大会諸注意 平成 24 年 一般社団法人東京都ボート協会
審判長注意 1. 本大会は ( 社 ) 日本ボート協会 競漕規則 ( 平成 21 年 6 月 1 日改正 ) に則って実施されるが 大会毎の要項による部分があるので 注意のこと 必要に応じて掲示板などに通知される 2. 選手は自己の責任において体調を万全に整えてレースに臨むこと 気分がすぐれないときは レース前 レース後を問わず 最寄りの審判員に申し出ること 給水にも気を配り 熱中症などにならないように特に注意すること 3. 一旦レースに出漕した後は クルーのメンバーを変更することは出来ない ( 競漕規則第 2 8 条 ) 但し 急病 負傷等の特別な理由があるときは 変更の可否を競漕委員会が判断する 医師の診断書等特別な理由を証明する書類を添えて願い出ること 4. 棄権届は 当該レースの発艇定刻の1 時間前までに責任のある者の署名ある文書によって競漕委員会に届け出なければならない また 一度提出した棄権届は取消を認めないので 十分注意をすること ( 競漕規則第 29 条 ) 無届で棄権をした場合 当該団体に対して 以後の大会への出漕制限等の処分を行なうことがある メンバー変更は 予選に出漕する前に 要項に定めのある場合はその範囲で 無い場合は同一団体に選手登録されている者であれば認める 変更をする場合は当該予選の発艇定刻の1 時間前までに 競漕委員会に メンバー変更届 を提出すること その他 シート変更届 ( メンバーの交代を伴わないもの ) ブレード変更 不統一願い 服装不統一願い等の書類はいずれも当該レースの発艇定刻 1 時間前までに提出し 受理されなければならない 5. 安全が全てに優先するというボート競技の原点に立ち 競技大会によっては 救命具不携帯が確認された時は失格 または除外となる場合があるので 大会毎の要項又は審判長注意事項を必ず確認すること 特に指定が無い場合も含めて 基本は自己の責任 としての認識が必要である 6. 服装は統一されたものであること 統一された服装 のことを ユニフォーム という 靴下を除き 帽子 アンダーシャツ タイツ等を含め着用するもの全てが服装の範囲となり 統一されている必要がある 帽子やはちまきの着用 不着用の統一の必要はないが 着用するものは その帽子等は統一すること 7. コース内の航行規則は別掲の通り 熟読の上遵守すること 航行規則に違反した場合 警告を与え 一度の不正スタートがあれば除外とすることがある 競漕水域では回漕中には 他艇を追い越すときを除き6レーンに進入してはならない 他艇を追い越す時は 6レーンを使用したレースがあるので 前方を充分注意すること また レースとすれ違う際は100m 以上手前より停止して レースの通過を待つこと 回漕レーンにおいて 後続の艇を待たせて分漕をしたり ストレッチャーの調整等を行なったりしているクルーを見かけるが レースとすれ違う場合を除き 回漕レーンでは停止せずに スタート地点に向かうこと 8. 出漕クルーは 発艇定刻 2 分前までに発艇できる体勢を整えておくこと ( 競漕規則第 34 条 ) 遅れて到着したクルー 未熟でスティクボートに着けられないクルーを棄権又は除
外として発艇することがある 9. 故障その他の事由で止むを得ず発艇定刻に遅れる場合は 速やかに最寄りの審判員に申し出ること 事情を考慮の上 1レース分に限り発艇定刻を繰り下げる措置をとることがある 修理等に要する時間が1レース分を超える場合は 理由にかかわらず棄権扱いとなるので 普段から故障等の無いよう 艇を整備しておくこと ( 過去の事例として 遅れの理由が 救命具を取りに帰るため だったケースがあったが このような場合は発艇定刻の変更は行なわない ) 10. 現行の競漕規則では発艇時の号令は次のようになっている コースへの進入ができるようになったら クルー名の読み上げとレーンの指定を行なう レーンを指定されるまでコースに進入してはならない 分読みは 発艇定刻までの残り時間 ( 分 ) を英語で読み上げる ( Five minutes, F our minutes 等 ) 発艇定刻 2 分前 ( Two minutes ) の後 発艇できる状況になったら ロールコール ( 点呼 1レーンから順にクルー名を読み上げていく ) を開始する 発艇猶予を求める挙手は認められない 各クルーは発艇定刻 2 分前までに服装を揃える ネジを締め直す等の準備を完了し ロールコールが開始されたら いつでも発艇できるように艇の方向を定めるようにしなければならない < 旗による場合 > アテンション の予令の後 赤旗を掲げる 発艇の合図は ゴー の号令と同時に赤旗を振り下ろす ( 競漕規則第 36 条 ) まれに号令が聞こえない場合があるので 旗の動きを見てスタートすること < 電気式よる場合 > アテンション の予令の後 発艇合図の赤ランプを点灯する 発艇の合図はブザーを鳴らすと同時に発艇合図信号を赤から緑に変える ( 競漕規則第 36 条 ) まれにブザーが聞こえない場合があるので 信号をよく見てスタートすること 明瞭な間 ( 不定の間隔 ) をおいて発艇合図信号のランプが赤から緑に変わる この時同時にブザー音が鳴る 各クルーは緑ランプの点灯と共にスタートすること 11. 発艇の合図にもかかわらず発艇しなかった場合は失格となる 12. 発艇区域 ( スタート~100m 地点までの区域 ) において艇 オールの故障が発生した場合はレースを止め 再スタートを行なう ( 競漕規則第 45 条 ) 上記の場合 故障の発生したクルーははっきりと挙手をして審判員に知らせること 艇 オールの故障以外の理由 ( シートを外した ハラキリをした 単に漕ぎにくい等 ) でレースを止めるに至った場合 除外の対象となるので注意をすること 13. 同一の競漕 ( 組 ) に同一団体から複数のクルーが出場している場合 そのうちのいずれか 1 艇が 悪意で 他の団体の艇に接触 あるいは妨害したとみなしたとき 当該団体のすべてのクルーを除外とするので注意すること ( 競漕規則 39 条 2 項 ) 14. ゴール後は 全クルーがゴールし 白旗が挙がるまでその場で待機をすること アピールがある場合は白旗が挙がる前に審判員に申告すること 白旗は 通常主審が挙げるが 主審艇のつかない場合は判定所の審判員が挙げるので ゴール後は判定所にも注意をするこ
と 競漕中に何らかの問題があった場合は赤旗が挙がる その場合 除外 失格 再レース等の判定結果を改めて通知するので 審判員の指示に従うこと 15. ゴール後 暑いからといって上半身裸になる選手を見かけるが これは厳に禁ずる 上陸後も裸で歩き回らないこと 16. レース時に限り 艇内への無線通信機器の持ち込みは禁止されている ( 競漕規則第 59 条 ) 携帯電話は無線通信機器に該当するので注意すること 違反した場合は失格となる 17. レース間隔が短いとき 主審艇をつけないことがある その場合でも 各クルーは自己のレーンを守り 接触 妨害等の無いよう 十分注意すること 途中棄権 除外 失格の意昧 途中棄権 沈 故障等 何らかのトラブルによって漕了できなかった場合をいう ペナルティではないが 順位は付かず 以後のレース ( 敗者復活 順位決定等 ) に出漕できなくなる 除外 何らかの規則違反により 当該レースから除かれること ( 例 : 救命具不携帯 2 度の不正スタート 接触 妨害 ゴール時に舵手が乗っていない等 ) 除外となっても そのレースを漕ぐことができる場合 ( 予選 準決勝等 そのレースで最下位となっても次のラウンドのレース すなわち敗者復活 順位決定に進めるとき ) とできない場合 ( 決勝 順位決定等 次のラウンドのレースがないとき ) がある 漕ぐことができる場合 漕了すると最下位扱いとなる 失格 何らかの規則違反により 当該大会から除かれること 当該大会の以後のレースには出漕できない ( 例 : 無断での選手交代 携帯電話その他の無線通信機器の艇内持ち込み 正常でない競漕速度で漕いだ等 ) その他 除外 失格以外に出漕できない例として以下のような場合がある トップボールがない レーンプレートが正しく取り付けられていない スタート時に選手が揃っていない等
大会中の練習水域 ( 戸田における 1,000m 競漕時 ) 練習水域 Lane レース水域 1 2 S G 発 3 T O ブイ 侵入禁止 艇 台 4 ブイ 5 A R レース艇 A L 6 T ( 回漕レーン ) 500m 1000m 1500m 2000m 線審 判定 侵入禁止区域 本部 安全の為 レース後のコース内でのクールダウンはご遠慮ください 回漕クルーは レース艇の 100 メートル手前で停止し 波を立てない様にしてください 練習水域は大変込み合います 安全には充分に注意してください レース終了後 暫くは水路作業をしている恐れがあります 安全の為 コース開放の放送があるまでコースには出ないようにして下さい
平成 24 年 5 月 31 日一般社団法人東京都ボート協会 150-8050 東京都渋谷区神南 1-1-1 岸記念体育会館内 TEL: 03-3481-2328 FAX: 03-3481-2552 e-mail: info@tara.or.jp