注 意 : この 日 本 語 版 文 書 は 参 考 資 料 としてご 利 用 ください 最 新 情 報 は 必 ずオリジナルの 英 語 版 をご 参 照 願 います 開 発 ツールの 設 計 注 意 書 各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) この 注 意 書 は 以 下 の 開 発 ツールに 適 用 します MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータ MPLAB ICD 3 インサーキット デバッガ MPLAB ICD 2 インサーキット デバッガ PICkit 3 プログラマ /Debug Express PICkit 2 プログラマ /Debug Express MPLAB PM3 デバイス プログラマ これらのツールの 詳 細 は 本 書 の 開 発 ツールの 概 要 を 参 照 してください アプリケーションの 開 発 で 上 記 ツールを 使 う 場 合 以 下 のガイドラインと 実 装 上 の 注 意 事 項 に 従 って 両 者 を 適 切 にインターフェイスする 必 要 があり ます インサーキット シリアル プログラミング (ICSP ) の 注 意 事 項 通 信 チャンネル グランド 配 線 と AC 電 源 接 続 オシレータ 回 路 の 構 成 ターゲットの 電 源 dspic30fxx のクロストーク 対 策 dspic30fxx とクロック ポストスケーラ PIC32MX と iflowtrace MPLAB ICD 2 に 関 する 注 意 事 項 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.1
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 開 発 ツールの 概 要 この 注 意 書 を 適 用 する 全 ての 開 発 ツール ( 前 項 参 照 ) では インサーキッ ト シリアル プログラミング (ICSP) を 使 ってデバイスをプログラミングで きます MPLAB PM3 以 外 はインサーキットでデバイスをデバッグできます MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータは デバッグだけでなく トレース 等 も 実 行 できます そのためデバッガではなくエミュレータと 呼 びます インサーキット シリアル プログラミング (ICSP ) の 注 意 事 項 デバッガ エミュレータ プログラマでは シリアル 信 号 方 式 を 使 って 応 用 回 路 内 のターゲット デバイスをプログラミングします デバッガとエ ミュレータは 同 じ 方 式 で 応 用 回 路 内 のターゲット デバイスをデバッグし ます 使 う 信 号 はクロックおよびデータ 信 号 で PGC と PGD ICSPCLK と ICSPDAT 等 としてデータシートで 定 義 されています さらに 高 電 圧 書 き 込 み 信 号 として またはデバイスに 対 するアテンション インジケータ として MCLR/VPP を 使 います これらの 信 号 はプログラミングおよびデバッグ 専 用 ではなく ポートピン または 別 の 周 辺 モジュールと 兼 用 です ほとんどのデバイスでは 既 定 値 の プライマリポートとして RB6 および RB7 ポートを 使 います インサーキットのプログラミングとデバッグでのトラブルをなくすには アプリケーション 開 発 または 製 品 の 量 産 段 階 で 問 題 が 生 じないように 慎 重 に 計 画 する 必 要 があります 推 奨 する 実 装 方 法 を 以 下 に 示 します 推 奨 する ICSP 実 装 の 構 成 他 の ICSP 実 装 の 構 成 DS51764C_JP - p.2 2015 Microchip Technology Inc.
推 奨 する ICSP 実 装 の 構 成 各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) PGC および PGD 信 号 は 通 常 のプログラミングまたはデバッグ セッション で ツールとターゲット デバイスが 駆 動 するアクティブな 双 方 向 信 号 です これらの 信 号 はプログラミング 仕 様 とデバイス アルゴリズムに 従 います プログラミング 時 間 を 短 縮 するために これらの 信 号 は 高 速 でクロッキン グされます 外 乱 または 負 荷 が 増 え 信 号 歪 みが 増 大 する 事 で 間 欠 的 また は 重 大 な 障 害 を 生 じプログラミングができなくなる 場 合 があります これらの 信 号 は アプリケーション 内 で 他 の 受 動 回 路 またはアクティブな ロジックには 接 続 しないような 構 成 にします こうする 事 で プログラミ ングおよびデバッグ セッションでの 問 題 の 発 生 を 避 ける 事 ができます この 構 成 のもう 1 つの 利 点 は ケーブルの 不 整 合 による 反 射 が 少 ないため にケーブルの 長 さとタイプについて 厳 密 にならずに 済 む 事 です また 開 発 ツールは MCLR/VPP 信 号 を 使 ってデバイスのプログラミングに 使 う 電 圧 を 供 給 し またはアテンション 信 号 を 出 します 応 用 回 路 の 静 電 容 量 が 大 きい 場 合 信 号 の 立 ち 上 がりおよび 立 ち 下 り 時 間 が 増 大 します これはツールとデバイスの 効 率 的 な 通 信 を 妨 げます 信 号 を 10 kω の 抵 抗 で VDD にプルアップし デバイスのパワーアップ タ イマ 機 能 を 利 用 して 適 切 な 起 動 シーケンスを 確 保 する 事 を 推 奨 します ツールからターゲット デバイス アセンブリへの ICSP 電 源 接 続 には シス テムではなくデバイスの VDD 動 作 電 圧 を 使 う 必 要 があります 例 えばシス テムの 電 源 電 圧 が 5 V でデバイスが 3.3 V の 場 合 ICSP の 電 源 接 続 は 3.3V とします 開 発 ツールとターゲット デバイス 間 の 論 理 レベルが 一 致 するように 両 者 の 動 作 電 圧 を 一 致 させる 必 要 があります 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.3
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 他 の ICSP 実 装 の 構 成 場 合 によって 特 に 少 ピンデバイスでは 応 用 回 路 がこれらのピンを 使 う 必 要 があります この 場 合 デバイスと 応 用 回 路 のアクティブノード 間 に 最 低 でも 抵 抗 性 絶 縁 が 必 要 です こうする 事 で 応 用 回 路 と 開 発 ツールが 確 実 にグランドお よび VDD レベルにプログラミング ピンを 駆 動 できます 図 1-1 に この 構 成 を 示 します 図 1-1: 他 の ICSP の 応 用 回 路 絶 縁 用 の 抵 抗 値 は 応 用 回 路 とその 使 い 方 で 異 なります 1 kω ~ 10 kω の 値 を 推 奨 します PGD と PGC を 適 切 な 論 理 電 圧 レベルに 確 実 に 駆 動 でき るようにします DS51764C_JP - p.4 2015 Microchip Technology Inc.
各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) 特 に 電 圧 監 視 機 能 を 使 った 回 路 等 で MCLR/VPP を 絶 縁 する 場 合 技 術 概 要 TB087 (DS91087) を 参 照 してください 通 信 チャンネル デバイスによっては 通 信 チャンネルまたはピンをプログラミングとデ バッグに 使 えます 通 常 これらのチャンネルは データシート 上 PGCx/PGDx (x はチャンネル 番 号 ) として 記 載 されています 前 述 の 通 り これらのチャンネルはしばしば 周 辺 モジュール ( 例 : I 2 C SPI A/D) と 多 重 化 されています アプリケーションが PGC/PGD ピンと 多 重 化 された 周 辺 モジュールとピン を 使 う 場 合 別 のチャンネルを 選 択 し 必 要 な ICSP 接 続 を 行 う 必 要 があ ります 同 様 に MPLAB IDE でこのチャンネルピン 割 り 当 てを 使 ってター ゲットと 通 信 する 場 合 MPLAB IDEのコンフィグレーション ビットとター ゲットの 接 続 チャンネルを 一 致 させる 事 が 必 要 です デバイスによっては PGC3/PGD3 を 使 った 場 合 プログラミングの 拡 張 機 能 ( プログラミング エグゼクティブ 等 ) が 使 えないためプログラミング 速 度 が 低 下 します 詳 細 は 各 データシートのエラッタを 参 照 してください 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.5
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 グランド 配 線 と AC 電 源 接 続 デバッガ エミュレータ プログラマは PC の USB コネクタ インター フェイス 経 由 で 接 地 します そのため 接 地 していない 応 用 回 路 に AC パワーラインから 電 源 を 供 給 す る 場 合 システム 間 の 電 位 差 で 両 システムが 損 傷 する 恐 れがあります こ のような 場 合 開 発 ツールを 絶 縁 する 必 要 があります ツールをターゲッ トに 接 続 する 前 に グランドと 信 号 の 戻 り 経 路 の 接 続 を 慎 重 に 検 討 します ホットまたはフローティングのアプリケーションでは PC とツール 間 にセ ルフパワーの 絶 縁 型 USB ハブを 使 い PC の 接 地 から USB ケーブルを 絶 縁 する 必 要 があります ( 図 1-2 参 照 ) 以 下 のような 絶 縁 型 USB ハブを 推 奨 します 高 速 / 低 速 4 ポート USB ハブ Model UISOHUB 4 B&B Electronics Mfg.Co. 高 速 7 ポート USB ハブ Model HUB7i SEALEVEL Systems, Inc. 1ポート USB Model P/N KXUSB-150 Keterex Inc. 1 ポート USB Model ISOUSB-HVC IFTOOLS Gbr WARNING グランドを 絶 縁 しないで 開 発 ツールを 使 うと AC パワーラ イン 印 加 時 にツールまたはターゲットを 損 傷 する 原 因 にな ります このような 条 件 では オペレータが 感 電 する 危 険 があります 従 って このような 事 態 を 避 けるため 適 切 な 予 防 措 置 を 講 じ てください DS51764C_JP - p.6 2015 Microchip Technology Inc.
各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) 図 1-2: 非 絶 縁 AC 電 源 システム 用 のデバッガの 設 定 例 Optoisolated Self-Powered Development Target PC USB Hub Tool Application A/C Earth Ground HOT Target Ground A/C WARNING 光 絶 縁 USB ハブを 使 うとホット 領 域 ( 図 1-2 の 点 線 で 囲 んだ 部 分 ) ができます この 場 合 オペレータが 感 電 する 危 険 があるため 適 切 な 予 防 措 置 を 講 じる 必 要 があります 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.7
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 オシレータ 回 路 の 構 成 オシレータに 関 して 以 下 を 考 慮 する 事 でソフトウェアとハードウェアを 適 切 に 構 成 します プライマリ オシレータ デバッガまたはエミュレータを 使 って 新 規 プロジェクトを 開 始 する 際 使 えるオシレータの 種 類 が 豊 富 なため MPLAB IDE の 既 定 値 設 定 がターゲッ ト 応 用 回 路 固 有 の 設 定 と 一 致 しない 事 があります MPLAB IDE の 既 定 値 設 定 とターゲット 側 の 要 件 が 適 合 しないと [Output] ウィンドウに 以 下 のよう なメッセージが 表 示 されます The target device is not ready for debugging. Please check your configuration bit settings and program the device before proceeding. ( ターゲット デバイスをデバッグできません コンフィグレー ション ビットの 設 定 を 確 認 し デバイスをプログラミングしてからデバッ グしてください ) これは ターゲット ハードウェアの 設 定 と MPLAB IDE の 既 定 値 コンフィグレーション ビットでオシレータ 設 定 が 一 致 しない 事 に よるものです これを 修 正 するには MPLAB IDE のコンフィグレーション ビットをターゲットのオシレータ 設 定 と 一 致 させる 必 要 があります インサーキットでデバッグするには ターゲットのオシレータが 機 能 してい る 事 が 必 要 です ターゲットのオシレータ 設 定 と MPLAB IDE のコンフィグ レーション ビットを 適 切 に 設 定 する 必 要 があります 例 えば 応 用 回 路 で 20 MHz の 水 晶 発 振 器 を 使 う 場 合 MPLAB IDE では HS( 高 速 オシレータ ) モードを 選 択 します 利 用 可 能 なその 他 のオシレータモードは 各 デバイ スのデータシートを 参 照 してください DS51764C_JP - p.8 2015 Microchip Technology Inc.
各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) 水 晶 発 振 器 を 用 いたタイマオシレータ / セカンダリ オシレータ ヘッダボードまたはプロセッサ 拡 張 パックをターゲットとの 接 続 に 使 う 場 合 32 khz 水 晶 振 動 子 の 起 動 に 問 題 が 生 じる 場 合 があります この 問 題 を 防 ぐには 以 下 のようにします 1. 32 khz 水 晶 振 動 子 をできるだけデバイスの 近 くに 配 置 する 2. ターゲット 回 路 内 の 全 配 線 はできるだけ 短 くし PCB 上 のビア テス トポイント 等 の 不 必 要 な 不 連 続 点 をなくす 3. これらのノードの 容 量 性 負 荷 を 最 小 にする 4. 水 晶 振 動 子 とコンデンサの 取 り 付 けにソケットを 使 わない 部 品 は PCB のパッドに 直 接 はんだ 付 けする ターゲットの 電 源 MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータはターゲットボードに 給 電 できません この 点 で 他 のデバッガと 異 なります 従 って MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータを 使 う 場 合 ターゲットボード 用 の 電 源 を 用 意 する 必 要 があります 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.9
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 dspic30fxx のクロストーク 対 策 dspic30 DSC をプログラミングする 際 クロストーク 問 題 が 発 生 する 場 合 があります PGC および PGD ピンの 位 置 によって クロストークで 信 号 が 劣 化 してデバッガまたはプログラマがターゲット デバイスをプログラ ミングできない 事 があります このような 場 合 クロストーク 対 策 として 以 下 を 試 します デバッガ 付 属 のケーブルを 使 いません 代 わりに 6 ピンコネクタ 付 き フラットサテン モジュラケーブル(Interstate WI WICTSS-2206または 相 当 品 等 ) を 基 に RJ12 モジュラケーブルを 作 ります ケーブル 長 はでき るだけ 短 く できれば 6 インチ 未 満 とします また ケーブルの 外 装 を 取 り 除 いて 導 体 ( 特 に PGC と PGD 信 号 ) が 互 いに 離 れるようにします 標 準 モジュラケーブルは 図 1-3 に 示 すように 配 線 されています (RJ12 の ピン 1 は もう 一 端 の RJ12 のピン 6 に 接 続 ) ほとんど 全 ての 場 合 こ れで 解 決 します 図 1-3: ターゲット 側 コネクタのピン 配 置 Target Connector VDD VPP/MCLR PGD 2 4 6 LVP PGC 1 3 5 Vss Target PC Board Bottom Side DS51764C_JP - p.10 2015 Microchip Technology Inc.
各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) Note 1: ノイズ 源 となる 機 器 ( 例 : モータ 調 光 器 ) の 電 源 配 線 は 応 用 回 路 デバッガ エミュレータの 電 源 配 線 と 分 ける 必 要 があります Note 2: dspic30fxx のクロストーク 対 策 のような 特 別 な 理 由 があ る 場 合 を 除 いて デバッガまたはエミュレータの 付 属 ケー ブル 以 外 ( 他 の 材 質 長 さ 等 ) のケーブルを 使 うと 動 作 不 良 の 恐 れがあります dspic30fxx とクロック ポストスケーラ クロック ポストスケーラを 使 う 応 用 回 路 では デバイスへのアクセスとプ ログラミング 動 作 の 間 デバッガまたはエミュレータとの 通 信 を 常 に 維 持 する 必 要 がある 場 合 があります クロック ポストスケーラをクロックモード オプションとして 備 える dspic30f ファミリ ( 例 : dspic30f60xx dspic30f40xx dspic30f30xx dspic30f20xx) では ICSP シーケンスの 同 期 が 外 れてプログラミングに 失 敗 する 事 があります これは 複 数 の 命 令 が 一 度 に 同 じビット 内 でクロッ キングされ シリアルデータの 命 令 ストリームをもポストスケーラが 分 周 してしまう 事 が 原 因 です この 問 題 がさらに 複 雑 となるのは 応 用 回 路 もクロック 源 として FRC を 使 い かつターゲットの 電 源 を 使 う 場 合 です このような 場 合 OSCCON レジスタでオシレータ ポストスケーラを 設 定 するコードは 起 動 後 すぐに 実 行 を 開 始 します その 後 のMCLRまたはデバイスリセットではOSCCON はリセットされず さらにシリアル チャンネル 経 由 で 通 信 しようとしても 無 効 となります 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.11
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 開 発 時 の 回 避 策 の 1 つは 外 付 け 水 晶 振 動 子 またはオシレータで 動 作 させ る 事 です プログラミングを 再 試 行 するには オシレータを 無 効 にして ターゲットの 電 源 を 一 旦 落 として OSCCON レジスタをクリアする 必 要 が あります さらに ポストスケーラの 設 定 前 に 十 分 な 長 さの 遅 延 を 挿 入 し デバッガお よびプログラマがデバイスを 認 識 後 アプリケーションが OSCCON を 変 更 する 前 に 余 裕 を 持 って 消 去 動 作 を 完 了 できるようにする 事 も 有 効 です または コード 開 発 中 はポストスケーラを 使 わず アプリケーションの 開 発 が 完 了 に 近 づいた 時 のみポストスケーラを 追 加 する 方 法 もあります こ うすると MPLAB PM 3 は 動 的 に 電 源 を 切 り 換 える 事 ができ ターゲット を 起 動 するのに 十 分 な 電 流 ( 最 大 250 ma) を 供 給 し OSCCON レジスタ もクリアしたままにできます PIC32MX と iflowtrace MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータは PIC32MX の iflowtrace と 一 緒 に 使 えます ( 利 用 可 能 な 場 合 ) PIC32MX アーキテクチャは トレースデータを 圧 縮 し 符 号 化 して 4 本 の データ 線 と1 本 のクロック 線 で 転 送 するプログラムフロー トレース 機 能 を 備 えます このデータは プログラムフローのキーポイントまたは 非 シー ケンシャル 命 令 ( 例 : 分 岐 ジャンプ ) の 際 に 送 信 されます サイクルごと のトレースを MPLAB IDE が 再 構 成 し トレース ウィンドウに 表 示 します この 機 能 を 使 うには デバイスの 5 本 のピン (4 データ + 1 クロック ) をト レース 専 用 とする 事 が 必 要 です これらのピンを 他 のデータに 使 うと 正 しくトレースできません DS51764C_JP - p.12 2015 Microchip Technology Inc.
各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) MPLAB ICD 2 に 関 する 注 意 事 項 適 切 な USB 接 続 常 に MPLAB ICD 2 には バスパワー USB ケーブルを 最 初 に 接 続 するよう にします その 後 で 他 の 電 源 を ICD ポッドに 直 接 またはターゲットボード への 接 続 を 通 して 間 接 的 に 接 続 します また 電 源 を 切 る 時 は 他 の 電 源 を すべて 切 り 離 すまで USB ケーブルのバスパワーは 維 持 します つまり ICD ポッドまたはターゲットボードの 電 源 を 先 に 切 ってから PC の 電 源 を 切 り ます MPLAB ICD 2 の USB ドライバ MPLAB ICD 2 に USB ケーブルを 接 続 する 際 USB サブシステムが 使 用 可 能 になるまでにわずかな 時 間 ( 通 常 は 数 秒 ) を 要 します USB ケーブルを MPLAB ICD 2 に 接 続 すると MPLAB IDE ソフトウェアを 呼 び 出 す 前 に USB サブシステムはエニュメレーションを 実 行 します このプロセスを 表 示 するには USB ケーブル 接 続 時 に [Device Manager] ウィンドウを 開 いておきます このウィンドウには MCHP のアイコンの 下 に MPLAB ICD 2 が 表 示 されます MPLAB 実 行 中 MPLAB ICD 2 がアクティブ 状 態 の 時 に ケーブルが 外 れて USB バスパワーが 中 断 した 場 合 MPLAB ICD 2 と PC との 同 期 が 瞬 時 に 失 われる 場 合 があります システムを 再 度 同 期 させるためには [Project Properties] でツールとして シミュレータを 選 択 してから USB ケーブルを 取 り 外 します 10 秒 程 待 っ てから USB ケーブルを 再 接 続 し [Project Properties] でツールとして MPLAB ICD 2 を 選 択 します 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.13
開 発 ツールの 設 計 注 意 書 MPLAB ICD 2 ユニットのアップグレード ICD の 動 作 に 問 題 がある 場 合 お 手 数 ですがユニット 裏 面 でリビジョンを 確 認 してください 製 品 番 号 が 10-00319 R15 から R21 で ECO 3013 のステッカーがない 場 合 Microchip 社 販 売 代 理 店 にお 問 い 合 わせください 休 止 モードの 無 効 化 デバッガを ( 特 にエミュレーション モードで ) 長 時 間 使 う 場 合 PC のオペ レーティング システム 電 源 オプション ダイアログで 休 止 モードを 無 効 に しておく 必 要 があります Windows XP の 場 合 [ 電 源 オプションのプロパ ティ ] ダイアログ ボックスの [ 休 止 状 態 ] タブで [ 休 止 状 態 を 有 効 にする ] のチェックを 外 します これにより 全 ての USB サブシステムで 通 信 を 維 持 できます DS51764C_JP - p.14 2015 Microchip Technology Inc.
各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) NOTES: 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.15
Microchip 社 製 デバイスのコード 保 護 機 能 に 関 して 以 下 の 点 にご 注 意 ください Microchip 社 製 品 は 該 当 する Microchip 社 データシートに 記 載 の 仕 様 を 満 たし ています Microchip 社 では 通 常 の 条 件 ならびに 仕 様 に 従 って 使 用 した 場 合 Microchip 社 製 品 のセキュリティ レベルは 現 在 市 場 に 流 通 している 同 種 製 品 の 中 でも 最 も 高 度 であると 考 えています しかし コード 保 護 機 能 を 解 除 するための 不 正 かつ 違 法 な 方 法 が 存 在 する 事 も また 事 実 です 弊 社 の 理 解 では こうした 手 法 は Microchip 社 データシートに ある 動 作 仕 様 書 以 外 の 方 法 で Microchip 社 製 品 を 使 用 する 事 になります この ような 行 為 は 知 的 所 有 権 の 侵 害 に 該 当 する 可 能 性 が 非 常 に 高 いと 言 えます Microchip 社 は コードの 保 全 性 に 懸 念 を 抱 いているお 客 様 と 連 携 し 対 応 策 に 取 り 組 んでいきます Microchip 社 を 含 む 全 ての 半 導 体 メーカーで 自 社 のコードのセキュリティを 完 全 に 保 証 できる 企 業 はありません コード 保 護 機 能 とは Microchip 社 が 製 品 を 解 読 不 能 として 保 証 するものではありません コード 保 護 機 能 は 常 に 進 歩 しています Microchip 社 では 常 に 製 品 のコード 保 護 機 能 の 改 善 に 取 り 組 んでいます Microchip 社 のコード 保 護 機 能 の 侵 害 は デジタル ミレニアム 著 作 権 法 に 違 反 します そのような 行 為 によってソフトウェアまたはそ の 他 の 著 作 物 に 不 正 なアクセスを 受 けた 場 合 デジタル ミレニアム 著 作 権 法 の 定 め るところにより 損 害 賠 償 訴 訟 を 起 こす 権 利 があります DS51764C_JP - p.16 2015 Microchip Technology Inc.
本 書 に 記 載 されているデバイス アプリケーション 等 に 関 する 情 報 は ユーザの 便 宜 のためにの み 提 供 されているものであり 更 新 によって 無 効 とされる 事 があります お 客 様 のアプリケー ションが 仕 様 を 満 たす 事 を 保 証 する 責 任 は お 客 様 にあります Microchip 社 は 明 示 的 暗 黙 的 書 面 口 頭 法 定 のいずれであるかを 問 わず 本 書 に 記 載 されている 情 報 に 関 して 状 態 品 質 性 能 商 品 性 特 定 目 的 への 適 合 性 をはじめとする いかなる 類 の 表 明 も 保 証 も 行 いま せん Microchip 社 は 本 書 の 情 報 およびその 使 用 に 起 因 する 一 切 の 責 任 を 否 認 します 生 命 維 持 装 置 あるいは 生 命 安 全 用 途 に Microchip 社 の 製 品 を 使 用 する 事 は 全 て 購 入 者 のリスクとし ま た 購 入 者 はこれによって 発 生 したあらゆる 損 害 クレーム 訴 訟 費 用 に 関 して Microchip 社 は 擁 護 され 免 責 され 損 害 を 受 けない 事 に 同 意 するものとします 暗 黙 的 あるいは 明 示 的 を 問 わず Microchip 社 が 知 的 財 産 権 を 保 有 しているライセンスは 一 切 譲 渡 されません 商 標 Microchip 社 の 名 称 とロゴ Microchip ロゴ dspic FlashFlex KeeLoq KeeLoq ロゴ MPLAB PIC PICmicro PICSTART PIC 32 ロゴ rfpic SST SST ロゴ SuperFlash UNI/O は 米 国 およびその 他 の 国 における Microchip Technology Incorporated の 登 録 商 標 です FilterLab Hampshire HI-TECH C Linear Active Thermistor MTP SEEVAL Embedded Control Solutions Company は 米 国 における Microchip Technology Incorporated の 登 録 商 標 です Silicon Storage Technology は 他 の 国 における Microchip Technology Inc. の 登 録 商 標 です Analog-for-the-Digital Age Application Maestro BodyCom chipkit chipkit ロゴ CodeGuard dspicdem dspicdem.net dspicworks dsspeak ECAN ECONOMONITOR FanSense HI-TIDE In-Circuit Serial Programming ICSP Mindi MiWi MPASM MPF MPLAB Certified ロゴ MPLIB MPLINK mtouch Omniscient Code Generation PICC PICC-18 PICDEM PICDEM.net PICkit PICtail REAL ICE rflab Select Mode SQl Serial Quad I/O Total Endurance TSHARC UniWinDriver WiperLock ZENA および Z-Scale は 米 国 およびその 他 の Microchip Technology Incorporated の 商 標 です SQTP は 米 国 における Microchip Technology Incorporated のサービスマークです GestICおよびULPPは Microchip Technology Inc.の 子 会 社 であるMicrochip Technology Germany II GmbH & Co. & KG 社 の 他 の 国 における 登 録 商 標 です その 他 本 書 に 記 載 されている 商 標 は 各 社 に 帰 属 します 2015, Microchip Technology Incorporated, All Rights Reserved. ISBN: 978-1-63277-278-7 2015 Microchip Technology Inc. DS51764C_JP - p.17
各 国 の 営 業 所 とサービス 北 米 本 社 2355 West Chandler Blvd. Chandler, AZ 85224-6199 Tel: 480-792-7200 Fax: 480-792-7277 技 術 サポート : http://www.microchip.com/ support URL: www.microchip.com アトランタ Duluth, GA Tel: 678-957-9614 Fax: 678-957-1455 オースティン TX Tel: 512-257-3370 ボストン Westborough, MA Tel: 774-760-0087 Fax: 774-760-0088 シカゴ Itasca, IL Tel: 630-285-0071 Fax: 630-285-0075 クリーブランド Independence, OH Tel: 216-447-0464 Fax: 216-447-0643 ダラス Addison, TX Tel: 972-818-7423 Fax: 972-818-2924 デトロイト Novi, MI Tel: 248-848-4000 ヒューストン TX Tel: 281-894-5983 インディアナポリス Noblesville, IN Tel: 317-773-8323 Fax: 317-773-5453 ロサンゼルス Mission Viejo, CA Tel: 949-462-9523 Fax: 949-462-9608 ニューヨーク NY Tel: 631-435-6000 サンノゼ CA Tel: 408-735-9110 カナダ - トロント Tel: 905-673-0699 Fax: 905-673-6509 アジア / 太 平 洋 アジア 太 平 洋 支 社 Suites 3707-14, 37th Floor Tower 6, The Gateway Harbour City, Kowloon Hong Kong Tel: 852-2943-5100 Fax: 852-2401-3431 オーストラリア - シドニー Tel: 61-2-9868-6733 Fax: 61-2-9868-6755 中 国 - 北 京 Tel: 86-10-8569-7000 Fax: 86-10-8528-2104 中 国 - 成 都 Tel: 86-28-8665-5511 Fax: 86-28-8665-7889 中 国 - 重 慶 Tel: 86-23-8980-9588 Fax: 86-23-8980-9500 中 国 - 杭 州 Tel: 86-571-8792-8115 Fax: 86-571-8792-8116 中 国 - 香 港 SAR Tel: 852-2943-5100 Fax: 852-2401-3431 中 国 - 南 京 Tel: 86-25-8473-2460 Fax: 86-25-8473-2470 中 国 - 青 島 Tel: 86-532-8502-7355 Fax: 86-532-8502-7205 中 国 - 上 海 Tel: 86-21-5407-5533 Fax: 86-21-5407-5066 中 国 - 瀋 陽 Tel: 86-24-2334-2829 Fax: 86-24-2334-2393 中 国 - 深 圳 Tel: 86-755-8864-2200 Fax: 86-755-8203-1760 中 国 - 武 漢 Tel: 86-27-5980-5300 Fax: 86-27-5980-5118 中 国 - 西 安 Tel: 86-29-8833-7252 Fax: 86-29-8833-7256 中 国 - 厦 門 Tel: 86-592-2388138 Fax: 86-592-2388130 中 国 - 珠 海 Tel: 86-756-3210040 Fax: 86-756-3210049 アジア / 太 平 洋 インド - バンガロール Tel: 91-80-3090-4444 Fax: 91-80-3090-4123 インド - ニューデリー Tel: 91-11-4160-8631 Fax: 91-11-4160-8632 インド - プネ Tel: 91-20-3019-1500 日 本 - 大 阪 Tel: 81-6-6152-7160 Fax: 81-6-6152-9310 日 本 - 東 京 Tel: 81-3-6880-3770 Fax: 81-3-6880-3771 韓 国 - 大 邱 Tel: 82-53-744-4301 Fax: 82-53-744-4302 韓 国 - ソウル Tel: 82-2-554-7200 Fax: 82-2-558-5932 または 82-2-558-5934 マレーシア - クアラルンプール Tel: 60-3-6201-9857 Fax: 60-3-6201-9859 マレーシア - ペナン Tel: 60-4-227-8870 Fax: 60-4-227-4068 フィリピン - マニラ Tel: 63-2-634-9065 Fax: 63-2-634-9069 シンガポール Tel: 65-6334-8870 Fax: 65-6334-8850 台 湾 - 新 竹 Tel: 886-3-5778-366 Fax: 886-3-5770-955 台 湾 - 高 雄 Tel: 886-7-213-7830 台 湾 - 台 北 Tel: 886-2-2508-8600 Fax: 886-2-2508-0102 タイ - バンコク Tel: 66-2-694-1351 Fax: 66-2-694-1350 ヨーロッパ オーストリア - ヴェルス Tel: 43-7242-2244-39 Fax: 43-7242-2244-393 デンマーク - コペンハーゲン Tel: 45-4450-2828 Fax: 45-4485-2829 フランス - パリ Tel: 33-1-69-53-63-20 Fax: 33-1-69-30-90-79 ドイツ - デュッセルドルフ Tel: 49-2129-3766400 ドイツ - ミュンヘン Tel: 49-89-627-144-0 Fax: 49-89-627-144-44 ドイツ - プフォルツハイム Tel: 49-7231-424750 イタリア - ミラノ Tel: 39-0331-742611 Fax: 39-0331-466781 イタリア - ヴェニス Tel: 39-049-7625286 オランダ - ドリューネン Tel: 31-416-690399 Fax: 31-416-690340 ポーランド - ワルシャワ Tel: 48-22-3325737 スペイン - マドリッド Tel: 34-91-708-08-90 Fax: 34-91-708-08-91 スウェーデン - ストックホルム Tel: 46-8-5090-4654 イギリス - ウォーキンガム Tel: 44-118-921-5800 Fax: 44-118-921-5820 DS51764C_JP - p.18 2015 Microchip Technology Inc.