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第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

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スライド 1

地区計画パンフレットP.1

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

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本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

表1-表4-2

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藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

第2章

日本橋・東京駅前地区

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Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

金沢都市計画地区計画の変更

スライド 1

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

地区整備計画書地区整備計画建築物等に関する事項地区の区分 地区の名称地区の面積 建築物等の用途の制限 建築物の敷地面積の最低限度 建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合の最高限度建築物の建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度 壁面の位置の制限 独立住宅地区 A 約 21.9 ha (1) 長屋

都市景観における 屋外広告物に関する ガイドプラン 2017 大阪市

地区 の 区分 名称駅南口西街区地区駅南口東街区地区駅北口駅前広場地区 面積約 2.8 ha 約 0.6 ha 約 1.7 ha 用途地域による用途制限の他に 次の各号に掲げる建築物は 建築し てはならない 地区整備計画 建築物等に関する事項 建築物の 用途の制限 1. 指定道路 1 に面する敷地の

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稲毛海岸5丁目地区

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

(案)

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

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(第14回協議会100630)

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

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区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

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地区区分とまちづくり方針 D

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

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上野原市規則第××号

平井二丁目付近地区のまちづくり 平井二丁目付近地区は JR 平井駅南東部の都市計画道路放射第 15 号線に接し 都市計画道路補助第 120 号線が南北に通るなど 交通利便性が高く 旧中川沿川のうるおいある環境を感じられる地区です しかし 耕地整理により形成された街区内などでは 幅員 4.0m 未満の

地区計画の届出とは

P19-20.ai

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

地区計画の目標 安全な避難経路の確保と地域にふさわしい合理的な土地利用と建替えの誘導を図り 良好な街並みの形成と住 商 工が調和する安全で魅力ある複合市街地の形成を目指します 5 つの地区区分と 6 つの建替えルール ( 地区整備計画 ) 地区の特徴や都市計画に基づき 区域内を5 地区に区分していま

都市計画図 平河町二丁目東部地区(PDF)

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

平成13年度分譲マンションアンケート調査(簡易集計結果)

平井二丁目付近地区地区計画の概要 平井二丁目付近地区地区計画の概要をお示しします 詳しくは 同封の 平井二丁目付近 地区計画書 計画図 をご確認ください 地区計画の区域地区計画の対象区域は 下図のとおりです 平井二丁目付近地区 ( 約 28.6ha) 江戸川区平井一丁目 平井二丁目及び 小松川三丁目

平方・中野久木物流施設地区

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(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

区域の整備 開発及び保全に関する方針 江戸川一丁目地区地区計画 計画書 計画決定 H 江戸川区告示第 433 号 計画変更 H 江戸川区告示第 27 号 計画変更 H 江戸川区告示第 482 号 名称江戸川一丁目地区地区計画 位置 江戸川区江戸川一丁目 江戸

この地域は、旧成田街道の宿場町として、また船橋大神宮の門前町とし

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

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05+説明資料

新しいまちづくりのために

第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

地区区分とまちづくり方針 都市計画に基づいて 次のように地区を 4 つに区分し それぞれの地域特性にあったまちの将来像 やまちづくりの方針を定めています (* ~ 及び は路線名称を示す ) N

公園通り・宇田川周辺地区 地区計画

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

印西都市計画地区計画の変更 ( 印西市決定 ) 都市計画滝野地区地区計画を次のように変更する 名称滝野地区地区計画 位 置 印西市滝字新野及び字大割 滝野一丁目 滝野二丁目 滝野四丁目 滝野五丁目 滝野六丁目及び滝野七丁目の全部の区域並びに滝字大門及び滝野三丁目の各一部の区域 面積約 56.3 ha

練馬区まちづくり条例運用報告書

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() 土地の総面積 利用目的別面積 所有する土地の面積は 最小で 90 m 最大で,400m であり 00~400 m との回答が最も多い 駐車場としての利用では 月極駐車場が 309 台分 日貸駐車場では 5 台分となっている 所有する総面積 00m以下 m未満 m未満

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

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地 区 区 分 と ま ち づ くり 方 針 都市計画に基づいて 次のように地区を8つに区分し それぞれの地域特性に合ったまちの 将来像やまちづくりの方針を定めています 複合住宅地区 A 1 4 複合住宅地区 B 広域避難場所周辺として 地区 内建築物の不燃化を促進し 住 宅 工業の調和した良好な中

市原都市計画地区地区計画の変更(市原市決定)

絶対高さ制限を定める高度地区についてのQ&A

~ 災害に強く 安全で安心して住み続けられるまちの実現に向けて ~ 荒川二 四 七丁目地区地区計画 ( 平成 30 年 4 月 1 日変更 ) 道路 公園などの地区施設や地区にふさわしい建築物の用途 形態などを定めることにより 地区の特性に合わせたきめ細やかなまちづくりを実現するための都市計画制度で

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目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

防犯灯 防犯カメラと併せて設置し 次の1~3すべてに該当する防犯灯が補助対象となります 1 防犯カメラの視認性を向上させる照度 ( 防犯カメラから4メートル先の歩行者の行動などが認識できる明るさがあること 0.24ルクス以上 ) を確保できるもの 2 防犯カメラと同一の支柱に設置 3 光源を防犯カメ

大阪市再開発地区計画にかかる

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

甲府市では 風致地区条例の運用基準や地区別景観計画の中でマンセル値により色彩の基準を設けています これは まちなみにおける色彩が景観形成の上で重要な要素になっており 美しいまちなみをつくるためには 個々の建築物や工作物の色彩が互いに秩序を持った関係で構成されていることが大切だからです この解説は 用

緑ヶ丘地地計画 ( 前項つづき ) 地 計 画 地施設の設置及び規模 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地名称の分建築物の用途の制限 緑地広場歩道状空地行政センター地 ( A) 面積約 2,000 m2 計画図表示のとおり 面積約 150 m2 計画図表示のとおり 幅員 2m 延長約 290m

第 1 ガイドライン策定の目的及び対象 1 ガイドライン策定の目的美濃加茂市では犯罪のない安全で安心できる住みよい地域社会を実現するため 平成 21 年 10 月に 美濃加茂市防犯活動推進条例 を施行するとともに 同条例に基づく防犯計画を策定し 市民 事業者及び市が一体となって 犯罪のないまちづくり

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

Microsoft Word - 景観計画 docx

地区の細区分 1 流通 業務地区 2 都市型居住地区 地区 建築物 建築物等の高さの最高限度 建築物等の高さの最高限度は 15mとする ただし 敷地面積が1,000m2以上あり かつ金沢市景観審議会において都市景観上支障がないと認められた場合は 25mとする 整備計画 等に関する事項 建築物等の形態

[目 的]

★0-2_配付資料表紙.doc

(案)

やめて 沿道周辺の閑静な住宅を守り育てることを目標の一つとし 地区幹線道路沿道にふさわしい街並み形成をめざすために時間をかけて考え直してほしい (7) 地区計画の目標に 具体的にみどりの数値や古くからの街並みなどの景観を大事にすることなど踏み込んだ記述にすることを求める (8) 大型車の流入による大


Taro-03_H3009_ただし書同意基準

Transcription:

議題 (1) 元町自治運営会 ( 元町町づくり協定 ) 協同組合元町エスエス会 ( 元町通り街づくり協定 ) 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート ( 元町仲通り地区街づくり協定 ) の組織認定 ルール認定について H21.07.29 都市整備局都市再生推進課 1 元町地区のまちづくりの歩み 元町地区は横浜開港以来 居留地の外国人が利用する商店街として発展し 現在も横浜のファッション文化を代表する街として 全国にその名を知られています 高度経済成長期には車での買い物客が急増し 歩行者空間の確保に対処するため 昭和 30 年 元町通りにおいて壁面線の指定を行い 各店舗の努力によって建物 1 階部分に連続した歩道空間を整備しました 昭和 60 年頃 一方通行である車道幅員を8mから 5.5mに縮小し 壁面後退部分と合わせて両側に3mの歩道空間を確保するとともに 車道を蛇行させ 車道両側に路上駐車帯 ( パーキングメーター方式 ) を設置しました さらに 電柱を撤去し 歩道下部に共同溝を設置しました 平成 15 年頃 元町通りにおいて横浜市ライブタウン整備事業による街路整備を行い 車道改修 スクエア整備 ボラードの整備などを行いました 二期工事では 車道改修 キャノピー設置 クロスポイントサインなどの整備を行いました 平成 18 年頃には 元町仲通りにおいてライブタウン整備事業による同様の街路整備を行いました 一方 元町らしい魅力的な街並みと活発なまちづくり活動の推進を目指して 昭和 60 年に 元町街づくり協定 が施行されました その後 平成 11 年には 元町仲通り街並み誘導地区地区計画 が決定 平成 15 年には 元町地区地区計画 の決定 元町仲通り街並み誘導地区地区計画 の一部を変更しました これら地区計画を補完するため 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 の一部見直し 元町町づくり協定 を決定しました 各組織においてまちづくりのルールを運用してきましたが 主に外壁の色彩やデザイン 看板の大きさ等について 数値などによる明確な基準がないために 多様な素材やデザインを提案する建築主やテナントとの対応が複雑化しているという課題がありました また 各まちづくり協定は地区独自で運用する紳士的な協定であり その担保性についても課題があり 横浜市地域まちづくり推進条例によるルール認定についても まちづくり協定の見直しを機に検討を進めることになりました 1

2 ルール認定 組織認定の概要 別添 : 重ね区域図資料 -8( P.122) (A) 元町町づくり協定 ( 住む人のルール ) の主な内容策定 運用元町自治運営会 別添: 元町町づくり協定資料 -1-1( P.13 ) 別添: 区域図資料 -6-1( P.61) ( 協定の経緯 ) 平成 16 年 1 月 1 日施行平成 21 年 5 月 30 日一部改正 ( 主な改正点 ) 理念第 4 町づくりの運用等について ( 町内会への加入 ) (1) 事前の届出工事などに入る場合には 事前に届出を要する (2) 協定の主な内容建築物の用途 ( マンション等には集合ポスト ごみ収集所の確保 立体駐車場は2 層までに制限 ) (1) 1 建築物の形態 意匠 ( 外壁 屋根のデザイン 色彩は周辺と調和 ) (2) 2 看板 広告物等 ( 屋上等に看板を設置することを制限 )(3) 3 ソフト面での協力など 町づくりの推進 (6) ごみの処理 ( 家庭ごみ )(7) 街路 建物の美化 (8) ペットの飼育 世話 (9) 空き地の維持管理 (12) 防災 (13) (3) 運営組織元町自治運営会 会長杉島和三郎 別添: 資料 -5 1 ( P.30) ( 会員数 :554 対象数 :697 80%) (B) 元町通り街づくり協定 ( 商う人のルール ) の主な内容策定 運用協同組合元町エスエス会 別添: 元町通り街づくり協定資料 -1 2 ( P.14) 別添: 区域図資料 -6-2( P.98) ( 協定の経緯 ) 昭和 60 年 8 月 10 日元町街づくり協定締結平成 15 年 11 月 21 日元町通り街づくり協定と名称変更平成 16 年 1 月 1 日より施行平成 21 年 5 月 26 日一部改正 ( 主な改正点 ) 理念第 4 適用区域及び対象 ( 組合への加入 ) 2

本文建築物の形態 意匠について ( 店舗入口の位置 外壁の材質 基調色の色彩など ) 看板 広告物等について ( 設置位置毎の形状 色 照明方法の制限の大きさなど ) (1) 事前の届出工事などに入る場合には 事前に届出を要する (2) 協定の主な内容 1 建築物の用途 ( ホテル 旅館等の風俗営業等の出店は認めない 元町通りに面する1 階部分は駐車場 駐輪場 車路の設置を認めない ) (1) 2 建築物の形態 意匠 ( 連続した軒下空間の確保 店舗入口の位置 外壁の材質 基調色等 ) (2) 3 看板 広告物等 ( 設置位置毎の形状 色 照明方法の制限 ) (3) 4ソフト面での協力など 民地歩道上等の使い方のルール 客寄せ販売の禁止 街路での荷捌き ごみの処理等 (5) 営業時間 定休日等 (7) 街づくり推進の協力 (8) (3) 運営組織協同組合元町エスエス会 理事長北村宏 別添: 資料 -5 2 ( P.77) ( 組合員数 :238 対象数 :247 97%) (C) 元町仲通り地区街づくり協定 ( 商う人のルール ) の主な内容策定 運用商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート 別添: 元町仲通り地区街づくり協定資料 -1 3 ( P.17) 別添: 区域図資料 -6-3( P.114) ( 協定の経緯 ) 平成 11 年 5 月 26 日元町仲通り街づくり協定施行平成 15 年 11 月 20 日一部改正 平成 16 年 1 月 1 日より施行平成 17 年 5 月 30 日一部改正平成 20 年 5 月 27 日一部改正平成 21 年 5 月 26 日一部改正 ( 主な改正点 ) 理念第 4 適用区域及び対象 ( 組合への加入 ) 本文建築物の建物の形態 意匠について ( 店舗入口の位置 外壁の基調色の色彩など ) 看板 広告物等について ( 設置位置毎の形状 色 照明方法の制限など ) (1) 事前の届出工事などに入る場合には 事前に届出を要する (2) 協定の主な内容 1 建築物の用途 ( 物販 飲食 サービス店舗を原則とする 風俗営業等の出 3

店は認めない ) (1) 2 建築物の形態 意匠 ( 壁面を揃え 連続した歩道空間のため 元町通り側 1.5m 以上 山手側 1.0m 以上の壁面後退を行う 店舗入口の位置 外壁 の基調色の色彩 ) (2) 3 看板 広告物等 ( 設置位置毎の形状 色 照明方法の制限 ) (3) 4ソフト面での協力など 迷惑行為の禁止等 (8) 営業時間 定休日 深夜営業 (9) 店づくりの方針 (10) (11) (12) イベントの参加 (15) 車両の安全性の確保等 荷捌きの方法 (19) ごみ処理 ( 事業系ごみ ) (20) (3) 運営組織 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート 理事長打木徹 別添: 資料 -5 3 ( P.110) ( 組合員数 :173 対象数 :204 85%) 3 各まちづくり協定の改正経緯 別添: 資料 -3( P.25) 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 20 年 7 月元町地区街並み実態調査 元町通り沿道建物の現状調査 8 月 元町地区街づくり協定等見 地域まちづくり推進条例の概要 直しに関わる勉強会 ( 以下 建物の現状調査の報告 勉強会 )[ 第 1 回 ] 現況に対する問題点に対する意見交換 9 月 勉強会 [ 第 2 回 ] 他地区の事例紹介 望ましい街並み誘導の考え方 街並み誘導の体制づくり 10 月 勉強会 [ 第 3 回 ] まちづくり協定文の見直し案について 11 月 勉強会 [ 第 4 回 ] まちづくり協定文の見直し案について 12 月 勉強会 [ 第 5 回 ] まちづくり協定文の見直し案について アンケート調査について 21 年 1 月まちづくり協定等の見直し アンケート配布 関するアンケート調査 2 月 勉強会 [ 第 6 回 ] アンケート集計結果について 3 月 勉強会 [ 第 7 回 ] 説明会の開催について 3 月 元町地区の まちづくり協 まちづくり協定見直し案検討の経緯 定 等の見直しに関わる説 まちづくり協定見直し案の説明 明会 [ 第 1~3 回 ] 地域まちづくり推進条例の概要 4

4 月 勉強会 [ 第 8 回 ] ルールブック改訂案について 4 月 勉強会 [ 第 9 回 ] ルールブック改訂案について ルールブック運用補助マニュアルの作成について 5 月 元町自治運営会総会 元町町づくり協定 改訂案決議 5 月 元町クラフトマンシッフ ストリート 元町仲通り地区街づくり協定 改訂案決議 総会 5 月 元町エスエス会総会 元町通り街づくり協定 改訂案決議 6 月 勉強会 [ 第 10 回 ] ルールブックのまとめ 6 月 HP による協定一般公開 http://www.motomachi.or.jp/html/about/rule.html 4 組織認定における認定基準等への整合について (1) 団体が地域住民等で構成されていること 元町自治運営会について ( 地元の自治会であり 地域住民を中心に構成された団体です 会員数 :554) 協同組合元町エスエス会 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリートについて ( 商店街組織であるため 地区内の商業者及び事業者で構成されています ) 協同組合元町エスエス会組合員 :238 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート組合員 :173 (2) 地域の多数の支持を得ていること上記の通り それぞれの地区内の住民 商業者及び事業者の多数が参加するまちづくりに留まらない地域を代表する組織といえます まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) の長年の運用実績があり これまでの運用に関する反対意見はありません また まちづくり協定の改正内容については 以下の通り地域住民及び地区内の商業者 事業者に対して周知を行いました 平成 21 年 5 月に行われた各組織の総会において 組織認定について説明し 議案として諮り多数の支持を得ています また 各組織の会員以外には 組織認定の資料を配付や 掲示板での周知などを行いました これ以降 まちづくり協定に対する反対意見は寄せられていません まちづくり協定に関するアンケートの実施 別添 : 資料 -7( P.115) まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) 等の見直しに関わる説明会の実施 別添: 資料 -7( P.120) 平成 21 年 3 月 25 日 28 日 3 回開催 ( 参加人数 : 合計 45 名 ) 全戸数に説明資料を送付し 組織認定に関わる周知を行いました まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) 等の見直しに関わる各組織の総会での決定元町自治運営会 5

平成 21 年 5 月 30 日 ( 会員数 :554 名同意者数 :467 名 85%) 協同組合元町エスエス会平成 21 年 5 月 27 日 ( 会員数 :247 名同意者数 :185 名 75%) 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート平成 21 年 5 月 26 日 ( 会員数 :173 名同意者数 :126 名 73%) (3) 具体的継続的な活動の計画が策定されていること地域まちづくりルールに係る活動計画書 資料-2( P.24) (4) 代表者 事務局の所在地 意思決定の方法が定められていること元町町づくり協定代表者は定款第 11 条で 事務局の所在は定款第 1 条で 意思決定の方法は定款第 1 6 条から第 18 条までに定められています 資料-4-1 ( P.27) 元町通り街づくり協定代表者は定款第 27 条で 事務局の所在は定款第 4 条で 意思決定の方法は定款第 3 4 条から第 48 条までに定められています 資料-4-2 ( P.64) 元町仲通り地区街づくり協定代表者は定款第 24 条で 事務局の所在は定款第 4 条で 意思決定の方法は定款第 3 2 条から第 41 条までに定められています 資料-4-3 ( P.101) 組織認定の考え方 ( 案 ) 元町自治運営会 協同組合元町エスエス会 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート を組織認定する 5 ルール認定における認定基準等への整合について (1) 地域の多数の支持を得ていること各まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) は 地域の大多数の住民 商業者及び事業者が加入する組織を中心に案の検討や合意形成を図り 会員以外の土地所有者等への周知も行った上で それぞれ平成 16 年 昭和 60 年 平成 11 年に策定されたものです 策定されてから長年の運用実績がありますが これまでの運用に関する反対意見はありません また まちづくり協定の内容については 以下の通り地域住民及び地区内の商業者 事業者に対して周知を行いました 平成 21 年 5 月に行われた各組織の総会において まちづくり協定内容について説明し 議案として諮り多数の支持を得ています また 各組織の会員以外には まちづくり協定の資料を配付や 掲示板での周知などを行いました これ以降 まちづくり協定に対する反対意見は寄せられていません まちづくり協定に関するアンケートの実施 資料 -7 ( P.115) 6

まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) 等の見直しに関わる説明会の実施 資料-7 ( P.120) 平成 21 年 3 月 25 日 28 日 3 回開催 ( 参加人数 : 合計 45 名 ) 全戸数に説明資料を送付し まちづくり協定に関わる周知を行いました まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) 等の見直しに関わる各組織の総会元町自治運営会平成 21 年 5 月 30 日 ( 会員数 :554 名同意者数 :467 名 85%) 協同組合元町エスエス会平成 21 年 5 月 27 日 ( 会員数 :247 名同意者数 :185 名 75%) 商店街振興組合元町クラフトマンシッフ ストリート平成 21 年 5 月 26 日 ( 会員数 :173 名同意者数 :126 名 73%) (2) 建築等に関する制限が合理的に必要と認められる限度において定められていること 1 用途の制限については 都市計画法に基づく 元町仲通り街並み誘導地区地区計画 ( 平成 11 年 1 月決定 平成 15 年 1 月 15 日変更 ) 元町地区地区計画 ( 平成 15 年 1 月決定 ) において横浜市が制限を付しています この地区計画の制限に加え きめ細かく地元でルールを決めています ( 元町通り街づくり協定 元町仲通り街づくり協定 ) 2 建物の壁面後退については 順次後退整備されており 地権者には同意が得られていると考えられます ( 元町通り街づくり協定 元町仲通り街づくり協定 ) 3 看板 広告物等については ルールの中で具体例を定め 通りとして統一感が出せるものとしており 周囲と調和することで地権者には同意が得られていると考えます ( 元町通り街づくり協定 元町仲通り街づくり協定 ) (3) 地域まちづくり組織において その遵守を諮るための措置を主体的に講ずることが出来る内容であること 1まちづくり協定 ( 元町町づくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 ) の審査機関として 元町自治運営会 協同組合元町エスエス会 商店街振興組合元町クラフトマンシップ ストリートの各団体でこれまでも運用実績があります また 各団体によって構成された 元町まちづくり協議会 を組織しており 各まちづくり協定の調整を図っています 2まちづくり協定の制限内容についても 自主的な審査ができる内容となっています 3これまでも まちづくり協定 の協議手続きに際して横浜市と連携を諮るなど まちづくり相談窓口としての役割を充分に果たしています ルール認定の考え方 ( 案 ) 元町町まちづくり協定 元町通り街づくり協定 元町仲通り地区街づくり協定 を地域まちづくりルールとして認定する 7