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監 事 監 査 規 程

基金からの支給に関する手続きのご案内

基金からの支給に関する手続きのご案内

 

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強制加入被保険者(法7) ケース1

被用者年金一元化法

もくじ (1) 国民年金被保険者関係届書 ( 申出書 ) 2 (2) 国民年金保険料免除期間納付申出書 4 (3) 国民年金保険料免除期間納付申出期間訂正申出書 6 (4) 国民年金保険料免除 納付猶予申請書 8 (5) 国民年金保険料免除 納付猶予取消申請書 13 (6) 国民年金保険料免除 納付


特例法による年金記録修正における想定問

Microsoft Word - 児扶法改正(Q&A)

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

年金請求に必要な添付書類 年金請求書 を提出される前に 添付書類をご確認ください スタート 配偶者はいますか いいえ 2ページ番号 1 をご覧ください は 住民票 所得関係書類が必要となる場合があります あらかじめご了承ください はい * ご本人の状況によっていいえご本人の共済組合等の加入期間は 2

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PowerPoint プレゼンテーション

Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

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伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

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年金・社会保険セミナー

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

Q1 社会保険とはどのような制度でしょうか 会社などで働く人たちが収入に応じて保険料を出し合い いざというときの生活の安定を図る目的でつくられた制度のことで 一般的に健康保険や厚生年金保険のことを 社会保険 といいます 健康保険法第 1 条では 労働者の業務外の事由による疾病 負傷若しくは死亡又は出

2/5 ヘ ーシ Q1. 年金通算とは何ですか? A. これまで各企業や基金では 加入者の老後の安定の一助となるよう さまざまな年金制度をつくり運営してきました しかし 従来の終身雇用を前提とした制度では 現代のライフスタイルに対応することが難しくなってきています 転職など雇用の流動化に対応し これ

年金・社会保険セミナー

第14章 国民年金 

図 1 60 歳 61 歳 62 歳 63 歳 64 歳 65 歳 生年月日 60 歳到達年度 特別支給の 男性 S24.4.2~S 平成 21~24 年度 女性 S29.4.2~S 平成 26~29 年度 男性 S28.4.2~S 女性 S33.4.2~S35.

国民年金

K-030 号 加入者月別掛金額登録 変更届記入要領 1P < 注意事項 > この届書は以下の届書において 掛金額区分で 納付月と金額を指定して納付します を選択した場合に添付する書類です 個人型年金加入申出書 (K-001 号 ) 加入者掛金額変更届 ( 第 1 号被保険者用 ) 付加保険料納付等

はじめに 1 掛金は毎月 1 日に引き落としいたします 国民年金基金にご加入いただきありがとうござい ます 国民年金基金は 自営業者などの国民年金の第 1 号被保険者の方々の多様化するニーズに応え より豊かな老後を過ごすことができるよう 国民年金 ( 老齢基礎年金 ) に上乗せした年金を受け取るため

年金請求に必要な添付書類 年金請求書 を提出される前に 添付書類をご確認ください 戸籍 住民票 所得関係書類 戸籍 住民票 所得関係書類 の確認方法 スタート 配偶者や子ますか * 子については ( 注 1: パンフレット3ページ下段 ) をご覧ください ご本人の厚生年金保険と共済組合等の加入期間の

そのときになって困らないために リタイア前後の手続き編 厚生年金や国民年金の受給手続きは 年金事務所や市区町村役場の年金窓口で行います 共済年金加入期間のある人の手続きは 加入した共済組合です 加入していた年金制度 第 1 号被保険者期間だけの人国民年金だけ第 1 号被保険者期間だけの人 第 3 号

国民年金基金にご加入いただいたみなさまへ

1 基金の概要と給付 日産連合企業年金基金とは日産連合企業年金基金は 厚生労働大臣の認可をうけて 確定給付企業年金 (DB) の基金型として設立した法人です 加入事業所 ( 会社 ) に納付していただいた掛金を管理 運用したものを年金資産 ( 原資 ) として 受給権者の方々に年金や一時金給付を行っ

他の所得による制限と雇用保険受給による年金の停止 公務員として再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額停止となり 特別 ( 本来 ) 支給の老齢厚生年金の一部または全部に制限がかかることがあります なお 民間に再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額支給されますが

年金請求に必要な添付書類 年金請求書 を提出される前に 添付書類をご確認ください 戸籍 住民票 所得関係書類 戸籍 住民票 所得関係書類 の確認方法 スタート 配偶者や子ますか * 子については ( 注 1: パンフレット3ページ下段 ) をご覧ください ご本人の厚生年金保険の加入期間の合計は 20

企業年金基金 事業所事務マニュアル 石川県機械工業企業年金基金 平成 30 年 5 月

強制加入被保険者(法7) ケース1

はじめに 定年 は人生における大きな節目です 仕事をする 働く という観点からすれば ひとつの大きな目標 ( ゴール ) であり 定年前と定年後では そのライフスタイルも大きく変わってくることでしょう また 昨今の労働力人口の減少からも 国による 働き方改革 の実現に向けては 高齢者の就業促進も大き

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平成 27 年 10 月から全国市町村職員共済組合連合会 ( 以下 市町村連合会 1 ) が年金の決定 支払いを行います ~ 各種届出等の手続き及び各種相談は 今までどおり共済組合で行います ~ 平成 24 年 8 月 22 日に公布された 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部

学生ガイド_2年_out

第 1 号被保険者 資格取得の届出の受理 種別変更の届出の受理 資格喪失の承認申請 ( 任意脱退 ) の受理 資格喪失届出の受理 資格喪失の申出 第 1 号被保険者 任意加入被保険者 付加保険料の納付の申出の受理 付加保険料の納付しないことの申出の受理 に申請 届出または申出をした場合 被保険者 世

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目次 16 通知書再交付申請 1 通知書再交付申請とは 1.1 通知書再交付申請の概要 操作の流れ 2.1 操作の流れ 各種通知書の入力フォームの説明 3.1 社会保険料 ( 国民年金保険料 ) 控除証明書 公的年金等の源泉徴収票...

宮崎県市町村職員共済組合 「遺族付加年金事業」Q&A

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T3-08-2_遺族基礎年金(2)_

介護保険制度 介護保険料に関する Q&A 御前崎市高齢者支援課 平成 30 年 12 月 vol.1

企業年金のポータビリティ制度 ホ ータヒ リティ制度を活用しない場合 定年後 : 企業年金なし A 社 :9 年 B 社 :9 年 C 社 :9 年 定年 ホ ータヒ リティ制度を活用する場合 ホ ータヒ リティ制度活用 ホ ータヒ リティ制度活用 定年後 :27 年分を通算した企業年金を受給 A

厚生年金基金から残余財産の交付を受けた DB の加入員期間の期間算入 解散した厚生年金基金の残余財産の交付を受けて DB を新設する際に 以下のように 解散日から DB の設立までの期間が数日空くケースが考えられる 法令上 このような取扱いはできない < 例 > 平成 27 年 9 月 28 日厚生

加入者月別掛金額登録 変更届 ご記入にあたっての注意事項 1 年とは ~1 ( 当年 11 月分 ) の 12 ヶ月を指しています 加入申出書と併せてご提出いただく場合は 加入申出の翌月 26 日引落以降の掛金額欄からにご記入ください 加入申出月より前に掛金額が記入されているときは 取消訂正が必要と

児童扶養手当制度について 児童扶養手当制度は 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童 を育成されている家庭 ( ひとり親家庭 ) 等の生活の安定と自立を助け 児童の福祉の増進 を図るための国の制度です 受給できる方 手当を受けることができる人は 次の条件に当てはまる 18 歳に達

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ワンストップ特例制度を利用するためには 申請書と次の 1 と 2 の提出が必 要です ワンストップ特例申請書 ( 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 ) 1 個人番号 ( マイナンバー ) 確認の書類 2 本人確認の書類 なお 1 個人番号確認書類の種類によって 必要となる 2 本人確認書類が異なり

Microsoft Word - A-36_遺族_必要書類リスト【2018版】

の対象外となります ( 年金には, 厚生年金部分と年金払い退職給付部分があり, この 場合, 厚生年金部分のみに養育特例が適用されます ) 2

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はじめに 年金受給者の皆様には 日頃より市議会議員共済会の運営に関しまして 格別のご理解とご協力を賜り 厚く御礼申しあげます さて 議員年金を受給される皆様に 継続して年金を受けていただくために 市議会議員共済会に対しまして 様々な手続きが必要になります 議員年金の手続きにつきましては 退職された市

( 第 1 段階 ) 報酬比例部分はそのまま定額部分を段階的に廃止 2 年ごとに 1 歳ずつ定額部分が消える ( 女性はすべてプラス 5 年 ) 報酬比例部分 定額部分 S16 S16 S18 S20 S22 4/1 前 4/2 ~4/2 4/2 4/2 4/2 ~~~

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Microsoft Word - T2-11-1_紙上Live_生計維持_13分_

高齢者福祉

強制加入被保険者(法7) ケース1

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

PowerPoint プレゼンテーション

年金・社会保険セミナー

健康保険 氏名 被扶養者世帯合算 申請者 記入用 申請内容 診療月 受診者 平成年月.. 家族 被扶養者 左記の診療月について 受診者ごと 医療機関 薬局 入院 通院別等 にご記入ください.. 家族 被扶養者.. 家族 被扶養者 氏名 家族の場合はその方の 生年月日 年月日年月日年月日 3 療養を受

Slide 1

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飯塚市在日外国人高齢者福祉給付金支給要綱

Microsoft Word - T2-04-1_紙上Live_被保険者期間と届出_(13分)_

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 16,490 円 ( 平成 29 年度 ) 付加保険料月額 400

【案3:事務連絡】(社労士会)

b. 通算加入者等期間に算入する期間及び移換申出の手続きア. 移換元制度の算定基礎期間を ( 重複しない範囲で ) 全部合算することイ. 移換申出の手続きは 本人が移換元事業主に対して行うこと c. 手数料移換に関する手数料はかからないこと d. 課税関係確定給付企業年金の本人拠出相当額は拠出時にも

老齢基礎年金 老齢基礎年金を受けられる方 老齢基礎年金は 原則として受給資格期間が 25 年 (300 ヵ月 ) 以上ある方が 65 歳になったときから受けられます 受給資格を満たしているときは 本人の希望により 60 歳から 70 歳までの間で年金を受け始める年齢を変更することができます (17

情報提供サービスのご案内.pdf

Microsoft Word - 6 八十歳までの保証がついた終身年金

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 15,250 円 ( 平成 26 年度 ) 付加保険料月額 400

上乗部分Q1. 基金制度のどの給付区分が分配金の対象となるのか A1 基金の給付区分は 国の厚生年金の一部を代行している 代行部分 と 基金独自の 上乗部分 から構成されています 代行部分は 解散により国に返還され 解散後は国から年金が支給されますので 分配金の対象となるのは基金独自の上乗部分となり

年金支給開始年齢図 特別支給の ( 給料比例部分 ) 昭和 29 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 特別支給の退職共済年金 昭和 25 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 退職共済年金 経過的職域加算額 ( 旧職域部分 ) 退職等年金給付 ( 年金払い退職給付 ) 平成 27 年 9 月までの組合

現在公的年金を受けている方は その年金証書 ( 請求者及び配偶者 請求者名義の預金通帳 戸籍謄本 ( 受給権発生年月日以降のもの ) 請求者の住民票コードが記載されているもの ( お持ちの場合のみ ) 障害基礎年金 受給要件 障害基礎年金は 次の要件を満たしている方の障害 ( 初診日から1 年 6か

【別紙】リーフレット①

納税義務者について Q 私自身は以前から社会保険に加入しているのに 国保税の納税通知書が私宛に届きましたがなぜですか? A 国保税は世帯主の方に納税義務があります ( 地方税法第 703 条の 4) 世帯主が国保以外の健康保険に加入していても ご家族のどなたかが国保に加入していれば あくまでも加入し

[Q20] 扶養控除等申告書が提出された際に その申告書に記載された国外居住親族に係る 親族関係書類 が提示されず 事後に提示された場合 いつから扶養控除等を適用して源泉徴収税額を計算すればよいのですか 9 [Q21] 給与所得者の配偶者控除等申告書を提出する場合には 親族関係書類 を提出又は提示す

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10 届書の作成編 ねんきんネット ご利用ガイド ねんきんネット ご利用ガイド 届書の作成 編 平成 30 年 10 月 1 日

1. 指定運用方法の規定整備 今般の改正により 商品選択の失念等により運用商品を選択しない者への対応として あらかじめ定められた指定運用方法 に係る規定が整備されます 指定運用方法とは 施行日(2018 年 5 月 1 日 ) 以降 新たに確定拠出年金制度に加入された方が 最初の掛金納付日から確定拠

ふるさと納税ワンストップ特例申請書の送付について この度は那須町へふるさと納税いただきまして誠にありがとうございます さて ふるさと納税による税の軽減を受けるためには確定申告を行っていただく必要がありますが ふるさと納税ワンストップ特例制度 に該当し 制度の適用を受けた場合 確定申告等の申告を行わな

確認書類一覧表 個人番号カード を 持っている人 通知カード を 持っている人 どちらも持って いない人 2 個人番号確 個人番号カード 通知カードのコピー 個人番号が記載された 認の書類 の裏のコピー 民票のコピー 個人番号カード 下記いずれかの身分証の 下記いずれかの身分証の の表のコピー コピ

源泉徴収税額について 年金課年金給付担当 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 をお送りしました 平成 28 年中に年金を受給された方に 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 を 平成 29 年 1 月 12 日 ( 木 ) にお送りしました 今回下記のように様式が改正されております 裏面に記載

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Transcription:

企業年金連合会老齢年金 受給者のしおり ナビダイヤルの通話は有料となります 通話が始まる前に 音声案内で通話料金をご案内いたします 大切なことが書かれておりますので最初にお読みください ご家族の方にもお読みいただくようお願いします ( 年金証書と一緒に保管してください ) PHS IP 電話からは 03-5777-2666 におかけください 午前中や週の初めは電話がつながりにくくなっております 0570 の最初の 0 を省略したり 市外局番を付けて 間違い電話になっているケースが発生していますので おかけ間違いのないようご注意ください お問合せの際は 連合会の年金証書番号 (12 桁 ) がわかるものをお手元にご用意ください 証書の見方がわからない P2 ~ P5 住所を変更したい P6 もしものときはどうすればいいの P8 ~ P10 よくあるご質問 P11~P13 年金振込先を変更したい P6 税金ってどうなるの P12 P24 企業年金連合会年金サービスセンター年金相談室 105-8772 東京都港区芝公園 2-4-1 芝パークビル B 館 10 階 http://www.pfa.or.jp/ 2015.10

目次 第 1 部 すぐわかる! 連合会老齢年金 第 2 部 じっくり解説! 連合会老齢年金 1. 企業年金連合会老齢年金証書 ( 裁定通知書 ) の見方 1.1. 各項目のご説明 P2 1.2. 証書に関するよくあるお問合せ Q. いつから どのくらいもらえるのですか? P4 Q. どこに加入していた分の年金ですか? P4 Q. 毎年いくらもらえるのですか? P5 Q. 遺族 障害年金はもらえるのですか? P5 Q. いつまでもらえるのですか? P5 2. 各種お手続き一覧 お手続きはお早めに ( 過払い防止にご協力ください ) 2.1. 受給者の方が行うお手続き P6 2.2. ご家族の方または代理人の方が行うお手続き P8 3. よくあるご質問 Q1. 振込日に入金されていないのはなぜですか? P11 Q2. 支給額変更通知書が届きました これは何ですか? P11 Q3. 連合会の年金における所得税はどうなりますか? P12 Q4. 扶養親族等申告書とは何ですか? P12 Q5. 源泉徴収票はいつ発送されますか? P12 Q6. 現況届が届きました どうすればよいですか? P12 Q7. 年金の用語がわかりません P13 連合会ホームページもご活用ください http://www.pfa.or.jp/qa/ よくある質問については 年金 Q & A に掲載しております 1. 日本の年金制度と企業年金連合会 1.1. 民間サラリーマンの年金制度 P14 1.2. 企業年金連合会とは P14 1.3. 企業年金連合会における個人情報の取り扱い P15 2. 連合会老齢年金について 2.1. 連合会老齢年金の特徴 P16 2.2. 連合会老齢年金の種類 P16 2.3. お支払月について P23 2.4. 年金と税金 P24 2.5. 代行年金と支給停止 P26 2.6. 連合会老齢年金が過払いとなる事例 P26 2.7. 年金と法律改正 P28 付録 : 届書 ( コピーしてお使いください ) 届書送付依頼 P34 企業年金連合会支給停止事由該当届 P35 企業年金連合会支給停止事由消滅届 P36 お問合せ 背表紙裏巻末はがき 氏名 住所 金融機関変更届 1

第 1 部 すぐわかる! 連合会老齢年金 1. 企業年金連合会老齢年金証書 ( 裁定通知書 ) の見方 1.1. 各項目のご説明 連合会老齢年金の支給を決定 ( 裁定 ) した日です 繰下げ加算額 連合会の基本年金および代行年金について国の老齢厚生年金と同様に繰り下げて受給した場合の増額分です 繰下げ請求していない方 繰下げ期間中全額停止だった方は記載されません 基本年金額 代行年金額 通算企業年金額等 下欄の企業年金のうち 裁定された各年金額の合計が記載されています 年金証書の番号 連合会の年金証書番号です 届書を出すときやお問合せのときは この証書番号を必ずお知らせください 支給開始の年月 この年月分から年金をお支払いします 合計年金額 左枠の各年金額および加算額を合計した金額です 支給停止額 年金額の一部または全部の支給が停止されている場合の停止額が記載されています 支払年金額 1 年間にお支払いする金額が記載されています 年金の対象期間 初回支払額 の対象となる期間です 初回支払年月 初回支払額 連合会が年金を最初にお支払いする年月と金額です 2 回目以降の支払額 支払月 にお支払いする額です 年 1 回払いの方は 年金額と同額をお支払いします 年 2 回払いの方は 年金額を 2 分の 1 した額を各月にお支払いします 年 3 回払いの方は 年金額を 3 分の 1 した額を各月にお支払いします 年 6 回払いの方は 年金額を 6 分の 1 した額を各月にお支払いします 支払開始年月 加入されていた各企業年金の支払開始年月が記載されています 通算企業年金額等とは 通算企業年 金 基本加算年金 代行加算年金 経過的基本加算年金 経過的代行加 算年金をいいます 支払月 今後 定期的に年金をお支払いする月です 年金は後払いとなるため 前月までの分を支払月の 1 日 ( 金融機関が休業日の場合は翌営業日 ) にお支払いします 基本年金額 代行年金額 通算企業年金額等 加入していた各企業年金分の年金額が記載されています 合計欄は 各年金額の合計額が記載されています 加入していた企業年金の名称 加入月数 お勤めされていた企業が加入していた企業年金の名称とご自身の企業年金加入月数が記載されています 2 3

1.2. 証書に関するよくあるお問合せ Q. いつから どのくらいもらえるのですか? 初回支払年月 が 最初にお支払いする年月です ( 支払日は 1 日です 1 日が金融機関の休業日の場合は 翌営業日にお支払いします ) 初回支払額 が 最初にお支払いする金額です 年金の対象期間 分をお支払いします 支給開始年齢を過ぎてからお手続きされた場合は 本来の 支給開始の年月 に遡ってまとめてお支払いします 2 回目以降の支払額 は 今後 定期的に 支払月 毎にお支払いする額です 支払月 については P23 をご確認ください Q. 毎年いくらもらえるのですか? 支払年金額 をご確認ください 1 年間にお支払いする額 ( 年額 ) が記載されています 繰 Q. 遺族 障害年金はもらえるのですか? Q. どこに加入していた分の年金ですか? 過去にお勤めされた会社が加入していた企業年金 ( 厚生年金基金や確定給付企業年金 ) の分です 加入していた企業年金の名称 は お勤めされていた会社名ではなく 企業年金の名称が記載されており 加入月数も企業年金に加入していた月数が記載されています 連合会からお支払いする年金には 遺族年金制度および障害年金制度はありません Q. いつまでもらえるのですか? 連合会からお支払いする年金はすべて終身年金です 支給開始の年月 から お亡くなりになられた月の分までお支払いします 4 5

2. 各種お手続き一覧 2.1. 受給者の方が行うお手続き このようなときにはすみやかに連合会へお手続きをお願いします 対象となる方提出する書類備考 住所を変更したい全員氏名 住所 金融機関変更届 ( 巻末はがき ) 年金振込先を変更したい全員氏名 住所 金融機関変更届 ( 巻末はがき ) 氏名を変更したい 全員 氏名 住所 金融機 関変更届 ( 巻末はがき ) 企業年金連合会老齢 年金証書 戸籍個人事項証明書 ( 戸籍抄本 ) 氏名のフリガナを変更したい全員氏名 住所 金融機関変更届 ( 巻末はがき ) 年金証書を再発行してほしい全員企業年金連合会老齢年金証書再交付申請書 扶養控除を申請したい 連合会から 受給権者現況届 が届いた 連合会から書類が送られてきた方連合会から書類が送られてきた方 公的年金等の受給者 受給権者現況届 の扶養親族等申告書 マークがある届書は連合会ホームページよりダウンロードすることができます http://www.pfa.or.jp/user_ jukyu /todokede/todokede09.html 年金振込先の金融機関に変更がない場合は 新住所欄のみ記入してください 直近の支払月の 1 ヶ月以上前にご提出ください 変更手続き完了後に振込通知書を郵送します 年金証書を添付できない場合は その理由を明記し ( 事由書 ) 変更届に添えてご提出ください 戸籍個人事項証明書( 戸籍抄本 ) は 6 ヶ月以内に市町村長が発行したものに限ります ( コピー不可 ) 変更手続き完了後に企業年金連合会老齢年金証書を郵送します 氏名のフリガナのみ変更したい場合は 戸籍個人事項証明書 ( 戸籍抄本 ) は不要です 変更手続き完了後に振込通知書を郵送します 届書は 連合会ホームページをご利用いただくか P34 の 届書送付依頼 にてお取り寄せください 連合会から対象の方に翌年分の申告書を 11 月にお送りします ( 対象の方については P25 参照 ) 連合会から提出が必要な方に誕生月の上旬にお送りします 6 7

このようなときにはすみやかに連合会へお手続きをお願いします 国の老齢厚生年金が支給停止になった 国の老齢厚生年金の支給停止が解除された 本人申出により国の老齢厚生年金が支給停止になった 国の老齢厚生年金を繰下げする予定 対象となる方提出する書類備考 代行年金受給者 代行年金受給者 基本年金受給者代行年金受給者 基本年金受給者代行年金受給者 企業年金連合会支 給停止事由該当届 届書は 連合会ホームページをご利用い 変更後の 国民年金 厚生年金保険年金決定通知書 ただくか P35 の 支給停止事由該当届 支給額変更通知書 ( 老齢厚生年金 ) のコピー をコピーしてご使用ください 企業年金連合会支 給停止事由消滅届 届書は 連合会ホームページをご利用い 変更後の 国民年金 厚生年金保険年金決定通知書 ただくか P36 の 支給停止事由消滅届 支給額変更通知書 ( 老齢厚生年金 ) のコピー をコピーしてご使用ください ( 本人申出 ) 支給停 止申出書 本人申出により国 の老齢厚生年金を支給停止し ていることが確認 できる書類 ( 繰下げ ) 支給停止申出書 2.2. ご家族の方または代理人の方が行うお手続きこのようなときにはすみやかに対象となる方提出する書類備考連合会へお手続きをお願いします ご本人が提出書類等に記入できない場合 全員 ご本人が行方不明になられた ( 所在が 1 ヶ月以上不明となった ) 全員場合 ご本人が認知症 知的障害 精神障害などの理由で成年後見制度を利用した場合 ご本人がお亡くなりになられた場合 2.1. 受給者の方が行うお手続き の各種お手続きをいただく際に 次の書類を添えてください 委任状 代理人の身分証明書 ( コピー ) 年金受給権者所在不 企業年金連合会老齢 明届 年金証書 届書は P 34 の 届書送付依頼 にてお取り寄せください (P30 3 参照 ) P 34 の 届書送付依頼 にてお取り寄せください 65 歳到達の 3 ヶ月後に連合会から 年金の繰下げ意思確認書 をお送りしますので その中にある申出書をご提出ください (P30 4 参照 ) 65 歳以降に国の老齢厚生年金の受給権を取得した方は受給権取得年月に申出書をご提出ください 身分証明書は 運転免許証 保険証 パスポート等のコピーを添付してください 年金受給権者の所在が 1 ヶ月以上不明となった場合は その者の同一世帯員 ( 住民票上の世帯が同一の方 ) に届出が義務付けられています 同一世帯員より所在不明の届出がなされた後に 連合会にて現況申告書を送付し 生存の事実が確認できない場合には年金の支給を一時差し止めます 年金証書を添付できない場合は その理由を明記し ( 事由書 ) 変更届に添えてご提出ください 成年後見人等にかかる手続き 年金受給権者の後見人等が 通知書送付 法務局が証明する登記事項証明書 ( 原本 ) または 先住所の変更 年金振込口座の変更 ( 名全員家庭裁判所が証明する後見開始申し立てに基づく義変更 ) を行う場合には 連合会へ成年審判に関する書類 ( 裁判所の審判のコピー 審判後見人等の登録を行う必要があります 確定証明書 ( 原本 )) 全員死亡届 ( 未支給年金請求書 / 死亡一時金請求書 ) 届書は P34 の 届書送付依頼 にてお取り寄せください (P10 参照 ) マークがある届書は連合会ホームページ よりダウンロードすることができます 8 http://www.pfa.or.jp/user_ jukyu /todokede/todokede09.html 9

受給者が亡くなられたとき P 34 届書送付依頼 の2 死亡届の番号を で囲み 届出者の氏名 続柄 住所 受給者の死亡年月日およびその他必要事項をご記入の上 連合会にお送りください 後日連合会から 死亡届 の用紙をお送りします 必要事項をご記入の上 ご提出ください ご連絡が遅れてしまいますと 年金を多く受け取り過ぎて 過払いとなった金額を遺族の方にお返しいただくことになりますのでご注意ください (P26 ~ P27 参照 ) 連合会老齢年金には 遺族年金の制度はありません 未払いの年金があるとき 受給者が亡くなられた月までに まだ受け取っていない年金があるときは 亡くなられた月の分までを未支給年金としてお支払いします 未支給年金は 受給者が亡くなられた当時 生計を同じくしていた遺族の方 ( 1) が請求することができます 1 遺族の方の範囲および受給順位は 受給者が亡くなられた当時 生計を同じくしていた 1 配偶者 2 子 3 父母 4 孫 5 祖父母 6 兄弟姉妹 7 その他の 3 親等内の親族となります 通算企業年金等を受け取っていた方が保証期間内に亡くなられたとき ( 死亡一時金のお支払い ) 通算企業年金等の保証期間のある年金の受給者が 保証期間内に亡くなられたときは 未支給年金とは別に死亡一時金を遺族の方 ( 2) が請求することができます ( 保証期間については P19 ~ P22 参照 ) 2 遺族の方の範囲および受給順位は 1 配偶者 2 子 3 父母 4 孫 5 祖父母 6 兄弟姉妹 7 受給者が亡くなられた当時生計を同じくしていたその他の親族 (6 親等内の血族 3 親等内の姻族 ) となります 3. よくあるご質問 Q1. 振込日に入金されていないのはなぜですか? A1. 次の理由が考えられます 現況届を期限までにご提出されていない現況届の提出が遅れると 年金のお支払いが一時差止めとなります 受取口座の変更をされている 氏名 住所 金融機関変更届 をご提出いただいた後 連合会で金融機関変更の処理が完了すると 変更後の口座に振り込まれますが 連合会での変更処理が完了するまでは引き続き変更前の口座に振り込まれることとなります 口座の氏名等を変更されているご指定の口座が解約されている場合や 口座の氏名を変更した場合 金融機関の統廃合等で口座番号等が変更になっている場合は 正しい振込先が確認できるまでお支払いが一時保留となります ( 代行年金受給者の方 ) 在職等の事由により 年金が全額停止されている 在職されている場合 賃金と年金額に応じて全額停止または一部停止 雇用保険法による高年齢雇用継続給付を受けている場合はこの額も含めて調整されます 雇用保険法による基本手当を受けている場合 全額停止 遺族厚生年金や障害厚生年金等の他の年金を選択して受給している場合 全額停止または一部停止 Q2. 支給額変更通知書が届きました これは何ですか? A2. 年金額が変更になったことをお知らせする書類です 在職による停止額が変更になったり支給停止が解除された場合には お支払いする年金額も変更となるため その旨をお知らせしています 10 11

Q3. 連合会の年金における所得税はどうなりますか? A3. 連合会老齢年金には 所得税および復興特別所得税が課税されます 連合会老齢年金は 所得税法上 雑所得 に該当し 所得税および復興特別所得税 ( 平成 25 年 2 月から平成 49 年 12 月までに支払われるべき年金が対象 ) が課せられます なお 源泉徴収の取扱いは 受給されている年金の種類 年金額 年齢によって異なります ( 詳しくは P24 参照 ) Q4. 扶養親族等申告書とは何ですか? A4. 源泉徴収の際に 各種控除を受けるために必要な書類です 扶養親族等申告書は 対象となる方にお送りしております ご提出されると 基礎控除や配偶者控除等 各種控除を受けることができます ( 詳しくは P24 ~ P25 参照 ) Q5. 源泉徴収票はいつ発送されますか? A5.1 月下旬にお送りします Q6. 現況届が届きました どうすればよいですか? A6. 現況届に記載の提出期限までに必ずご提出ください 連合会老齢年金は終身年金であることから 受給者のご生存の確認をさせていただいています 現況届 をご提出いただけない場合 年金が一時差止めとなります なお ご提出いただく必要のない方は 毎年 1 月下旬にお送りする 年金振込通知書 にその旨を記載しています Q7. 年金の用語がわかりません A7. 主な用語の説明は下記をご覧ください 用語説明 連合会老齢年金 裁定受給権支給開始 繰下げ 繰上げ 保証期間 一時金 連合会がお支払いする年金のこと ( 全 7 種類 ) 基本年金 代行年金 国の老齢厚生年金の代行部分が含まれている年金 基本加算年金 代行加算年金 経過的基本加算年金 経過的代行加算年金 通算企業年金 企業年金独自の給付で 保証期間が付いている年金 年金のお支払いを決定すること 年金を受け取ることができる権利のこと 年金のお支払いが始まること 受給権が発生した翌月から年金のお支払いが始まります 年金を本来の受取開始時期より遅らせて受け取ること ( 例 :65 歳 67 歳 ) 繰下げした期間分 年金が増額されます 基本年金 代行年金を受給されている方が対象 年金を本来の受取開始時期より早く受け取ること ( 例 :65 歳 63 歳 ) 繰上げした期間分 年金が減額されます 年金に代えて一時金で受け取ることが可能な期間のこと (P19 ~ P22 参照 ) 期間は 生年月日や連合会に資産を移した日 ( 交付日 ) によって定められます 基本加算年金 代行加算年金 経過的基本加算年金 経過的代行加算年金 通算企業年金を受給されている方が対象保証期間付の年金について 年金に代えて一括で受け取る場合の年金資産のこと 選択一時金 死亡一時金の 2 種類があります (P20 参照 ) 12 13

第 2 部 じっくり解説! 連合会老齢年金 1. 日本の年金制度と企業年金連合会 1.1. 民間サラリーマンの年金制度日本の民間サラリーマンの年金制度は 以下のように 3 階建ての構造となっています 1 階部分に 国民年金 ( 基礎年金 ) 2 階部分に 厚生年金 があり これらに加え 3 階部分に企業が任意で実施する 厚生年金基金 や 確定給付企業年金 などの企業年金制度があります 企業年金の情報発信センター企業年金の発展のため 内外の企業年金に関連する事項についての調査研究を行い 関係各方面に提言 要望を行うほか 会員に対する各種情報の提供 相談 助言および役職員の研修など会員の健全な発展を図るために必要な支援事業を行っています 厚生年金基金について厚生年金基金は 企業や同業種で組織する団体が法人格を持った厚生年金基金を設立し 国の年金給付のうち老齢厚生年金の一部を代行する ( 代行部分 ) とともに 厚生年金基金独自の上乗せ ( プラスアルファ ) を行い 年金資産を管理 運用して年金給付を行う企業年金制度です 確定給付企業年金について確定給付企業年金は 企業が別の法人格を持った企業年金基金を設立または労使合意に基づいて年金規約を制定し 年金資産を管理 運用して年金給付を行う企業年金制度です 1.2. 企業年金連合会とは連合会は 昭和 42 年に厚生年金保険法に基づき厚生年金基金の連合体として設立され ( 旧厚生年金基金連合会 ) 法律改正により平成 17 年 10 月に企業年金連合会となりました 連合会は次のような活動を行っています 企業年金の通算センター厚生年金基金や確定給付企業年金を短期間 ( 一般的に 10 年未満 ) で脱退した方 ( 中途脱退者 ) 等に対する年金給付を一元的に行い 厚生年金基金 確定給付企業年金 確定拠出年金といった企業年金間の年金通算事業を行っています また その年金給付を行うための原資となる保有資産の安全かつ効率的な運用を行っています 1.3. 企業年金連合会における個人情報の取り扱い連合会は 個人情報保護の重要性に鑑み 法令等の定めにしたがって厳格に個人情報を取り扱います 訂正の請求や個人情報の確認があったときは その請求等がご本人からのものであると確認できた場合に限り 訂正の手続きや情報の開示を行います なお 法令等で定める場合を除き ご本人の承諾なく個人情報を第三者に開示したり 提供したりすることはありません 指定の金融機関が統廃合等を行った場合 ご本人の手続きを簡略化するために 連合会が金融機関に確認して金融機関変更の手続きを行う場合があります 個人情報保護に関する連合会の基本方針等については 連合会ホームページをご参照ください ホームページアドレス http://www.pfa.or.jp/privacy/index.html 14 15

2. 連合会老齢年金について 2.1. 連合会老齢年金の特徴 生涯にわたりお受け取りできる終身年金です連合会老齢年金は 受給権が発生した月の翌月から お亡くなりになられた月の分までお支払いする 終身年金 となります 1 基本年金加入されていた厚生年金基金の年金を受けるための要件を満たす前に 加入員の資格を喪失した方に対し連合会からお支払いする年金です 連合会は 厚生年金基金からの申出に基づきこの年金の支給義務を引き継いで 年金をお支払いします 老齢以外の事由による給付はありません連合会の年金給付は老齢給付のみです 遺族給付や障害給付はありません なお 保証期間付の年金は 遺族の方が一時金を受け取ることができる 死亡一時金 制度があります 受給権が保護されています連合会から支払われる老齢年金は 法律により受給権が保護されているため これを他人に譲ったり 別に法律で定める場合を除いて担保に供したりすることはできません また 国税滞納処分 ( その例による処分を含む ) によって差し押さえられる場合を除いて他人から差し押さえられることはありません 2.2. 連合会老齢年金の種類連合会がお支払いする年金は 全 7 種類あります 資産の移換元別に分けると 厚生年金基金より引き継いだ年金 と 確定給付企業年金より引き継いだ年金 の 2 種類に分けられます 17 18 19 20 20 21 21 特徴 厚生年金基金より引き継いだ国の老齢厚生年金の代行部分とプラスアルファ部分を連合会から 基本年金 として受給できます プラスアルファ部分の金額は 加入されていた厚生年金基金の規約により異なります 厚生年金基金に加入されていた期間が 1 ヶ月以上あれば受給することができます 国の法律改正により 年金額が改定される場合があります 源泉徴収の対象となる方は扶養親族等申告書をご提出いただくことにより 各種の控除を受けることができます 源泉徴収の対象となる方 (P24 ~ P25 参照 ) 支給開始時期 支給開始年齢 ( 生年月日に応じて 60 歳 ~ 65 歳 P29 参照 ) に到達した月の翌月分からお支払いします 支給開始年齢より前に国の老齢厚生年金等の受給権が発生している方は受給権が発生した月の翌月分からお支払いします 19 20 22 22 1~7 の各年金の説明は 次のとおりです 16 17

2 代行年金厚生年金基金が解散した当時 その厚生年金基金に加入されていた方 厚生年金基金の年金給付を受けられていた方 ( 受けることとなっていた方 ) または厚生年金基金を設立する一部の事業所が確定給付企業年金制度に移行した当時 その事業所で働いていた方等に対し連合会からお支払いする年金です 3 通算企業年金厚生年金基金 ( または確定給付企業年金 ) に加入されていた方で 脱退時の一時金または解散 ( 制度終了 ) 時の残余財産分配金が連合会に交付されている場合にお支払いする年金です 平成 17 年 10 月以降に加入資格を喪失した方または平成 17 年 10 月以降に解散した厚生年金基金 ( 制度終了した確定給付企業年金 ) に解散 ( 制度終了 ) した当時加入されていた方 年金給付を受けられていた方 ( 受けることとなっていた方 ) が対象となります ただし 次の場合においてもお支払いの対象となります 平成 17 年 9 月以前に加入員の資格を喪失した方であっても 平成 18 年 2 月以降に脱退時の一時金が連合会へ交付された方 平成 17 年 9 月以前に加入していた厚生年金基金が解散または ( 厚生年金基金由来の ) 確定給付企業年金が制度終了した場合であっても 平成 19 年 4 月以降に解散 ( 制度終了 ) 時の残余財産分配金が連合会へ交付された方 特徴 連合会が厚生年金基金に代わって国の老齢厚生年金の代行部分を 代行年金 としてお支払いします 国の老齢厚生年金の受給手続きが終了していない場合は お手続きを行うことができません 先に国の老齢厚生年金の裁定手続きを進めてください 国の老齢厚生年金が支給停止となっている場合は 代行年金についても全部または一部が支給停止となる場合があります (P26 参照 ) 国の法律改正により 年金額が改定される場合があります 源泉徴収の対象となる方は扶養親族等申告書をご提出いただくことにより 各種の控除を受けることができます 源泉徴収の対象となる方 (P24 ~ P25 参照 ) 支給開始時期 国の老齢厚生年金等の受給権が発生した方には 受給権が発生した翌月分からお支払いします 厚生年金基金の解散認可日時点 ( または厚生年金基金を設立する一部の事業所の確定給付企業年金制度への移行の認可日時点 ) で既に国の老齢厚生年金等の受給権が発生している方には 認可日の属する月の翌月分からお支払いします 特徴 保証期間内に限り 死亡一時金や選択一時金の制度があります 資産運用の状況により 年金額が増額される場合があります 支給開始時期 脱退時の一時金または解散 ( 制度終了 ) 時の残余財産分配金が支給開始年齢 ( 生年月日に応じて 60 歳 ~ 65 歳 P29 参照 ) に到達する月の前月までに連合会へ交付された方には 支給開始年齢に到達した月の翌月分からお支払いします 支給開始年齢に到達した月以降に交付された方には 交付された月の翌月分からお支払いします 保証期間 通算企業年金を死亡一時金や選択一時金として受け取ることができる期間をいいます 保証期間は生年月日や脱退時の一時金または解散 ( 制度終了 ) 時の残余財産分配金が連合会に交付された日の年齢により定められますが 概ね 80 歳までの間となります 18 19

死亡一時金通算企業年金を受給されている方が保証期間中に亡くなられた場合 遺族の方 ( 1) は死亡一時金を請求することができます 1 遺族の範囲および受給順位は 1 配偶者 2 子 3 父母 4 孫 5 祖父母 6 兄弟姉妹 7 受給者が亡くなられた当時生計を同じくしていたその他の親族 (6 親等内の血族 3 親等内の姻族 ) となります 選択一時金通算企業年金を受給されている方が保証期間中に次のような事情がある場合は 年金給付に代えて選択一時金を請求することができます 災害により住宅等の財産に著しい損害を受けたため 債務弁済のため 長期入院等のため その他のやむを得ない事情のため 死亡一時金 選択一時金の金額について 死亡一時金や選択一時金の額は 保証期間からすでに年金としてお支払いした期間を除いた残りの期間で計算されます 脱退時の一時金または解散 ( 制度終了 ) 時の残余財産分配金が連合会に交付されてから 死亡一時金や選択一時金をお支払いするまでの期間が短い場合 交付された当時の金額を下回る場合があります 4 基本加算年金平成 17 年 9 月以前に厚生年金基金の加入員の資格を喪失した方で 脱退時の一時金が連合会に交付されている場合にお支払いする年金です ただし 脱退時の一時金の交付が平成 18 年 2 月以降である方については 3 通算企業年金 としてお支払いします 保証期間基本加算年金を死亡一時金や選択一時金として受け取ることができる期間をいいます 通算企業年金と異なり 概ね 75 歳までの間となります 支給開始時期や死亡一時金 選択一時金の内容は 3 通算企業年金 と同様です ただし 国の老齢厚生年金を繰上げ請求された場合の支給開始時期については P29 をご参照ください 5 代行加算年金平成 17 年 9 月以前に厚生年金基金が解散し 解散時の残余財産分配金が連合会に交付されている場合にお支払いする年金です ただし 解散時の残余財産分配金の交付が 平成 19 年 4 月以降である方については 3 通算企業年金 としてお支払いします 特徴 保証期間内に限り 死亡一時金や選択一時金の制度があります 年金証書 ( 裁定通知書 ) では 通算企業年金額等 の欄に印字されます 保証期間代行加算年金を死亡一時金や選択一時金として受け取ることができる期間をいいます 通算企業年金と異なり 概ね 75 歳までの間となります 支給開始時期や死亡一時金 選択一時金の内容は 3 通算企業年金 と同様です ただし 国の老齢厚生年金を繰上げ請求された場合の支給開始時期については P29 をご参照ください 特徴 保証期間内に限り 死亡一時金や選択一時金の制度があります 年金証書 ( 裁定通知書 ) では 通算企業年金額等 の欄に印字されます 20 21

6 経過的基本加算年金確定給付企業年金の前身である厚生年金基金の加入員であった方であって 平成 17 年 9 月以前に確定給付企業年金の加入者の資格を喪失し 脱退時の一時金が連合会に交付されている場合にお支払いする年金です ただし 脱退時の一時金の交付が平成 18 年 2 月以降である方については 3 通算企業年金 としてお支払いします 2.3. お支払月について連合会老齢年金は 原則として 企業年金連合会老齢年金裁定通知書 の 支払月 欄に記載された月の 1 日に支払われます (1 日が金融機関の休業日に当たる場合は翌営業日となります ) 支払月および支払回数については 年金額および誕生月によって定めており 詳しくは次の表のとおりです 特徴 保証期間内に限り 死亡一時金や選択一時金の制度があります 年金証書 ( 裁定通知書 ) では 通算企業年金額等 の欄に印字されます 保証期間経過的基本加算年金を死亡一時金や選択一時金として受け取ることができる期間をいいます 通算企業年金と異なり 概ね 75 歳までの間となります 支給開始時期や死亡一時金 選択一時金の内容は 3 通算企業年金 と同様です ただし 国の老齢厚生年金を繰上げ請求された場合の支給開始時期については P29 をご参照ください 7 経過的代行加算年金確定給付企業年金の前身である厚生年金基金の加入員であった方であって 平成 17 年 9 月以前に確定給付企業年金が制度終了し 制度終了時の残余財産分配金を連合会に交付されている場合にお支払いする年金です ただし 制度終了時の残余財産分配金の交付が平成 19 年 4 月以降である方については 3 通算企業年金 としてお支払いします 特徴 保証期間については 6 経過的基本加算年金 と 支給開始時期や死亡一時金 選択一時金の内容は 3 通算企業年金 と同様です ただし 国の老齢厚生年金を繰上げ請求された場合の支給開始時期については P29 をご参照ください 年金額 支払回数 誕生月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 6 万円未満 6 万円以上 15 万円未満 15 万円以上 27 万円未満 27 万円以上 毎年 1 回毎年 2 回毎年 3 回毎年 6 回 4 月 ( 前年 4 月 3 月分 ) 6 月 ( 前年 6 月 5 月分 ) 8 月 ( 前年 8 月 7 月分 ) 10 月 ( 前年 10 月 9 月分 ) 6 月 ( 前年 12 月 5 月分 ) 12 月 12 月 ( 前年 12 月 (6 月 11 月分 ) 11 月分 ) 2 月 ( 前年 2 月 1 月分 ) 4 月 ( 前年 12 月 3 月分 ) 8 月 (4 月 7 月分 ) 12 月 (8 月 11 月分 ) 2 月 ( 前年 12 月 1 月分 ) 4 月 (2 月 3 月分 ) 6 月 (4 月 5 月分 ) 8 月 (6 月 7 月分 ) 10 月 (8 月 9 月分 ) 12 月 (10 月 11 月分 ) ( ) は支払対象期間たとえば 年金額が 10 万円の方は 毎年 2 回 6 月と 12 月の 1 日 ( 金融機関営業日 ) に 5 万円ずつお支払いとなります 22 23

2.4. 年金と税金 1 連合会老齢年金と所得税連合会老齢年金は 所得税法上公的年金等に該当し 雑所得 として取り扱われ 所得税が課せられます 東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法 ( 平成 23 年法律第 117 号 ) 施行に伴い 平成 25 年 2 月から平成 49 年 12 月までにお支払いする年金について 復興特別所得税が課せられます 平成 27 年 10 月施行の 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 ) により 連合会では源泉徴収事務において ご本人または地方公共団体情報システム機構 (J-LIS) から取得した個人番号 ( マイナンバー ) を利用します 2 源泉徴収制度連合会老齢年金は 年金のお支払い時に所得税を徴収し 本人に代わって連合会が国に納付する 源泉徴収制度 の対象となる所得です また 復興特別所得税についても 平成 25 年 2 月分のお支払いから所得税と併せて徴収し 国に納付しております ( 源泉徴収される所得税の額の 2.1% 相当額 ) 源泉徴収は 全ての方が対象ではなく お支払いする年金の種類と年金支給額によって異なります 源泉徴収の対象となる方厚生年金基金より引き継いだ年金 60 歳 64 歳 65 歳以上 年金支給額が 108 万円以上の方は源泉徴収されます 年金支給額が 80 万円以上の方は源泉徴収されます 確定給付企業年金より引き継いだ年金 年金支給額に関わらず 全ての方が源泉徴収されます ( 注 1 ) 厚生年金基金より引き継いだ年金 であっても 以下の年金については 確定給付企業年金より引き継いだ年金 と同様の税制を適用します 平成 26 年 4 月以降の申出により厚生年金基金から連合会に移換された脱退一時金相当額に基づく通算企業年金 平成 26 年 4 月以降に解散した厚生年金基金から連合会に移換された残余財産分配金に基づく通算企業年金 ( 注 2 ) 確定給付企業年金より引き継いだ年金 のうち 確定給付企業年金より引き継いだ脱退一時金相当額または制度終了時の残余財産分配金に ご本人の拠出された掛金が含まれる場合には その拠出した掛金に相当する金額は非課税となります 3 扶養親族等申告書 厚生年金基金より引き継いだ年金 の年金支給額が 108 万円以上 (65 歳以上の場合は 80 万円以上 ) の方は 連合会より 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書 を送付しております この申告書は 源泉徴収の際に控除を受けるために必要な書類です 毎年 11 月末までにお送りいたしますので 同封された 扶養親族等申告の手引き に記載のある提出期限までに連合会へご提出ください 扶養親族等申告書のご提出にあたって 控除対象配偶者や扶養親族がいない場合でも 申告書をご提出いただくことにより 本人分の控除 ( 基礎的控除 ) 等を受けることができます 前年の申告内容から変更がない場合でも 申告書は毎年ご提出いただく必要があります 提出対象となる方が申告書を提出されない場合は 各種控除が受けられないため 年金支給額の 25% のみの控除となります 連合会がお支払いする年金の他に年金 ( 国の老齢厚生年金等 ) を受給されている方や 他に給与所得等の所得がある方 または 2 箇所以上にこの申告書を提出された方は 所得税の確定申告を行う必要があります 確定給付企業年金より引き継いだ年金 (P24 注 1 の通算企業年金を含む ) については 所得税法上 扶養親族等申告書を提出することはできません 24 25

2.5. 代行年金と支給停止連合会の代行年金は 解散した厚生年金基金に代わって国の老齢厚生年金の代行部分をお支払いしているものです この代行年金は 国の老齢厚生年金と同等の扱いとなり 国の老齢厚生年金が 次の事由で支給停止となっている場合は 代行年金についても全部または一部が支給停止となります 国の老齢厚生年金が支給停止となる事由 ( 代行年金の支給停止事由 ) 在職中 ( 国会議員または地方議会議員である場合も同様 ) 基本手当 ( 雇用保険 ) 受給中 高年齢雇用継続給付受給中 障害厚生年金 遺族厚生年金等の他の年金を選択受給中等 代行年金受給者の皆さまへお願い連合会は 皆さまからご提出いただく 支給停止事由該当届 や日本年金機構から提供される国の年金の支給停止情報をもとに 代行年金の支給を停止しています ( 国の年金の支給停止情報が提供されるまで 概ね 3 ヶ月程度お時間がかかります ) 支給停止事由該当届のご提出が遅れますと 一時的に過払いとなることがあります その後お支払いする年金で調整させていただいておりますが 過払い防止のためにも 該当届のご提出はすみやかにお願いいたします 2 国の老齢厚生年金を受給中の方が 支給停止となる事由 (P26 参照 ) に該当した場合 国から 国民年金 厚生年金保険年金決定通知書 支給額変更通知書 ( 老齢厚生年金 ) を受領した場合 支給停止事由該当届 のご提出忘れにご注意ください 代行年金の受給者が対象です 3 国の年金に対して本人申出による支給停止の申出をした場合 ( 本人申出 ) 支給停止申出書 のご提出忘れにご注意ください (P30 参照 ) 基本年金 代行年金の受給者が対象です 4 年金分割の対象となった場合 離婚時の年金分割 (P30 参照 ) により 過払いとなる恐れがあります 基本年金 代行年金の受給者が対象です 5 お亡くなりになった場合 遺族の方から 死亡届 のご提出が遅れてしまうと過払いが生じてしまう恐れがあります 連合会老齢年金の受給者 ( 全ての方 ) が対象です 2.6. 連合会老齢年金が過払いとなる事例以下のケースに当てはまる方は 届書等のご提出が遅くなってしまうと 年金が過払いとなる可能性があります 過払いとなった年金はあとでお返しいただくことになりますので 届書等はすみやかにご提出いただくようお願いします 1 国の老齢厚生年金を繰り下げて 66 歳以降に受給する (65 歳から受給しない ) 場合 年金の繰下げ意思確認書 または ( 繰下げ ) 支給停止申出書 のご提出忘れにご注意ください (P30 参照 ) 基本年金 代行年金の受給者が対象です 26 27

2.7. 年金と法律改正連合会老齢年金のうち 基本年金と代行年金は 国の老齢厚生年金の一部を代行していることから 厚生年金保険法の改正に基づき 老齢厚生年金と同様の改正が行われます 法律改正のあらまし ( 変更年月の新しい順 ) 平成 25 年 4 月 1 国の老齢厚生年金の支給開始年齢引上げ 特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢が 生年月日 性別に応じて 60 歳から 61 歳 ~ 65 歳に引き上げられました 60 歳到達時から支給開始年齢までの間に 繰り上げて受給することもできます ( 一定率で減額されます ) 平成 20 年 4 月 2-1 離婚時の年金分割 ~3 号分割 平成 20 年 5 月以降に離婚等をした場合であって 離婚等をした日の翌日から 2 年以内に第 3 号被保険者であった方から請求があった場合 平成 20 年 4 月以降の第 3 号被保険者期間における相手方 ( 第 2 号被保険者 ) の標準報酬が 2 分の 1 ずつ当事者間で分割されます 平成 19 年 4 月 2-2 離婚時の年金分割 ~ 合意分割 平成 19 年 4 月以降に離婚等をした夫婦は その翌日から 2 年以内に年金事務所に対して請求を行った場合に 当事者の合意もしくは家庭裁判所の決定により 双方の年金額算出のもととなる標準報酬の2 分の1を上限として 標準報酬が分割されます 3 本人申出による支給停止 年金の受給手続き後にご自身の老齢厚生年金を受け取ることを 自ら申出することによって辞退することができます 4 国の老齢厚生年金の繰下げ 平成 19 年 4 月以降に 65 歳になる方 (65 歳時点で老齢厚生年金の受給要件を満たす方に限る ) は 66 歳に達したのちに 年金事務所に国の老齢厚生年金の支給繰下げの申出をすることができます 既に 65 歳に達したのち 平成 19 年 4 月以降に老齢厚生年金の受給権が発生することとなった方も 受給権の発生から1 年を過ぎたのちに 支給繰下げの申出をすることができます 連合会老齢年金への影響 1 国の老齢厚生年金の支給開始年齢引上げ 平成 25 年 4 月より 男性で昭和 28 年 4 月 2 日以降生まれの方 女性で昭和 33 年 4 月 2 日以降生まれの方は 生年月日に応じて 61 ~ 65 歳 ( 支給開始年齢 ) からの支給となります [ 男性 ] 生年月日 [ 女性 ] 生年月日 支給開始年齢 昭和 28 年 4 月 1 日以前昭和 33 年 4 月 1 日以前 60 歳 昭和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭和 30 年 4 月 1 日昭和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭和 32 年 4 月 1 日昭和 32 年 4 月 2 日 ~ 昭和 34 年 4 月 1 日昭和 34 年 4 月 2 日 ~ 昭和 36 年 4 月 1 日 昭和 33 年 4 月 2 日 ~ 昭和 35 年 4 月 1 日昭和 35 年 4 月 2 日 ~ 昭和 37 年 4 月 1 日昭和 37 年 4 月 2 日 ~ 昭和 39 年 4 月 1 日昭和 39 年 4 月 2 日 ~ 昭和 41 年 4 月 1 日 61 歳 62 歳 63 歳 64 歳 昭和 36 年 4 月 2 日以降昭和 41 年 4 月 2 日以降 65 歳 厚生年金の坑内員 船員特例に該当する方は 女性と同じ支給開始年齢になります 国の老齢厚生年金を繰上げ請求した場合の支給開始時期国の老齢厚生年金を繰上げ請求した方は 連合会の年金 ( 通算企業年金を除く ) についても繰り上げられ 繰上げによる受給権が発生した月の翌月分から減額された年金が支給されます なお 通算企業年金については 60 歳から支給開始年齢までの間に独自に繰り上げて 減額された額を受け取ることも可能となっています 平成 12 年 4 月 昭和 61 年 4 月 5 給付水準の引下げ 年金給付の伸びを抑制するため 過去 2 回 老齢厚生年金の給付水準が引き下げられました 28 29

2 離婚時の年金分割 1 3 号分割 3 号分割により標準報酬が下がった第 2 号被保険者の方は 配偶者の第 3 号被保険者期間内に 連合会からお支払いする基本年金および代行年金の計算の基礎となる加入員期間が含まれる場合は 当該期間にかかる基本年金および代行年金が国の老齢厚生年金と同様に減額されます 2 合意分割離婚分割により標準報酬が下がった方は 分割の対象となった期間内に 連合会からお支払いする基本年金および代行年金の計算の基礎となる加入員期間が含まれる場合は 当該期間にかかる基本年金および代行年金が国の老齢厚生年金と同様に減額されます いずれも 標準報酬が上がる方の増額分は国から支給されます 3 本人申出による支給停止国の老齢厚生年金の支給停止を申出した方は 連合会からお支払いする代行年金についても 国の老齢厚生年金と同様に支給停止されることになります ( 本人申出 ) 支給停止申出書 を必ずご提出ください また 基本年金については 国の年金の支給停止を申出した方が さらに連合会にも支給停止の申出をすることによって 支給停止されます 国の年金の支給停止を申出した方が 基本年金も支給停止したい場合は ( 本人申出 ) 支給停止申出書 を連合会にご提出ください 5 給付水準の引下げ国の老齢厚生年金の給付水準については 法律改正により過去 2 回引下げが行われています まず 昭和 61 年に給付率が 1000 分の 10 から 1000 分の 7.5 に ( 1) そして平成 12 年には 1000 分の 7.5 から 1000 分の 7.125 に ( 2) 引き下げられました ( いずれのときも給付率は生年月日ごとに逓減 詳しくは P32 ~ P33 給付率一覧 参照 ) これらの改正により 基本年金および代行年金の額が 改正前にお知らせしていた年金 ( 見込 ) 額よりも減額されることになりました 対象となる方については 年金の引き継ぎのお知らせ ( 承継通知書 ) に記載されている金額よりも 年金証書に記載されている金額が最大 3 割ほど下がっている場合があります 給付水準の引下げは 上記のとおり 法律改正に伴う取扱いですので 何卒ご理解いただきますようお願いいたします 1 平成 12 年法律改正の給付率は 平成 12 年 4 月 1 日以降に 60 歳になられた方 ( 昭和 15 年 4 月 2 日以降に生まれた方 ) が適用の対象となっています 2 平成 12 年 4 月 1 日前に すでに 60 歳になられている方 60 歳前に国の老齢厚生年金の受給権が発生している方は 平成 12 年法律改正の給付率ではなく昭和 61 年法律改正の給付率が適用の対象となり 変更はありません 本人申出による支給停止は いつでもその申出を撤回することが可能です ただし 過去に支給停止された年金についてはさかのぼって受給することはできません また 支給停止を行っていた期間に応じて年金額が加算されることもありません 4 国の老齢厚生年金の繰下げ国の老齢厚生年金の繰下げを行った方は 連合会の基本年金および代行年金についても 国の老齢厚生年金と同様に繰り下げて受給することとなります ( 国の老齢厚生年金のみを繰り下げることはできません ) 国の老齢厚生年金の支給繰下げの申出を年金事務所に行う予定の方は 連合会にも必ずご連絡ください ご本人から事前にご連絡をいただき その間の支給を停止する必要があります なお 国の老齢基礎年金と老齢厚生年金の裁定手続きをされていない方は 65 歳到達の 3 ヶ月後に 年金の繰下げ意思確認書 をお送りしますので 老齢厚生年金の支給繰下げを申出される予定の方は 必要事項をご記入の上 連合会にご返送ください 30 31

給付率一覧 生年月日 昭和 2 年 4 月 1 日までに生まれた方 給付率 旧 法 昭和 61 年改正 平成 12 年改正総報酬制導入前総報酬制導入後 1000 分の 10 1000 分の 7.692 昭和 2 年 4 月 2 日 ~ 昭和 3 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.86 1000 分の 7.585 昭和 3 年 4 月 2 日 ~ 昭和 4 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.72 1000 分の 7.477 昭和 4 年 4 月 2 日 ~ 昭和 5 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.58 1000 分の 7.369 昭和 5 年 4 月 2 日 ~ 昭和 6 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.44 1000 分の 7.262 昭和 6 年 4 月 2 日 ~ 昭和 7 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.31 1000 分の 7.162 昭和 7 年 4 月 2 日 ~ 昭和 8 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.17 1000 分の 7.054 変更なし 昭和 8 年 4 月 2 日 ~ 昭和 9 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 9.04 1000 分の 6.954 昭和 9 年 4 月 2 日 ~ 昭和 10 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.91 1000 分の 6.854 昭和 10 年 4 月 2 日 ~ 昭和 11 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.79 1000 分の 6.762 一律 昭和 11 年 4 月 2 日 ~ 昭和 12 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.66 1000 分の 6.662 1000 分の10 昭和 12 年 4 月 2 日 ~ 昭和 13 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.54 1000 分の 6.569 昭和 13 年 4 月 2 日 ~ 昭和 14 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.41 1000 分の 6.469 昭和 14 年 4 月 2 日 ~ 昭和 15 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.29 1000 分の 6.377 昭和 15 年 4 月 2 日 ~ 昭和 16 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.18 1000 分の 7.771 1000 分の 5.978 昭和 16 年 4 月 2 日 ~ 昭和 17 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 8.06 1000 分の 7.657 1000 分の 5.890 昭和 17 年 4 月 2 日 ~ 昭和 18 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 7.94 1000 分の 7.543 1000 分の 5.802 昭和 18 年 4 月 2 日 ~ 昭和 19 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 7.83 1000 分の 7.439 1000 分の 5.722 昭和 19 年 4 月 2 日 ~ 昭和 20 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 7.72 1000 分の 7.334 1000 分の 5.642 昭和 20 年 4 月 2 日 ~ 昭和 21 年 4 月 1 日までに生まれた方 1000 分の 7.61 1000 分の 7.230 1000 分の 5.562 昭和 21 年 4 月 2 日以降に生まれた方 1000 分の 7.5 1000 分の 7.125 1000 分の 5.481 32 33

1 2 年金手帳の基礎年金番号 - ( 氏 ) ( 名 ) 3 生年月日 明治 大正昭和 年 月 4 日男女 性別 5 - TEL ( ) - 6 支給停止事由に該当した年月日 平成年月日 支給停止の事由 ( をつけてください ) 1. 他の年金と選択替えを行ったため 2. 失業給付を受給したため 3. その他 ( 理由 : ) 氏名住7 届書送付依頼 基本年金を受給されている方の手続き書類 1234 代行年金を受給されている方の手続き書類 1234 通算企業年金等を受給されている方の手続き書類 12 105-8702 63 届出が必要となったとき コピーに必要事項を記入のうえ 封筒に入れてご提出ください コピーに必要事項を記入のうえ 封筒に入れてご提出ください 変更後の 国民年金 厚生年金保険年金決定通知書 支給額変更通知書 ( コピー ) を添付してください 105-8702 63 平成 所フリガナ フリガナ 34 35

コピーに必要事項を記入のうえ 封筒に入れてご提出ください 変更後の 国民年金 厚生年金保険年金決定通知書 支給額変更通知書 ( コピー ) を添付してください 36 平成 - 年金手帳の基礎年金番号 1 105-8702 63 2 性別 4 日男女 月 フリガナ ( 氏 ) ( 名 ) 明治大正年昭和フリガナ - 所3 生年月日 5 TEL ( ) - 平成年月日 消滅の事由に該当した年月日 6 1. 他の年金と選択替えを行ったため 2. 失業給付の受給が終了したため 3. その他 ( 理由 : ) 消滅の事由 ( をつけてください ) 氏名住7 お問合せ 文書によるお問合せ 下記の内容をご記入いただき 背表紙にある連合会の年金相談室へお送りください 1 連合会の年金証書番号 (12 桁 ) 2 氏名 ( フリガナも必ずご記入ください ) 3 生年月日 4 住所および郵便番号 5 電話番号 6ご質問の内容 ( 具体的に ) WEB によるお問合せ画面の入力フォームに従い 必要事項を入力してください http://www.pfa.or.jp/otoiawase/sodan/index.html 電話によるお問合せ背表紙にある企業年金コールセンターにお電話ください お電話いただいた際は ご本人様確認のため下記の内容を確認させていただきます 1 連合会の年金証書番号 (12 桁 ) 2 氏名 3 生年月日等 混雑予測を連合会ホームページでご案内しております ご質問の内容によってはお電話でご回答することができない場合がございますので あらかじめご了承ください