2008 年 1 月号 ( 第 35 号 クリスマス展示会特別号 ) 吉田麿子ちゃん ( 小 1) の作品 みんなのクリスマスカード 甲斐衣紗奈ちゃん ( 小 4) の作品 小本絵梨香ちゃん ( 小 5) の作品 大野真奈さん ( 中 1) の作品 発行元リボンハウス絵画教室
クリスマス展示発表会展示発表会にお越し頂きまして誠にありがとうございました ( 講師 : 岩田美香 ) 平素よりご愛顧ご支援を頂きまして 誠にありがとうござ います そして年末のお忙しい中を リボンハウス絵画教室 クリスマス展示発表会 2007 にお越し頂き 心よりお礼申 し上げます 更に 生徒の皆様には たくさんの作品を展示 参加して頂き 本当にうれしく感謝しております 当教室の毎年恒例となっております クリスマス展示発表 会では 今年も 2 歳児から大人の方までの一年間の絵画 造 形作品を 札幌時計台ギャラリー全館をお借りして 12 月 19 日から 22 日までの期間に展示させて頂きました 今年 で開室 19 周年を迎え 生徒 講師が一丸となってこの日の ために頑張って参りました 油彩 水彩 デッサンをはじめ アクリル画 パステル画 デザインなど 学校 幼稚園 保育園の帰りに あるいは会 社帰りに そして週末に当教室に集まり創作致しました 大 人ばかりではなく 小学生や幼児さんの作品も 迫力があり 見応え充分だったと思います 写生会作品や コンクール入 選作品の力作も充分にお楽しみ頂けたのではないでしょうか 作品 1 つ 1 つに生徒の皆さんの成長ぶりを感じて頂けたらと てもうれしく思います 最後となりましたが この度の展示会に出展参加して下さ りました生徒の皆様をはじめ 保護者の皆様や関係各位 並 びに札幌時計台ギャラリー様に 心よりお礼申し上げます ありがとうございました 来年はいよいよ 20 周年記念特別展です 新たな気持ちで 講師一同でこれからも精一杯頑張ってまいります コーセルテルの竜術士物語 より竜術士マシェルと火竜ハータ ~ 幼児 小学生小学生コース ~ 幼児 小学生コースでは クリスマス展示発表会へ向けて アクリル画 紙粘土サンタさん制作をはじめ 貼り絵の自画 像制作 クリスマスカード制作やオーナメント制作 色紙画 制作を行ってまいりました 毎年恒例となっている題材では 昨年制作した作品を思い 出しながら 今年はもっと良い作品にしようと取り組んで下 さり 生徒の皆さんの成長ぶりを感じる事が出来ました 貼 り絵による自画像制作では 自分の顔を鏡で見ながら鉛筆で 下描きし 折り紙をちぎって貼っていきました 自画像のテ ーマに少し恥ずかしがりながらも どの作品もそっくりに仕 上がっております また クリスマス展示会の会場の各展示テーマの見出しや ディスプレイなども 生徒の皆さんが制作して下さり 会場 全体が華やかな雰囲気になり 生徒の皆さんの思いがたっぷ り詰まった展示会となりました 今年一年も幼児 小学生コースからは たくさんの力作が 生まれ 大変うれしく思っております ありがとうございま した 2008 年も楽しいレッスン内容でお待ちしております 1 月 ~3 月は お正月 節分 桃の節句などの季節に合わせ た制作を行ってまいります 鈴木一世くん ( 小 2) の作品 はやしこうきくん (4 さい ) の作品 素晴らしき平和のひととき ペンネーム松本コウセイさんの作品 野原野原秀奈ちゃん ( 小 2) の作品 近藤祐真くん ( 小 1) の作品 1 藤井天守くん ( 小 1) の作品 向中野美優ちゃん ( 小 3) の作品
12 月 25 日 ( 火 )~2008 年 1 月 20 日 ( 日 )( 受験コースは30 日 ( 水 ) まで ) までの期間 大通教室にて冬期特別講習を行います 今回も充実した内容を沢山ご用意しております また 各コースの受講申し込みされた方には 12 月 19 日から22 日まで時計台ギャラリーで行いますクリスマス展示発表会 2007 に 参加費 3000 円を無料無料にて展示参加して頂けます 講習期間中もお申込み頂けます たくさんのご参加をお待ちしております 受講会場リボンハウス絵画教室大通教室 ( 住所 : 札幌市中央区大通西 6 丁目 6-9 クリーンビル3F) 期間 12 月 25 日 ( 火 )~2008 年 1 月 20 日 ( 日 ) ( 受験コースは30 日 ( 水 ) まで ) 申込み受付 12 月 25 日迄 ( 冬期特別講習中も受講申込み頂けますが お早めにお申込み下さい ) お申込み先 お問い合わせ TEL 011-232-6715 FAX 011-232-6715 ( 上記が転送電話時 ) 011-894-4336( 岩田宅 ) 時間スケジュール表をご覧下さい 油彩コース 水彩コース デッサンコース ( 小学校高学年からから大人大人の方まで ) 内容 1レッスン 3 時間 油彩 水彩 デッサンなど各コース初歩から コンクール出展作品まで ご希望に合わせて個別指導します ( 振替受講可 ) 受講料 3 回コース 12,600 円 5 回コース 21,000 円 7 回コース 28,350 円 教材費各回共通 2,100 円 ( 税込 )( キャンパス代別 ) コンクール作品制作のみご希望の方は 教材費は無料となっております 追加 1 レッスン4,200 円 ( 税込 ) です ( 教材費込み ) 各コース受講特典!! 冬期特別講習 2007を受講お申込みの方には クリスマス展示会 2007 に参加費 3000 円を無料にて展示参加して頂けます 冬期講習お申込みは 12 月 25 日までとなっております 詳しくは 担当講師までお尋ねください 2 受験 特別特別コース ( 大谷女子 ( 中高短大 ) 美術系大学美術系大学 高等学校高等学校 専門学校 ) 内容志望校に合わせた実技の内容を細かく徹底的に学びます デッサン 水彩 油彩 デザイン等 受講料 51,975 円 ( 税込 ) 教材費 5,355 円 ( 税込 ) 暖房費 1,050 円 ( 税込 ) ( 大通教室会員の方はかかりません ) 受講特典サービス 一般コース並びに受験コースの生徒さんの1 月の月謝を半額サービス 一般コース ( 週 1 コース )6,825 円 3,413 円 ( 週 2 コース )12,600 円 6,300 円 ( 月 2 コース )5,250 円 2,625 円 受験特別コース 18,900 円 9,450 円 ジャスコ平岡教室も月謝半額返金 早期申込みサービス 12 月 16 日までのお申し込みの方は 更に教材費 5,33 5 円を無料サービスさせて頂きます 持ち物受験志望校の受験内容により異なります 担当講師にお尋ね下さい 幼児コース 小学生自由研究コース ( 幼児コース ~2 歳児からから幼稚園幼稚園 保育園年長育園年長さんまで ) ( 小学生自由研究コース ~ 小 1 から小 6 学年まで ) 受講料 5 回レッスン 19,425 円 ( 税込 )(5 回終了後追加レッスンが出来ます ) 2~4 回レッスン 1レッスンにつき 4,200 円 受講終了後追加レッスンすることが出来ます 追加 1 レッスン4,200 円 ( 税込 ) です 教材費各回共通 1,575 円 ( キャンパス代別 ) 暖房費 1,050 円 ( 大通教室会員の方はかかりません ) 受講時間 2 3 歳児は1レッスン2 時間 幼稚園児 保育園児 小学生は1レッスン3 時間 レッスン開始時間は一緒です 持ち物飲み物 ( 水かお茶 ) おしぼり エプロン又はスモック おたより帳 ( 初回に渡します ) 内容 1 油彩 2 水彩 絵の基本基本を学ぼうぼう 静物画の基本である ワインボトルやグラス りんごをモチーフに静物画を描いてみよう その他 描いてみたい題材がありましたら 指導させて頂きます 3 絵画研究 自分だけのだけの本を作ろうろう まずは本の形を作り( 製本 ) それに自分で考えたお話を描いたり ( 絵本 ) 自分の好きな物を調べて描いて( 図鑑 ) たった 1 冊の本を作り上げよう
4 工作 影絵影絵ランタンランタンを作ろうろう 透明なフィルムに描写し 内側にライトを入れて壁面に映し出す影絵ランタンを作って行こう 5 手芸 張り子の十二支十二支を作ろうろう 紙粘土に和紙を貼って着色する 張り子 の技法で 十二支を作ってみよう 6 工芸 やっこさんをやっこさんを作ろうろう 竹ひごや和紙を使って 伝統的な凧 やっこさん を作ってみよう 7 自由研究上記以外に制作を希望するものがあれば 対応させて頂きます ( 内容によっては対応できない場合があります ) 自由研究特別コース コース ( 小学校 3 年生以上 ) 通常レッスンや特別講習で扱う題材よりも ワンステップ上の題材に取り組むコースです もっとレベルの高い事をしてみたい!! という生徒さん向けのコースです 受講料 1レッスン 4,200 円 ( 税込 ) 教材費 1,575 円 ( 税込 ) 暖房費 1,050 円 ( 税込 ) ( 大通教室会員の方はかかりません ) 1 レザークラフトコース (1~3 回 ) 革を加工して小物を仕上げて行きます 高度な技術は不要ですので 気軽にご参加頂けるコースです 1 回コース~キーホルダーやアクセサリーなどの小物 2 回コース~コインケース or カードケース 3 回コース~2 回コースの制作 +フォトフレーム 2 デザインコース (1~3 回 ) アクリル絵の具を使用し 絵画とは違った表現での方法を学んでいくコースです 1 回コース~レタリングをマスターしよう 2 回コース~ステッカーをデザインしオリジナルシールに 3 回コース~オリジナルレターセットを作ろう 3 はじめてのデッサンコース (1~3 回 ) 鉛筆のみで絵を描いていく技法を学びます 1 回コース~パンを描こう 2 回コース~フライパン フライ返し 泡立て器を描こう 3 回コース~ 缶やビン パッケージを描こう 今月のヒトコマその 11 テーマ メリークリスマス 2 そしてサンタさんは みんなの作品発表 毎回たくさんの作品ありがとうございます 今回はプレセントを届けてくれたサンタさん あれ? 部屋に帽子の忘れもの? 小山愛彩和ちゃん ( 小 1) の作品髙橋菜摘ちゃん ( 小 1) の作品松井香奈枝ちゃん ( 小 2) の作品 中島有里ちゃん ( 小 2) の作品 桑名郁圭ちゃん ( 小 3) の作品 福島ななちゃん ( 小 3) の作品 3
Ribbon House 簡単クッキング カスタードプリン (5~6 個分 個分 ) カラメルソースグラニュー糖 100g 水 大さじ1 湯 大さじ1 プリン液バニラエッセンス 少々牛乳 500ml 卵 3 個卵黄 1 個分グラニュー糖 80g 型用バター 適量 作り方 1 型用のバターを型に薄く塗ります オーブンを 160 に温め始めます 2 カラメルソースを作ります 鍋にグラニュー糖 水を入れて中火にかけて 鍋をまわしながら 少しこがします ( こがし過ぎると苦いので注意!) 3 きつね色くらい色づいたら火を止めてお湯を入れます それをプリン型にすぐ流し入れて 冷蔵庫で冷やしておきます 4 プリン液を作ります 鍋に牛乳を入れて弱火にかけ バニラエッセンスを少々加えます 5 ボウルに卵 卵黄を入れて泡立て器で溶いておきます グラニュー糖を入れて なめらかになるまで混ぜます 6 4が沸騰直前になったら5に加えながら混ぜます これをこして 冷やしておいたカラメル入りの型に入れます 7 バットにペーパータオルを敷いて 6を並べて熱湯を 2 センチ位注いで 160 のオーブンで 40 分蒸し焼きにしましょう 型を傾けてプリン液が流れてこなければ出来上がりです 粗熱をとって冷やしましょう 8 表面を押して プリンと型の間に空気を入れ 型から外して完成です ( レシピ紹介 by ひろみ先生 ) 本間紀泉さん ( 中 1) 本間朱音さん ( 中 1) の作品 4
今年最初の雪が降った日 アスファルトの上にさらっと積 もった雪に ゆき と書いてメッセージを添えて皆に送信!! ( 岡田よい子様岡田野の花 ( 中 3) のお母様 ) 2007 年がカウントダウンに入って まだ年賀状さえ手付かずで袋の中に封印 いつもより早いインフルエンザの大流行が我家を直撃 全ての計画が 10 日ずれ 一ヶ月前美香先生に余裕宣言したこの原稿 今頃必死で書いています 今回は携帯のお話を書くことにします 高校生の9 割 中学生の5 割は携帯を持っているという 時代ですよね 私の高校生の頃は 自宅電話に長い延長コードをつけ部屋に持ち込んで長電話 よく母に叱られていました それがコードレスフォン ポケベル PHS 携帯へ 以前ついに携帯デビューした話をしました その後どうなったか 使っています!! しかし通信機能よりはるかに使用頻度が多いのがカメラ & 音楽 先週 夫の実家の登別へ愛車ラパンを運転し片道 3 時間のドライブ 高速や支笏湖線を使わずひたすら国道 35 号線を大好きな曲を聞きながら のんびり走って 変わっていく景色に何度も車を止めて携帯でハイチーズ (*^^)v 丁度雪の帽子をかぶった有珠岳 穏やかな海岸沿いの海 夕日に向かってひたすら走って 結婚 19 年何度も走ったこの道なのに いつもと違う景色に感動 先日読んだ 良寛さんの本 の一節が浮かびました 人には朝日型と夕日型の二種類があると書いてありました 朝日は 希望やたくましい生命力 開拓 そんなささやかな楽しみです この1 年相変わらず忙しくて 時間が駆け足で過ぎていったような気がします でもどんなに忙しくても 私の周りには楽しい事が たくさんありました 音楽 絵 友とのたわいのないおしゃべりも そして毎月締め切りギリギリのこの原稿も 頑張る 明日の元気の源になりました 頑張り過ぎないようにと人は云うけど 頑張ることは決して悪いことではありません 結果の有無ではなく 今頑張っている事が きっと未来への大きな力になると 人生を四十数年生きていてつくづく思います 暗闇に光が見えなくても じっと目を凝らせば見えてくる光が必ずあるものです 難しいことではありません 少しだ けの勇気と自分を信じる心があれば そしてどんな事も何 とか なる もの です 登別の朝の漁港の賑わいを眺めていたら 海の近くに住む友の顔が浮かんで写真を送ったら 空も海もよいもよい子さんとさんと繋がっているがっている それがとてもうれしかったです とてもうれしい言葉が返信されてきました ~ 追伸 ~ 毎月子ども達の携帯代に (` _ 怒 ) ムッ母です平成 19 年 12 月 4 日 心 夕日は叙情的で静けさの中にある孤独や心の闇 良 寛さんの故郷は日本海に面した新潟県出雲崎佐渡島が望める 夕日の美しい場所です 夢の世にかつまどろみて夢をまたをまた語るも夢もそれがまにまに 良寛さんにはやはり夕日が似合うとハンドルを握りながら思いました 海岸沿いから苫小牧の製紙工場の煙が夕闇の中にその影を映し出し その美しさを 早速この美しさを誰かと共有したくて東京に住む友にメールを送信 いいものですよ急がない携帯も 私のメル友さんの殆んど北海道外です 宮崎 大分 福岡 広島 名古屋 岐阜 愛媛 大阪 東京 さいたま 千葉 新潟 5
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Ribbon House Mail-Bi Bin ---------------------------------- 大喜びのびの冬 大沢花音ちゃん ( 小 5) の作品 ( 講師 : 服部洋美 ) 我が家で飼っている犬のポッケにとって冬というのはぴっ たりの季節です 大雪の日も 吹雪の日も ずーっと小屋の 外にいます こちらが心配をして外を見ると こんもりとし ている雪が それは雪がつもったポッケです 私たち に気づくと 起きてブルブルっと雪をほろって近づいてきま す ポッケの場所を雪かきする時 私がスノーダンプで雪をよ けていると 近くでポッケは顔を雪の中にズボッと付けてい ます ポッケの顔のまわりには たくさんの雪が ( 笑 ) 私はそれが面白く それが見たくて雪かきしているという感 じです 以前一人でかまくらを作った事があります 雪を集めて山 をつくり 固めたらポッケが入れるくらいの穴を掘って完成 です 1 時間はあっという間にたっていました 小屋に入ら ないポッケは かまくらにも一瞬だけ入って あとはかまく らの上に座り 遠くの景色を眺めていました 喜んでいた のか な? そんな事を考えながら ポッケの様子 を見る私です 我が家のもう 1 匹のハナ子 ( ビーグル犬 ) も雪は大好きな 様です ただ 夜だけは家の中で寝るんです 散歩は 2 匹とも力強く引っ張り走り出すので 路面がアイ スバーンの時は おあずけです 実際 氷の上にパウダース ノーがうっすら積もり 2 匹に引っ張られた私は 両手がふ さがったまま前方へ飛ぶように転んだことがありました 青 アザはもちろんできました し とてもとても痛かったです それ以降 危ないと思った時は しゃがんで引っ張られると いう方法をとっています その姿は なんとも見苦しいと思 います 転んだ時から冬の犬の散歩はあまりしなくなりまし た でも 2 匹がかわいそうなので 庭を走ったりしていま す 早く春が来てほしいと思ってしまう今日この頃です 想い出の 1 枚 ~ 自然を感じたワークショップ 2~ ( 講師 : 川本志保 ) 前回のぱすてるリボンでは ワークショップ 1 日目についてお話しさせて頂きました 道南の廃校になった小学校で大学の友人達と教授と 野外授業を行い 時間を忘れた 1 日を過ごす事が出来ました その夜 外でバーベキューをしました 小学校の近くに住み 校舎を管理している地元の方が 鮭 1 匹を持ってきて下さり 大きな鉄板で チャンチャン焼き をしてみんなで食べました 夜になるとさらに冷えこみましたが 湯気なのか煙なのかわからないようなモクモクに包まれてみんなで囲みながら食べた夕食は 最高においしかったです お酒も入ると さらに盛り上がり 教授も一緒になって ( 先頭を切って?) 炭を顔につけ合い どこかの民族のお祭りの様になっていました 今振り返ると 大学生時代だからこそ出来た想い出づくりだったと思っています その後 近くの温泉にみんなで行き 冷え切った体を温めて校舎に戻りました 建物の中といっても 廃校になっているので ストーブが使えるのは 6 畳位の狭い畳の部屋と台所だけでした 台所でギター片手にライブをする人 酔いつぶれてストーブの近くで丸くなって寝ている人 せっかくの記念に (?) と凍えそうになりながらも 体育館で寝袋にくるまり寝る人 私は 狭い畳の部屋で普段大学ではあまり関わらない別の学科の人達や誘ってくれた友人などとしばらくトークを繰り広げ 楽しい時間を過ごし就寝しました 2 日目 朝食をすませた後 ワークショップの発表会が始まりました 自然の音を感じる音楽会 校舎の思い出を探すゲーム 電車ごっこのように庭をかけまわる など 子供の頃に戻った様に みんなではしゃぎ回りました このワークショップを通じて 自然の面白さとともに 話を聞くだけでなく 目 耳 鼻 肌など 五感全てを使って感じ取る機会はとても大切なことで 一番心に響くことなのだなぁと実感する事が出来ました そして 何かとバイトで追われていた大学生活でしたが とっても貴重で素敵な想い出の一枚ができました (*^_^*) 神とてしたの思い出のひ 鏡美羽ちゃん ( 小 6) の作品 7
私の ふるさと (4) の 5 ( 講師 : 福森未希 ) 中学 3 年生 正しく 当教室の中学 3 年生の生徒さんも闘 いの真っ最中だと思います そう 受験勉強 です 余市町で生まれ 寿都町 滝川市 岩見沢市と ほぼ 3 年 周期で転勤があったのですが この岩見沢市での生活は既に 6 年目 実は 中学卒業と同時に札幌へ転勤する事がほぼ決 まっていたので 周りの友人達が地元の高校に照準を合わせ て受験勉強をする中 私は明確な 志望校 というものを持 てぬまま 受験勉強をしなくてはならない状況でした 札幌の高校には 岩見沢と違って 学区制 というものが あり その学区内に本籍地が無いと受験出来ません 外部受験枠 ( 当時は 5% 枠 ) は 本籍地が学区外にある場合しか適用とならない為 父の職場から転勤の内示が出て 転居地が 決定するまでは志望校を決定する事は出来ませんでした 私 が受験生だった当時は 札幌市は 2 学区制だった為 各学区 でのランクに見合った高校に一応は照準を合わせていました が 皆が希望する高校のボーダーラインを把握して試験や学 力テストに挑む中 曖昧なラインの中でなるべく高得点をは じき出す という受験勉強は 不安とプレッシャー そ して何より 友人に志望校を問われても答えられないという 疎外感がとても大きかったのを覚えています 2 月中旬 父の職場から予定通り札幌への転勤の内示が出 来ました それから一気に志望校を定め 願書〆切を遥かに 過ぎた 2 月 28 日 入試 1 週間前というギリギリの日程で 志望校へ直接願書を提出しに行きました 入試当日は 勿論周囲に知り合いは居ない環境なので 相 当集中して事前確認等を行えた為 無事合格する事が出来ま した これで 札幌へ行く という実感がようやく湧い て来たのでありました おばあちゃんありがとう ( 講師 : 岩田美香 ) 今年のちょうどクリスマスの1カ月前に 母方の祖母が亡くなりました 享年 97 才 身近な人の中では 最後の明治生まれでした 子供を10 人育て上げ 第一次 第二次世界大戦や ひどい食料事情と医療状況の中を立派に生き抜きました 私が幼い頃 病弱な母は 私を祖母の家によくあずけました そんな時はいつもおばあちゃんと一緒のふとんに寝ました 自宅よりは はるかに早い時間からおばあちゃんは起き出し 朝食や弁当の準備をし 母の妹や弟達の出勤 登校と見届けて その後は大量の洗濯や広い家の掃除をし それから夏は畑仕事 冬はまき割りや雪かきに追われていました その頃の冬の朝は ふとんのヘリが吐く息でシバれて白くなってしまうほど寒かったのですが 家族が起き出すまでに 食卓が温かくなるようストーブにまきをくべて お湯を沸かし 台所では大きな釜で大量のごはんを炊いていました そして夜遅くまでつくろい物や編み物 ふとんの打ち直しや 家族やすでに離れている子供や孫までにも丹前やまくらを作っていました 祖母の近所には知っている友達もいなく 母の一番下の妹も私とは12 才離れた高校生でしたので 私はいつも一人遊びするしかなく 一日がすごく長かったです ほとんどお絵描きか散歩で一日を過ごしていた記憶しかないです 更に明治生まれの女性だからしつけがものすごく厳しくて 左利きの私は 箸の上げ下ろしから様々なお作法に至って きつく注意されたので 幼い私にとってすごく辛かったですね でもそのおかげで今は両利きとなり 助かっています 祖母の死に顔は大変美しく 若い頃はさぞかし美人だったに違いないと思いました 祖父が32 年位前に既に他界してしまい 子育て後も大きな家を一人で守り続けていたので 苦労の跡が見あたらなくて驚きました 私が死んで棺桶に入った時 どんな死に顔になっているのか不図心配になりました 遺言でメイクアップアーティストに化粧をしてほしいと書き残しておこうかと真剣に思ってしまいました 祖母が亡くなった翌日は もちろんそんな日に亡くなってしまうと思っていなかったので 前々から私の父の誕生会と私の姪っ子の婚約祝いと その下の姪っ子の進学祝いをすることになっておりました しかし私の母は延期すること無く予定通りに行いました 同居しているかわいい孫たちのお祝いと自分の夫の誕生会を 実の母親が死んでしまった日の翌晩に行うのは とても辛く複雑な想いだったことと思います ですが 97 才で人生を全うした母親を最後までしっかりと見届けて 孫たちの門出を祝い 今年も元気に誕生日を迎えられた夫を祝えたことは ある意味でとても幸せなことだと思います 来年で私の両親は金婚式を迎えます その時は思い出に残るお祝いをみんなでしたいです そして私も おばあちゃんのように強く たくましく 生き抜きたいです 天国へ旅立ったおばあちゃんにありがとうの気持ちでいっぱいです そして両親にもちゃんと親孝行したいです 8
旅ずき ( 講師 : 岩田美香 ) 11 月の中旬に 東京方面に行ってきました 札幌はすっ かり冬となりましたが 私が滞在していた 11 月 18 日から 23 日までは 東京も初冬という感じでした ちょうど今年 初めてとなる木枯らし 1 号が吹いて空っ風が痛く 札幌と同 じ服装で丁度で 今年の冬の日本列島は寒くなるなぁと感じ ました 毎年東京では この時期に芸術の秋ならではの企画展を行 っております 東京とその周辺には主な美術館だけで 40 館 以上あり どこに行こうかいつも迷ってしまいます 今回は 六本木ミッドタウンのとなりの乃木坂にある国立新美術館で 行われていた フェルメールとオランダ風俗画展 と 日展 東京駅と銀座の中間にあるブリジストン美術館の セザンヌ 展 そして上野では国立西洋美術館の ムンク展 と東京都 美術館の フェラデルフィア美術館展 を観てきました 他 にも 東京国立博物館では 大徳川展 があったり 上野の 森美術館では シャガール展 六本木ミッドタウン内でも 見どころがいっぱいで すごーく行きたかったです 最初に行きました フェルメール展 では 代表作 牛乳 を注ぐ女 を観ることができました 17 世紀のオランダ美 術黄金時代の最も有名な画家であるヨハネス フェルメール は 緻密な写実画で庶民の生活をいきいきと描いたことで大 変有名で 作品数もわずか三十数点しか残っておりません 今回の企画展について マスコミでかなりたくさん取り上げ られていたので 月曜の昼に訪れたのにすごい混み様でした フェルメール展とうたっても 作品は 牛乳を注ぐ女 1 点 のみ 広い展示室にこの作品 1 点だけ飾られていて 長い列 をつくって観る順番を待ちました 休日だったらどれだけ時 間がかかるのやらというほどの人気ぶり でも 本当にすば らしい作品で 並んで観た甲斐がありました 牛乳を注ぐ女 を盛りたてる為に並べられたその他の作品も 大変観応えが あり 満喫できました フェルメール展と同じ国立新美術館では 更に何倍もの規 模で 日展 が行われていました 長年に渡って上野の東京 都美術館で行われていたのですが 今年から昨年秋に出来た ばかりのこの美術館に移りました とにかく立派でモダンな デザインの美術館で日展もものすごく観やすくなりました 次の日は お気に入りのブリジストン美術館で 大好きな ポール セザンヌの美術展を観賞しました こちらもセザン ヌの作品は 4 点しかなかったのですが 他に常設している 国内外の著名な作家作品がズラリと並べられており 充分に 楽しめました この美術館は 中規模の落ち着いた雰囲気で 天井も高くなく いくつもの部屋で仕切られています 印象 派を中心によく知られている作品ばかりがバランス良く並べ られ 何回観に行ってもあきないですね セザンヌの作品の 4 点は 人物 静物 風景 水浴の人物像で セザンヌの画 風がわかりやすく紹介されていました その翌日は 上野の美術館巡り これまたお気に入りの国 立西洋美術館に行ってきました こちらの常設展も国内外の 著名な作品がたっぷりと 前日に行ったブリジストン美術館 の何倍もの規模で展示されていて 中世から現代までゆった りと観賞できるように展示されています 企画展を観た場合 9 は ここの常設展は入場無料で はじめて訪れた人にとって は大きな企画展を同時に 2 つも観れた感じです 今回の企画 展は ムンク展 でした 皆さんはムンクの 叫び でよく ご存知と思いますが 他にも様々な作品を残しており 私も この展でムンクのことを更にいっぱい知ることが出来ました ムンク展を観た後は 同じ上野公園内にある 東京都美術 館に行きました 昨年までは ここで 日展 が行われてい たのですが 今年は フェラデルフィア美術館展 がメイン 企画となっていました アメリカ フェラデルフィア州にあるとても大きな美術館の収蔵展で ニューヨークのメトロポ リタン美術館や Moma 美術館 イギリス大英美術館 フラン スのルーブルやオルセーなどに引けを取らずすばらしい著名 な作品が多数ある立派な美術館で有名ということで 私も楽 しみにしていました 今回の フェラデルフィア美術展 は 日本人好みの印象派と 20 世紀の美術を特集するというもので おなじみの著名作家 47 人の有名作品がずらりと並んで いました 今回の東京美術館巡りの集大成という感じで さ すがにフェルメールの作品はなかったのですが 大変観応え のあるものでした ただその中に日本人の作品がなかったの が少々残念でした アメリカは各州どこもすごい収集力や芸 術に対する手厚い保護や資金があるのだなぁと改めて感じま した 秋の美術観賞も充分満喫しましたので その翌日は秋の自 然と温泉を満喫しに 日光 鬼怒川に行きました 11 月初 めに行ったお伊勢や関西は 全くの紅葉ナシのポカポカ陽気 で その後の 11 月 11 日に行ったニセコは すっかり冬で 紅葉はナシ そして今回の日光 鬼怒川はちょうど紅葉の時 期のグットタイミングということで ワクワクして向かいま した しかし鬼怒川に着くと何と吹雪でまわりの山々は一面 真っ白 観光客は雪に大喜びでしたが 私にとっては珍しく もなく 札幌と変わらぬ寒さにふるえていました 楽しみに していた川下りも もみじ狩りもあきらめましたが 寒い中 の露天風呂は格別で 贅沢気分を味わえました 次の日は また東京に戻り 浅草の 酉の市 に行きまし た 酉の市は毎年この時期に開催しており たいてい 一の 酉 二の酉 三の酉 とあります 今年は 11 月 11 日 の 一の酉 と今回伺った 11 月 23 日の 二の酉 のみで した ニュースなどの熊手がたくさん並んでいて 多勢でに ぎわっている様子から皆さんはご存知と思います 中島公園の神棚のお飾りを売る歳の市の規模を何倍にもして人出を何 十倍にもした雰囲気です 私も毎年伺っており 浅草鷲神社 でお参りし 買い求めております 熊手はめでたい言葉と開 運グッズが飾り立てられた縁起物で 様々な種類 大きさが あり 私も何を買おうか毎回迷ってしまいます おみこしや 七福神 まねきねこやおかめ ツル カメ等々 威勢 が良くて店の雰囲気がいい出店を選び 品定めし バトミン トンのラケット位の大きさを選びました 更にサービスで盛 りだくさんのデコレーションをしてもらい 最後に職人さん が木札に リボンハウス絵画教室 と筆で勢いよく書いて下 さり それを熊手にさして出来上がり 最後にお店の人達や まわりのお客さんが一緒に三 三 七拍子をして下さります すごい縁起かつぎという感じですが これで来年のリボンハ ウス絵画教室も平穏無事 生徒の皆さんの益々の上達も間違 いナシで来年も教室にすばらしい作品が次々と並ぶことと思
います 買った後は 熊手を手に持って周りの人によく見えるように歩くのが習わしとなっております 熊手は 結構重い上に道路がすごい混みようで 地下鉄まで落とさないよう そして人にぶつかって壊さないよう必死でした 熊手を手に持ったまま 羽田空港に直行し もちろん機内に持ち込み 客室乗務員さんにお願いして機上ではずっとひざの上に抱きかかえていました 縁起物てんこ盛りの熊手は無事教室にたどり着き 現在教室の目立つ場所に飾っています 来年も 元気に酉の市に行き 来年 12 月のクリスマス展示会 2008 20 周年特別記念展も無事に開催できるよう頑張りたいです ( 講師 : 岩田美香 ) 2007 年も昨年同様あっという間に過ぎてしまいました 皆さんはいかがでしたでしょうか? 今年のリボンハウスのレッスンを振り返ってみると 幼児 さんから大人の生徒さん皆さんが たくさんのすてきな作品 を残して下さりました 幼児 小学生コースでは お正月や 節分 桃の節句など季節にちなんだ造形制作からはじまり 5 月の母の日のプレゼント制作では お母様たちを思いなが ら心をこめて作っている様子を見てとても微笑ましく 和や かな雰囲気でレッスンを行いました 今年の写生会は 北大植物園で予定していましたお花見写生会が悪天候のため中止となってしまい 皆様には大変ご迷惑 をおかけ致しました その後の円山動物園での写生会は 天 候にも恵まれ 約 80 名の方々にご参加いただきました どの生徒さんも 一生懸命に描いて下さり 生き生きとした動 物たちが描かれた作品ばかりでコンクールにも沢山の入選作 品が生まれました また お楽しみ会での 動物クイズ で は ちびっ子たちだけでなく保護者の皆様にもご参加いただ き 楽しいひとときとなりました 7 月の知事公館写生会は 暑い位の晴天でした 緑に囲まれた知事公館内は とても心 地よく のんびりとスケッチができたかと思います また 写生会終了後の三岸好太郎美術館の観賞会では 学芸員の方 が展示作品の解説をして下さり ちびっこの皆さんも 説明 を聞きながら 真剣な眼差しで作品を鑑賞して下さいました そして 9 月の神宮写生会は 今年より日曜日の開催となりま したが たくさんの皆様にご参加頂きました 当日現地にて 完成し 提出しなければいけないので どの生徒さんもいつ も以上にパワフルに制作して下さりました 今年は 3 回の写 生会でしたが 描いて頂きました作品は すべてコンクールに出展させて頂き 昨年よりも更にたくさんの作品が入選し 本当に嬉しく思っております 大人のコースも 油彩 水彩 デッサン パステルなど 様々な作品を残してくださいました 主婦 OL サラリーマンの方々など それぞれお忙しい中当教室に通って下さり ぐんぐん上達して下さりました 受験特別コースでは 3 月には全員見事合格し それぞれの道に進んで行かれました 今年度も 厳しい課題に立ち向かって皆さん頑張って下さっております 今年の特別講習では たくさんの皆様にご参加頂きました 普段のレッスンでは出来ないような題材に真剣に取り組んで下さいました 幼児 小学生コースでの絵本制作では 製本からはじまり ストーリーの内容を考えて 絵を描くまで全てを行い 世界にたった1つだけの本が次々と誕生しました お持ち帰りの時 ちびっこ誰もが大事そうに胸に抱えていたのが思い出されます 冬期特別講習 2007でも更に充実した内容をご用意しております 詳しくはご案内をご覧ください 生徒の皆さんの一年間の作品は クリスマス展示発表会 2 007でお披露目させて頂きました 一年間の成長をご覧頂けたかと思います 展示会後は すぐに冬期特別講習となり 新しい年を迎えることとなります 来年も充実したカリキュラムを計画しておりますので これからも尚一層のご支援と ご愛顧の程お願い申し上げます 最後になりましたが 一年間ぱすてるリボンを読んで頂きまして誠にありがとうございました そして昨年よりも更にたくさんの皆様が 原稿 イラストを投稿して下さりました ご協力頂きました皆様に心よりお礼申し上げます 2 人のあいがクライマックス!! 富樫美奈見ちゃん ( 小 6) の作品 10 富樫伶衣くん ( 小 4) の作品
ぱすてる Ribbon イラストコーナー 大島尚也くん ( 小 1) の作品 樋口恵莉奈ちゃん ( 小 4) の作品 宮田梨沙ちゃん ( 小 3) の作品 新谷唯介くん ( 小 3) の作品 村松亜美ちゃん ( 小 5) の作品 清水ほのかちゃん ( 小 1) の作品 コナンと風せん ピエロとコナン ペンネームゆずのみちゃんの作品 尾山雅弥くん ( 小 1) の作品 川面貴世ちゃん ( 小 3) の作品 中村理香ちゃん ( 小 4) の作品 福井月ちゃん ( 小 4) の作品 藤田桃子ちゃん ( 小 3) の作品 リボンハウス絵画教室 大通教室 060-0042 0042 札幌市中央区大通西 6 丁目 6-9 クリーンビル 3 階 JUSCO 平岡店イオン札幌平岡札幌平岡ショッピングセンター 2 階代表 :TEL/FAX 011 232 232 6715 IP 電話 050-1145 1145 8760 どちらもご利用利用いただけますいただけます ホームページアドレス http://www.ribbonhouse-artschool.jp/