平成26年試験問題AP-4.indd



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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

 

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第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

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子ども・子育て支援新制度とは

障害福祉制度あらまし目次


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(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

平成16年度

m07 北見工業大学 様式①

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

定款

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

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2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

墨 田 区 利 用 調 整 基 準 ( 選 考 基 準 ) () 基 準 指 数 提 出 書 類 を 基 に 保 護 者 の 状 況 の 類 型 を 決 め その 内 容 を 以 下 の 表 にあてはめて 父 母 それぞれの 指 数 を 合 算 し 世 帯 の 基 準 指 数 とします 保 護 者

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 か 1 年 間 の 年 金 額 を 確 かめて 前 年 中 の 年 間 総 所 得 金 額 めてください ください を 確 かめてください 計 算 のしか

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

16 日本学生支援機構

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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キ 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 5 年 法 律 第 76 号 ) ク 労 働 契 約 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 128 号 ) ケ 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) コ 厚 生 年 金 保

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

2 条 例 の 概 要 (1) 趣 旨 この 条 例 は 番 号 利 用 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づく 個 人 番 号 の 利 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めます (2) 定 義 この 条 例 で 規 定 しようとする 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 1 個 人

18 国立高等専門学校機構

目  次

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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公営住宅法施行令の一部を改正する政令―公営住宅法施行令例規整備*

次 世 代 育 成 支 援

Transcription:

a 0 7 0 4 0 0 0 0 a 平 成 26 年 保 育 士 試 験 問 題 児 童 家 庭 福 祉 ( 選 択 式 20 問 ) 指 示 があるまで 開 かないこと 解 答 用 紙 記 入 上 の 注 意 事 項 1 解 答 用 紙 と 受 験 票 の 受 験 番 号 が 同 じであるか カナ 氏 名 科 目 名 を 確 認 し 誤 り がある 場 合 は 手 を 挙 げて 監 督 員 に 申 し 出 ること 2 漢 字 氏 名 を 必 ず 記 入 すること 3 解 答 用 紙 は 折 り 曲 げたりメモやチェック 等 の 書 き 込 みをしないこと 4 鉛 筆 またはシャープペンシル(HB~B)で 濃 くはっきりとマークすること 鉛 筆 シャープペンシル 以 外 での 記 入 は 0 点 になる 場 合 があります ( 良 い 例 ) ( 濃 くマークすること はみだしは 厳 禁 ) ( 悪 い 例 ) 5 各 問 に 対 し 2つ 以 上 マークした 場 合 は 不 正 解 とする 6 訂 正 する 場 合 は 消 しゴム であとが 残 らないように 消 すこと

問 1 次 の 文 は 子 どもの 権 利 に 関 する 記 述 である 誤 ったものを 一 つ 選 びなさい 1 国 際 連 盟 は 1924 年 に 児 童 の 権 利 に 関 するジュネーブ 宣 言 を 採 択 した 2 国 際 連 合 は 1959 年 に 児 童 の 権 利 に 関 する 宣 言 を 採 択 し その 20 年 後 を 国 際 児 童 年 とし さらにその 10 年 後 に 児 童 の 権 利 に 関 する 条 約 を 採 択 した 3 2014 年 3 月 現 在 アメリカ 合 衆 国 は 児 童 の 権 利 に 関 する 条 約 を 批 准 していない 国 の 一 つである 4 国 際 連 合 は 第 二 次 世 界 大 戦 後 に 世 界 人 権 宣 言 を 採 択 し その 後 の 児 童 の 権 利 に 関 する 宣 言 の 採 択 などを 経 て 国 際 人 権 規 約 を 採 択 した 5 国 際 連 合 は 児 童 の 権 利 に 関 する 宣 言 を 採 択 する8 年 前 に 児 童 憲 章 を 採 択 した 問 2 次 の 文 は 児 童 の 権 利 擁 護 に 関 する 記 述 である 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 平 成 9 年 の 児 童 福 祉 法 改 正 では 第 26 条 の 措 置 については 児 童 相 談 所 が 都 道 府 県 知 事 へ 報 告 を 行 うにあたり その 報 告 書 には 措 置 についての 当 該 児 童 及 び 保 護 者 の 意 向 等 に 関 し 参 考 となる 事 項 を 記 載 することが 規 定 された B 児 童 虐 待 の 防 止 等 に 関 する 法 律 第 1 条 の 目 的 では 児 童 虐 待 の 防 止 等 に 関 する 施 策 を 促 進 し もって 児 童 の 権 利 利 益 の 擁 護 に 資 する と 謳 われている C 社 会 的 養 護 関 係 施 設 における 第 三 者 評 価 及 び 自 己 評 価 の 実 施 について ( 平 成 24 年 3 月 厚 生 労 働 省 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 長 及 び 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 長 通 知 )による と 社 会 的 養 護 関 係 施 設 の 第 三 者 評 価 基 準 について 原 則 は 全 国 共 通 であるが 都 道 府 県 が 独 自 に 定 めることもできるとされている D 平 成 20 年 の 児 童 福 祉 法 改 正 に 伴 い 被 措 置 児 童 に 対 する 施 設 職 員 による 虐 待 等 の 禁 止 とともに そのような 事 態 が 発 生 した 場 合 の 対 応 方 法 も 定 められた A B C D 1 2 3 4 5-1 -

問 3 次 の 文 は 児 童 福 祉 に 関 連 する 法 律 についての 記 述 である ( A )~( D ) にあてはまる 語 句 を 語 群 から 選 択 した 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい ( A ) 法 この 法 律 は 父 母 その 他 の 保 護 者 が 子 育 てについての 第 一 義 的 責 任 を 有 するという 基 本 的 認 識 の 下 に 児 童 を 養 育 している 者 に( A )を 支 給 することによ り 家 庭 等 における 生 活 の 安 定 に 寄 与 するとともに 次 代 の 社 会 を 担 う 児 童 の 健 やかな 成 長 に 資 することを 目 的 とする ( B ) 第 1 条 において すべて 国 民 は 児 童 が 心 身 ともに 健 やかに 生 まれ 且 つ 育 成 されるよう 努 めなければならない と 児 童 福 祉 の 理 念 が 述 べられている ( C ) この 法 律 は 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 福 祉 に 関 する 原 理 を 明 らかにするとと もに 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 に 対 し その 生 活 の 安 定 と 向 上 のために 必 要 な 措 置 を 講 じ もって 母 子 家 庭 等 及 び 寡 婦 の 福 祉 を 図 ることを 目 的 とする ( D ) 等 の 支 給 に 関 する 法 律 この 法 律 は 精 神 又 は 身 体 に 障 害 を 有 する 児 童 に ついて( D )を 支 給 し 精 神 又 は 身 体 に 重 度 の 障 害 を 有 する 児 童 に 障 害 児 福 祉 手 当 を 支 給 するとともに 精 神 又 は 身 体 に 著 しく 重 度 の 障 害 を 有 する 者 に 特 別 障 害 者 手 当 を 支 給 することにより これらの 者 の 福 祉 の 増 進 を 図 ることを 目 的 とする 語 群 ア 児 童 扶 養 手 当 イ 少 子 化 社 会 対 策 基 本 法 ウ 児 童 手 当 エ 母 子 及 び 寡 婦 福 祉 法 オ 母 子 保 健 法 カ 児 童 福 祉 法 キ 特 別 児 童 扶 養 手 当 A B C D 1 ア イ エ キ 2 ア カ エ ウ 3 ウ イ オ キ 4 ウ カ エ キ 5 キ カ オ ア - 2 -

問 4 次 の Ⅰ 群 の 施 設 名 と Ⅱ 群 の 説 明 を 結 びつけた 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい Ⅰ 群 A 福 祉 型 障 害 児 入 所 施 設 B 福 祉 型 児 童 発 達 支 援 センター C 児 童 自 立 支 援 施 設 D 情 緒 障 害 児 短 期 治 療 施 設 E 母 子 生 活 支 援 施 設 Ⅱ 群 ア 軽 度 の 情 緒 障 害 を 有 する 児 童 を 短 期 間 入 所 させ 又 は 保 護 者 の 下 から 通 わせて その 情 緒 障 害 を 治 し あわせて 退 所 した 者 について 相 談 その 他 の 援 助 を 行 うことを 目 的 とする 施 設 である イ 障 害 児 を 入 所 させて 保 護 日 常 生 活 の 指 導 及 び 独 立 自 活 に 必 要 な 知 識 技 能 を 付 与 す ることを 目 的 とする 施 設 である ウ 障 害 児 を 日 々 保 護 者 の 下 から 通 わせて 日 常 生 活 における 基 本 的 動 作 の 指 導 独 立 自 活 に 必 要 な 知 識 技 能 の 付 与 又 は 集 団 生 活 への 適 応 のための 訓 練 を 提 供 することを 目 的 と する 施 設 である エ 配 偶 者 のない 女 子 又 はこれに 準 ずる 事 情 にある 女 子 及 びその 者 の 監 護 すべき 児 童 を 入 所 させて これらの 者 を 保 護 するとともに これらの 者 の 自 立 の 促 進 のためにその 生 活 を 支 援 し あわせて 退 所 した 者 について 相 談 その 他 の 援 助 を 行 うことを 目 的 とする 施 設 である オ 不 良 行 為 をなし 又 はなすおそれのある 児 童 及 び 家 庭 環 境 その 他 の 環 境 上 の 理 由 によ り 生 活 指 導 等 を 要 する 児 童 を 入 所 させ 又 は 保 護 者 の 下 から 通 わせて 個 々の 児 童 の 状 況 に 応 じて 必 要 な 指 導 を 行 い その 自 立 を 支 援 し あわせて 退 所 した 者 について 相 談 そ の 他 の 援 助 を 行 うことを 目 的 とする 施 設 である A B C D E 1 イ ウ オ ア エ 2 イ ウ オ エ ア 3 ウ イ オ ア エ 4 ウ イ オ エ ア 5 オ ウ イ ア エ - 3 -

問 5 次 の 文 は 児 童 福 祉 法 の 一 部 である ( A )~( C )にあてはまる 語 句 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい 第 4 条 この 法 律 で 児 童 とは 満 18 歳 に 満 たない 者 をいい 児 童 を 左 のように 分 ける 一 乳 児 ( A )に 満 たない 者 二 幼 児 ( A )から ( B )に 達 するまでの 者 三 ( C ) ( B )から 満 18 歳 に 達 するまでの 者 A B C 1 満 3 歳 小 学 校 就 学 の 始 期 少 年 2 満 1 歳 満 7 歳 学 童 3 満 1 歳 小 学 校 就 学 の 始 期 少 年 4 満 3 歳 小 学 校 就 学 の 始 期 学 童 5 満 1 歳 満 7 歳 生 徒 - 4 -

問 6 次 の 文 は 児 童 福 祉 法 第 25 条 の2の 一 部 である ( A ) ( C )にあ てはまる 語 句 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい 地 方 公 共 団 体 は 単 独 で 又 は 共 同 して ( A )の 適 切 な 保 護 又 は( B ) 若 しく は( C )への 適 切 な 支 援 を 図 るため 関 係 機 関 関 係 団 体 及 び 児 童 の 福 祉 に 関 連 する 職 務 に 従 事 する 者 その 他 の 関 係 者 ( 以 下 関 係 機 関 等 という )により 構 成 される 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 ( 以 下 協 議 会 という )を 置 くように 努 めなければならない A B C 1 児 童 要 保 護 児 童 保 護 者 2 要 保 護 児 童 児 童 特 定 妊 婦 3 児 童 要 支 援 児 童 保 護 者 4 要 保 護 児 童 要 支 援 児 童 特 定 妊 婦 5 要 支 援 児 童 要 保 護 児 童 保 護 者 - 5 -

問 7 次 の 文 は 児 童 家 庭 福 祉 の 専 門 職 及 び 実 施 者 に 関 する 記 述 である 法 令 通 知 等 に 照 らして 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 家 庭 支 援 専 門 相 談 員 はファミリーソーシャルワーカーともいい 乳 児 院 児 童 養 護 施 設 情 緒 障 害 児 短 期 治 療 施 設 児 童 自 立 支 援 施 設 児 童 相 談 所 に 配 置 されることとなっ ている B 家 庭 相 談 員 は 都 道 府 県 または 市 町 村 の 福 祉 事 務 所 に 設 置 される 家 庭 児 童 相 談 室 に 配 置 される 職 員 である C 児 童 指 導 員 は 児 童 養 護 施 設 福 祉 型 障 害 児 入 所 施 設 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 福 祉 型 児 童 発 達 支 援 センター 医 療 型 児 童 発 達 支 援 センター 情 緒 障 害 児 短 期 治 療 施 設 に 配 置 しなければならない D 児 童 福 祉 司 は 児 童 相 談 所 に 配 置 が 義 務 づけられており 児 童 の 保 護 や 福 祉 に 関 する 相 談 に 応 じ 専 門 的 技 術 に 基 づいて 必 要 な 指 導 を 行 う A B C D 1 2 3 4 5-6 -

問 8 次 の 文 は わが 国 における 子 どもや 子 育 て 支 援 のための 総 合 的 な 計 画 に 関 する 記 述 である 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A わが 国 で 戦 後 初 めて 法 定 化 された 子 どもや 子 育 て 支 援 のための 総 合 的 な 計 画 は 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づいたものである B 子 どもや 子 育 て 支 援 のための 国 の 計 画 としては エンゼルプラン 新 エンゼルプ ラン 子 ども 子 育 て 応 援 プラン 子 ども 子 育 てビジョン の 順 で 策 定 された C 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 地 域 行 動 計 画 は 保 育 計 画 と 同 義 であり 保 育 に 特 化 した 計 画 で 策 定 から5 年 以 内 に 待 機 児 童 をゼロにすることが 目 的 である D 子 ども 子 育 てビジョン は 児 童 福 祉 法 に 基 づき 策 定 され 認 定 こども 園 や 保 育 所 幼 稚 園 や 地 域 型 保 育 サービスなどによる 保 育 サービスの 供 給 量 の 拡 大 のみならず 健 全 育 成 母 子 保 健 教 育 住 宅 や 公 園 の 整 備 防 犯 等 の 安 全 対 策 など 子 どもと 子 育 て 支 援 のための 総 合 的 な 市 町 村 の 計 画 を 指 す E 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 地 域 行 動 計 画 は 市 町 村 に 策 定 義 務 はなく 努 力 義 務 となっている A B C D E 1 2 3 4 5-7 -

問 9 次 の 文 は 母 子 保 健 に 関 する 記 述 である 正 しいものを 一 つ 選 びなさい 1 母 子 保 健 法 に 基 づく 乳 幼 児 を 対 象 とした 健 康 診 査 には 1 歳 6か 月 児 健 康 診 査 や 3 歳 児 健 康 診 査 などがある 2 生 後 4か 月 までの 乳 児 のいる 家 庭 を 訪 問 する 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 は 母 子 保 健 法 に 基 づき 実 施 されている 3 母 子 保 健 法 における 妊 産 婦 とは 妊 娠 中 又 は 出 産 後 1 年 以 内 の 女 子 で 新 生 児 とは 出 生 後 28 日 を 経 過 しない 乳 児 を 指 し 低 体 重 児 とは 体 重 が 1,000g 未 満 の 乳 児 をいう 4 保 健 所 は 健 康 相 談 や 健 康 教 育 健 康 診 査 の 拠 点 となる 市 町 村 が 設 置 する 施 設 であり 保 健 センターは 訪 問 指 導 を 行 う 都 道 府 県 が 設 置 する 施 設 である 5 養 育 支 援 訪 問 事 業 は 子 育 て 困 難 家 庭 等 に 対 し 保 健 師 が 訪 問 指 導 を 行 う 事 業 であり 保 育 士 や 子 育 て 経 験 者 ヘルパー 等 は 担 当 することができない 問 10 次 の 文 は 保 育 サービスに 関 する 記 述 である 誤 ったものを 一 つ 選 びなさい 1 認 定 こども 園 とは 平 成 18 年 に 制 度 化 されたもので その 目 的 は 教 育 および 保 育 を 一 体 的 に 提 供 すること 地 域 における 子 育 て 支 援 を 行 うことである 2 保 育 所 保 育 指 針 は 当 時 の 児 童 福 祉 施 設 最 低 基 準 第 35 条 に 基 づき 平 成 20 年 に 告 示 された 3 特 定 保 育 事 業 とは パートタイム 勤 務 や 育 児 短 時 間 勤 務 等 保 護 者 の 就 労 形 態 が 多 様 化 している 中 で 働 き 方 に 応 じた 保 育 として 保 育 所 において 児 童 を 一 定 程 度 (1か 月 当 たり 概 ね 64 時 間 以 上 ) 継 続 的 に 保 育 する 事 業 である 4 病 児 病 後 児 保 育 事 業 は 病 児 病 後 児 保 育 事 業 実 施 要 綱 によると 病 児 対 応 型 病 後 児 対 応 型 体 調 不 良 児 対 応 型 非 施 設 型 ( 訪 問 型 )の4 類 型 となっている 5 保 育 所 の 設 備 運 営 は 児 童 福 祉 施 設 の 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 63 号 )に 基 づいており 保 育 室 等 の 施 設 や 必 要 な 職 員 保 育 時 間 や 保 育 料 以 外 の 利 用 料 等 について 条 例 の 策 定 主 体 である 自 治 体 にとってすべて 従 うべき 基 準 として 定 められている - 8 -

問 11 次 の 文 は 児 童 虐 待 等 に 関 する 記 述 である 正 しいものを 誤 ったものを と した 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 平 成 12 年 に 施 行 された 児 童 虐 待 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 児 童 虐 待 の 定 義 としては 身 体 的 虐 待 性 的 虐 待 保 護 の 怠 慢 拒 否 心 理 的 虐 待 の4つが 示 されている B 全 国 の 児 童 相 談 所 に 寄 せられる 児 童 虐 待 相 談 対 応 件 数 は 統 計 開 始 時 の 平 成 2 年 度 は 約 1,000 件 であったが 平 成 24 年 度 では 65,000 件 を 超 える 数 値 となっている C 教 員 や 保 育 士 保 健 師 など 業 務 上 子 どもに 深 く 関 わる 専 門 職 は 児 童 虐 待 を 受 けた と 思 われる 児 童 を 発 見 しても 虐 待 の 事 実 の 確 認 ができていない 段 階 では 秘 密 漏 示 罪 やその 他 の 守 秘 義 務 に 関 する 法 律 の 規 定 があることから 通 告 はできない D 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 は 平 成 16 年 の 児 童 福 祉 法 改 正 で 法 定 化 され 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 設 置 運 営 指 針 では 代 表 者 会 議 実 務 者 会 議 個 別 ケース 検 討 会 議 など 三 層 構 造 を 想 定 している E 平 成 24 年 に 施 行 された 民 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 により これまでなかった 親 権 喪 失 の 制 度 が 新 設 された A B C D E 1 2 3 4 5-9 -

問 12 さい 次 の 文 は 社 会 的 養 護 に 関 係 する 施 設 等 の 説 明 である 誤 ったものを 一 つ 選 びな 1 児 童 養 護 施 設 は 平 成 24 年 10 月 1 日 現 在 全 国 に 約 600 か 所 近 く 設 置 されている 2 児 童 家 庭 支 援 センターは 平 成 9 年 の 児 童 福 祉 法 改 正 により 創 設 された 児 童 福 祉 施 設 であり 地 域 の 児 童 やその 家 庭 への 相 談 支 援 を 行 うことを 目 的 としている 3 児 童 自 立 支 援 施 設 には 児 童 自 立 支 援 専 門 員 と 児 童 生 活 支 援 員 のほか 個 別 対 応 職 員 や 家 庭 支 援 専 門 相 談 員 その 他 の 職 員 が 配 置 されており 平 成 24 年 10 月 1 日 現 在 全 国 で 約 60 か 所 設 置 されている 4 里 親 への 委 託 児 童 は4 人 を 超 えることはできないが 小 規 模 住 居 型 児 童 養 育 事 業 の 定 員 は5 人 または6 人 である 5 乳 児 院 は 乳 児 を 入 院 させて 養 育 する 施 設 であるため 1 歳 児 になると 児 童 養 護 施 設 へ 措 置 することが 規 定 されている - 10 -

問 13 次 の 文 は 障 害 児 を 対 象 とした 福 祉 に 関 する 記 述 である 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 児 童 発 達 支 援 センターへの 入 所 措 置 は 障 害 程 度 区 分 に 基 づき 行 われる B 児 童 福 祉 法 による 障 害 児 の 定 義 には 難 病 等 の 児 童 ( 治 療 方 法 が 確 立 していない 疾 病 その 他 の 特 殊 の 疾 病 であって 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 する ための 法 律 第 4 条 第 1 項 の 政 令 で 定 めるものによる 障 害 の 程 度 が 同 項 の 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 程 度 である 児 童 )は 含 まれない C 放 課 後 等 デイサービスとは 学 校 教 育 法 第 1 条 に 規 定 する 学 校 ( 幼 稚 園 及 び 大 学 を 除 く)に 就 学 している 障 害 児 につき 授 業 の 終 了 後 又 は 休 業 日 に 生 活 能 力 の 向 上 の ために 必 要 な 訓 練 社 会 との 交 流 の 促 進 その 他 の 便 宜 を 供 与 することである D 障 害 児 通 所 支 援 は 児 童 発 達 支 援 医 療 型 児 童 発 達 支 援 の2 事 業 から 構 成 されている E 障 害 児 等 へ 支 援 を 行 う 児 童 福 祉 施 設 の 施 設 体 系 は 児 童 福 祉 法 の 改 正 ( 平 成 24 年 4 月 施 行 )により 障 害 種 別 に 分 かれた 施 設 体 系 から 通 所 による 支 援 ( 障 害 児 通 所 支 援 )と 入 所 による 支 援 ( 障 害 児 入 所 支 援 )の 利 用 形 態 別 に 一 元 化 された A B C D E 1 2 3 4 5-11 -

問 14 次 の 文 は 少 年 非 行 等 に 関 する 記 述 である 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 少 年 刑 務 所 とは 16 歳 以 上 の 犯 罪 少 年 が 入 所 する 施 設 で 少 年 法 に 基 づき 設 置 さ れている B 平 成 12 年 の 少 年 法 の 改 正 では 刑 事 罰 適 用 年 齢 が 16 歳 から 12 歳 に 引 き 下 げられ 12 歳 以 上 の 少 年 が 殺 人 等 重 大 な 罪 を 犯 したときは 原 則 逆 送 措 置 を 行 うことになった C 少 年 法 に 基 づき 家 庭 裁 判 所 の 審 判 に 付 される 少 年 は 罪 を 犯 した 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) 14 歳 に 満 たないで 刑 罰 法 令 に 触 れる 行 為 をした 少 年 ( 触 法 少 年 ) 一 定 の 事 由 があって その 性 格 又 は 環 境 に 照 して 将 来 罪 を 犯 し 又 は 刑 罰 法 令 に 触 れる 行 為 をする 虞 のあ る 少 年 ( 虞 犯 少 年 )に 区 別 されている D 少 年 鑑 別 所 は 犯 罪 傾 向 の 進 んだおおむね 16 歳 以 上 23 歳 未 満 の 者 を 収 容 する 施 設 で 1 年 以 上 の 期 間 収 容 させ 生 活 訓 練 や 職 業 能 力 開 発 などの 支 援 を 行 う A B C D 1 2 3 4 5-12 -

問 15 次 の 文 は 母 子 家 庭 等 に 対 する 支 援 に 関 わる 記 述 である 正 しいものを 誤 っ たものを とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 離 婚 後 の 養 育 費 の 確 保 が 難 しい 場 合 が 多 いことから こうした 問 題 に 関 して 養 育 費 相 談 支 援 センター 事 業 や 母 子 家 庭 等 就 業 自 立 支 援 センター 事 業 による 相 談 支 援 が 行 われ ている B 遺 族 基 礎 年 金 や 遺 族 厚 生 年 金 は 第 二 次 世 界 大 戦 で 配 偶 者 と 死 別 した 母 子 家 庭 のため の 制 度 である C 児 童 扶 養 手 当 は 世 帯 収 入 が 低 く 深 刻 な 状 態 にある 母 子 家 庭 に 支 給 されており 父 子 家 庭 には 支 給 されていない D 母 子 家 庭 等 就 業 自 立 支 援 事 業 には 就 業 相 談 や 就 業 支 援 講 習 会 就 業 情 報 の 提 供 など 一 貫 した 就 業 支 援 サービスが 含 まれる E 母 子 家 庭 等 日 常 生 活 支 援 事 業 は 母 子 家 庭 父 子 家 庭 及 び 寡 婦 が 修 学 等 の 自 立 を 促 進 するために 必 要 な 事 由 や 疾 病 などの 事 由 により 一 時 的 に 生 活 援 助 保 育 サービスが 必 要 な 場 合 又 は 生 活 環 境 等 の 激 変 により 日 常 生 活 を 営 むのに 支 障 が 生 じている 場 合 に 家 庭 生 活 支 援 員 を 派 遣 するなど 母 子 家 庭 等 の 生 活 の 安 定 を 図 ることを 目 的 とする A B C D E 1 2 3 4 5-13 -

問 16 次 の 文 は 保 育 所 保 育 指 針 第 6 章 保 護 者 に 対 する 支 援 の1 保 育 所 におけ る 保 護 者 に 対 する 支 援 の 基 本 についての 記 述 である 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 保 育 所 保 育 指 針 第 6 章 では 親 として 未 熟 な 保 護 者 に 対 する 保 育 士 の 指 導 的 立 場 が 明 確 に 述 べられている B 保 育 所 における 保 護 者 支 援 はカウンセリングの 知 識 や 技 術 に 基 づくとされている C 保 育 所 の 保 護 者 支 援 においては 保 護 者 の 気 持 ちの 受 けとめ 相 互 の 信 頼 関 係 を 基 本 に 保 護 者 一 人 一 人 の 自 己 決 定 を 尊 重 することなど 対 人 援 助 の 基 本 姿 勢 が 求 められる D 保 護 者 支 援 においては 地 域 の 子 育 て 支 援 に 関 する 資 源 を 積 極 的 に 活 用 すべきである E 保 育 士 の 責 務 は 保 育 にあるため 子 どもの 最 善 の 利 益 を 尊 重 し 入 所 児 童 の 保 護 者 へ の 支 援 は 努 力 義 務 となっている A B C D E 1 2 3 4 5-14 -

問 17 次 の 文 は わが 国 の 保 育 に 関 する 法 制 度 についての 記 述 である 適 切 な 記 述 を 不 適 切 な 記 述 を とした 場 合 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A 保 育 所 保 育 指 針 において 保 育 所 の 保 育 は 子 どもが 現 在 を 最 も 良 く 生 き 望 ま しい 未 来 をつくり 出 す 力 の 基 礎 を 培 うために( 中 略 ) 行 わなければならない とされて いる B 児 童 福 祉 施 設 の 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 63 号 )において 児 童 厚 生 施 設 には 保 育 士 を 置 かなければならないとされ 保 育 士 の 役 割 として 児 童 の 自 主 性 社 会 性 及 び 創 造 性 を 高 め もって 地 域 における 健 全 育 成 活 動 の 助 長 を 図 ること が 定 められている C 児 童 福 祉 施 設 の 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 63 号 )では 乳 児 院 における 養 育 は 乳 幼 児 の 心 身 及 び 社 会 性 の 健 全 な 発 達 を 促 進 し その 人 格 の 形 成 に 資 することとなるものでなければならない とされている D 学 校 教 育 法 第 22 条 において 規 定 されている 幼 稚 園 の 目 的 には 保 育 という 用 語 は 使 用 されていない E 児 童 福 祉 施 設 の 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 63 号 )において 保 育 所 における 保 育 は 養 護 及 び 教 育 を 一 体 的 に 行 うことをその 特 性 とするとされ ている A B C D E 1 2 3 4 5-15 -

問 18 次 の 文 は 児 童 福 祉 施 設 の 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 63 号 )の 一 部 である ( A )~( C )にあてはまる 語 句 の 正 しい 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい 第 44 条 児 童 養 護 施 設 における 養 護 は 児 童 に 対 して 安 定 した 生 活 環 境 を 整 えるとともに 生 活 指 導 学 習 指 導 職 業 指 導 及 び( A ) 環 境 の 調 整 を 行 いつつ 児 童 を( B )するこ とにより 児 童 の 心 身 の 健 やかな 成 長 とその( なければならない C )を 支 援 することを 目 的 として 行 わ A B C 1 家 庭 養 育 発 達 2 家 庭 療 育 自 立 3 家 庭 養 育 自 立 4 教 育 療 育 自 立 5 教 育 養 育 発 達 - 16 -

問 19 次 の 保 育 所 での 事 例 を 読 んで 設 問 に 答 えなさい 事 例 母 親 Gさんは 離 婚 後 H 市 に 転 居 し 仕 事 を 探 すため4 歳 のJ 君 を 保 育 所 に 預 けること になった 保 育 士 は 入 所 の 際 の 面 接 時 に Gさんは 離 婚 前 夫 から 暴 力 を 受 け 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 保 護 命 令 が 裁 判 所 からでて いると 聞 いた 保 育 士 の 勤 める 保 育 所 はH 市 の 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 の 構 成 メンバー であり 同 協 議 会 を 担 当 する 行 政 職 員 から 転 居 前 の 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 でも 虐 待 を 理 由 に 支 援 が 検 討 されていた 家 庭 であり 要 保 護 家 庭 として 引 き 続 き 対 応 を 続 けるとの 報 告 があった 保 育 所 に 入 所 してまもなく 保 育 士 はJ 君 の 脇 腹 にうっすらとアザのよう な 痕 を 発 見 した その 後 も 肩 のあたりに 打 撲 のような 痕 があり J 君 に 尋 ねても 笑 っては ぐらかすだけであった 設 問 この 事 例 における 保 育 所 の 対 応 として 適 切 な 記 述 の 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A Gさんが 必 要 としたときに 情 報 提 供 できるように ファミリー サポート センター 事 業 一 時 預 かり 事 業 病 児 病 後 児 保 育 事 業 の 連 絡 先 などの 情 報 を 収 集 した B J 君 の 脇 腹 や 肩 に 認 められる 傷 が 虐 待 によるものなのか 判 断 がつかなかったが H 市 の 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 を 担 当 する 行 政 職 員 に 報 告 を 行 った C 個 人 情 報 保 護 の 観 点 から 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 を 担 当 する 行 政 職 員 には 報 告 しな かった D Gさんの 元 夫 が Gさんに 頼 まれた と 言 いJ 君 を 迎 えにきたため Gさんに 確 認 は できなかったがJ 君 を 連 れて 帰 ってもらった 1 A B 2 A C 3 A D 4 B D 5 C D - 17 -

問 20 次 の 保 育 所 での 事 例 を 読 んで 設 問 に 答 えなさい 事 例 母 親 Xさんの 第 一 子 であるY 君 は 1か 月 前 に1 歳 児 クラスに 入 所 してきた 1 歳 6か 月 健 診 の 際 に 保 健 師 からY 君 の 言 葉 の 遅 れを 指 摘 されショックを 受 けたXさんは 2 歳 近 くになっても 言 葉 が 少 なく 気 になると 担 当 保 育 士 に 相 談 した Y 君 が 同 じ 年 齢 の 他 の 子 ど もと 比 べて 遊 びに 集 中 せず 興 味 が 転 々と 変 わり 他 の 子 どものおもちゃが 欲 しいときは 言 葉 で 表 現 できないためか いきなりおもちゃを 奪 い 取 りいつもトラブルになってしまう と Xさんは 涙 ぐんで 話 した 設 問 この 事 例 における 保 育 士 の 対 応 として 適 切 な 記 述 の 組 み 合 わせを 一 つ 選 びなさい A Xさんが 保 健 師 の 言 葉 にショックを 受 けたと 話 したことから 再 度 保 健 師 に 相 談 する 必 要 はないと 助 言 した B Xさんが 日 常 の 中 でどのようなY 君 の 姿 に 不 安 を 感 じているのか ゆっくり 話 を 聴 い た C Xさんと 共 にこの1か 月 間 のY 君 の 変 化 を 確 認 した D XさんのY 君 への 関 わり 方 の 問 題 点 を 指 摘 し Y 君 への 療 育 内 容 について 指 導 した 1 A B 2 A C 3 A D 4 B C 5 B D - 18 -