保 証 会 社 及 びJTIが 対 象 住 宅 に 関 する 住 宅 履 歴 を 管 理 していますので 維 持 管 理 の 状 況 がすぐに 判 断 できます この 結 果 通 常 の 制 度 利 用 の 場 合 と 比 較 すると 次 のとおり 建 物 診 断 にかかる 時 間 とコストを 削 減 できます 1 瑕 疵 担 保 保 証 期 間 中 は 借 上 げの 業 務 を 担 当 するJTIの 職 員 又 は 協 賛 事 業 者 の 担 当 者 が 対 象 住 宅 の 住 宅 履 歴 を 確 認 したうえで 現 況 を 目 視 で 確 認 し いずれも 問 題 がなければ すぐに 転 借 人 の 募 集 にかかります 2 瑕 疵 担 保 保 証 期 間 経 過 後 の 場 合 は 住 宅 履 歴 により 定 期 点 検 を 受 検 していること その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 修 繕 がなされていることの 2 点 が 確 認 できれば 担 当 者 が 現 況 を 目 視 確 認 し すぐに 転 借 人 の 募 集 にかかります 新 築 住 宅 については 定 期 点 検 の 受 検 のみが 義 務 づけられており 点 検 で 指 摘 された 必 要 な 修 繕 を 行 うかどうかは 任 意 となっています 点 検 で 指 摘 された 修 繕 を 行 っていない 場 合 には 指 摘 のあった 部 位 を 中 心 に 建 物 診 断 を 実 施 し 場 合 によっては 修 繕 の 実 施 が 借 上 げの 条 件 となることがあります なお 点 検 時 に 指 摘 された 修 繕 がどの 程 度 重 要 で 急 迫 性 があるかについては 点 検 者 によっ て 判 断 に 幅 がありますので 疑 問 があれば 施 工 業 者 やJTIにお 問 い 合 わせください 27 家 賃 返 済 を 利 用 すると 債 務 者 には 賃 料 収 入 が 発 生 しますので 関 連 する 諸 経 費 を 控 除 したう えで 不 動 産 所 得 ( 減 価 償 却 等 により 赤 字 となる 場 合 は 損 失 )を 他 の 所 得 と 合 算 して 確 定 申 告 する 必 要 があります 詳 細 は 家 賃 返 済 を 利 用 する 際 に 税 務 相 談 所 や 税 理 士 にご 確 認 ください 28 家 賃 返 済 特 約 及 びマイホーム 借 上 げ 制 度 を 利 用 するに 際 し 以 下 のとおり JTIに 対 し 手 数 料 が 必 要 です この 手 数 料 は 覚 書 が 解 除 された 場 合 又 は 借 上 げが 行 われない 場 合 であっても 返 金 されません なお 移 住 住 みかえ 支 援 適 合 住 宅 証 明 書 の 発 行 を 受 けるための 費 用 が 別 途 かかります 住 宅 事 業 者 ごとに 金 額 が 異 なりますので 詳 細 については 住 宅 事 業 者 にご 確 認 ください 1 家 賃 返 済 特 約 付 きフラット35の 覚 書 締 結 時 :5,000 円 ( 税 抜 き) 2 借 上 げ 前 の 賃 料 査 定 時 :5,000 円 ( 税 抜 き) 3 借 上 げ 申 請 時 の 事 務 手 数 料 :17,000 円 ( 税 抜 き) 2と3の 手 数 料 は 将 来 変 更 される 可 能 性 があります 1と2の 手 数 料 については 受 託 金 融 機 関 からJTIに 対 して 送 金 するため 受 託 金 融 機 関 が 定 める 手 数 料 が 別 途 必 要 となる 場 合 があります 3の 手 数 料 については 債 務 者 からJTIに 対 し 振 り 込 みを 行 い その 際 の 振 込 手 数 料 を 債 務 者 負 担 となります 6