水素供給設備整備事業費補助金平成 28 年度概算要求額 62.0 億円 ( 新規 ) 省エネルギー 新エネルギー部燃料電池推進室 事業の内容 事業イメージ 事業目的 概要 燃料電池自動車 (FCV) は 水素を燃料とする自動車で 内外の自動車メーカーによって 開発競争が進め

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平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

新興国市場開拓事業平成 27 年度概算要求額 15.0 億円 (15.0 億円 ) うち優先課題推進枠 15.0 億円 通商政策局国際経済課 商務情報政策局生活文化創造産業課 /1750 事業の内容 事業の概要 目的 急速に拡大する世界市場を獲得するためには 対象となる国 地

次世代環境対応車のラインナップ ハイフ リット 自動車 クリーンテ ィーセ ル車 長距離 大型 CNG トラック ハイフ リット ハ ス 燃料電池自動車 郊外 ~ 中距離 フ ラク インハイフ リット ハ ス CNG ハ ス 都市部 ハイフ リット トラック 燃料電池バス CNG トラック フ ラク

資料 5-1 燃料電池自動車 バスの普及に向けた導入支援策について 平成 29 年 9 月 21 日 国土交通省自動車局環境政策課環境省水 大気環境局自動車環境対策課

第 2 章各論 1. フェーズ 1( 水素利用の飛躍的拡大 ) 1.2. 運輸分野における水素の利活用 FCV は 水素ステーションから車載タンクに充填された水素と 空気中の酸素の電気化学反応によって発生する電気を使ってモーターを駆動させる自動車であり 一般ユーザーが初めて水素を直接取り扱うことにな

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

水素の 利用 輸送 貯蔵 製造2030 年頃 2040 年頃庭用海外 水素 燃料電池戦略ロードマップ概要 (2) ~ 全分野一覧 ~ 海外の未利用エネルキ ー ( 副生水素 原油随伴カ ス 褐炭等 ) 水素の製造 輸送 貯蔵の本格化現状ナフサや天然カ ス等フェーズ3: トータルでのCO2フリー水素供

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お知らせ

(2) 技術開発計画 1 実施体制 技術開発代表者 戸田建設株式会社 ( 全体調整 ( 設計 調達 建造 運用 検証 )) 佐藤郁構造工学 情報工学分野について 23 年間の業務実績 小林修構造工学分野について 28 年間の業務実績 西田哲哉実施体制強化のため専任研究補助員を増員 2 実施スケジュー


地球温暖化対策のための税の効果について 1. 平成 20 年 11 月中央環境審議会グリーン税制専門委員会 環境税等のグリーン税制に係るこれまでの議論の整理 より 税収を温暖化対策の費用に充てる 又は温暖化対策に係る減税に活用する場合 CO 2 削減に関し大きな効果が見込める ( 前略 ) 環境利用

資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室

北杜市新エネルギービジョン

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

News Release 2014 年 5 月 20 日 世界最大級 アジア初! 水素グリッドエアポートの実現に向けて ~ 環境先進空港の実現と水素関連産業の世界市場獲得へ ~ 新関西国際空港株式会社は 世界最高水準の環境性と安全性を備えた 環境先進空港 を目指し スマート愛ランド構想のもと 空港島

クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費金平成 27 年度予算案額 億円 ( 億円 ) 製造産業局自動車課 環境 エネルギー制約への対応の観点から 我がの CO2 排出量の 2 割を占める運輸部門において 電気自動車等の次世代自動車を普及することは重

次世代エネルギーシステムの提言 2011 年 9 月 16 日 株式会社日本総合研究所 創発戦略センター Copyright (C) 2011 The Japan Research Institute, Limited. All Rights Reserved.[tv1.0]

エネルギー規制 制度改革アクションプラン (11 月 1 日 ) の概要 重点課題と詳細リスト 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を 実施 検討事項詳細リスト (77 項目 ) として取りまとめ その中から 3つの柱で計 26 項目の重点課題を特定 1 電力システムの改革 (9 項

電解水素製造の経済性 再エネからの水素製造 - 余剰電力の特定 - 再エネの水素製造への利用方法 エネルギー貯蔵としての再エネ水素 まとめ Copyright 215, IEEJ, All rights reserved 2

1 日本再興戦略 2016 改革 2020 隊列走行の実現 隊列走行活用事業モデルの明確化ニーズの明確化 ( 実施場所 事業性等 ) 技術開発 実証 制度 事業環境検討プロジェクト工程表技高齢者等の移動手段の確保 ( ラストワンマイル自動走行 ) 事業モデルの明確化 ( 実施主体 場所 事業性等 )

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

資料3-1 温室効果ガス「見える化」の役割について

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総務省 分散型エネルギーインフラプロジェクト ( 調査委託費 ) 2.6 億円の内数 文部科学省 未来社会創造事業 ( ハイリスク ハイインパクトな研究開発の推進 ( 異次元エネルギー技術創出 )) 12 億円の内数 公立学校施設整備費 ( 太陽光発電等導入事業 ) 農林水産省 農山漁村活性化再生可

: 本来の行政目的のために実施する事業であり 大会や大会を通じた新しい日本の創造にも資するが 大会に直接資する金額を算出することが困難な事業 14 府省等 208 事業 5461 億円 C: 本来の行政目的のために実施する事業であり 大会との関連性が比較的低い事業 8 府省等 29 事業 826 億

参考資料3(第1回検討会資料3)

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空港での 素利活 に向けた検討会 資料 (1/14) 燃料電池 (FC) フォークリフトの取組み FC = Fuel Cell ( ベース 両 : 積載荷重 2.5t 電動フォークリフト ) 2016 年 7 月 5 日 株式会社豊田自動織機 産 FC プロジェクト Copyright(c) 201

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東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)

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病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

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Rodrigo Domingues UNDP Borja Santos Porras/UNDP Ecuador UNDP Kazakhstan 2

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本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

マートシティ 省エネルギー対策の推進 <ビル 工場等における省エネルギー対策の推進 > 大規模事業所が対象のキャップ & トレード制度 * ( 以下 C&T 制度 という ) について 2020 年度からの第 3 計画期間に向け 専門家による検討会の設置に係る準備等を実施 新規 東京 2020 大会

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はじめに 福島県は復興の大きな柱として 福島を 再生可能エネルギー先駆けの地 とすべく 再生可能エネルギーの拡大 関連する産業の集積 研究開発を進めている 2012 年 3 月に改訂された 福島県再生可能エネルギー推進ビジョン ( 改訂版 ) においては 2040 年頃を目途に福島県内の 1 次エネ

熱効率( 既存の発電技術 コンバインドサイクル発電 今後の技術開発 1700 級 ( 約 57%) %)(送電端 HV 級 ( 約 50%) 1500 級 ( 約 52%

自動車の車体課税の見直しについて 平成 23 年 11 月 15 日 国土交通副大臣松原仁 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

資料3 船舶ワーキンググループにおける検討方針等について

政策体系における政策目的の位置付け エネルギー基本計画 ( 平成 22 年 6 月 18 日閣議決定 ) において 一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合を 2020 年までに 10% とすることを目指す と記載 地球温暖化対策基本法案 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 )

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FCH2JU は欧州全体の水素 燃料電池技術開発をリードしており 主に交通 エネルギーシステム 分野横断型のプログラムを実施している 定量目標 戦略名称 関連主体 期間 予算 定性目標 FCV 水素 ST 需給量 第 2 期燃料電池水素共同実施機構 (FCH2JU) 欧州委員会 Hudrogen E

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次世代自動車の普及目標 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 ) において 2030 年までに次世代自動車の新車販売に占める割合を 5 割から 7 割とすることを目指し 初期需要の創出 性能向上のための研究開発支援 効率的なインフラ整備等を進める としている 基本的な戦略は 次世代自動車戦略 2

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( 太陽光 風力については 1/2~5/6 の間で設定 中小水力 地熱 バイオマスについては 1/3~2/3 の間で設定 )) 7 適用又は延長期間 2 年間 ( 平成 31 年度末まで ) 8 必要性等 1 政策目的及びその根拠 租税特別措置等により実現しようとする政策目的 長期エネルギー需給見通

新車販売台数のシェア 分析の前提条件 燃費 [km/l] 燃料種別新車販売台数のシェアは 自動車産業戦略 の平成 42 年度のシェアに向かって線形に変化し 技術開発等により乗用車販売平均燃費も改善すると仮定 2 この仮定を踏まえつつ 平成 27 年度燃費基準と平成 32 年度燃費基準の

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

鹿児島県海洋再生可能エネルギー開発可能性調査仕様書

第6回議論における補足資料

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(2) 技術開発計画 1 実施体制 環境省 明和工業株式会社 ( 共同実施者 ) 国立大学法人東京工業大学 (2) ガス利用システムの技術開発エンジン発電機の試験運転における稼働状況の確認 評価 (3) 軽質タール利用技術開発エンジン発電機を用いた燃焼試験 (4) トータルシステムの技術開発物質 熱

資料2:地球温暖化対策に係る中長期ロードマップ(議論のたたき台)(案)


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4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) < 下記要件のいずれかを満たすもの > 年間稼働率 80% 以上と見込まれるもの kw あたりの資本費一定以下 2,000kW 未満 62 万円 /kw 以下 2,000kW 以上 2

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

参考資料 1 約束草案関連資料 中央環境審議会地球環境部会 2020 年以降の地球温暖化対策検討小委員会 産業構造審議会産業技術環境分科会地球環境小委員会約束草案検討ワーキンググループ合同会合事務局 平成 27 年 4 月 30 日

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

200kW 未満 272 万円 /kw 以下 200kW 以上 1,000kW 未満 109 万円 /kw 以下 1,000kW 以上 3 万 kw 未満 39 万円 /kw 以下 4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) <

H28秋_24地方税財源

御意見の内容 御意見に対する電力 ガス取引監視等委員会事務局の考え方ることは可能です このような訴求は 小売電気事業者が行うことを想定したものですが 消費者においても そのような訴求を行っている小売電気事業者から電気の小売供給を受け 自らが実質的に再生可能エネルギーに由来する電気を消費していることを

緒論 : 電気事業者による地球温暖化対策への考え方 産業界における地球温暖化対策については 事業実態を把握している事業者自身が 技術動向その他の経営判断の要素を総合的に勘案して 費用対効果の高い対策を自ら立案 実施する自主的取り組みが最も有効であると考えており 電気事業者としても 平成 28 年 2

平成 28 年度エネルギー消費統計における製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) のエネルギー消費量を部門別にみると 製造部門で消費されるエネルギーは 1,234PJ ( 構成比 90.7%) で 残りの 127PJ( 構成比 9.3%) は管理部門で消費されています 平成 28 年度エ

1 はじめに

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4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き


3 地球温暖化対策の推進に関する方針及び推進体制 (1) 地球温暖化対策の推進に関する方針 [ 基本理念 ] 人類が自然と調和し 未来にわたり持続可能な発展を実現するため NTT グループ地球環境憲章に則り NTT 西日本はグループ会社と一体になって 全ての企業活動において地球環境の保全に向けて最大

内部統制ガイドラインについて 資料

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介護ロボットの開発 普及に関する現状 社会保障費は増加の一途 ( 介護に係る社会保障費の推計 :2012 年 8.4 兆円 2025 年 19.8 兆円 ) 2025 年時点の介護職員の需給を推計すると 介護職員は 38 万人不足する見込み 持続的な財政及び社会保障システム維持のためには 介護需要増

目次 1. 実施内容について 背景と目的 2. 海外 P2G 事例 3. FSの中間報告 システム機能概要図 主要設備仕様案 主要設備面積試算と水素量試算 想定スケジュール 技術的要件 送電線 FSにおける今後の検討スケジュール 2017 Toshiba Corporation / Tohoku-E

Taro-全員協議会【高エネ研南】

2.1 標準式 : 燃料法 ( 燃料使用量から二酸化炭素排出量を算定 ) 燃料の使用に伴う二酸化炭素の発生は 燃料に含有される炭素分が燃焼することで酸化され 大気中に二酸化炭素として放出されることによります このため 燃料が完全燃焼することを前提にすれば 燃料の使用量から二酸化炭素排出量を算定する方

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様式 2 作成年度 平成 28 年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県

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スライド 1

スライド 1

本要望に対応する縮減案 3 自動車の取得段階では消費税と自動車取得税が二重課税となっており 保有段階でも自動車重量税のほかに自動車税 ( 又は軽自動車税 ) の 2 つの税が課されており 自動車ユーザーに対して複雑かつ過大な負担を強いている 特に 移動手段を車に依存せざるをえず複数台を保有する場合が

Transcription:

の平成 28 年度予算概算要求 関連について 平成 27 年 10 月 19 日 中経済産業局資源エネルギー環境部

水素供給設備整備事業費補助金平成 28 年度概算要求額 62.0 億円 ( 新規 ) 省エネルギー 新エネルギー部燃料電池推進室 03-3501-7807 事業の内容 事業イメージ 事業目的 概要 燃料電池自動車 (FCV) は 水素を燃料とする自動車で 内外の自動車メーカーによって 開発競争が進められており 日本では 2014 年 12 月に世界に先駆けて販売が開始されました 本事業では FCVの普及の促進及び早期の自立的な市場の確立を目指すため 水素供給設備 ( 水素ステーション ) の整備費用の一部を補助することで 水素ステーションの整備を加速させます 特に四大都市圏内の空白地帯や 四大都市圏を結ぶ幹線沿いを中心に 水素ステーションの重点的な整備を図ります 空白地帯に集中 燃料電池自動車の潜在的な需要が高いにもかかわらず まだ水素ステーションの整備が進んでいない空白地帯への集中配備首都圏中京圏 関西圏 北部九州圏 四大都市圏を結ぶ 四大都市圏を結ぶ幹線沿いを中心に水素ステーションを整備 また FCV の潜在的な需要を喚起するとともに 今後の水素ステーションの適切な整備 運営方法を確立するため 水素ステーションを活用した FCV の新たな需要創出等に必要な活動費用の一部を補助します 成果目標 四大都市圏を中心とした地域における水素ステーションの設置 ( 累計 100 カ所程度 ) 及び需要創出等活動への支援を通じて FCV の普及促進を加速します [ 水素ステーションの採択状況 ] 首都圏 : 37 箇所 中京圏 : 20 箇所 関西圏 : 12 箇所 北部九州圏: 12 箇所 平成 27 年 7 月現在 条件 ( 対象者 対象行為 補助率等 ) 補助 補助 (2/3,1/2) 民間事業者等 SS 併設型水素ステーション パッケージ型水素ステーション 移動式水素ステーション

背景 目的 水素は 利用時において CO2 を排出せず 再生可能エネルギー等のエネルギー貯蔵にも活用できることから 地球温暖化対策上重要なエネルギーである 一方 現在 水素は化石燃料から製造する場合が多く 製造の過程等で CO2 が排出されている そのため 低炭素な水素の利活用を推進する必要 また 現在は水素設備単体の導入が先行し 本格的な水素市場の拡大に不可欠な 水素サプライチェーン及びそれを低炭素化する技術が確立していない このため 地球温暖化対策の観点からは 再生可能エネルギー等を活用した 波及効果 事業性の高い水素サプライチェーンを確立することが重要である さらに 低炭素な水素社会を実現し 燃料電池自動車の普及 促進を図るため 再エネ由来の水素ステーションの導入の加速化が必要 期待される効果 再エネ等を活用した水素社会推進事業 ( 一部経済産業省連携事業 ) 今後導入拡大が予想される水素の CO2 削減効果の評価手法確立及び低炭素化促進による CO2 排出削減対策の強化 地域における低炭素な水素サプライチェーンの水平展開 再生可能エネルギー + 水電解 事業概要 製造輸送 貯蔵利用 H2 未利用エネルギー 気体圧縮貯蔵液化貯蔵 化学貯蔵 平成 25 27 年度予算年度要求額 百万円億円 平成 28 年度要求額 6,500 百万円 (2,650 百万円 ) 事業目的 概要等 (1) 水素利活用 CO2 排出削減効果等評価 検証事業水素の製造から利用までの各段階の技術の CO2 削減効果を検証し サプライチェーン全体での評価を行うためのガイドラインを策定する また CO2 削減を実現するための地域の特性を活かした水素の利活用方策等について調査を行い 低炭素な水素利用の推進を図る (2) 地域連携 低炭素水素技術実証事業地方自治体と連携の上 地域の再生可能エネルギーや未利用エネルギーを活用した水素サプライチェーンを構築し 先進的かつ低炭素な水素技術を実証する そして 低炭素な水素サプライチェーンのモデルを確立させる (3) 地域再エネ水素ステーション導入事業 経済産業省連携 低炭素な水素社会の実現と 燃料電池自動車の普及 促進のため 再エネ由来の水素ステーションを導入する 事業スキーム実施期間 : 平成 27 年度から平成 31 年度まで (1)(2) (3) 委託 H2 結果報告 燃料電池 燃料電池自動車 補助 補助率 3/4 イメージ 風力発電 小水力発電 H2 使用済プラスチック ガス化低炭素な水素サプライチェーンを地域に実装し CO2 削減効果の検証 先進的技術の確立と普及拡大に必要なコスト 技術条件等の洗い出しを行う 燃料電池バス 低炭素な水素社会の実現と 燃料電池自動車の普及 促進のため 再エネ由来の水素ステーションを導入

クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金平成 28 年度概算要求額 150.0 億円 ( 新規 ) 事業の内容 事業イメージ 製造産業局自動車課 03-3501-1690 事業目的 概要 環境 エネルギー制約への対応の観点から 我がの CO2 排出量の約 2 割を占める運輸部門において 電気自動車等のクリーンエネルギー自動車の普及は重要です 補助対象車両 また クリーンエネルギー自動車は 今後の成長が期待される分野であり 各メーカーが参入を予定するなど 際競争が激化しています 一方 現時点では導入初期段階にあり コストが高い等の課題を抱えています このため 本事業では 例えば電気自動車については航続距離の向上を促進するなど 車種ごとの出口戦略を踏まえたスキームによる導入支援策を講じ 車両に対する負担軽減による初期需要の創出 量産効果による価格低減を促し 世界に先駆けてクリーンエネルギー自動車の市場を確立します 成果目標 日本再興戦略改訂 2014 における 2030 年 ( 平成 42 年 ) までに新車販売に占める次世代自動車の割合を 5~7 割とする目標の実現に向け 次世代自動車の普及を促進します 条件 ( 対象者 対象行為 補助率等 ) 補助 ( 定額 ) 補助 申請者

地域交通のグリーン化を通じた電気自動車の加速度的普及促進優先課題推進枠 :621 百万円 燃料電池自動車をはじめとする電気自動車を活用した地域の実状を踏まえた多様な交通サービスの展開 集中的導入等 他の地域や事業者による導入を誘発 促進するような先駆的取組を重点的に支援 < 電気自動車の購入を支援 ( 補助 )> バス 超小型モビリティ : 車両本体価格の 1/2 タクシー トラック : 車両本体価格の 1/3 燃料電池車の導入 : 事業に関わらず車両本体価格の 1/2 < 充電施設の導入を支援 ( 補助 )> バス 超小型モビリティ : 導入費用の 1/2 タクシー トラック : 導入費用の 1/3 ( 例 ) 水素社会の構築に向けた 燃料電池自動車の導入 給電機能等の活用による 地域防災計画と連携した導入 超小型モビリティ等新たな移動ニーズに対応した導入

物流分野における CO2 削減対策促進事業 ( 土交通省連携事業 ) 平成 28 年度要求額 4,100 百万円 ( 新規 ) 背景 目的 物流システムは わがの経済 社会の維持 発展に不可欠な基盤的システムの一つであるが 安全性や迅速性等 多様な考慮要素が存在 新たな温室効果ガス削減目標達成のためにも 物流分野における CO2 削減対策は重要な柱の一つ これまでは自動車を中心とする陸上輸送が主であったが 人口減少や高齢化等社会状況の変化により 物流システムも転換期を迎えており このタイミングで低炭素価値を組み込むことが極めて重要 この状況を捉えて わがの最先端技術も活用しつつ 鉄道等へのモーダルシフトをはじめとして 物流システム全体を低炭素型に転換していく 事業スキーム 概要 ( 補助率 ) 定額 補助金 期待される効果 非営利法人 ( 補助率 ) 1/3 1/2 補助金 地方公共団体 自動車輸送を中心とする物流システムから 鉄道や海運を最大限活用するシステムへの転換 モーダルシフトによる CO2 削減対策を促進 共同輸配送や閑散線区の活用など 物流システムの効率化による CO2 削減対策を促進 倉庫や港湾 空港等の物流拠点及びそこで用いられる荷役機器 輸送機器等の単体設備を先端設備に更新することによる CO2 削減対策を促進 従来自動車を主としていた物流システムを 鉄道や海運を最大限活用する低炭素型のシステムに再構築する 事業内容 1 モーダルシフトの促進等による低炭素型物流システム構築事業 ( 継続 ) 物流の低炭素化に向け 可能な限り鉄道 海上輸送へのモーダルシフトを シフトの難しい貨物については共同輸配送を促進する 1 鉄道 海上輸送への転換促進事業 231フィートコンテナ導入促進事業 3 共同輸配送促進事業 間接補助対象: 物流事業者等 補助割合 実施期間 :1/2 :1 3 平成 25 年度 ~ 平成 29 年度 2 平成 24 年度 ~ 平成 28 年度 2 物流拠点の低炭素化促進事業 ( 継続 ) 物流の中核となる施設における物流設備等の低炭素化を促進する 間接補助対象: 物流事業者等 補助割合 :1/2 又は1/3 実施期間 : 平成 25 年度 ~ 平成 29 年度 3 鉄道貨物輸送へのモーダルシフトモデル構築事業 ( 新規 ) 地方や都市内で短距離輸送の大部分を占めるトラック輸送について 地方閑散線区や地下鉄の余剰輸送力を活用したモーダルシフトを促進する 間接補助対象: 鉄道事業者 物流事業者 補助割合 :1/3 実施期間 : 平成 28~30 年度 4 災害等非常時にも効果的な港湾地域低炭素化推進事業 ( 継続 ) 港湾地域における低炭素で高効率な荷役機械の導入により 荷役作業に伴う低炭素化を図る 間接補助対象: 民間事業者等 補助割合 :1/3 実施期間 : 平成 24 年度 ~ 平成 29 年度 5 水素社会実現に向けた産業車両の燃料電池化促進事業 ( 新規 ) 空港等において 既に水素の供給体制が整っているか又はそれが見込まれる事業者に対して燃料電池フォークリフト等の普及を図る 間接補助対象者: 民間事業者等 補助割合 : 燃料電池産業車両 ( 燃料電池フォークリフト ) エンジン車との差額の1/2 電動産業車両 ( 電動フォークリフト ) エンジン車との差額の1/3 実施期間 : 平成 28 年度 ~ 平成 30 年度