第1回兵庫県後期高齢者医療広域連合情報公開・個人情報保護審査会



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定款

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平 成 22 年 12 月 第 5 回 定 例 会 (11 月 26 日 招 集 ) 会 期 日 程 表

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資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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老発第    第 号

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鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

●労働基準法等の一部を改正する法律案

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1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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平成21年9月29日

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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区議会月報 平成19年4-5月

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

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リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

学校安全の推進に関する計画の取組事例

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

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経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

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そ の 他 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 広 島 市 城 山 北 城 南 域 包 括 支 援 センター 広 島 市 安 佐 南 区 川 内 B0 平 成 8 年 4 月 日 必 要 な 者

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

持 TFでの 検 討 を 踏 まえ 対 策 を 講 ずることといたしますが 貴 職 におかれまし ては 現 段 階 において 下 記 事 項 につきご 対 応 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます 記 1. 貴 会 会 員 に 対 して 今 回 の 厚 生 労 働 省 からの 緊 急 要

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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●幼児教育振興法案

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

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(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

スライド 1

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23 年 度 事 業 計 画 概 要 事 業 項 目 事 業 内 容 施 策 A. 各 種 制 度 改 変 への 対 応 (1) 老 人 福 祉 法 高 齢 者 住 まい 法 改 正 関 連 1 指 導 指 針 改 正 ( 老 福 法 ) 登 録 基 準 策 定 ( 住 まい 法 )への 対 応 2

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

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Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

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Microsoft Word 行革PF法案-0概要

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16 日本学生支援機構

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

子 ども 手 当 の 支 給 対 象 や 支 給 額 等 の 仕 組 みはどのようになっていますか 平 成 22 年 度 の 子 ども 手 当 は 中 学 校 修 了 までの 子 ども 一 人 に つき 月 額 1 万 3 千 円 を 父 母 等 に 支 給 します 支 給 要 件 は 子 どもを

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共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

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m07 北見工業大学 様式①

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

小山市保育所整備計画

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

文化政策情報システムの運用等

平成16年度

Transcription:

平 成 24 年 度 第 2 回 兵 庫 県 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 懇 話 会 議 事 録 1 日 時 平 成 24 年 12 月 20 日 ( 木 ) 午 後 2 時 30 分 ~ 午 後 3 時 30 分 2 場 所 兵 庫 県 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 会 議 室 3 出 席 者 (1) 兵 庫 県 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 懇 話 会 委 員 16 名 (50 音 順 敬 称 略 ) 足 立 正 樹 荒 木 育 夫 岩 成 孝 大 谷 敦 子 笠 井 秀 一 衣 笠 葉 子 久 野 茂 樹 島 谷 俊 秀 杉 本 欣 也 土 井 義 和 冨 永 隆 亮 政 井 小 夜 子 松 本 卓 山 下 眞 宏 山 本 孝 子 山 本 嘉 彦 (2) 事 務 局 12 名 事 務 局 長 森 田 文 明 総 務 課 長 塩 木 達 也 資 格 保 険 料 課 長 藤 原 勝 司 給 付 課 長 伊 藤 隆 給 付 課 課 長 補 佐 大 長 勇 他 4 議 題 第 2 次 広 域 計 画 案 について 国 の 動 向 について 5 議 事 の 要 旨 (1) 第 2 次 広 域 計 画 案 について 資 料 に 基 づき 第 2 次 広 域 計 画 案 の 概 要 について 説 明 をした (2) 国 の 動 向 について 社 会 保 障 制 度 改 革 推 進 法 の 内 容 及 び 社 会 保 障 制 度 改 革 国 民 会 議 で 討 議 されている 高 齢 者 医 療 制 度 改 革 における 検 討 課 題 について 説 明 し 現 行 制 度 の 見 通 しについて 今 後 も 国 の 動 向 を 注 視 する 必 要 があることを 説 明 した 6 意 見 等 (1) 第 2 次 広 域 計 画 案 について ( 委 員 )3ページの3の 医 療 費 の 適 正 化 のレセプト 点 検 ( 介 護 保 険 との 給 付 調 整 )について 具 体 的 にどのようにされるのか 説 明 いただきたい ( 事 務 局 ) 今 後 各 市 町 が 保 有 している 介 護 保 険 の 情 報 と 医 療 保 険 ( 広 域 連 合 )の 情 報 を 突 合 し 医 療 保 険 の 中 で 算 定 できない 項 目 があればそれを 確 認 していくことになる ( 委 員 ) 突 合 の 結 果 の 後 の 処 理 はどうなるのか 返 戻 とか あるいは 他 府 県 との 間 で 直 接 給 付 調 整 をされるとか その 辺 はどうなるのか 説 明 いただきたい ( 事 務 局 ) 基 本 的 には 減 額 をさせていただいて 過 誤 調 整 させていただくことになる 1

( 委 員 ) 昨 今 会 計 検 査 院 の 指 摘 事 項 で 特 に 薬 局 においては 居 宅 療 養 管 理 指 導 において 誤 請 求 の 問 題 が 散 見 されている 従 来 過 誤 の 場 合 で 遡 り 請 求 が 不 可 能 であったものが 介 護 保 険 の 場 合 は 可 能 になったかと 思 われるが なぜそのような 過 誤 が 生 じるのかは 要 介 護 認 定 者 等 であるという 正 確 な 情 報 が 現 場 のほうに 流 れてこない 大 きな 問 題 があ る そのあたりの 情 報 を 広 域 連 合 から 請 求 者 に 対 して 提 供 いただくことはできないの か ( 事 務 局 ) 医 療 のレセプトと 介 護 のレセプトと 同 じ 方 で 両 方 に 請 求 があがってくる 場 合 がある 例 えば 入 院 されている 患 者 にホームヘルパーが 派 遣 されるという ありえないこと だが そういう 請 求 があがってくるということは 論 理 的 に 矛 盾 している あるいは1 ヶ 月 の 間 で 入 院 し 退 院 して 老 人 保 健 施 設 に 移 った 場 合 にその 両 方 の 日 数 を 足 すと31 日 を 越 えているとこれはおかしいわけで どこかで 日 数 が 間 違 っているという 論 理 的 な 矛 盾 というものを 突 合 して 初 めてわかる 場 合 がある それ 以 外 に 委 員 がおっしゃ いました 居 宅 療 養 管 理 指 導 という 介 護 保 険 の 給 付 は 算 定 要 件 として 要 介 護 者 であ るなどのご 本 人 の 情 報 があって 正 しく 請 求 できるわけで そこに 誤 請 求 があるという ことは 居 宅 療 養 管 理 指 導 を 請 求 するにあたって 請 求 できるかどうか 要 件 を 確 認 す る 作 業 がいる ご 本 人 が 要 介 護 認 定 を 受 けていたとかあるいは 過 去 に 遡 って 要 介 護 者 になっていたとか 状 況 の 変 化 をきっちりと 情 報 共 有 できるシステムが 必 要 であるが これは 介 護 保 険 サイドの 運 用 の 問 題 になる レセプトの 点 検 のなかの 介 護 保 険 との 給 付 調 整 で 医 療 保 険 のレセプトを2 次 点 検 し 問 題 があれば2 次 審 査 にかけて 返 戻 を するが 介 護 側 のこういった 運 用 については 介 護 保 険 者 である 市 町 の 判 断 に 委 ねられ る 状 況 である もしも そういう 現 場 で 問 題 があるのであれば 介 護 保 険 者 との 協 議 が 必 要 になるのではないかと 思 われる ( 委 員 ) 医 療 費 適 正 化 で 療 養 費 の 柔 整 はり 灸 の 問 題 がある 特 に 高 齢 者 は 事 業 者 を 使 っ ている 方 が 多 くいると 思 われるが それに 対 して 適 正 な 医 療 の 受 け 方 の 指 導 等 をどの ようにされているのか ( 事 務 局 ) 委 員 の 方 からのご 指 摘 のように 柔 整 師 の 施 術 料 にはじめ 療 養 費 の 適 正 化 対 策 だ が 平 成 24 年 3 月 に 国 から 療 養 費 の 適 正 化 への 取 組 についての 通 知 が 発 出 されてい る その 内 容 としては 不 適 正 な 受 診 が 行 われているかどうか 確 認 するという 指 針 も あり 医 療 費 通 知 への 記 載 の 義 務 づけやその 診 療 内 容 について 疑 義 がある 場 合 は 実 態 を 把 握 するために 被 保 険 者 への 調 査 患 者 調 査 も 行 う 必 要 があるのではないかと 指 摘 されている あと 単 なる 肩 こりのようなもので 柔 整 の 保 険 適 用 はできないというよ うな 広 報 周 知 に 努 めることが 求 められている 国 の 通 知 に 従 いましてそういった 対 策 を 強 化 していく 必 要 があると 認 識 している ( 委 員 )ジェネリック 医 薬 品 の 普 及 啓 発 と 同 時 に 被 保 険 者 の 方 の 事 業 者 へのかかり 方 につい ての 指 導 も 後 期 高 齢 者 医 療 の 保 険 者 として 適 切 に 行 う 必 要 があると 思 うがいかがか ( 事 務 局 ) 今 現 在 は ホームページあるいは 冊 子 等 での 広 報 啓 発 にとどまっているが 今 後 は 内 容 も 含 めて 十 分 対 策 を 強 化 していきたいと 考 えている ( 委 員 ) 先 ほどの 委 員 の 方 の 質 問 に 関 連 するが 柔 整 についての 点 検 強 化 の 話 をお 聞 きしし たが 健 康 保 険 でも 柔 道 整 復 の 療 養 費 については 昨 今 苦 慮 しており 非 常 に 件 数 が 2

増 えている その 中 で 一 部 に 信 じられないような 不 正 請 求 があるが 私 の 存 じ 上 げ る 健 保 組 合 では 内 部 点 検 を 強 化 してやってきたが もうほとんど 限 界 にあるため 専 門 業 者 を 使 って 徹 底 的 に 強 化 して 点 検 を 図 りたいと 聞 いたことがある 実 際 に 現 在 ど ういった 柔 整 の 療 養 費 の 点 検 をやっておられるのか 今 後 どういう 計 画 でおられるの かお 聞 きしたい ( 事 務 局 ) 当 広 域 連 合 においても 同 じような 悩 みを 抱 えている 実 際 これまでどのような 対 策 を 行 ったかという 質 問 だが 柔 道 整 復 をはじめ 療 養 費 の 審 査 については 審 査 機 関 で ある 国 保 連 合 会 に 委 託 をして 1 次 点 検 等 を 実 施 してきた 今 後 療 養 費 については 不 正 事 案 等 の 問 題 のある 事 案 が 疑 われるケースも 考 えられるので そういったことも 鑑 みて 柔 道 整 復 施 術 療 養 費 の 点 検 については 広 域 連 合 においても 主 体 的 に 点 検 をし 必 要 に 応 じて 患 者 調 査 も 含 めて 強 化 をしていく 考 えである ( 委 員 ) 柔 整 の 適 正 化 について 何 を 目 標 にしてやるかは 対 象 者 の 多 部 位 頻 回 受 診 につい て 実 態 調 査 を 頻 繁 に 行 うことが 一 番 大 事 で 効 果 的 かと 思 われる ( 事 務 局 )ご 指 摘 のように 多 部 位 長 期 療 養 頻 回 傾 向 にあるという3つの 項 目 について 特 に 適 正 化 に 向 けた 取 り 組 みを 行 う 指 針 も 示 されている まさに 委 員 がおっしゃった 点 は 考 慮 に 入 れて 来 年 度 から 強 化 に 取 組 んでいきたいと 考 えている (2) 国 の 動 向 について ( 委 員 ) 根 本 的 に 民 主 党 政 権 では この 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 廃 止 の 方 針 を 立 てていたが 今 回 自 民 党 政 権 に 変 わった 場 合 廃 止 という 方 針 が 当 然 変 わるだろうと 思 われるが 見 通 しはどうなっているか ( 事 務 局 ) 衆 議 院 議 員 選 挙 結 果 を 踏 まえると 現 行 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 今 後 も 必 要 な 改 善 を 加 えながら 継 続 していくものと 考 えられる これは 従 来 野 党 であった 自 民 党 な り 公 明 党 が 制 度 を 継 続 させて その 中 で 必 要 な 改 善 を 加 えると 言 っていたので それ に 沿 っていくのではないかと 思 われる ( 委 員 ) 端 的 に 言 って 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 が 存 続 するかどうかについてはどうか ( 事 務 局 ) 政 治 が 絡 む 話 なので 一 言 では 申 しあげにくいが 廃 止 と 主 張 されていた 政 権 がこう いった 結 果 になったので むしろ 現 行 制 度 はおそらく 存 続 させる 方 向 で 進 んでいくと 思 われる ただ 現 行 制 度 が 今 のままでいいかというといろいろ 議 論 がある 特 に 増 え 続 ける 高 齢 者 の 医 療 費 を 支 える 方 々の 負 担 の 問 題 がある 高 齢 者 の 保 険 料 もあるが 若 年 者 の 方 の 支 援 金 それを 実 際 に 拠 出 するのは 健 保 組 合 や 協 会 けんぽであり そち らの 負 担 も 非 常 に 大 きくなっているので 全 体 を 巻 き 込 んだ 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 在 り 方 については これからも 議 論 になっていくと 思 われるが 少 なくとも 広 域 連 合 で 運 営 しているスキームは 今 後 大 きく 変 わることは 考 えにくいと 思 われる ( 委 員 ) 国 民 会 議 に 議 題 を 提 出 するのは 主 に 三 党 実 務 者 協 議 であるのか 議 題 の 原 案 はど こが 作 って 会 議 されているのか ( 事 務 局 )6 月 15 日 ごろに 与 野 党 三 者 協 議 があり 特 に 年 金 問 題 と 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の2 つの 問 題 は 国 民 会 議 にかける 前 に あらかじめ 三 党 間 でその 内 容 について 協 議 する 確 認 書 が 交 わされている ただ その 解 釈 については 双 方 の 意 見 が 分 かれていて 3

幅 広 い 解 釈 があり これについては 我 々も 今 後 どうなるのか 選 挙 結 果 も 踏 まえてこれ からの 行 く 末 を 見 守 るとしかいいようがない これまで1 回 2 回 と 開 かれたなかで は 先 ほど 説 明 した6ページにある 検 討 課 題 については 大 体 合 意 された 形 で 進 んでい る まずは 優 先 的 に 総 報 酬 割 を 全 面 導 入 すべきかどうかと70~74 歳 の 方 の 負 担 を 順 次 2 割 に 上 げていくのかどうかの 問 題 が 優 先 的 に 議 論 され それよりもっと 大 きな 枠 組 みの 話 はいつ 議 論 されるかわかりにくい 状 況 である ( 委 員 ) 選 挙 後 の 最 初 の 会 議 が どういう 議 題 になるかで 今 後 が 見 えてくるかもしれないで すね ( 委 員 ) 待 ちの 体 制 でいるしかないわけですよね 一 時 は 国 保 の 中 に 盛 り 込 むような 話 も あったが 政 権 が 変 わったことで そこまでいかないと 思 われるが とにかく 高 齢 者 の 方 々の 医 療 費 がやはりこれから 必 要 になってくることは 確 かなので その 財 源 をど のように 確 保 していくかがとても 大 事 になると 思 われる まだ 私 は 実 際 その 年 齢 に 達 していないのでなかなか 申 しあげにくいこともあるのですが 経 済 的 にお 持 ちの 方 には ある 程 度 の 負 担 というものをしていただかないと 若 い 方 の 数 が 非 常 に 少 なく なっているのと 今 の 状 況 では 収 入 面 が 非 常 に 厳 しくなっているのがわかるので 被 保 険 者 の 方 もおられる 中 で 非 常 に 申 しあげにくいが 経 済 的 に 苦 しい 方 については 制 度 で 救 済 していくことも 十 分 必 要 なので みんなに 払 ってくださいというつもりは ないのですが 余 裕 のある 高 齢 者 の 方 々には それなりの 負 担 というものを 納 得 して いただくそういう 方 法 にある 程 度 持 っていかないと 若 い 人 がもたないという 現 実 があ るのではないかと 思 われる 委 員 のみなさまがどのように 思 っておられるのか 気 にな るところですが 意 見 というよりも 感 想 に 近 いことで 申 し 訳 ございません ( 委 員 ) 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 前 の 制 度 は 昭 和 58 年 の 老 健 法 がはじまって 平 成 20 年 から 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 変 わったわけですが 老 健 法 のときも 成 立 する 前 後 から 加 入 者 按 分 ということで 昭 和 48 年 の 福 祉 元 年 からどんどん 経 済 的 に 不 況 におちいり 社 会 保 障 関 係 費 が 急 増 する 中 でその 歯 止 めとして 昭 和 58 年 の 老 健 法 ができたわけです が 基 本 的 には 今 と 変 わらない いろんな 制 度 を 動 かしても 特 に 高 齢 者 の 医 療 費 はど んなマジックをつかっても 増 えるのだと 医 療 費 が 結 局 どうなっているかというと 1 人 がいくら 使 うかということと 高 齢 者 の 数 で 高 齢 者 の 医 療 費 になるので 当 分 高 齢 者 の 数 は 増 えますし 1 人 当 たりの 医 療 費 は パラメーターでいうと5 歳 刻 みの 年 齢 構 成 のパーセンテージとその5 歳 刻 みの 各 世 代 の 使 う1 人 当 たりの 医 療 費 をかけたも のを 全 部 足 したものが1 人 当 たりの 医 療 費 になる ということは 1 人 当 たりの 医 療 費 は 高 齢 になればなるほど 高 くなる それと 比 率 ですが 50 代 60 代 になると 高 くなるのでその2つの 積 と 数 ですが 基 本 的 には 増 えていくわけで 何 が 問 題 になる かというと 結 局 持 分 老 健 法 のときはけんぽとか 保 険 者 ごとの 加 入 者 按 分 今 回 も 持 分 をどうするかが 問 題 であって 前 提 としては 医 療 費 の 適 正 化 抑 制 も 大 事 ですが 基 本 的 に 増 えていくものだと 考 えていかないといけない 結 局 は 持 分 の 問 題 である ( 事 務 局 ) 先 ほど 委 員 の 話 にあったように これからまだまだ 老 人 医 療 費 が 増 えるので そ れに 比 例 して 保 険 料 も 上 がるが 若 い 方 の 負 担 もどんどん 上 がる しかも 若 い 方 は 人 数 も 減 っているので1 人 当 たりの 負 担 が 重 くなるのではないかと これは ご 指 摘 のと 4

おりで その 結 果 どういう 現 象 になっているか 端 的 に 申 しあげると 協 会 けんぽの 保 険 料 率 が 上 がっている 協 会 けんぽは 中 小 企 業 が 多 く 加 入 されており 毎 月 の 保 険 料 率 は10%で 実 際 は 事 業 者 と 半 分 ずつですが 給 料 の1 割 相 当 額 を 医 療 保 険 者 に 持 っていかれるという 形 になっている これでは 先 が 持 たないということで 緊 迫 した 議 論 が 交 わされている そういう 意 味 では 先 ほどの 委 員 の 話 でもあったように 持 分 の 話 かかる 医 療 費 は 増 え 続 けるので それをどういう 比 率 でみんなが 持 ち 合 うか という 支 えあい 比 率 の 問 題 になる 今 後 国 が 公 費 負 担 も 含 めてどう 調 整 していくか ということが 大 事 になってくると 思 われ 先 ほどの70~74 歳 の 方 の 窓 口 負 担 の 問 題 や 給 付 費 の4 割 を 負 担 する 若 年 者 の 支 援 金 について それぞれの 保 険 者 ごとの 持 分 をどう 決 めるかということが 総 報 酬 割 の 問 題 として 上 がっているので 今 後 の 国 の 動 向 というものをよく 見 ていく 必 要 がある 7 審 議 結 果 第 2 次 広 域 計 画 案 については 原 案 どおりで 異 議 なし 5