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目次 1. 指定引取場所の適正配置原則について 2.A B 両グループの指定引取場所の現状について 3. 指定引取場所の A B 共有化のメリットについて 4. 指定引取場所の A B 共有化に伴う統合のメリットについて 5. 指定引取場所の A B 共有化 統合について留意すべき点 6. 離島にお

9 (4) 小形二次電池 1 使用済製品のマテリアルフロー 使用済小形二次電池については 一般家庭及び事業者より排出され 資 源有効利用促進法に基づき 電池メーカーと電池使用製品メーカー等による回収が行われており 電池単体での排出と 製品 ( パソコン 携帯電話等 ) と一体となった排出の2 通りが

資料4 使用済小型家電回収の現状と課題

資料5 使用済小型電気電子機器のフロー推計方法(案)

調査対象:

廃棄物・リサイクル部会小型電気電子機器リサイクル制度及び使用済製品中の有用金属の再生利用に関する小委員会使用済製品中の有用金属の再生利用に関するワーキンググループ産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会合同会合

資料3 使用済小型電気電子機器のフロー推計結果(一次案)

使用済自動車の再資源化等に関する法律の概要

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

タイトル

産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会(第15回) 資料4 レアメタルのリサイクルに係る現状

添付参考資料 ( 和訳版 ) 11 th International Automobile Recycling Congress IARC 2011 メキシコにおける使用済み自動車管理 Msc. Sergio Gasca Alvarez メキシコ連邦環境省 (SEMARNAT) 持続型固形廃棄物管理

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車

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フロン回収・破壊法の改正内容等について

資料4  道路運送車両法改正後(平成17年1月以降)の処理状況

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号


様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

資料4-2 特定家庭用機器の品目追加・再商品化等基準に関する報告書

資料3    既存品目の再商品化等について

12年~16年

参考資料2 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況 2016年

2 回収台数の推移 回収台数の推移 1, 回 収 台 数( 千 台)30

新興国市場開拓事業平成 27 年度概算要求額 15.0 億円 (15.0 億円 ) うち優先課題推進枠 15.0 億円 通商政策局国際経済課 商務情報政策局生活文化創造産業課 /1750 事業の内容 事業の概要 目的 急速に拡大する世界市場を獲得するためには 対象となる国 地

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

資料4 小型電気電子機器からの有用金属リサイクルを検討する必要性について

小型家電の回収量拡大に向けた改善のポイント 小型家電リサイクルの促進に向けて 特に改善すべき余地が大きいポイントは以下の通りである 市町村から最終処分等される小型家電 ( 約 15 万トン ) 課題認識 1 2( 次頁参照 ) 不用品回収業者へ引き渡される小型家電 ( 約 7 万トン ) 課題認識

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

電子メール用テンプレート

2 回収台数の推移 (2) 再資源化実績 1 平成 23 年度実績 製品区分処理量 (t) 処理台数 ( 台 ) 再資源化量 (t) 再資源化率 (%) 法定目標 (%) 1, ,907 1, (1,964) (181,617) (1,495) (76.1)

Microsoft Word - env_law.doc

資料3 消費者アンケート調査(途中報告)

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資源有効利用促進法に基づく自主回収及び再資源化の各事業者等による実施状況の公表について

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2 回収台数の推移 (2) 再資源化実績 1 平成 22 年度実績 製品区分 処理量 (t) 処理台数 ( 台 ) 再資源化量 (t) 再資源化率 (%) 法定目標 (%) 1, ,617 1, (1,935) (171,493) (1,488) (76,9) 50 46

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大阪産業大学経営論集第 13 巻第 1 号 用をうけてリサイクルが行われている 1 しかし 使用済み携帯電話については 通信業者および通信機器製造業者がモバイル リサイクル ネットワークという組織を構築し 携帯電話専門店が自主的に回収し リサイクルしているが 2010 年度の回収実績は約 734 万

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度

Microsoft PowerPoint - 参考資料3_排ガス対策について

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 8 月 25 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県東広島市志和町志和堀 株式会社ヒロタニ取締役社長廣谷清 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

様式第二号の二(第八条の四の四関係)

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Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

い さ だ く の残 銀 ご確認 水 科用 歯 に 棚 など せん ま り りは あ か 歯科用水銀 歯科用アマルガムの 使わなく なった 早期処理にご協力ください 2013年10月 採択されました 水銀含有廃棄物の適正処理を お願いいたします 適 正 な 処 理 は どうしたら い い の 歯科用

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Microsoft Word - 福岡市版H24改定.doc

( お知らせ ) 家電メーカー各社による家電リサイクル実績の公表について 参考資料 4 平成 19 年 6 月 12 日 ( 火 ) 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部企画課リサイクル推進室直通 : 代表 : 室長補佐 : 相澤寛史 ( 内線

一般社団法人鉛蓄電池再資源化協会 (SBRA) 設立の経緯 : 鉛蓄電池再資源化協会は 平成 16 年 10 月 1 日に国内電池メーカー 4 社 ( 当時 5 社 ) と社団法人電池工業会 ( 略称 BAJ) とが基金を拠出して有限責任中間法人として設立 平成 21 年 6 月に名称を 一般社団法

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

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平成 27 年度一般廃棄物処理等の概要 出典 : 一般廃棄物処理事業実態調査 < 平成 27 年度実績 > ( 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部廃棄物対策課 )

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様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

ごみ焼却施設の用地設定

目次 第 1 章調査の概要 1. 調査の目的 3 2. 調査の対象 3 3. 調査の方法 3 4. 調査の内容 3 5. 回答者の属性 3 第 2 章調査の結果 1. 結果の概要 6 2. 結果の詳細 6 (1) 自動車ユーザーの自動車リサイクルについての理解状況 6 (2) 自動車購入時における自

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

平成○○年○○月○○日

【H22】【報告書】排出家電のフロー調査(案)

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

再資源化効率向上への取組 ( 高効率再資源化のための研究開発 ) 本研究では 高効率な資源循環システムを構築するためのリサイクル技術として 中間処理におけるプラント自動自律化に向けた 廃製品自動選別技術開発 及び 2 廃部品自動選別技術開発 並びに現状では銅製錬工程でスラグ化して資源回収されない金属

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 25 日 広島県知事 様 提出者 ( 届出者 ) 住所 氏名 大阪府堺市堺区匠町 1 番地 シャープ株式会社代表取締役会長兼社長執行役員 ( 法人にあっては, 名称及び

Microsoft Word - 産業廃棄物処理計画書(平成27年6月提出分)

1. 小型家電の回収量目標の考え方 1

特定家庭用機器廃棄物回収率目標達成アクションプラン 平成 28 年 3 月 廃家電の回収率向上に向けたアクションプラン及び取組状況の検証に関する検討会

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平成26年度に向けた事務局案

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

表紙

様式2-14特管処理実績

図表 2 消費者アンケートでの流通経路 品目の分類 リユース品の流通経路 (6 分類 ) 1 リユースショップ 中古品販売店の店頭で購入 2 インターネットショッピングサイトにて購入 3 インターネットオークションで中古品を購入 4 フリマアプリで中古品を購入 5 フリーマーケット バザー等での購入

産業廃棄物の種類 : 汚泥 事業者コード : 8JS 地域コード : 事業者コード J で始まる全 桁コード が不明の場合 事業所名称を記入ください 単位 : +8 自ら再生利用を行った量 自ら熱回収を行った量 + 自ら埋立処分又は海洋投入処分を行った量 全処理委託量 優良認定処理業者への処理委託量

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条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

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A. 1 管理責任者に変更がない場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者の住所 氏名 電話番号及び管理責任者に変更がない旨お知らせ下さい 2 管理責任者に変更がある場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者変更の旨お知らせいただき 30 日以内に 管理責任者選任届 を提出して下

資料4  小売業者によるリサイクル・リユース仕分け基準の作成に係るガイドライン素案の設定と項目について

平成 26 年度中小企業等産業公害防止対策調査 廃鉛バッテリー等有害廃棄物の効果的な国内処理方策に関する調査 報告書 要約版 平成 27 年 2 月 九州経済産業局

Q2-4: 水銀を回収した後のガラスくず ( 破砕したもの ) や 破損した水銀使用製品 は水銀使用製品産業廃棄物になるのか 水銀使用製品産業廃棄物には卒業基 準はないのか P.3 3. 廃水銀等について P.4 Q3-1: 当社は水質汚濁防止法の特定施設からは外れているが 廃棄物処理法でも今 P.

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 29 年 6 月 27 日 千葉市長熊谷俊人 殿 提出者 住所千葉県船橋市浜町 ららぽーと三井ビル 12 階 氏名三井ホーム株式会社千葉支店 電話番号 支店長五井尚人 廃


2. 今後の主な検討事項 1 高濃度 PCB 廃棄物に係る行政代執行費用に対する支援の必要性 高濃度 PCB 廃棄物の処分は 排出事業者責任の観点から その保管事業者が行 うことが原則 このため 都道府県市による行政代執行に要する費用についても 保管事業者が負担することが原則 しかしながら 高濃度

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

様式2-9産廃処理実績_xls (989KB)

使用済製品等のリユース促進事業研究会(第3回)議事概要

産業廃棄物処理計画実施状況報告書(H24実績)

2 マニフェストの記載 1 産業廃棄物の種類 法第 2 条第 4 項及び施行令第 2 条に規定する産業廃棄物の種類を原則とし 特別管理産業廃棄物である場合にはその旨を記載しなければなりません しかしながら 例えばシュレッダーダストのように複数の産業廃棄物が発生段階から一体丌可分の状態で混合しているよ

ツールへのデータ入力前にすべきこと 一般廃棄物処理に係るフロー図を作成 < 収集 : 直営 > < 直接搬入 > 粗大ごみ **t <A 破砕施設 : 直営 > <D 最終処分場 > 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 燃やすごみ **t アルミ缶 **t スチール缶 **t びん

建設副産物小分科会 建設副産物小分科会は 工業化住宅の生産 供給 解体に係る廃棄物の排出量削減と適正処理推進のための事業を実施することを目的としています 現在 9 社で構成されています 2000 年 4 月 1 日 : 住宅部会の下部組織として 建設副産物分科会を設置 2004 年 4 月 1 日

資料 3 参考 2 使用済自動車の再資源化等に関する法律 からの抜粋 解体自動車の全部再資源化の実施の委託に係る認定に関する規定 第三十一条自動車製造業者等は 解体業者又は破砕業者に委託して 解体自動車の全部再資源化 ( 再資源化のうち 解体業者が第十六条第二項の主務省令で定める再資源化に関する基準

Transcription:

資料 3 使用済製品の現行回収スキーム 及び回収状況 平成 24 年 3 月経済産業省

家電 4 品目における回収の現状 年間排出量 :3,848 万台 ( 平成 22 年度推計 ) 回収スキーム : 主に一般家庭から排出され 家電リサイクル法に基づき小売店等から製造事業者等に引き渡され リサイクルプラントにおいてリサイクル 家電リサイクル法に基づく回収量は 2,579 万台 リユースを除いた年間排出量 3,047 万台に対する回収率は 85% 家電リサイクル法以外のルートでは スクラップとして一部海外流出するもの (397 万台 ) やにより最終処分場に埋め立てられているもの (5.9 万台 ) が存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 家電リサイクル法のスキーム 製造事業者等 2,579 万台国内リサイクル 2,658 万台 家電リサイクル法以外のルート 1,263 万台 リユース業者建設解体業者引越業者による引取 311 万台 3,848 万台中古品取扱業者 不用品回収業者等による引取 672 万台 廃棄物処理業者スクラップ業者等 971 万台 670 万台 国内リユース 528 万台 (CtoC オークション等を含む) 海外への流出 670 万台 ( うちリユース分 273 万台 ) 5.9 万台 最終処分 5.9 万台 (*) 産業構造審議会環境部会廃棄物 リサイクル小委員会電気 電子機器リサイクルワーキンググループ中央環境審議会廃棄物 リサイクル部会家電リサイクル制度評価検討小委員会第 20 回合同会合資料に基づき作成 1

パソコンにおける回収の現状 年間排出量 :1,557 万台 ( 平成 22 年度推計 ) 回収スキーム : 一般家庭および事業者より排出され 資源有効利用促進法 (3R 法 ) に基づき郵送等を活用し パソコンメーカーにより回収 リサイクル ( 1kg 以上のパソコンのみが 3R 法の対象 ) 3R 法に基づく回収量は 90 万台 リユースを除いた年間排出量 893 万台に対する回収率は 10% 中古買取業者や不用品回収業者等を通じて海外に流出するもの (392 万台 ( 海外でのリユースを除く ) 44%) や により最終処分場に埋め立てられているもの (79 万台 9%) が存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 家庭内退蔵されるもの ( 約 228 万台 予備等としての保管もあることに留意が必要 ) が存在することも課題 1,785 万台 ( モニターを含む ) 3R 法のスキーム製造事業者等 90 万台 国内リサイクル 427 万台 3R 法以外のルート 1,416 万台 うち排出分 1,557 万台 レンタルリース会社販社ディーラー 692 万台 廃棄物処理業者中古買取業者等 1046 万台 国内リユース 400 万台 (CtoC オークション等を含む ) うち退蔵分 228 万台 不用品回収業者等 134 万台 小売店 77 万台 134 万台 50 万台 輸出業者 655 万台 520 万台 655 万台 海外への流出 655 万台 ( うちリユース分 263 万台 ) 最終処分 79 万台 (*) 中央環境審議会廃棄物 リサイクル部会小型電気電子機器リサイクル制度及び使用済製品中の有用金属の再生利用に関する小委員会 (H23 年度 ) 資料に基づき作成 50 万台 29 万台 2

携帯電話における回収の現状 年間排出量 :2,068 万台 ( 平成 22 年度推計 ) 回収スキーム : 主に一般家庭から排出され 携帯電話リサイクル推進協議会 (MRN 小売店等 ) により回収 リサイクル 携帯電話リサイクル推進協議会による回収量 :762 万台 ( 年間排出量に対する回収率 37%) 家庭内退蔵されるもの (1,572 万台 電話以外の用途での継続利用等により排出されないものもあることに留意が必要 ) が存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 による最終処分 (654 万台 32%) や海外への流出が一定量存在することも課題 携帯電話リサイクル推進協議会 3,639 万台 うち排出分 2,068 万台 うち退蔵 継続保有分 1,572 万台 MRN 小売店等 762 万台 MRN 小売店等以外のルート リユース業者輸出業者等 国内リサイクル 762 万台国内リユース海外への流出 572 万台 654 万台 最終処分 654 万台 (*) 中央環境審議会廃棄物 リサイクル部会小型電気電子機器リサイクル制度及び使用済製品中の有用金属の再生利用に関する小委員会 (H23 年度 ) 資料に基づき作成 3

小型電気電子機器における回収の現状 年間排出量 :90,876 万台 ( 平成 22 年度推計 ) 主な回収フロー : 主に一般家庭から排出され 大半が一般廃棄物として自治体により埋立 焼却処理 小売店等を通じてリユース リサイクルされているものが一部存在 国内リサイクル量は 13,540 万台 リユースを除いた年間排出量 69,157 万台に対する回収率は 20% により最終処分場に埋立 焼却処理されているもの (38,350 万台 55%) や 海外へ流出しているもの (17,176 万台 25%) が存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 家庭内退蔵されるもの (26,081 万台 予備等としての保管もあることに留意が必要 ) が存在することも課題 116,957 万台 うち排出分 90,876 万台 小売店等 6,725 万台 不用品回収業者等 42,530 万台 廃棄物処理業者 10,177 万台 資源回収業者 9,906 万台 国内リサイクル 13,540 万台 国内リユース 21,719 万台 (CtoC オークション等を含む ) うち退蔵分うち排出分 26,081 90,876 万台万台 リユース業者 輸出業者 22,084 万台 17,176 万台 海外への流出 17,176 万台 うち退蔵分 26,081 万台 41,621 万台 6,180 万台 最終処分 38,350 万台 32,170 万台 (*) 中央環境審議会廃棄物 リサイクル部会小型電気電子機器リサイクル制度及び使用済製品中の有用金属の再生利用に関する小委員会 (H23 年度 ) 資料に基づき作成 同小委員会の検討対象品目のうち 携帯電話 パソコン カー用品を除いた 80 品目についての推計値 4

小型リチウムイオン電池における回収の現状 主として 電池単体での排出と 製品 (PC 携帯電話 小型家電等 ) と一体となった排出の 2 通りが存在 回収スキーム :( 電池単体での排出の場合 ) 資源有効利用促進法 (3R 法 ) に基づき JBRC(Japan Portable Rechargeable Battery Recycling Center) が回収ボックス等を設置し回収 ( 製品と一体となった排出の場合 )PC :3R 法に基づくメーカー回収携帯電話 :MRN の自主的取組による回収その他 : 自治体による埋立処分 各スキームにおける回収量 :JBRC(151 トン ) PC メーカー (57 トン ) MRN(198 トン ) 小型家電等と一体となって排出され により最終処分場に埋め立てられてしまうものや 不用品回収業者等を通じて海外に流出してしまうものなどが存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 3R 法等によるスキーム 小売店 メーカー等 JBRC PC メーカー MRN 中間処理業者資源回収業者 国内リサイクル ノートパソコン 携帯電話 その他 不用品回収業者等 リユース業者輸出業者等 国内リユース 海外への流出 最終処分 5

超硬工具における回収の現状 ユーザからの年間排出量 :2,380 トン ( タングステン純分 )( 平成 22 年度 ) ( 参考 ) メーカーからの工程内スクラップの年間排出量 :470 トン 主な回収フロー : 主に自動車メーカー ( 約 4 割 ) 等の製造事業者から排出され 超硬工具メーカー及び回収事業者を通じて 製精錬事業者や特殊鋼メーカーにおいてリサイクル 国内超硬工具メーカーへの還流量 :850 トン ( 年間排出量に対する回収率 30%( )) 排出量 回収量ともに工程内スクラップを含む 市中スクラップの回収事業者等により海外に輸出されているもの (270 トン 9%) や により廃棄されるもの (540 トン 19%) が存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 1,140 トン 超硬工具メーカー 1,610 トン 製精錬事業者 ( 数値はタングステン純分 ) 工程内スクラップ ( 470 トン ) を含む 国内 470 トン 超硬工具メーカー 850 トン 海外 380 トン ( 自動車メーカー等 ) 2,380 トン 回収事業者 700 トン 特殊鋼メーカー 200 トン 海外への流出 270 トン 廃棄 540 トン (*) 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング 3R システム化可能性調査事業 ( 超硬工具スクラップの回収促進事業 ) ( 平成 23 年 ) に基づき作成 6

自動車における回収の現状 年間排出量 :365 万台 ( 平成 22 年度 ) 回収スキーム : 一般家庭等から排出され 自動車リサイクル法に基づき 引取業者を通じて解体業者 破砕業者によりリサイクル 自動車リサイクル法の基づく回収量 :365 万台 ( 年間排出量に対する回収率ほぼ 100%) 中古車として 102 万台が海外に輸出 自動車リサイクル法のスキームによって回収された後に レアメタルを含有する部品が中古部品輸出等の形で海外へ流出するケースが存在し 国内での資源の有効利用等の観点から課題 自動車リサイクル法のスキーム 引取業者 解体業者 ( フロン類回収業者含む ) 破砕業者 国内リサイクル 365 万台 自動車メーカー等 資源回収業者 ( 部品リユースを含む ) 国内部品リユース 中古車 102 万台 輸出業者 海外への流出 (*) 産業構造審議会環境部会廃棄物 リサイクル小委員会自動車リサイクル WG 中央環境審議会廃棄物 リサイクル部会自動車リサイクル専門委員会第 29 回合同会議資料に基づき作成 7