EndNote Basic( 文献検索 管理 投稿 ) By Hashimoto, T 1
EndNote Basic(EndNote Web) 操作ガイド目次 EndNote Basic にログイン レファレンスレコードリスト画面 文献入手の方法 オンライン検索 PubMed からの取り込み ( ダイレクト エクスポート ) 電子ジャーナルサイトからの書誌レコード取り込み ( ダイレクト エクスポート ) Web of Science データの自動取り込み Web of Science データの参照 PubMed からの取り込み (Import 機能 ) キャプチャーによる文献取り込みと PubMed 例 EndNote Basic Capture 機能 Nature の文献を取り込む例 文献の管理 ファイルの添付方法 グループの共有方法 EndNoteX6 と EndNote オンライン (Web) の同期 文献のリストアップ 論文投稿ツールとしての利用 (MS-Word との連携による方法 ) 論文の作成 引用指定と参考文献リストアップ 引用部分の編集 MS-Word 画面におけるその他の EndNote Basic メニュー その他の EndNote Basic メニュー ( 参考文献のレイアウト ) 文献リストの作成 引用文献のフォーマット による投稿論文の引用リスト (Plug-In を使わない方法 ) 補助資料 ~EndNote Basic アカウント登録 ~Plug-In のダウンロード ~MS-Word 画面に EndNote ツールバーが表示される場合の対処 スライド番号 3 4 5 6 9 10 11 12 13 15 19 20 21 24 26 27 28 29 33 34 35 36 37 41 44 47 2
EndNote Basic にログイン 自宅からアクセス 大学でアクセス www.myendnoteweb.com にアクセスしてログインが可能です 作成済みの ID( メールアドレス ) とパスワードを入力してログインしてください Web of Knowledge ホーム画面の画面上部または右側領域の サインイン からログインします 登録済みの ID ( メールアドレス ) とパスワードを入力してログインしてください ( 画面上部 左側 ) サインインすると画面右側に ようこそ の文字サインイン後 画面上部のMy が見え EndNote Web(Basic) をクリックますするとEndNote Web(Basic) のメイン画面が表示されます メイン画面へ 3
レファレンスレコードリスト画面 初ログイン時のレファレンス画面 マイレファレンス画面 レコード検索 文献の簡易表示 リンクリゾルバー (SFX,360Link など ) ボタンをクリックしてフルテキスト PDF などの情報入手アドレスリスト画面を表示できます グループ分類が可能です ファイル添付が可能です 4
文献入手の方法 オンライン検索 EndNote から PubMed や Library of Congress などを検索して文献情報を入手できます ダイレクト エクスポートデータベースや電子ジャーナルサイトの検索結果や閲覧書誌情報を直接 EndNote に取り込むことができます (PC に EndNote Web プラグインのインストールが必要です ) インポートによる文献収集データベースの検索結果などをいったんテキストファイルにして PC に入手し その後インポート機能により EndNote に取り込むことができます キャプチャーによる文献入手電子ジャーナルサイトなどの文献書誌情報を Capture 機能によって取り込むことができます 原則として 1 文献ずつの入手のための機能です なお EndNote デスクトップ版プログラムでは上記以外に以下の情報入手が可能です PDF インポート文献 PDF から書誌情報レコードを作成して PDF を添付させることができます Find Full Text EndNote レコードの文献 PDF を入手できます PDF 掲載サイトの仕様によります Find Reference Update EndNote の一部分のレコード情報をもとにして 不足情報を入手することができます 5
オンライン検索操作方法 1 EndNote Basic の画面からデータベースを検索して データを取り込むことができます 2 3 リストから候補をいくつも選ぶことができます ここでは PubMed や Library of Congress などを選びます 選び終わったら マイリストにコピー ボタンをクリックします 検索を行うには Select 欄に対象データベースを選んでから 接続 ボタンをクリックして検索用の画面に進みます (1~3 の手順を終えていれば 4 から開始してください ) 4 検索 6
5 5-1 検索する項目を選択して 検索語を記入します 5-2 さらに 表示するレコードの範囲を選択する にチェックし 検索ボタンをクリックします 6 6 見つかったレコードのうち 開始レコード番号と最終レコード番号 ( いずれも希望の番号 ) を記入して 取得 ボタンをクリックします 7
検索結果データをいずれかのグループに格納する必要があります 1 この際 新しいグループを作成して 格納することもできます 既存のグループに追加することも Unfiled というグループに格納することもできます 2 3 検索直後に新しいグループにデータを格納するには 1 データにチェックします 2 グループに追加 欄から 新しいグループ を選びます 3 グループ名を記入して OK をクリックします ( この後 スクリプト化されたウインドウの許可メッセージがブラウザ上部に横長のバーで表示された場合は そのバーをクリックして一時的に許可を選び 再度新しいグループの指定をしてください ) 8
PubMed からのデータ取り込み ( ダイレクトエクスポート例 ) PubMed の場合 Choose Destination 項目において Citation Manager を指定 * あらかじめプラグインのインストールが必要です ( オプション ->Cite While You Write プラグイン ) ダイレクトエクスポートヘルパーがインストールされます 9
電子ジャーナルサイトからの書誌レコード取り込み例取り込み ( ダイレクトエクスポート例 ) Physical Review の場合 1Physical Review A のサイトにアクセスし 論文の抄録ページを表示させます 2Export 項目の EndNote(RIS) をクリックします 3EndNote Web に自動取り込みされます * あらかじめプラグインのインストールが必要です ( オプション ->Cite While You Write プラグイン ) ダイレクトエクスポートヘルパーがインストールされます 10
Web of Science データの自動取り込み Web of Scienceの検索結果において任意のデータを指定し をクリックして EndNote Basicに取り込むことができます 11
Web of Science データの参照 データ例 Web of Science から取り込んだデータ ( レコード ) には 情報源 関連レコード 被引用レコードへの参照リンクが自動的に付与されます それぞれをクリックして Web of Science の画面でデータを扱えます (EndNote Basic に学外からアクセスしている場合 (VPN などのリモートアクセスを除く ) には リンク先を表示させることはできません ) 12
PubMed からのデータ取り込み (Import 機能による ) Import 手順 1 2 3 PubMed だけでなく 各種データベースサイトでの検索結果データをインポート機能によってとりこむことができます PubMed の場合 1 検索の結果において 取り込みたいデータにチェックます 2Choose Destinations 項目において File にチェックします 3Format 項目で MEDLINE を選び Create File ボタンをクリックします 4 ファイルのダウンロードボックスにおいて保存ボタンをクリックします 5 保存場所とファイル名を決めて保存します 4 5 13
6 9 Import 手順 ( 続 ) 7 8 * 参考 8 構成 マイグループの管理 新規グループにより任意のグループを作成できます 6EndNote Web において 収集 タブを選んで レファレンスのインポート をクリックします 7 お気に入りを選択 をクリックし この場合 PubMed(NLM) をクリックして マイリストにコピー ボタンをクリックします 8 参照ボタンをクリックして 先に取り込んだ PubeMed ダウンロードファイルのフォルダを見つけてファイル選択します さらにフィルタを PubMed(NLM) に指定し データを格納するグループを指定します ( ここではあらかじめ作成してあった Pubmed1 にしています *) 9 インポート をクリックします 14
キャプチャーによる文献取り込み EndNote (Web)Basic Plug-In をインストールしていると Web Capture 機能を利用できます 最新の EndNote Web Ver3.7 ではツールの一つとしてブラウザに Capture ボタンが出現しているのでクリックすると Capture を開始できます たとえば PubMed の文献表示画面から情報をスムーズに取り込むことができます (1 件ごと取り込む場合に適しています ) 15
PubMed で検索し 結果一覧から Abstract 表示させます この画面表示のまま ツールバーの Capture をクリックします 16
ポップアップで Login 画面が表示されたら 登録済みのメールアドレスとパスワードを入力すると 自動的に取り込みが始まります 完了すると 取り込みの確認画面が表示されます 17
下部には 取り込むグループを選択する事ができます 内容確認後 保存先グループをチェックし 保存先 をクリックします 左画面が表示されると 完了です ウィンドウを閉じる で閉じます 18
EndNote BasicCapture 機能 :Nature の文献を取り込む例 文献表示画面 1Capture ボタンをクリック 2 保存先グループをチェック 3Save to ボタンをクリック 19
文献の管理 ファイル添付各文献レコードに 5 個までのファイルを添付できます 全体で 2GB までのファイル添付が可能です グループ分類と共有文献をとりまとめて収録するグループを作成して 文献の内容などに応じて分類することができます また グループを他のユーザと共有することができます EndNote デスクトップ版では以下の機能を利用できます データの同期 EndNoteX6 以降 ( デスクトップ版 ) または EndNote ipad 版では EndNote ( オンライン ) データとの同期が可能で いつも両者に同じデータを置いておくことができます [EndNoteX6 以降 ( デスクトップ版 ) と EndNote ipad 版には EndNote オンラインと呼ばれる Web 版が附属します ] 文献 PDF の内容を検索 特定項目内容を別項目にコピー 任意項目を作成 簡易リストアップ画面における項目順序変更 20
ファイルの添付方法 2 添付ファイルウインドウが開いたらファイルの添付をクリックします 1 添付したいレコードのクリップマークをクリックします 3 参照ボタンをクリックします 21
4 アップロードするファイルを選択指定します 5 添付ファイル名が表示されたらアップロードボタンをクリックします 最大 5 個まで同時にアップロード可能です 6 アップロード完了が示されます 22
添付したレコードのクリップマークが青い色になります クリックして添付ファイルを表示できます 23
グループの共有方法 1 文献をとりまとめて収録するグループを作成して 文献の内容などに応じて分類することができます グループを他の人と共有できます 1 構成 タブをクリックします 2 共有したいグループをチェックします ( 共有の管理 ボタンをクリックした場合と同じ画面展開になります ) 3 このグループの共有を開始します をクリックします 3 2 24
4 5 4 共有相手のメールアドレスを記入します 5 読み取り専用 か 読み書き かをチェックして 適用 ボタンをクリックします 25
EndNote オンラインと EndNote(X6~) の同期 EndNoteX6 以降 ( デスクトップ版 ) では EndNote ( オンライン ) データとの同期が可能で いつも両者に同じデータを置いておくことができます ( 事前に EndNoteX6 において専用の EndNote ( オンライン ) のアカウントを設定しておく必要があります EndNote に付属する EndNote ウエッブ版は Basic という呼び方をせず EndNote オンラインというような区別名をしています ) 26
文献のリストアップ 以下の文献出力を行うことができます 1 投稿規定に応じた参考文献リストアップと編集 (MS-Word 画面で Find Citation 操作による ) 2 任意の文献をリストアップ ( 文献リストの作成 ) EndNoteデスクトップ版では上記以外に以下のことがらを実行できます 参考文献リストアップを別の2 種類の方法で実行 ジャーナルの投稿規定を変更編集 ジャーナル名の表記方法を変更 項目内容が存在しない場合の代替え項目出力 27
論文投稿ツールとしての利用 (MS-Word との連携による方法 ) * あらかじめプラグインのインストールが必要です ( オプション ->Cite While You Write プラグイン ) 1 2 投稿スタイルの準備 1 フォーマット タブをクリックすると 文献リストの作成 が選ばれた状態になります (Word との連携による方法では この画面を以下のようにスタイルの指定だけに使用します ) 2 お気に入りを選択 をクリックします 3 リストから希望の投稿スタイル名を選び マイリストにコピー ボタンをクリックして マイリスト 欄に入れます 3 28
4 論文の作成 引用指定と参考文献リストアップ MS-Word に記述した論文の引用箇所を決め カーソルを指定しておきます Word2003 の場合 Word2007 以上の場合 6 5 EndNote Web ツールのルーペ型アイコン (Find Citation) をクリックします Find Citation 画面において 引用したい文献を確定するため 著者名や検索語を入力して Search をクリックします Word2003 と Word2007 のツールバー対照はスライド 14 参照 29
7 ヒットしたデータのうち 目的のものを選びます 8 Insertボタンをクリックすると 引用箇所 (Citation) と参考文献リスト (Bibliography) が投稿規定どおりに整えられます 30
Word2003 の場合 9 ツールバーのフォーマットアイコンをクリックして 希望のスタイルに変更して OK をクリックし 引用処置を規定どおりに行わせます (Word2007 以上では Word 上部の EndNote メニューにおいてスタイルを最初から指定可能 ) 10 Word2007 以上の場合 31
Word2003 2007 2010 と Word2003 で アイコンの位置などが異なります (Windows OS の場合 ) Word2007 Style の選択表示は 2007 以降の固有の機能です Update Citations and Bibliography は 2003 の Format Bibliography に該当します Word2003 32
引用部分の編集 引用の取り消し本文中の引用を削除できます Edit Citation をクリックし 削除参考文献の右にある Edit Reference から Remove Citation を選びます 引用が (Auther, Year) の場合に著者を省いたり (Exclude Author) ページ番号 (Pages) や追加文字 (Suffix,Prefix) を記入できます 33
MS-Word 画面におけるその他の EndNote Basic メニュー Update Citations and Bibliography 文献リストアップを強制実行します Convert to Unformatted Citation 文献リストアップを行う直前状態に戻します Convert to Plain Text Wordマクロ書式を取り除いて普通のテキスト文にします 34
その他の EndNote Basic メニュー ( 参考文献リストのレイアウト ) Bibliography 文字右側の小さな矢印をクリックするとレイアウトを変更できる画面が表示されます フォントと文字サイズ変更 文献リスト部分のインデント長指定 文献リスト部分の行間隔変更 35
文献リストの作成 2 1 文献リストの作成機能により 投稿スタイルを適用して 論文作成とは別に グループ内データの文献リストをいつでも作成できます 1 フォーマット タブをクリックします 2 レファレンス項目の右端の矢印をクリックして データを格納したグループのいずれかを指定します 書誌スタイルを右端の矢印をクリックして選択し ファイル形式項目から HTML, TXT, RTF 形式を指定します 3 出力用のボタン保存 Email プレビュー & 印刷のいずれかをクリックして文献リストを得ます ここでの例では HTML を指定して ブラウザ画面にプレビューしています 3 36
引用文献のフォーマット による投稿論文の引用リスト作成 Plug-In を使わずにリストを作成する方法 論文作成を MS-Word で行い rtf ファイル ( リッチテキスト ) 保存します 37 37
引用部分に著者と出版年を先の Bibliography リストからのコピーか 手入力にて埋め込みます 著者のファミリーネーム 中かっこ { コンマ, 中かっこ } 4 桁の年号 あらかじめ引用データを文献リストの作成機能で tab 形式テキストファイル保存をしておくと コピー貼付けに便利です 38
1 フォーマット タブの 引用文献のフォーマット を選んだ上 右側領域において 参照ボタンをクリックして論文ファイル ( リッチテキスト ) を指定します 1 2 3 2 書誌スタイルを選びます 3 フォーマットボタンをクリックします 39
埋め込んだ表記と データがマッチしたことが示され 保存別ファイル名確認が表示されますので 任意場所に保存を行います フォーマットが完了します 引用箇所 引用指定した論文 40
補助資料 ~EndNote Basic を使って論文作成する下準備 1~ EndNote Basic アカウント登録
アカウント登録 ~EndNote Basic サイトから登録する場合 ~ 1www.myendnoteweb.com/ に 学内 からアクセスします 2 アカウントの登録 をクリックします 4 必須項目 (*) を入力し 同意する をクリッ クし完了です 3ID(E-mail アドレス ) を 2 回入力し 続行 をクリックします 42
アカウント登録 ~Web of Science から登録 ~ 1Web of Knowledge 画面右側領域の 各種設定 欄の 登録 をクリックします 2Email アドレスを記入します 3 空欄項目への入力と選択項目での選択指定を行います 3 * が必須入力 1 2 登録を完了すると 学外からでも EndNote Web にアクセスが可能となります 43
~EndNote Basic を使って論文作成する下準備 2~ EndNote Basic Plug-In ダウンロード
論文作成の際に MS Word と連携させるためには Plug-In をインストールします 上部の オプション を選び Windows 版をダウンロード を選択します (Macinthosh の場合は Macintosh 版をダウンロード を選択 ) Windows と Macintoh でインストールするプログラムは異なります 保存 します 45
保存したプログラム ( ) を起動させ インストールを開始します 上部画面で完了を確認し Word を立ち上げるとツールバーに EndNote Basic が追加されます 46
MS-Word 画面に EndNote( デスクトップ版 ) のツールバーが表示される場合の対処 EndNote のツールバーから Preferences を選択します Application を選び Application で EndNote Web(Basic) を選択します 下記に EndNote Basic のアカウントを入力し OK します 47