レガシーシステムを刷新するモダナイゼーションの効果的 / 効率的なアプローチについて 自動マイグレーション サービス i Renaissance のご紹介
自動マイグレーション サービス i Renaissance とは i RenaissanceはRPG/COBOL/CLから 元言語に寄せたJavaへの自動変換 サービスを提供します i Renaissanceは下記の3つフェーズから構成されます 1 アセスメント フェーズ ソースからJavaへ変換が可能かどうかの解析を行う ソース オブジェクト間の整合性チェックを行う Skipか継続かの判定を行う 2 変換実施フェーズ 上記アセスメント フェーズから出力された情報からJavaの変換ならびに 新しいデータベースへの変換を行う 3 テスト フェーズ 5250のオンライン画面に限り 変換前と変換後で動きの差異を取り 自動チェックを行う 詳細は次ページ参照 2 ソリューション ラボ 横浜 株式会社
自動マイグレーション サービス i Renaissance の概要 - i Renaissance によるモダナイゼーション プロセスと機能 アセスメント フェーズ変換実施フェーズテスト フェーズ インサイト機能 コンバーター機能 テストメーカー機能 リソース情報を登録してインサイト機能により アプリケーション リソースを分析し 要 不要リソースの特定や不足リソース ( ソースコードの無いプログラム含 ) の対処を行い リポジトリーを確定させます インサイトで登録された解析情報を基に Line by Line で変換を行います 更にデーターベースコンバータにて OPEN DB への変換も行います 現行 5250 画面動作記録と変換後の Java 画面動作の比較検証を自動で行います 画面動作での差異のエラーポイントを抽出しメッセージ表示します リポジトリーを確実に構築 構成することにより プロジェクト期間中のベースラインを明確にし 変更管理や問題管理を確実なものとします! 多量の本数やステップ数もインサイト解析にて 高速な変換による大幅な時間短縮が見込まれます! 機能の現新比較はツールが自動で実施され キャプチャ取得など人の手間が省略できます! 3
自動マイグレーション サービス i Renaissance の概要 100% のシステム変換 アプリケーションの機能 オペレーティング システムの機能 完全な自動変換 WEBアーキテクチャ どのプラットホームにも制限なしのJava コードと移植可能なXML ハードウェア オペレーティング システム RDBMS アプリケーション サーバーからの独立 AS/400 RPG COBOL 5250 画面 アプリケーションサーバー (WAS 等 ) Java Web ブラウザ DB サーバー DB2 for i DB 4
自動マイグレーション サービス i Renaissance の概要 RPG/COBOL/CL 等のプログラムは Java に変換 画面表示ファイル プリンターファイル等の定義体は XML に変換 5
自動マイグレーション サービス i Renaissance の概要 モダナイゼーション プロジェクトを行う上で 現行業務機能を確実に移行し 成功裏に導くためには 旧言語 (RPG) と新言語 (Java) の技術者の専門的な知識が必要となってきます i Renaissance は 現行の環境 (AS/400) で実行される固有の PG 命令やコマンド等も Java 言語にて実現させることで 新旧言語の技術者が双方で解析し易い変換後環境をご提供します また 現行の環境でのアプリケーション特有の機能要件 ( 帳票スプール機能など ) に関しても 新環境で実現し 旧環境での利便性の継承も意識した変換ソリューションをご提供します i Renaissance 6
i Renaissance の特徴 1. 移行元プログラムのJavaへの変換は完全自動化されている ツールは例外なくソースコードを100%自動変換し 手作業が入り込む余地をなくします 2.リフレッシュ機能がプロジェクト実施中のアプリケーション拡張/修正を可能にしている 追加変換(リフレッシュ)により プロジェクト期間中のプログラムの拡張/修正を可能にしています 3.テストの効率化によるテスト工数の削減が可能な自動テストツールが採用されている テストツールにより 手組みによる開発時のテストよりも非常に効率的なテストを可能にしています 4.変換されたアプリケーションに全ての現行システムの機能が保持されている 現行のアプリケーション機能のオープンの環境における確実な稼動を実現しています 5.ソリューションはエンド ユーザーには見えないので現行と同じまま使い続けられる エンド ユーザーの観点から 現行システムの業務の流れを完全に保持しています 6. 生成されたコードは完全オープンソースでライセンスの必要はない 特定のベンダーに依存したり 継続的にライセンス料が発生しないオープンソースとなっています 7.グローバルで多数の実績がある自動マイグレーションツールが採用されている 多数の実績を持っていることにより 変換精度が高く且つ完成度の高いツールが採用されています 7 ソリューション ラボ 横浜 株式会社
i Renaissance の特徴 - プログラムの仕様変更凍結期間の短縮化 2. リフレッシュ機能がプロジェクト実施中のアプリケーション拡張 / 修正を可能にしている 追加変換 ( リフレッシュ ) により プロジェクト期間中のプログラムの拡張 / 修正を可能にしています アセスメント / プラニング データベース設計 データ移行コンポーネント アプリケーション変換 単体テスト 納品 ソースコード 現資産のダウンロード 現資産の棚卸 現状分析 DB 設計 データ移行 プログラム 変換済プログラム 移行戦略の策定 ファイル 移行対象フェーズ分け 納品 プロジェクト計画立案 納品 リフレッシュ リポジトリー レポート データ移行 & クレンジング ユーザー受入テスト 統合テスト / システムテスト 本番稼動 リフレッシュ機能が長期間のプロジェクトでの業務仕様変更を効果的に吸収します 8
i Renaissance の特徴 - 効率的なテストソリューションの採用 3. テストの効率化によるテスト工数の削減が可能な自動テストツールが採用されている テストツールにより 手組みによる開発時のテストよりも非常に効率的なテストを可能にしています テストプロセスのイメージお客様側作業 SLY 側作業 N 月 N+1 月 N+2 月 N+3 月 N+4 月 N+5 月 納品 アセスメント 変換ルール設計 変換ルール適用 変換実施 単体テスト ユーサ ー受入テスト 統合テスト / システムテスト テスト仕様書作成 現行アプリのテスト プログラム納品後のユーザー受入テストは 自動テストツールを使用して新旧比較テストを行います 変換済みプログラムの納品までに 現行システムに対するテスト仕様書の作成およびテストをお客様に実施していただくことにより 新システムに対するテストを自動テストツールの リプレイ 機能を利用して 効率的に新旧比較テストを実施できます 9
i Renaissance の特徴 - 自動テストツール ( テストメーカー ) の機能 ~ Before( 変換前の RPG) のテスト Record 現行のプログラムを 5250 画面でオペレーションしてテストします この時 Record ボタンを押すことにより テスト手順 テストデータ テスト結果が記録されます 10
i Renaissance の特徴 - 自動テストツール ( テストメーカー ) の機能 ~ After( 変換後の Java) のテスト Play 変換後の Java プログラムが導入された環境に接続します Play ボタンを押すと Before テスト時に記録されたテスト手順がリプレイされ 結果が自動比較されます 11
i Renaissance の特徴 - i Renaissance により生成される Java アプリケーションの特徴 4. 変換されたアプリケーションに全ての現行システムの機能が保持されている 現行のアプリケーション機能のオープンの環境における確実な稼動を実現しています 5. ソリューションはエンド ユーザーには見えないので現行と同じまま使い続けられる エンド ユーザーの観点から 現行システムの業務の流れを完全に保持しています 6. 生成されたコードは完全オープンソースでライセンスの必要はない 特定のベンダーに依存したり 継続的にライセンス料が発生しないオープンソースとなっています i Renaissance QCD の Quality= 確実に稼動するアプリケーションの移行 を実現するとともに可読 保守性があり 且つ将来的に汎用 拡張性がある Java を生成しています 12
13 i Renaissance の特徴 - 工夫された Java アプリケーションの生成 変換の精度を上げ 現行機能を 100% 保持して確実に稼動する Java アプリケーションを生成するため 限りなく元言語に寄せた Java を意図的に生成しています 生成された Java コードは変換がシンプルとなり 読みやすく保守がし易く また変換元言語に比べ大幅にコードの行数が増えないように工夫されています RPG だけでなく CPYF, CRTPFM, ADDLIBLE, MONMSG, OVRDBF などの CL コマンドも変換されます i Renaissance は変換元機能を 100% 移行可能であり そのために必要なコマンドは実装されます 生成された Java アプリケーションのロジックは 元言語のロジックと 1 対 1 に対応させるようにしています このため レガシーのコードに馴染みのある開発者は パラダイムが変わっても何の問題もなくコードを特定して容易に保守することができるようにしています 特定の OS に依存するバイナリコードを含むようなコードではなく Java の言語仕様に則って構築され OS を問わず動作する 100% ピュア Java を生成していますので 他の Java アプリケーションと同じように保守を行い拡張することができます したがって IBM Rational Eclipse Forte などの Java 開発環境が利用可能であり さらに Spring や Hibernate などのグローバル スタンダードなフレームワークやライブラリーも利用できます i Renaissance は サイクルの機能を明示的に表現する Java のクラス / メソッドを使って RPG サイクルを実装しています また データエリア (DTAARA) もデータベース内で SQL を使って実装されます 生成された Java のソースコードは当然のことながら フレームワークならびにライブラリーのソースコードもすべてお客様に提供されるため 本番稼動後のベンダー依存がなく 継続的なライセンス料も不要です