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⑵ ⑶ ⑷ ⑸ ⑴ ⑵

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事 項 個人又は法人の権利義務の得喪及びその経緯 1 個人の権利義務の得喪及びその経緯 業務の区分当該業務に係る行政文書の類型具体例 ⑴ 行政手続法第 2 条第 3 号の許認可等 ( 以下 許認可等 という ) に関する重要な経緯 標準文書保存期間基準 ( 羅臼海上保安署 ) 許認可等をするための決

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協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 に関する細則 ( 平 ) ( 目的 ) 第 1 条この細則は 協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 ( 以下 規則 という ) の施行に関し 必要な事項を定める ( 二種外務員の信用取引に係る外務行為 ) 第 2 条規則第 2 条第 4 号

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

⑴ ⑵ ⑶ ⑵

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

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別表第 2 保存期間満了時の措置の設定基準 1 基本的考え方公文書管理法第 1 条の目的において 国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が 健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであること 及び 国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにすること とされ 法第 4 条において 経緯も含めた意思決定に至る過程及び事務 事業の実績を合理的に跡付け 検証することができるよう文書を作成しなければならない旨が規定されており 以下の Ⅰ ~ Ⅳ のいずれかに該当する文書は 歴史資料として重要な公文書その他の文書 に当たり 保存期間満了後には公文書館にするものとする Ⅰ 国の機関及び独立行政法人等の組織及び機能並びに政策の検討過程 決定 実施及び実績に関する重要な情報が記録された文書 Ⅱ 国民の権利及び義務に関する重要な情報が記録された文書 Ⅲ 国民を取り巻く社会環境 自然環境等に関する重要な情報が記録された文書 Ⅳ 国の歴史 文化 学術 事件等に関する重要な情報が記録された文書 2 具体的な 廃棄の判断指針 1の基本的考え方に基づいて 個別の行政文書ファイル等の保存期間満了時の措置 ( 廃棄 ) の判断については 以下の (1)~(4) に沿って行う (1) 別表第 1に掲げられた業務に係る行政文書ファイル等の保存期間満了時の措置 については 次の表 ( 用語の意義は 別表第 1の用語の意義による ) の右欄のと おりとする 事項 業務の区分 保存期間満了時の措置 法令の制定又は改廃及びその経緯 1 法律の制定又 ⑴ 立案の検討 は改廃及びその経緯 ⑵ 法律案の審査 ⑶ 他の行政機関への協議 ⑷ 閣議 ⑸ 国会審議

⑹ 官報公示その他の公布 ⑺ 解釈又は運用の基準の設定 2 条約その他の ⑴ 締結の検討 ( 経済協力関係等で定 国際約束の締結及びその経緯 ⑵ 条約案の審査 ⑶ 閣議 ⑷ 国会審議 ⑸ 締結 ⑹ 官報公示その他の公布 型化し 重要性がないものは除く ) 3 政令の制定又 ⑴ 立案の検討 は改廃及びその経緯 ⑵ 政令案の審査 ⑶ 意見公募手続 ⑷ 他の行政機関への協議 ⑸ 閣議 ⑹ 官報公示その他の公布 ⑺ 解釈又は運用の基準の設定 4 内閣府令 省令 ⑴ 立案の検討 その他の規則の制定又は改廃及びその経緯 ⑵ 意見公募手続 ⑶ 制定又は改廃 ⑷ 官報公示 ⑸ 解釈又は運用の基準の設定 閣議 関係行政機関の長で構成される会議又は省議 ( これらに準ずるものを含む ) の 決定又は了解及びその経緯 5 閣議の決定又 ⑴ 予算に関する閣議の求め及び予 は了解及びその経緯 算の国会提出その他の重要な経緯 ⑵ 決算に関する閣議の求め及び決算の国会提出その他の重要な経緯 ⑶ 質問主意書に対する答弁に関する閣議の求め及び国会に対する答弁その他の重要な経緯 ⑷ 基本方針 基本計画又は白書その他の閣議に付された案件に関する立案の検討及び閣議の求めその他の重要な経緯 (1の項か

ら4の項まで及び5の項 ⑴から ⑶までに掲げるものを除く ) 6 関係行政機関 関係行政機関の長で構成される会 の長で構成される会議 ( これに準ずるものを含む この項において同じ ) の決定又は了解及びその経緯 議の決定又は了解に関する立案の検討及び他の行政機関への協議その他の重要な経緯 7 省議 ( これに準ずるものを含む この項において同じ ) の決定又は了解及びその経緯 省議の決定又は了解に関する立案の検討その他の重要な経緯 複数の行政機関による申合せ又は他の行政機関若しくは地方公共団体に対して示す基 準の設定及びその経緯 8 複数の行政機 複数の行政機関による申合せに関 関による申合せ及びその経緯 する立案の検討及び他の行政機関への協議その他の重要な経緯 9 他の行政機関 基準の設定に関する立案の検討そ に対して示す基準の設定及びその経緯 の他の重要な経緯 10 地方公共団体に対して示す基準の設定及びその経緯 基準の設定に関する立案の検討その他の重要な経緯 個人又は法人の権利義務の得喪及びその経緯 11 個人の権利義務の得喪及びその経緯 ⑴ 行政手続法第 2 条第 8 号ロの審査基準 同号ハの処分基準 同号ニの行政指導指針及び同法第 6 条の標準的な期間に関する立

12 法人の権利義務の得喪及びその経緯 案の検討その他の重要な経緯 ⑵ 許認可等に関する重要な経緯 ⑶ 不利益処分に関する重要な経緯 ⑷ 補助金等の交付に関する重要な経緯 ⑸ 不服申立てに関する審議会等における検討その他の重要な経緯 ⑹ 国又は行政機関を当事者とする訴訟の提起その他の訴訟に関する重要な経緯 ⑴ 行政手続法第 2 条第 8 号ロの審査基準 同号ハの処分基準 同号ニの行政指導指針及び同法第 6 条の標準的な期間に関する立案の検討その他の重要な経緯 ⑵ 許認可等に関する重要な経緯 ⑶ 不利益処分に関する重要な経緯 ⑷ 補助金等の交付 ( 地方公共団体に対する交付を含む ) に関する重要な経緯 ⑸ 不服申立てに関する審議会等に 以下について ( それ以外は廃棄 以下同じ ) 国籍に関するもの廃棄以下について 補助金等の交付の要件に関する文書以下について 法令の解釈やその後の政策立案等に大きな影響を与えた事件に関するもの 審議会等の裁決等について年度ごとに取りまとめたもの以下について 法令の解釈やその後の政策立案等に大きな影響を与えた事件に関するもの以下について 運輸 郵便 電気通信事業その他の特に重要な公益事業に関するもの 公益法人等の設立 廃止等 指導 監督等に関するもの廃棄以下について 補助金等の交付の要件に関する文書以下について

おける検討その他の重要な経緯 ⑹ 国又は行政機関を当事者とする 訴訟の提起その他の訴訟に関す る重要な経緯 職員の人事に関する事項 13 職員の人事に ⑴ 職員の任免 進退 身分 賞罰 関する事項 又は恩給及び給与に関するもの で重要な経緯 ⑵ 人事評価実施規程の制定又は変 更及びその経緯 ⑶ 職員の旅行命令に関する重要な 経緯 ⑷ 国家公務員の再就職の届出 ⑸ 職員の研修の実施に関する計画 の立案の検討その他の職員の研 修に関する重要な経緯 ⑹ 職員の兼業の許可に関する重要 な経緯 ⑺ 退職手当の支給に関する重要な 経緯 その他の事項 14 告示 訓令 通 ⑴ 告示及びその他の規則の立案の 達及びその他 検討その他の重要な経緯 (1の の規則の制定 項から 13 の項までに掲げるも 又は改廃及び のを除く ) その経緯 ⑵ 訓令 通達及びその他の規則の 立案の検討その他の重要な経緯 (1の項から 13 の項までに掲 げるものを除く ) 法令の解釈やその後の政策立案等に大きな影響を与えた事件に関するもの 審議会等の裁決等について年度ごとに取りまとめたもの以下について 法令の解釈やその後の政策立案等に大きな影響を与えた事件に関するもの廃棄 別表第 1の備考二に掲げるものも同様とする ( ただし 閣議等に関わるものについては ) 廃棄以下について 行政文書管理規則その他の重要な訓令 通達及びその他の規則の制定又は改廃のための決裁文書

15 予算及び決算に関する事項 ⑴ 歳入 歳出 継続費 繰越明許費及び国庫債務負担行為の見積に関する書類の作製その他の予算に関する重要な経緯 (5の項 ⑴ 及び⑷に掲げるものを除く ) ⑵ 歳入及び歳出の決算報告書並びに国の債務に関する計算書の作製その他の決算に関する重要な経緯 (5の項 ⑵ 及び⑷に掲げるものを除く ) 以下について 財政法第 17 条第 2 項の規 定による歳入歳出等見積書類の作製の基礎となった方針及び意思決定その他の重要な経緯が記録された文書 ( 財務大臣に送付した歳入歳出等見積書類を含む ) 財政法第 20 条第 2 項の予 定経費要求書等の作製の基礎となった方針及び意思決定その他の重要な経緯が記録された文書 ( 財務大臣に送付した予定経費要求書等を含む ) 上記のほか 行政機関における予算に関する重要な経緯が記録された文書以下について 財政法第 37 条第 1 項の規定による歳入及び歳出の決算報告書並びに国の債務に関する計算書の作製の基礎となった方針及び意思決定その他の重要な経緯が記録された文書 ( 財務大臣に送付した歳入及び歳出の決算報告書並びに国の債務に関する計算書を含む ) 財政法第 37 条第 3 項の規定による継続費決算報告書の作製の基礎となった方針及び意思決定その他の重要な経緯が記録され

16 機構及び定員に関する事項 17 独立行政法人等に関する事項 18 政策評価に関する事項 19 公共事業の実施に関する事項 機構及び定員の要求に関する重要な経緯 ⑴ 独立行政法人通則法その他の法律の規定による中期目標の制定又は変更に関する立案の検討その他の重要な経緯 ⑵ 独立行政法人通則法その他の法律の規定による報告及び検査その他の指導監督に関する重要な経緯政策評価法第 6 条の基本計画の立案の検討 政策評価法第 10 条第 1 項の評価書の作成その他の政策評価の実施に関する重要な経緯直轄事業として実施される公共事業の事業計画の立案に関する検討 関係者との協議又は調整及び事業の施工その他の重要な経緯 た文書 ( 財務大臣に送付した継続費決算報告書を含む ) 財政法第 35 条第 2 項の規定による予備費に係る調書の作製の基礎となった方針及び意思決定その他の重要な経緯が記録された文書 ( 財務大臣に送付した予備費に係る調書を含む ) 上記のほか 行政機関における決算に関する重要な経緯が記録された文書以下について 総事業費が特に大規模な事業 ( 例 :100 億円以上 ) については 事業計画の立案に関する検討 環境影響評価 事業完了報告 評価書その他の重要なもの

20 栄典又は表彰に関する事項 21 国会及び審議会等における審議等に関する事項 22 文書の管理等に関する事項 23 国会の委員会からの資料要求等に関する事項 24 法令等の規定の運用に関する事項 栄典又は表彰の授与又ははく奪の重要な経緯 (5の項 ⑷に掲げるものを除く ) ⑴ 国会審議 (1の項から 20 の項までに掲げるものを除く ) ⑵ 審議会等 (1の項から 20 の項までに掲げるものを除く ) 文書の管理等資料要求等に関する経緯 (1の項から 22 の項までに掲げるものを除く ) 法令等所管行政機関の長への報告等 (1の項から 23 の項までに掲げるものを除く ) 総事業費が大規模な事業 ( 例 :10 億円以上 ) については 事業計画の立案に関する検討 事業完了報告 評価書その他の特に重要なもの 工事誌以下について 栄典制度の創設 改廃に関するもの 叙位 叙勲 褒章の選考 決定に関するもの 国民栄誉賞等特に重要な大臣表彰に係るもの 国外の著名な表彰の授与に関するもの以下について 大臣の演説に関するもの 会期ごとに作成される想定問答 ( 部会 小委員会等を含む 専門的知識を有する者等を構成員とする懇談会その他の会合に関するものを除く ) 廃棄廃棄廃棄

25 内閣の庶務に関する事項 内閣の庶務に関する重要な経緯 (1の項から 24 の項までに掲げるものを除く ) 以下について 閣議書 閣議及び閣僚懇談会の議事録 公布等裁可書( 御署名原本 ) 内閣総理大臣 内閣官房長官及び内閣官房副長官の官印その他の公印の保管に関する文書 国有財産法( 昭和 23 年法律第 73 号 ) 第 32 条に規定する台帳 総理大臣官邸の管理運営 ( 施設に関するものに限る ) に関する文書で重要なもの 各種調査等に関する文書 26 調査又は研究 情報の収集調査 (1の項から 25 廃棄 に関する事項 の項までに掲げるものを除く ) 注 1 とされている文書が含まれている行政文書ファイル等はすべてすること とする 2 廃棄 とされているものであっても 1の基本的考え方に照らして 国家 社会とし て記録を共有すべき歴史的に重要な政策事項であって 社会的な影響が大きく政府全体 として対応し その教訓が将来に活かされるような以下の特に重要な政策事項等に関す るものについては が必要となる 阪神 淡路大震災関連 オウム真理教対策 病原性大腸菌 O157 対策 中央省 庁等改革 情報公開法制定 不良債権処理関連施策 気候変動に関する京都会議関連 施策 サッカーワールドカップ日韓共催等 3 については 当該業務を主管する部局の文書管理者において行うものとする (2) 以下の左欄の業務に係る歴史公文書等の具体例は 右欄のとおりであることから これらの歴史公文書等を含む行政文書ファイル等をすることとする 業務歴史公文書等の具体例内閣官房において実施 運用し 基本計画

ている制度 ( 例 : 政策評価 情 年間実績報告書等報公開 予算 決算 補助金等 施行状況調査 実態状況調査機構 定員 人事管理 統計等 ) 意見 勧告について 制度を所管する部局 その他これらに準ずるものによる当該制度の運用状況の把握等の業務国際会議 国際機関(IMF, ILO, WHO 等 ) に関する会議 又は閣僚が出席した会議等のうち重要な国際的意思決定が行われた会議に関する準備 実施 参加 会議の結果等に関する文書国際協力 国際交流 政府開発援助 国際緊急援助の基本的な方針 計画 実施及び評価に関する文書 国賓等の接遇に関する文書のうち重要なもの統計調査 基幹統計調査の企画に関する文書及び調査報告書 一般統計調査の調査報告書その他 年次報告書 広報資料 大臣記者会見録 大臣等の事務引継書注については 当該業務を主管する部局の文書管理者において行うものとする (3) 昭和 27 年度までに作成 取得された文書については 日本国との平和条約 ( 昭和 27 年条約第 5 号 いわゆる サンフランシスコ平和条約 ) 公布までに作成 取得された文書であり 1の Ⅰ Ⅲ Ⅳ に該当する可能性が極めて高いことから 原則としてするものとする (4) 上記に記載のない業務に関しては 1の基本的考え方に照らして 文書管理者において個別に判断するものとする