し 認定対象者の収入 生活実態 被保険者が扶養するに至った経緯 被保険者の扶養能力 被保険者による経済的扶養の事実とその内容などを慎重に審査し 公正に判断するように努めなければならない そのためには 被保険者に対して判断に必要な諸資料の提出や電話連絡等による事実確認を求め その結果 被扶養者資格があ

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(5) 認定対象者に収入がある場合は 厚生労働省通知並びに関係法令 本基準に定める範囲内であること (6) 認定対象者を被扶養者として認定する事が実態と著しくかけ離れたものではなく かつ社会通念上妥当性を欠いていないと認められること ( 扶養義務者が複数の場合の認定対象者の帰属 ) 第 4 条認定対

資格取得( 認定日 ) 出生 離職 婚姻 離婚 1カ月以内の届出 出生日 喪失日から 市区町村受理日 1カ月を越えた届出 出生日 健康保険組合受付日 被扶養者の範囲被扶養者となるためには 主として被保険者の収入によって生活していることが必要です 扶養の程度の基準としては 被扶養者となる人の年間収入が

( 扶養義務者が複数の場合の認定対象者の帰属 ) 第 4 条 認定対象者にかかわる扶養義務者が複数ある場合は 扶養義務者の収入および扶養能力 被保険者の被扶養者としなければならない経緯または理由 生計維持の事実などを総合的に審査して組合がその帰属を判定する なお 夫婦 親子等社会通念上被保険者よりも

諸規程

【文 書 名】田辺三菱製薬健康保険組合 被扶養者認定基準(案)

4 恩給 ( 文官恩給 旧軍人恩給 旧軍人遺族恩給等 ) 5 労働保険 ( 雇用保険給付金 労災年金 一時金等 上積み補償を含む ) 6 社会保険 ( 公的年金を除く傷病手当金 出産手当金等 健康保険組合の場合は付加給付を含む ) 7 事業収入 ( 自営業 農業 漁業 林業 畜産業等 ) 休業補償費

被扶養者になれる者の判定

健康保険 被扶養者資格について

Q1 社会保険とはどのような制度でしょうか 会社などで働く人たちが収入に応じて保険料を出し合い いざというときの生活の安定を図る目的でつくられた制度のことで 一般的に健康保険や厚生年金保険のことを 社会保険 といいます 健康保険法第 1 条では 労働者の業務外の事由による疾病 負傷若しくは死亡又は出

Microsoft PowerPoint - トクヤマ健保扶養者認定基準 (H260901作成) [互換モード]

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の

(4) 不動産収入 ( 土地 家屋 駐車場等の賃貸収入 ) 利子収入( 預貯金 有価証券利子等 ) 投資収入( 株式配当金等 ) (5) 健康保険の傷病手当金 出産手当金等の休業補償費 (6) 雇用保険の失業給付 育児休業給付金 傷病手当金 (7) 被保険者以外の者からの仕送り ( 生計費 養育費等

被扶養者異動届認定要領 異動理由の確認認定対象者の確認被扶養者の範囲収入要件 追加 ( 被扶養者が増えたとき ) 被保険者と認定対象者との関係 (1) 続柄 (2) 同居 別居の別 (3) 生計維持関係の有無 認定対象者について (1) 年齢 (2) 収入の有無 (3) 障害者であるか (4) 他の

障害認定者 180 万円未満 150,000 円未満 ( 注 1) 収入基準は 所得金額ではなく税金等控除前の総収入金額から判断します ( 注 ) 収入が変動的な場合 原則として過去 年間の総収入金額から判断します 上記収入基準は一律に適用されるものではなく あくまでも目安であり 認定を受けようとす

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強制加入被保険者(法7) ケース1

Microsoft Word - T2-11-1_紙上Live_生計維持_13分_

MR通信H22年1月号

(組合)事務連絡案(国内在住者扶養認定QA)

(協会)300829事務連絡(国内在住者扶養認定QA)

記入例子 ( 収入が組合員 < 配偶者 別紙 1 柔 S H 1 9 年 7 月 8 日 ( 1 1 歳 子 有 無 E 住居区分 同居別居 無職無収入です 公的年金収入 ( 遺族 障害年金含む が 年間 雇用保険にかかる申立書 ( 別紙 1-2 のとおりです 雇用保険による収入が 日額 事業 農業

(1) 被扶養者とは主として組合員の収入によって生計を維持していると 共済組合に被扶養者の要件を備えていることが認定された者をいいます 家族が被扶養者に認定されるためには組合員が直接共済組合に申告しなければなりません (2) 家族を被扶養者にするには ア 被扶養者認定フローチャート で被扶養者の要件

提出書類について 証明書類等の添付を必要とするのは 通常型 です 簡易型 は原則 証明書類等の添付は不要です Q4 収入等の証明書類の提出を求める根拠はありますか A4 証明書類等の提出に関しては 健康保険法施行規則第 50 条第 2 項及び第 3 項に 規定されており 確認に必要な書類を求められた

25 継続認定 25-1 家事手伝い又は求職中のため 25-2 子が高校 大学等に進学したため 25-3 収入が少ないため (18 歳以上 60 歳未満の者 ) 25-4 認定期間中に大学を中退し その後アルバイトをしているため 提出書類参考 それぞれの事例により 以下に掲げていない書類の提出を求め

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に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

被扶養者の資格確認を行います

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(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

特定退職被保険者制度のご案内

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

あると判断される場合はこの限りではありません 被扶養者の範囲 三親等内の親族一覧図 点線以外の被扶養者となるには被保険者との同居が必要

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( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

Ⅰ 子供を扶養に入れたいとき 1. 子供が生まれた 2. 義務教育就学以下 ( 中学校 3 年生以下 ) の子供を新しく扶養に入れたい ( 出生以外の理由で ) 3. 義務教育修了 ( 中学校卒業後 ) で 学校に就学中の子供を新しく扶養に入れたい 在学証明書原本 4. 義務教育修了 ( 中学校卒業

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

被扶養者の資格確認を行います

目次 はじめに 3 頁 被扶養者認定参考事項 4 頁 被扶養者について 5 頁 被扶養者の範囲 7 頁 添付書類一覧表 8 頁 被扶養者認定日 9 頁 収入の対象 9 頁 被扶養者の申請の申し出があったときに 確認していただきたいこと 10 頁 特殊な取り扱い 12 頁 2

給与収入年金収入事業収入不動産収入配当収入利子収入給付金仕送りその他収入 交通費などの非課税分 賞与を含む総支給額公的年金 各種年金基金 障害年金 遺族年金など自営業など経費差引前の総収入から当組合が認める直接的必要経費 ( 表 1 参照 ) を引いた額土地 家屋 駐車場などの賃貸 譲渡など経費差引

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

特定退職被保険者制度のご案内

被扶養者認定要綱

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

提出書類について 証明書類等の添付に関しては 通常型 に限ります 簡易型 は原則 証明書類等の添付は不要です Q4 収入等の証明書類等の提出を求める根拠はありますか A4 証明書類等の提出に関しては 健康保険法施行規則第 50 条第 2 項及び第 3 項に規定されており 確認に必要な書類を求められた

平成 30 年度被扶養者資格再確認に関する Q&A 調書について ( 被保険者用 ) Q1. なぜ毎年被扶養者資格再確認 ( 調書 ) を行うのでしょうか? A 健康保険法施行規則第 50 条により 保険者として被扶養者資格の再確認を実施しています 就職や収入超過等 本来は被扶養者に該当しないはずの

被扶養者届に必要な添付書類一覧

第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

健康保険とは?[ 健康保険組合 ] 健康保険に加入する人は?[ 被保険者 / 被扶養者 ] 保険証が交付されます [ 保険証 ] 保険料を納めます [ 標準報酬月額 / 保険料率 ] いろいろな保険給付 [ 保険給付 ] 病気やけがをしたとき [ 療養の給付 / 入院時食事療養費 ] 医療費が高額に

Q5. 被扶養者 ( 削除 ) 届を提出済ですが 調書に名前が載っていました どうしたらよいのでしょうか? A 平成 29 年 10 月 1 日現在のデータで作成をしておりますので 行き違いの場合は該当者の備考欄に 削除届け出済 とご記入ください Q6. 私は退職する予定ですが 調書を提出する必要は

第 4 条市は 助成対象者に係る医療費 ( 入院時食事療養費を除く ) のうち医療保険各法に定める一部負担金 ( 法令の規定に基づく国若しくは地方公共団体の負担による医療に関する給付又は保険者等の負担による高額療養費及び高額介護合算療養費の支給若しくは附加給付がある場合は その額を控除した額とする

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

扶養手当 (1) 支給要件について (2) 扶養親族の範囲について の親族に該当し, かつ, 年額 130 万円以上の恒常的な所得が見込まれない者 ( 本学又は本学以外の事業所において扶養手当等の支給対象となっている場合を除く ) を, 主として扶養している場合 共済組合の被扶養者とは要件等について

退職後の健康保険制度について 退職後は 以下の3つの選択肢の中からご自分が加入する制度を選ぶことになります 必ずしもヤマトグルー プ健康保険組合の任意継続に加入する必要はありません 月々の保険料や加入条件等をよく比較して ご自身に 合った健康保険を選択してください A ご家族の扶養に入る B 国民健

Microsoft Word - 児扶法改正(Q&A)

Microsoft Word - 療養補償給付又は療養給付.doc

2 扶養親族の収入見込については 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 扶養親族 ( 異動 ) 届に載のとおりです 3 私の配偶者若しくは親族等が受ける扶養手当又は民間その他のこれに相当する手当の支給の基礎とはなっておりません 4 ( 子を扶養親族とする場合 ) 私の費用負担は配偶者の費用負

の両方を提出する必要がある 問 3 還付額は 領収証に記載されている金額を還付するのか それともレセプト情報から自己負担分を計算するのか 領収証により保険診療に係る一部負担金の額を確認して還付する 問 4 領収証の紛失 または医療機関等の全壊等により 対象の被保険者が負担した一部負担金の額の確認が取

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Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

退職後の健康保険の任意継続ってなに?

父母 祖父母の方義父母の方その他の収入がある方 ( 注 ) 又は 直近の確定申告の写し 直近の収入内容が確認できるもの ( 直近 3 ヶ月分の給与明細の写し 収入証明書又は納税証明書等 ) 両親のうち片親のみを扶養申請する場合は 主として被保険者によって生計を維持され ていることが条件です 片親のみ

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

市県民税所得課税証明書から年間所得金額を見る場合 平成 年度 ( 平成 年分 ) 市県民税所得課税証明書 住所 羽生市 134 番地 1 氏名 羽生田羽生子 所得の区分 所得金額 所得の区分 所得金額 総所得金額 330,000 所得控除金額 1,500,000 合計所得金額 330,000 課税標

[ 特別控除の一覧 ] 控除の内容 特定扶養親族控除 ( 税法上の扶養親族で満 16 才以上 23 才未満の扶養親族 ) 老人扶養親族 配偶者控除 ( 税法上の扶養親族で満 70 才以上の扶養親族 ) 控除額 1 人につき 250,000 1 人につき 100,000 障がい者控除寡婦 ( 夫 )

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

被扶養者の認定取扱について

ねられているものである 扶養の義務 子に対する両親の扶養義務並びに夫婦相互の扶助義務は特に強いものと解される 出生順 性別によって扶養義務に強弱はない 認定対象者となった経緯 扶養の義務等の状況を確認するためのものであり 被扶養者が何故にその被保険者に生計を依存しているのかという理由は 被扶養者の認

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

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2 前項第 1 号の制限額は, 次表のとおりとする 対象者制限額乳幼児等を養育している者扶養親族等及び児童がないときは,53 2 万円とし, 扶養親族等及び児童があるときは,532 万円に当該扶養親族等及び児童 1 人につき38 万円 ( 当該扶養親族等が所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号

Q6. 私は 11 月 30 日に退職予定ですが 調書を提出する必要はあるのでしょうか? A 退職予定の場合でも 平成 27 年 10 月 1 日時点での確認になりますので 提出す る必要があります 記載内容を確認のうえ 添付書類と一緒に事業主へ提出してください Q7. 被扶養者が学生の場合 職業

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

強制加入被保険者(法7) ケース1

被扶養者認定申告のてびき 皆さまは 日本郵政グループ各社に採用されると同時に日本郵政共済組合の組合員となります 組合員になると共済組合から組合員証 ( 保険証 ) が交付されますが 家族を被扶養者にしたい場合 共済組合に所定の手続 ( 被扶養者の認定申告 ) を行い 被扶養者として認定されない限り

(3) 障害共済年金 退職老齢年金給付 給料との調整ア障害共済年金との支給の調整傷病手当金は 同一の傷病について障害共済年金の支給を受けることができるときは 支給されません ただし その支給を受けることができる障害共済年金の額 ( 当該障害共済年金と同一の給付事由に基づき国民年金法による障害基礎年金

単身赴任手当 (1) 支給要件について 次の ( ア ) から ( ウ ) までのいずれかを満たすとき ( ア ) 採用 出向, 学内異動又は勤務地の移転に伴い, 転居し, やむを得ない事情により配偶者と別居し, 単身で生活し, 配偶者の住居から勤務地まで通勤困難な場合 補足説明 1 転居 採用,

障害者福祉ハンドブック

健康保険被扶養者の認定について 東京文具工業健康保険組合 平成 31 年 4 月改定版 1

3. 現況申立書 Q5 現況申立書については 参考例として示されていることから これまで使 用していた現況申立書を引き続き使用してよいか A. これまで使用していた現況申立書を使用しても差し支えないが 使用にあたっては 今回の通知に則した判定基準 ( 身分関係 生計維持関係 ) となっているか十分精

国立大学法人京都大学教職員給与規程

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自分にあった健康保険を見つけよう! それぞれの健康保険の特徴を踏まえ 自分にあった健康保険を選ぶようにしましょう! 今までの収入 扶養家族の有無によって どの健康保険に加入するとメリットがあるか 参考にしてください 健康保険の被保険者資格を喪失 再就職しない 再就職する 就職先の健康保険に加入できな

被扶養者認定要領

児童扶養手当制度について 児童扶養手当制度は 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童 を育成されている家庭 ( ひとり親家庭 ) 等の生活の安定と自立を助け 児童の福祉の増進 を図るための国の制度です 受給できる方 手当を受けることができる人は 次の条件に当てはまる 18 歳に達

強制加入被保険者(法7) ケース1

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

被扶養者認定事務の取扱い基準

Q5 平成 30 年 4 月に就職した子どもが調書に載っていました どうしたらいいですか? A5 2 つの健康保険に二重で加入していることになっているため扶養からはずす必要があります 調書の被扶養者氏名を赤字二重線で消し 備考欄に就職日 理由 ( 就職 ) を記入してください なお 別途 健康保険被

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(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害

( 各自の総を計算してください ) (3) 収入のある人の総を合算し 世帯の総を計算 本人の総 + 家族の総 = 世帯の総 (4) 世帯の総から控除額を差し引いたのち 12 で割って政令月収額を計算 世帯の総 - 控除額合計 12= 政令月収額 4 ページの 控除額一覧表 を参照して合計額を計算して

Transcription:

滋賀県自動車健康保険組合被扶養者認定基準 滋賀県自動車健康保険組合 ( 目的 ) 第 1 条この基準は 被保険者からその家族 ( 以下 認定対象者 という ) の被扶養者資格の認定を受けるため 健康保険被扶養者 ( 異動 ) 届 ( 以下 被扶養者異動届 という ) が提出された場合 当健康保険組合 ( 以下 組合 という ) が被扶養者資格の取り扱いについて 厳正かつ公平に審査 処理するための原則を定めたものである 2 既に被扶養者認定を受けている者に対する被扶養者資格の再確認の取り扱いもこの基準を準用する 被扶養者の制度の意義 健康保険では 被保険者本人のみならず その者と一定の範囲内で関係のある者 すなわち被扶養者についても 疾病 負傷 死亡または出産に関して保険給付を行うこととしている ( 健康保険法第 1 条 ) 被扶養者の保険事故は 結果として被保険者に経済的負担がかかるだけでなく 被保険者の労働力を減退させ 日常生活の多くの面で被保険者の生活に影響を与えることになるので 被扶養者の保険事故に対しても給付を行うことで 被保険者にも経済的安心をもたらすことができる ( 被扶養者認定の原則 ) 第 2 条組合は 健康保険法及び関係法令並びに通達等 ( 以下 健保法等 という ) に基づき 認定対象者及び被保険者について次の項目に沿って審査し 被扶養者としての必要な条件を備えているか組合が判断した場合に限り 被扶養者として認定する (1) 健康保険法第 3 条第 7 項に規定された被扶養者の範囲 ( 本基準第 3 条の内容 ) (2) 高齢者の医療の確保に関する法律に基づく後期高齢者医療制度の被保険者でないこと (3) 認定対象者の収入状況及び被保険者による生計維持の状況 (4) 認定対象者に対する被保険者の扶養の義務の程度 (5) 認定対象者となった経緯 (6) 認定対象者に対する被保険者の継続的生活費支援の事実及び支援継続の可能性 (7) 被保険者の経済的扶養能力 組合の基本方針 明らかに健康保険法上の被扶養者としての必要な条件を備えている家族について被保険者から届出があれば 被扶養者として認定されることになる しかし 被扶養者資格がない者を認定すると その者に保険給付を行い組合に対して損害を与えることになる その損害は健康保険料を負担している事業主と被保険者が被る したがって 組合は被扶養者認定に際

し 認定対象者の収入 生活実態 被保険者が扶養するに至った経緯 被保険者の扶養能力 被保険者による経済的扶養の事実とその内容などを慎重に審査し 公正に判断するように努めなければならない そのためには 被保険者に対して判断に必要な諸資料の提出や電話連絡等による事実確認を求め その結果 被扶養者資格がある と確認できる場合のみ被扶養者として認定するものとする 扶養の義務の程度 子に対する両親の扶養義務及び夫婦相互の扶養義務は特に強いものと解される 出生順 性別によって扶養義務に強弱はない 認定対象者となった経緯 扶養の義務等の状況を確認するためのもの 経済的扶養能力 健康保険制度における 扶養 は精神的扶養ではなく経済的扶養に限定されている した がって 被保険者に経済的扶養能力がない場合 経済的扶養は存在しない ( 被扶養者の範囲 ) 第 3 条被扶養者の範囲は次のとおりとする ( 別紙 1 参照 ) (1) 主としてその被保険者により生計を維持されている 次の者 1 被保険者の直系尊属 2 配偶者 ( 内縁関係を含む ただし 双方に戸籍上の配偶者がない場合 ) 3 子 ( 養子を含む ) 孫 弟妹 (2) 被保険者と同一世帯に属し 主としてその被保険者により生計を維持されている 次の者 1 上記 (1) 以外の三親等内の親族 ( 血族 姻族の別なし ) 2 内縁の配偶者の父母及び子 3 内縁の配偶者の死後 引き続き住居及び家計を同じくしているその父母及び子 健康保険法第 3 条第 7 項の規定によるものである なお 被扶養者は前条 (2) に該当するものを除き年齢制限はない ただし 配偶者 満 16 歳未満の子及び孫 満 60 歳以上の父母及び祖父母並びに障害者以外の者は 通常 労働能力があり 自ら収入を得ることができるので被扶養者の認定にあたって 特に生計維持関係を厳密に審査し それを確認したうえで認定することとなる

主として 被保険者の収入によって 主として生計を維持している人のこと 直系尊属 被保険者自身の父母 祖父母のほか 法律上の養子縁組によって養父母の関係が生じた 者を含む 配偶者の父母は直系尊属とはならない 配偶者 男子満 18 歳未満 女子満 16 歳未満の不適年齢者の婚姻 等民法上婚姻が禁止されてい る場合 被扶養者になれない 内縁関係 届出をしていないが 事実上の婚姻関係と同様の事情にある者 で 届出さえすれば法律上の夫婦なることができる者 現在すでに法律上の配偶者がいる被保険者が 他の女性又は男性と同居し その者を扶養しているような場合や再婚禁止期間 (6ヶ月) を経過していない女性は被扶養者になれない 子 血のつながりのある子及び法律上の養子縁組をして養子となった子をいう なお 内縁の妻の連れ子 は同一世帯に属し 主として被保険者により生計を維持されていれば他の要件を満たした場合は認められる 里子 や 他人の子 を事実上養育していても 被保険者との間に法律上の親族関係がないので被扶養者になれない 同一世帯に属する 被保険者と住居及び家計を共同にすることをいう この場合 同一戸籍にあることは必要ではなく また被保険者が世帯主である必要もない ただし 次の場合は別居であっても現状が一時的なものであることから同居とみなす 1 業務命令に伴う単身赴任 2 就学 ( 学校教育法に定めのある学校に限る ) のための別居 3 特別養護老人ホームへの入所なお 住居を共同にしていても それぞれの収入で独立した生活が行われている場合は 家計を共同にしている とは言えず 被扶養者になれない

( 主としてその被保険者により生計を維持されているの者の基準 ) 第 4 条次のいずれかを満たしていると組合が判断した場合に被扶養者として認定する ただし その家族の収入 被保険者の収入により認定を受ける実態と著しくかけ離れたり 社会通念上妥当性を欠くとみなされた場合は認定できない (1) 認定対象者が被保険者と同一世帯に属している場合 1 認定対象者の年間収入が130 万円未満 (60 歳以上の者である場合又は概ね厚生年金保険法による障害厚生年金の受給要件に該当する程度の障害者である場合にあっては 180 万円未満 ) であって かつ 被保険者の年間収入の二分の一未満である場合は 原則として被扶養者に該当するものとする 2 上記 1の条件に該当しない場合であっても 当該認定対象者の年間収入が130 万円未満 (60 歳以上の者である場合又は概ね厚生年金保険法による障害厚生年金の受給要件に該当する程度の障害者である場合にあっては180 万円未満 ) であって かつ 被保険者の年間収入を上回らない場合には 当該生計の状況を総合的に勘案して 当該被保険者がその世帯の生計維持の中心的役割を果たしていると認められるときは 被扶養者に該当するものとして差し支えないものとする (2) 認定対象者が被保険者と同一世帯に属していない場合認定対象者の年間収入が130 万円未満であって かつ 被保険者からの援助による収入額より少ない場合には 原則として被扶養者に該当するものとする 2 配偶者がある認定対象者 ( 被保険者の配偶者を除く ) については 前項に加えて次の要件を満たす場合に被扶養者として認定するものとする (1) 認定対象者とその配偶者 ( 以下 夫婦 という ) が双方とも60 歳未満の場合夫婦の年間収入合計が260 万円未満であると組合が認めたとき (2) 夫婦が60 歳以上と60 歳未満の場合夫婦の年間収入合計が310 万円未満であると組合が認めたとき (3) 夫婦が双方とも60 歳以上の場合夫婦の年間収入合計が360 万円未満であると組合が認めたとき 年間収入の算定方法 (1) 認定対象者 直近の収入により年間収入を推計する (2) 被保険者 認定時の 標準報酬月額 12 と 年間賞与 の合算した額とする ただし その他の収 入がある場合はこれを含める

( 収入の範囲 ) 第 5 条この基準で定める収入とは 生活費に充てられるすべての収入をいう 複数の収入源がある場合は合算した額とする ( 別紙 2 参照 ) (1) 勤労による収入 ( パート アルバイト 内職等を含む税控除前 ) (2) 年金収入 ( 公的年金 企業年金 個人年金 恩給などの介護保険料控除前 ) (3) 不動産収入 (4) 事業収入 (5) 農業収入 (6) 副業収入 ( 原稿料 講演料など ) (7) 利子 配当収入 (8) 失業給付金 ( 雇用保険給付 ) (9) 健康保険給付金 ( 傷病手当金 出産手当金 ) 勤労による収入( パート アルバイト 内職等を含む ) 月額収入が 108,334 円以上は被扶養者になれない 一時的に108,334 円以上の場合 申請直前の満 3ヶ月の平均月収で判定する 賞与が支給される場合は年間賞与額を12で除して 月額収入に加算する 交通費は月額収入に含める なお 60 歳以上または障害厚生年金を受給できる程度の障害者である場合 150,000 円以上は被扶養者になれない 年金収入 ( 公的年金 企業年金 個人年金 恩給など ) 複数の年金収入がある場合は合算した年金額 不動産収入 アパート賃貸料 駐車場賃貸料など不動産を賃貸して得られる収入など 事業収入 農業収入 副業収入 利子 配当金収入 前年の所得金額により判定する ただし 前年又は当年が事業初年の場合は見込み額 失業給付金( 雇用保険給付 ) 失業給付受給中は 被扶養者になれない これは 失業給付が 失業中の生活の安定を図ることが目的とされており ある程度失業給付によって生活が保障されている また 失業給付の究極的な目的は 早く適職を得て就職をすることにあるため 失業状態は一時的なもの と解されるためである ただし 基本手当日額が3,612 円未満 (60 歳以上または障害厚生年金を受給できる程度の障害者である場合は5,000 円未満 ) であって他に収入が無い場合 他の要件を満たしていれば失業給付受給中であっても被扶養者に認定することができる

受給開始前 ( 待期 給付制限 延長等 ) であって他に収入が無い場合は 被扶養者に認定することができる 受給を開始した場合において基準となる日額を超える場合は被扶養者資格を喪失するものとする 高年齢求職者給付金は 収入に含まない 健康保険給付金( 傷病手当金 出産手当金など ) 傷病手当金 出産手当金受給中は被扶養者になれない これは傷病手当金 出産手当金とも会社から賃金支払いがない場合に給付される 生活給 と解されるためである ただし その給付日額が3,612 円未満 (60 歳以上または障害厚生年金を受給できる程度の障害者である場合は5,000 円未満 ) であって他に収入が無い場合 他の要件を満たしていれば失業給付受給中であっても被扶養者に認定することができる 仕送り援助額の程度 仕送り援助額は 認定対象者の収入を上回ることが要件とされているが そのことによって可処分収入額が極端に減少する場合は 被保険者の 経済的扶養能力 が十分であるとは言えず その継続性に疑問を持たざるを得ない なお 仕送り対象者が複数である場合には それぞれの対象者について その収入を上回る仕送り援助額を要件とする ( 被扶養者の帰属 ) 第 6 条認定対象者に対する健康保険法上の扶養能力のある者が2 名以上いる場合は 扶養義務の程度及び収入の多寡等を勘案して家計の主体者を判定し その主体者の被扶養者とする 子を夫婦共同で扶養する場合 被扶養者とすべき者の員数にかかわらず 年間収入の多い方の被扶養者とすることを原則とする なお 夫婦双方の年間収入が同程度である場合は 被扶養者の地位の安定を図るため 届出により 主として生計を維持する者の被扶養者とする 扶養義務の程度による判定 子に対する両親の扶養義務及び夫婦相互の扶養義務は特に強いものと解される 任意継続被保険者の被扶養者 在職時の被扶養者認定の状況を重視して判定する ただし その状況が変化している場合 は この限りでない

( 被保険者の被扶養者異動届出義務 ) 第 7 条被保険者は 被扶養者を有するとき又は被扶養者を有するに至ったときは 5 日以内に 被扶養者異動届 を事業主経由で組合に提出すること ( 健康保険施行規則第 38 条 ) 2 認定対象者が認定を受けようとする時点の状況が確認できる書類又は収入が確認できる書類を添付すること ( 別紙 4 参照 ) 3 被扶養者認定されている者が 被扶養者資格の要件を満たさなくなったときは その事実が発生した日から5 日以内に 被扶養者異動届 に健康保険被保険者証を添えて事業主経由で提出すること なお 高齢受給者証等の交付を受けている場合は併せて返納すること ( 被扶養者の認定日及び削除日 ) 第 8 条被扶養者の認定日は原則として次のいずれかとする ただし 被扶養者異動届 に必要書類が添付されていない場合は この限りでない ( 別紙 6 参照 ) (1) 被保険者資格取得時に既に扶養家族がいる場合は 資格取得後 1ヶ月以内の届出であれば資格取得日 (2) 出生児の場合は 出生後 1ヶ月以内の届出であれば出生年月日 (3) 結婚の場合は 異動事由が生じた日より1ヶ月以内の届出であれば その異動日 (4) 退職 失業給付終了の場合は 異動事由が生じた日より1ヶ月以内の届出であれば その翌日 (5) 収入減の場合は 異動事由が生じた日より1ヶ月以内の届出であれば その異動日 2 被扶養者の削除日は原則として次のいずれかとする ( 別紙 6 参照 ) (1) 就職 結婚の場合は 異動日の当日 (2) 失業給付の受給開始の場合は 受給開始日 (3) 収入増の場合は 異動日の当日 (4) 離婚 死亡の場合は 異動日の翌日 ( 被扶養者認定の取り消し ) 第 9 条健康保険法第 3 条第 7 項の規定により認定を受けた被保険者が 所定の期日までに組合が指定した書類を提出しない場合 組合は被保険者に対し書面で通知することとし 被扶養者異動届 を提出させるものとする 2 虚偽その他不正の行為により被扶養者認定を受けた場合は 認定を取り消すこととする ( 被扶養者資格審査の自動的取り下げ ) 第 10 条組合が被保険者に提出を求めている必要書類について督促したにもかかわらず提出がない場合 認定対象者の被扶養者資格の審査を受ける意思を放棄したものとみなし 審査の対象から外すことができる

督促したにもかかわらず 必要書類が不足していることが判明し 督促したにもかかわらず提出がない場合 督促後 1 週間を目処に届書を返戻することとする 扶養する事実が生じてから1ヶ月を経過した後に再提出された場合 扶養認定日は 組合の再受付日とする ( 被扶養者資格の再確認 ) 第 11 条組合は定期的又は随時に被扶養者を有する被保険者に対し その扶養事実関係を確認することができる 厚生労働省より 被保険者証の検認については 保険給付適正化の観点から 毎年実施す ること 又 被保険者証の検認又は更新に際しては 被扶養者の認定の適否を再確認すること と通知されている ( 異議の申し立て ) 第 12 条被保険者が被扶養者認定に関する組合の決定に不服があるときは そのことを立証する具体的資料に基づいて 組合に異議を申し立てることができる 2 前項の規定による異議申し立てがあった場合は 組合は再審査を行い その結果を書面により被保険者に速やかに伝えなければならない ( 被扶養者認定事務に関する被保険者及び組合の義務 ) 第 13 条被保険者は 被扶養者認定及び再確認に関して 組合の事務が円滑になされるよう協力しなければならない 2 組合は 被扶養者認定及び再確認に関して 迅速かつ正確な事務処理を行うよう努めなければならない ( 認定基準の変更と周知 ) 第 14 条 被扶養者認定基準を変更した場合は 組合は事業主に周知しなければならない 附則 第 1 条 この基準は平成 26 年 4 月 1 日から施行する