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Transcription:

SAP Disclosure Management 文書バージョン : 10.0 SP08-2014-03-20

目次 1 全般ヘルプ... 5 1.1 はじめに... 5 1.2 Disclosure Management の概要... 5 1.3 基本概念...5 1.3.1 権限...6 1.3.2 ワークフロー... 8 1.3.3 レポートおよび期間... 16 1.3.4 データキャッシュ...17 1.4 Disclosure Management インタフェースの概要...23 1.4.1 機能領域 : レポート...23 1.4.2 機能領域 : 監視...26 1.4.3 機能領域 : 設定...26 1.5 Microsoft Office アプリケーションでの追加機能の概要...26 1.5.1 Disclosure Management ツールバー...26 1.6 Client Installation Guide....28 1.7 ブラウザの言語設定... 28 1.7.1 Internet Explorer 8 での表示言語の変更...28 1.8 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management の設定...29 1.8.1 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management の開始...29 1.8.2 アドインメニュー言語の設定...29 1.8.3 ログファイルへのクライアントアクションの保存...30 1.8.4 データソース接続の設定...30 1.8.5 ローカル Word テーブルテンプレートへのパスの設定...30 2 エディタヘルプ... 32 2.1 概要...32 2.2 Disclosure Management ポータルのチャプタドキュメント...32 2.2.1 [ 全般 ] タブでのチャプタまたはレポートの選択...33 2.2.2 [ 全般 ] タブからデータリンクされたチャプタを編集用に開く...33 2.2.3 チャプタドキュメントの編集...33 2.2.4 ドキュメントのレポートおよびチャプタのアクティビティ...38 2.2.5 レポートとチャプタ およびこれらの詳細の表示...40 2.3 Disclosure Management バッチクライアント... 42 2.4 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management のチャプタの編集...44 2.4.1 レポートとチャプタのチェックアウトおよびチェックイン... 45 2.4.2 Word または Excel で編集するチャプタおよびレポートのローカルでのチェックアウト...46 2.4.3 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management の開始...47 2 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 目次

2.4.4 Microsoft アプリケーションでのドキュメントの編集...47 2.4.5 Microsoft Excel でのデータキャッシュの管理...87 2.4.6 Microsoft Word でのテキストドキュメントの管理...99 2.4.7 Microsoft Office PowerPoint でのプレゼンテーションの管理...118 3 マネージャヘルプ...122 3.1 概要... 122 3.2 レポートおよび期間...122 3.2.1 期間の管理...123 3.2.2 レポートの管理... 125 3.2.3 ゴミ箱... 134 3.3 ワークフローステータスの管理... 135 3.3.1 レポートワークフローの開始...136 3.3.2 チャプタワークフローの開始...137 3.3.3 すべての初期化済みレポートワークフローの開始...137 3.3.4 レポートワークフローまたはチャプタワークフローの停止...137 3.3.5 レポートおよびそのチャプタのワークフローのリセット...138 3.3.6 個々のチャプタワークフローのリセット... 138 3.4 チャプタの管理... 139 3.4.1 チャプタの作成... 139 3.4.2 チャプタの編集... 146 3.4.3 レポート構造の変更...148 3.5 レポートおよびチャプタアクセス管理...148 3.5.1 レポートレベルのアクセス設計...150 3.5.2 チャプタレベルのアクセス設計...151 3.6 レポート管理...155 3.6.1 連結レポートの生成...156 3.6.2 レポートの定性的なコンテンツの変更...158 3.6.3 レポートおよびチャプタでの定量的コンテンツの最新表示...163 3.6.4 ドキュメントのレポートおよびチャプタのアクティビティ...165 3.6.5 レポートのロック...168 3.6.6 レポートの書き戻し...170 3.7 レポート監視...171 3.7.1 モニタの概要...171 3.8 データの公開...181 3.8.1 公開権限の割り当て方法...181 3.8.2 公開パッケージの作成方法...182 4 XBRL ヘルプ...183 4.1 はじめに...183 目次 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 3

4.2 XBRL Factory コックピット...183 4.3 テンプレート... 184 4.3.1 テンプレートの作成...184 4.3.2 テンプレートの編集...184 4.3.3 一連のエンティティへのテンプレートのロールアウト...185 4.3.4 エンティティのデータ接続の変更...186 4.3.5 XBRL マッピング情報の比較... 187 4.4 エンティティ...188 4.4.1 エンティティのリストのインポート...188 4.4.2 エンティティの追加 削除および変更...188 4.5 XBRL インスタンス...189 4.5.1 接続されているソースシステムのデータの最新表示... 189 4.5.2 XBRL のデータリンクされたチャプタの制限...189 4.5.3 XBRL インスタンスの生成...190 4.5.4 XBRL インスタンスの検証...190 4.5.5 XBRL インスタンスの送信...190 4.6 設定...191 4.6.1 XBRL テンプレートのレポートタイプの作成および変更...191 4.6.2 XBRL インスタンスの検証に必要なタクソノミーの提供...191 4.6.3 XBRL Taxonomy レポートタイプ...192 4.7 E-Bilanz レポート...192 4.7.1 E-Bilanz プラグインの設定の管理...193 4.7.2 XBRL レポート設定...194 4.7.3 Excel テンプレートへのデータリンクの作成方法... 195 4.7.4 E-Bilanz Excel テンプレートへの大量データリンクの作成方法...197 4.7.5 E-Bilanz のプレビュー...199 4.8 トラブルシューティング...199 5 COREP プロセスヘルプ...201 5.1 SAP Disclosure Management の COREP/FINREP レポーティングプロセス (SAP DM)....201 5.2 COREP/FINREP プラグインのインストール方法...202 5.3 COREP/FINREP レポーティングの設定方法... 202 5.4 COREP レポートの検証方法...203 5.5 SAP Disclosure Management の COREP/FINREP 検証... 204 4 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 目次

1 全般ヘルプ 1.1 はじめに 全般ヘルプ は SAP Disclosure Management のコンセプトと目的に対するユーザの理解を支援することを目的とします この節では ポータルと Microsoft Office Word の両方における SAP Disclosure Management のいくつかの典型的な機 能を説明します より詳しい情報 Report Builder および Taxonomy Designer の詳細については SAP Help Portal ( http://help.sap.com/bodm100) で 入手できる Report Builder Help および Taxonomy Designer Help を参照してください 1.2 Disclosure Management の概要 SAP Disclosure Management ソリューションは 財務諸表の作成 ファイリング および公開を管理し タイムリーかつ正確でリスクのない決算処理を実現するための最善手段をユーザに提供します 利点 コンプライアンス費用の削減と迅速な決算処理への支援 複雑な財務プロセスの単一フレームワークへの組み込み 財務のプロフェッショナルへの視覚的で容易な財務諸表作成手段の提供 個人とチーム間の協力およびワークフローの実現 XBRL による公開および IFRS 対応といった新たな需要への対処 財務諸表のファイリングおよび公開における複数の出力オプションの提供 他の SAP ソリューションとの完全な適合 1.3 基本概念 SAP Disclosure Management は 次の 4 つの基本概念に基づいています 権限 : 特定のシステムタスクに対してユーザが持つ権限に関係します ワークフロー : ドキュメントのライフサイクルのステップおよびフェーズと それらのステップ内で実行されるタスクの順序に関係します レポートおよび期間 : ドキュメントのマスタデータの設定に関係します 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 5

データキャッシュ : データの可用性に関係します 1.3.1 権限 SAP Disclosure Management 内の権限は 許可されていないものは禁止 という原則に従います この原則には次の要 素が含まれます 権限 ユーザ ロール ユニット ロールおよび権限はワークフローで使用され アクティビティの実行を制限します さらに必要に応じて 特定のロールまたは権限オブジェクトに対してステップのアクションを制限します 指定のレポートレベルの権限は 明示的に異なる権限に設定さ れている場合を除き その下位レベルから継承されます この機能によってローカル権限が保持されます さらに 1 つ以上 のエンティティまたはグループを選択して ユーザにユニットを割り当てることができます ユニットは ユーザにグループレポ ート すべてのエンティティのレポートまたは特定のエンティティに割り当てられたレポートへのアクセスを提供します ユーザ は自身に割り当てられたユニットを処理および割り当てます ユニットとロールの組み合わせでユーザのアクセス権を定義し ます 1.3.1.1 権限 権限とは サーバ上のレポート管理や期間管理 クライアントのドキュメントでのチャプタやレポートの編集といった特定のトランザクションを実行できるようにする権限オブジェクトです このオブジェクトは関連付けられず 階層的順序もありません こ のため透明性が高まります 権限オブジェクトはロールに割り当てられます 権限を直接ユーザに割り当てることはできず ユーザに対して明示的に権限 を取り消すこともできません 権限オブジェクトは 概要を把握しやすくするため グループで構成されます グループ自体は権限オブジェクトではありませ ん SAP Disclosure Management の標準デプロイメントに含まれるグループ およびグループごとのオブジェクトは次のと おりです 管理 システム : SAP Disclosure Management の設定を一定の範囲で管理およびカスタマイズします 期間 管理 : 期間のマスタデータを管理します 6 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

レポート 管理 : レポートのマスタデータを管理し レポートツリーを作成します 表示 : クライアントの Microsoft Office アプリケーションで連結ドキュメントを表示します 元に戻す : レポートのチェックアウトを取り消します 編集 : クライアントの Microsoft Office アプリケーションで連結ドキュメントを編集します チャプタ 編集 : クライアントの Microsoft Office アプリケーションでチャプタドキュメントを編集します 表示 : クライアントの Microsoft Office アプリケーションでチャプタドキュメントを表示します 元に戻す : チャプタのチェックアウトを取り消します 1.3.1.2 ユーザ ユーザは システムにログオンし 対応するユーザ ID に割り当てられたロールおよびユニットのタスクを実行できます SAP Disclosure Management では グローバルレベルまたはローカルレベルでユーザにユニットおよびロールを割り当てることができます グローバルロールは 通常はシステム管理者が割り当て システム全体で有効になります ローカルロールはレポートマネージャがレポートまたはチャプタレベルで割り当て 特定のレポートでのみ有効になります ローカルロールがグローバルロールより優先されることはありません グローバルロールの割り当ては必須ではありません 1.3.1.3 ユニット ユニットは 1 つまたは複数のエンティティまたはグループへのユーザ割り当てに使用されます ユーザは特定のユニットのみに割り当てられることができます ユーザがユニットに割り当てられると このユニットに割り当てられたレポートを参照することができます ただし レポートを処理する権限は役割定義の一部として割り当てられます ユニットは次のように定義されます グループ : グループはエンティティに割り当てられません ユーザがエンティティに割り当てられない場合 システムは自動的にユーザをグループに割り当てます ユーザはこのユニットで作成されたすべてのレポートにアクセスすることができます すべてのエンティティ : このオプションを選択すると ユーザは定義されたあらゆるユニットで作成されたすべてのレポートにアクセスできます 割り当て済みエンティティ ( 単一または複数 ): ユーザは割り当てられたユニットで作成されたレポートにアクセスできます 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 7

表 1: エンティティマトリクス ユーザタイプ すべてのエンティティに割り当て 特定のエンティティに割り当て 特定のエンティティに割り当てられたレポートを参照 エンティティに割り当てられたレポートの参照不可 ユーザにエンティティを権限付け グローバルユーザ 不可 不可 不可 可 エンティティの権限 付け不可 不可 可 可 可 特定のエンティティ の権限付け可 可 - 可 可 すべてのエンティ ティに権限付け可 エンティティに対して制限されたユーザ 不可 不可 不可 不可 エンティティの権限 付け不可 不可 可 可 不可 特定のエンティティ の権限付け可 可 - 可 不可 すべてのエンティ ティに権限付け可 1.3.1.4 ロール ロールは 権限オブジェクトおよび関連権限の集まりです SAP Disclosure Management には 4 つの標準ロールがあります Standard Admin Standard Manager Standard Advanced-Manager Standard Editor Standard Readonly ユーザは 個別の要件に応じて権限オブジェクトを組み合わせ ユーザの裁量でロールを作成できます 1.3.2 ワークフロー SAP Disclosure Management のワークフローはレポートの標準ライフサイクル つまりレポート構造の構築から チャプタの 編集 および連結レポートコンテンツの確定による終了までのレポートが通過する各フェーズを示します ワークフローは レポートとそのチャプタの必須特性です ワークフローにある各ステップには ステップステータスが割り当てられます これらのステップステータスは 作成から編集 確定までのドキュメントの標準ライフサイクルを示します 8 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

1.3.2.1 継承原則 1 つのレポートでレポート科目に必要なだけのワークフローを設定できます レポート固有の標準ワークフローが デフォルト でレポートレベルに設定されます SAP Disclosure Management では "4 つの目による原則 " のワークフローが適用され 割り当て済みのすべてのチャプタでそのワークフローが継承されます より多くのワークフローがレポートに必要な場合は 継承を中止し 特定のワークフローを適切にチャプタレベルで設定できます 注意 原則として ワークフローを持つチャプタでは そのワークフローが自動的に節にも適用されます 適切な権限のあるユーザによってデフォルトの継承に戻すことができ 親レベルのワークフローをチャプタで再び継承できます 1.3.2.2 SAP Disclosure Management のワークフローステータス SAP Disclosure Management の各ワークフローには レポートの標準ライフサイクルを示す 5 つの定義済みステータスがあります これらのステータスは SAP Disclosure Management の基礎コンポーネントであるため 変更できません ワークフローステップのステータスごとに優先度を設定します ワークフローステップが複数のチャプタの完了を伴う場合は ワークフローステップの全体的なステータスは リンクされたチャプタのステータスに基づきます この場合 優先度の最も高いチャプタステータスによって ワークフローステップ全体のステータスが決まります 実践面では 優先度 1 ( 最優先 ) を最下層のオープンステータスに割り当てることが適切です 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 9

ワークフローレベルで手動によりステータス変更をトリガするか チャプタまたはレポートレベルでアクティビティを実行してステータスを変更できます SAP Disclosure Management では 事前設定済みの "4 つの目による原則 " のワークフローがデフォルトでレポートに割り 当てられます 1.3.2.2.1 ワークフローの初期化中ステータス このステータスは 次のいずれかの段階で設定されます レポート構造が作成された直後 マニュアルによるワークフローのリセット後 継承の無効化を元に戻した後 このステータスでは チャプタの作成 レポートおよびチャプタレベルでのワークフローおよびワークフロー条件の変更が可能です 1.3.2.2.2 ワークフローの [ 実行中 ] ステータス このステータスは ワークフローのマニュアルスタート後に設定されます この段階ではワークフローを停止し ステータスを [ 初期化中 ] に戻すことができます このステータスでは編集者やリーダーなどの関係者がレポート構造を表示することができるため ドキュメントの編集を開始する前に 構造や割り当て済みワークフローのレビューが可能です このステータスのみ停止できます 1.3.2.2.3 ワークフローの [ 停止 ] ステータス このステータスは 実行中ワークフローのマニュアル停止後に設定されます たとえば レポート構造のレビューにより チャプタまたはレポート全体のワークフローを変更する必要が生じた場合に 実行中ワークフローを停止します このステータスでは チャプタの作成 レポートおよびチャプタレベルでのワークフローおよびワークフロー条件の変更が可能です 1.3.2.2.4 ワークフローの [ チャプタ処理中 ] ステータス このステータスは 編集者がチャプタレベルで最初のアクティビティを実行した後に設定されます チャプタのドキュメントの編集が開始されたことをワークフローレベルで示す唯一のステータスです デフォルトの "4 つの目による原則 " のワークフローでは このワークフローステータスは 編集者がチャプタレベルで初めて Start Work アクティビティを実行した後に設定されます 10 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

1.3.2.2.5 ワークフローの [ レポート処理中 ] ステータス このステータスは 編集者がレポートレベルで連結ドキュメントに開始アクティビティを実行した後に設定されます 連結レポートドキュメントの編集が開始されたことをワークフローレベルで示す唯一のステータスです チャプタの編集はブロックされます デフォルトの "4 つの目による原則 " のワークフローでは このステータスは すべてのドキュメントが承認され マネージャま たはレポート編集者がレポートレベルで Start Work アクティビティを実行した後に設定されます 1.3.2.3 ドキュメントライフサイクルにおけるワークフローステップステータス ワークフローごとに 5 つのステップステータスがあり 承認未承認を問わず SAP Disclosure Management のドキュメントの 標準ライフサイクルを示します ステータスの設定は SAP Disclosure Management の基礎コンポーネントであるため 変更 できません ワークフローの作成時 ステータスをステップに割り当てることができます ワークフローステップのステータスごとに優先度を設定します ワークフローステップが複数のチャプタの完了を伴う場合は ワークフローステップの全体的なステータスは 対応するチャプタのステータスに基づきます 優先度の最も高いチャプタステータスによって ワークフローステップのステータスが決まります ステータスの変更は チャプタまたは連結ドキュメントレベルで実行されたアクティビティによってトリガされます 1.3.2.3.1 オープンステップステータス このステータスは ドキュメントの編集開始前の最初のステップに割り当てられます SAP Disclosure Management の標準デプロイメントでは "4 つの目による原則 " のワークフローの最初のワークフローステップでこのステータスが表示されます ステップおよびステータスは 次の場合にトリガされます レポートのマスタデータおよび関連するチャプタの構造の作成 デフォルトの Reopen アクティビティによる承認済みドキュメントの編集プロセスの再開 デフォルトの Reopen アクティビティによる却下されたドキュメントの編集プロセスの再開 デフォルトの Reopen アクティビティによる処理中ドキュメントの編集プロセスの再開 連結レポートの再生成 チャプタまたはレポートワークフローに対するリセットアクションの実行 1.3.2.3.2 処理中ステップステータス このステータスは ドキュメント編集時のワークフローステップに割り当てられます SAP Disclosure Management の標準デプロイメントでは "4 つの目による原則 " のワークフローの 2 番目のワークフローステップでこのステータスが表示されます ステップおよびステータスはデフォルトの Start Work アクティビティによってトリガされ ドキュメントの編集が開始されたことが示されます 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 11

1.3.2.3.3 終了ステップステータス このステータスは ドキュメントの編集が終了したあとのワークフローステップに割り当てられます 承認を伴うワークフローでは 承認のためのドキュメントレビュー中にこのステータスが表示されます ステップ条件に基づくレビュー担当者を除き このステータスではドキュメントを編集できません SAP Disclosure Management の標準デプロイメントでは "4 つの目による原則 " のワークフローの 3 番目のワークフロー ステップでこのステータスが表示されます ステップおよびステータスはデフォルトの終了アクティビティによってトリガされ ドキュメントの編集または却下されたドキュメントの修正が終了したことが示されます 1.3.2.3.4 承認済みステップステータス このステータスは マネージャまたはレビュー担当者がドキュメントをレビューして承認した後のワークフローステップに割り当てられます SAP Disclosure Management の標準デプロイメントでは "4 つの目による原則 " のワークフローの 4 番目のワークフロー ステップでこのステータスが表示可能です ステップおよびステータスはデフォルトの Approve アクティビティによってトリガさ れます 1.3.2.3.5 却下ステップステータス このステータスは マネージャまたはレビュー担当者がドキュメントをレビューして却下した後のワークフローステップに割り当てられます SAP Disclosure Management の標準デプロイメントでは "4 つの目による原則 " のワークフローの 4 番目のワークフロー ステップでこのステータスが表示可能です ステップおよびステータスはデフォルトの却下アクティビティによってトリガされます 1.3.2.4 ワークフロー設計におけるステップ アクティビティ および条件 ワークフロー設計時は SAP Disclosure Management で作成される各ワークフローに求められる標準要件を考慮する必要 があります ワークフローの標準構造要素であるステップを考慮することが重要です 基本 ステップは 必要に応じてワークフローで個別に作成されます ステップ数に制限はありません ステップは 5 つのワークフローステップステータスのいずれかに割り当てる必要があります ステータスは必要に応じて複数のステップを表示できます ワークフローごとに開始ステップと最終ステップを定義する必要があります 12 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

ステップ間のトランジション 2 つのステップ間のトランジションは適切なアクティビティによって定義されます 1 つのステップは 1 つ以上の後続ステップを 持つことができ その場合はトランジションが多くなります ステップトランジションは ドキュメント / レポートのライフサイクルで 正順または逆順で実行されます ステップトランジションによってステータスが必ず変更されるわけではありません アクティビティは 必要に応じてワークフローで個別に作成されます アクティビティを実行するには ユーザに付与できるロールまたは権限を設定するための条件を定義する必要があります これらのロールまたは権限は システム管理者がすべてのレポートにグローバルに割り当てるか マネージャが特定のレポートやチャプタにローカルで割り当てることができます 追加のワークフロー条件は チャプタレベルでアクティビティに定義できます たとえば アクティビティの実行資格を特定のユーザに制限することは チャプタレベルでのみ可能です ステップレベルでのトランザクションの実行 ステップステータスによって その段階においてドキュメントで実行できるトランザクションが決まります この関係はクライアントでは設定できません これらのトランザクションの実行条件を追加定義できます 追加条件が定義されない場合は トランザクション実行のアクティビティ条件が適用されます トランザクション実行の権限またはロールには ドキュメントの適切な処理資格が含まれる必要があります たとえば " チャプタの編集 " トランザクションの追加条件には チャプタを編集する資格が含まれる必要がありま す そのため チャプタを編集する条件として " チャプタの表示 " を入力すると 承認エラーが発生することになります 設計例 : "4 つの目による原則 " ワークフローの条件におけるアクティビティ デフォルトのワークフローでは 5 つのデフォルトステータスそれぞれに 1 つのステップが表示されます そのため アクティビティごとにステータスが変更されます 最後のアクティビティは Approve アクティビティです [ 終了 ] ステップでは レビュー担当者 (Standard Manager) がレビュー済みドキュメントを却下する場合にコメントを付与できるよう ステップ条件が表示されます Standard Manager は " チャプタの編集 " 権限を持ちます 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 13

4 つの目による原則 14 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

レポート作成フェーズおよびステップは "4 つの目による原則 " を踏襲しています 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 15

1.3.3 レポートおよび期間 SAP Disclosure Management の基本要素は 期間およびレポートです 期間は レポートを無制限に持つレポートグループです 連結レポートは 1 つ以上のチャプタを持つ生成ファイルです 期間およびレポートに定義した設定によって レポート編集時にこれらの要素の動作と処理が制御されます SAP Disclosure Management の管理者が設定する期間 レポート チャプタ および特定のタイプ間の関係の概要を下の図に示します 設定タイプ レポートタイプ : レポートタイプは チャプタの作成で使用できるコンテンツタイプ およびレポートのネイティブ出力書式を定義します レポートタイプは SAP Disclosure Management の管理者が管理します コンテンツタイプ : コンテンツタイプは チャプタのコンテンツ作成に使用できるドキュメントタイプを定義します コンテンツタイプはチャプタのマスタデータの一部であり チャプタの作成時に選択されます チャプタタイプ : チャプタタイプは チャプタとそのコンテンツとの関係を定義します 次のいずれかの関係が定義されます チャプタはコンテンツのオリジナルオーナーです チャプタはコンテンツを持たず 構造要素としての役割を果たします チャプタはコンテンツのオーナーであるほかのチャプタへのリンクのみを表します チャプタタイプはチャプタのマスタデータの一部であり チャプタの作成時に選択されます 16 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

1.3.4 データキャッシュ SAP Disclosure Management のデータキャッシュは チャプタ編集時にユーザが参照する量的データを保存する内部ロケーションであり オブジェクトです データキャッシュオブジェクトは 常に Excel ブックです キャッシュおよびレポート構造に必要な数だけブックを保存できます 内部データキャッシュは 次の場合に使用する必要があります 量的データが手動のみで管理され 関係する外部データソースがない場合 外部データソースから抽出された量的データをレポートで使用する前に操作する必要がある場合 外部データソースから抽出された量的データに一意の ID がない場合注記 Excel ブックの 1 つのセルから読み込める最大文字数は 900 です 1 つのセルに 900 を超える文字が含まれる場合 データリンクオブジェクトでは超過分が削除されます データキャッシュプロセス 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 17

1.3.4.1 データキャッシュロケーション データキャッシュ用に特定のレポートを作成できます このモデルにより より洗練された権限設定が可能になります このモデルは テキスト編集者とデータキャッシュ編集者が同一でない場合に便利です クライアントは 独自にデータキャッシュレポートの構造を設定できます たとえば次のような設定が可能です テキストレポートのチャプタドキュメントとの 1 対 1 の関係 責任者別にグループ化 18 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

テキストレポートの機能レポート領域に所属する節としてデータキャッシュを作成できます このモデルは テキスト編集者とデータキャッシュ編集者が同一の場合に有効です 1.3.4.2 データキャッシュ データソース およびデータプロバイダ間の関係 SAP Disclosure Management では Excel ブック全体が 1 つのデータリンクオブジェクトになります Excel を使用して より 多くのデータソースに接続し ブックで必要となる数だけデータプロバイダをロードできます ブックは単一のデータリンクオブジェクトであるため ブックの各シートにデータプロバイダを別々にはロードできません すべてのデータを一度にロードする必要があります これはさまざまなオブジェクトを作成して別々にデータリンクできる Word ドキュメントとは異なります 各データプロバイダの抽出データに対し BDX (X はカウンタ ) と呼ばれる個別のデータシートが作成されます さらに すべて のプロバイダの抽出データを参照によって表示する BT データシートが作成されます この BT シートは 抽出データを操作す るデフォルトのワークシートとしてデプロイされます BT シートを使用しない場合は BT シートを削除し BD シートを参照して 量的データのテーブルを構築する独自のワークシートを作成できます BD シートのデータは以下の理由から変更できません BD データを使用して SAP Disclosure Management とデータソース間のデータ整合性を検証できます BD シートはデータリンクプロセスで最初から作成されるため Excel ブックへのデータリンクを更新すると変更は失われま す 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 19

シートの採番はデータプロバイダのリスト順に行われるため 既存のプロバイダの順序を変更せず リストの最後に新しいのプロバイダを追加することが重要です データプロバイダを削除したり 順序を変更したりすると BD シートが要求のとおりに 作成されず ワークシート内の参照が機能しなくなります 注記 データを最新表示する際は 選択したデータソースおよびプロバイダからのデータのみを最新表示できます 1.3.4.3 一意のデータ ID 外部データソースからデータキャッシュに抽出されたデータ およびマニュアルで管理されるデータは 最初は一意のデータ ID を持ちません これは データが Excel シート上の位置によってのみ特定されることを意味します たとえば シート BT1 の セル A2 の場合 Word オブジェクトにこのデータのデータリンクを設定すると コンテンツではなく セル位置への絶対参照が 構築されます データキャッシュ内の抽出された情報またはマニュアルで管理される情報の構造が変更されても データリンクオブジェクトは A2 を参照したまま 間違ったデータを表示します この影響を回避して コンテンツに基づく相対フィールド参照を構築するには データキャッシュの情報に指定範囲を適用する必要があります 指定範囲により データがワークシートに配置されているかを問わず コンテンツによるデータの特定が可能になります Word オブジェクトに指定範囲で特定できる情報をデータリンクすると シート BT1 のセル A2 への参照は構築さ れず たとえば "2010 年収益 " といった名称に関連付けられた情報を参照します 指定範囲を含むデータは SAP Disclosure Management のデータプロバイダセクションで明るい青色で強調表示されます 1.3.4.4 データキャッシュおよびデータリンク済み Word オブジェクトの数値書式 データキャッシュ経由でリンクされた Word オブジェクトに適用される書式は さまざまな要因で決定されます Word テーブルまたは変動テキストフィールドの数値書式は Word レポートで設定された言語カルチャに基づきます Word レポートで言語カルチャが設定されていない場合 Word テーブルまたは変動テキストフィールドの書式は オペレーティングシステムの設定のみによって決定されます Word レポートでカルチャが設定されている場合 Word のテーブルまたは変動テキストフィールドの書式はそのカルチャによって決定されます 式フィールドの数値書式は オブジェクトをリンクする際に明示的に選択できます データと Word ドキュメント間のデータリンクにおける制限 Excel ドキュメントのセル書式は [ 標準 ] にするべきではありません セル書式は [ テキスト ] または [ 数値 ] をお勧めします 書式が [ テキスト ] の Excel のセルは 数値式フィールドに使用できません Word ドキュメントの古い改訂版をダウンロードした場合 その Word ドキュメントを最後にチェックイン 最新表示 またはデータリンクした際の言語カルチャが使用され ドキュメント中の数値が表示されます 20 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

データリンク 変動テキスト および式フィールドを選択するダイアログボックスには以下が適用されます すべての数値は この言語カルチャの符号で表示されます レポートに言語カルチャが割り当てられていない場合 クライアントオペレーティングシステムの地域設定の言語カルチャが使用されます 言語カルチャの選択は 選択ダイアログには適用されません たとえば ドイツ語の標準的な桁区切り記号はピリオドです SAP Disclosure Management サーバで言語カルチャ がカスタマイズされている場合で 桁区切り記号にカンマを選択した場合でも 選択ダイアログボックスでカンマは表示されません ピリオドがそのまま表示されます Word ドキュメントではカンマが使用されます 色などの書式を適用した場合は Word ドキュメントに反映されません カスタマイズしたカルチャまたは言語カルチャが Word ドキュメントに割り当てられている場合で 元の Excel セルに数値 またはカスタムパターンを指定している場合は ワークシートの負数および 0 を含む部分は無視されます 正数の書式 が使用されます たとえば 書式 #.##0,00_;-#.##0,0;(0) を Excel のセルに指定した場合 言語カルチャまたはカスタマイズしたカ ルチャが Word ドキュメントに割り当てられていない場合は "1.000,12" "-1.000,1" および "(0)" を取得します 言語 カルチャまたはカスタマイズしたカルチャが Word ドキュメントに割り当てられている場合は ドイツ語の場合で たとえば "1.000,12" "-1.000,12" および "0" を取得します アスタリスク (*) で始まる日付書式は Excel のセルで使用できません クライアントのオペレーティングシステムの地域 設定に対応していない日付書式を含む別のロケール ( ロケーション ) 定義を使用してくださいそうしないとレポートで間違 った書式で日付が表示されます 注記 言語ごとに通貨記号が事前定義されています たとえば ドイツ語は 英語 ( 米国 ) は $ です 言語カルチャの設定時に 通貨記号の位置も設定できます データキャッシュの書式にかかわらず これらの設定は常に使用されます Excel ファイルまたは言語カルチャの設定で通貨記号のロケーションを定義できます ただし データキャッシュ設定とカル チャ設定の両方でロケーションを設定すると 通貨記号を 2 回 ( それぞれから 1 回ずつ ) 取得します ヒント 通貨記号を使用する場合は 言語カルチャの通貨記号を使用せず Excel のセルのパターンまたは式フィールドのパター ンに通貨記号を設定することをお勧めします 1.3.4.5 オブジェクトデータリンク BD ワークシート およびシステムパフォーマンス Microsoft Word テーブルにあるオブジェクトは 通常 BD シートに保存されたデータ経由ではなく 別のシートに保存された修正や範囲などの修正済みデータによってデータリンクされます Word のデータリンクは データキャッシュの非表示のテーブルをロードしないため BD テーブルを非表示にすることをお勧めします これによりパフォーマンスが大幅に向上します 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 21

1.3.4.6 Excel 指定範囲 データキャッシュの Microsoft Office Excel テーブルを Microsoft Office Word ドキュメントで使用するには Microsoft Office Excel で指定範囲を定義します Microsoft Office Word では 事前に定義した指定範囲を挿入することでそれらのテーブルを挿入できます 次の種類の指定範囲が使用できます BIP 指定範囲 ER 指定範囲 BIP 指定範囲 Microsoft Office Excel テーブルをデータキャッシュから Microsoft Office Word ドキュメントに挿入するには BIP 指定範囲 を定義します データキャッシュで BIP 指定範囲の領域を設定し BIP_ で始まる名前を付与します Microsoft Office Word ドキュメントで BIP 指定範囲を選択し 定義済みテーブルを挿入します ER 指定範囲 データキャッシュにある Microsoft Office Excel テーブルのデータの多くは一意の ID を持ちません データを一意の ID を持つコンテキスト関連データに変換するには ER 指定範囲を定義し ER_ で始まる名前を付与します ER 指定範囲は次の要件を満たす必要があります 最初の列は キーを表します キーはコンテンツの一部ではなく 一意の ID です 2 番目の列は ラベルを表します これは プロパティ 連結調整勘定 余剰金などのレポーティング項目です キー ラベル および値列は 値を表します 範囲の各値をタグ付けして保存できます [ タグモニタ ] を使用して 特定のレポートの値変更をトラックし それらの値に適用 された変更の簡単な概要を提供できます たとえば 年次報告書の策定において 未払金総額がどのように修正されているかが分かります 22 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

関連情報 BIP 指定範囲の定義 [93 ページ ] ER 指定範囲の定義 [91 ページ ] 1.4 Disclosure Management インタフェースの概要 SAP Disclosure Management では 連結財務レポートの作成に使用できるさまざまな機能が表示されます SAP Disclosure Management にログオンすると 左側にナビゲーション領域が表示されます 右側のペインを作業領域と呼 びます 1.4.1 機能領域 : レポート [ レポート ] 機能領域は 編集者およびリーダーのメインワークスペースであり マネージャの 2 次メインワークスペースです この領域では 編集または表示するレポートまたはチャプタを選択できます Standard Manager の場合は 設定するレポート構造を選択できます [ レポート ] 領域では レポートとその関連ドキュメントを 2 種類のビューで表示できます ( 概要 ) [ コックピット ] ビュー ( 詳細 ) [ 全般 ] ビュー 1.4.1.1 [ コックピット ] ビュー [ コックピット ] ビューは レポート全体の概要を表示します レポートを選択した後に最初に表示されるウィンドウが [ コックピッ ト ] です この概要では チャプタを選択して表示および編集することができます [ コックピット ] ビューには 次の情報が表示されます チャプタ ステップ ステップ DS チャプタのレポートレベルおよび名前 接続されているワークフローステップのステータスを示す記号 リンクされたチャプタのステータス 記号には リンクされたチャプタのうちの最低のステータスが反映されます 制約 [ ステップ DS] 列は 次の場合には表示されません 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 23

データキャッシュファイル以外の別のデータソースに接続されている場合 たとえば Microsoft Office Word チャプタが 2 つのデータキャッシュファイルと 1 つの SAP Business Information Warehouse クエリにデータリンクされている場合 ステータスに関してはデータキャッシュファイルのステータスだけが考慮されます リンクしたチャプタおよび XBRL にリンクしたチャプタの場合 Microsoft Office Powerpoint データソースの場合 データリンクは Micorsoft Office Powerpoint のコックピットでは表示されないためです チェックアウト実行者 改訂 チャプタをチェックアウトしたユーザ名 改訂の回数 システムでは チャプタが変更してチェックインされると 改訂が作成されます サイズドキュメントのサイズ ( キロバイト単位 ) 最終変更者 最終変更日 期日 タイプ オブジェクト概要 チャプタを最後に変更したユーザチャプタの最後の変更のタイムスタンプ確定しているチャプタの完了日 完了が期日に遅れた場合 その期日が赤でマークされます ドキュメントタイプおよび Microsoft Office バージョンを示すアイコンドキュメントにデータリンクされたオブジェクトが含まれているかどうかを示すアイコン注記 データリンクされたオブジェクトを使用できる場合は [ オブジェクト概要 ] ボタンを選択して追加情報を表 示することができます 1.4.1.2 [ 全般 ] ビュー [ 全般 ] ビューは レポートツリーで特定のレポートが選択されると表示されます レポートレベルでの全般詳細に加え さまざまな機能を備えたタブが表示されます 作業領域は 4 つの画面領域に分割され レポートまたはチャプタに関する以下の全般情報が表示されます [ 全般 ] 画面領域 [ 全般 ] 領域では次の内容が表示されます ドキュメントの種類 ドキュメントのサイズ ( キロバイト単位 ) 版数 [ ハンスウ ] 24 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

[ 詳細 ] 画面領域 [ 詳細 ] 領域では次の内容が表示されます チャプタの種類 ( 標準 リンク済み またはテキストなし ) チャプタ ID ( チャプタごとに内部 ID が割り当てられます ) ドキュメントの最終変更日および変更者の情報 ドキュメントを最後に変更したユーザによるコメント [ ワークフロー ] 画面領域 [ ワークフロー ] 領域では次の内容が表示されます チャプタの期日 ワークフローステップとステップ関連ステータスのシンボル そのチャプタで現在のユーザが実行できるアクティビティ [ プレビューの表示 ] はドキュメントのピクチャを表示します 使用できるプレビュータイプ この領域では ドキュメントをプレビューできる各種書式へのリンクが表示されます 1.4.1.2.1 [ 全般 ] ビューのタブ 使用できるタブは レポートまたはチャプタの詳細を表示するかどうかにより異なります テンプレート : レポートレベルでのみ表示されるタブです レポートで使用するテンプレートドキュメントをアップロードする機能があります アップロード : このタブでは ドキュメントをチャプタにアップロードできます コンテンツ最新表示 : サーバからチャプタのコンテンツを最新表示する機能があります 改訂 : ドキュメントの改訂履歴を格納するタブです履歴 : チャプタの履歴を格納するタブです 設定 : ドキュメント出力用パラメータをレポートおよびチャプタレベルで格納するタブです ワークフロー : ワークフローの詳細を表示するタブです Standard Editor は設定を変更できません マネージャは特定のワークフローをチャプタに割り当てることができます ワークフロー条件 : チャプタの場合にのみ表示されるタブです アクティビティ条件の詳細を表示します Standard Editor は設定を変更できません マネージャは ワークフローアクティビティ実行のローカル権限を追加できます 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 25

権限 : このチャプタに割り当てられたローカル権限およびグローバル権限を表示するタブです Standard Editor は設定を変 更できません Standard Manager は レポートおよびチャプタレベルでローカル権限を追加できます 1.4.2 機能領域 : 監視 [ 監視 ] 機能領域には SAP Disclosure Management で使用できるすべてのレポートが格納されます これらのレポートへ の唯一のアクセスポイントになります この領域はすべてのユーザが使用できます 1.4.3 機能領域 : 設定 [ 設定 ] 機能領域は レポートおよび期間のマスタデータ管理の第 1 画面になり ゴミ箱にもアクセスできます この領域は 通 常はレポートマネージャが使用します 1.5 Microsoft Office アプリケーションでの追加機能の概要 SAP Disclosure Management のクライアント固有機能は アプリケーション固有アドインによってユーザに提供されます SAP Disclosure Management のクライアント設定をインストールすると アプリケーション起動時にアドインが自動的にロー ドされます ユーザは SAP Disclosure Management メニューからこれらの機能にアクセスできます 1.5.1 Disclosure Management ツールバー SAP Disclosure Management メニューでは オブジェクトのデータリンクおよび管理のさまざまな機能を使用できます ほと んどの機能はアプリケーション固有ではありません 機能はタスクごとにグループ化されています データソース データプロバイダ 最新表示 ブリーフィングブック アイコン 説明 ローカルデータソースまたは集中データソース ( サーバ経由 ) への接続を確立し ます 必要なデータプロバイダを設定します 26 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

アイコン 説明 データリンクオブジェクトの更新を開始します Word でドキュメント ページ ま たは単一のオブジェクトを更新できます Excel ではブック全体のみを更新でき ます 一時システム記憶装置のドキュメントのデータリンクオブジェクトを最新表示します Word オブジェクトツール アイコン 説明 データリンク設定済みテーブルを Word ドキュメントに挿入します データリンク設定済み Excel シートを Word ドキュメントに埋め込みます データリンク設定済み変動テキストフィールドを Word ドキュメントに挿入しま す データリンク設定済みテキストフィールドを Word ドキュメントに挿入します データリンク設定済みテーブルの書式を持つテンプレートを編集します Excel オブジェクトツール アイコン 説明 データキャッシュドキュメントで使用される指定範囲を表示します コンテンツの自動最新表示を有効にする各種エンティティの変数値を管理します 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 27

ツールの終了および保存 アイコン 説明 ドキュメントに適用した変更をサーバに保存します サーバに変更を保存せずにドキュメントを閉じます 表示されているドキュメントとサーバに保存された改訂版を比較します 1.6 Client Installation Guide クライアント上の Excel アドインは通常 IT 部門がインストールします 自分のコンピュータにクライアントをインストールする 必要がある場合は Client Installation Guide を参照してください 1.7 ブラウザの言語設定 SAP Disclosure Management の言語は ページの表示用に選択したブラウザの言語によって決まります 1.7.1 Internet Explorer 8 での表示言語の変更 1. Internet Explorer 8 または 9 を開いて ツール インターネットオプション をクリックします 2. インターネットオプションダイアログボックスの全般タブで 言語をクリックします 3. 言語の優先順位ダイアログボックスで 追加をクリックします 4. 言語の追加ダイアログボックスで 使用する言語を選択します 5. OK をクリックし 選択内容を確定します 6. 言語の優先順位ダイアログボックスで 新しい言語を選択します 7. 上へ移動を必要なだけクリックして リストの先頭までその言語を移動します 8. OK をクリックして変更を確定します 9. OK をクリックして インターネットオプションダイアログボックスを閉じます 10. F5 キーを押して Web ページを最新表示します SAP Disclosure Management のコンテンツが 選択した言語で表示されるようになります 28 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

1.8 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management の設定 SAP Disclosure Management のクライアント設定に特定の設定を適用することができます この設定には次の項目が含まれます 言語 : 言語を選択できます この設定は SAP Disclosure Management メニューにのみ適用されます アクションログ : Microsoft Office セッションのすべてのアクションをアクションログに保存できます アクションログにより セッション時に発生したすべてのエラーを確認することができます 共通 : 複数の接続を SAP BW システムに許可し 同一の変数が最後に使用された値で常に初期化されるデフォルトの設定を適用することができます Word テンプレート : ローカルデータソースを処理する場合は テーブル書式用のローカルの Word テンプレートへのパスを決定する必要があります 1.8.1 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management の開始 1. Microsoft Office アプリケーションを直接起動するか SAP Disclosure Management サーバで編集用のドキュメントを開きます 2. [Disclosure Management] リボンまたはメニューアイテムが表示されていることを確認します 表示されない場合は アプリケーションで COM アドインを有効にする必要があります 3. [Disclosure Management] リボンまたはメニューで [ 開始 ] をクリックします [Disclosure Management] ツールバーにさらにオプションが追加されます 1.8.2 アドインメニュー言語の設定 1. Microsoft Office アプリケーションで [Disclosure Management] ツールバーの [ 設定 ] を選択します 2. [ 設定 ] ダイアログボックスで [ 言語 ] を選択します 3. 言語を選択します 4. [OK] をクリックして [ 設定 ] ダイアログボックスを閉じます Microsoft Office アプリケーションを再起動して設定を適用する必要があることを示すダイアログボックスが表示されま す 5. [OK] をクリックして情報メッセージを確認します 6. アプリケーションを終了し 再起動します 7. [ よろしいですか?] ダイアログボックスが表示されます ドキュメントに変更を適用していない場合で 改訂を作成しない場 合は [ 変更を破棄する ] ラジオボタンを選択します 8. 続行するには [OK] をクリックします 9. [ はい ] をクリックして変更の破棄を確定します 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 29

10. Microsoft アプリケーションを終了します 次回からドキュメントをチェックアウトして編集する際は 選択した言語で SAP Disclosure Management メニューが表示 されます 1.8.3 ログファイルへのクライアントアクションの保存 1. Microsoft Office アプリケーションで [Disclosure Management] ツールバーの [ 設定 ] をクリックします 2. [ 設定 ] ダイアログボックスで [ アクションログ ] を選択します アクションログの設定が表示されます 3. [ 保存 ] をクリックして ローカルコンピュータまたはネットワークドライブにファイルを保存します 4. [ 名前を付けて保存 ] ダイアログボックスで ファイルを保存する場所に移動します 5. [ 保存 ] をクリックします 6. [OK] をクリックして [ 設定 ] ダイアログボックスを閉じます セッションで実行したすべてのアクションが記録され アクションログファイルに出力されます 1.8.4 データソース接続の設定 1. Microsoft Office アプリケーションで [Disclosure Management] ツールバーの [ 設定 ] をクリックします 2. [ 設定 ] ダイアログボックスで [ 共通 ] を選択します 共通の設定が表示されます 最初のチェックボックスの設定は SAP BW データソースに関連するもので 2 番目の設定は変数のデフォルト設定に関連するものです 3. 必要に応じて次のいずれかを実行します [ 並列接続を有効にする ] チェックボックスをオフにした場合 SAP Disclosure Management では SAP BW データソースに一度接続することができます [ 変数の単一化 ] チェックボックスをオフにした場合 同一の変数における最終使用の値が SAP Disclosure Management から提案されなくなります 4. [OK] をクリックして [ 設定 ] ダイアログボックスを閉じます 1.8.5 ローカル Word テーブルテンプレートへのパスの設定 ローカルの WordTableDef.doc へのパスを次の手順で設定します 1. Word で編集するチャプタをチェックアウトして開きます 2. SAP Disclosure Management アドインを開始します 3. [Disclosure Management] ツールバーの [ 設定 ] をクリックします 4. [ 設定 ] ダイアログボックスで [Word テーブル ] を選択します テーブルテンプレートファイルへの実際のデフォルトパスが表示されます 5. コンピュータのテーブルテンプレートファイルの保存先に移動します 30 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 全般ヘルプ

6. [OK] をクリックしてパスを適用し [ フォルダの参照 ] ダイアログボックスを閉じます 7. [OK] をクリックして [ 設定 ] ダイアログボックスを閉じます 全般ヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 31

2 エディタヘルプ 2.1 概要 このエディタガイドは 類似のアクセス権限と機能を持つ Standard Editor ロールまたはカスタムロールを割り当てられたユーザを対象にしています Standard Editor は主に チャプタドキュメントの内容を Microsoft Office アプリケーションで編集します また Standard Editor もドキュメントの編集やワークフローアクティビティの実行に関わる SAP Disclosure Management のいくつかの機能にアクセスできます 2.2 Disclosure Management ポータルのチャプタドキュメント SAP Disclosure Management のドキュメントは レポートレベルでは連結ドキュメント チャプタレベルでは個別のドキュメントと見なされます チャプタを含むレポートの構造は Standard Manager 権限を持つユーザによって SAP Disclosure Management で設定されます Standard Manager はレポートや 必要に応じてチャプタにもワークフローを割り当て 添付されたドキュメントを編集できるようにワークフローを開始します Standard Manager は 通常はドキュメントを編集せず これらを承認または却下します Standard Editor ( 編集権限を持つユーザ ) は ドキュメントをチャプタに割り当て そのドキュメントを編集します Standard Editor は レポート構造を変更できません Standard Editor も Standard Manager も ワークフローの進捗に責任を持ち 必要なときに適切なアクティビティを実行します たとえば Standard Editor はドキュメントの編集が開始されたことを示す開始アクティビティ実行する必要があります アクティビティを開始すると ワークフローのステータスが [ チャプタ処理中 ] に変更されます データリンクされたチャプタ リンクされたチャプタは 最初の所属元のレポートでのみ処理できます レポートのエディタに 元のドキュメントを保存しているレポートのオブジェクトを編集する権限がある場合 元のドキュメントにドリルダウンできます ユーザにレポートで編集する権限がない場合 リンクされたドキュメントは読み取り専用でのみ表示できます SAP Disclosure Management ポータルでは [ コックピット ] タブおよび [ 全般 ] タブにレポートとそのチャプタが表示され そ のアイテムを編集用に開くことができます [ 全般 ] タブで期間とレポートを選択すると 第 2 レベルのタブが表示されます アップロード : このタブで ドキュメントをアップロードできます コンテンツ最新表示 : このタブで サーバのチャプタコンテンツを最新表示できます 改訂 : このタブで ドキュメント改訂のリストを確認できます 履歴 : このタブで チャプタドキュメントの履歴を確認できます 設定 : このタブで チャプタレベルのドキュメント出力パラメータを確認できます 32 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

ワークフロー : このタブで ワークフローの詳細を確認できます Standard Editor では この設定のみ表示できます ワークフロー条件 : このタブで アクティビティ条件の詳細を確認できます Standard Editor では この設定のみ表示できます 権限 : このタブで チャプタに付与されたローカルおよびグローバルな権限を確認できます Standard Editor では この設定のみ表示できます 2.2.1 [ 全般 ] タブでのチャプタまたはレポートの選択 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで 編集するレポートツリーからオブジェクトを選択します 3. [ 編集 ] を選択します 2.2.2 [ 全般 ] タブからデータリンクされたチャプタを編集用に開く 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで リンクされたチャプタを選択して編集します 3. [ 詳細 ] セクションで [ チャプタタイプ ] フィールドの横にある展開矢印 ( ) をクリックします 4. [ チャプタを開く ] リンクをクリックして 元のドキュメントを保存しているレポートに移動します 新しいウィンドウが開いて 他のレポートのコックピットビューが表示されます リンクされたチャプタが選択されます 2.2.3 チャプタドキュメントの編集 チャプタドキュメントは 主に Microsoft Office アプリケーションで編集されます ただし SAP Disclosure Management ポータルにも チャプタレベルのドキュメント用に次の編集機能があります 1. 最初からドキュメントを作成する代わりに 既存のドキュメントから新しいドキュメントを作成できます 2. Microsoft Office アプリケーションで チャプタドキュメントのデータリンクされたコンテンツを更新する代わりに ポータルから直接 コンテンツ最新表示を実行できます 2.2.3.1 ドキュメントのチャプタへのアップロード 前提条件 チャプタがチェックアウトされていないこと チャプタが承認されていないこと ワークフローが開始されていること エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 33

既存のファイルをアップロードすると 新しい改訂が作成されます アップロードされたファイルはチャプタの最新バージョンとして保存され 以前保存されていたデータは表示されなくなりますが 改訂で使用することはできます アップロードを許可されるファイルタイプは レポートおよびチャプタのタイプによって制限されます アップロードできるファイルタイプは アップロードフィールドの下に一覧表示されます ドキュメントをアップロードするには 次の手順を実行します 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブのレポートツリーで ファイルのアップロード先のチャプタを選択します 3. [ アップロード ] タブで [ 参照 ] をクリックし アップロードするファイルに移動します 4. ファイルをダブルクリックします ファイルパスは [ ファイル ] フィールドに入力されます 5. 必要に応じて [ コメント ] を入力します 6. [ ドキュメントの追加 ] をクリックします ファイルが正常にアップロードされたことを示す情報メッセージが表示されます 7. [ 全般 ] タブをクリックしてファイルを確認します 8. ドキュメントを確認するには [ 表示 ] をクリックしてアップロードされたファイルを表示します 適切な Microsoft Office アプリケーションが起動し ドキュメントが表示されます 関連情報 [ 全般 ] タブでのチャプタまたはレポートの選択 [33 ページ ] 2.2.3.2 データリンクされたコンテンツの最新表示 前提条件 コンテンツは SAP BW SQL サーバ または SAP Disclosure Management のデータキャッシュのうちのいずれかの データソースを使用してリンクする必要があります 外部システムから抽出されたデータに変更を適用する場合 または外部および内部のデータソースからのデータがチャプタで必要となる場合は データキャッシュを介して接続する必要があります システム管理者は サーバに config20.xml BIP_WordTableDef.doc および BIP_WordTableTagging.xml をロードする必要があります データソースにアクセスする必要があります SAP Disclosure Management では ドキュメントはバックグラウンドで閉じられたまま ポータルと直接接続されているデー タベースから抽出された 量的なリンクデータを最新表示することができます 制約 コンテンツの最新表示では Excel のすべての式をサポートしているわけではありません サポートされる式の一覧につい ては 下記を参照してください リンクされたコンテンツを最新表示するには 次の操作を実行します 34 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 作業領域にレベルの詳細が表示されます 3. [ コンテンツ最新表示 ] タブをクリックします コンテンツのデータリンクに使用されているすべてのブリーフィングブックが表示されます 4. [ 最新表示の開始 ] をクリックします 5. [XXXX への接続 ] ダイアログボックス (XXXX はデータソースの名前を表します ) で データソースにログオンします 6. [ 接続 ] をクリックします データソースに接続され リンクされたコンテンツが最新表示されます コンテンツの最新表示が正常に完了したことを示す情報メッセージが表示されます 7. 最新表示処理のプロトコルを表示するには 情報メッセージ内の [ プロトコルの表示 ] リンクをクリックします 8. クエリ内で使用されている変数を表示するには [ 変数の表示 ] リンクをクリックします 9. 最新表示前後に実行されたデータへの変更を表示するには [ 変更の表示 ] をクリックします 注記 チャプタレベルのみで使用できます 関連情報 [ 全般 ] タブでのチャプタまたはレポートの選択 [33 ページ ] 2.2.3.3 事前設定済みパラメータの編集 SAP BusinessObjects Disclosure Management は レポートタイプ用に事前設定済みのパラメータをデプロイします レポ ートとチャプタに対して別々にパラメータが適用されます パラメータは レポートからチャプタレベルに継承されないため 各レベルで維持される必要があります 注意 チャプタレベルの設定は レポートレベルの設定を上書きします 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートまたはチャプタを選択します 3. [ 設定 ] タブを選択します [ 設定 ] タブに 事前設定済みパラメータのリストが表示されます パラメータのタイプは レポートタイプおよびレポートに関連する出力タイプ (Word PDF Excel XBRL PowerPoint) に依存します 4. 必要なパラメータを更新します 注記出力タイプに異なるテンプレートを適用するには ファイル拡張子を含めて必要なテンプレートのファイル名を [ テンプレート名 ] フィールドに入力します エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 35

5. [ 保存 ] をクリックして 変更を確定します 2.2.3.4 ドキュメント変更のフォローアップ ドキュメントの内容のすべての変更は その変更が既存データの変更であるか 質的データまたは量的データの追加であるかに関わらず 改訂と認識されます 選択した改訂を表示してダウンロードしたり 編集中のドキュメントで使用するためにシステムの特定のドキュメントステータスを復元できます SAP Disclosure Management 内での改訂の比較に加えて 保存されているドキュメントと外部ドキュメント を比較することもできます ドキュメントを開かずに簡単にバージョンを識別するには ドキュメントに変更を保存する際にコメントフィールドを使用することをお勧めします コメントは 改訂リストに表示されるためです 注記 作業の開始やドキュメントの承認などの ワークフローステップのステータス変更は 改訂ではないため 改訂リストには表示されません ただし レポート履歴には表示されます 改訂リストは 次の列で構成されます 改訂 : 改訂番号が表示されます サイズ : ドキュメントサイズが K バイト単位で表示されます アクション : ドキュメントの内容を変更し 改訂を作成する理由となったアクションが表示されます ユーザ : アクションを実行したユーザが表示されます 日付 : 改訂が作成された日付が表示されます コメント : アクション実行時にユーザが残したコメントが表示されます 2.2.3.4.1 レポートまたはチャプタの改訂の表示 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 改訂 ] タブで 表示する改訂を選択します 4. [ 表示 ] をクリックします 別の新しいウィンドウにドキュメントが表示されます 2.2.3.4.2 チャプタまたはレポートの改訂のダウンロード 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 改訂 ] タブで ダウンロードする改訂を選択してから [ ダウンロード ] をクリックします 36 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

4. [ ファイルのダウンロード ] ダイアログボックスで [ 保存 ] をクリックします 5. [ 名前を付けて保存 ] ダイアログボックスで ドキュメントを保存する場所に移動します 必要な場合は ファイル名を変更 します 6. ファイルを保存するには [ 保存 ] をクリックします 2.2.3.4.3 レポートまたはチャプタの改訂の比較 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 改訂 ] タブで ドキュメントの最新バージョンと比較する改訂を選択します 4. [ 変更の表示 ] をクリックします 2 つの改訂が表示され 適切な Microsoft Office アプリケーション内で 1 つの比較ドキュメントにマージされます 変更 は Excel で強調表示されるか Word 内のコメントで追跡されます 5. 比較コメントを確認します 必要に応じて 比較ドキュメントをコンピュータまたはサーバの所定の場所に保存することができます 2.2.3.4.4 レポートまたはチャプタの改訂の復元 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 改訂 ] タブで 復元する改訂を選択します 4. [ 確認 ] ダイアログボックスで [OK] をクリックして改訂を復元します 選択した改訂バージョンは ドキュメントの最新の改訂として保存されます 復元されたバージョンを示すコメントが自動作成されます 2.2.3.4.5 レポートと外部ファイルとの比較 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 改訂 ] タブで 外部ファイルと比較する改訂を選択します 4. 外部ファイルに移動するには [ 参照 ] をクリックします 5. ファイルをダブルクリックします ファイルパスは [ ファイル ] フィールドに入力されます 6. 以下の [ レポートタイプ ] を選択します 両方のファイルのコンテンツを統合する場合は [ 連結 ] を選択する 該当するアプリケーションでドキュメントを並べて比較する場合は [ 並列 ] を選択する エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 37

7. [ ファイルの比較 ] をクリックします 2.2.4 ドキュメントのレポートおよびチャプタのアクティビティ ワークフローを完了するには ユーザはチャプタおよびレポートで各ステップを完了させます ステップは ユーザがドキュメントに適用したアクティビティによって制御され 個別のチャプタを最初に処理し 次に連結レポートを処理します ログインユーザがアクセスできるアクティビティのみが表示されます 制約 アクティビティは データリンク設定済みのチャプタでは実行されません この節では デフォルトの "4 つの目による原則 " のワークフローに基づいたアクティビティの処理方法を説明します 顧客固 有のワークフローでは異なるアクティビティを使用できますが ドキュメントの編集フェーズおよび文書の承認または却下時は 開始および終了アクティビティが常に必要になります アクティビティのコメント ワークフローは アクティビティ実行ユーザに選択の説明を求めるように設計できます これは後続ステップのオーナーにとって有益です 電子メール通知 システム設定により ワークフローステップのオーナーに電子メール通知を送信できます デフォルト設定では電子メールは送信されません 電子メール通知をオプションとして設定すると 確認を求めるダイアログボックスが表示されます 電子メール通知を必須にすると 電子メール通知は自動で送信されます アクティビティ権限 アクティビティの実行権限は 次の複数の要素で決まります レポートまたはチャプタに固有でないグローバルユーザ権限 レポートまたはチャプタに固有のローカルユーザ権限 ワークフローのアクティビティ実行に設定されたグローバル条件 チャプタのアクティビティ実行に設定されたローカル条件 38 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

デフォルトの "4 つの目による原則 " のワークフロー "4 つの目による原則 " のワークフローのアクティビティには次が含まれます Start Work: チャプタまたはレポートを編集可能です ワークフローの正しいステータスを作成するため ドキュメントを編 集する前に開始アクティビティを設定することが重要です Finish: ドキュメントを終了し 承認を待ちます Approve: マネージャまたは承認者が 終了したチャプタまたはレポートを承認します Reject: マネージャまたは承認者が 編集者によるドキュメントの修正が必要であることを示します コメントの入力が必 要です Reopen: 編集者は 終了アクティビティが実行されていない場合は ステップステータスを [ オープン ] に戻すことができ ます 承認者は 誤ってドキュメントを却下した場合は ステップステータスを [ オープン ] に戻すことができます 編集者 は 却下されたチャプタまたはレポートでこのアクティビティを選択し ドキュメントが修正中であることを示すことができます レポートの編集がこれまでに開始されていない場合は 承認済みのチャプタを再オープンして編集できます ドキュメントは [ オープン ] ステータスに戻されます コメントの入力が必要です 2.2.4.1 4 つの目による原則のワークフローでのドキュメントの開始と停止 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ ワークフロー ] パネルで [ 可能なアクティビティ ] のいずれかを選択します [Start Work] をクリックしてドキュメントを編集します [ 終了 ] をクリックして編集を終了します 2.2.4.2 4 つの目による原則のワークフローでのドキュメントのリセット 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ ワークフロー ] パネルで [ 可能なアクティビティ ] のいずれかを選択します 4. [ リセット ] リンクを選択します ステップのステータスが [ 開く ] に設定し直されます 2.2.4.3 "4 つの目による原則 " ワークフローにおけるチャプタまたはレポートの承認 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 39

2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ ワークフロー ] パネルで [ 承認 ] を選択します 注記 レポートレベルの編集がオープンでない場合は [Reopen] アクティビティが使用可能です ステップステータスは [ 承認済み ] に変更されます 2.2.4.4 4 つの目による原則のワークフローにおけるチャプタまたはレポートの却下 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. レポートまたはチャプタの [ ワークフロー ] パネルで Reject リンクをクリックしてドキュメントを却下して 作成者に返しま す 4. [ コメントの追加 ] ダイアログボックスで ドキュメントを却下した理由を入力します 5. [OK] をクリックします 現在のステップのステータスが [ 却下 ] になります 2.2.4.5 4 つの目による原則のワークフローにおけるチャプタまたはレポートの再オープン 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ ワークフロー ] パネルで Reopen リンクをクリックします 4. [ コメントの追加 ] ダイアログボックスに ドキュメントを再オープンする理由を入力します 5. [OK] をクリックします ステップのステータスが [ 開く ] に設定し直されます 2.2.5 レポートとチャプタ およびこれらの詳細の表示 SAP Disclosure Management には ドキュメントおよびその情報を表示するためのさまざまな方法があります HTML PDF などの異なるフォーマットでドキュメントを表示できます ドキュメントの履歴と割り当てられたワークフローを表示できます ドキュメント履歴には そのドキュメントで実行されたすべてのアクションが保存されます 40 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

関連情報 ドキュメント変更のフォローアップ [36 ページ ] 2.2.5.1 外部形式でのドキュメントのプレビュー 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 利用できるプレビュータイプ ] セクションで プレビューオプションを選択します ワードドキュメントを表示するには [ プレビュー形式 Word] をクリックします PDF ドキュメントを表示するには [ プレビュー形式 PDF] をクリックします HTML ドキュメントを表示するには [ プレビュー形式 Word2HTML] をクリックします XBRL ドキュメントを表示するには [ プレビュー形式 XBRL] をクリックします 4. 選択したチャプタに節が含まれている場合は [ プレビュー ] ダイアログボックスから以下のオプションのいずれかを選択します 選択したレベルのコンテンツのみを表示するドキュメントをプレビューするには [ 現在のチャプタのみ ] を選択します 選択したチャプタおよびそのチャプタのすべて節のコンテンツを表示するドキュメントをプレビューするには [ 節あり ] を選択します 5. [OK] をクリックします 新しいウィンドウが開き ドキュメントが表示されます 6. [ 閉じる ] をクリックします 2.2.5.2 埋め込みビューを使用したチャプタまたはレポートのプレビュー 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ ワークフロー ] セクションの下にある [ プレビューの表示 ] をクリックします これにより ドキュメントページの小さなプレビュー付きのスクロールバーであるモニタバーが表示されます このバーの左右にある矢印を使用して ドキュメントをスクロールできます 4. ページを最大化するには バー内のプレビューイメージをクリックします ポップアップウィンドウが開き そのページが表示されます 2.2.5.3 ドキュメント履歴の表示 各ドキュメントに対して 対象ドキュメントが変更されたかアクションの途中かには関係なく そのドキュメントに対して実行されたすべてのアクションを表す履歴を独立して表示することができます ドキュメントの改訂を使用してドキュメントの変更を追跡できます エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 41

1. SAP BusinessObjects Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブのレポートツリーで 必要なレベル ( レポート / チャプタ ) を選択します レベルの詳細は 作業領域に表示されます 3. [ 履歴 ] タブをクリックします [ 履歴 ] タブには 以下の列に ドキュメントのさまざまな改訂で実行されたすべてのアクションがリストされます 列改訂アクションユーザ日付コメント 説明 改訂番号を表示します ドキュメントのコンテンツが変更されたかどうかにかかわらず ドキュメントで実行されたアクションまたは ステップのステータスを表示します アクションを実行したユーザの名前を表示します 改訂が行われた日付を表示します アクションの実行時にユーザが入力したコメントを表示します 関連情報 ドキュメント変更のフォローアップ [36 ページ ] 2.2.5.4 レポートまたはチャプタワークフローの表示 1. SAP BusinessObjects Disclosure Management で レポートタブを選択します 2. 期間およびレポートを選択します 注記レポートが新しい場合 まだチャプタがないという警告メッセージが表示されます 3. 全般タブで 表示するワークフローのチャプタまたはレポートを選択します 4. ワークフロータブをクリックします. 割り当てられたワークフローのステップを示すフローチャートが表示されます [ ステータス ] および [ 名前 ] フィールド内の情 報は ワークフローが親ドキュメントから継承されたのかどうか チャプタが自身のワークフローを持っているのかどうかを示しています 2.3 Disclosure Management バッチクライアント Disclosure Management バッチクライアント (DMBatchTool) はコマンドラインツールです これを使用して MS Office ドキ ュメントの Disclosure Management へのアップロードをバッチジョブとして実行できます このツールはインストールパッケー ジによって Disclosure Management インストールフォルダの DMBatchTool フォルダにインストールされます 42 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

注記 クライアントではなく サーバの DMBatchTool ツールを探します 以下のパラメータを使用できます /u: - Disclosure Management ログイン /p: - パスワード /h: - ホスト名 /IP アドレス {/upload: /upload_folder_report: /upload_folder_period:} - アップロードモード /upload: - 単一チャプタのアップロード /upload_folder_report: - レポートのアップロード /upload_folder_period: - 期間のアップロード /s: - ソース フォルダまたは単一ファイルへの物理パスを示します /t: - ターゲット アップロードモードに応じて チャプタ レポート または期間への完全パスを示します 単一チャプタのアップロード 単一チャプタをアップロードするには 以下のコマンドライン例を使用します DMBatchTool.exe /u:user /p:password /h:http://[dm-server]:[port]/ /upload /s:"c:\ \Import\\DM\\20-F\Chapter 1.xlsx" /t:"/2012 Q4/20-F/Chapter 1" 注記 ソースは 単一の MS Office ドキュメントを指定している必要があります ターゲットは 単一の標準チャプタを [period]/[report]/[chapter] の形式で指定している必要があります レポートのアップロード レポートをアップロードするには 以下のコマンドライン例を使用します DMBatchTool.exe /u:user /p:password /h:http://[dm-server]:[port]/ / uploadfolder_report /s:"c:\\import\\dm\\20-f" /t:"/2012 Q4/20-F" 注記ソースは MS Office ドキュメントセットが入っているフォルダを指定している必要があります ドキュメント名は 指定されているレポートのチャプタ名と完全に同じである必要があります ターゲットは 単一の標準レポートを [period]/[report]] の形式で指定している必要があります エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 43

期間のアップロード 期間をアップロードするには 以下のコマンドライン例を使用します DMBatchTool.exe /u:user /p:password /h:http://[dm-server]:[port]/ / uploadfolder_period /s:"c:\\import\\dm\\" /t:"/2012 Q4" 注記ソースは MS Office ドキュメントセットが入っているサブフォルダを含むフォルダを指定している必要があります サブフォルダの名前は 指定されている期間のレポートの名前と同じである必要があります サブフォルダ内の MS Office ドキュメントの名前は 関連するレポートのチャプタの名前と同じである必要があります 2.4 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management のチャプタの編集 チャプタは 主に Microsoft Office アプリケーションの標準ツールを使用して編集されますが 連結ドキュメントがデータソースに接続していないため データリンクされたコンテンツは含まれません ドキュメントは 編集用に SAP Disclosure Management からチェックアウトされ そのドキュメントをチェックインするときに変更が SAP Disclosure Management に保存されます チェックアウトされたドキュメントは SAP Disclosure Management でロックされます 管理者権限を持つユーザのみが チェックアウトを元に戻し ユーザとそのユーザがチェックアウトしたドキュメントの間の接続を切断できます 注記 ドキュメントが承認されると 以降編集とチェックアウトはできなくなります ドキュメント内の質的データと量的データ SAP Disclosure Management のドキュメントには 質的データと量的データを含めることができます ドキュメントの質的 ( テキスト ) データは Microsoft Office アプリケーションで編集します 量的データ ( 数値 ) は チャプタのデータリンクされたデータとしてのみ存在し 常にではありませんが通常は Microsoft Office アプリケーションにロードされた SAP Disclosure Management アドインが提供する機能を使用して編集します 最も重要な機能の 1 つは コンテンツ最新表示です この機能は 開かれたドキュメントの中でローカルに実行するか SAP Disclosure Management ポータルで実行することができます 44 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

2.4.1 レポートとチャプタのチェックアウトおよびチェックイン ドキュメントを編集するには まず SAP Disclosure Management からドキュメントをチェックアウトします SAP Disclosure Management にドキュメントを保存するには そのドキュメントをチェックインします チェックアウトしたドキュメントは編集用に ロックされます 一定の管理者権限を持つユーザだけが チェックアウトを元に戻し 編集中のユーザとドキュメントとの間の接続を切断できます ドキュメントが承認されると 以降ドキュメントの編集とチェックアウトはできなくなります 注意 Microsoft Word および Microsoft Excel では チェックインしなくても [Disclosure Management] メニューを使用して ドキュメントを保存して閉じることができます ただし PowerPoint ドキュメントは [Disclosure Management] メニューの適切なボタンを使用しないと チェックアウトされたままになります 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 編集 ] をクリックして 該当する Microsoft アプリケーションでドキュメントを開きます オペレーティングシステムによって ドキュメントのチェックアウトのステータスと Microsoft アプリケーションに [Disclosure Management] ツールバーが表示されます 4. ドキュメントが編集用に開いているときに 必要な変更を適用します 5. 編集が完了したら [Disclosure Management] ツールバーで [ 変更を適用する ] をクリックしてドキュメントを保存して SAP Disclosure Management にチェックインします ドキュメントの保存には Office の標準の [ 上書き保存 ] オプションを使用しないことをお勧めします Word および Excel の場合 ファイル 保存 オプションを使用してドキュメントを保存すると ファイルは保存されま すが SAP Disclosure Management でそのドキュメントはロックされたままになります 6. [ チェックインコメント ] ダイアログボックスで [ コメント ] を入力して 適用された変更を説明して一覧表示します コメントは改訂の概要に表示され 正しい改訂を識別するのに役に立ちます 7. ドキュメントのチェックイン後 次の手順を示すには以下のいずれかのオプションを選択します 変更したドキュメントを永続的にチェックインし SAP Disclosure Management での作業を続けるには [ 閉じる ] を 選択する ドキュメントをチェックインしてから 再度チェックアウトするには [ 編集 ] を選択する この操作により SAP Disclosure Management ヘの改訂が保存され ドキュメントを引き続き編集できる ドキュメントをチェックインし 表示モードで再度開くには [ ビュー ] を選択する 8. [OK] をクリックします 警告ユーザがドキュメントをチェックアウトしてから SAP Disclosure Management サーバからログオフすると そのユーザはそのチャプタを再度チェックインすることができません そのチャプタはローカルで保存する必要があり SAP Disclosure Management サーバコンポーネントの [ アップロード ] タブを使用してアップロードできます ドキュメントを閉じて SAP Disclosure Management に変更を保存せずにチェックインするには [ 変更を破棄する ] を選択し ます 改訂は作成されません ドキュメントの最新の改訂と以前の改訂を比較するには [ 比較 ] をクリックする エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 45

2.4.2 Word または Excel で編集するチャプタおよびレポートのローカルでのチェックアウト ドキュメントをオフラインで編集する場合 ドキュメントをローカルドライブに保存して サーバ上でチェックアウト状態を維持することができます ローカルコピーの編集が終了したら SAP Disclosure Management にチェックインします 警告 チェックインするまでに 他のユーザが SAP Disclosure Management 内にあるそのドキュメントをチェックアウトしようと するとエラーメッセージが表示されます システム管理者がポータルでチェックアウトを元に戻すと ユーザのバージョンはチェックインできません ファイルを新しいバージョンとしてサーバにアップロードする必要があります 1. SAP Disclosure Management の [ レポート ] タブで [ 期間 ] および [ レポート ] を選択します 2. [ 全般 ] タブで レポートツリーからレポートまたはチャプタを選択します 3. [ 編集 ] をクリックします 4. 表示された Microsoft Office アプリケーションで ファイル 名前を付けて保存 を選択します 5. ファイルを保存するフォルダに移動します 警告ファイル名を変更しないでください 6. [ 保存 ] をクリックします 7. Microsoft Office アプリケーションを閉じます 8. [ よろしいですか?] ダイアログボックスで [ チェックアウト状態を維持する ] を選択します 警告 [ チェックアウト状態を維持する ] オプションを使用してドキュメントのみをローカルドライブに保存し システム管理者が なんらかの理由によりポータルでチェックアウトを元に戻した場合 ローカルドライブに保存したバージョンに適用したすべての変更は失われます 9. [OK] をクリックします 10. ローカルドライブのドキュメントを保存して SAP Disclosure Management にチェックインするには Disclosure Management 変更を適用するを選択します 警告 ユーザがドキュメントをチェックアウトしてから SAP Disclosure Management サーバからログオフすると そのユーザ はそのチャプタを再度チェックインすることができません そのチャプタはローカルで保存する必要があり SAP Disclosure Management サーバコンポーネントの [ アップロード ] タブを使用してアップロードできます 関連情報 レポートとチャプタのチェックアウトおよびチェックイン [45 ページ ] 46 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

2.4.3 Microsoft Office アプリケーションでの Disclosure Management の開始 1. Microsoft Office アプリケーションを直接起動するか SAP Disclosure Management サーバで編集用のドキュメントを開きます 2. [SAP Disclosure Management] ツールバーが表示されることを確認します 表示されない場合は アプリケーションで COM アドインを有効にする必要があります 3. [SAP Disclosure Management] ツールバーで [ 開始 ] をクリックします [SAP Disclosure Management] ツールバーに追加のオプションが追加されます 2.4.3.1 Microsoft Office アプリケーションの COM アドインの有効化 Microsoft Word Microsoft Excel および Microsoft PowerPoint で 次の手順を実行します 1. Microsoft Office アプリケーションを起動します 2. ファイル オプション の順にクリックします 3. [ オプション ] ダイアログボックスで [ アドイン ] をクリックします 4. リストから [COM アドイン ] をクリックし [ 設定 ] をクリックします 5. [COM アドイン ] ダイアログボックスで [DisclosureManagementConnector] を選択し [OK] をクリックして変更を適 用します 注記 マクロのセキュリティが正しく設定されていることを確認します 2.4.4 Microsoft アプリケーションでのドキュメントの編集 2.4.4.1 データソースの管理 データソースは レポートで使用する量的データを含むデータベースまたはデータファイルのことです 変更をソースシステムに適用するとすぐに データの自動最新表示が可能なデータソースとドキュメントの間にデータリンク接続を作成します コンピュータ ( ローカルデータソース ) から直接 または SAP Disclosure Management サーバ ( セントラルデータソース ) を 介してデータソースに接続できます エンドユーザがローカルおよびセントラルデータソースを使用できるかどうか またはサーバを介してのみデータソースに接続できるかどうかは 会社のポリシーおよび手続きによって決まります ユーザが SAP Disclosure Management のセントラルサーバを介してのみデータソースにアクセスできる場合 ユーザが作 成する必要のあるローカルデータソースは ( デフォルトで作成されない場合 ) SAP Disclosure Management への接続のみ です サーバに接続すると ユーザは サーバから提供される他のデータソースにアクセスできます ユーザは サーバでデータソースを作成できません また サーバによって提供されるソースの編集や削除もできません エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 47

注記 一元アクセスのためにデータソースを作成する管理者は ローカルデータソース ( サーバの観点から見てのローカル ) も作 成します コンテンツデータリンクには 内部データソースと外部データソースがあります 内部ソースは SAP Disclosure Management のデータキャッシュです 外部データソースは さまざまなタイプになる可能性がありますが コンテンツ最新表 示がサポートするのはごく一部です 外部システムから抽出されたデータに変更を適用する必要がある場合 または外部および内部データソースのデータがチャプタに必要な場合は データキャッシュを介して接続する必要があります このような環境では データキャッシュはドキュメントのデータの一意のソースを表します つまり ドキュメントのすべてのオブジェクトはデータキャッシュを介してデータリンクされます クライアント側から必要な唯一のデータソース接続は データキャッシュへの接続です SAP Disclosure Management のデータキャッシュの詳細は 全般ヘルプ の データキャッシュ のトピックを参照してくださ い ブリーフィングブック ブリーフィングブックは SAP Disclosure Management で作成されたクエリおよびクエリビューのコレクションのことです ブリ ーフィングブックの処理は データソースのタイプによって異なります SAP BW システムのクエリおよびクエリビューは ソー スシステムでのみ作成および保存されます SQL クエリは事前に作成するか ブリーフィングブックマネージャで作成でき XML ファイルとしてローカルコンピュータまたはネットワークドライブのフォルダに保存されます クエリはデータソースからのデータの抽出を定義します クエリを開始すると データベースから最新データが抽出されます SAP Disclosure Management のコンテンツ最新表示によってクエリの開始がトリガされます 2.4.4.1.1 データソースの作成 データソースからデータを抽出するには データソースへのデータソース接続を作成する必要があります 制約 データソース名と URL は一意にする必要があります Excel ファイルのようなデータソースは SAP Disclosure Management のデータキャッシュにロードできます これらのファイ ルには 外部データソースから抽出されたデータが含まれます 内部データキャッシュを経由したデータ抽出とデータソース接続は データを操作してからレポートでデータを使用することができる唯一の方法です サポートされる外部ソースのタイプ SAP Disclosure Management では 多次元 リレーショナル およびフラットファイルのデータソースをサポートしています 以下のリストに 各タイプの例を示します 48 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ

多次元データソース SAP BW SAP ERP SAP BusinessObjects Planning and Consolidation リレーショナルデータソース SQL Server ODBC OLE DB フラットファイル Microsoft Office Excel ファイル Microsoft Office Word ファイル XML ファイル 注記 パスワードを使用してフラットファイルを保護する場合は OLE DB 経由でフラットファイルに接続する必要があります 注記 Microsoft Office Excel ファイルをデータソースとして使用する場合は 使用しない空の行に書式を設定しないようにしま す データリンクを作成するときに 書式設定されたセルがある行はすべて選択に含まれます 2.4.4.1.1.1 ローカルデータソースの作成 前提条件 SAP Disclosure Management プラグインをコンピュータにインストールしておきます ローカルデータソースを作成するには 以下の操作を実行します 1. Microsoft Office アプリケーションの Disclosure Management リボンで SAP Disclosure Management を開始して データソースをクリックします 最後に接続したデータソースが記憶されている場合は そのデータソースのパスワードが要求されます この要求をキャンセルします 2. データソース ( ローカル ) ダイアログボックスで 新規をクリックしてデータソースのタイプを選択します データソースの編集ダイアログボックスが表示されます 3. SAP BW Server データソースをシングルサインオンエンタープライズポータルおよび Siteminder プロキシで設定するには 以下の操作を実行します a) 一意のデータソースの名前を入力します 注記 SAP BW ログオンパッドのプロパティで要求されたデータを見つけることができます エディタヘルプ 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 49

注記この名前で データソースが識別されます SAP BW の [ サーバ URL] を入力します b) 必要に応じて ポート デフォルトの並列接続スレッド数 およびデフォルトのタイムアウト ( 分単位 ) を変更します 指定したタイムアウトの後で クライアントによってサーバとの接続が中断されます 注記 サーバには クライアントが応答しない場合に備えて クライアントとの接続を中断する独自のタイムアウト設定があります サーバタイムアウトに対して パラメータ keep_alive_timeout は重要です 詳細については SAP ノ ート 824554 を参照してください c) SAP BW [ クライアント ] を入力します d) BW クライアントとの接続に使用する言語を入力します e) SAP エンタープライズポータル経由のシングルサインオンが必要でない場合は OK をクリックして設定を保存しま す SAP エンタープライズポータル経由のシングルサインオンを設定する必要がある場合は [" エンタープライズポ ータル経由の接続 " を使用 ] を選択します f) サーバ URL およびポートを入力します g) Siteminder を使用しない場合は OK をクリックして設定を保存します プロキシサーバの認証に Siteminder を使 用する場合は Siteminder の使用を選択し プロキシサーバの Web サービス名 ユーザ およびパスワードを入 力し OK をクリックして 設定を保存します 新しいデータソースがリストに表示されます 4. SAP ERP サーバデータソースを設定するには 以下の操作を実行します a) 一意のデータソースの [ 名前 ] を入力します 注記 SAP ERP ログオンパッドのプロパティで要求されたデータを見つけることができます 注記この名前で データソースが識別されます b) [ サーバ ] を入力します c) 必要に応じて 結果リストのデフォルトのサーバ番号とデフォルトの最大行数を変更します 警告 最大行数のデフォルト値は 1000 に設定されています 次の点にご注意ください 値はパフォーマンスに影響します 1000 行より多く取得する場合は クライアント PC のメモリが 4 GB 以上あることを確認してください たとえば デフォルト値を 10 に変更した場合 クエリで 10 行を超えるデータが返された場合も データキャッシュには 10 行のみ書き込まれます d) 必要に応じて デフォルトの並列接続 [ スレッド ] 数を変更します e) ERP クライアント番号を入力します f) ERP クライアントとの接続に使用する言語を入力します 50 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. エディタヘルプ