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認 可 特 定 保 険 業 医 師 年 金 規 程 の 主 な 改 定 内 容 平 成 24 年 11 月 日 本 医 師 会 年 金 規 程 改 定 の 基 本 方 針 について 今 般 の 保 険 業 法 改 正 に 伴 う 認 可 特 定 保 険 業 申 請 にあたり 本 会 の 基 本 方 針 としては 現 行 の 年 金 制 度 の 枠 組 みを 変 更 せず 維 持 する としつつ 保 険 業 法 上 で 改 定 が 必 要 とされる 事 項 について 以 下 の 通 り 改 定 を 行 なった 医 師 年 金 規 程 の 主 な 改 定 内 容 1. 年 金 財 政 の 安 定 化 を 図 るための 条 項 の 整 備 日 本 医 師 会 年 金 制 度 の 財 政 安 定 を 目 指 すとともに これまでと 同 様 財 政 状 況 に 応 じて 受 給 中 の 年 金 を 含 めて 金 額 変 更 を 行 なうことができる 旨 規 程 上 の 建 てつけの 整 理 を 行 なった (1) 加 入 者 および 受 給 権 者 の 責 務 規 定 の 新 設 第 2 条 ( 責 務 ) 加 入 者 および 受 給 権 者 は,この 制 度 が 日 本 医 師 会 の 会 員 からなる 加 入 者 および 受 給 権 者 全 体 の 利 益 のための 制 度 であることに 鑑 み, その 運 営 により 得 られる 利 益 や 損 失 を 全 体 で 共 有 し,この 制 度 が 将 来 に 亘 り 健 全 に 維 持 されるよう 努 めなければならない (2) 年 金 財 政 計 画 および 決 算 に 関 する 規 定 の 見 直 し 第 5 条 ( 年 金 財 政 計 画 および 決 算 ) 第 4 項 4 本 会 は, 少 なくとも5 年 ごとに, 決 算 の 結 果 その 他 の 事 情 を 考 慮 して 年 金 財 政 計 画 の 検 討, 利 源 分 析 を 行 なう その 結 果, 年 金 数 理 上 の 計 算 基 礎 を 変 更 する 必 要 があった 場 合, 理 事 会 の 議 決 を 経 た 後, 主 務 官 庁 の 認 可 を 得 て, 保 険 料 または 年 金 額 ( 受 給 者 の 年 金 額 を 含 む )の 増 減 を 行 なうことができる この 場 合, 本 会 は 加 入 者 および 受 給 権 者 に 通 知 する 5 第 1 項 の 年 金 財 政 計 画 に 使 用 する 利 率 は, 別 に 定 める (3) 業 法 等 に 基 づき 財 政 の 状 況 に 照 らして 保 険 料 または 年 金 額 の 増 減 に 関 する 規 定 を 新 設 第 39 条 ( 保 険 期 間 中 における 保 険 料 の 増 額 または 年 金 額 の 減 額 ) 本 会 は,その 業 務 または 財 産 の 状 況 に 照 らして,この 制 度 の 継 続 が 困 難 になる 蓋 然 性 がある 場 合 には, 保 険 期 間 中 において 保 険 料 を 増 額 または 年 金 額 を 減 額 すること( 以 下, 契 約 条 件 の 変 更 等 という )ができる 1

2 前 項 に 規 定 する 契 約 条 件 の 変 更 等 を 行 なう 場 合, 本 会 は 契 約 条 件 の 変 更 等 につき 理 事 会 の 決 議 を 経 た 後, 主 務 官 庁 の 認 可 を 取 得 し, 速 やかに 加 入 者 および 受 給 権 者 に 通 知 する 3 前 2 項 の 場 合 において, 一 時 金 および 年 金 の 支 払 が,この 制 度 の 年 金 財 政 に 及 ぼす 影 響 が 大 きいと 認 めるときは, 前 項 の 決 議 後 に, 最 長 6ヶ 月 の 範 囲 内 で 一 時 金 および 年 金 の 支 払 いを 延 期 することができる (4) 制 度 変 更 時 における 受 給 者 脱 退 の 特 例 の 見 直 し これまで 制 度 改 定 時 には 附 則 によって 特 例 的 に 受 給 者 脱 退 を 認 めてきたが 財 政 状 況 を 鑑 みて 今 後 は 本 規 程 通 りの 取 扱 いとし 受 給 者 の 脱 退 の 特 例 は 原 則 として 行 なわない (5) 事 務 費 の 改 定 これまでの 掛 金 払 込 み1 回 につき100 円 という 定 額 の 事 務 費 では 支 払 方 法 の 違 いによって 加 入 者 間 に 事 務 費 負 担 の 格 差 が 生 じていたため 今 回 事 務 費 の 定 率 化 を 導 入 することによりその 是 正 を 図 った また 保 険 業 法 で 求 められる 適 正 なコストの 反 映 にも 対 応 した 施 行 細 則 第 10 条 ( 事 務 費 の 額 および 控 除 の 方 法 ) 年 金 規 程 第 3 条 第 3 項 に 規 定 する 事 務 費 の 額 は, 払 込 保 険 料 の0.25%とする 2 前 項 に 規 定 する 事 務 費 は, 基 本 年 金 保 険 料 と 加 算 年 金 保 険 料 それぞれから 控 除 する 加 入 者 ( 掛 金 を 支 払 中 の 方 )は 来 年 4 月 の 振 替 (あるいは 振 込 ) 分 からの 適 用 になり 運 用 原 資 が 変 わることにより 年 金 受 給 月 額 が 微 増 減 します 受 給 者 ( 養 老 年 金 を 受 給 の 方 )の 受 給 月 額 は 変 わりません また 基 本 年 金 掛 金 の 一 括 払 加 算 年 金 掛 金 の 随 時 払 にも 適 用 となり 例 えば 1,000 万 円 の 随 時 払 の 事 務 費 は 現 行 で100 円 4 月 以 降 は 25,000 円 となります 事 務 費 変 更 後 試 算 ( 概 算 ): 基 本 年 金 月 払 + 加 算 年 金 月 払 10 口 /50 歳 時 加 入 /15 年 間 掛 金 支 払 /15 年 保 証 終 身 年 金 を 選 択 年 金 受 給 総 額 は 65 歳 から20 年 間 の 場 合 現 行 / 改 定 後 月 払 掛 金 事 務 費 運 用 原 資 受 給 月 額 年 金 受 給 総 額 掛 金 支 払 総 額 現 行 改 定 後 72,000 円 100 円 180 円 71,900 円 71,820 円 58,860 円 58,790 円 14,126,400 円 14,109,600 円 加 算 口 数 が4 口 以 下 (36,000 円 )の 場 合 は 受 給 月 額 が 増 加 します 差 額 :-70 円 比 率 :99.9% ( 改 定 後 - 現 行 ) ( 改 定 後 現 行 ) 12,960,000 円 2

2. 法 令 対 応 上 必 要 な 規 定 の 新 規 追 加 (1) 年 金 制 度 運 営 の 主 体 が 本 会 ( 認 可 特 定 保 険 業 者 )であり 本 会 が 定 める 基 本 方 針 に 沿 って 運 営 を 行 なう 旨 の 明 確 化 第 3 条 ( 年 金 財 産 ) 本 会 は, 年 金 財 産 の 運 用 に 関 して, 運 用 基 本 方 針 および 運 用 方 針 細 則 を 定 め, 当 該 基 本 方 針 に 沿 って 運 用 する 2 本 会 は, 前 項 の 基 本 方 針 に 基 づき, 契 約 を 締 結 した 委 託 金 融 機 関 等 にて 年 金 財 産 の 管 理 および 運 用 を 行 なわせる 3 本 会 は, 加 入 者 が 払 い 込 んだ 保 険 料 から, 別 に 定 める 事 務 費 を 控 除 した 額 を, 将 来 の 給 付 に 充 てる 原 資 として 運 用 する (2) 保 険 契 約 の 無 効 取 消 重 大 事 由 による 解 除 等 の 約 款 事 項 に 関 する 規 定 の 追 加 第 40 条 ( 保 険 契 約 の 取 消 および 無 効 ) 詐 欺 によりこの 制 度 に 加 入 した 者 に 対 しては, 本 会 は 加 入 を 取 り 消 すことができる この 場 合, 既 に 払 い 込 まれた 保 険 料 は 払 い 戻 さない 2 加 入 者 が, 一 時 金 または 年 金 を 不 法 に 取 得 する 目 的 または 他 人 に 一 時 金 または 年 金 を 不 法 に 取 得 させる 目 的 でこの 制 度 に 加 入 した 場 合 には, 当 該 加 入 を 無 効 とし, 既 に 払 い 込 まれた 保 険 料 は 払 い 戻 さない 第 41 条 ( 重 大 事 由 による 解 除 ) 本 会 は 加 入 者 または 受 給 権 者 に 詐 欺 行 為 等 の 重 大 事 由 が 生 じたときは, 将 来 に 向 かってこの 保 険 契 約 を 解 除 できる 2 本 会 が 前 項 の 重 大 事 由 を 知 った 日 から30 日 を 経 過 した 日 以 後 は, 本 会 は 前 項 の 解 除 権 を 行 使 することができない (3) 保 険 業 法 に 則 り 規 程 変 更 制 度 廃 止 は 主 務 官 庁 からの 認 可 を 得 て 行 なう 旨 の 文 言 の 追 加 第 53 条 ( 規 程 の 変 更 ) この 規 程 の 変 更 は, 理 事 会 の 決 議 を 経 た 後, 主 務 官 庁 の 認 可 を 得 た 上 でこれを 決 定 する 第 54 条 ( 年 金 制 度 の 廃 止 と 財 産 の 分 配 方 法 ) この 制 度 の 廃 止 およびその 際 の 年 金 財 産 の 分 配 方 法 については, 代 議 員 会 の 決 議 を 経 た 後, 主 務 官 庁 の 認 可 を 得 た 上 でこれを 決 定 する 3

3. 実 務 との 間 で 齟 齬 等 が 生 じている 事 項 についての 条 項 の 修 正 および 整 理 (1) 遺 族 について 指 定 のない 場 合 における 実 務 円 滑 化 のための 改 定 を 行 なった 第 27 条 ( 遺 族 および 順 位 等 ) 加 入 者 または 養 老 年 金 受 給 権 者 は, 書 面 による 本 会 への 届 出 により, 第 25 条 および 前 条 の 遺 族 を 指 定 することができる 2 前 項 の 指 定 のないときの 遺 族 の 範 囲 は, 加 入 者 の 配 偶 者 ( 法 律 上 の 婚 姻 に 限 る), 子, 養 父 養 母, 実 父 実 母, 孫, 祖 父 祖 母, 兄 弟 姉 妹, 甥 姪 とし,その 受 給 順 位 は,この 記 載 の 順 序 による 3 同 順 位 の 遺 族 が2 人 以 上 いる 場 合, 本 会 に 対 して 代 表 者 1 人 を 定 めるものとする この 場 合,その 代 表 者 は 他 の 同 順 位 の 遺 族 を 代 理 するものと する 4 前 項 の 代 表 者 が 決 まらないか,またはその 所 在 が 不 明 のときは, 本 会 が 遺 族 の1 人 に 対 してした 行 為 は, 他 の 遺 族 に 対 しても 効 力 を 生 じる (2) 地 区 医 師 会 間 の 異 動 や 留 学 等 の 場 合 で 形 式 上 一 旦 本 会 から 退 会 となる 会 員 のための 救 済 規 定 の 整 備 を 行 なった 第 29 条 加 入 者 がつぎの 各 号 の1に 該 当 するときは,この 制 度 から 脱 退 することとし, 脱 退 一 時 金 を 支 給 する (1) 満 65 歳 未 満 で 会 員 の 資 格 を 喪 失 したとき ただし, 加 入 者 が 所 属 する 郡 市 区 等 医 師 会 間 で 異 動 した 場 合 はこの 限 りでない 2 前 項 第 1 号 の 規 定 にかかわらず, 加 入 者 が 留 学 した 場 合 等, 止 むを 得 ない 事 由 による 一 時 的 退 会 の 場 合 で, 加 入 者 が 申 出 をし 本 会 で 承 認 した 場 合 は, 当 該 加 入 者 が 再 入 会 するまでの 間 について, 原 則 として5 年 間 を 限 度 に, 加 入 者 の 身 分 を 継 続 できる (3) 満 65 歳 に 達 しても 年 金 受 給 の 請 求 を 行 なわない 場 合 ( 未 手 続 )に 関 する 規 定 の 整 備 を 行 なった 第 33 条 ( 養 老 年 金 または 遺 族 年 金 の 請 求 ) 養 老 年 金 または 遺 族 年 金 の 受 給 事 由 が 生 じた 者 は 遅 滞 なく 本 会 に 請 求 しなければならない 2 養 老 年 金 の 受 給 事 由 が 生 じた 後, 相 当 の 期 間 を 経 ても 前 項 の 請 求 を 行 わない 場 合 は, 第 18 条 に 定 める 支 給 開 始 時 期 の 延 長 をしたものとみ なす この 場 合 の 延 長 期 間 は1 年 間 とし, 請 求 が 行 われない 場 合, 満 75 歳 に 達 するまで 毎 年 の 延 長 期 間 満 了 日 に1 年 ずつ 再 延 長 されるも のとする 3 前 項 の 場 合, 第 18 条 第 2 項, 第 3 項, 第 4 項 および 第 5 項 の 規 定 を 準 用 する 4 第 1 項 の 請 求 を 行 わないまま 満 75 歳 に 達 した 場 合, 満 75 歳 に 達 した 時 点 で 受 給 者 となり15 年 保 証 期 間 付 き 終 身 年 金 を 選 択 したものとみなす 4

4. 契 約 者 にとって 分 かりやすい 規 定 への 改 定 (1) 育 英 年 金 傷 病 年 金 の 受 給 事 由 の 明 確 化 ならびに 不 測 の 災 害 等 の 場 合 における 傷 病 年 金 の 準 用 規 定 を 設 けた 第 19 条 ( 受 給 事 由 と 期 間 ) 加 入 者 は, 加 入 者 と 生 計 を 一 にする 親 族 が 学 校 等 に 就 学 する 場 合 その 他 の 育 英 費 用 の 必 要 が 生 じた 場 合, 養 老 年 金 のうちの 加 算 年 金 の 全 部 または 一 部 を, 育 英 年 金 として 受 給 することができる ただし, 第 50 条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 による 積 増 年 金 部 分 はこの 限 りではない 2 育 英 年 金 の 給 付 期 間 は, 請 求 のときから4 年 間,7 年 間,10 年 間 のいずれかのうち, 加 入 者 が 選 択 した 期 間 とする 第 22 条 ( 受 給 事 由 と 期 間 ) 加 入 者 は, 自 身 の 障 害 または 疾 病 が 原 因 で 通 常 の 診 療 等 に 従 事 できなくなった 場 合, 養 老 年 金 のうちの 加 算 年 金 の 全 部 または 一 部 を, 傷 病 年 金 として 受 給 することができる ただし, 第 50 条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 による 積 増 年 金 部 分 はこの 限 りではない 2 傷 病 年 金 の 給 付 期 間 は, 請 求 のときから2 年 間,3 年 間,4 年 間,5 年 間 のいずれかのうち, 加 入 者 が 選 択 した 期 間 とする 3 不 測 の 災 害 等 により 加 入 者 が 通 常 の 診 療 等 に 従 事 できなくなった 場 合 で, 本 会 が 承 認 した 場 合, 第 1 項 および 第 2 項 の 規 定 を 準 用 することが できる (2) 一 時 金 の 受 給 事 由 と 金 額 に 関 する 条 項 の 整 理 を 行 なった 第 29 条 ( 脱 退 一 時 金 ) 第 30 条 ( 清 算 一 時 金 ) 第 31 条 ( 遺 族 脱 退 一 時 金 ) 第 32 条 ( 遺 族 清 算 一 時 金 ) 改 定 規 程 の 全 文 は 加 入 者 受 給 者 あて 来 年 3 月 めどに 送 付 する 予 定 です 5