昭和51年9月7日 第三種郵便物認可(毎月6回、1の日・5の日発行)平成18年7月13日発行OTK増刊通巻第 3521号

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事業内容

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

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障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

計画の策定にあたって 今回策定する あま市障がい者計画及び障がい福祉計画 は 現行の 障害者基本法 に定める 障害者計画 と 現行の 障害者自立支援法 に定める 障害福祉計画 を一体のものとしてとらえ 今後の制度改正を踏まえた あま市総合計画 を上位計画とする障がいのある人に対する支援活動や障がい者

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施策吊

計画の今後の方向性

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

教育長報告 ( 教育長 ) 平成 28 年 4 月 1 日から平成 28 年 5 月 26 日までの一般経過報告 事件 事故 問題行動等 今後の予定について報告 ( 教育長 ) 後程 何かありましたらご質問ください 続きまして事項書 3 議案に入らせていただきます 議案第 1 号熊野市立学校評議員の

活動状況調査

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ


01 【北海道】

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

加算・減算一覧【HPアップ用】(修正あり)

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

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応 募 要 項

区(支部)社協会費関係相談記録

都道府県・指定都市における単独事業等一覧(平成25年度都道府県・指定都市別)

生活困窮者支援事業について 平成 28 年 11 月 14 日市長定例記者会見資料 2 さまざまな悩みを抱える生活困窮者 仕事はしたいけど 今日食べるものもないな 実施住居確保給付金必須事業安定的に就職活動を行うことができるよう, 有期で家賃相当額を支給 借金の返済 子どもの将来が心配だな 高知市生

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

区(支部)社協会費関係相談記録

さいたま市・岩槻市任意合併協議会協議書

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

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障害児・発達障害支援_

第3節 重点的な取り組み

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

第 4 章施策の展開 1 到達目標障害のある方の自立支援の観点から 地域生活への移行や就労支援などの主要な課題に対応するため 国の基本指針 11 に示された見込量の確保に係る目標事項について 本市における障害福祉計画 ( 第 4 期 ) 期間中の実績等を踏まえ 到達目標 12 を設定します 一覧 (

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地域生活サポートセンターいこな

麹町 2 級以上 介護職員初任者研修 介護福祉士のいずれかあれば尚可 神田佐久間町 2 級以上 介護職員初任者研修 介護福祉士のいずれかあれば尚可 社会福祉法人新生寿会ありすの杜きのこ南麻布 麹町 2 級以上 介護職員初任者研修 介護福祉士のいずれかあれば尚可

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1 参加した事がない 2 年に 1-2 回参加 Q.5 3 年に 3 回以上参加 4 ほぼ毎回参加 Est 団体設立 年 度数 年数 71.4% 28.6%.0%.0% 100.0% 年 度数 % 35.


6 児童福祉法の改正 24 年 4 月には 障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていた障がい児 の支援体制を一元化する改正がなされ 市町村が支給決定する障がい児通所支援 と都道府県が支給決定する障がい児入所支援が創設されました 7 障害者虐待防止法の施行 24 年 10 月には 障害者虐待の防止 養

計画相談支援 障がい児相談支援における特定事業所加算に係る基準の遵守状況に関する記録 ( 保存用 ) 平成年月サービス提供分 異動等区分 1 新規 2 継続 3 変更 4 廃止 加算の区分 1 特定事業所加算 (Ⅰ) 2 特定事業所加算 (Ⅱ) 3 特定事業所加算 (Ⅲ) 4 特定事業所加算 (Ⅳ)

居宅介護支援事業者向け説明会

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地域総合支援協議会

伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

平成17年度 夕張市社会福祉協議会

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平成 28 年度事業計画書 Ⅰ. 従業員の教育 訓練事業の継続実施 協会の主要な事業の柱の一つとして 従来から推進してきた会員社の従業員の育成のための研修会を 本年度もNHK 放送研修センターに委託して継続実施することとする 例年通り経験の浅い従業員を対象とした TV 番組演出基礎コース研修 と T

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

平成26年度第1回地域包括支援センターうん

1.日本家族社会学会会則_ 施行

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

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資 料 1

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地域子育て支援拠点事業について

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

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たかさご社協だより235号.ec8

221 新潟県長岡市 齋藤氏【自治体における組織横断的な連携~精神障害者の地域移行を通して~】

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事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

1996~2017 年度 研修事業 年月 1996 年度 1997 年度 1998 年度 事業 視覚障害者ボランティア連絡会 視覚障害者のための料理講座 生きがい見つけませんか講座 楽しみながらボランティア講座 視覚障害ボランティア講座 ボランティアリーダー研修 シニアボランティア養成キャンプ 生き

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

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I. はじめに 平成 28 年度においては 社会福祉法人制度改革の対応として 1 経営組織のガバナンス 2 事業運営の透明性 3 財務規律の強化 4 地域貢献事業に取り組んでいかなければならないと考えています 社会福祉法人は社会から期待される役割を果たすため 積極的な取り組みを進めていくことが必要で

平成 28 年度社会福祉法人菊池市社会福祉協議会事業計画書 1 基本方針少子高齢化 人口減少 人間関係の希薄化等が一層進展する中で 家族や地域社会が有していた子育て 介護 生活支援などの機能が低下しています また 経済回復の兆しが見える一方で 非正規労働者が増加するとともに生活保護受給者数及び受給世

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

障害者分野 1. 日中活動 通所施設 : 一般企業への就労が困難な障害者に 就労 生産活動の機会の提供や訓練等の支援を行い 常時介護を必要する障害者には生活上の介助を行う ( 生活介護 ) 中野福祉作業所 運営 : 社会福祉法人東京コロニー 電話 FAX 定員

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NPO法人おかやま入居支援 センターの取り組み

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通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中

生活介護 就労移行支援 就労継続支援 B 型 地域活動支援センター 施設名 事業所名 2 阿賀町地域活動総合支援センターたんぽぽ 社会福祉法人中東福祉会 郵便番号 住所 東蒲原郡阿賀町津川 電話 FAX

第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

広島県における『地域ケア会議』

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V大阪58H1-H4

スライド 1

居住支援サービス

Transcription:

寝屋川市民たすけあいの会 この 1 年間のあゆみ OTK 2009 年度事業報告 決算書 2010 年度事業計画 予算書 特定非営利活動法人 寝屋川市民たすけあいの会 572-0061 寝屋川市長栄寺町 5 ー 1 ( 代表 )TEL:072 ー 826 ー 4655 FAX:072-838-8032 ( 相談支援センター ):072-838-4040 E-mail:nc4@nifty.com http://homepage3.nifty.com/neagawatasukeai 1

この一年間 ご支援 ご協力をいただきありがとうございました 寝屋川市民たすけあいの会の 2009 年度の活動報告 および 2010 年度の事業計画書をお届けいたします 当会は 住民による福祉のまちづくりを目指して 1978 年 5 月に発足いたしました 以来 住民自らが運営するボランティア ビューローを拠点に 寝屋川市におけるさまざまな福祉課題を中心とした問題に取り組んでいます 当会の活動内容は 在宅療養者や障害児の家庭への 在宅サービス活動 を中心に ボランティア活動とボランティアによる支援を求める人々とをつなぐ 需給調整活動 ' ボランティア コーディネート ( 地域の福祉施設への訪問活動などでした このような活動を通して たすけあいのネットワーク を広げてきました そうして 30 年が経過しました その間に寝屋川という地域の事情も大きく変化しました 社会全体としても大きな変化の直中にあります その間 たすけあいの会に寄せられるさまざまな声も多種多様になってきました 数年前より これまでのボランティア活動以外のサービス事業に取り組みを始めました そのために 2001 年 7 月 31 日に特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会地域ケアセンターを設立しました 2002 年度からは市からの委託事業 補助事業を受託することになり 地域生活支援センターを開設 2003 年度からは 高齢 身体 知的 精神障害者 障害児を対象にした ヘルパーステーション ほっと と日中活動の場 ぼちぼちはうす の運営を行っています 事業の拡大とともに 従来のボランティア活動やボランティア活動の推進も進めよう と 見直しも進めてきました 2008 年度は たすけあいの会発足から 30 年をむかえ 30 周年の記念事業を行いました それとともに 30 年を一つの区切りとし これまでの事業を振り返り 会の内情とともに 社会情勢にあわせた形に組織再編を行うことにいたしました NPO 法人設立時から二本立てになっていた組織を改編し 法人の名前を 寝屋川市民たすけあいの会 とし これまでのボランティア活動も含め 多様な福祉活動 地域活動 市民活動を行えるようにいたしました 2010 年度は文字どおり 再出発の年度になります日頃 ご支援 ご協力をいただいている方々への報告をかね 今年度もいっそう 当会の事業にご理解とご協力を賜りたいと願っております よろしくお願い申し上げます 2

目 次 2009 年度事業関係事業内容報告 1 事業活動 2 組織と運営 2010 年度事業関係 1 本年度事業計画の概要 2 事業活動 2009 年度決算報告および 2 0 10 年度予算 会員関係 *2010 年度理事 監事 *2010 年度ボランティアグループ運営委員名簿 * 会員名簿 寝屋川市民たすけあいの会会則 特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会 寝屋川市民たすけあいの会のあゆみ 3

寝屋川市民たすけあいの会 2009 年度事業内容報告 寝屋川市民たすけあいの会は 1978 年 5 月に設立以来 市民の手により主体的につくられた寝屋川ボランティア ビューローを拠点として 様々な地域活動を行ってきた 2 0 0 9 年度に実施した当会の事業活動概況は次のとおりである 2009 年度は 前年度の寝屋川市民たすけあいの会発足 30 周年をふまえて 現在のたすけあいの会の組織や事業のさまざまな課題が明らかになり 時代にあわないもの 現状にあわないものを休止したり 形を変えたりをしている 会の活動自体は再考期に入り 今年度より組織変更の準備と事業活動などの見直しなどをはじめた 以下は たすけあいの会 が 2010 年度に行った事業の内容である 1. 事業活動 1 地域活動 / 高齢者 障害者 子どもの生活を支援する事業 A ボランタリー活動 '1( 在宅ボランティア派遣活動 活動なし 依頼はあるがボランティア コーディネートを休んでいることと ボランティアがいないので お断りしている '2( 交流活動 サロン活動 つどい活動 1 外出交流会 1984 年度より 在宅の寝たきり老人 障害者 難病患者等とその家族 およびボランティアの交流の場づくりを企画し 年に 2 度ほど外出している 2009 年度は予定をしていたが 新型インフルエンザの影響で中止した 2 たすけあいサロン ' ミニデイサービス ( たすけあいの会では 2000 年度 6 月より 月に 1 度 ' 第 1 土曜日 ( にめぐみデイサービスセンターをお借りして ミニデイサービス ' たすけあいサロン ( を開催しはじめた 2001 年度 8 月より場所を ぼちぼちはうす に変更し 続けている 毎回 6~11 名程度の比較的年齢の高い方 中途障害 難病の方がが集まっておしゃべりに花をさかせている 4 月 5 日 ( 土 ) 6 名 6 月 7 日 ( 土 ) 8 名 7 月 5 日 ( 土 ) 7 名 8 月 2 日 ( 土 ) 7 名 9 月 6 日 ( 土 ) 8 名 10 月 4 日 ( 土 ) 6 名 12 月 13 日 ( 土 ) 9 名 4

1 月 25 日 ( 日 ) 14 名 新年会 2 月 13 日 ( 土 ) 7 名 総計のべ 72 名 3 寝屋川さくらんぼの会ミニデイサービス 1998 年に寝屋川市で開催した失語症ライブの同窓会を元に 言語障害 失語症を持つ人たちの会 寝屋川さくらんぼの会 が結成された 2001 年 11 月からは めぐみデイサービスセンターにて言語聴覚士の方の協力を得 月に 1 度 ' 第 3 土曜日 ( にミニデイサービスを行っている 現在は 場所を保健福祉センターに変え 言語聴覚士の専門学校生 ' 大阪医専 ( のボランティアの協力を得ながら活動を行っている 現在の登録メンバーは 8 名 今年度 3 名の新しいメンバーが新たに来られるようになった 4 月 18 日 ( 土 ) 参加者 2 名 家族名 ボランティア 6 名 6 月 20 日 ( 土 ) 参加者 2 名 家族名 ボランティア 5 名 7 月 18 日 ( 土 ) 参加者 2 名 家族名 ボランティア 3 名 9 月 19 日 ( 土 ) 参加者 4 名 家族名 ボランティア 6 名 10 月 17 日 ( 土 ) 参加者 4 名 家族名 ボランティア 5 名 11 月 14 日 ( 土 ) 参加者 3 名 家族名 ボランティア 6 名 12 月 19 日 ( 土 ) 参加者 2 名 家族名 ボランティア 7 名 1 月 16 日 ( 土 ) 参加者 1 名 家族名 ボランティア10 名 2 月 20 日 ( 土 ) 参加者 5 名 家族 1 名 ボランティア 5 名 3 月 20 日 ( 土 ) 参加者 5 名 家族 1 名 ボランティア14 名 総計のべ参加者 30 名家族 2 名ボランティア 6 7 名 '3( 福祉施設などへの訪問ボランティア活動 1. 特別養護老人ホーム寝屋川十字の園 1978 年より毎月 1 回 ' 第 3 火曜日 ( 市内の特別養護老人ホームを訪問し 清掃 縫製 お年寄りの話し相手 代筆等の活動を行っている 参加ボランティア 3~5 名 活動内容は古着の裁断やガーゼ折りなど 日時 活動内容 参加数 1 4/14 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 小 ) 折 5 名 2 6/16 10 時 ~12 時古着の裁断 ガーゼ ( 大 ) 折 4 名 3 7/21 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 ) 折 古着の裁断 3 名 4 9/15 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 ) 折 古着の裁断 4 名 5 10/20 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 ) 折 古着の裁断 3 名 6 11/17 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 小 ) 折 3 名 5

7 12/15 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 小 ) 折 ソックスに名札を縫い付ける 5 名 8 1/19 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 小 ) 折 3 名 9 2/16 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 小 ) 折 5 名 10 3/16 10 時 ~12 時ガーゼ ( 大 中 小 ) 折 4 名 2 ケアハウス ロイヤルライフ カミダ 1994 年 3 月より市内のケアハウス ロイヤルライフ カミダ への訪問を開始し 施設の清掃 デイサービスの補助 散歩 買い物の介助などを行っている 主に 木曜日は施設内の清掃 金曜日はデイサービスの補助を行っている 年々 活動は停滞している 今年度は 1 回のみ 3 デイサービスセンター輝きのまち ' ケアハウス池田 ( 1996 年度の 10 月より市内のケアハウス 輝きのまちケアハウス池田 併設のデイサービスセンターへの訪問を開始し 週 1 回木曜日に特別浴の着脱のお手伝いを行っている また 1997 年度 10 月より月曜日にもデイサービスのお手伝いを行っている 今年度は 2 回のみ 秋の ふれあいまつり には 3 名がお手伝いに行かせていただいた 4 寝屋川保健所主催行事への協力 神経系難病者交流会 ひまわり会 への参加月に 1 回開かれる大阪府寝屋川保健所主催の ひまわり会 でボランティアとしてお手伝いさせていただいた 5 シニアサポートセンターめぐみの第三者委員に任命されている '4( 子どもたちと遊ぶ活動 1そるどみ 'SOL DE DOMINGO( の開催 障害の有無にかかわらず 地域の子どもたちとボランティアが一緒に遊ぶ活動 2009 年度の登録メンバーは4 名 毎月第 1 日曜日に すだち を拠点に活動を行っている '1 月のみ 第 2 日曜日に変更して開催 ( 学生 社会人を中心にして 毎回 4~10 名程度 のボランティアが参加している 4 月 5 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 7 名 5 月 3 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 5 名 6 月 7 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 5 名 7 月 5 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 7 名 8 月 2 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 9 名 9 月 6 日 ( 日 ) メンバー 3 名 ボランティア 4 名 10 月 4 日 ( 日 ) メンバー 1 名 ボランティア 5 名 11 月 1 日 ( 日 ) メンバー 2 名 ボランティア 5 名 12 月 6 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア12 名 1 月 10 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 9 名 6

2 月 7 日 ( 日 ) メンバー 3 名ボランティア 5 名 3 月 7 日 ( 日 ) メンバー 4 名 ボランティア 9 名 総計 ボランティアのべ 8 2 名 研修 : そるどみリーダートレーニングを開催 2 月 11 日 ( 木 祝 ) 参加者 8 名 そるどみ 2こもます ' Cómo más?( の開催 そるどみを卒業した中学生対象のプログラムを開催した 登録メンバーは3 名 月 1 回 すだち を拠点に 遊びを深めたり新たな取り組みに挑戦したりする活動を行った '1 月 のみ そるどみと合同で開催 ( 4 月 4 日 ( 土 ) メンバー 2 名 ボランティア 3 名 5 月 6 日 ( 水 祝 ) メンバー 3 名 ボランティア 3 名 6 月 14 日 ( 日 ) メンバー 2 名 ボランティア 3 名 7 月 23 日 ( 木 ) メンバー 1 名 ボランティア 3 名 8 月 10 日 ( 月 ) メンバー 2 名 ボランティア 3 名 9 月 1 9 日 ( 土 )~ 2 0 日 ( 日 ) メンバー 3 名 ( うち 2 名宿泊 ) ボランテ ィア 3 名 10 月 11 日 ( 日 ) メンバー 2 名 ボランティア 3 名 11 月 8 日 ( 日 ) メンバー 2 名 ボランティア 2 名 12 月 13 日 ( 日 ) メンバー 1 名 ボランティア 3 名 1 月 10 日 ( 日 ) メンバー 3 名 ボランティア 9 名 2 月 14 日 ( 日 ) メンバー 2 名 ボランティア 3 名 3 月 1 4 日 ( 日 ) メンバー 2 名 ボランティア 3 名 総計 ボランティアのべ 4 1 名 7

3 びっくりおもちゃ箱の開催ボランティアと地域の子どもの遊びのプログラムとして 関係機関 学校に広報し行った 2009 年度は 夏休みプログラムとして開催した 8 月 27 日 ' 木 ( メンバー 2 名 ボランティア 4 名が参加をした '5( 社会的ひきこもり社会参加支援 106,07 年度 府が行っていた社会的ひきこもり社会参加支援グループ事業を実施していた このモデル事業は府内 2 カ所で行われ そのうちの 1 カ所を委託をうけ実施した 一年半で社会的ひきこもりネットワーク会議からの推薦で 7 名の方の支援を行った モデル事業は 2007 年度で終了 その後も活動を続けている サロン活動毎月 5~6 回程度 テーマは お菓子作り 事務局ボラ活動など 2 今年度より 寝屋川保健所主催で社会的ひきこもり者実務者会議が開催されており それに参加している B 障害者自立支援法に基づく事業 '1( 社会参加活動センター ぼちぼちはうす 障害のある方の豊かな日中活動を行っていただく場として ぼちぼちはうす を 2000 年 10 月より開設した 2003 年度からは 寝屋川市の基準該当の身体障害者デイサービスとして知的障害の方の相互利用を含めて 運用することになった その後 2006 年度 障害者自立支援法により存続の危機に直面 2006 年 3 月 19 日の毎日放送 映像 06 でぼちぼちはうすが取材 放送された 放送後 117 人の方から 2 88 万 2100 円の寄付をいただき ぼちぼちはうすの横を新たに借りあげ改装し ぼちぼちはうす新館 を開設 障害者自立支援法制度施行後は 2006 年度上半期は 障害者デイサービス として 下半期は 経過的デイサービス と 重度障害者等包括支援事業の一部 として運営をした 2007 年度より 市の委託事業として旧障害者デイサービスの移行種別である 地域活動支援センター Ⅱ 型 ' 定員 15 名 ( と 重度障害者等包括支援事業の一部 として運営している 利用時間は 9:50~16:10 である 重度障害者等包括支援事業の対象の方が 4 名 地域活動支援センター Ⅱ 型の登録の方が 16 名 ' うち ゆろ りろ 4 名 風 ride( プライド ) 2 名 パラデロ 2 名 その他 1 名含 となっている もともと利用されていた重症心身障害の方 全身性障害の方 知的障害の方に加えて 高次脳機能障害や精神障害の方が増えている 見学 来訪者は 134 名 ボランティアはのべ 142 名であった ぼちぼちはうす利用者の障害程度区分について ' ゆとりろ除く ( 計 6' 重度包括 ( 6 5 4 3 2 1 未判定 16 人 4 人 6 人 3 人 1 人 2 人 25% 37.5% 18.8% 6.2% 12.5% 区分 6=62.5% 8

ぼちぼちはうす 2 ゆと りろ ' 精神障害者ユニット ( 食事 を中心としたプログラム メンバー間で献立を考え 買い出しをし 調理等も役割分担をするプログラム 仲間やボランティアも交えて楽しく美味しく食事を囲んで過ごす内容のもの 一人一人が役割を持ち自分らしいスタイルで過ごすことを目的している 現在 登録者数 4 名 2009 年度ののべ利用者は 197 人 ボランティアのべ 87 名 11 月には 日曜日のお試しプログラムも開催した 開催曜日 第月曜日 'PM( 火曜日 (AM)(PM) 月 木曜日 プログラム 情報 PPP AM ランチ皇子 ランチ王 名 PM 甘味党の会 内容 パソコンについてみん 栄養バランスの整った 献立から買い出し なで勉強する場です ブログを作ったりしま す お弁当を注文し 簡単な みそ汁を作り食べます 'AM( サロン的 ' 座談会 ( な 場でヘルシー & 簡単なお 菓子をつくったり 簡単ス トレッチなどをして みんな とゆっくりした時間を過ご します 'PM( 調理 そしてもちろん おいしくご飯も食べち ゃいます! 一人ひとりがオーナー 兼シェフになります 3 風 ride' プライド ( 自立生活支援センターづくりをめざして活動をしている メンバーは 2 名 2009 年度は 自立生活プログラム ' 初級編 ( をメンバー 2 人がリーダーとなり 昨年 2 月より開催した また毎月 第 3 日曜日に 語ろう会 も開催し 12 月から隔月で一人暮らしをされている方をお呼びして 講演をしていただいている 9

西宮 メインストリーム協会の自立生活プログラムに参加をさせていただいた 4 パラデロ高次脳機能障害の方を主に対象としたプログラム リハビリ的な要素を取り入れ 紙すきや古切手を使った画づくり 園芸などの作業 あとは個別プログラムとして 音楽プログラムやパソコンなどをおこなっている '2( ヘルパーステーション ほっと 1 障害者居宅介護事業 2002 年度より 精神障害者の居宅介護等事業をはじめた 2003 年度より 身体障害 知的障害児者の制度が支援費制度になり 身体障害 知的障害児者のホームヘルプ ' 身体介護 家事援助 ( の事業も開始した 2006 年度は 障害者自立支援法による改正があり 現在は 居宅介護 ( 身体 知的 精神 障害児 ) 重度訪問介護 ( 全身性障害 ) 行動援護 ( 知的 精神 ) 重度障害者等包括支援事業と 市の委託により移動支援事業を行っている 2009 年度在宅サービス実績 ' 上段 / 下段は 2008 年度 ( 利用者数回数時間 居宅介護 重度訪問介護 行動援護 移動支援 重度障害者等包括支援事業 4 人 '3 人 ( 6 人 '5 人 ( 4 人 '4 人 ( 26 人 '26 人 ( 5 人 '5 人 ( 460 回 '466 回 ( 420 回 '389 回 ( 269 回 '275 回 ( 432 回 '456 回 ( 1476 時間 '1345 時間 ( 3312 時間 '2900 時間 ( 1185 時間 '990 時間 ( 2222 時間 '2501 時間 ( 9663 時間 '9624 時間 ( 法人事業の ヘルパーステーションほっと と ぼちぼちはうす の苦情解決第三者委ついては 追手門学院大学講師の古川隆司さんにお願いしている C 介護保険法に基づく事業 実績なし 休止中 D 移送サービス事業 10 年前 市内の住民参加型在宅福祉サービスを手がけていた団体が解散することになり その団体が日本財団から もらいうけていたリフト付きの軽ワゴン車を譲渡されることになった 以前より 病院などへの車での移送 送迎は在宅ケースとして対応していたが 車の譲渡を機に リフト付き軽ワゴンの貸出およびこの車を利用した移送ボランティアによる移送を行っていた 現在は 国の NPO 等による移送サービスの制度化が進んだことにともない 2005 年 10

度 半ばに運営協議会の結成後 NPO 法人有償移送 ' いわゆる道路交通法 80 条適用移送 ( の申請を行った しかしながら 積極的に事業を行う姿勢はとっていない 情報などの収集のために関西 STS に参加している 2 コーディネート事業 相談活動 ボランティア支援 当事者支援活動 A 障害者自立支援法に基づく相談活動 '1( 寝屋川市障害者相談支援事業の委託運営 2002 年度より 寝屋川市より市町村障害者生活支援事業の委託をうけ 寝屋川市民たすけあいの会地域生活支援センターを運営している 制度の改正に伴い 大阪府の指定相談支援事業所となり また 寝屋川市の委託相談支援事業所になった 総合相談件数 / 連絡調整件数 837 件 難病者ピアカウンセリング 毎日視覚障害者ピアカウンセリング 毎月第 4 土曜日 市から依頼され 聴覚障害者ピアカウンセリング 聴覚言語部会の取り組みに補助している '2( 相談支援機能強化事業の委託運営相談支援機能強化事業の委託を受け 主に ネットワーク推進員として 寝屋川市障害者地域自立支援協議会の運営に参画している 精神障害者自立支援会議 寝屋川市就業 生活支援準備センター運営委員会 実務者連絡会などの会議にも参加している '3( 障害者自立支援法にかかる障害程度区分審査会への審査員としての派遣障害者自立支援法の介護給付のサービスを受けるにあたり 認定審査をうける必要がある 二次審査として審査会が設置され その審査員としてスタッフを派遣している '4( サービス利用計画策定事業指定相談支援事業所として 6 名の方のサービス利用計画の策定を行っている 一人暮らしの方 高齢の要介護の親御さんと同居の方 退院支援を行った方である B 地域ネットワーク活動 '1( 関係機関会議への出席 1 在宅難病患者地域ケア推進会議寝屋川市内の在宅難病患者の地域ケアにかかわる関係機関の職員によって行われることになった在宅難病患者地域ケア推進会議に出席した 2 精神障害者自立支援会議精神病院への入院が長期化している精神障害者に対し 保健 医療 福祉の関係機関が連携して支援計画を樹立し 退院 地域での自立を支援する方策や地域システムを検討をする会議 以前行われていた精神保健福祉合同委員会を吸収する 11

ような形で行われている '2( ボランティア関係の会議への出席および参画 1 ボランティア連絡協議会寝屋川ボランティアセンターの登録グループの連絡協議会へ参加 ボランティアセンター 他のグループとの相互理解 情報交換を進めた 2 大阪ボランティア協会パートナーシップ団体への登録 3 ろうきんパートナーシップ大阪ボランティア協会と労働金庫が共催しているボランティア推進プログラムの受け入れ先を 10 年前から行っている 今年度も受入はなかった '3( 精神障害者支援機関のネットワークへの参画 1 精神障害者地域交流事業への協力大阪府が推進している 精神障害者地域交流事業を行っている Club E&T ' 旧ひなたぼっこの会 ( の運営への協力と各交流事業へ参加した 事務局も昨年に引き続き担当 月に1 回定例で運営委員会も行われている Club E&T 運営委員会開催数 :11 回参加数 :67 名 * 内当事者 0 人 ふれあいの会' 当事者が中心にイベントを企画する会議 ( ( ア ) 会議開催数 :12 回参加数 :97 名 * 内当事者 85 人 2( イベント ( 当事者中心に企画されたイベント ) 開催数 :4 回参加数 :36 名 * 内当事者 32 人 3( チラシ編集会 ' 広報活動 イベント案内やチラシの作成をする会 ( 開催数 :10 回参加数 :41 名 * 内当事者 31 人 講演会 ' WRAP について( 講師 : 浜崎裕佳二星りさ ' コープランドセンター認定ファシリテーター ( 日時 :7 月 11 日場所 : 寝屋川市立保健福祉センター 5 階多目的室参加数 :28 名 ) 内当事者 13 人 第 5 回就労のつどい ' 現在就労している また就労を希望する方が集い交流をする場 ( 日時 :9 月 5 日場所 : 寝屋川市産業振興センター第 1セミナー室参加数 :29 名 * 内当事者 21 名 春の遠足 ' 滋賀県 ブルーメの丘 ( 日時 :3 月 28 日場所 : ブルーメの丘参加数 :24 名 * 内当事者 20 名 総計回のべ 322 名 (* うち当事者数 202 名 ) 2 精神障害者実務担当者会議への参加市が主催する会議 今年度は 2 月に こころの健康フェスタ を開催 その映画会の実行委員会として参加した こころの健康フェスタ in ねやがわ 第 2 部映画会 ふるさとをください 12

C ボランティア活動支援事業 1 ボランティア サロンの開催ケース検討会が休止したこともあり またボランティア同士の交流の機会が減っていることから ボランティアの活動報告と交流を目的に新しく開始した 5 月,6 月,10 月,11 月,3 月の第 4 水曜日の午後に開催した D 当事者団体支援活動 カンガル - 倶楽部 1992 年 10 月 子育てのお母さんたちへ の講演会を機に発足 若いお母さんたちのグループ 毎週 1 回 子どもたちの遊び お母さん同士の交流を中心に活動を続けているまた 会報も発行している ビューローとしては連絡調整 会場 備品の提供などをおこなっている 現在は 連絡がと切れたままになっている 寝屋川難病連絡会 96 年度の 5 月 12 日に 市内の難病団体および難病者のための寝屋川難病連絡会の発足総会が行われた また月 1 回の運営委員会が行われている 当会はその事務局として 連絡調整 広報 会場 備品の提供などを行っている 寝屋川難病連絡会第 15 回総会が 11 月 15 日 ( 日 ) に行われた 15 名参加 寝屋川市障害者長期計画策定協議会への当事者委員としての参加障害者基本法に位置付けられた寝屋川市障害者長期計画の策定協議会に推薦 参画した 障害者自立支援法にかかる障害程度区分審査会への審査員としての派遣 障がい者の自立を考える会 やじろべー 車いす利用者の 4 名を中心に自分たちの自立生活を考える会として発足 障害者自立に関することを考えながら 特に余暇的な活動を中心にされている 3 教育 啓発活動 A. インプロ パークインプロとは英語のインプロヴィゼーション = 即興 の略 元々は俳優のトレーニングと 13

して開発された即興劇のプログラムで わが国でも 90 年代以降 学校教育 企業研修などいろいろな分野でコミュニケーションワークショップとして応用されている 東京からファシリテーターの方をお呼びし 開催した 7 月 20 日 ' 月 祝 ( 参加者 17 名 B. ワークショップ等の開催当会にかかわるボランティアやスタッフを対象に 日々の活動を見つめるきっかけや気づきの機会として 楽しい をキーワードにしたワークショップ 3 回と 遊び に関する体験活動を行った 1 連続ワークショップ 楽しい の直送便 '3 回シリーズ ( 参加者総計のべ 21 名 2 冒険遊び場 でおもいっきり遊ぼう! 堺市にある冒険遊び場 ちょっとバン を訪ね 自然の中で一日さまざまな遊びをつくり出す時間を持った 1 月 11 日 ' 月 祝 ( 参加者 5 名 4 コミュニティ メディアにかかる活動 A. カフェ放送 てれれ の上映会の開催大阪市にある映像発信 てれれ という団体が展開している取り組み 様々な視点で作られた いろんなテーマの 10 分以内の映像作品を 1 時間のプログラムにして カフェなどで隔月定期上映されている その てれれ のプログラムを スタッフやボランティアさんとともに見る会を開催した 総計 6 回のべ参加者 27 名 5 国際的な草の根の交流を行う事業 A. フィリピンのソーシャルワーカーとつながるフィリピンのバギオという都市で活動をしているソーシャルワーカーの方を招いて 意見交換 交流を行った 4 月 10 日 ( 金 ) ウェルカムパーティ参加者 5 名 4 月 11 日 ( 土 ) フィリピン企画 聞いてみよう! 話してみよう! with Mariebel 参加者 12 名フィリピンの生活 地域のこと 障害児を支援している活動の話などを聞いたり 話し合いをする中から 自分たちの暮らしや活動について考える機会をもった 4 月 12 日 ( 日 ) フィリピンの NGO の障害児ケアとソーシャルワークの実践から ~ 日本 フィリピン : ソーシャルワークの原点について学びあう ~ JPCom(NGO) との共催 龍谷大学にてアジア人権基金 草の根イベント助成金 を受けて 4 月 13 日 ( 月 ) 乙訓ひまわり園訪問 & 見学 3 名 4 月 14 日 ( 火 ) 相楽福祉会訪問 & 見学 6 名 6 リサイクルバザー事業 A ぼちぼちバザール毎年 7 月に市内の団体に声をかけて 共同で行っているバザー 日にち :7 月 12 日 ( 日 ) ' 主催 :5 団体の参加 ( 場所 : 総合センター 1 階売上 :47850 円当日のボランティア9 名 14

2. 組織と運営 1 会員 '1( 会員数 = 会費納入者 2010 年 3 月末現在個人会員 団体会員 注 ( 数字のカウントの仕方 08 年度までの会員 171 名 12 名 09 年度加入者 36 名 2 名 09 年度退会者 31 名 2 名 会員数 176 名 12 名 総会員数 188 名 '2( 会員へのサービス 1( 会誌 つなぐ の送付 6 回 2( ボランティア保険への加入 ' 一部会員のみ 会費より ( 2008 年度会費納入者数 新規および復活者数 退会および 2009 年未入者数 2009 年会費納入者数 2 組織活動 ' 敬称略 ( 2009 年度の総会での決定事項を受けて NPO 法人寝屋川市民たすけあいの会地域ケアセンターの名称変更 および 組織の一元化を行った '1( 定期総会日時 2009 年 5 月 10 日 ' 日 (10:30~12:00 場所ぼちぼちはうす議題 1(2008 年度事業関係の審議 承認 2(2009 年度法人事業報告および計画 予算計画の審議 承認 3(2009 年度役員選出 出席者 115 名 ' 委任状提出者 86 名 非会員 3 名を含む ( '2( 運営委員会毎月第 1 月曜日 13:30~15:30 運営委員 : 黒田民子 上野谷加代子 田中哲次郎 別所訓子 中尾京子 西尾美津子橋本義郎 森川加代 村井謙太 守本友美主な議事事業の企画と調整 '3( 理事会毎月第 1 月曜日 15:30~16:30 たすけあいの会の運営委員会時に開催 '4( 職員 2009 年度の常勤職員 村井謙太 冨田昌吾 中務飛鳥 福井美奈子 西岡寛信 吉田智里 藤本祥平 大村静香 山田久美子 大島亜弓 山野仁美 ( 休職 ) 三国洋子 近藤由美子 ' 常勤ヘルパー ( 15

'5( 福祉事業を考える会 ' 仮称 ( 3 月 26 日に第三者委員の古川さんと運営委員の守本さんの呼びかけで 開催 この日はぼちぼちはうすの利用者さんと親御さん数人に集まっていただいた 3 広報活動 寄付を求める活動 '1( 会誌 つなぐ の発行 6 回 )B5 版 手書き 10ページ 700 部 ' 隔月刊 ( 身体障害者刊行物協会の出版として第 3 種郵便物として発行 '2( ホームページの公開 http://homepage3.nifty.com/neyagawatasukeai '3( イオンの行っているイエローレシートキャンペーンに参加した '4( リサイクル インクカートリッジ事業に取り組んでいる 16

寝屋川市民たすけあいの会 2010 年度事業計画案 寝屋川市民たすけあいの会の目的 本会は 寝屋川ボランティア ビューロー ( たすけあいホーム ) を拠点とし 市民による地域活動を通じて 一人一人の人間が尊重され 差別のない社会づくりをすすめるため 人と人との交流の場づくり たすけあいのネットワークづくり 市民による福祉のまちづくりをめざすことを目的とする 本年度事業計画の概要 全体的概要 ここ 3 年間の組織および活動の見直し期を終え 組織および活動が次のステージに入っていくことになる 2010 年度の組織全体として計画の柱は次の 4 点を提案したい 1. 組織的整備 - 参加型の組織の再構築 - もともと 寝屋川市民たすけあいの会は市民の参加型の組織を志向していた しかし 特にこの 10 年ほどは 事業志向 を主原因にし また N P O 法人をつくり スタッフを雇ったことや 事業が肥大したことにより 組織の硬直性とガバナンス ( 統治能力 ) の低下などが起こっていた スタッフやボランティア 会員が 新しい事業や活動をつくりたいと思っても 事業運営に手一杯になっていることもあり また 組織の全体の方向性と相容れないといったことでできない状況も続いていた 一昨年来行ってきた組織改革も一通り終わり 新しい組織構築が今年度の課題である 公的な委託事業などを行っていることもあり 一定以上のガバナンスを保ちつつ たすけあいの会が追求してきた参加型の柔軟な開かれた組織を再構築することを試みる 具体的には 1 運営組織の理事会の改革を行う 外部理事 監事システムの採用 理事の増員外部理事 監事システムスタッフが理事会に参加 2 開かれた組織にするために 理事会や総会をはじめ ボランティア 会員 スタッフが組織の運営に対して参画できる仕組みを構築する 総会は会員さんの意見を吸い上げる仕組み ボランティアさんはボランティア G の運営委員会 ( 月例 MT) やボランティアサロン ( 仮称 ) 福祉事業を考える会などで 利用者さんの声を吸い上げる 3 各事業や活動については それぞれのセクションやグループ 事業活動で一定のガイドラインを元に 計画 実施 廃止を行える柔軟な組織に また 積極的に研修を行っていく 2. つどえる場づくり に再挑戦 17

寝屋川市民たすけあいの会が おそらく発足当初から抱えてきた課題に ボランティアビューロー ( たすけあいホーム ) に どうしたらたくさんの人がつどえるのか という課題があったように思われる 今年度 再度このテーマに取り組みたい 1ボランティアサロン 2 介護者のつどい 3 社会的ひきこもり者とその家族のサロン 4 若年性認知症者とその家族のつどいなどそれに伴う 事務局体制やボランティア コーディネーター ( マネージャー ) の検討 3. ネットワークの中で私たちはこれまで つなぐ ことをミッションに さまざまなネットワークに参画してきた また その中で 一定以上の役割を果たす必要にも迫られている 一見すると 自らの団体の活動を大きくしていくことと つなぐ ことは矛盾するようにも見えるが これまでのネットワークを大切にし 関係団体との協力の中で ( 福祉の ) まちづくりにつながることは積極的に参画していきたい 1 地域自立支援協議会 4. 事業の次のステージをめざして- 福祉事業拡大プロジェクト寝屋川市民たすけあいの会が約 10 年前から制度内の事業に取り組みはじめたのは 時代が変わったことと同時に 長くかかわらせていただいていた方からのニーズに基づいてだった いま またいろいろなニーズがでている中で次の事業拡大にむけて動きはじめるべき時期にきている 特に 暮らしの支援については 今年度 市から居住サポート立ち上げ支援事業の委託をうけることもあり また ぼちぼちはうすの利用者の方を中心として あがっているニーズである しかし その実現のためには さまざまなハードルがある このことを実現するために 今年度新しくプロジェクトチームを編成し 実現にむけて取り組んでいきたい 1 住まいの支援プロジェクト 体験宿泊 一人暮らし支援システム ケアホームなどの実施検討 2 日中活動 ぼちぼちはうすの新体系移行 新拠点の検討 具体的な事業 年度当初にあがっている計画 1. 事業活動 1 地域活動 / 高齢者 障害者 子どもの生活を支援する事業 A ボランタリー活動 '1( 在宅ボランティア活動 18

'2( 交流活動 サロン活動 つどい活動 1 外出交流会 ' 年 2 回 ( 2 たすけあいサロン ' ミニデイサービス (' 月 1 回 ( 3 寝屋川さくらんぼの会ミニデイサービス ' 月 1 回 ( 4 介護者のつどい事業および若年性認知症つどい事業 ' 助成金事業 ( '3( 福祉施設などへの訪問ボランティア活動 1. 特別養護老人ホーム寝屋川十字の園 ' 月 1 回 ( 2 ケアハウス ロイヤルライフ カミダ 3 デイサービスセンター輝きのまち ' ケアハウス池田 ( 4 寝屋川保健所主催行事への協力 神経系難病者交流会 ひまわり会 への参加 5 シニアサポートセンターめぐみの第三者委員 '4( 子どもたちと遊ぶ活動 1 そるどみ 'SOL DE DOMINGO( の開催 研修 : そるどみリーダートレーニングを開催 '5( 社会的ひきこもり社会参加支援 1 サロン活動毎月 5~6 回程度 テーマは お菓子作り 事務局ボラ活動など 2 社会的ひきこもり者実務者会議への参加 B 障害者自立支援法に基づく事業 '1( 社会参加活動センター ぼちぼちはうす 月 ~ 金曜日 2 ゆと りろ ' 精神障害者ユニット ( 月曜日午後 情報 PPP 火曜日午前 ランチ皇子 火曜日午後 あまみ党の会 月 木曜日 ランチ王 ' 新 ( 月 1 回日曜日 ある日曜日の昼下がりに 3 風 ride' プライド ( 4 パラデロ '2( ヘルパーステーション ほっと 1 障害者居宅介護事業 ( 身体 知的 精神 障害児 ) 2 重度訪問介護 ( 全身性障害 ) 3 行動援護 ( 知的 精神 ) 4 重度障害者等包括支援事業 5 移動支援事業 ( 身体 知的 精神 障害児 ) D 移送サービス事業 1 関西 STS へ参加 2 コーディネート事業 相談活動 ボランティア支援 当事者支援活動 A 障害者自立支援法に基づく相談活動 '1( 寝屋川市障害者相談支援事業の委託運営 '2( 相談支援機能強化事業の委託運営 '3( 障害者自立支援法にかかる障害程度区分審査会への審査員としての派遣 '4( サービス利用計画策定事業 加算事業所の申請を行う 19

' 新 ('5( 寝屋川市地域自立支援協議会地域活動支援部会立ち上げプロジェクトと ' 仮称 ( ピアサポートセンターの立ち上げのための事業 ' 新 ('6( 居住サポート立ち上げ支援事業および障害者引っ越し支援事業 ' 助成金事業 ( B 地域ネットワーク活動 '1( 関係機関会議への出席 1 在宅難病患者地域ケア推進会議 2 精神障害者自立支援会議 '2( ボランティア関係の会議への出席および参画 1 ボランティア連絡協議会 2 大阪ボランティア協会パートナーシップ団体への登録 3 ろうきんパートナーシップ '3( 精神障害者支援機関のネットワークへの参画 1 精神障害者地域交流事業への協力 ' 事務局 ( 2 精神障害者実務担当者会議への参加 C ボランティア活動支援事業 1 ボランティア サロンの開催 ' 月 1 回程度 ( D 当事者団体支援活動 カンガル - 倶楽部 寝屋川難病連絡会 障がい者の自立を考える会 やじろべー 3 教育 啓発活動 A. インプロ パーク ' 年 3 回 ( B. ワークショップ等の開催 C. スタッフ研修会の開催 4 コミュニティ メディアにかかる活動 A. カフェ放送 てれれ の上映会の開催 5 国際的な草の根の交流を行う事業 6 リサイクルバザー事業 A ぼちぼちバザール 2. 組織と運営 1 会員 '1( 会員の拡大をめざす 20

2 組織活動 '1( 定期総会 会員総会の開催 '2( 理事会 '3( 事務局 '4( 各セクションのミーティングの開催 '5( 福祉事業を考える会 ' 仮称 ( 3 広報活動 寄付を求める活動 '1( 会誌 つなぐ の発行 6 回 '2( ホームページの公開 http://homepage3.nifty.com/neyagawatasukeai BLOGの運営たすけあいの会 ゆとりろ そるどみ '3( イオンの行っているイエローレシートキャンペーンに参加 '4( リサイクル インクカートリッジ事業 '5( 寄付金サイトへの登録 2010 年度法人理事 監事 理事長森川加代 常務理事村井謙太 理事冨田昌吾 理事 ( 仮 ) 守本友美監事田中哲次郎 外部理事外部監事 石井祐理子 川口裕之 室田信一 安原佳子 玉木幸則 守本友美さんの理事の登記手続きは次年度から 外部理事監事は 定款上の理事 監事とは別の位置づけにしている 2010 年度 ( ボランティア団体 ) 運営委員会名簿 代表森川加代運営委員上野谷加代子田中哲次郎別所訓子橋本義郎守本友美 黒田民子中尾京子西尾美津子村井謙太 21