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Microsoft Word - 特記例

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山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

産業廃棄物管理票制度の運用について(通知)

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

(2) もっとも 本件施設の建設工事が進められるうちに 平成 27 年 1 1 月 6 日 建設予定地の地中から廃棄物が排出されて処分費用が増加し その処分費用として予定分を含め約 8000 万円が必要とされるという報告が給食サービス会社によりなされた ( 事実証明書 1 19 頁 ) このことを受

1 法の目的

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

2 マニフェストの記載 1 産業廃棄物の種類 法第 2 条第 4 項及び施行令第 2 条に規定する産業廃棄物の種類を原則とし 特別管理産業廃棄物である場合にはその旨を記載しなければなりません しかしながら 例えばシュレッダーダストのように複数の産業廃棄物が発生段階から一体丌可分の状態で混合しているよ

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

財営第   号

標準様式 1( 収集 運搬用 ) 産業廃棄物収集 運搬委託契約書 収入印紙 排出事業者 : ( 以下 甲 という ) と 収集運搬業者 : ( 以下 乙 という ) は 甲の事業場 : から排出される産業廃棄物の収集 運搬に関して次のとおり契約を締 結する ( 法の遵守 ) 第 1 条甲及び乙は 処

廃棄物処理法の基礎知識(第1回)

* 1.請求の要旨

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号

弘前市告示第   号

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

(Microsoft Word -

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

< BE291CC89B78C C8C88B38C768F88979D81408EC0926E8A6D944695F18D908F A816A>

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高島市職員措置請求に係る監査の結果について 第 1 請求の受付 1 請求書の提出平成 29 年 9 月 28 日 2 請求人 3 請求の要旨 ( 高島市職員措置請求書 の原文のまま記載) 1 請求の要旨高島市長による平成 29 年度の固定資産税の賦課において 別紙の固定資産について 家屋の未評価によ

Q6 県外へ排出 ( 県外で処分 ) した産業廃棄物についても報告書の提出は必要ですか A6 県内の事業場から排出した産業廃棄物については 県外に排出 ( 県外で処分 ) したものであっても 報告する必要があります Q7 環境大臣による広域認定制度を利用して産業廃棄物を処理しているため マニフェスト

2 低入札対策の拡充

また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

適正処理の実現に向けた社内の取組内容 従業員の教育訓練の実施状況 社内研修を実施している ( 研修の内容 ) 廃棄物処理法について安全性の確保について ( 研修の頻度 ) 年 1 回半年に1 回 3ヶ月に1 回月 1 回 ( ) 外部研修を受講させている ( 研修の内容 ) 安全運転教育 事故時の対

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

Microsoft Word - 2-1 契約書

Microsoft Word - 福岡市版H24改定.doc

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東京都知事殿 ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処分業者の処理状況報告書 ( 報告対象の期間 : 平成 26 年 10 月 ~ 平成 27 年 03 月 ) 報告者住所東京都品川区東大井二丁目 1 番 8 号 平成 27 年 06 月 08 日 東京都廃棄物用例第 14 条の 3 第 1 項に基づき 処

産業廃棄物税は 最終処分される産業廃棄物に課されるものであり 排出事業者から中間処理に委託された廃棄物すべてに課税されるわけではありません 中間処理業者の方が排出事業者から処理料金に含めて受け取る税相当額は 中間処理によって減量化されたり リサイクルされた分を除いた中間処理後に最終処分される産業廃棄

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 ( 平成 7 年 4 月 1 日実施 ) の全部を改正する 平成 21 年 1 月 15 日 ( 趣旨 ) 第 1 条市が発注する工事又は製造の請負 物件の購入その他に係る指名競争入札に参加する資格を有する者 ( 以

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

加西市監査公表第 1 号 加西市職員措置請求に係る監査結果の公表について 地方自治法第 242 条第 1 項の規定により平成 24 年 8 月 20 日付けで提出のあったみだ しの措置請求について 同条第 4 項の規定に基づき監査を行った結果を 同項の規定に基づき 公表する 平成 24 年 10 月

社会福祉法人 佐賀整肢学園 佐賀整肢学園こども発達医療センター改築工事(2期工事)に関する一般競争入札公告

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

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Q2-4: 水銀を回収した後のガラスくず ( 破砕したもの ) や 破損した水銀使用製品 は水銀使用製品産業廃棄物になるのか 水銀使用製品産業廃棄物には卒業基 準はないのか P.3 3. 廃水銀等について P.4 Q3-1: 当社は水質汚濁防止法の特定施設からは外れているが 廃棄物処理法でも今 P.

                       H18

PowerPoint プレゼンテーション

東京都知事殿 ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処分業者の処理状況報告書 ( 報告対象の期間 : 平成 27 年 10 月 ~ 平成 28 年 03 月 ) 報告者住所東京都品川区東大井二丁目 1 番 8 号 平成 28 年 04 月 19 日 東京都廃棄物用例第 14 条の 3 第 1 項に基づき 処

Microsoft PowerPoint 映写用.ppt [互換モード]

<はじめに> 退職後, 民間企業等に再就職した者による現職職員への働きかけ規制などにより, 職員の退職管理を適正に行い, 職務の公正な執行及び公務員に対する住民の信頼を確保するため, 地方公務員法が改正され, 平成 28 年 4 月 1 日に施行されました 本市では, 改正法の施行に伴い, 旭川市職

6-3 本市の違反宅地開発の状況 本市における違反宅地開発には 次のようなケースがありました ケース 1( 無許可工事 ) ケース 2( 許可後の無断変更工事 ) ロー経緯書 顛末書提出 建築相談 開発 宅造許可 現場調査 工事着手 無断造成発見 許可内容の変更相談 来課要請 変更内容 1 予定建築

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 )

「でんきやさんV5」・「せつびやさんV5」

第 3 請求の趣旨請求書に記載されている事項及び陳述の内容から 請求の趣旨を次のように解した 1. 阿久比町が発注した町道 号線道路維持補修工事において 平成 2 4 年 8 月 2 日付けで公文書公開請求し 平成 2 4 年 8 月 2 3 日の公文書公開時に見積書の徴収がなく発注

建設副産物小分科会 建設副産物小分科会は 工業化住宅の生産 供給 解体に係る廃棄物の排出量削減と適正処理推進のための事業を実施することを目的としています 現在 9 社で構成されています 2000 年 4 月 1 日 : 住宅部会の下部組織として 建設副産物分科会を設置 2004 年 4 月 1 日

様式第19号

様式2-9産廃処理実績_xls (989KB)

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

第3回投資促進等WG 資料1-2

産業廃棄物処理計画実施状況報告書(H24実績)

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

様式 3 社会保険等一括管理届 ( 一括適用 継続事業一括 ) 11 ページ 本社や支社等ごとに適用されている適用事業所について 本社で人事 給与等が集中的に管理されており 事業主が同一である等 一定の基準を満たすときは 本社において支社等を含めた一つの適用事業所とされる場合があります ( 健康保険

2 市長は 告示産業廃棄物の処理を次の基準により行うものとする (1) 処理できる告示産業廃棄物は 市内の土地又は建物から排出されたものに限る (2) 1 日に搬入できる告示産業廃棄物の量は 2 トン車 1 台 ( 軽トラックの場合は 2 台 ) 以内とする ただし 天災等特別の理由による場合は 市

様式2-14特管処理実績

重要 建設工事の標準請負契約約款の改正について ( 社会保険への加入の促進 ) 平成 31 年 2 月 6 日 総務部財政課 須坂市では 建設工事等入札参加資格者に社会保険の加入を義務付けており 未加入の下請け企業についても元請企業から加入指導するよう求めています 平成 29 年 7 月 中央建設業

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様式第1号(第1条関係)

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保健福祉局地域福祉課

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様式2-9産廃処理実績

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( 指名停止の期間の特例 ) 第 4 条有資格者が一の事案により別表各号の措置要件の二以上に該当したときは 当該措置要件ごとに規定する短期及び長期の最も長いものをもってそれぞれ指名停止の期間の短期及び長期とする 2 有資格者が次の各号の一に該当することとなった場合における指名停止の期間の短期は それ

多量排出事業者の産業廃棄物処理計画実施状況報告書 ( 平成 2 年度実績 日清食品株式会社下関工場 多量排出事業者名称日清食品株式会社下関工場 所在地 ( 市町名 下関市事業の種類めん類製造業別紙 1-3 区分 産 業 廃 棄 物 種 類 燃え殻 汚泥 1,8 1, 廃油 廃酸 1 1

第1 機構・組織・人員及び予算

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

2 契約保証金の納付免除等について 財務規則第 143 条において契約保証金の全部又は一部を免除することができる場合が定 められていますが 建設工事等及び建設工事等に係る委託の契約保証金の納付の免除等に ついては 次のとおり取り扱うこととします (1) 契約保証金の免除が認められない場合 建設工事等

市町村合併の推進状況について

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

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1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

産業廃棄物処理委託契約書について ( ひな形 ) ( 公益社団法人全国産業廃棄物連合会作成の標準様式 ) 内容標準様式 1. 産業廃棄物収集 運搬委託基本契約書標準様式 2. 産業廃棄物処分委託基本契約書標準様式 3. 産業廃棄物収集 運搬及び処分委託基本契約書 標準様式 4. 産業廃棄物処理委託基

保健福祉局地域福祉課

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

第 3 請求の趣旨請求書に記載されている事項及び陳述の内容から 請求の趣旨を次のように解した 1. 阿久比町が発注した町道 号線道路維持補修工事において 平成 2 4 年 8 月 16 日現在公文書公開決定通知時に公開された文書は 発注書 検収調書 請求書 工事写真及び入札工事分の資

Transcription:

渋川市監査委員公告第 5 号 渋川市職員措置請求に係る監査結果について地方自治法 ( 昭和 2 2 年法律第 6 7 号 以下 法 という ) 第 2 4 2 条第 1 項の規定による請求について 同条第 4 項の規定により監査を実施したので 同条第 4 項の規定により次のとおり公表します 平成 2 6 年 8 月 1 日 渋川市監査委員中澤康光 同監査委員吉田利治 監査結果報告書 第 1 請求の受付 1 請求のあった日 平成 2 6 年 6 月 1 2 日 2 請求人 第 2 請求の内容 1 平成 2 6 年 6 月 1 2 日提出の請求の内容 ( 措置請求書原文 ) 1. 措置対象者渋川市長阿久津貞司 2. 事件の概要新聞報道 渋川市議会だより第 3 1 号等によれば 渋川スカイランドパーク第 2 第 6 駐車場舗装補修工事 ( 以下 本件工事 ) で発生した産業廃棄物 スラグ入り砕石 ( 以下 有害スラグ砕石 ) から環境基準値を超える有害物質が検出されたとある 本件の 有害スラグ砕石 は スカイランドパーク建設の際 ( 以下 A ) から 路盤材として搬入使用されたものであり 本件工事設計書には 鉱さい 産業廃棄物 に分類され 本件工事契約書には 施工条件の明示 として 本工事で発生するスラグ入り砕石の運搬 処分については A が渋川市中村地内 ( 運搬距離 L = 7.3 K m ) の A 渋川工場

内へ運搬 処分する 尚 掘削積込作業は本工事に見込んでいる と明記してあり そのように実行され 有害スラグ砕石 598 立米 = 1154 トンは A 渋川工場に運搬された 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 以下 廃棄物処理法 ) 違反 廃棄物処理委託契約書の不備 マニュフェスト不備 無許可事業者による産業廃棄物 ( 鉱さい ) の収集運搬 事業場外に無届保管 無許可中間処理 不法投棄にあたる 本件のような建設系廃棄物は 建設現場から搬出される時点から 産業廃棄物 として 廃棄物処理法 の規制を受けることを 行政機関たる 渋川市 が認識していないはずはなく また本件工事契約書の 施工条件の明示 から 本件 有害スラグ砕石 は容易に処分できる単なる安定型瓦礫ではないこと 処分に係る費用は A が負担することが承諾されていたことが窺える しかし 平成 2 5 年 8 月 1 3 日 渋川市 は ( 以下 B ) と 渋川スカイランドパーク第 2 第 6 駐車場舗装補修工事関連産業廃棄物処理業務委託契約 ( 以下 本件業務委託 ) を締結 これを履行 24,528,000 円を支出したが 本件業務委託 は以下に述べる理由で違法である 3. 違法性産業廃棄物はその排出から収集運搬 中間処理 最終処分まで一貫して 産業廃棄物管理票 ( マニュフェスト ) で管理される 産業廃棄物排出事業者が処理業者と締結する委託契約書には 受託業者の事業許可の範囲 許可証 ( 写し ) 委託する産業廃棄物の種類 数量 性状 荷姿の情報 特別管理産業廃棄物 であるか否か等 必要不可欠の記載事項がある しかし渋川市が B と締結した 本件業務委託 は 産業廃棄物処理以外の一般業務委託の様式であり 廃棄物処理法 に規定された契約の法定記載事項を満足していない そもそも 本件工事の産業廃棄物排出業者は工事元請の B であり 渋川市ではない したがって渋川市が B に業務委託はありえない 本件の 有害スラグ砕石 はセメントで固める中間処理をした後 富山県の 遮断型最終処分場 に処分された 特別管理産業廃棄物 であり B は運搬も処分も許可を受けていない

資格のある C との再委託を指定して 無許可業者と契約するなどあってはならない B を排出業者としたマニュフェストにも 特別管理産業廃棄物 でありながら 安定型瓦礫 と虚偽の記載がみられる 本件業務委託 契約は A が負担すべき 有害スラグ砕石 の処分費用を 渋川市 から支出させる根拠とするためだけに締結された違法な契約である 市長 阿久津貞司が 大企業 A を信頼するのは勝手であるが 渋川市民が 環境を有害スラグで汚染され 健康を脅かされたあげく その尻拭いの産業廃棄物撤去処分費用まで負担する理由はない 本件の公金支出が前例となってはならない また市内 3 8 か所で本件同様の有害スラグが使用されている 市は直ちに健康に影響はないなどと言っているが 将来 健康被害が現れた場合 有害スラグを放置した渋川市の責任が問われる 仮に 本件業務委託が適法だとすれば 一連の廃棄物処理法違反の責はすべて渋川市が負うことになる 群馬県庁の指導に従ったとすれば県も同様である 4. 措置の請求ア 渋川市長阿久津貞司は 違法な契約による有害スラグ砕石処分費用 24,528,000 円を渋川市に補填せよ イ 渋川市は A に市内 3 8 か所の有害スラグを速やかにすべて撤去せよと命ぜよ との勧告を求める 2 事実証明書 建設工事請負契約書の一部 ( 表紙 集計表 施工条件の明示 ) の写し 業務委託契約書の一部 ( 表紙 仕様書 ) の写し 建設系廃棄物マニフェストの写し 情報一部公開決定通知書 ( 行第 146 号 行第 147 号 ) の写し

第 3 請求の受理 この請求は 平成 2 6 年 6 月 1 8 日受理した 第 4 監査の実施本件請求について 法第 2 4 2 条第 4 項の規定に基づき 次のとおり監査を実施した 1 平成 2 5 年度 渋川スカイランドパーク第 2 第 6 駐車場舗装補修 工事 及び 渋川スカイランドパーク第 2 第 6 駐車場舗装補修工事 関連産業廃棄物処理業務委託契約 について監査を実施した 2 法第 2 4 2 条第 6 項の規定により 平成 2 6 年 7 月 8 日請求人に対して証拠の提出及び陳述の機会を与えたところ 請求人が出席し陳述がなされ 新たな証拠が提出された 証人の証言 ( ) 新聞記事 産業廃棄物等の種類と体積から重量への換算係数 公益社団法人全国産業廃棄物連合会 H P 記事 群馬県 H P 記事 ( 場外保管に関すること ) 書籍写し ( 建設工事に伴い生ずる廃棄物の処理に関する例外 ) 市民オンブズマン群馬の会員によるブログの写し 書籍 ( 産廃処理の基本と仕組みがよ ~ くわかる本 ) 3 法第 1 9 9 条第 8 項の規定により 平成 2 6 年 7 月 8 日に監査対 象部局である建設部長 都市計画課長 前土木管理課長並びに A 及 び B の事情聴取を行った 第 5 監査の結果 1 監査委員が確認した事実請求人は 違法な契約による公費の支出であるから 委託費用を市長が補填せよとして 6 項目を例示し市長が市に補填することを要求しているが 監査委員は 請求人から提出された事実証明書 関係書

類及び関係者への調査等により 次の事実を確認した ( 1 ) 平成 2 4 年秋に 渋川スカイランドパーク周辺市道及び駐車場において 平成 8 年度に A より納品された路盤材が原因とみられる路面異常が発生していることが確認された 調査の結果 残存膨張率の不適当が認められた ( 2 ) 舗装補修工事の必要が生じたことから 市と A の協議により 本件工事で発生する既設スラグ砕石については 副産物という認識のもと再生処理させることを前提に A で運搬 処分することが了解されたが 処分できない産業廃棄物の処理についての詳細は協議されていないことが 市及び業者への調査 証人の証言並びに平成 2 5 年 1 月 4 日に A から市へ提出された文書にて確認された ( 3 ) 渋川スカイランドパーク第 2 第 6 駐車場舗装補修工事 ( 以下 本件工事 という ) を発注するにあたり 施工条件の明示 として 本来 工事設計において見積るべきスラグ入り砕石の掘削 積込 運搬 処分費用のうち 掘削 積込作業分のみを見積り 運搬 処分については 本工事の施工対象から除外していた ( 4 ) 本件工事を発注するにあたり 施工条件の明示 として スラグ入り砕石の運搬 処分については A が同社工場内へ運搬 処分するとしていた ( 5 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 以下 廃掃法 という ) に基づけば 産業廃棄物は 注文者から直接工事を請け負った事業者 ( 以下 排出事業者 という ) が自ら処理するか 産業廃棄物を処理する許可を受けた業者 ( 以下 処理業者 という ) に委託して処理することとして 排出事業者に処理責任を負わせている 本件工事における排出事業者は B である また 排出事業者が処理業者へ委託する場合は 法定記載事項による産業廃棄物処理委託契約書を締結し 産業廃棄物管理票 ( 以下 マニフェスト という ) を作成することが定められている ( 6 ) 本件工事は 平成 2 5 年 5 月 3 1 日に完了し 同年 6 月 1 1 日に完了検査が行われ 発注者である市に引き渡されている ( 7 ) 本件工事により掘削された既設スラグ砕石は A により 平成 2 5 年 3 月 1 6 日から同年 4 月 1 0 日までに運搬され A 渋川工

場内に一時保管されたが 産業廃棄物事業場外保管届出が群馬県中部環境事務所に提出されたのは 本件工事完了後の平成 2 5 年 8 月 1 9 日であった 処理業者でない A に処分させようとしたこと及び場外届出が遅延したことは 廃掃法違反である ( 8 ) 請求人は 本件工事により掘削された既設スラグ砕石を 特別管理産業廃棄物 であると主張しているが 廃掃法第二条第五項及び同法施行令第二条の四の規定に該当しないため 特別管理産業廃棄物ではなく がれき類 である ( 9 ) 渋川スカイランドパーク第 2 第 6 駐車場舗装補修工事関連産業廃棄物処理業務委託契約 ( 以下 本件業務委託 という ) は 平成 2 5 年 8 月 1 3 日に本件工事の受注者である B と特命随意契約で締結され 同年 9 月 3 0 日に業務完了し 同年 1 0 月 7 日に完了検査に合格した (10) 本件業務委託の受注者であり 本件工事の排出事業者である B は 処理業者である C と産業廃棄物処理委託契約を締結し 平成 2 5 年 8 月 2 1 日から同月 2 9 日までに 一時保管されていた産業廃棄物を中間処分場へ運搬した 2 監査委員の判断前記 1 で確認した事実に基づき 監査委員は 請求人が本件監査請求で主張する違法 不当の事由について 次のとおり判断する 本件工事の必要が生じた原因は 上記 1 の ( 1 ) より路盤材の膨張が原因と考えられ 市が改修費用の一部を A に負担させようとしたことは理解できる しかし 既設スラグ砕石の処分は廃掃法の規制を受け 排出事業者責任が生じることから 産業廃棄物を処分する責任は 本件工事の受注者である B にあり 処理許可の資格を持たない A に処分させようとしたことが間違いである その結果 廃掃法違反の状態となった 市の不注意から 本件工事完了後も違法状態が続いていたため これを解消し適法化を図るため 本来であれば工事発注において盛り込むべきであった産業廃棄物の運搬 処分に要する費用を計上し 排出事業者に処分させるため 本件業務委託として契約を締結し執行したが これは処理上の一連の流れと認められ 工事完了前であれば 契

約変更に該当する事案である 3 結論 本件請求については 監査の結果 合議により次のとおり決定した ( 1 ) 措置の請求ア について以上のことから 本件業務委託による委託料 24,528,000 円は 当初から産業廃棄物の運搬 処分費用として市が負担すべき費用であり 違法な契約による不適切な支出とは認められないことから 請求人の主張は認められないと判断し 請求を棄却する ( 2 ) 措置の請求イ について本請求において 市が A に 市内 3 8 か所の有害スラグを速やかにすべて撤去するよう命ぜよとの勧告を求めているが 本請求は 地方自治法第 2 4 2 条第 1 項の要件である違法又は不当な財務会計上の行為及び一定の怠る事実に該当しないため 監査の対象とならない 第 6 監査委員の意見今回の住民監査請求にあたり 第 5 の 1 の ( 1 ) 及び ( 2 ) の経緯から 本件工事及び本件業務委託が執行されたものであるが 市内 3 8 か所において 同様のスラグ砕石が施工されており 優先順位に従い改修されることが 平成 2 6 年 6 月 1 6 日に市議会の市民経済常任委員会協議会で報告された 今後のスラグ砕石対策においては 市民が納得できる解決策となるよう 市と関係者との充分な協議を行い 結論を出すことを強く要望するものである