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プレゼン

2018 年 ( 平成 30 年 )12 期 第 3 四半期累計 ( ) 連結決算の概要 花王株式会社 2018 年 10 24

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

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2018年3月期 決算説明会

経営方針説明会

2017年度第1四半期決算説明会

2014年3月期決算説明会

2010年3月期決算説明会

2012年6月12日 MCA、「国内スマタブ市場の動向と戦略分析-2011年度-」の販売を開始

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決算説明会資料


2013年3月期 決算説明会

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

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はじめに マーケティング を学習する背景 マーケティング を学習する目的 1. マーケティングの基本的な手法を学習する 2. 競争戦略の基礎を学習する 3. マーケティングの手法を実務で活用できるものとする 4. ケース メソッドを通じて 現状分析 戦略立案 意思決定 の能力を向上させる 4 本講座

決算説明会資料


社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

PowerPoint プレゼンテーション

2011年3月期決算説明会

イノベーション活動に対する山梨県内企業の意識調査

2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224

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に異なることもありますのでご留意願います 3.3 ヶ年の収益展望 ( 連結 ) の達成条件について 当社は下記 3 ヶ年の収益展望 ( 連結 ) における目標値を達成するため 以下の達成条件を今後のアクションプ ランとして実行してまいります 現状の事業ドメインにおける達成条件 自社製品の拡販 自社製

目次 1/37 ページ 年 12 月期連結業績 2018 年 12 月期業績見通し 株主還元 中期経営計画進捗状況 新たな成長投資について ESGの取り組み

2017年度上期決算説明会

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本日の内容 I. 新経営体制 1 年間の振り返り II. 映像事業の再建 III. 中期ビジョン達成に向けて (2014 年 3 月期 ~2017 年 3 月期 ) 2

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IR用小冊子200611流し込み

PowerPoint プレゼンテーション


事業の経過および成果 Copyright (C) 2009 GMO Internet, Inc. All Rights Reserved.

決算説明会資料

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目次 全社業績の概要 年度の計画と実績 年度業績の概況 3. 売上高 経常利益の推移 4. 事業部門別売上高の推移 5. 費用構成の推移 6. キャッシュ フロー計算書 事業部門別業績の概要 7. サービスラインアップ 8~10. 投資情報事業 11~12.IR 事業

当期実績前期実績 ( 平成 ~ 平成 ) ( 平成 ~ 平成 ) 業績予想前期比業績予想比 売 上 高 186, , ,400 +7,438 3,331 営 業 利 益 10,971 12,750 11,410 1,779

1 目次 2018 年見通し 事業別詳細 ( /2018 年見通し ) 財務状況 参考資料 (2017 年年間 /2017 年 4Q) P2~7 P8~12 P13~19 P20~21 P22~31

第 1 四半期は好調なスタートとなり 通年でも好調を維持する見通しです 主要製品の販売量を高水準で維持しながら 他の主な指標すべてにおいても 非常に好調であった前年同期からさらに大幅に向上しました と コベストロのチーフ コマーシャル オフィサー (CCO) であり 次期最高経営責任者 (CEO)

目次 平成 25 年 3 月期決算概要 1 業績概要 4 2 平成 25 年 3 月期の課題と取組み 5 3 経営成績 6 4 業績推移 7 5 売上高四半期推移 8 6 事業別業績推移 ( ソフトウェア開発事業 ) 9 7 事業別業績推移 ( 入力データ作成事業 ) 10 8 業種別売上比率 (

2018 年度 第 2 四半期決算説明会資料 2018 年 11 月 6 日 当資料に掲載されている情報のうち歴史的事実以外のものは 発表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣の判断による将来の業績に関する見通しであり 当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません 実際の業績は 経済動向

取扱説明書

本日の説明内容 総括 2019 年 3 月期第 1 四半期実績 2019 年 3 月期通期見通し 主要施策の進捗 1

2017年度 決算説明会資料

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目次 2011 年度業界需要動向 1 日経代販価格推移 2 主要原燃料価格の推移 年度連結業績概要 4 主要製品品種別売上実績 5 連結営業利益増減益内訳 (2010 年度対 2011 年度 ) 年度連結業績予想 7 連結営業利益増減益内訳 (2011 年度対 2012

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 2


( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

キヤノン株式会社 2019 年経営方針説明会 2019 年 3 月 1 日 代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化により 実

. 次世代決済プラットフォームの構築 ネット決済 No. の GMO ペイメントゲートウェイ株式会社と 三井住友カード株式会社を中心としてリアル決済 No. のSMBCグループが 次世代決済プラットフォームの構築に向けた協議を開始 SMBCグループとしては新たな領域への参入となり 事業者にトータルな

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平成 13 年度 決算概要と今後の計画について 平成 14 年 5 月 20 日 東京通信ネットワーク株式会社

様式第十二 ( 第 10 条関係 ) 認定経営資源再活用計画の内容の公表 1. 認定した年月日平成 24 年 1 月 31 日 2. 認定事業者名富士フイルムイメージテック株式会社 3. 認定経営資源再活用計画の目標 (1) 経営資源再活用に係る事業の目標認定事業者は 富士フイルム株式会社コンシュー

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名称未設定

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

2018 年度上期の振り返り 代表取締役社長 小郷三朗 2018 SUNTORY BEVERAGE & FOOD LIMITED. All Rights Reserved. 2


会社概要 会社名 : 株式会社メディカルネット ( 東証マザーズ上場 ) 証券コード :3645 事業内容 : ポータルサイト運営 SEM 医療 BtoB メディアプラットフォーム販売代理 事業者向けHP 制作 メンテナンス 医療機関経営支援 所在地 :( 本社 ) 東京都渋谷区幡ヶ谷

中間報告書USS入稿1124.indd

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

2018年3月期 第1四半期決算概要



スライド 1

プレゼン

2009年3月期 第2四半期決算説明会

General Presentation

報道発表

スライド 1

2

光学部品の生産技術の強化に向けた国内拠点の再編について

スキル領域 職種 : マーケティング スキル領域と MK 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

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第4章 日系家電メーカーにおけるグローバル化の進展と分業再編成


第153期定時株主総会の説明資料

北米市場 2017 年 3 月期業績の概要 総需要は 米国で前期比 1% 減の 1,750 万台 カナダで 2% 増の 197 万台 メキシコで 17% 増の 164 万台 北米市場における 新型 CX-9 米国販売台数 ( 千台 ) カナダ他販売台数 ( 千台 ) 米国マーケットシェア (%) 3

決算概況

Sony IR Day 2014-モバイル・コミュニケーション分野

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

2016年3月期決算説明会 プレゼンテーション資料

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PowerPoint プレゼンテーション

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2019 年 3 月期第 3 四半期決算説明動画説明概要 皆様こんにちは 代表取締役の中山でございます 2019 年 3 月期第 3 四半期の決算につきまして WEB 配信によりご説明させていただきます 所要時間は 15 分程度でございますので 最後までよろしくお願い申し上げます 資料 _P.2_

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第10次3カ年計画および2019年度事業計画

経営ビジョン 私たちが目指すヤーマン 1 業績ハイライト 5 セグメント別売上 6 セグメント別営業利益 7 売上構成 8 財務ハイライト 9 第 3 四半期以降の取り組み 10 業績予想について 11 配当について 12

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スライド 1

会社分割による産業機器事業の再編について

2017年第3四半期 スマートフォンのグローバル販売動向 - GfK Japan

Transcription:

40.3% 45.5% 9.4% 4.8% 05

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苅谷 道郎 常務取締役 映像カンパニープレジデント お客様の操作性や利便性を重視し 従来からの銀塩カメラのお客様にも使いやすいデジタルカメ ラを開発するとともに デジタルカメラ世代のニーズに応えた 新しいタイプの製品も市場投入 していきます デジタルカメラの進化はニコンにとって 多くの新しい事業機会を生み出す原動 力です 映像事業部門 当期の市場環境は 期首よりデジタルカメラの 急速な需要拡大により カメラ市場が概ね拡大 基調で推移するものと予測しておりましたが 昨年9月に発生した米国同時多発テロを受け 北米市場の冷え込みの影響が懸念されました 当社では コスト削減の徹底やマーケティング の強化に加え迅速な在庫管理と生産調整策を講 じ 業績への影響を回避することができました この結果 当期映像事業部門の売上高は 前期 比23.0 増の2,216億円となり 営業利益に おいても前期比53.6 増の161億円と好調な 成績を達成しました デジタルカメラ市場では 一眼レフタイプの D1X/D1H をはじめ有効画素数5.0メガピク セルの COOLPIX5000 有効画素数3.2メ ガピクセルの COOLPIX885 インナース イバルデザインの COOLPIX2500 などプ ロフェッショナルからコンシューマータイプま でラインナップを拡充し 大幅な黒字を確保し ました 特に一眼レフタイプのプロ用デジタル カメラ市場において ニコンは圧倒的な強みを 持っており 市場をリードする立場にあります この優位性を展開し 今年6月には ハイアマ チュアをターゲットとしたデジタル一眼レフカ メラ D100 を投入したのをはじめ 競争が 激化しているコンシューマータイプの機種へと 裾野を一層広げていく計画です これに対応す るために 中国江蘇省無錫市に新たな生産拠点 を設立しました * ニコン タイランドとあわせ て2大海外生産拠点体制で市場に対応していき ます また フィルムスキャナでは 各種フィ ルムへの対応と高画質を実現した新製品 SUPER COOLSCAN 8000 ED が売上増 に貢献しました 一方 銀塩カメラ市場では市場規模が縮小 する中 新製品の売上が好調で 市場シェア を拡大しました 特に 普及価格帯モデルの ニコンU マニュアルフォーカス機の新製品 FM3 A 超小型 超軽量ながら高機能の ニコンUs 等の機種が好調に売上を伸ばしま した この背景としては ニコンの 高品 質 高機能 というブランドイメージを維持 しつつも より若年層を対象に 使いやすい イメージを意識した新製品が市場に幅広く受 け入れられた結果であり 今後ともこのブラ ンド戦略を推進していきます 今後の展開としましては 引き続き拡大が見 込まれるデジタルカメラ市場において デジタ ルカメラを中心に その周辺のサービス事業も 積極的に展開していきます 既に インターネ ットを通じてのプリントサービス アルバム作 成 フォトシェアリングなどのネットビジネス を開始しており また インターネットを介し て顧客に修理 サービスを提供するなど 顧客 サービスの充実を図ります また飛躍的な拡大 が予想される中国市場に対応するために 生産 拠点の整備と販売力の強化を推進していきます *2003年4月操業開始予定 08

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