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Transcription:

目的別マニュアル [ 図面編集編 ]

目次 加筆修正 - 生成した図面の加筆 専用加筆修正と D 汎用機能 加筆するときの注意点 専用コマンドを使って加筆する 汎用コマンドを使って加筆する 5 - 生成した図面の編集 7 5 印刷 用紙を印刷するには 用紙の大きさに合わせて縮小印刷するには 連続印刷するには 6 汎用データ化 図面を汎用データ化するには オブジェクトのプロパティを変更するには 7 オブジェクトの編集を専用加筆に反映するには 7 専用加筆の文字列を編集するには 7 オブジェクトの要素を個別に編集するには 8 表を編集するには 8 編集後の図面の再作成 9 - 図面整合チェック 9 モデルの変更に伴う図面の整合を確認するには 9 マーキングされた図面を再作成するには 0 - 部分的な再作成 モデル変更箇所を部分的に再作成するには オブジェクトの要素について - 編集箇所のロック 保護したい部分をロックするには ロックデータを含む図面を再作成するには 部分詳細 納まり図などの配置 部分図を配置するには 図面構成の調整 6 - 図面の移動 6 図面を用紙間で移動するには 6 図面の位置を合わせるには 7 - 用紙の編集 8 他のファイルから用紙を合成するには 8 用紙の名称 番号を整えるには 9 用紙グループを作成するには 0 用紙の順番を整えるには

加筆修正 加筆修正 ここでは 図面を加筆修正する操作や注意点について解説します - 生成した図面の加筆 専用加筆修正と D 汎用機能 加筆に使用するコマンドは 専用コマンド :[ 図面 ] タブ (GLOOBE シートの場合は [ ホーム ] タブ ) の [ 専用加筆修正 ] グループのコマンド 汎用コマンド :[CAD 編集 ] タブの 主に [ 点 線 塗り ]~[ 付記 ] グループのコマンド の 種類があります 加筆するときの注意点 クリック 専用コマンド 汎用コマンドのどちらを使用す る場合も 必ず加筆する図面をアクティブにし てから操作します 図面のダブルクリックでもアクティブにできる アクティブにすると 加筆したデータはアクティブにした図面に属し 図面の移動や縮尺変更などに追従します 例えば 汎用データ ( 赤字部分 ) を入力後に図面を移動したとき 次のような違いがあります どの図面に属するか判別するには [ 表示 ] グループの [ 要素 ] を アクティブ図面 に変更すると データがどの 図面に属しているか判別できます [ 用紙全体 ] で入力 追従しない 図面をアクティブにして入力 追従する

加筆修正 専用コマンドを使って加筆する 専用加筆修正コマンドを使用して 引出線や表を入力してみましょう プロパティ引出線を入力する 加筆修正したい図面をアクティブにします [ 引出線 ] をクリックします 引出線を表示するオブジェクト ( 対象要素 ) テンプレートを選択します [ 対象をロックオン ] が ON の場合 引出線の入力時に対象になるオブジェクトを固定することができます 5 オブジェクトをクリックします 引出線の始点 終点 文字列の方向の順にク リックします オブジェクトのプロパティ情報を取り込んで 引出線が作図されます 詳しい解説や 他の専用加筆修正コマンドについては ヘルプ リファレンスガイド を参照してください 入力した引出線を選択すると 右図のようにプロパティが表示されます スペース面積表を入力する 加筆修正したい図面をアクティブにします [ スペース面積表 ( 図面指定 )] をクリックします 作表する面積の分類を選択します 図面上で 作表するスペースがすべて含まれ るように範囲を指定します ダイアログで面積 表記 丸めなどを確認し て [ OK] をクリックします 表の配置位置をクリックします 入力した表はプロパティの [ 編集 ] から編集で きます P.8 表を編集するには 参照 6 5

加筆修正 汎用コマンドを使って加筆する 汎用コマンドを使用して 引出線や表を入力し てみましょう 引出線を入力する 加筆修正したい図面をアクティブにします [CAD 編集 ] タブの [ 引出線 ] をクリックし ます [ ] の部分をクリックすると [ 引出連続線 ] や [ 複数段引出線 ] を選択できます 5 レイヤ 線幅 線種 線色を設定します 引出線の文字列を入力します 引出線の始点 終点 文字列の方向の順にクリックします 入力した引出線を選択すると 下図のようにプロ パティが表示されます 表を入力する 加筆修正したい図面をアクティブにします [CAD 編集 ] タブの [ 表 ] をクリックします レイヤ 線幅 線種 線色を設定します [ 詳細 ] をクリックします 行数 列数を指定し 各セルの大きさやテキスト内容などを設定して [OK] をクリック します 表の配置位置をクリックします 6 入力した表を選択すると 下図のようにプロパティ が表示され [ 詳細 ] で表を編集できます 5 Microsoft Excel のデータをインポートして 表として配置することもできます 5

加筆修正 補足汎用コマンドの [ 多角 ] と [ 塗り ] ここでは 汎用コマンドの中でも違いがわかりづらい [ 多角 ] と [ 塗り ] について解説します その他の汎用コマンドについては ヘルプ リファレンスガイド を参照してください [ 多角 ] 多角形の枠線を入力します 個々の線分または円弧がグループ化された状態で入力されます [ 塗り ] 多角形の領域を入力します [ 塗りつぶし ] をクリックすると 領域内を塗りつぶしやハッチングで描画したり 画像ファイルを貼り付けたりできます 枠線は 枠全体で つのデータになります なし単色グラデーションテクスチャパターンシンボルライン 領域を塗りつぶさず 枠線だけを入力します 領域を単色で塗りつぶします 指定した 色で 領域にグラデーションをかけます 画像ファイルを指定して 領域内に配置します 領域内にハッチングを描画します [ ハッチ編集 ] メニューの [ シンボル登録 ] で登録したシンボルを領域内にピッチ配置します 線分を組み合わせて任意にハッチングパターンを設定し 領域内に描画します 詳しくは ヘルプ リファレンスガイド を参照してください 6

加筆修正 - 生成した図面の編集 オブジェクトのプロパティを変更するには 編集する図面をアクティブにします [ グループ選択 ] を ON にします オブジェクトをクリックすると プロパティが表示されます プロパティを変更後に [ 適用 ] をクリックすると 変更が図面およびモデルデータに反映されます プロパティの変更はモデルデータに連動しますが オブジェクトの編集 ( 移動 削除など ) は図面のみでモデルデータには連動しません オブジェクトの編集を専用加筆に反映するには オブジェクトのプロパティを変更した場合に 配置済みの引出線や面積表などに変更内容を反映させるには 次のように操作します [ 整合 ] をクリックします 整合の対象とする要素を ON にします 整合したい専用加筆がすべて含まれるように範囲を指定します 専用加筆の内容が更新されます 専用加筆の文字列を編集するには プロパティ引出線 ラベルなどの項目文字や 面積表 凡例表などのセルの文字列を編集したい場合は 次のように操作します [ 文字編集 ] をクリックします 専用加筆の文字列をクリックします 文字列を編集して [OK] をクリックします 文字列が書き変わります 7

加筆修正 オブジェクトの要素を個別に編集するには 編集する図面をアクティブにします [ 選択 ] を ON にします オブジェクトをクリックすると 選んだ要素のレイヤやペンなどが表示されます ペンなどの変更や移動などの編集を行います 要素の編集はモデルデータに連動しません また ロックをせずに [ 図面再作成 ] を行うと要素の編集は初期化されます (P. 参照 ) クリップ領域について 建具や AM 部品などのオブジェクトは 線分の他に クリップ領域 という塗りつぶし領域 ( 種別 : 穴あき複合曲線 ) を持っています 建具による壁の開口や AM 部品による床仕上のハッチングくり抜きなどは このクリップ領域によって表現しています オブジェクトの要素編集により クリップ領域の表示順が上になった場合などは [CAD 編集 ] タブの [ 表示順 ] で調整してください クリップ領域 表を編集するには 配置した面積表や凡例表などの内容を変更し たい場合は 次のように操作します 表を配置した図面をアクティブにします 表を選択します [ 編集 ] をクリックします [ 表編集 ] ダイアログが開きます 内容を変更して [OK] をクリックします セルデータ編集 セル内のデータを編集します [ 表編集 ] ダイアログを開いたときは このコマンドを実行中の状態です 挿入削除結合書式 行挿入列挿入行削除列削除セルの結合セル結合の解除行の高さ列の幅書式設定 選択したセルの上に新しく行を追加します 選択したセルの左側に新しく列を追加します 選択したセルの行を削除します 選択したセルの列を削除します 選択したセルを結合して つのセルにします 選択したセルの結合を解除します 選択したセルの行の高さを変更します 選択したセルの列の幅を変更します セル内のテキストの配置位置やフォント セルの罫線や背景色などを変更します 8

編集後の図面の再作成 編集後の図面の再作成 ここでは 図面を作成後にモデルデータの変更があった場合の操作について解説します - 図面整合チェック モデルの変更に伴う図面の整合を確認するには [ ホーム ] タブをクリックして [ 図面作成 ] メニューから [ 図面整合チェック ] を選びます [ 不整合図面確認画面を開きます ] が ON であることを確認して [OK] をクリックします [ 図面整合チェック ] 画面が開き 変更が必要な図面に赤枠が表示されます [ 図面更新 ] をクリックします [ 図面再作成 ] ダイアログで処理を選択して [OK] をクリックします 不整合図面あり [ 再作成を実行する ] を選択した場合赤枠がついた図面の再作成が行われ 終了すると 図面作成完了 と表示されます [ 不整合のマーキングをし 再作成は個別に行う ] を選択した場合赤枠がついた図面がマーキングされ 不整合マーキング完了 と表示されます [ ファイル更新 ] をクリックします [ 上書保存 ] をクリックしてデータを更新します 更新のあったオブジェクトが表示されます ( 確認のみ ) 図面整合チェックは 図面を作成したときに配置されていたオブジェクトについてのチェックであり 図面作成後に新規に追加したオブジェクトはチェックできません また 汎用データや GLOOBE0 以前で作成した図面もチェック対象外です [ 再作成を実行する ] を選択した場合は 図面に加筆していた内容はすべてクリアされます 図面作成完了 不整合マーキング完了 手順 で [ 不整合図面確認画面を開きます ] 以外を選択した場合は 確認 画面を開かずに 手順 ~ が実行された状態になります 5 6 9

編集後の図面の再作成 GLOOBE シートの場合モデルをダイレクトに参照しているシートファイルの場合は GLOOBE シートの [ モデル分離 ] メニューの [ 図面整合チェック ] コマンドにて整合チェックおよび図面更新を行えます マーキングされた図面を再作成するには 図面を開き [ 図面再作成 ] をクリックします マーキングされた図面をクリックします [ 専用加筆要素の整合処理を行う ] が ON で あることを確認して [OK] をクリックします 加筆がある場合は削除の確認画面が表示されるので [ いいえ ] をクリックします 図面の再作成が行われ プロパティ引出線 ラベル 高さ記号 勾配記号の内容も更新されます マーキングされた図面のプロパティには [ 不整合表示を破棄する ] の設定があります これを ON にして [ 適用 ] をクリックすることでも モデルと不整合があります のマーキングを消すことができます 0

編集後の図面の再作成 - 部分的な再作成 モデルの設計変更があり変更箇所がわかっている場合に 図面で加筆編集した部分を残して 設計変更箇所を部分的に再作成 するには 次のように操作します モデル変更箇所を部分的に再作成するには [ 図面再作成 ] メニューから [ 部分再作成 ] を選びます 部分再作成する図枠を指定します 変更箇所をすべて囲むように範囲を指定します ( 建具 ヶ所 PS の壁 ) 建具と壁の位置が変更されました 変更箇所 対象範囲は 変更箇所すべてを囲む ( または交差する ) ように指定します 変更箇所 同様にして 展開図など修正箇所が含まれる図面に対して再作成を行います 変更箇所すべてが対象範囲に指定されていない場合は 下図のように 範囲に含まれない PS の壁は再作成されません この壁が再作成されない 建具の位置が変更される

編集後の図面の再作成 オブジェクトの要素について 再作成後は実線に戻る オブジェクトの作図要素を編集している場合 部分再作成後は元の状態 ( この場合は実線 ) に戻ってしまうので 再度編集が必要になります 変更箇所 変更箇所 - 編集箇所のロック 図面でオブジェクトの線種などを部分的に編集しても 設計変更などで図面再作成を行うと編集がクリアされてしまいます これを残しておきたい場合は 次のようにロックを設定してから図面を再作成します 編集 保護したい部分をロックするには 編集したい図面をアクティブにします Ctrl キーを押しながらオブジェクトと線分 などを選択します オブジェクトは [ グループ選択 ] を ON にして選択します [CAD 編集 ] タブをクリックして [ ロック設定 ] を選びます 終了すると ツールバーにメッセージが表示されます オブジェクトや線分などを選択 ロックを設定すると オブジェクトのプロパティに 参照のみです と表示されてプロパティの変更ができなくなります ロックを解除するには [ ロック ] メニューの [ ロック解除 ] を使用します

編集後の図面の再作成 ロックデータを含む図面を再作成するには [ 図面 ] タブをクリックして [ 図面再作成 ] を実行します ( 操作の詳細は P.0 を参照 ) 確認画面で [ いいえ ] をクリックします ロックしたデータによって 図面再作成後のオブジェクトの描画は次のように異なります 要素のみをロックした場合 ロックデータ + 再作成オブジェクト オブジェクトを含めてロックした場合 ロックデータ なお 確認画面で [ はい ] をクリックした場合は 再作成オブジェクトになりロックが解除されます 補足 ロックデータの色分け ロックされているデータを判別したい場合は [ 表示 ] グループの [ 色 ] を ロック に変更すると ロックデータが色分け表示されます ロックデータの色は [GLOOBE のオプション (CAD 環境 )] にて設定できます ロックデータ

部分詳細 納まり図などの配置 部分詳細 納まり図などの配置 ここでは DWG データを読み込んで 縮尺の異なる部分図を配置する操作を解説します 部分図を配置するには 汎用図を配置する [ 図枠 ] メニューから [ 汎用図 ] を選びます 汎用図の名称と縮尺を入力します 入力した名称が 図枠のタイトルに記載されます 汎用図の基準位置をクリックします 汎用図の入力が継続しているので Esc キーで解除します Esc キーでコマンド解除 D 汎用データを読み込む 配置した汎用図をアクティブにします [CAD 編集 ] タブをクリックして [D 汎用読み込み ] を選びます D 汎用ファイルを選択して [ 開く ] を クリックします [ 変換設定 /] ダイアログで 寸法線を 分解するかどうかを設定して [OK] を クリックします DWG/DXF データを指定した場合に表示され OFF のときは寸法線要素として読み込みます ON のときや JWW/JWC データを指定した場合は 文字列と線分の要素として読み込みます 5 [ 変換設定 /] ダイアログで 読み込むデ ータのレイヤごとに 取り込み先のレイヤを指定して [OK] をクリックします 6 取り込まない : データを取り込みません 新規に追加する : 取り込み先のレイヤが一覧にない場合に指定します 不出力 : 印刷など出力しないデータとして指定します 上記以外は 図面に設定されているレイヤです 取り込み先のレイヤがあれば 指定します 7 汎用データの内容を貼り付ける倍率を設定します 配置位置をクリックします

部分詳細 納まり図などの配置 汎用図は図枠に縮尺を持っています [ 用紙全体 ] をアクティブにして汎用図の図枠を選択すると 汎用図のタイトルや縮尺を変更できます /0 選択 /5 5

図面構成の調整 図面構成の調整 ここでは 図面の用紙間移動や位置合わせ 他ファイルからの用紙合成 用紙の名称変更 用紙グループの作成 並び替え などの操作を解説します - 図面の移動 図面を用紙間で移動するには 移動したい図面の用紙タブを選択して [ 用紙全体 ] をアクティブにします [ 図枠 ] メニューから [ 図枠移動 ] を選びます 移動したい図面をクリックします 複数の図面を移動したい場合は Ctrl キーを押しながら複数の図面を選択した後に [ 図枠 ] メニューの [ 図枠移動 ] を選びます 図面 基準点 移動の基準とする位置をクリックします 移動先の図面の用紙タブを選択します 図面の配置位置をクリックします 図面が移動します 5 6 元の用紙に図面を残したまま他の用紙にコピーしたい場合は [ 図枠 ] メニューの [ 図枠複写 ] を使用します 元の用紙から移動する 6

図面構成の調整 0 図面の位置を合わせるには 図面の配置基準点を移動する 用紙全体 をアクティブにします 図枠 メニューから 図枠原点 を選び ます 原点位置を変更したい図面をクリックし ます 現在の原点位置が十字で表示されます 変更後の原点位置をクリックします ここでは 通り芯の交点をクリックします 同様にして 他の図面の原点位置も変更し ます 図枠原点を基準に図面を揃える 図枠 メニューから 図枠揃え を選び ます 移動する図面をクリックします 基準とする図面の原点位置から延びる水平 線または垂直線をクリックします 先にクリックした図面が移動して 水平方 向または垂直方向の位置が揃います 同様にして 他の図面も位置を合わせます 7

図面構成の調整 - 用紙の編集 他のファイルから用紙を合成するには リンクファイルが存在する場合例えば 右図のようなリンク関係にある場合 リンクするモデル シートファイルからレイアウト済みの用紙をコピーできます 現在開いているモデルデータ シートファイル リンクモデル [ 図面エクスプローラー ] をクリックします [ 用紙 ] メニューから [ 用紙合成 ] を選びます 合成方法を選択して [OK] をクリックします [ オブジェクト情報保持合成 ] では リンク関係にあるモデル シートファイルの用紙を オブジェクト情報を保持した状態で合成します [D 汎用データ化後合成 ] では 任意のモデル シートファイルの用紙を汎用データとして合成します リンク関係がないデータを開いている場合 この設定は表示されず D 汎用データ化後 合成されます ( 下記参照 ) ファイルを選択 ファイルを選択 ファイルと取り込む用紙を指定して [OK] をクリックします 指定した用紙が複写されます 用紙を選択 用紙を選択 用紙が取り込まれる リンクファイルが存在しない場合上記の [D 汎用データ化後合成 ] を選択したときと同じ操作になります [ 用紙 ] メニューから [ 用紙合成 ] を選びます モデルまたはシートファイルを選択して [ 開く ] をクリックします 取り込む用紙を指定して [OK] をクリックします ファイルを選択 用紙を選択 指定した用紙が複写されます 8

図面構成の調整 用紙の名称 番号を整えるには 図面エクスプローラーから変更する 右クリック 図面エクスプローラーで用紙を選択し 右クリックして [ 用紙のプロパティ ] を選びます 名称や記号 番号 見出しの色などを変更して [OK] をクリックします 図面エクスプローラーや用紙タブの表示が変わります 記号 番号 名称 見出しの色 用紙タブから変更する用紙タブ上で右クリックして [ 名称の変更 ] を選びます 用紙タブ上をダブルクリックしても 名称変更の状態になります 右クリック 名称を変更して Enter キーを押します 図面エクスプローラーや用紙タブの名称が変わります 用紙タブ上で右クリックして [ 用紙のプロパティ ] を選んでも 図面エクスプローラーと同じように設定できます 9

図面構成の調整 用紙グループを作成するには 用紙グループを追加する [ 用紙グループ ] メニューから [ グループ作 成 ] を選びます [ 名称 ] を 建具表 に変更して [ OK] を クリックします 図面を他のグループに移動する 図面エクスプローラーで移動する図面を選択し 右クリックして [ 用紙を他グループへ移動 ] を選びます 建具表 を選択して [ OK] をクリックします 右クリック 図面エクスプローラーで移動する用紙をドラッグし 移動先のグループにドロップしても 用紙を移動することができます グループ名称を変更する 図面エクスプローラーで変更する用紙グループを選択し 右クリックして [ 用紙グループ名を変更 ] を選びます 右クリック [ 名称 ] を 一般図 に変更して [OK] をクリックします 同様にして l5_sample シート の [ 名称 ] を 詳細図 に変更します 0

図面構成の調整 用紙の順番を整えるには 図面エクスプローラーから変更する 図面エクスプローラーで右クリックして [ 用紙の並び替え ] を選びます 並び替えたい用紙を選択します 右クリック [ ] または [ ] をクリックして順番を入 れ替え [OK] をクリックします 用紙の順番が変わります 図面エクスプローラーから変更する 図面エクスプローラーで用紙をドラッグし 並び替えたい位置にドロップします 用紙の順番が変わります ドラッグ 用紙タブから変更する用紙タブをドラッグし 並び替えたい位置にドロップします 用紙の順番が変わります ドラッグ

5 印刷 5 印刷 ここでは 通常の印刷のほか 縮小印刷や連続印刷について解説します 用紙を印刷するには GLOOBE ボタンをクリックして [ 印刷 ] メ ニューから [ 印刷 ] を選びます 使用するプリンタを選んで [ 印刷 ] をクリ ックします 開いている用紙が印刷されます 用紙サイズや用紙の向きは 使用するプリンタの [ 詳細設定 ] で設定します 用紙の大きさに合わせて縮小印刷するには プリンタ側に拡大縮小機能がない場合に 拡大 または縮小印刷したいときは 次のように操作 します GLOOBE ボタンをクリックして [ 印刷 ] メ ニューから [ 印刷プレビュー ] を選びます [ 用紙設定 ] をクリックします 用紙のサイズを変更して [OK] をクリッ クします [ ドキュメントの印刷 ] をクリックします 指定したサイズに自動でフィットして印刷されます

5 印刷 連続印刷するには [ 用紙一覧 ] をクリックします [ 用紙一覧 ] ダイアログで [ 出力 ] をクリックします [ 用紙出力 ] ダイアログで 印刷したい用紙にチェックを付けます [ 印刷 ] をクリックします 指定した用紙が連続印刷されます 印刷する用紙を選択 [ 外部ファイル ] では JWW/DWG/DXF への連続ファイル出力も可能です ファイル名は 記号 番号 + 用紙名 になります 補足印刷 出力時の目地抜き処理について ハッチング上にある AM 部品は AM 部品が持つクリップ領域によって目地がくり抜かれています (P.8 参照 ) 文字にかかるハッチングをくり抜きたい場合は 文字のプロパティで [ 背景 ] を ON にします 編集したい図面をアクティブにします [ フィルタ ] をクリックします [ スペース ][ 吹き抜け ] のみを ON にして [OK] をクリックします [ フォント ] の横の矢印をクリックします [ 背景 ] を ON にして [OK] をクリックします [GLOOBE のオプション (CAD 環境 )] で設定している [ 背景 ] の色で文字の背景が塗られます 加筆した文字も 同様にして [ 背景 ] を ON にします 5 印刷時のほか JWW 書き込み DWG/DXF 書き込み 外部データ出力 汎用データ化などでも 文字の [ 背景 ]ON によるハッチングくり抜きは有効です ただし [ 用紙全体 ] の状態で入力した汎用文字については対象外です スペース文字などのシステム文字は [ 背景 ]OFF の場合でも 出力時の設定で [ 目地抜き処理を行う ] が ON になっているとハッチングがくり抜かれます 加筆した文字は対象外です 出力時 部品は目地抜きのために通常 すべての部品についてクリップ処理を行っています 部品が多くて処理に時間がかかる場合に [ 部品クリップ設定 ] でハッチング上にない部品をクリップ対象からはずすことにより 処理時間を短縮できます JWW 書き込み

6 汎用データ化 M e m o 6 汎用データ化 最終プランが固まったら 図面データを汎用データに変換すると D 汎用の加筆修正がしやすくなります 図面を汎用データ化するには [ 図枠 ] メニューから [ 汎用データ化 ] を選 びます 処理を行う用紙にチェックを付けます [ 用紙全体 ] がアクティブなとき 複数の用紙を一括処理できます 図面がアクティブなときは 選択している図面のみ処理します 汎用データ化に合わせて行う処理にチェックを付けて [ 実行 ] をクリックします 処理する用紙を選択 処理を選択 完了の確認画面で [OK] をクリックします 汎用データ化を行うと オブジェクトのプロパティ情報を破棄して図面データを D データに変換します そのため 汎用データ化した後は 図面の再作成やオブジェクトのプロパティ変更 専用加筆修正コマンドの使用 図面からモデルデータへの連動などができなくなります 汎用データ化した図面は 図枠の左下に 汎用 と表示されます 汎用データ化 目地抜き処理 重線削除 オブジェクト単位でグループ化 部品クリップ設定 図面に関連付いているオブジェクトプロパティ情報を削除します ハッチングを領域データから個別の線分要素に分解し オブジェクトと重なっているハッチングを削除します 重複しているデータを削除します 汎用データ化された個々の線分や円弧などを オブジェクト単位でグループ化します クリップ処理の対象とする部品を設定します 部品が多くて処理に時間がかかる場合に ハッチング上にない部品をクリップ対象からはずすことにより 処理時間を短縮できます (P. 補足参照 )