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会 議 録 署 名 員 は1 番 猪 股 委 員 と3 番 長 岐 委 員 にお 願 いします 始 めに 報 告 第 6 号 議 会 の 議 決 を 経 るべき 教 育 関 係 議 案 に 対 する 意 見 についての 専 決 処 分 報 告 について 総 務 課 長 から 説 明 をお 願 いします 報 告 第 6 号 議 会 の 議 決 を 経 るべき 教 育 関 係 議 案 に 対 する 意 見 についての 専 決 処 分 報 告 につ いて 説 明 ただ 今 の 説 明 について 質 疑 等 ございませんか 猪 股 委 員 認 定 こども 園 の 認 定 の 基 準 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 案 について その 概 要 を 説 明 く ださい 幼 保 推 進 課 長 保 育 所 における 給 食 は 原 則 自 前 の 調 理 室 で 調 理 した 食 事 を 提 供 することとしておりますが この 度 法 律 の 改 正 により 満 3 歳 以 上 の 子 どもに 限 って 外 部 搬 入 給 食 が 認 められることとなりま す それに 伴 い 認 定 こども 園 においても 同 様 の 改 正 をしようとするものです 長 岐 委 員 高 校 野 球 強 化 事 業 についてですが 今 年 度 はどのような 事 業 を 行 うのでしょうか 保 健 体 育 課 長 今 年 度 はプロジェクト 委 員 会 の 運 営 を 行 います 県 内 野 球 関 係 者 10 名 の 他 甲 子 園 優 勝 経 験 監 督 甲 子 園 で 審 判 の 経 験 があるアンパイヤ 野 球 解 説 者 県 内 出 身 の 社 会 人 野 球 経 験 者 医 科 学 の 専 門 家 スポーツマネジメントを 行 う 方 など 6 名 のアドバイザーを 加 えて 委 員 会 を 立 ち 上 げます 委 員 会 ではこれまでの 野 球 における 指 導 方 法 を 検 証 しながら 今 後 の 指 導 体 制 について 検 討 し てまいります 現 段 階 では 小 中 高 で 一 貫 した 指 導 体 制 を 確 立 する 必 要 があると 考 えております 田 中 委 員 義 務 教 育 費 国 庫 負 担 金 の 見 直 しとありますが もう 少 し 詳 しく 説 明 ください 義 務 教 育 等 教 員 特 別 手 当 は これまで 給 料 の2.2% 相 当 を 支 給 しておりましたが 国 における 義 務 教 育 費 国 庫 負 担 金 が 引 き 下 げられたことにより その 率 を1.5%に 引 き 下 げるというもの です なお この 手 当 は 平 成 21 年 から 換 算 して3 回 目 の 引 き 下 げです それ 以 前 の 手 当 は3.8% 相 当 でしたが 3% 2.2%と 引 き 下 げられ 今 回 の 引 き 下 げで1.5%となりました - 2 -

教 育 長 この 手 当 は 教 員 の 給 与 を 一 般 の 公 務 員 よりも 優 遇 することにより 優 れた 人 材 を 確 保 しよう とする 人 材 確 保 法 に 基 づくものです 他 になければ 承 認 してもよいでしょうか 全 委 員 異 議 なし では 承 認 します 次 に 議 案 第 45 号 市 町 村 立 学 校 職 員 の 給 与 等 に 関 する 規 則 等 の 一 部 を 改 正 する 規 則 案 に ついて 総 務 課 長 から 説 明 をお 願 いします 説 明 議 案 第 45 号 市 町 村 立 学 校 職 員 の 給 与 等 に 関 する 規 則 等 の 一 部 を 改 正 する 規 則 案 について 議 案 第 45 号 について 説 明 していただきましたが 現 給 保 障 額 を 導 入 したそもそもの 経 緯 を 説 明 ください 平 成 18 年 4 月 1 日 に 民 間 賃 金 を 反 映 させるため 新 たな 給 料 表 に 移 行 し 給 料 が 引 き 下 げられ ました その 引 き 下 げの 割 合 は 平 均 すれば4.8%でしたが 年 齢 が 上 の 職 員 の 中 には7% 引 き 下 げられる 職 員 もいました それをそのまま 適 用 すると 訴 訟 となった 場 合 に 敗 訴 する 可 能 性 もあったため 引 き 下 げの 代 償 措 置 として 現 給 保 障 という 制 度 を 導 入 しました これは 新 たな 給 料 表 での 給 料 が 平 成 18 年 3 月 31 日 の 給 料 よりも 少 ない 場 合 その 差 額 を 保 障 するという 制 度 です 現 在 約 3 割 の 職 員 が 現 給 保 障 制 度 の 対 象 者 になっております 今 回 の 改 正 内 容 は 人 事 委 員 会 勧 告 に 基 づき 給 料 を 引 き 下 げることに 伴 い 現 給 保 障 の 額 も 同 様 に 引 き 下 げようとするものです それでは 給 料 水 準 の 引 き 下 げを 行 ったにも 拘 わらず 実 際 には 給 料 は 減 らないということで すね おっしゃるとおり 直 ちに 給 与 負 担 が 減 るわけではありません しかし 何 年 かかけて 現 給 保 障 がなくなれば 前 の 給 料 表 よりも 水 準 が 平 均 4.8% 引 き 下 げられることとなります - 3 -

現 給 保 障 される 期 間 は 職 員 によって 異 なるのですね そのとおりです 当 時 50 代 であった 職 員 は 引 き 下 げ 幅 が 大 きかったため 退 職 まで 現 給 保 障 の 対 象 者 となる 場 合 がほとんどです 平 均 4.8%の 引 き 下 げを 行 いながら 現 給 保 障 で 補 うのではなく 引 き 下 げ 幅 をもっと 小 さ くして 即 座 に 適 用 してもよいと 思 うのですが そうしなかったのは 何 故 ですか 当 時 の 官 民 給 与 の 差 を 比 較 したところ 民 間 と 公 務 員 との 給 与 の 均 衡 を 図 るために 平 均 4.8 % 引 き 下 げを 行 う 必 要 があったからです ただし それを 即 座 に 適 用 すれば 不 利 益 な 処 分 として 裁 判 によって 敗 訴 する 可 能 性 があったことから 現 給 保 障 制 度 を 導 入 し 時 間 をかけて 格 差 を 是 正 することとしました 田 中 委 員 期 末 手 当 の 特 例 措 置 の 部 分 が 分 かりにくいので 説 明 をお 願 いします 人 事 委 員 会 勧 告 では 中 高 齢 層 の 職 員 については 4 月 から11 月 の 間 の 給 与 が 民 間 に 比 べると 高 かったことから 民 間 と 比 較 して 多 かった 部 分 を 期 末 手 当 から 差 し 引 くことで 年 間 を 通 じた 官 民 の 給 与 をバランスさせる 措 置 です 田 中 委 員 4 月 にさかのぼって 引 き 下 げるということですね 給 与 関 係 の 説 明 は 複 雑 であることから 具 体 的 な 例 を 引 き 合 わせた 資 料 を 後 ほど 提 出 ください 承 知 いたしました 猪 股 委 員 改 正 内 容 を 見 ますと 性 質 の 異 なる 改 正 を 一 緒 に 説 明 されているので 性 質 ごとに 区 分 けして 説 明 した 方 が 分 かりやすくなると 思 います 今 後 は 具 体 的 な 例 を 引 き 合 いに 出 しながら 分 かりやすい 説 明 に 努 めます - 4 -

他 になければ 表 決 を 採 ってよいでしょうか 全 委 員 異 議 なし それでは 表 決 を 採 ります 議 案 第 45 号 を 原 案 どおり 可 決 することでよいでしょうか 全 委 員 異 議 なし それでは 議 案 第 45 号 を 原 案 どおり 可 決 します 予 定 された 案 件 は 以 上 ですが 他 に 何 かありましたら 発 言 願 います 交 通 死 亡 事 故 より 失 職 した 職 員 への 退 職 手 当 にかかるご 報 告 をいたします 交 通 死 亡 事 故 により 平 成 22 年 10 月 18 日 に 禁 固 1 年 4ヶ 月 執 行 猶 予 3 年 の 刑 が 確 定 し 地 方 公 務 員 法 の 規 定 によって 失 職 した 職 員 がおります 従 来 地 方 公 務 員 法 の 規 定 により 懲 戒 免 職 となった 職 員 失 職 した 職 員 については 退 職 金 を 支 給 しないこととなっておりました しかし 昨 年 の4 月 に 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 法 の 運 用 方 針 の 一 部 が 改 正 されたことにより 懲 戒 免 職 となった 場 合 又 は 禁 固 以 上 の 刑 に 処 され 執 行 猶 予 が 付 された 場 合 であって 特 に 参 酌 す べき 情 状 がある 場 合 は 退 職 金 の 一 部 を 支 給 できることとなりました 本 県 でも 昨 年 7 月 10 日 付 けで 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 したことにより 国 に 準 じた 取 扱 いとなっております もちろん 教 職 員 の 非 違 行 為 の 発 生 を 抑 止 するという 制 度 の 目 的 に 留 意 すれば 退 職 金 を 支 給 しないことが 原 則 となりますが 個 別 のケースによっては 支 給 す るか 否 かを 検 討 する 必 要 があります 検 討 にあたっては 当 該 職 員 の 職 責 勤 務 状 況 非 違 行 為 の 内 容 非 違 に 至 った 状 況 非 違 行 為 後 の 言 動 非 違 が 公 務 に 与 える 影 響 などを 総 合 的 に 勘 案 する こととなります これまで 本 県 では 失 職 者 に 退 職 手 当 を 支 給 した 例 はありませんが 今 回 交 通 死 亡 事 故 により 失 職 した 教 職 員 については 退 職 金 の 一 部 を 支 給 するべきかどうか 検 討 しているところである 旨 ご 報 告 いたします 参 事 ( 兼 ) 高 校 教 育 課 長 当 該 職 員 が 高 校 籍 であったことから 補 足 説 明 します これは 当 該 職 員 に 関 わる 個 別 の 取 扱 いについてというよりは 今 回 の 判 決 が 教 育 行 政 全 体 に 与 える 影 響 について 説 明 いたします 当 該 職 員 は 前 科 等 はありませんでしたが 交 通 死 亡 事 故 により 禁 固 刑 が 確 定 したことにより 公 務 員 たる 身 分 は 失 われました これは 大 変 重 い 処 分 であり 今 後 の 教 育 行 政 に 与 える 影 響 につ いて 心 配 しています 本 県 ではこれまで 教 職 員 の 交 通 死 亡 事 故 に 関 する 案 件 はありましたが その 中 で 禁 固 刑 以 上 が - 5 -

確 定 した 事 件 は 飲 酒 運 転 に 関 わる 事 故 1 件 のみでした 今 回 の 事 案 はそのような 悪 質 な 事 故 では ないと 認 識 しておりますが 禁 固 以 上 の 刑 が 確 定 することによって 失 職 してしまえば 本 人 の 教 育 活 動 を 全 て 否 定 してしまうものになると 考 えております また この 判 決 は 本 人 のみならず 教 育 行 政 全 体 に 与 える 影 響 も 大 きいものがあります 交 通 死 亡 事 故 の 原 因 が 飲 酒 運 転 や 危 険 運 転 など 悪 質 なものではなく 本 人 の 不 注 意 によってもたらされ た 事 故 についても 禁 固 刑 が 言 い 渡 されるようになりますと 車 の 運 転 が 不 可 欠 の 業 務 を 遂 行 する にあたっての 影 響 が 懸 念 されます 教 育 庁 としては 亡 くなった 方 に 対 し 本 当 に 申 し 訳 ないと 思 っておりますが 過 去 の 事 例 と 比 較 しますと 禁 固 刑 という 判 決 は 重 すぎるのではないかと 考 えております 退 職 金 の 支 給 不 支 給 については 今 後 総 合 的 に 検 討 してまいりますが ここでは 検 討 中 である 旨 ご 報 告 いたします 長 岐 委 員 当 該 職 員 については 停 職 相 当 ということで 教 育 委 員 会 で 議 決 し 懲 戒 処 分 を 行 っています 免 職 相 当 であったとは 判 断 しておりませんので そのことを 斟 酌 して 判 断 いただければと 思 います ただし 事 故 が 悪 質 ではないというのは 被 害 者 や 被 害 者 家 族 のことを 考 えると 決 して 言 うべ きではありません 人 の 命 が 奪 われるということは 非 常 に 重 大 なことです ところで 懲 戒 免 職 された 職 員 や 失 職 した 職 員 については 退 職 金 を 支 給 しないのが 原 則 という ことですね 支 給 しないのが 原 則 です ただし 支 給 できる 場 合 もあると 条 例 が 改 正 されました そのため 仮 に 支 給 することとなった 場 合 具 体 的 な 要 件 を 定 める 必 要 があります それにあたっては 他 県 の 例 を 参 考 にしながら 慎 重 に 検 討 してまいります 長 岐 委 員 ん 不 支 給 が 原 則 であるならば 例 外 的 に 支 給 する 場 合 には 厳 格 な 基 準 で 判 断 しなければなりませ 教 育 長 このことについては 以 前 も 教 育 委 員 会 の 場 で 話 題 になりましたが 補 足 説 明 いたします 事 故 によって 人 の 命 が 失 われたことは 重 く 受 け 止 めなければいけません しかしそれを 踏 まえ た 上 で 2つのことを 問 題 提 起 したいと 考 えております 1つ 目 が 地 方 公 務 員 法 に 対 する 問 題 提 起 です これは 昭 和 25 年 に 制 定 された 法 律 ですが 成 立 当 時 は 今 日 のような 交 通 事 情 を 想 定 してなかったはずです そのような 中 で 交 通 死 亡 事 故 と いう 誰 でも 起 こしうる 事 故 で 失 職 に 至 らしめることが 果 たして 妥 当 かどうかを 問 題 提 起 したいと 考 えています 2つ 目 が 教 育 委 員 会 の 処 分 と 判 決 の 関 わりについてです 我 々は 当 該 職 員 に 対 して 停 職 6ヶ 月 相 当 と 判 断 しました 一 方 で 最 高 裁 が 禁 固 相 当 と 判 断 したことにより 自 動 的 に 失 職 することとな ります 最 高 裁 の 判 決 は 重 く 受 け 止 めるべきですが この 部 分 の 整 合 性 をどう 図 るかという 問 題 もあります 退 職 金 の 支 給 不 支 給 については 今 後 検 討 しますが 本 日 は 問 題 提 起 ということでご 説 明 いた - 6 -

しました その 他 特 になければ 以 上 で 本 日 の 会 議 を 閉 じます おつかれさまでした - 7 -