監査公表 (案)

Similar documents
公表監第 3 号 地方自治法第 199 条第 9 項の規定により提出した定期監査 ( 環境局 ) 出資団体監査 ( 財団法人西宮市都市整備公社 ) 財政援助団体監査 ( 特定非営利活動法人西宮市シニ アライフ協会 ) 指定管理者監査 ( パーク二四 株式会社 ) の結果報告に対して 西宮市長 より措

5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的

平成 25 年 4 月 30 日 補助金のあり方に関するガイドライン 函館市 平成 25 年 4 月

Microsoft Word - fcgw03wd.DOC

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

(Microsoft Word -

1 主要債権収入状況 ( 平成 30 年 9 月末 ) 資料 3 参考資料 債権名区分調定額収入済額不納欠損額 市税 国民健康保険料 介護保険料 保育料 市営住宅使用料 診療収入等 ( 清水病院 ) 水道料金 下水道使用料 還付未済額 収入未済額収入率 (%) 本年度前年度縮減額本年度前年度増減 現

<4D F736F F D20819F8DE096B18F94955C82C991CE82B782E9928D8B4C81698CF EE8CEC816A2E646F6378>

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

Microsoft Word - 文書 1

1 検査の背景 (1) 日本年金機構における個人情報 情報システム及び情報セキュリティ対策の概要厚生労働省及び日本年金機構 ( 以下 機構 という ) は 厚生年金保険等の被保険者等の基礎年金番号 氏名 保険料の納付状況等の個人情報 ( 以下 年金個人情報 という ) について 社会保険オンラインシ

環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支

『学校法人会計の目的と企業会計との違い』

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

( 別紙 1) 定期監査結果の取扱基準 ( 趣旨 ) 1 この基準は 定期監査の結果の評価及び区分の基準並びに報告及び通知の手続について定める ( 監査結果の区分 ) 2 定期監査の結果 改善 是正等を要すると認められる事項については その内容により次のとおり区分する (1) 指摘事項違法又は不当な

私立幼稚園教育振興補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 県は, 私立幼稚園の教育条件の維持及び向上並びに私立幼稚園に在園する幼児に係る修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立幼稚園の経営の健全性を高め, もって私立幼稚園の健全な発達に資するため, 私立幼稚園における教育に係る経常的経費について,

Microsoft Word - 明るい長寿社会づくり事業補助金交付要綱(最新版230401~)

健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

<4D F736F F D E3589FC90B3817A88C B582C495E982E782B982E9926E88E68CF68BA48CF092CA8A6D95DB8E968BC695E28F958BE08CF09

ふるさと景観保全・創造事業費補助金交付要綱

出資団体監査《堺市住宅供給公社》事前調査報告事項

定期監査の結果に関する措置状況 ( 健康福祉部 ) 健康福祉部 監査委員意見 健康福祉部においては 度重なる制度改正や権限委譲などの影響から業務が複雑化し 業務量が増大しているため 時間外勤務が恒常化している職場が多く見受けられる 窓口や業務の特殊性など止むを得ない事情もあるが マニュアルやフロー図

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966>

移行認定の申請書類目次

Taro-適正化事業補助金交付要綱(

48

平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2

この制度は 2003 年 9 月 2 日から施行され 旧 地方自治法 244 条の2による管理委託を行ってきた 公の施設 の場合は 3 年間 ( 経過措置 ) の間に自治体が指定管理者制度に移行することになっている 現時点で 指定管理者制度導入のため 1 指定の手続きについて一般ルールとして定めた自

<4D F736F F D2090EC8CFB8E73926E88E696A792858C5E B AEE94D590AE94F595E28F958BE08CF D6A814095BD90AC

Microsoft Word - 29伊丹市介護サポーターポイント事業助成金交付要綱.doc

<4D F736F F D D315F817989FC90B3817A93DE97C78CA B F838A A815B90AE94F58E968BC695E28F958BE08CF

年度の4 月 10 日のいずれか早い期日までに 実績報告書 ( 第 3 号様式 ) に必要関係書類を添えて 知事に提出しなければならない ( 補助金の交付方法 ) 第 9 条知事は第 8 条に定める事業実績報告書が提出されたときは 完成検査を行ったうえ 補助金を交付する ( 財産の処分の制限 ) 第

静岡市の耐震対策事業

平成11年度

平成14年度財団法人東京都歴史文化財団

平成 27 年度岩国市下水道事業決算の要領 下水道事業の経営成績と財政状態をお知らせするため 平成 27 年度決算の要領を公表します 1. 業務量 下水道区域の拡大により 処理人口は 260 人増加し 年間有収水量は 52,674 m3増加しました 区分 平成 27 年度 平成 26 年度 処 理

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

(別添)新たな貸付制度の会計処理に関する基本的な考え方について

小児医療施設施設整備費補助金交付要綱

                       

<4D F736F F D A C5817A93C192E8926E88E68DC490B68E968BC694EF95E28F958BE08CF D6A20646F63782E646

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

01 事務次官通知(健保組合)

Microsoft Word 新基金・通知

2 第 2 4に定める事業 (1) 子供食堂実施者は子供食堂を実施する場所が位置する都内区市町村に交付申請書類を提出する (2) 区市町村は子供食堂実施者からの申請書を取りまとめて知事に提出する 第 6 変更交付申請及び変更交付決定 1 この補助金の交付決定後の事情等により 申請内容を変更して追加交

( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一

補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について 平成 22 年 9 月 27 日 22 経第 960 号大臣官房経理課長から大臣官房総務課長 大臣官房政策課長 大臣官房厚生課長 大臣官房地方課長 大臣官房環境バイオ マス政策課長 大臣官房国際部長 大臣官房統計部長 各局 ( 庁 ) 長 沖縄

( 補助対象経費 ) 第 5 条この要綱における補助金の交付の対象とする経費 ( 以下 補助対象経費 という ) は 補助対象事業を実施するために必要な経費のうち 次に掲げるもの ( 消費税額を含む ) とする (1) 報償費 ( イベント等の講師 出演者等への報償 謝礼等 ) (2) 消耗品費 (

<4D F736F F D A6D92E8817A8BF382AB89C689FC8F E28F958BE097768D6A>

出 ) した額から寄附金その他収入額を差引いた額の合計額とを比較していずれか少ない額を選定し これを補助基本額とする (4) 緊急一時預かり加算別表の (4) に定める補助基準額の合計額と 補助対象経費として区市町村が助成 ( 支出 ) した額から寄附金その他収入額を差し引き さらに 平成 28 年

2 使用料について

< F2D F A323393DE97C78CA796D88DDE90B68E599084>

上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 上市町補助金等交付規則 ( 平成 2 年上市町規則第 2 号 以下 規則 という ) 第 21 条の規定に基づき 上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付に関し必要な事項を定め

京都市地方バス路線維持費等補助金交付要綱

附則第 2 項 第 3 項及び第 5 項 第 6 項又は第 14 条の規定による退職手当を受けたときは 当該職員の退職手当の基本額から 退職手当支給条例第 3 条第 1 項の規定によりその者の退職手当額を計算して得た額を差引いた残りの金額に相当する額を 退職の日におけるその者の給料月額により算定した

平成17年8月24日市長交渉想定質問

PowerPoint プレゼンテーション

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

従って IFRSにおいては これらの減価償却計算の構成要素について どこまで どのように厳密に見積りを行うかについて下記の 減価償却とIFRS についての説明で述べるような論点が生じます なお 無形固定資産の償却については 日本基準では一般に税法に準拠して定額法によることが多いですが IFRSにおい

様式第 4-( 日本工業規格 A 列 4 番 ) 第 号 平成年月日 殿 国土交通大臣 印 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解消促進等事業 ) 交付決定通知書 平成年月日付け第号で申請のあった 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解

東京都地域のデジタル発信力強化支援事業費補助金交付要綱 29 産労観振第 1066 号 平成 3 0 年 4 月 1 日 ( 通則 ) 第 1 条東京都地域のデジタル発信力強化支援事業費補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付については 東京都補助金等交付規則 ( 昭和 37 年東京都規則第 1

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

早期退職に係る募集実施要項 平成 27 年 8 月 24 日 三好市長黒川征一三好市議会議長大浦忠司三好市教育委員会三好市代表監査委員平田健一三好市農業委員会 今般 組織の年齢別人員構成を適正化し 組織の活性化を図ることを目的として 三好 市定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定に関する条例

監査の結果に基づき講じた措置

Microsoft Word - H290324優先的検討規程(裁定).docx

敦賀市除雪機械購入費補助金交付要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 道路除雪機械を購入しようとする者に対し 予算の範囲内で敦賀市除雪機械購入費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することにより 継続的な除雪体制の確保及び強化を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc)

(1) 補助金等不交付決定通知書 ( 様式第 3 ) (2) その他区長が必要と認める書類 ( 補助事業等の変更等 ) 第 7 条補助事業者等は, 補助金規則第 7 条第 1 項第 1 に掲げる承認を受けようとするときは補助金等交付決定内容変更承認申請書 ( 様式第 4 ) を, 同第 2 に掲げる

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

地方公営企業会計基準の見直しについて(完成)

3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡

○補助金等交付規則

イ退職手当 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 狭山市 ( 企業職 上水道事業 ) 狭山市 ( 一般行政職 ) ( 支給率 ) 自己都合 勧奨 定年 ( 支給率 ) 自己都合 勧奨 定年 勤続 20 年 月分 月分 勤続 20 年 月分 25.5

様式第1号(第3条関係)

<4D F736F F D E9197BF C BB8C7689E681698EC08E7B8FF38BB5816A8A A2E646F6378>

< F2D95E28F958BE F08CF B782E98DDB82CC8FF08C8F>

公益法人の寄附金税制について

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

( 督促 ) 第 6 条市長等は 市の債権について 履行期限までに履行しない者があるときは 法令 条例又は規則の定めるところにより 期限を指定してこれを督促しなければならない 2 市長等は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 以下 法 という ) 第 2 31 条の3 第 1 項に規定す

○補助金等に関する基本方針_1表紙・目次(小林修正案)改訂

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

PowerPoint プレゼンテーション

H30æ…–å€±å–¬éŒ‰ã••æ³ŁäººHPçfl¨.xbd

地域支援事業交付金の算定方法について

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 27 子ども医療費の助成に関する事務 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 奈良市は 子ども医療費の助成に関する事務における特定個人情報ファイルを取り扱うに当たり 特定個人情報の取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及

は 国が新たに補助を行うこととされた しかし 既存の特養ホームの改築 大規模改修等については国の補助の対象となっていないため 特養ホームが施設の改修等を行うに当たっては 自己資金の確保が重要となっている (3) 社会福祉法人の財務諸表社会福祉法人は社会福祉法 ( 昭和 26 年法律第 45 号 )

<4D F736F F D2093F797708B8D95E28AAE97768D6A B95B6816A2E646F6378>

1. 特定個人情報ファイルを取り扱う事務 1 事務の名称 2 事務の概要 3 システムの名称 2. 特定個人情報ファイル名 介護保険に関する事務 介護保険法の規定に基づき 介護保険の被保険者資格管理 保険料賦課管理 収納管理 滞納管理 受給管理 介護給付等の管理を行う 地域支援事業関係業務 ( 介護

< E9197BF88EA8EAE817995F18D D9195DB8E5A92E895FB8EAE8CA992BC82B5816A817A2E786264>

科学技術人材育成費補助金 ( 国際的な活躍が期待できる研究者の育成 ) 取扱要領 平成 30 年 4 月 1 日規程第 28 号 ( 通則 ) 第 1 条独立行政法人日本学術振興会 ( 以下 振興会 という ) が交付する科学技術人材育成費補助金 ( 国際的な活躍が期待できる研究者の育成 )( 以下

< F2D819A95CA F8CF D6A81698FB4816A2E6A74>

5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

厚生年金基金に関する要望.PDF

子供 若者とは 修学及び就業のいずれもしていない子供 若者その他の子供 若者であって 社会生活を円滑に営む上での困難を有するものをいう (1) 子ども 若者育成支援推進法 ( 以下 法 という ) 第 19 条に規定する 子ども 若者支援地域協議会の設置 (2) 法第 9 条に規定する 子ども 若者

Transcription:

監査公表静岡市監査公表第 5 号地方自治法第 252 条の 38 第 6 項の規定により 静岡市長及び静岡市教育委員会から措置を講じた旨の通知があったので これを公表する 平成 28 年 7 月 5 日静岡市監査委員村松眞同杉原賢一同浅場武同岩崎良浩 記 1 平成 21 年度包括外部監査 ( 補助金等の事務の執行について ) (1) 静岡市校長会等教育研究事業補助金 ( 教育総務課 ) 指摘事項 ア補助金等ごとに 交付要綱 等を作成しているか補助金等を適正に交付するためには 個々の補助金等ごとに 交付要綱 等を整備する必要がある なお 交付要綱 等を制定すべきであるとの意見は 3 年前に静岡市監査委員 ( 以下 市監査委員 という ) から指摘されている事項である イ 交付要綱 等で交付目的が明文化されているか各所管課は 目的 が明文化されていない補助金等について 直ちに 交付要綱 等にその支出の 目的 を記載すべきであると考える ウ補助等の対象経費の範囲は 交付要綱 等で定められているか市は 補助金等の対象となる経費の範囲を明確にしていない補助金等について その範囲を明らかにすることが必要である エ補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える 措置の状況 平成 26 年 3 月 31 日付けで静岡市校長会等教育研究事業補助金交付要綱を制定し 同年 4 月 1 日から施行しました 当要綱の中で 1 交付目的を明確にし 2 補助等の対象経費の範囲を定め 3 補助等

の割合等を明確にしました なお 交付要綱の制定に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告 となりました (2) 静岡市静岡平和資料センター事業補助金 ( 教育総務課 ) 指摘事項 ア補助金等ごとに 交付要綱 等を作成しているか補助金等を適正に交付するためには 個々の補助金等ごとに 交付要綱 等を整備する必要がある なお 交付要綱 等を制定すべきであるとの意見は 3 年前に市監査委員から指摘されている事項である イ 交付要綱 等で交付目的が明文化されているか各所管課は 目的 が明文化されていない補助金等について 直ちに 交付要綱 等にその支出の 目的 を記載すべきであると考える ウ補助等の対象経費の範囲は 交付要綱 等で定められているか市は 補助金等の対象となる経費の範囲を明確にしていない補助金等について その範囲を明らかにすることが必要である エ補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える 措置の状況 平成 26 年 4 月 1 日付けで静岡市静岡平和資料センター事業補助金交付要綱を制定し 同日施行しました 当要綱の中で 1 交付目的を明確にし 2 補助等の対象経費の範囲を定め 3 補助等の割合等を明確にしました なお 交付要綱の制定に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告となりました (3) 静岡市 PTA 連絡協議会運営事業費等補助金 ( 学校教育課 ) 指摘事項 ア補助金等ごとに 交付要綱 等を作成しているか補助金等を適正に交付するためには 個々の補助金等ごとに 交付要綱 等を整備する必要がある

なお 交付要綱 等を制定すべきであるとの意見は 3 年前に市監査委員から指摘されている事項である イ補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える 措置の状況 平成 26 年 4 月 1 日付けで静岡市 PTA 連絡協議会運営事業費等補助金交付要綱を制定し 同日施行しました 当要綱の中で 補助等の割合等を明確にしました なお 交付要綱の制定に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告となりました (4) 静岡市立中学校部活動振興育成会運営事業等補助金 ( 学校教育課 ) 指摘事項 ア補助金等ごとに 交付要綱 等を作成しているか補助金等を適正に交付するためには 個々の補助金等ごとに 交付要綱 等を整備する必要がある なお 交付要綱 等を制定すべきであるとの意見は 3 年前に市監査委員から指摘されている事項である イ補助等の対象経費の範囲は 交付要綱 等で定められているか市は 補助金等の対象となる経費の範囲を明確にしていない補助金等について その範囲を明らかにすることが必要である ウ補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える エ対象経費が不明確な状況で補助額の適正性を検証できるか補助等の対象経費が交付要綱等で明文化されていない状況のもとでは その算定根拠を確認することができず また 後日 補助金等の使途を検証することもできない 補助額の算定の適正性を確保するためにも 補助等の対象となる経費を交付要綱等で明確にすることが必要である

措置の状況 平成 26 年 4 月 1 日付けで静岡市立中学校部活動振興育成会運営事業等補助金交付要綱を制定し 同日施行しました 当要綱の中で 1 補助等の対象経費の範囲を定め 2 補助等の割合等を明確にするとともに 3 補助額の適正性を検証することとしました なお 交付要綱の制定に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告となりました (5) 生徒指導対策事業補助金 ( 学校教育課 ) 指摘事項 ア補助等の見直しの時期が明確になっているか市は 見直しの時期 ( 終期 ) を明確にし 改めて補助金等の目的 ( 公益上の必要性 ) 及びその効果を検証し 今後も公益上必要であると認められる限りにおいて 補助事業を継続するという仕組みを構築すべきである イ補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える 措置の状況 当該補助金は 事業の精査を行った結果 公費として負担すべき経費を学校配当予算の中に組み入れることにより 平成 26 年度をもって廃止しました なお 補助金の廃止に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告となりました (6) 静岡市中学校体育連盟運営事業費等補助金 ( 学校教育課 ) 指摘事項 ア補助金等ごとに 交付要綱 等を作成しているか補助金等を適正に交付するためには 個々の補助金等ごとに 交付要綱 等を整備する必要がある なお 交付要綱 等を制定すべきであるとの意見は 3 年前に市監査委員から指摘されている事項である イ補助等の対象経費の範囲は 交付要綱 等で定められているか市は 補助金等の対象となる経費の範囲を明確にしていない補助金等について

その範囲を明らかにすることが必要である ウ補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える エ対象経費が不明確な状況で補助額の適正性を検証できるか補助等の対象経費が交付要綱等で明文化されていない状況のもとでは その算定根拠を確認することができず また 後日 補助金等の使途を検証することもできない 補助額の算定の適正性を確保するためにも 補助等の対象となる経費を交付要綱等で明確にすることが必要である 措置の状況 平成 26 年 4 月 1 日付けで静岡市中学校体育連盟運営事業費等補助金交付要綱を制定し 同日施行しました 当要綱の中で 1 補助等の対象経費の範囲を定め 2 補助等の割合等を明確にするとともに 3 補助額の適正性を検証することとしました なお 交付要綱の制定に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告となりました (7) 遠隔地校校外教育活動補助金 [ 現静岡市中山間地域学校 PTA 校外教育支援事業補助金 ]( 学校教育課 ) 指摘事項 ア補助等の割合等は 交付要綱 等で明確になっているか補助等の目的があくまでも特定の事業や団体に対する支援であることを前提にすれば 対象経費の全額を補助することは基本的に避けるべきであり 補助等の割合や上限額を設定することによって 補助金等の交付金額の適正性を確保することが必要であると考える 措置の状況 平成 26 年 4 月 1 日付け施行の静岡市中山間地域学校 PTA 校外教育支援事業補助金交付要綱の中で 補助等の割合等を明確にしました なお 交付要綱の制定に際して 措置状況の報告を失念したことにより 今回の報告となりました

2 平成 23 年度包括外部監査 ( 水道事業及び下水道事業に関する財務事務の執行並びに経営に係る事業の管理について ) (1) 水道料金及び下水道使用料の債権管理の強化 ( 営業課 ) 指摘事項 水道料金及び下水道使用料に係る滞納債権圧縮目的を達成するためには まずは長期滞納者の財産状況等を十分に分析し 識別し 結果として納付意識が欠如している滞納者であるかどうかといった性質の類型化をする必要がある 措置の状況 効率のよい滞納整理を実施するため 交渉記録 納付状況及び納付書等の返戻状況等営業課が独自に保有している情報を基に 料金システムのデータ抽出機能を活用し 以下の基準により滞納者の類型化をおこないました 1 所在の有無 2 督促状により納付する軽微な滞納者 3 給水停止予告により納付する滞納者 4 給水停止後に納付する滞納者 5 給水停止しても納付しない滞納者 6 給水停止ができない ( 下水道使用料の滞納のみ等 ) 滞納者 7 高額 悪質滞納者この類型化を行うことによって 法的な処分を伴わない範囲において 現年度分及び軽易な過年度分の徴収業務については民間委託業者が担当し 未納料金の早期回収 滞納発生件数の抑制を目指し 営業課職員は 高額滞納者 悪質滞納者等にかかわる不良債権の整理に注力し 加えて 支払督促 等の法的措置を行うことで 債権回収の体制を強化しました 下水道使用料の滞納分については 質問調査権の活用により預金調査を実施しました 今後も財産調査を実施し 強制徴収を進めていきます (2) 退職給与引当金 ( 水道総務課 下水道総務課 ) 指摘事項 発生主義の原則 に従って退職給与引当金を計上し 期間損益計算の適正化による経営成績の適正表示及び財政状態の適正表示に努めなければならない 地方公営企業会計の目的を達成するため 退職給与引当金に関する適正な基準を定め その基準に基づいて計上する必要がある 措置の状況 退職給与引当金については 総務省によれば 原則として 発生主義の原則 に従っ

て各会計における職員の在籍期間に応じて計算した額を計上することが望ましいとされているため 在籍期間に応じて負担 することが妥当であると考えております しかし 総務省の見解はあくまでも原則で 最終的な判断は各自治体に委ねられており 本市における各会計間の異動者に係る退職金については 静岡市職員退職手当支給条例 及び 静岡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例 において 退職時の所属 ( 会計 ) において全額負担 することが規定されているため 現行の引当金の計上はこの方法に従っております 本市における各会計間の人員構成等 (1 平均給料 2 平均年齢 3 職員数 ) については大きな違いはなく その場合 総務省のQ&Aにおいて 年度末に所属している職員の一般会計負担分を控除する前の期末要支給額を公営企業会計負担分とする方法でも差し支えない とされていること 在籍期間 を算定するためのシステム変更や全職員の過去のデータ入力等に膨大な費用と時間を要することから 費用対効果や効率性等総合的に検討した結果 退職時の所属 ( 会計 ) において全額負担 し 期末に所属する職員の期末要支給額の総額 により引当金を計上する現行の方法で 適正であると判断しました 3 平成 24 年度包括外部監査 ( 高齢化対策事業の事務の執行について ) (1) 要介護認定 直営と委託 ( 介護保険課 ) 指摘事項 要介護認定の認定者数は年々増加し続けており 今後も増加していくことが見込まれている こうした環境下において 認定業務を直営のみで対応するのはやはり困難であり 外部委託を有効に活用することが必要である 外部委託については 事務受託法人に対し 認定業務を委託する方法を導入するべきであると考える 事務受託法人への委託は 政令指定都市でも約 4 割は導入しており 静岡市においても導入可能な方法である 事務受託法人が 市で実務経験をした優秀な非常勤職員の受け皿となり 調査実務の専門家集団となれば 市が認定業務を委託できる相手先として 十分に機能し 有効に活用することができると考える 措置の状況 市町村事務受託法人への委託については 市内法人の意向調査結果や関係課と検討した結果 市として 今後の効率的な業務や質の担保などから 適正な法人に委託する という方針を掲げました この方針に基づき 第 3 次行財政改革推進大綱計画に搭載しました 県との協議を行い 対象要件に見合う法人と折衝を進めておりますが 初期費用の工面や指導者の育成 委託料単価などの折り合いがつかず実施に至っておりません 委託料の単価の再検討も含め 対象法人とは今後も継続して協議を進め 平成 29 年度の実施を目指します