国語科シラバス 教科国語年 1 年授業数 5 時間 / 週 教科書 教材 教科書中校国語 ( 光村図書出版株式会社 ) 中書写 ( 光村図書出版株式会社 ) 副教材実力練成テキスト ( 文理株式会社 ) 1. 習到達目標教科の目標国語では 言語能力の育成 を目標としています 小校までに培われた国語の能力を更に伸ばし 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと の各領域を総合的に高めていきます 生きる力 の理念のもとに 思考力 判断力 表現力 想像力等の能力を育てることを目指します 特に言葉を通して的確に理解し 論理的に思考し表現する能力 互いの立場や考えを尊重して言葉で伝え合う能力 日本の言語文化 伝統文化 ( 古典 ) に触れて感性や情緒を育む能力を重視します 具体的には 教科書や副教材を用いて 一つでも多くの作品を読み 正しく理解する力 ( 読解力 ) を鍛え また 発表 討論 論述 解説 鑑賞などの言語活動を通して想像力 表現力を磨き さらに 高い語彙力を培います 国語は言語活動を通した全ての習の基本であると同時に 効率 効果的な習が難しい教科です まずは教科書に掲載されている作品を通して 文章を読み 理解し 考える楽しさを知ってもらいたいと考えています 科目の目標 (1 年間 1 年次 ) 1. 文的な文章については登場人物 場面の展開などの描写を捉えることができるようにします 2. 説明的な文章については文章を段落ごとに理解し 要旨を捉えることを目指します 3. 語句 語彙については語句の辞書的な意味と 文脈上の意味を捉えることを重視します 4. 古典については文語の決まりや訓読の仕方を知り 古文や漢文の音読を通して 古典に親しみます 5. 漢字については年別漢字配当表の漢字をもとに 読み 書きだけでなく 使えることを意識します. 書写については毛筆を使用し 楷書に加えて行書の基礎的な書き方をび 正しく読みやすい文字を書くことのできる能力を身につけます 2. 習方法 授業の進め方について 1 国語の教科書に掲載されている作品 単元の理解を最も重視します 教科書はその年でばなければならない基礎 基本が集約されたものです 基礎 基本の理解なくして応用 発展的な習はないと考えます したがって まずは教科書を精読し 内容の理解はもちろん 文章の読解法をきちんとびます 2 校では読解力 表現力 語彙力をつけるための授業を行います 宿題は特に 語彙力を高めるための課題 ( 漢字練習や語句の意味調べ ) を課し 週末に提出されたノートのチェックを行います 3 多くの文章に触れ 様々な考えをぶことや 読解力を培うことを目標に掲げるため 教科書以外の文章も副教材や朝読書を通じて扱います 読解だけでなく 問題演習も授業内で取り入れます 4 論述 作文 プレゼンテーション ディスカッション等にも重点を置きます んだ内容について自分の意見を相手に伝える訓練も定的に行う予定です 作文については添削指導も行います 5 書写では 毛筆で楷書 行書の基礎をび 生活に役立てられるようにします 持ち物について 教科書 副教材 ノート ( ルーズリーフ可 ) 筆記用具 色ペン ( 赤 赤以外を一色 ) ノートは読解用 漢字 語句用 文法用を分けてつくることをお勧めします 文章読解の内容によって色ペンを使い分けます 赤ペン以外に赤以外の色ペンが必要です 書写では 書写セット ( 毛筆 硯 墨 文鎮 半紙 ) と新聞紙を持参していただきます 評価方法 授業への取り組み ( 評価の観点 ) 定テスト 課題への取り組み状況 提出物等で総合評価
履修上の注意 教科書 副教材は必ず家庭に持ち帰ること 教科書の忘れ物には十分注意してください 3. 習計画 実際の状況に応じて 下記の計画を修正 変更する場合がある 月 習項目 [ 授業時間 ] 習内容 ( ねらい ) 4 野原はうたう ( 詩歌 ) [11] 詩を鑑賞する態度の基礎をび 感動の中心をとらえま 声を届ける 花曇りの向こう ( 小説 ) [] す 詩の形式や表現技法についても理解します 小説を読解する態度の基礎をび 場面や主人公の心情の 漢字 1 漢字の組み立てと部首 説明文 (1) 演習 スピーチ [13] 変化を行動から読み取ります 副教材を用いて 説明文の読解問題の演習を行います 詩の音読やスピーチを授業内で取り入れます 5 ダイコンは大きな根? ( 説明文 ) 説明的な文章を読解する態度の基礎をび 段落ごとに筆 Ⅰ ちょっと立ち止まって ( 説明文 ) 言葉 1 話し言葉と書き言葉 論説文 (1) 演習 者の考えを読み取り 要旨をつかむことを目標にします 副教材を用いて 論説文の読解問題の演習を行います 書写 [2] 小校で習した書写要素の確認を行います 詩の世界 ( 詩 ) [13] 詩と詩の鑑賞文を読解する態度の基礎をびます 詩 (1) 演習 書写 [2] 副教材を用いて 詩の読解問題の演習を行います 楷書の基本的な筆づかいをびます 7 空を見上げて ( 随筆 ) 文法 1 言葉のまとまり [13] 随筆の読解方法の基本をびます 文法の基礎である分節 単語について理解します 光る地平線 ( 物語 ) 書写 [2] ジャンルごとに作品の主題を捉えることをびます 楷書と仮名を調和させて書くことをびます 小説 (1) 演習 副教材を用いて 小説の読解問題の演習を行います 8 星の花が降るころに ( 小説 ) [20] 情景描写と主人公の心情の関連性に力点を置いて小説を 9 大人になれなかった弟たちに 読解します ( 小説 ) シカの 落ち穂拾い レポートの書き方をびます 漢字 2 漢字の音訓 言葉 2 指示する語句と接続する語句 指示語 接続語の働きについての理解を深めます 書写 [2] 楷書との違いを通して 行書の基礎をびます 小説 (2) 演習 副教材を用いて 小説の読解問題の演習を行います Ⅱ いろは歌 ( 古典 ) 月に思う ( 古典 ) 蓬莱の玉の枝 ( 古典 ) [20] 古文 (1) 演習 書写 [2] 11 今に生きる言葉 ( 古典 ) [15] 幻の魚は生きていた ( 説明文 ) グループディスカッション 竹 ( 詩 ) 書写 [3] 説明文 (2) 演習 12 文法 2 言葉の関係 [5] 書写 [3] 論説文 (2) 演習 歴史的仮名遣いを理解し 古典の音読 暗唱を通じて古典に親しむことを目標にします 副教材を用いて 古文の読解問題の演習を行います 行書の基本的な筆づかいをびます 故事成語の意味を理解します 説明的な文章の段落構成を理解します グループディスカッションを行います 詩の鑑賞を行います 行書の基本的な筆づかいをび 行書についての理解を深めます 副教材を用いて 説明文の読解問題の演習を行います 文の成分について理解します 行書を生活に生かし 年賀状の書き方をびます 書き初めを行います 副教材を用いて 論説文の読解問題の演習を行います
1 書写 [4] 書初めを行い 生活に生かした書体をびます 桜守三代 ( ノンフィクション ) [15] 随筆の読解方法を用いて 主題を捉えます 漢字 3 漢字の成り立ち Ⅲ 2 少年の日の思い出 ( 小説 ) [13] 主人公の心情の変化から小説の主題を捉えます 言葉 3 さまざまな表現技法 表現技法について理解します 3 文法 3 単語の性質 [13] 品詞についての理解を深めます 書写 [2] [ ポスターセッション ] ポスターセッションを行います ぼくがここに ( 詩 ) 詩と詩の鑑賞文を読解する態度の基礎をびます 詩 (2) 演習 副教材を用いて 詩の読解問題の演習を行います 4. 評価の観点及び評価方法評価の観点 内 容 評価方法 教科書の作品を通して 文章の読解法の基礎を理解することができている また 作品についての理解が充分である 漢字や語句を覚え 意味を理解し 実際に使うことができる ノート提出観察作品提出 習の技能 発表 討論 作文などを通して自分の意見を相手に伝えることができる レポートや感想文の書き方を理解している 漢字の楷書とそれに調和した仮名に注意して書き 漢字の行書の基 礎的な書き方を理解して書いている 字形を整え 文字の大きさ 配列 配置に気を付けて書いている 習の意欲 授業用ノートの内容 宿題や副教材への取り組み方から 国語に対する意欲や関心が見られる 手書きの文字に関心を持ち 生活に生かそうとする 宿題提出観察 授業内での発言 宿題やレポートなどの提出物を通して 国語に対 レポート提出 思考 判断 する考えを深めている 観察 発表や討論において 相手の立場や考えを尊重した意見を述べるこ とができている 知識 理解 文章を読み 正しく理解する力がある 漢字 語句 文法などについての基礎力がある 書写習の意義を理解している 定テスト小テスト 5. 備考 国語をぶ意義 担当者からのメッセージ 国語では 読解力 ( 文章を正しく読み 理解する ) 語彙力 ( 言葉の意味を理解し 使う ) 表現力 ( 自分の思いや考えを伝える ) を養います これらの力は みなさんが 言葉 を使ってものを考え 理解し 知識を深めていくのに欠くことができない力です 国語は 論理的に物事を考え 感受性を豊かにし 人とのコミュニケーション能力を高めていくのにとても大切な習です ぜひ 秀峰で私たちと一緒に みなさんの人生の糧となる 国語 を 真剣に そして何よりも楽しくんでいきましょう
国語シラバス 教科国語年 2 年授業数 5 時間 / 週 教科書 教材 教科書中校国語 ( 光村図書出版株式会社 ) 中書写 ( 光村図書出版株式会社 ) 副教材実力練成テキスト ( 文理株式会社 ) 1. 習到達目標教科の目標国語では 言語能力の育成 を目標としています 中校課程の 1 年次までに培われた国語の能力を更に伸ばし 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと の各領域を総合的に高めていきます 生きる力 の理念のもとに 思考力 判断力 表現力 想像力等の能力を育てることを目指します 特に言葉を通して的確に理解し 論理的に思考し表現する能力 互いの立場や考えを尊重して言葉で伝え合う能力 日本の言語文化 伝統文化 ( 古典 ) に触れて感性や情緒を育む能力を重視します 具体的には 教科書や副教材を用いて 一つでも多くの作品を読み 正しく理解する力 ( 読解力 ) を鍛え また 発表 討論 論述 解説 鑑賞などの言語活動を通して想像力 表現力を磨き さらに 高い語彙力を培います 国語は言語活動を通した全ての習の基本であると同時に 効率 効果的な習が難しい教科です まずは教科書に掲載されている作品を通して 文章を読み 理解し 考える楽しさを知ってもらいたいと考えています 科目の目標 (1 年間 2 年次 ) 1. 文的な文章については登場人物の人物像や描写の効果を捉え 作品全体を構造的に読解します 2. 説明的な文章については文章全体の段落構成を意識しながら 論理の展開の仕方を読解します 3. 語句 語彙については現代文における抽象語を数多く理解し 同義語や対義語の語彙を増やします 4. 古典については文語文の決まりや訓読への理解を深め 作品の特徴や歴史的背景に注意し読解します 5. 漢字については年別漢字配当表の漢字をもとに 読み 書きだけでなく 使えることを意識します. 書写については漢字の行書とそれに調和した仮名の書き方を理解して 読みやすく速く書くことのできる能力を身につけます 2. 習方法 授業の進め方について 1 国語の教科書に掲載されている作品 単元の理解を最も重視します 教科書はその年でばなければならない基礎 基本が集約されたものです 基礎 基本の理解なくして応用 発展的な習はないと考えます したがって まずは教科書を精読し 内容の理解はもちろん 文章の読解法をきちんとびます また 2 年次においては 1 年間で中 2 年 3 年の教科書に収録されている全ての単元を扱い 年の先取りを行います 2 校では読解力 表現力 語彙力をつけるための授業を行います 宿題は特に 語彙力を高めるための課題 ( 漢字練習や語句の意味調べ ) を課し 週末に提出されたノートのチェックを行います 3 多くの文章に触れ 様々な考えをぶことや 読解力を培うことを目標に掲げるため 教科書以外の文章も副教材を通じて扱います 教科書の精読だけでなく 問題演習にも力を入れます 4 論述 作文 プレゼンテーション ディスカッション等にも重点を置きます んだ内容について自分の意見を相手に伝える訓練も定的に行う予定です 作文については添削指導も行います 5 書写では 毛筆で楷書 行書をび 生活に役立てられるようにします 持ち物について 教科書 副教材 ノート ( ルーズリーフ可 ) 筆記用具 色ペン ( 赤 赤以外を一色 ) ノートは読解用 漢字 語句用 文法用を分けてつくることをお勧めします 文章読解の内容によって色ペンを使い分けます 赤ペン以外に赤以外の色ペンが必要です 書写では 書写セット ( 毛筆 硯 墨 文鎮 半紙 ) と新聞紙を持参していただきます 評価方法 授業への取り組み ( 評価の観点 ) 定テスト 課題への取り組み状況 提出物等で総合評価
履修上の注意 教科書 副教材は必ず家庭にも持ち帰ること 教科書の忘れ物には十分注意してください 3. 習計画 ( 読解教材を中心に行う ) 実際の状況に応じて 下記の計画を修正 変更する場合がある 月 習項目 [ 授業時間 ] 習内容 ( ねらい ) 4 見えないだけ ( 詩 ) [5] 詩の鑑賞法を復習し 感動の中心から主題を捉えます アイスプラネット ( 小説 ) [5] 登場人物の心情と人物像を捉えることに注力します 枕草子 ( 古典 ) [5] 旧仮名遣いを復習し 作品の冒頭文を暗唱します 古文 (2) 演習 副教材を用いて 古文の読解問題の演習を行います 5 生物が記録する科 ( 説明文 ) [5] 説明文を読解する態度を復習します 新しい短歌のために ( 短歌 ) [5] 短歌と鑑賞文を読解する基礎をびます 言葉の力 ( 随筆 ) [5] 言葉について深く考え 言葉と人間の関わりをびます Ⅰ 書写 [2] 短歌 演習 盆土産 ( 小説 ) 副教材を用いて 短歌の読解問題の演習を行います 小説におけるイメージについてび 主題を捉えます 字のない葉書 ( 随筆 ) [5] 随筆の読解方法をび 主題を捉えます モアイは語る ( 論説文 ) [5] 評論を読解する際の考え方についてびます 書写 [2] 随筆 (1) 演習 扇の的 ( 古典 ) [5] 副教材を用いて 随筆の読解問題の演習を行います 筆者の自然観 登場人物の人物像や心情 各作品の時代背 7 仁和寺にある法師 ( 古典 ) [5] 景などを中心に考えます 書写 [2] 古典作品に表れる筆者の物の見方と 現代の私たちのそれ 古文 (3) 演習 とを対比しながら読解します 副教材を用いて 古文の読解問題の演習を行います 8 漢詩の風景 ( 古典 ) [] 漢文訓読の仕方の基礎を習するとともに 漢詩の基礎知 漢文 識を確認し 作品の主題を捉えます 副教材を用いて 漢文の読解問題の演習を行います 9 君は 最後の晩餐 を知っているか 問題提起とそれに対する筆者の考えに注意しながら 全体 ( 評論 ) [5] の段落構成を理解します 走れメロス ( 小説 ) [5] 直接表現だけでなく 間接表現や情景描写からも人物の心 書写 [2] 情を捉え その人物像の変化を読み取ることに力点を置きます Ⅱ 説明文 (3) 演習 春に ( 詩 ) [5] 副教材を用いて 説明文の読解問題の演習を行います 全体の構成から 作品の主題を捉えます 握手 ( 小説 ) [5] 主人公の人物像を明確にすることから 主題を捉えます 書写 [2] 月の起源を探る ( 説明文 ) [5] 科的事実を扱った文章の読解法をびます 随筆 (2) 演習 副教材を用いて 随筆の読解問題の演習を行います 俳句の可能性 ( 詩歌 鑑賞文 ) [5] 俳句と鑑賞文を読解する基礎をびます 11 高瀬舟 ( 小説 ) [5] 作品全体の場面構成から主題を明確にすることを目的と 光で見せる展示デザイン 書写 [3] します 小説 (3) 演習 挨拶 ( 詩歌 ) [5] 副教材を用いて 小説の読解問題の演習を行います 感動の中心 対比と全体の構成から主題を捉えます 12 故郷 ( 小説 ) [5] 作品の時代背景 人物関係や人物像に注目しながら 主題 書写 [3] を捉えます 論説文 (3) 演習 副教材を用いて 論説文の読解問題の演習を行います
1 古今和歌集仮名序 三大歌集の違いについて意識しながら 各作品の主題を歌 君待つと ( 古典 ) [] 風に合わせて理解します 夏草 ( 古典 ) [5] 作者の物の見方や感じ方を捉え 人生観に触れます Ⅲ 古文 (4) 演習 副教材を用いて 古文の読解問題の演習を行います 2 びて時にこれを習ふ ( 古典 ) [] 漢文訓読の仕方の定着を図り 作品の意義を考えます 書写 [2] 論説文 (4) 演習 副教材を用いて 論説文の読解問題の演習を行います 3 誰かの代わりに ( 論説文 ) [5] 評論を読解し 人間や社会について考えます わたしを束ねないで ( 詩 ) [2] 詩を読解し 人間や詩について考えます 書写 [2] 小説 (4) 演習 副教材を用いて 小説の読解問題の演習を行います 漢字 語句 文法の単元や 話すこと 聞くこと についての単元も適宜行います 4. 評価の観点及び評価方法評価の観点 内 容 評価方法 教科書の作品を通して 文章の読解法の基礎を理解することができている また 作品についての理解が充分である 漢字や語句を覚え 意味を理解し 実際に使うことができる ノート提出観察作品提出 習の技能 発表 討論 作文などを通して自分の意見を相手に伝えることができる レポートや感想文の書き方を理解している 漢字の行書とそれに調和した仮名に注意して書き 生活の中で適し た文字を理解して書いている 字形を整え 文字の大きさ 配列 配置に気を付けて書いている 習の意欲 授業用ノートの内容 宿題や副教材への取り組み方から 国語に対する意欲や関心が見られる 手書きの文字に関心を持ち 生活に生かそうとする 宿題提出観察 授業内での発言 宿題やレポートなどの提出物を通して 国語に対 レポート提出 思考 判断 する考えを深めている 観察 発表や討論において 相手の立場や考えを尊重した意見を述べるこ とができている 知識 理解 文章を読み 正しく理解する力がある 漢字 語句 文法などについての基礎力がある 書写習の意義を理解している 定テスト小テスト 5. 備考 国語では 1 年次と同様に 読解力 ( 文章を読み 正しく理解する ) 語彙力 ( 言葉の意味を理解し 使う ) 表現力 ( 自分の思いや考えを伝える ) を養います 2 年次では 次年の先取りも行うため 授業内容の質 量が共に 1 年次のものから大きく変化します 中校課程でぶべきことの総まとめを行う間になるので 日々の授業では気が抜けませんが この 1 年間で国語をぶことの意義をさらに深く見つめながら 高校課程への習につなげていきましょう
国語シラバス 教科国語年 3 年授業数 5 時間 / 週 教科書 教材 教科書高校生の国語総合 ( 明治書院株式会社 ) 中書写 ( 光村図書出版株式会社 ) 副教材力をつける現代文 1( 数研出版株式会社 ) よくわかる古典 1( 京都書房株式会社 ) 1. 習到達目標教科の目標国語では 言語能力の育成 を目標としています 中校課程の 2 年次までに培われた国語の能力を更に伸ばし 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと の各領域を総合的に高めていきます 生きる力 の理念のもとに 思考力 判断力 表現力 想像力等の能力を育てることを目指します 特に言葉を通して的確に理解し 論理的に思考し表現する能力 互いの立場や考えを尊重して言葉で伝え合う能力 日本の言語文化 伝統文化 ( 古典 ) に触れて感性や情緒を育む能力を重視します 具体的には 教科書や副教材を用いて 一つでも多くの作品を読み 正しく理解する力 ( 読解力 ) を鍛え また 発表 討論 論述 解説 鑑賞などの言語活動を通して想像力 表現力を磨き さらに 高い語彙力を培います 国語は言語活動を通した全ての習の基本であると同時に 効率 効果的な習が難しい教科です まずは教科書に掲載されている作品を通して 文章を読み 理解し 考える楽しさを知ってもらいたいと考えています 科目の目標 (1 年間 3 年次 ) 1. 文的な文章については内容を表現に即して読み味わい 語り手の意図や作品の主題を読解します 2. 説明的な文章については内容の要約や詳述を行いながら 作品全体を評価し 批判的に読解します 3. 語句 語彙については現代文における抽象語を数多く理解し 同義語や対義語の語彙を増やします 4. 古典については古文と漢文を読む能力の基礎をび 古語 文語文法 漢文句法に力点を置きます 5. 漢字については 国語総合 の教科書に出てくる常用漢字の音訓を正しく使え 書けるようにします. 書写については身の回りの多様な文字に関心を持ち 効果的に文字を書くことのできる能力を身につけます 2. 習方法 授業の進め方について 1 国語の教科書に掲載されている作品 単元の理解を最も重視します 教科書はその年でばなければならない基礎 基本が集約されたものです 基礎 基本の理解なくして応用 発展的な習はないと考えます したがって まずは教科書を精読し 内容の理解はもちろん 文章の読解法をきちんとびます また 3 年次においては 1 年間で本来は高校課程で扱う 国語総合 の教科書に収録されている単元を扱い 年の先取りを行います 2 校では読解力 表現力 語彙力をつけるための授業を行います 宿題は特に 語彙力を高めるための課題 ( 漢字練習や語句の意味調べ ) を課し 週末に提出されたノートのチェックを行います 3 多くの文章に触れ 様々な考えをぶことや 読解力を培うことを目標に掲げるため 教科書以外の文章も副教材を通じて扱います 教科書の精読だけでなく 問題演習にも力を入れます 4 論述 作文 プレゼンテーション ディスカッション等にも重点を置きます んだ内容について自分の意見を相手に伝える訓練も定的に行う予定です 作文については添削指導も行います 5 書写では 毛筆 硬筆などの様々な筆記具を適切な場で用いられるようにします 持ち物について 教科書 副教材 ノート ( ルーズリーフ可 ) 筆記用具 色ペン ( 赤 赤以外を一色 ) ノートは読解用 漢字 語句用 文法用を分けてつくることをお勧めします 文章読解の内容によって色ペンを使い分けます 赤ペン以外に赤以外の色ペンが必要です 書写では 書写セット ( 毛筆 硯 墨 文鎮 半紙 ) と新聞紙を持参していただきます 評価方法 授業への取り組み ( 評価の観点 ) 定テスト 課題への取り組み状況 提出物等で総合評価
履修上の注意 教科書 副教材は必ず家庭にも持ち帰ること 教科書の忘れ物には十分注意してください 3. 習計画 ( 読解教材を中心に行う ) 実際の状況に応じて 下記の計画を修正 変更する場合がある 月 習項目 [ 授業時間 ] 習内容 ( ねらい ) 4 どうすれば虹の根もとに行けるか ( 随想 ) 説明的随想の主題と構成を捉える ふと と 思わず ( 随想 ) [] 児のそら寝 ( 古文 ) 検非違使忠明 ( 古文 ) [] 高校課程における古典の習法と意義を確認する 説話というジャンルを踏まえた読解法を確認する 5 羅生門 ( 小説 ) [] 高校課程における小説の習法と意義を確認する 全体を読解後 自ら小説の主題文を作れるようになる Ⅰ 漢文入門 ( 漢文 ) [5] 漢文訓読の仕方を復習し 再読文字や置き字についても 書写 [1] ぶ 現代文 古文 漢文 演習 水の東西 時間をめぐる衝突 高校課程における評論の習法と意義を確認する 美意識は資源である ( 評論 ) [] 評論としての価値がどこにあるのかについて考察する 尼 地蔵を見奉ること ( 古文 ) [5] 説話というジャンルを踏まえた読解法を確認する 書写 [1] 7 甍のうへ サーカス ( 詩 ) 詩の内容に加えて 作者や作品の背景についても理解を深 I was born ふと ( 詩 ) [] める 書写 [1] 副教材を用いて 現代文 古文 漢文の読解問題の演習 現代文 古文 漢文 演習 を適宜行います 8 9 マンモスの歩いた道 ( 評論 ) ネットとリアルのあいだ ( 評論 ) 評論のテーマを見抜き 内容を理解するだけでなく 作品を評論全体の中に位置づけられるようにする また 作品の筆者の主張を理解し その文章が何を批判しているのか 日常性の壁 ( 評論 ) [15] を読み取り 自分の考えと比較する 名を聞くより 花は盛りに 徒然草の作品世界について理解するだけでなく 文史的 奥山に猫またといふものありて な位置付けや作品全体の特徴や意義についてもぶ ある人 弓射ることを習ふに [15] ( 古文 ) Ⅱ 書写 [1] 現代文 古文 漢文 演習 海の方の子 ( 小説 ) 作品の価値を評価し 登場人物の考え方や生き方について 鏡 ( 小説 ) [] 自分の価値観と比較したり 批評したりする 故事 ( 漢文 ) [5] 漢文の文章に慣れることに力点を置きながら 故事成語 書写 [1] についても理解を深める 11 現代文 古文 漢文 演習 白鳥は哀しからずや ( 短歌 ) 万緑の中や ( 俳句 ) [5] 短歌を味わい その鑑賞法について理解する 俳句を味わい その鑑賞法について理解する かぐや姫の生ひ立ち ( 古文 ) かぐや姫の嘆き ( 古文 ) [15] 竹取物語の作品世界について理解するだけでなく 文史的な位置付けや作品全体の特徴や意義についてもぶ 書写 [1] 現代文 古文 漢文 演習 鶏口牛後 鼓腹撃壌 ( 漢文 ) 臥薪嘗胆 ( 漢文 ) [] 異なる視点からの逸話を通して 漢文を読解する方法の基本を再度確認する 12 書写 [1] 副教材を用いて 現代文 古文 漢文の読解問題の演習 現代文 古文 漢文 演習 を適宜行います
1 働くことの意味 ( 評論 ) 各作品の評論としての価値について言及し 現代の社会や 自由の優越 = 困難 ( 評論 ) [] 人間について批判的な見方ができるようにする 芥川 東下り 筒井筒 ( 古文 )[5] 伊勢物語の作品世界について理解するだけでなく 文史 Ⅲ 書写 [1] 的な位置付けや作品全体の特徴や意義についてもぶ 現代文 古文 漢文 演習 2 城の崎にて ( 小説 ) 小説を純文という観点も踏まえて読解し 読解の目的を 富嶽百景 ( 小説 ) [] 一つの主題に集約する読みから離れることを意識する 富士川 巴 坂落 ( 古文 ) 平家物語の作品世界について理解するだけでなく 文史 能登殿最 ( 古文 ) [] 的な位置付けや作品全体の特徴や意義についてもぶ 書写 [1] 現代文 古文 漢文 演習 3 春暁秋日 静夜思江雪 近体詩の決まりと唐詩の流れについてぶ 山亭夏日 送元二使安西 春望 八月十五日夜 禁中独直 対月憶元九 ( 漢文 ) [] 土佐日記の作品世界について理解するだけでなく 文史 門出 帰京 ( 古文 ) [] 的な位置付けや作品全体の特徴や意義についてもぶ 書写 [1] 現代文 古文 漢文 演習 副教材を用いて 現代文 古文 漢文の読解問題の演習 を適宜行います 漢字 語句 文法の単元や 話すこと 聞くこと についての単元も適宜行います 4. 評価の観点及び評価方法評価の観点 内 容 評価方法 教科書の作品を通して 文章の読解法の基礎を理解することができている また 作品についての理解が充分である 漢字や語句を覚え 意味を理解し 実際に使うことができる ノート提出観察作品提出 習の技能 発表 討論 作文などを通して自分の意見を相手に伝えることができる レポートや感想文の書き方を理解している 身の回りの多様な文字に関心を持ち 生活の中で適した文字を理解 して書いている 字形を整え 文字の大きさ 配列 配置に気を付けて書いている 習の意欲 授業用ノートの内容 宿題や副教材への取り組み方から 国語に対する意欲や関心が見られる 手書きの文字に関心を持ち 生活に生かそうとする 宿題提出観察 授業内での発言 宿題やレポートなどの提出物を通して 国語に対 レポート提出 思考 判断 する考えを深めている 観察 発表や討論において 相手の立場や考えを尊重した意見を述べるこ とができている 知識 理解 文章を読み 正しく理解する力がある 漢字 語句 文法などについての基礎力がある 書写習の意義を理解している 定テスト小テスト 5. 備考 国語では 1 年次 2 年次と同様に 読解力 ( 文章を読み 正しく理解する ) 語彙力 ( 言葉の意味を理解し 使う ) 表現力 ( 自分の思いや考えを伝える ) を養います 3 年次では 高校課程の内容について先取りを行うため 授業内容の質 量が共に 2 年次のものからさらに深化します 高校課程における習の基礎を身につけることになるので カリキュラム上は非常に重要な間となります 中課程と高校課程の習内容や方法の差異に注意しながら なるべく多くの文章に触れることで 社会人として必要とされる国語の能力の基礎を身につけましょう
国語科シラバス 教科国語 ( 現代文 古典 ) 年 4 年授業数 5 時間 / 週 教科書 副教材 精選現代文 B( 明治書院 ) 精選古典 B[ 古文編 漢文編 ]( 明治書院 ) 必携古典文法 ( 明治書院 ) 新明説漢文 ( 尚 文出版 ) 古文単語 FORMULA00( 東進ブックス ) 新国語総合ガイド ( 京都書房 ) よくわかる古典ステージ 2( 京 都書房 ) 力をつける現代文標準演習 ( 数研出版 ) 常用漢字クリア ( 尚文出版 ) 1. 習到達目標 教科の目標文部科省は 生徒の 自らの目標を達成し 自らの知識と可能性を発達させ 効果的に社会に参加するために 書かれたテキストを理解し 利用し 熟考する能力 を育成することを推奨している 今後 より複雑化していく社会の中で日本だけでなく国際社会をもリードする人材の育成のためには この力を身につけさ せることが前提となる したがって 4 年 国語 においては 以下 1~5 の能力を養成することが最大の目 的である 1. 情報抽出力 2. 整理 分析力 3. 解釈力 4. 課題発見能力 5. 課題解決能力 分野ごとの目標 (1 年間 ) [ 文的文章 ] 文作品の独特な世界を深く味わう また その内容や作者に関する理解を深める 場合によっては作品の背景にも目を向け より深く作品を鑑賞する 1 速読できる 2 作品世界を構成する要素 ( 登場人物 背景 展開等 ) を把握 理解できる 3 表現の特徴について理解できる 4 テキスト中から正確に情報を抽出し 整理分類できる 5 4の情報をもとに分析 解釈ができる 上記 2~5における取り組みの中で 自分の思考の筋道が妥当であったかどうかを検証できる 7 感性による読みと 抽出した情報による読みとの差異に留意しつつ鑑賞できる 8 鑑賞した内容を文章にまとめることができる 9 自ら読むことはもちろん 他者の読む声 ( 教員 朗読 CDによる ) を聞くことで 表現に対する視野を広げることができる 音声の働きや仕組みにまで目を向けられることが重要 [ 論理的文章 ] 筆者が何についてどのようなことを どのような構成で論じているのかということを把握 理解する そこか ら課題を見出し 独自性豊かな考えを持てるようになる また 文章が論理的に構成されていることを理解する 1 文 文章における 構成要素 を捉え テキストの 形式 を理解するとともに 筆者が テキストを意図通りに構成していることも理解できる 構成要素 一般的事実 具体例 分析 主張等 2 テキスト中から正確に情報を抽出し 整理分類できる また それらを統べることができる 3 2の情報をもとに 課題を発見し それを解決できる 4 他者の意見を聞き 2を行った上でそれらを弁証法的に止揚しつつ 3につなげることができる 5 他者に対し 自らの考えを適切に伝えることができる 教員と生徒 あるいは生徒同士の話し合いや意見交換を積極的に行い 他者の考えに触れる 7 論理的に主張できる また それを適切な表現と構成で文章にすることができる 8 テキストの形式に関する知識を文章の記述に応用できる
9 根拠を示しつつ主張できる ただの感想ではなく 根拠を明確に示しつつ考えを述べることが重要 また 読みやすさ わかりやす さ も重要 [ 古典 ] 古文 漢文の基礎的な知識である文法や語彙を身につけることを主眼とする あわせて読解の基礎もぶ A. 古文 1 重要単語を覚える 2 文法 ( 用言 助動詞 助詞 敬語 ) を理解し それぞれの典型を覚える 3 語のレベルではなく 文や文章のレベルにおいて品詞分解でき 文法的知識を基盤に正確な意味が理解できる 4 標準レベルの文章において 文章のジャンルを意識しつつ それぞれに応じた読解ができる 5 文史をび 教養を身に付け文化理解を深める B. 漢文 1 漢文の文構造 基本的な文法を覚える 2 1の知識を用いて 文を成分ごとに把握しながら文意を理解できる 3 標準レベルの文章を読解できる 4 漢文の思想世界に触れ 人生を見つめる機会を設ける 2. 習方法 授業の進め方について 1 読み解くことについてテキスト ( 主として教科書の文章を題材とする ) から情報を抽出し 整理分類する作業を多く取り入れる [ 文的文章 ] においては 作品を鑑賞する態度も併せて涵養する 2 考えることについて 1で得た情報から 独自の考えを持てるよう指導する グループワークも取り入れる 3 書くこと ( 形式理解も含む ) について情報を抽出しながら各種テキストの形式を理解し その知識を活用して文章を書く 論理 を意識して書けるよう指導する 4 話すこと 聞くことについて他者の話を聞きつつ適切に情報抽出をし それらを整理分類したうえで 適切な表現を用いて口頭で他者に伝える取り組みを実施する 持ち物について 教科書 副教材 ノート ( ルーズリーフ可 ただし提出する際はファイル等でまとめて提出すること ) 筆記用具 赤ペン ノートは授業板書用 1 冊と 課題提出用ノートを 1 冊 計 2 冊必要 評価の観点 出欠状況 試験 レポート 提出物 授業態度等により総合的に評価する 履修上の注意 教科書 副教材は必ず家庭に持ち帰り復習を怠らないこと 忘れ物をしないこと
3. 習計画 実際の状況に応じて 下記の計画を修正 変更する場合がある [ 現代文 ] 月 習項目 時間 習内容 ( ねらい ) 4 各 各授業でグループワークを多く取 随筆 3 り入れる 桜との出会い 表現の特徴を押さえる 要約できるようにする 5 この瞬間を歴史に刻む 8 論理的な文章の読解ポイントを理解し 実 Ⅰ 脳の中の古い水路 際に文章を読む際に活用できるようになる 論理的な文章の読解問題演習を含む 正確に情報を抽出できるようになる 要約できるようになる 筆者の述べていることに対して 自分の意 見を持てるようになる 論理的な文章の問題解法を理解し 実際に 問題を解く際に活用できるようになる 小説 1 文的な文章の読解について 文的な文章の読解ポイントを理解し 実 山月記 における課題探究 際に文章を読む際に活用できるようになる グループ別の発表を行う ( スピーチ ) 作品世界を構成する要素について理解する 文的な文章の読解問題演習を含む 心情に関する表現に留意しつつ読む 7 課題を発見し 仮説を立て 結論を導くと いう過程を理解する 他者との議論から結論を導く過程を理解す る 考察結果の発表において その方法やポイ ント等を理解する
9 詩の鑑賞 詩の形式を理解する 小景異情 永訣の朝 高度 生徒自身の経験や感性を基盤に作品を深く 読み味わう 評論 2 原則として 評論 1 に同じ 意味論的旅と越境 課題を発見し 仮説を立て 結論を導くと 科と世界観 いう過程を理解する 論理的な文章の書き方 他者との議論から結論を導く過程を理解す Ⅱ 論理的な文章の読解問題演習 る を含む 小説 2 原則として 小説 1 に同じ こころ における課題探究 文的な文章の問題解法を理解し 実際に 11 文的な文章の読解問題演習を含む 問題を解く際に活用できるようになる 評論 3 7 原則として 評論 1 2 に同じ モードの視線 論理的な文章の読解問題演習により その 身体という受動性 解法を完全に理解し 身につける 12 論理的な文章の読解問題演習を含む 1 随想 随想の特徴を理解する 本を積んだ小舟 文章の種類ごとの特徴 形式に意識を持つ センター試験 読解問題演習 センター試験の傾向を知り 設問パターン 2 と解法を理解する Ⅲ 短歌 俳句の形式を理解する 3 短歌 俳句の鑑賞 4 生徒自身の経験や感性を基盤に作品を深く 昼ながら幽かに光る 読み味わう 金剛の露 小論文対策 問題演習 4 読解問題演習では 副教材 その他の教材を用いる
[ 古典 ] 月 習項目 時間 習内容 ( ねらい ) 各 各授業でグループワークを多く取 4 5 説話 物語 1 物語 説話の読解 物語 説話 物語 説話の読解問題演習を含む り入れる 物語 説話の読解ポイントを理解し 実際に文章を読む際に活用できるようになる Ⅰ 漢文 1 正確に情報を抽出できるようになる 主語を正確に識別できるようになる 漢文の基礎 故事 逸話 物語 説話特有の古典の作品世界を味わう 漢文の文型 7 日記 随筆 1 日記 随筆の読解 随筆 置き字 返読文字 再読文字 重要句形 重要語句 日記 随筆の読解ポイントを理解し 実際に文章を読む際に活用できるようになる 正確に情報を抽出できるようになる 主語を正確に識別できるようになる 日記 随筆特有の古典の作品世界を味わう 9 漢文 2 詩 原則として 漢文 1 に同じ 漢文の読解問題演習を含む 詩の形式 詩を鑑賞する Ⅱ 和歌 和歌 歌謡 俳諧 俳論 15 和歌の解釈ポイントを理解する 和歌の修辞法 和歌の修辞法を理解する 和歌における課題探究 和歌特有の世界を味わう 課題を発見し 仮説を立て 結論を導くと いう過程を理解する 11 漢文 3 原則として 漢文 1 に同じ 史伝 史伝の成立過程や特徴等を理解する 史伝に関する自分なりの見解を持つ 12 日記 随筆 2 原則として 日記 随筆 1 に同じ 随筆 日記 日記 随筆の読解ポイントを理解し 読解 随筆 日記の読解問題演習を含む 問題の解答に活用できるようになる
1 歴史物語 歴史物語の成立過程や特徴等を理解する 大鏡 テキストについて独自の見解を持つ 2 センター試験 読解問題演習 センター試験の傾向を知り 設問パターン Ⅲ と解法を理解する 3 説話 物語 2 原則として 説話 物語 1 に同じ 源氏物語 与えられた課題に対して 仮説をたて 検 証し 根拠とともに独自の見解を持てる
国語科シラバス 教科国語 ( 現代文 古典 ) 年 5 年授業数 5 時間 / 週 教科書 副教材 新精選現代文 ( 明治書院 ) 新精選古典 ( 明治書院 ) 必携古典文法 ( 明治書院 ) 新明説漢文 ( 尚文出版 ) 古文単語 FORMULA00( 東進ブックス ) 新国語総合ガイド ( 京都書房 ) 常用漢字クリア ( 尚文出版 ) マーク式基礎問題集 [ 現 代文 古文 漢文 ]( 河合出版 ) 1. 習到達目標教科の目標 4 年で身につけた読解力の基盤をもとに 以下 1~4の能力を養成することが最大の目的である また それを基盤に 5 年終了時において 大入試センター試験レベルの問題について 7~8 割以上得点する能力を目指す 1. 抽出した情報を分析 総合し 様々な視点から複数の仮説を立てる能力 2. あらゆる角度から仮説を検証する能力 3. 上記 2において十分に検証して得た結論と 他者の意見とを弁証法的に止揚し さらに水準の高い結論に導く能力 4. 大量の情報を限られた時間で処理できる能力 分野ごとの目標 (1 年間 ) [ 文的文章 ] 文作品の独特な世界を深く味わう また その内容や作者に関する理解を深める 作品の背景にも目を向け より深く作品を鑑賞する 1 作品世界を構成する要素 ( 登場人物 背景 展開等 ) を把握 理解できる 2 表現の特徴に留意しつつ テキスト中から正確に情報を抽出し 整理分類できる 3 2の情報をもとに分析 解釈ができる 4 1~3をもとにして 登場人物の心情をさまざまなコンテクストをふまえつつ理解できる 5 上記 1~4における取り組みの中で 自分の思考の筋道が妥当であったかどうかを検証できる 感性による読みと 抽出した情報による読みとの差異に留意しつつ鑑賞できる 7 鑑賞した内容を表現する際 十全な表現を用いて文章にすることができる [ 論理的文章 ] テキストの形式に沿って内容を把握 理解する その上でテキスト中から課題を見出し 仮説を立てた上で課 題解決へとつなげる また自らの意見と他者の意見を弁証法的に止揚し より高度な意見構築を目指す 1 テキスト形式を把握し 抽象性の高いテキスト内容を理解できる 2 テキスト中から正確に情報を抽出し 整理分類できる また それらを統べることができる 3 2の情報をもとに 課題を発見して仮説を立て それを解決するための結論を導くことができる 4 他者に対し 自らの考えを適切な内容 表現 論理構成等を用いて伝えることができる 4 3で得た結論を適切な表現と構成で文章にすることができる 他者の意見について 2を行った上で 自らの意見とともに弁証法的に止揚しつつ 3につなげることができる
[ 古典 ] 古文 漢文の文法や語彙に関する知識を身につける テキストにおける背景をふまえた上で読解できる A. 古文 1 文法 ( 用言 助動詞 助詞 敬語 ) を理解し それぞれの典型を覚える 2 重要単語を覚える 3 重要単語 文法的知識を基盤に正確な文章内容が理解できる 4 発展的内容を含む文章において 文章のジャンルを意識しつつ それぞれに応じた読解ができる B. 漢文 1 漢文の重要句形 重要語を覚える 2 1の知識を用いて 複雑な文章を理解できる 3 発展的内容を含む文章を読解できる 2. 習方法 授業の進め方について 読み解くことについてテキスト ( 主として教科書の文章を題材とする ) から情報を抽出し 整理分類する作業を多く取り入れる 考えることについて 1で得た情報から 独自の考えを持てるよう指導する 要約を行うことにより 自分で内容をまとめる力を育てる 書くこと ( 形式理解も含む ) について情報を抽出しながら各種テキストの形式を理解し その知識を活用して文章を書く 論理 を意識して書けるよう指導する 話すこと 聞くことについて他者の話を聞きつつ適切に情報抽出をし それらを整理分類したうえで 自らの意見について適切な表現を用いて口頭で他者に伝える取り組みを実施する 持ち物について 教科書 副教材 ノート ( ルーズリーフ可 ただし提出する際はファイル等でまとめて提出すること ) 筆記用具 赤ペン 評価の観点 出欠状況 試験 レポート 提出物 授業態度等により総合的に評価する 履修上の注意 教科書 副教材は必ず家庭に持ち帰り復習を怠らないこと 忘れ物をしないこと
3. 習計画 実際の状況に応じて 下記の計画を修正 変更する場合がある [ 現代文 ] 月 習項目 時間 習内容 4 評論 1 グローバリゼーションの光と影 2 正確に情報を抽出する 異文化理解 2 抽象から具体へ 具体から抽象へと思考や 5 である ことと する こと 4 表現を変換する 論理的な文章の読解問題演習を含む Ⅰ 小説 1 作品世界を構成する要素について理解する 文的な文章の読解について 3 心情に関する表現について 適切な表現を 7 檸檬 用いて表現する 文的な文章の読解問題演習を含む 8 課題を発見し 仮説を立て 他者の意見を 用いて止揚する 考察結果の発表において その方法やポイ ント等を理解する 9 詩の鑑賞 およぐひと 詩の形式を理解する 二十億光年の孤独 生徒自身の経験や感性を基盤に作品を深く 読み味わう 評論 2 文史は何を辿るのか 原則として 評論 1 に同じ 群衆の顔 課題を発見し 仮説を立て 他者の意見を 論理的な文章の書き方 用いて止揚する Ⅱ 論理的な文章の読解問題演習 を含む 小説 2 8 舞姫 原則として 小説 1 に同じ 文的な文章の読解問題演習を含む 文的な文章の問題解法を理解し 実際に 11 問題を解く際に活用する 評論 3 名づけ の精神史 原則として 評論 1 2 に同じ 読み の楽しみ 論理的な文章の読解問題演習により その 12 論理的な文章の読解問題演習を含む 解法を完全に理解し 身につける
1 センター試験対策演習 センター試験形式の問題について 解法を理 解し 活用できるようになる 2 短歌 俳句の鑑賞 短歌 俳句の形式を理解する Ⅲ 牡丹花は咲き定まりて 生徒自身の経験や感性を基盤に作品を深く 吹きおこる秋風 読み味わう 評論 4 原則として 評論 1 2 3 に同じ 私の個人主義 論理的な文章の読解方法を確立する 3 * 小論文対策は適切な時に 継続的 計 画的に実施する 8 読解問題演習では 副教材 その他の教材を用いる [ 古典 ] 月 習項目 時間 習内容 ( ねらい ) 4 源氏物語 ( 古文 ) 古文 15 敬語を身につける 5 枕草子 ( 古文 ) 管鮑之交 ( 漢文 ) 主語を正確に識別する 必要な語を補って口語訳する 平家物語 ( 古文 ) Ⅰ 更級日記 ( 古文 ) 漢詩( 漢文 ) 漢文 漢文の文型を身につける 漢詩の形式 規則を身につける 7 大鏡 ( 古文 ) 15 置き字 返読文字 再読文字 重要句形 重要語句を覚える 古文 漢文の読解問題演習を含む 9 枕草子 ( 古文 ) 古文 四面楚歌 ( 漢文 ) 助詞を身につける 文法事項をすべて確認した上で 識別をで 蜻蛉日記 ( 古文 ) きるようにする 和泉式部日記 ( 古文 ) 主語等を補って口語訳する Ⅱ 紫式部日記 ( 古文 ) 15 漢文 11 源氏物語 ( 古文 ) 漢文の重要句法を身につける 諸子百家の思想を理解する 12 孟子 荀子 など ( 漢文 ) 古文 漢文の読解問題演習を含む
1 大鏡 8 古文 時間内に正確な読解をできるようにする 2 センター試験 読解問題演習 8 漢文 漢文の重要句法を身につける Ⅲ 古文 漢文 3 8 センター試験の傾向を知り 基礎知識を活 かして読解できるようにする
国語科シラバス 教科国語 ( 現代文 古典 ) 年 年授業数 4 時間 / 週 教科書 副教材 新精選現代文 ( 明治書院 ) 新精選古典 ( 明治書院 ) 必携古典文法 ( 明治書院 ) 新明説漢文 ( 尚文出版 ) 古文単語 FORMULA00( 東進ブックス ) 新国語総合ガイド ( 京都書房 ) 常用漢字クリア ( 尚文出版 ) α β:2015 マーク式総合問題集 ( 河合出版 ) センター試験過去問題 [ 現代文 古典 ]( 尚文出版 ) γ : 上級現代文 Ⅱ( 桐原出版 ) 得点奪取 ( 河合出版 ) 得点奪取 [ 漢文 ]( 河合出版 ) 1. 習到達目標教科の目標国語科における 後課程 3 年間の ひいては中等教育 年間の集大成として 演習形式の授業を通して [ 読む力 書く力 聞く力 話す力 ] を活用し 思考する力を最大限に高める また 大入試センター試験の問題において 全員の平均が 8~9 割以上の得点を目指す 具体的には 以下の能力の向上が目標である 1. 抽出した情報を分析 総合し 最適な結論を導く能力 2. 与えられたテキストにおいて あらゆる視点から検証する能力 3. 上記 1 2において得た思考の過程 及び結論を 最適な表現で示す能力 4. 大量の情報を限られた時間で処理できる能力 分野ごとの目標 (1 年間 ) [ 文的文章 ] 文作品の独特な世界を深く味わう また その内容や作者に関する理解を深める 作品の背景にも目を向け より深く作品を鑑賞する 1 作品世界を構成する要素 ( 登場人物 背景 展開等 ) を把握 理解できる 2 表現の特徴に留意しつつ テキスト中から正確に情報を抽出し 整理分類できる 3 2の情報をもとに分析 解釈ができる 4 1~3をもとにして 登場人物の心情をさまざまなコンテクストをふまえつつ理解できる 5 上記 1~4における取り組みの中で 自分の思考の筋道が妥当であったかどうかを検証できる 感性による読みと 抽出した情報による読みとの差異に留意しつつ鑑賞できる 7 鑑賞した内容を表現する際 十全な表現を用いて文章にすることができる [ 論理的文章 ] テキストの形式に沿って内容を把握 理解する その上でテキスト中から課題を見出し 仮説を立てた上で課 題解決へとつなげる また自らの意見と他者の意見を弁証法的に止揚し より高度な意見構築を目指す 1 2 3 3 4 5 テキスト形式を把握し 抽象性の高いテキスト内容を理解できる テキスト中から正確に情報を抽出し 整理分類できる また それらを統べることができる 2の情報をもとに 課題を発見して仮説を立て それを解決するための結論を導くことができる 他者に対し 自らの考えを適切な内容 表現 論理構成等を用いて伝えることができる 3で得た結論を適切な表現と構成で文章にすることができる 他者の意見について 2を行った上で 自らの意見とともに弁証法的に止揚しつつ 3につなげることができる
[ 古典 ] 古文 漢文の文法や語彙に関する知識を身につける テキストにおける背景をふまえた上で読解できる A. 古文 1 文法 ( 用言 助動詞 助詞 敬語 ) を理解し それぞれの典型を覚える 2 重要単語を覚える 3 重要単語 文法的知識を基盤に正確な文章内容が理解できる 4 発展的内容を含む文章において 文章のジャンルを意識しつつ それぞれに応じた読解ができる B. 漢文 1 漢文の重要句形 重要語を覚える 2 1の知識を用いて 複雑な文章を理解できる 3 発展的内容を含む文章を読解できる 2. 習方法 授業の進め方について 事前に問題演習をしてきてもらい その解説を授業で行う α β クラスではセンター試験の解法を γクラスでは国公立二次記述対策として記述式の答案の作成を中心に行う 持ち物について 教科書 副教材 ノート ( ルーズリーフ可 ただし提出する際はファイル等でまとめて提出すること ) 筆 記用具 赤ペン 評価の観点 出欠状況 試験 レポート 提出物 授業態度等により総合的に評価します 履修上の注意 教科書 副教材は必ず家庭に持ち帰り復習を怠らないこと 忘れ物をしないこと
3. 習計画 実際の状況に応じて 下記の計画を修正 変更する場合がある [ 現代文 古典 ] 月 習項目 時間 習内容 4 α β: センター試験 演習 α β γ : 国公立二次 演習 本文の読解 + 選択肢の吟味 における方 Ⅰ 5 7 法を理解し それを活用する γ 読解の基礎を前提に 論述の設問において 適切な内容 表現の解答を作成する Ⅱ 9 11 α β: センター試験 演習 γ : 国公立二次 演習 上記に同じ 12 Ⅲ 読解問題演習では 副教材 その他の教材を用いる