訪問シリーズ 四日市公害と環境未来館 平成27年3月21日に開館した 四日市公 また 四日市公害と環境未来館に併設す 害と環境未来館 は四大公害としてその名を る 四日市市立博物館 プラネタリウム と併 知られる四日市公害に関する館です 開館以 せて 総合的な視野で四日市公害を学んでい 来 多くの視察や社会見学の方を始め 多数 ただける場となっており 連日多くの方にご のご来館者をお迎えし 7月には来館者3万 活用いただいています 人を突破しました 四日市公害と環境未来館 四日市公害と環境未来館の目的 四日市 市では昭 和3 0 年 代に 四日市公 かで 得た知 識 や 経 験 環 境 技 術を広く国 害が 発 生し 多くの人 が 公 害 で 苦し みま 内 外 に情 報 発 信 するために 今 年 の 3月 した そ れ か ら 約 半 世 紀 が 過 ぎた 現 在 2 1日に 四日市公 害と環 境 未 来 館 は開 その歴史と教 訓を風 化させることなく次 館しました 世代に伝えていくために また 環 境 改善 同 時リニューアルした 併 設 する 四日 への取り組みや産 業の発 展と環 境保 全を 市 市立博 物 館 プラネタリウム と併せて 両立させてきた四日市のまちづくりのな ご 覧 いた だくことで 現 代 に 生きる私 た 7
2階で明治時 代 以降の産 業 都 市として発 に その中で 始まった医 師や研 究 者 の方 展して いく四日市と公 害 問 題を扱うこと の取り組み そして 全 国に先 駆けて本 市 によって 単に公 害について 歴史につい が 実 施した公 害 健 康 被 害 者 へ の 医 療 費 て知るだ け でなく 一 体 的に学んで いた 救 済 制度など を紹 介し 公 害が 叫 ばれる だくことが 可能となっています 中で どのように人々が 暮らしていたのか 学んでいただきます 2 階の 四日市公害と環 境 未 来 館 では そして 四日市 公 害 裁 判シアターで は 博 物 館 の 常 設 展 示 で の 江 戸 時 代ま で の四日市のくらしの 変 化を踏まえつ つ 広 が る 公 害 問 題 に 対して 立 ち 上 が った 急 速 に変 化 発 展して いく四日市の 姿と 人々の 裁 判 へと向かっていく労 苦と裁 判 公害の問題について展 示しています の 過 程について 当時 の資 料と証 言を交 えながら学んでいただける映 像 作品を用 まず 最 初 の 産 業 の 発 展とくらし の 変 意しています 化 のコーナーにて 明治以降の四日市の 港 の 発 展とともに 戦 争 を 経 て コンビ また シアター向かいの 情 報 検 索コー ナートが 四日市に出来るまでの様 子を当 ナ ー で は 4 0 名を 超 える方々からの 証 時 の 写 真や再 現 模 型によって 知ること 言 映 像を集 め 公 害 被 害 の大きかった当 ができます 時の記憶を中心に証言いただいています 様々な立 場 の方々から様々な 角度でお話 をしていただいているので 当時のことを 詳しく知りたい方も 初めて四日市公害を 学 ぶ 方にとっても価 値あるコーナーで す 産業の発展とくらしの変化 のコーナー 次の 公 害 の 発 生 のコーナーでは 当 時の貴重な資 料 や写 真を基に 公害 の歴 史と深 刻 な 健 康 被 害 につ いて伝 えます 四日市公害裁判シアター 健 康 被害に苦しんだ方の当時を語った証 そして 環 境 改善 の取り組み では市 言 映 像 や 肉 声などを体 感していただき 市に寄 せられた 苦 情 や 様々なデータをも 民 企業 行政 が 一 体となって取り組んだ とに公 害 の 様 子を感じて いただくととも 環 境 改善により 昭 和 51年度に呼 吸器 系 9