教 材 共 有 システム 開 発 業 務 仕 様 書 平 成 27 年 9 月 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 - 1 -
1. 件 名 教 材 共 有 システム( 以 下 システム という ) 開 発 業 務 2. 目 的 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 ( 以 下 機 構 という)では 社 会 から 期 待 される 人 材 養 成 像 の 高 度 化 高 等 教 育 機 関 の 質 保 証 の 観 点 から 高 度 専 門 職 業 人 養 成 に 関 して 学 習 到 達 度 の 目 標 を 作 成 するため 平 成 20 年 より 詳 細 なカリキュラムの 実 態 調 査 を 行 いながらモ デルコアカリキュラムの 策 定 作 業 を 行 い 平 成 23 年 度 にその 試 案 を 作 りあげた 各 国 立 高 等 専 門 学 校 では 授 業 科 目 等 において 技 術 者 教 育 の 到 達 レベル( 技 術 者 が 分 野 共 通 で 備 えるべき 基 礎 的 能 力 )や 到 達 目 標 ( 技 術 者 が 分 野 共 通 で 備 えるべき 基 礎 的 能 力 に おける 到 達 目 標 )を 明 確 化 し 様 々な 観 点 からその 導 入 を 進 めている モデルコアカリキュラム 策 定 に 引 き 続 き 第 三 期 中 期 計 画 期 間 においては アクティ ブラーニングと 呼 ばれる 教 育 方 法 の 導 入 を 早 急 に 行 う 必 要 がある そのためには 高 専 の 教 職 員 がこれまで 開 発 してきた 優 れた 教 材 コンテンツ 等 を 共 有 化 し この 教 材 コンテ ンツを 高 専 の 教 職 員 が 授 業 等 で 利 活 用 できるシステムを 構 築 する 必 要 がある 本 調 達 で は 当 該 システムを 構 築 導 入 することを 目 的 とする 3. 請 負 期 間 契 約 締 結 日 ~ 平 成 28 年 3 月 25 日 4. 業 務 請 負 場 所 契 約 担 当 役 が 指 定 する 場 所 5. 業 務 の 内 容 システムの 機 能 要 件 は 以 下 の 通 りである 5.1. システムの 概 要 5.1.1. 設 計 方 針 システムは クラウド 環 境 を 前 提 として 設 計 されていると 共 に 以 下 に 定 める 技 術 的 要 件 を 満 たすことが 求 められる また できるだけ 広 範 囲 に 教 材 の 収 集 ができるように 複 数 のデータソースに 対 応 し コンテンツを 登 録 参 照 する 際 の 操 作 性 についても 十 分 に 考 慮 した 設 計 とする システムにおける 業 務 機 能 並 びにシステム 間 の 情 報 の 関 連 について 以 下 の 図 に 示 す - 1 -
図.システム 機 能 情 報 関 連 図 << 処 理 要 求 >> 認 証 確 認 << 対 象 システム>> 教 材 共 有 システム ユーザ 管 理 << 処 理 応 答 >> 認 証 結 果 <<U01>> ユーザ 情 報 管 理 高 専 統 一 認 証 基 盤 システム <<データ 連 携 >> 情 報 登 録 <<C01>> 教 材 登 録 管 理 教 材 管 理 <<C02>> 教 材 共 有 管 理 << 情 報 参 照 >> 権 限 情 報 参 照 <<U02>> ユーザ 認 証 管 理 <<データ 連 携 >> KOREDA/ 情 報 登 録 Webシラバス <<C03>> 教 材 利 用 統 計 管 理 <<C05>> メタデータ 管 理 <<C04>> 教 材 検 索 <<C06>> 許 諾 条 条 件 件 教 材 管 管 理 理 << 情 報 参 照 >> 権 限 情 報 参 照 << 情 報 参 照 >> 教 材 情 報 参 照 << 情 報 参 照 >> 権 限 情 報 参 照 << 情 報 管 理 >> 教 材 編 集 ワークスペース 管 理 <<W01>> ワークスペース 登 録 管 理 e-ラーニング OFFICE365 システム <<データ 連 携 >> 教 材 共 有 <<F01>> 到 ゴール 達 目 標 管 理 教 材 分 類 管 理 <<F02>> 教 材 フォルダ 管 理 <<W02>> レビュー メンバ 管 理 <<W02>> タスク 管 理 5.2. システムの 機 能 要 件 5.2.1. 基 本 要 件 1) Web ブラウザベースのシステムであり HTML5 対 応 ブラウザで 閲 覧 可 能 であること また 以 下 の 条 件 で 動 作 確 認 を 実 施 すること 端 末 種 別 ブラウザソフトウェア Windows PC Internet Explorer, Firefox, Google Chrome Mac PC Safari ios(iphone, ipad) OS 付 属 のブラウザ Android(スマートフォン タブレット) OS 付 属 のブラウザ Windows (タブレット) OS 付 属 のブラウザ : 開 発 開 始 時 点 での 最 新 バージョンに 対 応 2) Windows OS 並 びに Mac OSを 搭 載 した PC から 本 システムの 利 用 が 可 能 であること また 以 下 の 条 件 で 動 作 確 認 を 実 施 すること 端 末 種 別 OSのバージョン - 2 -
Windows PC 7 8.1 10 Mac PC OS X v10.10 Yosemite 動 作 確 認 時 の 機 種 は 端 末 種 別 ごとに 1 つとする 3) スマートフォン(iOS, Android) 及 びタブレット 端 末 (ios, Android, Windows)から 本 システムの 利 用 が 可 能 であること また 以 下 の 条 件 で 動 作 確 認 を 実 施 すること 端 末 種 別 OSのバージョン ios (iphone, ipad) 8.x Android(スマートフォン タブレット) 5.x Windows (タブレット) Windows 10 動 作 確 認 時 の 機 種 は 端 末 種 別 ごとに 1 つとする 4) レスポンシブル ウエブ デザインに 対 応 すること 5) スマートフォン タブレット 画 面 の 回 転 時 の 表 示 レイアウトの 調 整 についてはブラウザ 機 能 によるもので 可 とする 6) 機 構 で 契 約 している Microsoft Azure 上 に 構 築 すること 7) 複 数 名 で 教 材 の 確 認 承 認 などを 行 うためのワークスペースの 機 能 を 提 供 すること 8) 機 構 で 導 入 済 みである Microsoft Office365サービスと 連 携 可 能 なシステムとすること 9) 連 携 するシステム Microsoft Office365 サービスにおけるバージョンアップによる 影 響 を 少 なくするために 製 品 をカスタマイズする 場 合 は 可 能 な 限 り 標 準 で 提 供 されている API のみを 利 用 すること 不 可 能 な 場 合 は 構 築 の 際 に 発 注 者 と 相 談 すること 10) 収 集 した 教 材 の 登 録 情 報 (5.2.3.1 参 照 )について 機 構 で 構 築 中 である KOREDA と のデータ 受 け 渡 しが 将 来 的 にできるよう 設 計 上 の 配 慮 を 行 うこと なお 連 携 システ ムの 概 要 図 を 別 添 資 料 で 添 付 するので 参 考 にすること 5.2.2. ユーザ 管 理 要 件 5.2.2.1. ユーザ 情 報 管 理 要 件 1) システムを 利 用 するユーザを 作 成 編 集 削 除 できること 2) ユーザ 情 報 として 以 下 を 登 録 できること (ア) ユーザ ID (イ) 内 部 ユーザ ID (ウ) 姓 - 3 -
(エ) 名 (オ) メールアドレス (カ) ユーザ 権 限 3) ユーザ 権 限 として 学 生 教 職 員 ワークスペース 管 理 者 システム 管 理 者 権 限 を 設 定 で きること (ア) 学 生 権 限 1 コンテンツの 一 覧 から 内 容 を 確 認 できること 2 コンテンツ 検 索 が 利 用 できること (イ) 教 職 員 権 限 1 ワークスペース 内 に 教 材 を 登 録 できること 2 コンテンツの 一 覧 から 教 材 の 参 照 や 自 身 が 登 録 した 教 材 の 修 正 ができること (ウ) ワークスペース 管 理 者 権 限 1 所 属 するワークスペース 内 のレビューアとしてユーザを 指 定 できること 2 ユーザから 教 材 投 稿 可 否 を 設 定 できること 3 ワークスペース 内 教 材 に 対 してレビュー 割 り 当 てができること 4 他 のユーザをワークスペース 管 理 者 として 登 録 できること 5 要 件 5.2.3.1. 1)にある 機 構 で 提 示 する 設 問 について 編 集 ができること (エ) システム 管 理 者 権 限 1 すべての 教 材 に 関 する 機 能 を 実 行 できること 2 教 材 フォルダ ワークスペースを 作 成 でき ワークスペース 管 理 者 の 権 限 を ユーザに 付 与 することができること 3 全 てのグループのユーザ 情 報 の 登 録 編 集 削 除 が 実 行 できること 4 ユーザ 情 報 の 登 録 編 集 時 にはユーザグループは 全 てのグループから 選 択 し て 指 定 でき 全 ての 権 限 を 割 り 当 てることができること 4) ユーザの 登 録 手 段 として 個 別 登 録 削 除 一 括 登 録 削 除 を 実 現 すること 5.2.2.2. ユーザ 認 証 管 理 要 件 1) ユーザ 認 証 の 方 式 として 機 構 で 別 途 導 入 している 高 専 統 一 認 証 基 盤 システム を 利 用 して 認 証 する 方 法 に 対 応 できること 5.2.3. 教 材 管 理 要 件 - 4 -
5.2.3.1. 教 材 登 録 管 理 要 件 1) 電 子 ファイルとして 作 成 した 教 材 や 授 業 計 画 などが 著 作 権 法 上 の 問 題 がないかどうか 機 構 で 提 示 する 設 問 を 確 認 する 形 でチェックできる 機 能 を 有 すること また 設 問 につ いては 書 き 換 えることができる 機 能 を 有 すること 2) 1)において 著 作 権 法 上 の 問 題 を 確 認 できた 電 子 ファイルをアップロードして 登 録 する ことができること その 際 に 以 下 の 情 報 を 付 与 できること (ア) 著 作 者 ( 著 作 権 ) 基 本 情 報 ( 所 属 氏 名 役 職 連 絡 先 ) (イ) 教 材 基 本 情 報 ( 教 材 名 ファイル 名 科 目 名 ( 学 年 ) 説 明 作 成 日 評 価 種 別 ) (ウ) メタデータ 情 報 ( 事 前 に 準 備 されたテンプレートで 入 力 ) (エ) 到 達 目 標 情 報 (MCC など 事 前 に 準 備 された 到 達 目 標 から 選 択 ) (オ) 許 諾 条 件 情 報 ( 事 前 に 準 備 されたテンプレートで 入 力 ) (カ) 公 開 範 囲 ( 教 職 員 のみ 教 職 員 学 生 のみ 制 限 なし) (キ) 改 変 条 件 (ク) その 他 3) 教 材 の 種 別 として 以 下 のものを 用 意 すること (ア) ファイル( 実 ファイル 外 部 ストレージリンク(WebDAV ベース)) (イ) Blackboard テスト(URL またはエクスポートした Zipファイル) (ウ) Blackboard 課 題 (URLまたはエクスポートした Zip ファイル) (エ) Blackboard アンケート(URLまたはエクスポートした Zip ファイル) (オ) リンク URL( 外 部 サイトなど) (カ) テキスト( 教 科 書 などの 外 部 教 材 の 紹 介 等 ) (キ) その 他 ( 種 別 説 明 を 追 加 情 報 として 入 力 ) 4) 教 材 名 やファイル 名 等 が 同 一 となる 教 材 があることを 想 定 したデータ 管 理 とすること 5) 教 材 のバージョン 管 理 を 提 供 すること また バージョンを 更 新 したユーザの 記 録 を 日 時 と 共 に 参 照 できること 必 要 に 応 じて 切 り 戻 しが 可 能 なこと 6) 教 材 をアップロードする 際 に 教 材 ファイルと 登 録 情 報 を 入 力 したファイルを 使 って 一 括 での 登 録 ができること 7) 教 材 の 登 録 については PC からのファイル Microsoft Office365 上 のファイルが 可 能 なこと - 5 -
8) 教 材 の 登 録 や 修 正 公 開 設 定 などの 権 限 は 教 職 員 権 限 以 上 でのみ 割 り 当 てられること 9) 教 材 の 表 示 として 教 材 情 報 並 びに 教 材 本 体 の 表 示 ができること また 表 示 については 学 生 権 限 以 上 で 可 能 なこと 5.2.3.2. 教 材 共 有 管 理 要 件 1) 教 職 員 が 教 材 登 録 時 に 利 用 可 能 なユーザの 範 囲 を 指 定 でき 制 限 なし/ 教 職 員 と 学 生 のみ / 教 職 員 のみ/ 公 開 なしの 設 定 から 選 択 できること また 教 材 登 録 後 のワークスペース でのレビュー 時 にレビューアが 変 更 可 能 なこと 2) 共 有 教 材 ごとに URL を 生 成 し リンク 参 照 教 材 として 利 用 が 可 能 なこと 3) システム 外 のユーザに 利 用 させるためのリンクの 発 行 ならびにログインして 表 示 でき る 設 定 が 可 能 であること また このリンクを 含 んだメールを 送 信 して 配 布 することが できること 5.2.3.3. 教 材 利 用 統 計 管 理 要 件 1) 教 材 の 参 照 状 況 をログに 記 録 し 統 計 レポートとして 参 照 できる 機 能 を 提 供 すること 少 なくとも 以 下 のレポートを 用 意 すること (ア) 新 着 情 報 : 新 しく 追 加 された 教 材 リスト( 公 開 開 始 日 付 の 降 順 ) (イ) アクセスランキング: 教 材 参 照 数 の 統 計 ( 降 順 ) (ウ) レビュー 評 価 ランキング: 評 価 の 統 計 ( 平 均 値 の 降 順 ) (エ) ユーザごとの 利 用 状 況 レポート: 教 材 登 録 数 登 録 教 材 評 価 状 況 ( 平 均 値 ) (オ) 到 達 目 標 ごとの 利 用 状 況 レポート: 教 材 参 照 数 評 価 状 況 ( 平 均 値 ) 教 材 登 録 数 (カ) 教 材 ごとの 利 用 状 況 レポート: 教 材 参 照 数 評 価 状 況 ( 平 均 値 ) 2) 教 材 利 用 の 統 計 レポート 画 面 から 教 材 の 表 示 が 可 能 なこと また これらの 統 計 をポー トフォリオなどの 外 部 システムで 利 用 できるための 出 力 機 能 を 提 供 すること 3) 教 材 の 評 価 として いいね などの 登 録 ができる 機 能 を 提 供 し その 統 計 レポートを 表 示 できること これらはユーザログインした 状 態 で 利 用 すること 5.2.3.4. メタデータ 管 理 要 件 - 6 -
1) システム 管 理 者 の 機 能 として 教 材 の 情 報 として 入 力 するための 一 連 の 属 性 データをメ タデータテンプレートとして 登 録 し 管 理 できる 機 能 を 提 供 すること 2) 教 職 員 などが 教 材 の 登 録 の 際 に 事 前 に 用 意 されたメタデータの 一 覧 を 表 示 し 属 性 を 登 録 するための 機 能 を 提 供 すること 3) メタデータについては 学 生 権 限 のユーザに 表 示 する 属 性 を 制 限 できること 5.2.3.5. 許 諾 条 件 管 理 要 件 1) 許 諾 条 件 公 開 範 囲 及 び 改 変 条 件 について 条 件 の 表 示 ができ 教 材 登 録 時 にユーザが 設 定 できる 機 能 を 提 供 すること 5.2.3.6. 教 材 検 索 要 件 1) 教 材 の 簡 易 検 索 として 教 材 名 メタデータ 教 材 共 有 システム 上 にある Officeファイル 教 材 の 中 身 についてテキスト 検 索 ができること 2) 教 材 の 詳 細 検 索 として 教 材 に 登 録 されている 情 報 を 個 別 に 条 件 指 定 して 検 索 できるこ と 5.2.4. 教 材 分 類 管 理 要 件 5.2.4.1. 到 達 目 標 管 理 要 件 1) 教 材 に 関 連 付 けすることが 可 能 な 到 達 目 標 情 報 を 登 録 可 能 なこと 2) 到 達 目 標 情 報 は 階 層 化 が 可 能 であり 一 括 登 録 の 情 報 を 合 わせて 提 供 すること 5.2.4.2. 教 材 フォルダ 管 理 要 件 1) 教 材 を 分 類 するためのフォルダを 作 成 できること 2) 教 材 フォルダは 初 期 状 態 で 全 てのユーザが 利 用 できること 3) 教 材 フォルダを 利 用 できるユーザの 指 定 が 可 能 なこと 制 限 なし/ 教 職 員 と 学 生 のみ/ 教 職 員 のみ/ 公 開 なしの 設 定 から 選 択 できること 4) 教 材 フォルダの 利 用 できるユーザの 指 定 は 内 部 の 教 材 での 設 定 と 独 立 して 設 定 が 可 能 であり 教 材 フォルダの 設 定 が 優 先 されること 5.2.5. ワークスペース 管 理 要 件 - 7 -
5.2.5.1. ワークスペース 管 理 要 件 1) 教 材 のレビュー 対 応 などを 行 うためのワークスペースを 作 成 できること 5.2.5.2. レビュー 管 理 要 件 1) ワークスペースには 教 材 を 投 稿 できる 機 能 を 用 意 し 投 稿 された 教 材 に 対 してレビュー アをユーザ 一 覧 から 設 定 できること 2) ワークスペースに 投 稿 後 は 投 稿 したユーザとワークスペース 管 理 者 とレビューアのみ 参 照 できること 3) レビューでは 状 態 管 理 ( 差 し 戻 し レビュー 中 完 了 など)を 用 意 し ワークスペース 内 の 投 稿 された 教 材 に 対 して レビューアが 作 業 結 果 を 登 録 できること 4) レビューアにレビュー 開 始 を 通 知 できること 5) レビューにおいてコメントの 追 加 が 可 能 であり 他 のレビューアのコメントを 表 示 でき ること 6) 完 了 状 態 になった 場 合 に 指 定 の 教 材 フォルダに 移 動 して 公 開 設 定 が 可 能 であること こ のとき 制 限 なし/ 教 職 員 と 学 生 のみ/ 教 職 員 のみ/ 公 開 なしの 設 定 から 選 択 できること 7) レビュー 完 了 時 にレビューアに 通 知 できること また 差 し 戻 しになった 場 合 には 登 録 している 教 材 の 登 録 者 に 通 知 ができること 5.3. 非 機 能 要 件 1) 構 築 管 理 請 負 者 は 本 契 約 締 結 後 概 ね 2 週 間 以 内 に 開 発 計 画 書 を 作 成 し 機 構 担 当 者 とその 内 容 について 協 議 の 上 承 認 を 得 て 業 務 を 推 進 すること 2) 会 議 体 の 設 置 業 務 の 管 理 状 況 を 共 有 するため 請 負 者 は 毎 月 1 回 以 上 機 構 担 当 者 との 会 議 の 場 (イ ンターネット 回 線 を 利 用 した 会 議 を 含 む)を 設 け これまでの 開 発 状 況 今 後 の 開 発 スケ ジュールならびに 開 発 使 用 に 係 る 細 部 について 資 料 を 作 成 の 上 打 ち 合 わせを 実 施 するこ ととする 3) メールなどによる 情 報 連 携 機 構 やその 他 関 係 各 所 とドキュメントやソースコードをメールや USBメモリを 利 用 して やり 取 りするケースが 発 生 する 場 合 は 情 報 流 出 リスクへの 対 策 として 原 則 対 象 データ を 暗 号 化 又 はパスワード 付 き ZIP 圧 縮 した 上 で 行 うこととする - 8 -
4) 運 用 支 援 最 終 的 には 全 国 51 高 専 (55 キャンパス)の 教 職 員 及 び 学 生 が 本 調 達 システムを 利 活 用 できるようになることが 重 要 である そのためシステム 導 入 後 の 運 用 フェーズにおいて 全 国 51 高 専 からの 問 い 合 わせ 対 応 や 利 用 者 支 援 を 実 施 できる 体 制 等 を 運 用 設 計 書 として 提 案 すること なお 過 去 にも 本 システムと 関 連 ( 類 似 )するシステムの 利 用 者 支 援 サービ スの 実 績 があればその 情 報 も 示 すこと ただし 本 調 達 においては 運 用 支 援 に 関 わる 費 用 は 含 めないものとするが 別 途 契 約 する 運 用 業 者 に 対 する 説 明 はこれを 含 める 5) その 他 請 負 者 の 組 織 内 で 標 準 化 されている 開 発 方 法 論 にしたがって 開 発 を 実 施 すること なお 当 該 開 発 標 準 を 提 案 時 に 含 めること また この 仕 様 書 に 定 めのない 事 項 については 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 契 約 事 務 取 扱 規 則 によるほか 機 構 担 当 職 員 との 協 議 のう え 定 めるものとする 6. 成 果 物 本 調 達 に 係 る 納 入 成 果 物 として システム 導 入 段 階 で 使 用 する 文 章 システム 設 計 開 発 時 に 作 成 し 稼 働 後 の 保 守 改 修 で 使 用 する 文 章 稼 働 後 の 利 用 のための 文 章 など 次 表 掲 載 文 章 に 相 当 する 成 果 物 を 想 定 する なお 本 調 達 における 成 果 物 とのその 提 出 期 間 は 請 負 者 と 機 構 が 協 議 の 上 請 負 者 の 作 成 する 開 発 計 画 書 等 にて 定 める また, 成 果 物 に 関 する 著 作 権 ( 著 作 権 法 第 27 条 及 び 第 28 条 に 規 定 する 権 利 を 含 む) 等 の 一 切 の 権 利 は 機 構 に 帰 属 するものとし, 請 負 者 は 著 作 者 人 格 権 を 行 使 しないこと 但 し 請 負 者 が 明 示 した 請 負 者 又 は 第 三 者 が 従 前 より 保 有 しているプログラムの 著 作 権 汎 用 的 な 利 用 が 可 能 なプログラムの 著 作 権 及 びフリーソフトの 著 作 権 は 対 象 外 とする なお 請 負 者 は 著 作 権 法 第 47 条 の2に 従 い 本 調 達 に 係 るプログラムの 複 製 物 を 自 ら 利 用 する 為 に 必 要 な 範 囲 で 複 製 及 び 翻 案 することができることを 保 証 することとする 表 納 入 成 果 物 ( 例 )の 一 覧 No 成 果 物 名 称 [ 別 名 の 例 ] 概 要 1 開 発 計 画 書 [ 業 務 実 施 計 画 書 プロジェクト 計 画 書 ] 設 計 開 発 導 入 研 修 等 について 作 業 内 容 手 順 プロジェクト 管 理 方 法 ( 決 定 ルール 連 絡 会 議 等 ) スケジュール 実 施 体 制 請 負 者 の 役 割 分 担 等 を 記 載 し た 文 章 2 業 務 管 理 報 告 書 WBS や 成 果 物 を 明 記 した 実 施 スケジュール 及 び 当 該 ス - 9 -
ケジュールの 進 捗 を 管 理 したドキュメント 発 生 した 課 題 課 題 への 対 応 内 容 や 状 況 等 を 管 理 した ドキュメント 請 負 に 係 る 要 件 や 仕 様 その 他 成 果 物 に 関 して 生 じた 変 更 を 管 理 したドキュメント 3 コミュニケーション ド キュメント 各 工 程 において 行 った 各 種 作 業 報 告 書 打 ち 合 わせ 等 に 関 する 議 事 録 4 詳 細 設 計 書 [ 内 部 設 計 書 ] 基 本 設 計 書 に 基 づくシステムの 実 現 方 式 を 規 定 するも の 入 出 力 処 理 等 の 詳 細 仕 様 データ 仕 様 画 面 仕 様 プログラムインタフェース 仕 様 プログラム 方 式 構 造 等 について 記 載 する 5 システム 一 式 開 発 したシステムについて プログラム 実 行 モジュー ル インストーラ 各 種 ソフトウェア 初 期 データ 等 を 含 む 但 し 市 販 ソフトウェアに 係 るソースプログラム は 除 く 6 操 作 説 明 書 [ 取 扱 説 明 書 システム 管 理 者 向 け 説 明 書 利 用 者 向 け 説 明 書 運 用 マニュアル](Word,PDF) 担 当 者 向 け 説 明 書 ( 運 用 障 害 時 対 応 ) 7 運 用 設 計 書 運 用 フェーズにおいて 全 国 51 高 専 からの 問 い 合 わ せ 対 応 や 利 用 者 支 援 を 実 施 できる 体 制 等 を 記 載 した 文 章 7. 納 入 場 所 東 京 都 八 王 子 市 東 浅 川 町 701-2 機 構 本 部 事 務 局 8. 受 注 条 件 (1) クラウドを 前 提 としたシステム 設 計 に 関 連 する 業 務 について 過 去 3 年 以 内 に 5 件 以 上 の 受 注 実 績 があること なお, 受 注 実 績 がわかる 資 料 ( 納 入 年 月,システム 概 要, 納 入 金 額, 発 注 先 機 関 名 など 開 示 可 能 な 情 報 )を 提 出 すること (2) 請 負 者 は 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 第 三 者 に 委 託 することはできない ただし 機 構 に 書 面 によって 外 部 委 託 の 詳 細 を 提 出 し 許 可 された 場 合 はこの 限 りではない な お 外 部 委 託 を 許 可 された 場 合 であっても 請 負 者 は 契 約 による 責 任 を 免 れる 事 はでき ない (3) 業 務 内 容 を 評 価 検 証 した 結 果 不 適 切 であると 認 められた 場 合 は 契 約 を 解 除 するものとする なお 請 負 期 間 中 に 請 負 者 が 行 政 処 分 を 受 けた 場 合 や 社 会 情 勢 の 変 - 10 -
化 等 により 適 切 な 業 務 を 実 施 することが 困 難 であると 認 められる 場 合 も 同 様 とする (4) 入 札 時 に 請 負 者 は 本 業 務 を 行 うに 当 たっての 体 制 図 を 提 出 すること 特 に 外 部 委 託 を 予 定 している 場 合 は 担 当 が 明 確 に 記 載 されていること 9.その 他 留 意 事 項 (1) 本 業 務 において 知 り 得 た 一 切 の 秘 密 は, 請 負 期 間 中 か 否 かに 関 わらず 機 構 の 承 諾 を 得 ることなく 他 に 漏 らしてはならない (2) 本 業 務 の 検 収 後 1 年 以 内 の 期 間 において, 本 業 務 の 成 果 物 に 不 備 があり, 機 構 が 修 正 の 必 要 があると 判 断 した 場 合 は, 請 負 者 は 速 やかに 不 備 の 内 容 に 関 して 調 査 し, 回 答 すること (3) 上 記 (2)における 調 査 の 結 果, 成 果 物 に 関 して 瑕 疵 等 が 認 められる 場 合 には, 請 負 者 の 責 任 及 び 負 担 において 速 やかに 修 正 を 行 うこと (4) 本 業 務 の 検 収 後 1 年 以 内 の 期 間 において, 本 業 務 の 成 果 物 に 関 して 機 構 から 問 い 合 わせがあった 際 はすみやかに 対 応 ( 回 答 )すること (5) 本 業 務 の 履 行 について 疑 義 が 生 じたとき, 又 は 本 業 務 に 伴 い 機 構 と 交 わす 契 約 書 に 定 めのない 事 項 については, 発 注 者 及 び 請 負 者 の 双 方 で 協 議 の 上, 決 定 すること - 11 -