260829平成27年度専修学校関係概算要求

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月報私学2013年10月号

平成29年度専修学校関係予算案

自己点検・評価表

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

●セット

政策評価書3-3(4)

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(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

平成28年度「全国キャリア・就職ガイダンス」留学生セッション資料_文部科学省学生・留学生課

平成 31 年度予算案 の概要について 平成 30 年 12 月 人材開発統括官

1.(1) 名古屋美容専門学校教育理念 美容に必要な基礎教育と専門的実践教育を行い 豊かな知性と誠実な心を持ち 社会に貢献できる人材を育成する (2) 名古屋美容専門学校学則 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 3 条本校は 教育基本法の精神に則り 学校教育法に従い 美容に必要な基礎教育と専門的実践

Microsoft Word - 平成27年度 自己評価委員会報告書

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Taro-00-1_27'要求index

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

第 1 部 施策編 4

140307トビタテ学生用説明資料

選択評価事項C 水準判定のガイドライン(案)

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

06-4 平成26年度概算要求説明資料4

学生の中途退学や休学等の状況について

高等教育段階における負担軽減方策に関する検討体制 < 検討内容 > 新しい経済政策パッケージ ( 平成 29 年 12 月 8 日閣議決定 ) に基づき 高等教育における授業料減免及び給付型奨学金の拡充を具体化し円滑かつ確実に実施するため 閣議決定で具体的に定まっていない以下の詳細事項について専門的

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

東日本大震災からの復旧・復興~人づくりから始まる創造的復興~ 2

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分野における高度な知識 技術に触れながら実務能力を高めることは 課題解決 探求能力 実行力といった 社会人基礎力 や 基礎的 汎用的能力 などの社会人として必要な能力を高め 自主的に考え行動できる人材の育成にもつながる また 企業等の現場において独創的な技術やノウハウ等がもたらすダイナミズムを目の当

ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

09 平成27年度概算要求 私学助成関係の説明

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

筑波大学の使命 筑波大学は その建学の理念に 変動する現代社会に不断に対応しつつ 国際性豊かにして かつ 多様性と柔軟性とを持った新しい教育 研究の機能及び運営の組織を開発 し 更に これらの諸活動を実施する責任ある管理体制を確立する と掲げ 我が国における大学改革の先導的役割を果たす 研究力開学以

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

1. 学校関係者の実施について平成 26 年度学校関係者は 文部科学省が策定した 専修学校における学校ガイドライン に沿って実施した 学校自己点検報告書 ( 平成 25 年度 ) について 当校に関係の深い 3 名の委員 ( 委員名簿記載 ) にしていただいた 委員には 学校運営状況をまとめた資料を

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

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事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

07-4 平成26年度予算(案)説明資料


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本要望に対応する縮減案 ページ 2 2

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第 次石巻市地域情報化基本計画 資料 公共施設予約 イベント等申込システムの整備 生涯学習課体育振興課.5 身近な手続きの電子申請化の推進 公共事業や物品調達に係る電子入札の導入 削除 電子入札は 入札執行に伴う各種手続きを電子メールで行うため 入札会場へ出向くことなく社内に居ながら入札への参加が可

第 2 節キャリア コンサルティングの理解 (4) キャリア コンサルタントの能力 Ⅰ キャリア コンサルティングの社会的意義に対する理解 1 社会 経済的動向とキャリア形成支援の必要性の認識 2 キャリア コンサルティングの役割の理解 3 キャリア コンサルティングを担う者の活動範囲と義務 ( 活

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

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大学と学生第549号広島大学におけるアクセシビリティ支援と人材育成プログラム_広島大学(岡田 菜穂子)-JASSO

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

☆☆H26以降入学生 減免制度紹介パンフ(H29 給付金改定)

. 実施方法 公表学校関係者評価の実施については 平成 8 年度に行われた 自己点検評価 を学校関係者評価委員の皆さまにご確認いただき 自己点検評価の各項目に対するご意見と評価を取りまとめました また 評価結果については 今後の各校における教育活動や学生指導等 学校運営の改善に活かすとともに教育水準

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

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新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

参考資料2 高等教育の無償化に係る参考資料

国立大学経営力戦略(本文)

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

地域子育て支援拠点事業について

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2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

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厚生労働省(職業能力開発行政)におけるキャリア教育の捉え方と関連する取組について

学校運営 専修学校設置基準及び職業実践専門課程の認定要件に沿った適切な運営がなされているか運営組織や意思決定機能は 規則等において明確化されているか 有効に機能しているか 適切 4 ほぼ適切 やや不適切. 不適切 教務 財務等の組織整備など意思決定システムは整備されているか 4 目的等に沿った事業計

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宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

資料3 高等専門学校の現状について

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資料9

参考資料 障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について(1/2)

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

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目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

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文部科学省では 被災者の生活再建に関連して 就学援助のほか 教員やスクールカウンセラー ボランティアの配置を充実することにより 子供たちの学習支援や心のケアに向けた対応を行っています 被災児童生徒就学支援等事業 (H30 予算額 ( 案 ) 52 億円 (H29 予算額 62 億円 )) 東日本大震

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資料1 骨子案(たたき台) 

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

令和元年度公開プロセス

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平成23年度予算(案)の説明 生涯学習政策局②

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

もっと女性が活躍できる建設業 推進パッケージ 建設業における女性活躍は 官民挙げた もっと女性が活躍できる建設業行動計画 ( 昨年 8 月策定 ) を受け 5 年以内に女性倍増 を目指して官民で様々な取組がスタート 昂じている機運を業界全体で持続 浸透させ取組を加速化するためには 地域ぐるみの活動の

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

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Microsoft Word - 資料№9【最終案】島根県職業訓練実施計画

県外 海外の企業等に中堅人材を出向させながら研修プログラムが受けられるような支援制度の創設 企業によるプロデューサー人材の発掘 誘致の取組への支援 3 農林水産業 農林水産業を行っている者が自ら商品の企画立案機能を高められるような実践販売する機会の提供など支援する仕組みの充実 経営力 や 仕事の基礎

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

都道府県別私立高校生への授業料等支援制度

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

Transcription:

平成 27 年度専修学校関係概算要求 国家戦略としての人材養成プロジェクト等の推進 成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進 拡充 専修学校 大学 大学院 短期大学 高等専門学校 高等学校等と産業界等が産学官コンソーシアムを組織し その下で職域プロジェクトを展開し 協働して 就労 キャリアアップ キャリア転換を目指す社会人 生徒 学生 育児休業中 子育てのために離職している女性等に必要な実践的な知識 技術 技能を身につけるための学習システム等を構築する そのような取組を通じて 成長分野等における中核的専門人材や高度人材の養成を図る 地域版学び直し教育プログラムの開発 実証の拡充等 ( ) は 26 年度予算額 23.9 億円 (16.8 億円 ) 職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証 向上の推進 拡充 職業実践専門課程 制度の説明会の開催や本課程の推進を担う教員養成研修モデルの開発 実証 認定校を中心とした国際的通用性を持つ職業教育や第三者評価など更なる質保証 向上の取組を推進し 課題やノウハウをとりまとめ 検証を行い その結果を広く全国に提供することにより 職業実践専門課程 を通じた専修学校全体の質保証 向上を図る 3.2 億円 (1.8 億円 ) 専修学校留学生就職アシスト事業等 専修学校における外国人留学生に対する来日の動機づけから就職までを支援し 産業界等との連携の下 留学生受入れ拡大を図る 国費外国人留学生制度 0.7 億円 (0.8 億円 ) 7.5 億円 (5.9 億円 ) 安心して学べる環境の実現に向けた修学支援 専門学校生の授業料等負担軽減事業 新規 意欲と能力のある専修学校専門課程 ( 専門学校 ) の生徒が経済的理由により修学を断念することなく安心して学べるよう 特に経済的に修学困難な私立専門学校の生徒等について 授業料等の経費の一部を支援し 修学にかかる経済的負担を軽減する 4.7 億円 ( 新規 ) 東日本大震災の復興に向けた支援 東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業 復興庁一括計上 専修学校や専門高校等の教育機関と地域 産業界が連携し 被災地の人材ニーズに対応した復興の即戦力となる人材や 次代を担う専門人材の育成を推進する 1.2 億円 (2.4 億円 ) 専修学校の教育基盤の整備 私立学校施設整備費補助金 補助対象 教育装置や学内 LAN 装置の整備 学校施設や非構造部材の耐震化工事 バリアフリー化工事 備蓄倉庫や自家発電設備の整備 太陽光発電導入工事 エコ改修工事 10.5 億円 (8.4 億円 ) 私立大学等研究設備整備費等補助金 補助対象 情報処理関係装置の整備 2.2 億円 (2.2 億円 ) 合 計 53.9 億円 (38.5 億円 ) 高等学校等就学支援金 日本学生支援機構の奨学金事業など 専修学校分の予算が不可分なものは含まれていない

成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進 ( 前年度予算額 :1,679 百万円 ) 平成 27 年度要求額 :2,390 百万円 日本再興戦略 改訂 2014- 未来への挑戦 -( 平成 26 年 6 月 24 日閣議決定 ) 一. 日本産業再興プラン 1. 緊急構造改革プログラム ( 産業の新陳代謝の促進 ) ⅲ) サービス産業の生産性向上 サービス産業の革新的な経営人材の育成を目指した大学院 大学における サービス産業に特化した実践的経営プログラムや 専門学校等における実践的教育プログラムを開発 普及 2. 雇用制度改革 人材力の強化 ⅰ) 女性の活躍推進 9 女性の活躍応援プラン( 仮称 ) 等の実施 ~ 具体的には 1 家事 育児 介護等で地域貢献を希望する方 2 正社員や保育士等として再就職を希望する方 3 起業 NPO 等の立ち上げを希望する方向けに マザーズハローワークや学び直し支援 トライアル雇用や創業スクール等の取組を進める 経済財政運営と改革の基本方針 2014 ~ デフレから好循環拡大へ ~( 平成 26 年 6 月 24 日閣議決定 ) 1. 女性の活躍 教育再生を始めとする人材力の充実 発揮 (2) 教育再生の実行とスポーツ 文化芸術の振興 ( 教育再生 ) さらに 高度な職業教育のための専門学校支援を推進する (3) 複線的なキャリア形成の実現など若者等の活躍推進 ( 生涯を通じて能力発揮できる人材育成 ) 新しい技術や産業に適応しつつ生涯を通じて能力発揮できるよう 人材育成や職業訓練の抜本的拡充 産業側 企業側ニーズに合致した質の高い職業訓練の実施 学び直し機会の充実 など 自らの専門性を高める能力開発を行うことが出来る環境整備を進める ( 事業の趣旨 ) 専修学校 大学 大学院 短期大学 高等専門学校 高等学校等と産業界等が産学官コンソーシアムを組織し その下で職域プロジェクトを展開し 協働して 就労 キャリアアップ キャリア転換を目指す社会人 生徒 学生 育児休業中 子育てのために離職している女性等に必要な実践的な知識 技術 技能を身につけるための学習システム等を構築する そのような取組を通じて 成長分野等における中核的専門人材や高度人材の養成を図る 産学官コンソーシアム ( 分野別 ) 企業 業界団体等のニーズを踏まえた養成すべき人材像を設定 共有し 各職域プロジェクトの進捗管理 評価等を行う 専門学校 大学 大学院短大 高専 高等学校 高等専修学校等企業 業界団体行政機関等医療 福祉施設等 連携体制 成長分野の例 環境 エネルギー 食 農林水産 医療 福祉 健康 クリエイティブ 観光 IT 社会基盤 工業 経営基盤強化 等 職域プロジェクト 全国的な標準モデルカリキュラム等の開発 実証 産学官コンソーシアムの方針等を踏まえ 各分野 職域の全国的な標準モデルカリキュラム等を開発 実証 環境 エネルギー分野 建築 土木 設備 自動車整備 医療 福祉 健康分野 介護 看護 保育 食 栄養 観光分野 インバウンド ツアープランナー 社会基盤分野 次世代国内インフラ インフラ海外展開 経営基盤強化分野 企業会計 記録情報管理 食 農林水産分野 6 次産業化プロデューサー アグリビジネス クリエイティブ分野 ファッション 美容 アニメ人材 IT 分野 クラウド 情報セキュリティ スマホ アプリ 工業分野 防災都市工学 等 地域版学び直し教育プログラムの開発 実証 開発した全国的な標準モデルカリキュラム等を活用し 各地域の専修学校 大学等において 地元企業や業界団体等のニーズを踏まえた オーダーメード型教育プログラム を開発 実証 特色ある教育推進のための教育カリキュラムの開発 実証 後期中等教育段階から高等教育や職業へ継続性のある教育カリキュラムの開発 実証により 円滑な移行を促進 後期中等教育段階と高等教育段階の連携による実践的 創造的技術者等の養成に対応した教育カリキュラム等の開発 実証 発達障害のある生徒等 特別に配慮が必要な生徒 学生が学ぶための教育カリキュラム等の開発 実証 中核的専門人材や高度人材の養成 社会人や女性の学び直しを全国的に推進

職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証 向上の推進 ( 前年度予算額 : 183 百万円 ) 平成 27 年度要求額 : 321 百万円 [ 今後の学校におけるキャリア教育 職業教育の在り方について ( 平成 23 年 1 月 : 中央教育審議会答申 )] 職業教育を通じて 自立した職業人を育成し 社会 職業へ円滑に移行させること また 学生 生徒の多様な職業教育ニーズや様々な職業 業種の人材需要にこたえていくことが求められており このような職業教育の重要性を踏まえた高等教育を展開していくことが必要 そのための方策の一つとして 職業実践的な教育のための新たな枠組みを整備 今後の検討については 新たな学校種の制度を創設するという方策とともに 既存の高等教育機関において新たな枠組みの趣旨をいかしていく方策も検討することが望まれる [ 第 2 期教育振興基本計画 ( 平成 25 年 6 月 : 閣議決定 )] 1. 社会を生き抜く力の養成 (4) 生涯の各段階を通じて推進する取組成果目標 4( 社会的 職業的自立に向けた能力 態度の育成等 ) 基本施策 13 キャリア教育の充実 職業教育の充実 社会への接続支援 産学官連携による中核的専門人材 高度職人の育成の充実 強化 13-3 各学校段階における職業教育の取組の推進専修学校においては 学校評価 情報公開の仕組みの構築や教職員の資質向上などの質保証 向上のための取組を行う さらに 高等教育における職業実践的な教育に特化した新たな枠組みづくりに向けて 先導的試行などの取組を段階的に進める [ 職業実践専門課程 の創設について ~ 職業実践的な教育に特化した枠組みの趣旨をいかした先導的試行 ~ ( 報告 )( 平成 25 年 7 月 : 専修学校の質の保証 向上に関する調査研究協力者会議報告 )] 新たな枠組み の趣旨を専修学校の専門課程においていかしていく先導的試行として 企業等との密接な連携により 最新の実務の知識等を身につけられるよう教育課程を編成し より実践的な職業教育の質の確保に組織的に取り組む専門課程を文部科学大臣が 職業実践専門課程 として認定し 奨励する 平成 25 年 8 月 30 日 : 専修学校の専門課程における職業実践専門課程の認定に関する規程 ( 文部科学省告示第 133 号を公布 施行 ) 平成 26 年 3 月 31 日 : 職業実践専門課程 を文部科学大臣が認定し 官報で告示 4 月から認定学科がスタート (470 校 1,365 学科 ) ( 事業の内容 ) 調査研究協力者会議等の開催 専修学校の質保証 向上に関する調査研究協力者会議 専修学校における学校評価ガイドライン ( 平成 25 年 3 月策定 ) を活用した学校評価の検証と教職員の資質向上に関する検討等を行う協力者会議を開催する 専修学校教育研究協議会専修学校教育の運営等に関する研究協議会を開催する 学校評価の充実 学校評価ガイドラインに基づくモデルの開発 実証 専修学校における学校評価ガイドライン ( 平成 25 年 3 月 ) に基づく自己評価及び学校関係者評価の産学官の協力による実践研究を行う 専修学校のガバナンス改善に資する学校評価等研修モデルの開発 実証 専修学校の教職員に対する学校評価の研修に関する実践研究を行う 職業実践専門課程 制度創設に伴う取組の推進 職業実践専門課程 に関する説明会の開催等 職業実践専門課程 制度の説明 周知のための協議会を 9 ブロック で開催する 職業実践専門課程 の推進を担う教員養成研修モデルを開発 実証する 職業実践専門課程 に係る取組の推進 認定校を中心として 国際的通用性を持つ職業教育や第三者評価など更なる質保証 向上の取組を推進し 課題やノウハウをとりまとめ 検証を行い その結果を広く全国に提供する (27か所 54か所 ) 職業教育の充実, 専修学校の質保証 向上

専修学校留学生就職アシスト事業 ( 前年度予算額 : 68 百万円 ) 平成 27 年度要求額 : 59 百万円 [ 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 )] 第 Ⅱ.3つのアクションプラン 2. 雇用制度改革 人材力の強化 7グローバル化等に対応する人材力の強化優秀な外国人留学生についても 2012 年の14 万人から2020 年までに30 万人に倍増させること ( 留学生 30 万人計画 の実現 ) を目指す [ 教育振興基本計画 ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 )] 2. 未来への飛躍を実現する人材の養成成果目標 5( 社会全体の変化や新たな価値を主導 創造する人材等の育成 ) 基本施策 16 外国語教育 双方向の留学生交流 国際交流 大学等の国際化など グローバル人材育成に向けた取組の強化 現状と課題 外国人留学生の受入れ数を30 万人にする目標の達成に向けて 戦略的な外国人留学生の獲得を着実に推進することが必要である 主な取組 16-2 留学生 30 万人計画 の実現を目指し 大学等の国際化に向けた体制整備 奨学金等の経済的支援 海外拠点を活用した留学フェアの実施 外国人留学生に対する生活 就職支援等を通じて 優秀な外国人留学生の獲得を促進する ( 事業の内容 ) 事業審査検証委員会の設置 政府の方針として 外国人留学生の拡大が求められている 外国人留学生の受入れ先として 実践的な職業教育機関としての専修学校の役割が期待されている 専修学校への留学に係る入口から出口までの体系的な支援を実施することにより 専修学校における外国人留学生の受入れを推進する 専修学校 産業界等の関係者 学識経験者等による事業審査検証委員会を設置し 事業の実施計画の審査 成果の評価等を行う ( 直轄事業 ) 日本留学勧誘 来日支援 海外の学生に対して 日本の専修学校の情報を発信する機能を強化し 日本への留学の勧誘を行うとともに 専修学校の海外拠点の構築の有効性の調査研究 在日大使館などの公的機関等と専修学校との連携体制について調査研究を行う ( 委託事業 ) 中小企業等における外国人留学生の受入れの推進 海外展開等を行う中小企業等における 専修学校の外国人留学生採用促進を図るため 中小企業等の人事担当者向けのセミナー等を行う ( 委託事業 ) 外国人留学生向け就職支援 産業界等との連携の下 専修学校の外国人留学生を対象とした就職活動事前セミナー 企業合同説明会 インターンシップ等の就職に向けた支援を行う ( 委託事業 ) 専修学校における外国人留学生の受入れを推進

専門学校生の授業料等負担軽減事業 平成 27 年度要求額 :471 百万円 ( 新規 ) 教育振興基本計画 ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 ) ( 抜粋 ) 第 2 部今後 5 年間に実施すべき教育上の方策 17-4 大学 専門学校等に係る教育費負担軽減 意欲と能力のある学生等が経済的理由により修学を断念することなく安心して学べるよう, 授業料減免や学生等に対する奨学金などにより, 大学 短期大学生, 高等専門学校生, 専門学校生等に対する修学支援を推進する 経済財政運営と改革の基本方針 2014( 平成 26 年 6 月 24 日閣議決定 ) ( 抜粋 ) 第 2 章経済再生の進展と中長期の発展に向けた重点課題 1. 女性の活躍 教育再生を始めとする人材力の充実 発揮 (2) 教育再生の実行とスポーツ 文化芸術の振興 ( 教育再生 ) ( 略 ) また 奨学金 授業料減免等の就学支援を推進する さらに 高度な職業教育のための専門学校支援を推進する 事業の目的 概要 経済的理由により修学が困難な私立専門学校の生徒の修学上の経済的負担の軽減を図り 教育の機会均等に寄与するため 私立専門学校が経済的理由により修学が困難な生徒に対して授業料等の一部を減免した場合 国は当該生徒に対し 学校が実施した授業料等減免額を基礎として算定した金額の一部 (2 分の 1 以内 ) を支援する 国の支援の対象となる要件等 (1) 対象となる生徒の範囲 (2) 対象となる生徒が在籍する学校等の範囲 次に掲げるいずれかの世帯の生徒であること 以下を満たす私立専門学校であること 1 生活保護世帯の生徒 1 職業人材の育成を目的とすること 2 ( 世帯年収約 250 万円未満程度 ) 市町村民税所得割非課税世帯の生徒 2 経費の適切な執行が担保されていること等 ( 世帯年収約 270 万円未満程度 ) 3 所得税非課税世帯の生徒 (3) 支援額 ( 世帯年収約 330 万円未満程度 ) 学校の設置者が行った授業料等減免額を基 4 保護者等の倒産 失職などにより家計礎として算定した金額の2 分の1 以内の額 の急変した世帯の生徒ただし 国からの支援額は 学校の設置者が 5 上記 1~4の世帯の生徒に準じる経済減免を行う前の授業料等合計金額の4 分の1 的に困難な生徒を超えないものとする 参考図 生徒にとって減免される額 学校が減免した額の 2 分の 1 以内の額 学校の減免額 国の支援額 生徒の負担額 支援の対象となる経費 専門学校生の修学支援の推進

東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業 ( 前年度予算額 :235 百万円 ) 平成 27 年度要求額 :118 百万円 東日本大震災からの復興の基本方針 ( 平成 23 年 7 月 29 日東日本大震災復興対策本部決定 ) 5 復興施策 (2) 地域における暮らしの再生 4 復興を支える人材の育成 (ⅰ) 被災地における当面の復旧事業に係る人材のニーズや 震災後の産業構造を踏まえ 介護や環境 エネルギー 観光分野等の成長分野における職業訓練の実施や 訓練定員の拡充 産業創出を担う人材の育成等を行う (ⅱ) 被災地において グローバル化や産業の高度化など 地域社会 地元産業のニーズに応え 我が国の復興を牽引する人材を育成するため 大学改革を進めるとともに 大学 高等専門学校 専門学校 高等学校等における先進的な教育の実施や産学官連携の取組みを支援する (ⅲ) 被災地における地域産業の高度化や新産業分野での専門的人材育成に資する実践的なキャリア アップの仕組みや育成プログラムの整備等を推進する (3) 地域経済活動の再生 1 企業 産業 技術等 (Ⅳ) 被災地域の大学 大学病院 高等専門学校 専門学校 公的研究機関 産業の知見や強みを最大限活用し 知と技術革新 ( イノベーション ) の拠点機能を形成することにより 産業集積 新産業の創出及び雇用創出等の取組みを促進する ( 事業の趣旨 ) 震災により大きく変化した被災地 ( 岩手県 宮城県 福島県 ) の人材ニーズに対応し 被災地において復興の即戦力となる専門人材や次代を担う専門人材を育成するとともに その人材の被災地への定着を図るため 専修学校における 専門人材育成のためのカリキュラム 等の開発 実証を行う ( 事業の内容 ) 1. 専修学校における 専門人材育成のためのカリキュラム の開発 実証 被災地でニーズが高い分野 ( 介護 医療情報事務 土木 建築など ) において 専修学校を主体とした産学官による推進協議会を設置し 地域産業の高度化や新産業分野に対応した 専門人材育成のためのカリキュラム の開発 実証を行う 2. 専門高校における 実践的な職業教育推進のためのカリキュラム の開発 実証 被災地の産業や資源を生かした 実践的な職業教育推進のためのカリキュラム の開発 実証を行う 開発にあたっては 産業界の意見を踏まえた学習指導要領にとらわれない教育課程の編成 生徒の本格的な現場実習や企業実習 大学や専修学校 産業界との共同研究等の推進方策を導入する これまでの成果について被災地の専修学校等での活用促進を図るとともに 人材不足が続く分野 ( 医療 介護等 ) の専門人材養成に必要な取組を重点的に支援 被災地の復興を担う専門人材の育成を推進