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Arcserve Backup r17 ライセンスガイド 1.Arcserve Backup インストールの種類 Arcserve Backup では ベース製品のインストールタイプとして以下の3つのタイプがあります 複数のバックアップサーバを一元的に集中管理する場合には Arcserve Backup の論理的なサーバグループであるArcserve ドメインを構築します 1 スタンドアロンサーバ のバックアップサーバを管理し ローカルやエージェント製品が導入されているリモートノードのジョブを実行します 2 プライマリサーバ Arcserve Backup ドメイン内のバックアップサーバを管理し エージェント製品が導入されているリモートノードのジョブを制御します 1 つの Arcserve ドメイン内にプライマリサーバは のみとなります 3 メンバサーバ プライマリサーバに関連付けられた Arcserve ドメイン内のバックアップサーバです プライマリサーバによってジョブの割り当て 制御などが行われます

2. ライセンスの考え方について 2-1. Arcserve Backup( ベース製品 ) のライセンス数 Arcserve Backup( ベース製品 ) のライセンス数 バックアップサーバとは バックアップを実行するサーバであり バックアップ先となるテープ装置やライブラリ装置が接続されているサーバです ( ハードディスクへのバックアップの場合は ディスク用のデバイスを作成するサーバです ) 2-2. オプション製品のライセンス数 オプション製品は Arcserve Backup の機能を補完するものです オプションによってライセンスの考え方が変わります 1 オプション機能を使用するバックアップサーバの Arcserve Backup ライセンス数に同じもの Disaster Recovery Option Tape Library Option 1 SAN Option 2 Enterprise Module 3 1 複数ドライブのライブラリが接続されている場合 ライセンスが必要です 同一サーバに 複数ドライブのライブラリが 2 台以上接続されている場合でも 1 ライセンスになります 2 SAN Option には Tape Library Option が含まれています SAN Option を導入するプライマリサーバには Central Management Option も必要になります 3 Enterprise Module の機能を使用するバックアップサーバ台数分のライセンスが必要です 2 SAN Secondary Server Bundle について SAN Secondary Server Bundle は SAN に接続された 2 台目以降のバックアップサーバ用にご購入できるライセンスです この製品には Arcserve Backup ベース製品と SAN Option をバンドルしています (目のバックアップサーバには Arcseve Backup ベース製品 SAN Option Central Management Option の 3 つをご購入ください ) 3 NDMP NAS Option について NDMP NAS Option のライセンスは バックアップ対象となる NAS サーバの台数分必要です NDMP NAS サーバに複数のコントローラを搭載している場合は コントローラの台数分ライセンスが必要です 4 Central Management Option についてプライマリサーバに導入し Arcserve ドメイン環境ごとに 1 ライセンス必要です バックアップサーバの数 5 Global Dashboard Optionについて セントラルプライマリサーバとブランチプライマリサーバに導入し ライセンスはそれぞれの合計数分必要です セントラルプライマリサーバ Arcserve ドメインはもちろんドメインを超えてシステム全体のダッシュボード情報を管理するサーバ ブランチプライマリサーバ 拠点ごとのプライマリサーバ またはスタンドアロンサーバ =

2-3. エージェント製品のライセンス数 エージェント製品は バックアップ対象となるサーバのシステムやアプリケーションなどのデータをバックアップする製品です エージェント製品によってライセンスの考え方が変わります 1 バックアップ対象となるサーバ数と同じもの ファイルシステム エージェント Client Agent for Windows Client Agent for Linux Client Agent for UNIX Windows 版アプリケーション エージェント Agent for Open Files Agent for Microsoft SharePoint Agent for Lotus Domino 1 Agent for Microsoft Exchange 1 Agent for Microsoft SQL 1 Agent for Oracle 1 Linux 版アプリケーション エージェント Agent for Oracle 1 UNIX 版アプリケーション エージェント Agent for Oracle 1 1 マルチインスタンス マルチストレージグループ パーティションサーバ構成でも 同一サーバの場合は 1 ライセンスになります

2 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle について Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンス対象は VCB プロキシサーバ Hyper-V サーバ 各仮想マシンです 以下のフローチャートより 必要なライセンス数をご確認いただけます A E に該当する対象の合計がライセンス数となります Client Agent とエージェントレスの両方を利用する場合は フローチャートでエージェントレスを選択してください 仮想マシンを何で保護しますか? 1 Client Agent 2 エージェントレス (vsphere 環境 ) 3 エージェントレス (Hyper-V 環境 ) 1 A A 仮想マシンの数 B 2 3 バックアッププロキシサーバの数 1 D Hyper-V サーバの数 C 仮想マシンの数 E 仮想マシンの数 ライセンス数 1 Client Agent = 合計 (A) 2 エージェントレス (vsphere 環境 ) = 合計 (B+C) 3 エージェントレス (Hyper-V 環境 ) = 合計 (D+E) 1 vsphere ホストと通信を行う VDDK を導入したバックアッププロキシの数になります バックアッププロキシを複数構築し 並列処理を実行する場合には バックアッププロキシの数だけライセンスが必要になります (VDDK は バックアッププロキシに設定する Windows サーバに VM Agent を導入すると VDDK も導入します ) の仮想ホスト上にバックアップ対象の仮想マシンが多数ある場合は 無制限に Guest Based Virtual Machines Agent Bundle と同じ機能を利用できる VM Agent per Host License がお得です VM Agent per Host License は仮想ホスト数分のライセンスのみ必要なため vsphere 環境のバックアッププロキシも無制限で利用できます

3. ラインセンス登録 リモートマシンにインストールされたエージェント製品や バックアップサーバにインストールされた製品のライセンス登録は スタンドアロンサーバ もしくはプライマリサーバで行います 4. 下位互換サポート Arcserve Backup r17 のバックアップサーバと 下位バージョンのエージェント製品の組み合わせができます 下位互換サポートの対象エージェント製品や 注意事項については事前にサポートサイト掲載の技術文書をご参照ください Arcserve Backup r17 下位互換サポート : https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/articles/207860513 5. 主なバックアップ対象 OS アプリケーション仮想環境 / クラウド Windows Server 2012 R2 / 2012 / 2008 R2 / 2008 Windows Storage Server 2012 R2 / 2012 / 2008 R2 / 2008 Linux (Red Hat, SUSE, CentOS 他 ) UNIX (Solaris SPARC, AIX, HP-UX) Microsoft Exchange Microsoft SQL Server Microsoft SharePoint Oracle Database Lotus Domino VMware Microsoft Hyper-V Amazon EC2 Microsoft Azure VMware vcloud Air 他

6-1. ラインセンス構成 カテゴリ No. ライセンス構成の概要 ファイルサーバのバックアップ 惨事復旧対策 Oracle データベースのバックアップ Lotus Domino のバックアップ Microsoft SQL Server のバックアップ 1 Windows ファイルサーバのローカルバックアップ 2 Windows ファイルサーバのリモートバックアップ 3 バックアップサーバ同士のバックアップ 4 2 台のバックアップサーバからのバックアップ 5 Windows Server の VSS 機能を使用したローカルバックアップ 6 Windows Server のVSS 機能を使用したリモートバックアップ 7 Active Directory Server のバックアップ 8 Linux および UNIX ファイルサーバのリモートバックアップ 9 ファイルサーバのローカル合成フルバックアップ 10 ファイルサーバのリモート合成フルバックアップ 11 Disaster Recovery Option を利用したローカルディザスタリカバリ 12 Disaster Recovery Option を利用したリモートディザスタリカバリ 13 Windows Oracle データベースサーバのローカルバックアップ 14 Windows Oracle データベースサーバのリモートバックアップ 15 VSS 機能を使った Oracle のローカルバックアップ (1) 16 VSS 機能を使った Oracle のローカルバックアップ (2) 17 Linux Oracle データベースサーバのリモートバックアップ 18 UNIX Oracle データベースサーバのリモートバックアップ 19 Lotus Domino サーバのローカルバックアップ 20 Lotus Domino サーバのリモートバックアップ 21 Microsoft SQL Server のローカルバックアップ (1) 22 Microsoft SQL Server のローカルバックアップ (2) 23 Microsoft SQL Server のリモートバックアップ (1) 24 Microsoft SQL Server のリモートバックアップ (2)

6-1. ラインセンス構成 カテゴリ No. ライセンス構成の概要 Microsoft Exchange Server のバックアップ Microsoft SharePoint Server のバックアップ ハードウェア機能の活用 テープライブラリ利用時のバックアップ セキュリティ機能の活用 一元管理による運用の効率化 25 Microsoft Exchange Server のローカルバックアップ 26 Microsoft Exchange Server のリモートバックアップ 27 Microsoft Exchange Server DAG 環境のバックアップ 28 Microsoft SharePoint Server のバックアップ 29 テープ装置を活用したバックアップデータのフォールトトレランス 30 ハードディスクをバックアップデバイスにする (1) 31 ハードディスクをバックアップデバイスにする (2) 32 ハードディスクをバックアップデバイスにする (4) 33 データデデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を使用したバックアップ (1) 34 データデデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を使用したバックアップ (2) 35 テープ装置による暗号化 ( ハードウェア暗号化 ) 機能を利用する 36 高速テープ装置を有効活用する - マルチプレキシング機能の活用 37 複数テープ装置を活用した並列処理の最適化 - マルチストリーミング機能 38 1 ドライブ搭載のテープライブラリ装置を複数利用 39 複数ドライブ搭載のテープライブラリ利用時のバックアップ 40 ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログ (1) 41 ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログ (2) 42 複数のバックアップサーバを一元管理 (Arcserve ドメイン構築 ) 43 複数の Arcserve ドメインのバックアップ状況を把握

6-2. 構成例の見方 ここでは 次項に続く構成例について説明しています 環境例 : Windows ファイルサーバ 環境例では 下図に示すようなサーバ台数 テープ装置数などを記載しています 要件例 : Windows ファイルサーバのシステム データをローカルバックアップする 要件例では どのようなバックアップ方法かを簡単に記載しています A. Windows サーバ 環境例に示したものを図にしています 構成例内のサーバ (A ) と下表は対応しています 下表では 必要な製品名とそのインストール先 ライセンス数を記載しています Agent for Open Files * A 1 最も基本的な構成です Arcserve Backup は OS を含むシステム全体のバックアップ リストアができます * さらに Agent for Open Files を使用すると ユーザやアプリケーションが使用中のファイル ( 別売となるエージェント製品で対応していないもの ) をバックアップすることができます Point では 上記環境で使用する製品の説明や構成上の注意点などを記載しています

ファイルサーバのバックアップ [1] Windows ファイルサーバのローカルバックアップ 環境例 : Windows ファイルサーバ 要件例 :Windows ファイルサーバのシステム データをローカルバックアップする [2] Windows ファイルサーバのリモートバックアップ 環境例 : Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ リモートのWindowsファイルサーバ 要件例 : リモートの Windows ファイルサーバのシステム データをネットワーク経由でバックアップする A. Windows サーバ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ B. Windows ファイルサーバ Agent for Open Files * A 1 Agent for Open Files * B 1 Client Agent for Windows B 1 最も基本的な構成です Arcserve Backup は OS を含むシステム全体のバックアップ リストアができます *Agent for Open Files を使用すると ユーザが使用中のファイルをバックアップすることができます データベースなどのオンラインバックアップは 対応のアプリケーションエージェントが必要です ローカルバックアップ用の Client Agent for Windows のライセンスは不要です ネットワーク経由でリモートの Windows サーバのバックアップ リストアを行うには Client Agent for Windows が必要です Agent for Open Files は Client Agent for Windows と連携できるので このケースにおいても有効です Arcserve Backup は 1 ドライブ搭載のテープライブラリを標準機能でサポートしています *Agent for Open Files を使用すると ユーザが使用中のファイルをバックアップすることができます データベースなどのオンラインバックアップは 対応のアプリケーションエージェントが必要です

ファイルサーバのバックアップ [3] バックアップサーバ同士のバックアップ 環境例 :Windows バックアップサーバ 2 台 2 台 要件例 :2 台のバックアップサーバのシステム データを互いにネットワーク経由でバックアップする [4] 2 台のバックアップサーバからのバックアップ 環境例 :Windows バックアップサーバリモートのWindowsファイルサーバ 2 台 2 台 要件例 : リモートの Windows ファイルサーバのシステム データをネットワーク経由で 2 台のバックアップサーバにバックアップする B. バックアップサーバ B. バックアップサーバ C. Windows ファイルサーバ Arcserve Backup A,B 2 Agent for Open Files * A,B 2 Client Agent for Windows A,B 2 冗長性を確保するために ネットワーク経由でバックアップサーバのバックアップ リストアを行うには Client Agent for Windows が双方に必要です Agent for Open Files は Client Agent for Windows と連携できるので このケースにおいても有効です *Agent for Open Files を使用すると ユーザが使用中のファイルをバックアップすることができます データベースなどのオンラインバックアップは 対応のアプリケーションエージェントが必要です * バックアップサーバ上の Arcserve データベース (SQL Express) をオンラインバックアップする場合は Agent for Microsoft SQL Server が必要です Arcserve Backup A,B 2 Agent for Open Files * C 2 Client Agent for Windows C 2 冗長性を確保するために ネットワーク経由でリモートの Windows サーバのバックアップ リストアを 2 台のバックアップサーバに行うには Client Agent for Windows が 2 ライセンス必要です Agent for Open Files は Client Agent for Windows と連携できるので このケースにおいても有効です *Agent for Open Files を使用すると ユーザが使用中のファイルをバックアップすることができます データベースなどのオンラインバックアップは 対応のアプリケーションエージェントが必要です Central Management Option を導入し Arcserve ドメイン構成にしている環境では 上記 C のサーバに必要なライセンス数は Client Agent for Windows Agent for Open Files 共に 1 となります

ファイルサーバのバックアップ [5] Windows Server の VSS 機能を使用したローカルバックアップ [6] Windows Server の VSS 機能を使用したリモートバックアップ 環境例 : Windows ファイルサーバ 環境例 : Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ リモートのWindowsファイルサーバ 要件例 : Windows Server の VSS ( ボリュームシャドウ コピーサービス ) 機能を使用してバックアップする 要件例 : Windows Server の VSS( ボリュームシャドウ コピーサービス ) 機能を利用してバックアップする A. Windows Server 1 ドライブ搭載のテープライブラリ B. Windows ファイルサーバ Agent for Open Files A 1 Agent for Open Files B 1 Client Agent for Windows B 1 Arcserve Backup は Windows Server の VSS 機能に対応しています VSS 機能を利用したバックアップ / リストアを実行するには Agent for Open Files が必要です VSS 機能を使用して リモートの Windows サーバをバックアップできます 対象となるリモートの Windows サーバには Agent for Open Files と Client Agent for Windows が必要です Arcserve Backup は 1 ドライブ搭載のテープライブラリを標準機能でサポートしています

ファイルサーバのバックアップ [7] Active Directory Server のバックアップ [8] Linux および UNIX ファイルサーバのリモートバックアップ 環境例 : Windows バックアップサーバ Active Directory Server 環境例 : Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ リモートの Linux ファイルサーバ リモートの UNIX ファイルサーバ 要件例 : リモートの Active Directory サーバのデータをネットワーク経由でバックアップする 要件例 : リモートの Linux / UNIX ファイルサーバのデータをネットワーク経由でバックアップする 1 ドライブ搭載のテープライブラリ B. Active Directory Server B. Linux ファイルサーバ C. UNIX ファイルサーバ Client Agent for Windows B 1 Client Agent for Linux B 1 Client Agent for UNIX C 1 Windows Server 2003 および Windows Server 2008 の Active Directory のコンピュータ ユーザ グループの情報を システム状態のバックアップからオブジェクトレベルでリストアできます ネットワーク経由でリモートの Linux あるいは UNIX サーバのバックアップ リストアを行うには Client Agent for Linux および Client Agent for UNIX が必要です Arcserve Backup は 1 ドライブ搭載のテープライブラリを標準機能でサポートしています

ファイルサーバのバックアップ [9] ファイルサーバのローカル合成フルバックアップ 環境例 : Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ 要件例 :Windows ファイルサーバのデータを合成フルバックアップする [10] ファイルサーバのリモート合成フルバックアップ 環境例 : Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ リモートの Windowsファイルサーバ 2 台 要件例 : リモートの Windows ファイルサーバのデータをネットワーク経由で合成フルバックアップする 1 ドライブ搭載のテープライブラリ 1 ドライブ搭載のテープライブラリ B. Windows ファイルサーバ C. Windows ファイルサーバ Agent for Open Files A 1 Client Agent for Windows B, C 2 Agent for Open Files B, C 2 Windows サーバの合成フルバックアップを行うには Agent for Open Files が必要です ネットワーク経由でリモートの Windows サーバの合成フルバックアップを行うには 各 Client Agent および Agent for Open Files が必要です なお バックアップサーバ自身の合成フルバックアップを行うには バックアップサーバに Agent for Open Files が必要です

惨事復旧対策 [11] Disaster Recovery Option を利用したローカルディザスタリカバリ 環境例 :Windows ファイルサーバ 要件例 :Windows ファイルサーバのシステム データをローカルバックアップし かつ災害時の迅速な復旧を可能にする [12] Disaster Recovery Option を利用したリモートディザスタリカバリ 環境例 :Windows バックアップサーバ Windows ファイルサーバ 2 台 要件例 :Windows ファイルサーバのシステム データをリモートバックアップし かつ災害時の迅速な復旧を可能にする A. Windows サーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 Agent for Open Files * A 1 Disaster Recovery Option A 1 B. Windows Server C. Windows Server 製品名 インストール先 ライセンス数 Disaster Recovery Option A 1 Client Agent for Windows B,C 2 Agent for Open Files * B 2 Disaster Recovery Option を導入して 災害対策を行います フルバックアップデータから OS およびアプリケーションの再インストールならびに再設定を手動で行うことなく迅速にサーバの復旧が可能になります これにより復旧時のオペレーション ミスなどのリスクも最小限に抑えることが可能です *Agent for Open Files を使用すると ユーザが使用中のファイルをバックアップすることができます データベースなどのオンラインバックアップは 対応のアプリケーションエージェントが必要です Disaster Recovery Option を利用すると ローカルのみならず リモートの惨事復旧も可能です Disaster Recovery Option のライセンス数はバックアップサーバの台数分となります リモートサーバが複数ある場合にもバックアップサーバ分のライセンスで惨事復旧を実現できます *Agent for Open Files を使用すると ユーザが使用中のファイルをバックアップすることができます データベースなどのオンラインバックアップは 対応のアプリケーションエージェントが必要です

Oracle データベースのバックアップ [13] Windows Oracle データベースサーバのローカルバックアップ 環境例 : Windows Oracle データベースサーバ 要件例 : Windows Oracle データベースを稼働させたまま システムとデータをローカルにバックアップする [14] Windows Oracle データベースサーバのリモートバックアップ 環境例 : Windows サーバ リモートのWindows Oracle データベースサーバ 要件例 : リモートのWindows Oracle データベースを稼働させたまま システムとデータをバックアップする A. Windows Oracle データベースサーバ Oracle Oracle B. Windows Oracle データベースサーバ Agent for Oracle(Windows 版 ) A 1 Agent for Oracle (Windows 版 ) B 1 Client Agent for Windows B 1 ローカルの Windows Oracle データベースを稼働させたままバックアップを行うには Agent for Oracle (Windows 版 ) が必要です 他のファイルと Oracle データベースのデータをまとめてバックアップできます Oracle データベースを停止した状態でバックアップする場合には Agent for Oracle は不要です ネットワーク経由でリモートの Windows Oracle データベースサーバのバックアップ リストアを行うには Agent for Oracle (Windows 版 ) が必要です Client Agent for Windows をリモートの Windows Oracle データベースサーバに導入することで Oracle や OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒に Oracle データベースをまとめてバックアップできます

Oracle データベースのバックアップ [15] VSS 機能を使った Oracle のローカルバックアップ (1) 環境例 :Oracle 11g データベースサーバ 要件例 :VSS 機能を使用し Oracle 11g データベースを稼働させたまま システムとデータをバックアップする [16] VSS 機能を使った Oracle のローカルバックアップ (2) 環境例 :Windows サーバリモートの Oracle 11g データベースサーバ 要件例 : VSS 機能を使用し リモートの Oracle 11g データベースを稼働させたまま システムとデータをバックアップする A. Oracle 11g データベースサーバ Oracle 11g Oracle 11g B. Oracle 11g データベースサーバ Agent for Open Files A 1 Agent for Open Files B 1 Client Agent for Windows B 1 Oracle 11g データベースを VSS ( ボリュームシャドウ コピーサービス ) 機能を使用してバックアップを行うには Agent for Open Files が必要です 対象となるリモートの Oracle 11g データベースに Agent for Open Files と Client Agent for Windows を導入します 2 つのエージェント製品は必須です

Oracle データベースのバックアップ [17] Linux Oracle データベースサーバのリモートバックアップ [18] UNIX Oracle データベースサーバのリモートバックアップ 環境例 : Windows サーバリモートの Linux Oracle データベースサーバ 環境例 : Windows サーバリモートの UNIX Oracle データベースサーバ 要件例 : リモートの Linux Oracle データベースを稼働させたまま システムとデータをバックアップする 要件例 : リモートの UNIX Oracle データベースを稼働させたまま システムとデータをバックアップする Oracle B. Linux Oracle データベースサーバ Oracle B. UNIX Oracle データベースサーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 Agent for Oracle (Linux 版 ) B 1 Client Agent for Linux B 1 製品名 インストール先 ライセンス数 Agent for Oracle (UNIX 版 ) B 1 Client Agent for UNIX B 1 ネットワーク経由でリモートの Linux Oracle データベースサーバのバックアップを行うには Agent for Oracle (Linux 版 ) が必要です Client Agent for Linux をリモートの Linux Oracle データベースサーバに導入することで Oracle や OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒に Oracle データベースをバックアップできます ネットワーク経由でリモートの UNIX Oracle データベースサーバのバックアップを行うには Agent for Oracle (UNIX 版 ) が必要です Client Agent for UNIX をリモートの UNIX Oracle データベースサーバに導入することで Oracle や OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒に Oracle データベースをバックアップできます

Lotus Domino のバックアップ [19] Lotus Domino サーバのローカルバックアップ 環境例 : Lotus Dominoサーバ 要件例 : Lotus Domino を稼働させたまま システムとデータをローカルにバックアップする [20] Lotus Domino サーバのリモートバックアップ 環境例 : Windows バックアップサーバリモートのLotus Domino サーバ 要件例 : リモートの Lotus Domino サーバを稼働させたまま システムとデータをバックアップする A. Lotus Domino サーバ Domino Domino Agent for Lotus Domino A 1 ローカルの Lotus Domino サーバを稼働させたままバックアップを行うには Agent for Lotus Domino が必要です 他のファイルと Lotus Domino のデータをまとめてバックアップできます B. Lotus Domino サーバ Agent for Lotus Domino B 1 Client Agent for Windows B 1 ネットワーク経由でリモートの Windows Lotus Domino サーバのバックアップを行うには Agent for Lotus Domino が必要です Client Agent for Windows をリモートの Lotus Domino サーバに導入することで OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒にバックアップできます

Microsoft SQL Server のバックアップ [21] Microsoft SQL Server のローカルバックアップ (1) 環境例 : Microsoft SQL Server [22] Microsoft SQL Server のローカルバックアップ (2) 環境例 : Microsoft SQL Server 要件例 : Microsoft SQL Server を稼働させたまま システムとデータをローカルにバックアップする 要件例 : VSS 機能を使用し Microsoft SQL Server を稼働させたまま システムとデータをバックアップする A. Microsoft SQL Server A. Microsoft SQL Server MS SQL MS SQL Agent for Microsoft SQL A 1 Agent for Open Files A 1 ローカルの Microsoft SQL Server を稼働させたままバックアップを行うには Agent for Microsoft SQL が必要です 他のファイルと Microsoft SQL データベースをまとめてバックアップできます Microsoft SQL データベースを VSS ( ボリュームシャドウ コピーサービス ) 機能を使用してバックアップを行うには Agent for Open Files が必要です Microsoft SQL Server2000 は MSDE ライタを SQL Server 2005 / 2008 は SQL Server ライタを使用してバックアップを行います

Microsoft SQL Server のバックアップ [23] Microsoft SQL Server のリモートバックアップ (1) 環境例 : Windows バックアップサーバ Microsoft SQL Server [24] Microsoft SQL Server のリモートバックアップ (2) 環境例 : Windows バックアップサーバ Microsoft SQL Server 要件例 : リモートの Microsoft SQL Server を稼働させたまま システムとデータをバックアップする 要件例 : VSS 機能を使用し リモートの Microsoft SQL データベースをバックアップする MS SQL B. Microsoft SQL Server MS SQL B. Microsoft SQL Server 製品名 インストール先 ライセンス数 Agent for Microsoft SQL B 1 Client Agent for Windows B 1 製品名 インストール先 ライセンス数 Agent for Open Files B 1 Client Agent for Windows B 1 対象となるリモートの Microsoft SQL Server に Agent for Microsoft SQL と Client Agent for Windows を導入します Client Agent for Windows をリモートの Microsoft SQL Server サーバに導入することで SQL Server や OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒にバックアップできます 対象となるリモートの Microsoft SQL Server に Agent for Open Files と Client Agent for Windows を導入します 2 つのエージェント製品は必須です

Microsoft Exchange Server のバックアップ [25] Microsoft Exchange Server のローカルバックアップ 環境例 : Microsoft Exchange Server [26] Microsoft Exchange Server のリモートバックアップ 環境例 :Windows バックアップサーバ Microsoft Exchange Server 要件例 :Microsoft Exchange Server を稼働させたまま システムとデータをバックアップする 要件例 : リモートの Microsoft Exchange データベースを稼働したまま システムとデータをバックアップする A. Microsoft Exchange Server MS Exchange MS Exchange B. Microsoft Exchange Server Agent for Microsoft Exchange A 1 Agent for Microsoft Exchange B 1 Client Agent for Windows B 1 ローカルの Microsoft Exchange Server を稼働させたままバックアップを行うには Agent for Microsoft Exchange が必要です 他のファイルと Microsoft Exchange Server のデータをまとめてバックアップできます 対象となるリモートの Microsoft Exchange Server に Agent for Microsoft Exchange と Client Agent for Windows を導入します Client Agent for Windows をリモートの Microsoft Exchange Server に導入することで Exchange Server や OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒にバックアップできます

Microsoft Exchange Server のバックアップ [27] Microsoft Exchange Server DAG 環境のバックアップ 環境例 :Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載テープライブラリ Microsoft Exchange Server 4 台 要件例 :DAG 環境の Microsoft Exchange データベースとパブリックフォルダデータベースを稼働したままバックアップする 1 ドライブ搭載のテープライブラリ 製品名 インストール先 ライセンス数 Agent for Microsoft Exchange B,C,D,E 4 Client Agent for Windows B,C,D,E 4 B. Microsoft Exchange Server B. Microsoft Exchange Server B. Microsoft Exchange Server B. Microsoft Exchange Server Microsoft Exchange Server の DAG 構成環境で Exchange Server データベースをバックアップするには バックアップサーバに Arcserve Backup ベース製品を Microsoft Exchange Server のインストールされているサーバに Agent for Microsoft Exchange Server を導入します パブリックフォルダデータベースをバックアップするには パブリックフォルダデータベースがマウントされているサーバに Agent for Microsoft Exchange Server を導入します

Microsoft SharePoint Server のバックアップ [28] Microsoft SharePoint Server のバックアップ 環境例 :Windows バックアップサーバ 1 ドライブ搭載テープライブラリ Microsoft SharePoint Server 3 台 要件例 : 分散された Microsoft SharePoint Server をリモートバックアップする 1 ドライブ搭載のテープライブラリ Agent for Microsoft SharePoint Server B もしくは C 1 Client Agent for Windows B, C, D 3 B. フロントエンドの Web サーバ C. 検索インデックスシングルサインオンデータベース D. Microsoft SharePoint Server Microsoft SharePoint Server をバックアップするには バックアップサーバに Arcserve Backup ベース製品を フロントエンドの Web サーバに Agent for Microsoft SharePoint Server を導入します Agent for Microsoft SharePoint Server はサーバ B もしくはサーバ C に導入します Microsoft SharePoint Server は 複数サーバで構成されますが Agent for Microsoft SharePoint Server はすべての SharePoint Server のデータ保護を可能にします SharePoint データのドキュメントレベルリストアにも対応しているため Microsoft SharePoint Server 全体をリストアしなくても 個別のデータをリストア可能です Client Agent for Windows を SharePoint を構成するリモートサーバに導入することで SharePoint Server や OS のシステムファイルなど 他のファイルと一緒にバックアップできます

ハードウェア機能の活用 [29] テープ装置を活用したバックアップデータのフォールトトレランス 環境例 : バックアップサーバ 3 台 8 台 要件例 : 複数のテープドライブに同時にバックアップを行い かつメディア ( テープ ) またはテープ装置のフォールトトレランスを実現する B. バックアップサーバ 例 :RAID0 3 台 例 :RAID1 2 台 例 :RAID5 C. バックアップサーバ 3 台 Arcserve Backup は 複数のテープ装置を使用してテープ RAID 構成を組むことができます そのためには Tape Library Option が必要です 設定可能な RAID 構成は RAID 0 ( ストライビング ) RAID 1 ( ミラーリング ) RAID 5 ( パリティ付ストライビング ) です またテープ RAID 構成を組むためには 構成するテープ装置は 同じ製造元の同じモデルでファームウェアも同じである必要があります Arcserve Backup A, B, C 3 Tape Library Option A, B, C 3

ハードウェア機能の活用 [30] ハードディスクをバックアップデバイスにする (1) [31] ハードディスクをバックアップデバイスにする (2) 環境例 : バックアップサーバ 環境例 : バックアップサーバ 要件例 : ハードディスクにデータをバックアップする 要件例 : ハードディスクにバックアップし のちにテープにコピーする ( ディスクステージング ) ディスク ファイルシステムデバイス (FSD) ディスク Arcserve Backup は 標準機能でディスクへのバックアップが可能です その際 ローカルおよびリモートのディスクをバックアップデバイスとして使用可能です またディスクに NAS サーバを使用することも可能で SnapLock 保護機能付の NAS を利用すれば ディスクベースの長期保存も可能になります Arcserve Backup は 標準機能でディスクへのバックアップが可能です その際 ローカルおよびリモートのディスクをバックアップデバイスとして使用可能です また Arcserve Backup は標準機能でディスクステージング機能を備えています 標準で 2 つまでのジョブを同時ストリーミングできます 3 つ以上のジョブを同時にストリーミングする場合は 次の構成を参照ください

ハードウェア機能の活用 [32] ハードディスクをバックアップデバイスにする (4) [33] データデデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を使用したバックアップ (1) 環境例 : バックアップサーバ 環境例 : バックアップサーバ 要件例 : より高速にハードディスクにバックアップし のちにテープにコピーする 要件例 : ハードディスクにバックアップし 且つバックアップデータのサイズを小さくする ディスク データデデュプリケーションデバイス (DDD) Enterprise Module A 1 Arcserve Backup は ステージング 1 次領域 (FSD) へのバックアップを多重化し バックアップ時間を短縮できます 3 つ以上の多重処理 ( ストリーミング ) に分割する場合は Enterprise Module が必要です ストリーミングは ソースで複数ノードを選択しているバックアップジョブを実行すると 複数のノードからデータを受け取り 1 次領域の FSD に同時に書き込む処理です Arcserve Backup は 標準機能でデータデデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を提供しています ディスクへバックアップする際に重複するデータを排除するので バックアップデータの大幅な削減が可能です データデデュプリケーション機能は すべてのオプション / エージェント製品と併用して使用できます 2 つまでのジョブを同時ストリーミングする場合は標準機能で利用できます

ハードウェア機能の活用 [34] データデデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を使用したバックアップ (2) [35] テープ装置による暗号化 ( ハードウェア暗号化 ) 機能を利用する 環境例 : バックアップサーバ 環境例 : バックアップサーバ暗号化機能のある 要件例 : ハードディスクに重複排除機能を使用してバックアップし のちにテープにコピーする 要件例 : 暗号化機能のあるテープ装置を使用し バックアップデータを暗号化する データデデュプリケーションデバイス (DDD) 暗号化機能のあるテープドライブ Arcserve Backup は 標準機能でデータデデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を提供しています ディスクへバックアップする際に重複するデータを排除するので バックアップデータの大幅な削減が可能です データデデュプリケーション機能は すべてのオプション / エージェント製品と併用して使用できます また Arcserve Backup は標準機能でディスクステージング機能を備えています Arcserve Backup は 標準機能で AES256 ビットの暗号化機能を備えています また暗号化機能をもつテープ装置を使用して Arcserve Backup によるソフトウェア暗号化ではなく ハードウェア暗号化を利用したバックアップができます

ハードウェア機能の活用 [36] 高速テープ装置を有効活用する マルチプレキシング機能の活用 [37] 複数テープ装置を活用した並列処理の最適化 マルチストリーミング機能 環境例 : バックアップサーバ高速なテープドライブリモートサーバ 2 台 環境例 : バックアップサーバテープドライブリモートサーバ 3 台 2 台 要件例 : 高速なテープドライブの性能を最大限に活用する 要件例 : 複数のテープドライブを利用し バックアップを並行に処理することで 処理時間を短縮する 3 台 B. リモートサーバ C. リモートサーバ B. リモートサーバ C. リモートサーバ Client Agent for Windows B, C 2 マルチプレキシングは 高速なテープ装置で起こりがちな 書き込みデータの待ち時間を削減し 常にテープ装置でデータを書き込んでいる状態を作り出します この機能を有効にして ソースで複数ノードを選択しているバックアップジョブを実行すると 一度に複数のノードからデータを受け取り 1 つのテープ装置に書き込みます 高速なテープ装置を最大限利用できるため バックアップ時間を短縮できます マルチプレキシングは最大で 32 ストリームまで分割できます Enterprise Module A 1 Client Agent for Windows B, C 2 マルチストリーミングは バックアップ装置の数だけ 1 つのバックアップ処理を分割し 同時に実行することでバックアップの処理時間を短縮できます この機能はテープ装置だけでなく FSD でも またテープ装置と FSD の組み合わせでも利用できます

テープライブラリ利用時のバックアップ [38] 1 ドライブ搭載のテープライブラリ装置を複数利用 環境例 : 1 ドライブ搭載のテープライブラリリモートのWindows サーバ 3 台 2 台 要件例 : バックアップサーバに 1 ドライブ搭載のテープライブラリが 2 台接続されている環境で テープにバックアップする 1 ドライブ搭載のテープライブラリ 2 台 B. リモートサーバ C. リモートサーバ D. リモートサーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 Enterprise Module A 1 Client Agent for Windows B, C, D 3 Arcserve Backup は 1 ドライブまでのテープライブラリであれば 何台利用しても標準機能でサポートします マルチストリーミング機能は Arcserve Backup サーバに接続されているテープドライブ数に応じてバックアップジョブを自動的に分割し 同時に実行することでバックアップ処理の短縮化を可能にします

テープライブラリ利用時のバックアップ [39] 複数ドライブ搭載のテープライブラリ利用時のバックアップ 環境例 : バックアップサーバ複数ドライブ搭載のテープライブラリリモートサーバ 2 台 6 台 要件例 : 4 ドライブ搭載のテープライブラリを 2 台使用し バックアップの並列処理を実施する 4 ドライブ搭載テープライブラリ 2 台 B. リモートサーバ C. リモートサーバ D. リモートサーバ E. リモートサーバ F. リモートサーバ G. リモートサーバ Arcserve Backup は 2 ドライブ以上搭載のテープライブラリ装置の場合には Tape Library Option が必要です 複数ドライブ搭載のライブラリが 2 台以上あっても のバックアップサーバに接続する場合には Tape Library Option は 1 ライセンスで利用できます VTL を利用するパターンでも同様になり ドライブを複数設定している場合には Tape Library Option が必要になります 製品名 インストール先 ライセンス数 Tape Library Option A 1 Client Agent for Windows B, C,,,G 6

セキュリティ機能の活用 [40] ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログ (1) 環境例 : バックアップサーバ 要件例 : ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログを使用して安全性を強化する [41] ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログ (2) 環境例 : バックアップサーバ 2 台 ( 各バックアップサーバに ) 2 台 リモートサーバ 3 台 要件例 : 複数のバックアップサーバを一元管理して運用効率を高めながら ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログを使用して安全性をさらに強化する ( プライマリサーバ ) B. バックアップサーバ D. リモートサーバ E. リモートサーバ F. リモートサーバ Arcserve Backup A, B 2 Central Management Option A 1 Client Agent for Windows D, E, F 3 Arcserve Backup では 必要な人に必要な権限だけを割り振るアクセスコントロールを提供します また Arcserve Backup を介して操作した内容を監査ログとして記録するため リストアやメディアの取り出しなど誰がいつ操作したか追跡できます Central Management Option を利用すると複数のバックアップサーバを一元管理して運用効率を高めることが可能です この Arcserve ドメイン環境でも 役割に応じたアクセスコントロールやパスワード管理によって 不正な操作を防止および 信頼性の向上が可能です

一元管理による運用の効率化 [42] 複数のバックアップサーバを一元管理 (Arcserve ドメイン構築 ) 環境例 : バックアップサーバ ( 各バックアップサーバに ) リモートサーバ 3 台 3 台 5 台 要件例 : 複数のバックアップサーバを一元管理して運用効率を高める ( プライマリサーバ ) B. バックアップサーバ ( メンバサーバ ) C. バックアップサーバ ( メンバサーバ ) D. リモートサーバ E. リモートサーバ F. リモートサーバ G. リモートサーバ H. リモートサーバ Central Management Option を利用すると 複数のバックアップサーバを一元管理することが可能です 各バックアップサーバのジョブ デバイス また製品ライセンスなどの管理や実行などが の管理サーバから可能になり 運用効率を高めることができます この場合 Arcserve ドメインという論理的なグループが作成され プライマリサーバとメンバサーバによって構成されます Central Management Option はプライマリサーバに導入します 製品名 インストール先 ライセンス数 Arcserve Backup A, B, C 3 Central Management Option A 1 Client Agent for Windows D, E, F, G, H 5

一元管理による運用の効率化 [43] 複数の Arcserve ドメインのバックアップ状況を把握 環境例 : 本社 (Arcserve ドメイン環境 ) & 支社 (Arcserve ドメインとスタンドアロンの混在環境 ) 本社 : Arcserve ドメイン 1 環境 ( 構成サーバ 7 台 ) 支社 : Arcserve ドメイン 1 環境 ( 構成サーバ 5 台 ) Arcserve スタンドアロン 1 環境 ( 構成サーバ 3 台 ) 要件例 : 本社から支社のバックアップ環境も一元管理してコストを削減する C. 支社プライマリサーバ ( ブランチプライマリサーバ ) A. 本社プライマリサーバ ( セントラルプライマリサーバ ) D. メンバサーバ G. メンバサーバ WAN B. 支社バックアップサーバ ( ブランチスタンドアロンサーバ ) L. メンバサーバ O. メンバサーバ E. F. H. I. J. K. M. N. 本社 : Arcserve ドメイン環境 Global Dashboard を利用すると 本社と地方の事務所などに分散している Arcserve Backup のステータスをはじめ 各種運用状況をダッシュボードから集中管理できます Global Dashboard は 一元管理を行うセントラル側 ( 本構成では本社サイト ) に Arcserve ドメイン環境 (Central Management Option で構築する環境 ) を用意します ブランチサイトとなる拠点側 ( 本構成では支社サイト ) では Arcserve ドメイン環境は必須ではありません なお Global Dashboard は 同じ拠点内にある Arcserve ドメインやスタンドアロン環境を一元管理することもできます 支社 : Arcserve ドメインおよびスタンドアロン環境 Arcserve Backup A,B,C,D,G,L,O 7 Client Agent for Windows E,F, H,I,J,K,M,N 8 Central Management Option A, C 2 Global Dashboard A, B, C 3

1.SAN 環境について 1-1. SAN Option について SAN Option と SAN Secondary Server Bundle は 高価なテープ装置を複数のサーバで共有できるメリットと 業務 LAN にバックアップデータを流さない LAN フリーバックアップを実現するオプション製品です この製品は 目のバックアップサーバで構成するプライマリと 2 台目以降のバックアップサーバで構成するメンバに分け プライマリサーバで SAN 接続のテープ装置や VTL の排他制御を行います プライマリサーバには SAN Option を導入し メンバサーバには SAN Secondary Server Bundle を導入します 1-1-1. オプション製品導入時のポイントと注意事項 1 オプションが必要なケース SAN Option は FC-SAN や IP-SAN に接続しているテープ装置を 複数のバックアップサーバで共有する場合に必要です テープ装置を のバックアップサーバで占有する場合 ( 複数のサーバで時間をずらして占有するケースは含みません ) や バックアップサーバと Fiber ケーブルや iscsi でテープ装置を直結する場合には 本オプションは不要です 2 オプションが必要となるバックアップ装置 SAN Option は FC-SAN や IP-SAN に接続しているテープ装置や VTL が対象となります FSD や DDD を FC や iscsi の SAN ディスクに作成した場合には必要ありません なお FSD や DDD を SAN ディスクに作成した場合 複数のサーバでの共有はできません 3 SAN Option の前提環境 SAN Option を導入するには Arcserve ドメイン環境 (Central Management Option で構築する環境 ) が必要となります Arcserve ドメインのプライマリサーバとメンバサーバの情報に基づき 環境設定を自動で行います なお SAN Option には Tape Library Option の機能が含まれています

4 目と 2 台目以降のバックアップサーバに導入するオプション製品 目のバックアップサーバは Arcserve ドメインのプライマリサーバになるため Arcserve Backup ベース製品と SAN Option のほか Central Management Option が必要になります 2 台目以降のバックアップサーバには SAN Secondary Server Bundle を導入できます この製品は Arcserve Backup ベース製品と SAN Option をバンドルしています 5 認定デバイスリスト FC HBA など SAN Option 用の認定デバイスリストを公開しています 事前にご確認ください URL: https://arcserve.zendesk.com/hc/ja 2. NAS 環境について Arcserve Backup では以下の NAS 環境をサポートしています 2-1. NDMP NAS 環境 2-2. Windows Storage Server NAS 環境 2-1. NDMP NAS 環境について NDMP をサポートしている NAS 装置です NDMP NAS Option を利用し Arcserve Backup から内部的に NDMP コマンドを発行し NDMP NAS に直結しているテープ装置や バックアップサーバに接続しているテープ装置やディスクベースデバイスなどに NAS のデータをバックアップします 2-1-1. オプション製品導入時のポイントと注意事項 1 必要なライセンス数 NDMP NAS Option は バックアップ対象の NAS サーバと同じ数のライセンスが必要です の NAS サーバの筐体に 複数のコントローラを搭載している場合には サーバ数ではなく コントローラ数のライセンスが必要です NDMP NAS に直結しているテープ装置に 2 つ以上のドライブが搭載されている場合には Tape Library Option が別途必要になります

2 オプションの導入先 NDMP NAS Option は スタンドアロンサーバ もしくはプライマリサーバに導入します メンバサーバからバックアップを行う場合には オプションを導入する必要はありませんが ライセンスは必要です 3 認定デバイスリスト認定済みの NDMP NAS サーバを公開しています 認定デバイスリストで事前にご確認ください URL: https://arcserve.zendesk.com/hc/ja 2-2. Windows Storage Server NAS 環境について Windows の NAS サーバ (Windows Storage Server) の場合には NDMP NAP Option は不要です 一般の Windows サーバと同様に Arcserve Backup ベース製品や Client Agent for Windows などをインストールします 事前に Arcserve Backup の動作要件をご確認ください 2-2-1. 本環境への導入時のポイントと注意事項 1 ネットワーク上にある Arcserve Backup サーバの FSD や DDD の格納先として利用する場合は UNC パスを作成するか iscsi ターゲットを作成し FSD や DDD の設定でパスや接続アカウントを指定します 同じ NAS サーバ内に複数の FSD や DDD を作成する場合は 作成先フォルダを分け 共有フォルダもそれぞれで設定します 2 NAS の復旧には NAS ベンダ提供の復旧プロセスを利用するか Arcserve Backup の Disaster Recovery Option で復旧します Disaster Recovery Option で復旧する場合は Arcserve Backup の動作要件ページで Disaster Recovery Option の [ その他 ] 欄を事前に確認してください

SAN/NAS 環境でのバックアップ [44] SAN 環境でテープ装置を複数サーバで共有 環境例 : バックアップサーバ 3 台 2 ドライブ搭載テープライブラリ 要件例 :SAN 環境のテープライブラリを利用し LAN フリーバックアップを行う [45] SAN 共有ディスクをバックアップ 環境例 : バックアップサーバ 2 台 2 台 要件例 : 複数のバックアップサーバにマウントされている SAN ディスクを それぞれのテープ装置でバックアップする ( プライマリサーバ ) B. バックアップサーバ C. バックアップサーバ C. バックアップサーバ SAN 環境 2 ドライブ搭載テープライブラリ SAN 環境 製品名 インストール先 ライセンス数 共有ディスク Central Management Option A 1 SAN Option A 1 SAN Secondary Server Bundle B, C 2 SAN 環境に接続しているテープ装置 もしくは VTL を複数のバックアップサーバから利用する場合 SAN Option を導入します バックアップサーバから業務ネットワークを経由せずに SAN 上のテープ装置に直接データを送る出せるため LAN フリーバックアップを実現できます 目のバックアップサーバには Arcserve Backup ベース製品と SAN Option のほか Central Management Option が必要になります 2 台目以降のサーバでは SAN Secondary Server Bundle (Arcserve Backup ベース製品と SAN Option が含まれています ) を利用できます なお SAN Option には 複数ドライブ搭載のテープ装置を制御する Tape Library Option の機能が含まれています Arcserve Backup A, B 2 SAN 環境でテープ装置が共有されていない場合 SAN Option は不要です SAN ディスクに FSD や DDD を作成した場合も SAN Option は不要です FSD や DDD は複数のバックアップサーバで共有できません

SAN/NAS 環境でのバックアップ [46] NDMP を使用した NAS のバックアップ (1) [47]NDMP を使用した NAS のバックアップ (2) 環境例 : バックアップサーバ NAS サーバ 2 台 2 台 要件例 : NDMP 対応 NAS サーバのデータを NAS サーバに接続されたテープ装置にバックアップする 環境例 : バックアップサーバ NAS サーバ 2 台 2 ドライブ搭載テープライブラリ 要件例 : NDMP 対応 NAS サーバのデータを NAS サーバに接続された のテープ装置にバックアップする NDMP コマンド NDMP コマンド NAS サーバ NAS サーバ NAS サーバ NAS サーバ NDMP コマンド NDMP コマンド 2 ドライブ搭載テープライブラリ NDMP NAS Option A 2 NDMP NAS Option A 2 Tape Library Option A 1 バックアップサーバに Arcserve Backup ベース製品と NDMP NAS Option をインストールします NDMP NAS Option は NAS サーバ台数分必要です NDMP を使用することで バックアップサーバからは NDMP コマンドのみが NAS に送られ LAN 上をバックアップデータが流れないため ネットワーク負荷を軽減できます バックアップデータは NAS サーバに接続されたテープ装置に直接転送されます バックアップサーバに Arcserve Backup ベース製品と Tape Library Option ならびに NDMP NAS Option をインストールします NDMP NAS Option のライセンスは 2 台分 (NAS サーバ台数分 ) 必要になります テープ装置が未接続の NAS サーバのデータを 別の NAS に接続されているテープ装置にバックアップできます (3 Way NDMP バックアップ )

SAN/NAS 環境でのバックアップ [48]NDMP を使用した NAS のバックアップ (3) [49]NDMP を使用した NAS のバックアップ (4) 環境例 : バックアップサーバ NAS サーバ 2 台 2 ドライブ搭載テープライブラリ 要件例 : 複数のコントローラーを搭載している NDMP 対応 NAS サーバのデータを NAS サーバに接続されたテープ装置にバックアップする 環境例 : バックアップサーバ NAS サーバ 2 台 2 ドライブ搭載テープライブラリ 2 台 要件例 :NDMP 対応 NAS サーバのデータをバックアップサーバに接続されたテープ装置にバックアップする 2 ドライブ搭載テープライブラリ NDMP コマンド 複数コントローラ搭載 NAS サーバ 複数コントローラ搭載 NAS サーバ NDMP コマンド NAS サーバ NAS サーバ NDMP コマンド 2 ドライブ搭載テープライブラリ 製品名 インストール先 ライセンス数 NDMP NAS Option A 4 製品名 インストール先 ライセンス数 NDMP NAS Option A 2 Tape Library Option A 1 Tape Library Option A 1 バックアップサーバに Arcserve Backup ベース製品と Tape Library Option ならびに NDMP NAS Option をインストールします NAS サーバが複数のコントローラーを搭載している場合 コントローラ数のライセンスが必要です テープ装置が未接続の NAS サーバのデータを 別の NAS に接続されているテープ装置にバックアップできます (3 Way NDMP バックアップ ) バックアップサーバに Arcserve Backup ベース製品と Tape Library Option ならびに NDMP NAS Option をインストールします NDMP NAS Option のライセンスは 2 台分 (NAS サーバ台数分 ) 必要になります NAS サーバのデータを バックアップサーバのテープ装置にバックアップできます (Filer to Server)

SAN/NAS 環境でのバックアップ [50] SAN 環境で NDMP NAS サーバとテープ装置を共有 ( 動的デバイス共有 ) 環境例 : バックアップサーバ NAS サーバ 2 ドライブ搭載テープライブラリ 要件例 :NDMP 対応 NAS サーバと Arcserve Backup サーバで SAN 接続のテープライブラリを共有する [51] 複数の NDMP NAS サーバでテープ装置を共有 ( 動的デバイス共有 ) 環境例 : バックアップサーバ NAS サーバ 2 台 2 ドライブ搭載テープライブラリ 要件例 : 複数の NDMP 対応 NAS サーバで SAN 上のテープ装置を共有する SAN 環境 NAS サーバ SAN 環境 NAS サーバ NAS サーバ 2 ドライブ搭載テープライブラリ 2 ドライブ搭載テープライブラリ Central Management Option A 1 SAN Option A 1 NDMP NAS Option A 1 Enterprise Module A 1 SAN 上にあるテープ装置を NDMP 対応 NAS サーバと Arcserve Backup サーバとで共有できます ( 動的デバイス共有 ) これにより NAS データと NAS 以外のデータを同じテープ装置を使用してバックアップできるようになり テープ装置の有効活用につながります この機能を使用するには Enterprise Module が必要になります また SAN 環境において 単体のテープデバイス又はライブラリ装置を 複数のバックアップサーバから利用する場合には SAN Option が必要で SAN Option を導入するには Central Management Option が必須です SAN Option には Tape Library Option の機能が含まれていますので 別途 Tape Library Option は不要です Central Management Option A 1 SAN Option A 1 NDMP NAS Option A 2 Enterprise Module A 1 SAN 上にあるテープ装置を複数の NDMP 対応 NAS サーバで共有できます ( 動的デバイス共有 ) これにより 2 Way のバックアップが可能になり 3 Way NDMP バックアップのようにネットワーク上に NAS サーバのデータが流れることはありません この場合 NDMP NAS Option のライセンスは 2 台分必要になります この機能を使用するには Enterprise Module が必要になります また SAN 環境において 単体のテープデバイス又はライブラリ装置を 複数のバックアップサーバから利用する場合には SAN Option が必要で SAN Option を導入するには Central Management Option が必須です SAN Option には Tape Library Option の機能が含まれていますので 別途 Tape Library Option は不要です

3. 仮想マシンのバックアップ 3-1. 略称の使用について 本ガイドでは 以下の略称を使用して説明しています 正式名称 VMware Consolidated Backup プロキシサーバ VMware Virtual Disk Development Kit Microsoft Windows Hyper-V 環境 Microsoft Windows Hyper-V サーバ 略称 VCB プロキシサーバ VDDK Hyper-V 環境 Hyper-V サーバ 3-2. ライセンス登録 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle および VM Agent per Host License は 下記 2 つのライセンスをバンドルしています 製品内のライセンス名称 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle Client Agent for Linux 備考 導入する製品名は Agent for Virtual Machines です 仮想マシンにインストールを行わない エージェントレスの構成でも バックアップ対象の仮想マシンにはライセンスが必要です このライセンスには Agent for Open Files for Virtual Machines のライセンスが含まれていますが 機能は自動的に入りません 必要な環境に Agent for Open Files を導入します Linux の仮想マシン用のライセンスです ファイル単位のバックアップやリストアを行う場合 この製品を Linux の仮想マシンに導入して利用します 仮想マシンに Linux が存在しない場合 このライセンスキーをバックアップサーバに登録する必要はありません

3-3. 仮想マシンのバックアップ構成例 カテゴリ No. ライセンス構成の概要 VMware 環境のバックアップ 52 VMware 環境のraw モードバックアップ 53 VMware 環境のファイルモードバックアップ Hyper-V 環境のバックアップ 54 Hyper-V 環境の raw モードバックアップ 55 Hyper-V 環境のファイルモードバックアップ 多数仮想マシンのバックアップ 56 VMware 環境の多数の仮想マシンのバックアップ 57 Hyper-V 環境の多数の仮想マシンのバックアップ 58 VMware 環境のWindows 仮想マシンのバックアップ Client Agent を使用したバックアップ 59 VMware 環境のLinux 仮想マシンのバックアップ 60 Hyper-V 環境のWindows 仮想マシンのバックアップ 61 Hyper-V 環境のLinux 仮想マシンのバックアップ 62 仮想マシンにバックアップサーバを構築したバックアップ ベース製品を使用したバックアップ クラウド仮想マシンのバックアップ 63 仮想マシンにバックアップサーバを構築して使用中のファイルをバックアップ 64 仮想マシンにバックアップサーバを構築してVTLにバックアップ 65 Amazon EC2 環境の仮想マシンのバックアップ 66 Microsoft Azure 環境の仮想マシンのバックアップ Arcserve Backup と Arcserve Replication の連携 67 レプリケーションしたデータをテープやディスクにバックアップ 物理環境のバックアップ方法と同様に Client Agent を使用したバックアップ方法です Windows の仮想マシンでは Agent for Virtual Machines を導入すると Client Agent for Windows も一緒に導入します Linux の仮想マシンは 製品にバンドルしている Client Agent for Linux を利用します

VMware 環境のバックアップ [52] VMware 環境の raw モードバックアップ 環境例 : バックアップサーバ VMware ESX サーバ バックアッププロキシサーバ 仮想マシン (Windows Linux ) 要件例 :VMware 環境の仮想マシンを raw モードで丸ごとバックアップする D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Linux) 2 台 [53] VMware 環境のファイルモードバックアップ 環境例 : バックアップサーバ VMware ESX サーババックアッププロキシサーバ仮想マシン (Windows 2 台 ) 2 台 要件例 :VMware 環境の仮想マシンで 必要なドライブデータたけバックアップする D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) C. VMware ESX サーバ C. VMware ESX サーバ B. VCB プロキシサーバ B. VCB プロキシサーバ Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B 3 VMware ESX サーバで仮想マシンのスナップショットを作成し 丸ごとバックアップします ESX サーバからバックアップデータを受け取るには VDDK を導入したバックアッププロキシが必要です Arcserve Backup では Agent for Virtual Machines を導入すると VDDK も一緒に導入します この構成では バックアッププロキシのみに Agent for Virtual Machines を導入します Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンスは バックアップ対象の仮想マシンと バックアッププロキシに必要です Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B, D, E, 3 VMware ESX サーバのファイルモードで 必要なドライブデータのみをバックアップします ESX サーバからバックアップデータを受け取るには VDDK を導入したバックアッププロキシが必要です Agent for Virtual Machines を導入すると VDDK も一緒に導入します この構成では バックアッププロキシにのみ Agent for Virtual Machines を導入します ( 仮想マシンに直接ファイルをリストアする場合には 該当の仮想マシンにも Agent for Virtual Machines を導入します ) Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンスは バックアップ対象の仮想マシンと バックアッププロキシに必要です Linux 仮想マシンをファイル単位でバックアップしたい場合には [59] をご覧ください

Hyper-V 環境のバックアップ [54] Hyper-V 環境の raw モードバックアップ 環境例 : バックアップサーバ Hyper-Vサーバ 仮想マシン (Windows Linux ) 2 台 [55] Hyper-V 環境のファイルモードバックアップ 環境例 : バックアップサーバ Hyper-Vサーバ仮想マシン (Windows 2 台 ) 2 台 要件例 :Hyper-V 環境の仮想マシンを raw モードで丸ごとバックアップする 要件例 :Hyper-V 環境の仮想マシンで 必要なドライブデータたけバックアップする C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Linux) C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) B. Hyper-V サーバ B. Hyper-V サーバ Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は バックアップ対象となる Hyper-V サーバと各仮想マシンにライセンスが必要です この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を Hyper-V サーバへインストールします Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B, C, D 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は バックアップ対象となる Hyper-V サーバと各仮想マシンにライセンスが必要です この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を Hyper-V サーバと各仮想マシンへインストールします

多数の仮想マシンのバックアップ [56] VMware 環境の多数の仮想マシンのバックアップ 環境例 : バックアップサーバ 1ドライブ搭載のテープライブラリ VMwareサーバ 仮想マシン (Windows 20 台 ) 20 台 要件例 : 複数の仮想マシンをバックアップする D. 仮想マシン E 仮想マシン F. 仮想マシン (Windows) (Windows) (Windows) W. 仮想マシン (Windows) C. VMware サーバ [57] Hyper-V 環境の多数の仮想マシンのバックアップ 環境例 : バックアップサーバ 1ドライブ搭載のテープライブラリ Hyper-Vサーバ 仮想マシン (Windows 20 台 ) 20 台 要件例 : 複数の仮想マシンをバックアップする C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) V. 仮想マシン (Windows) B. Hyper-V サーバ B. VCB プロキシサーバ ( または VDDK) 1 ドライブ搭載テープライブラリ 1 ドライブ搭載テープライブラリ VM Agent per Host License B 1 多数の仮想マシン ( 仮想マシン無制限 ) をバックアップするには VM Agent per Host License を利用します このライセンスは VMware ESX サーバの台数分必要です VM Agent per Host ライセンスは バックアッププロキシ用のライセンスも含みます 他のポイントは構成例 [58] や [59] と同じです VM Agent per Host License B 1 多数の仮想マシン ( 仮想マシン無制限 ) をバックアップするには VM Agent per Host License が利用できます VM Agent per Host License を Hyper-V サーバへインストールします ただし ファイルモードやファイル単位のリストアを許可する場合は 各仮想マシンへのインストールが必要です 環境やバックアップのモード別の構成例については [60] [61] を参照してください

Client Agent を使用したバックアップ [58] VMware 環境の Windows 仮想マシンのバックアップ 環境例 : バックアップサーバ VMware ESX サーバ仮想マシン (Windows 3 台 ) 3 台 [59] VMware 環境の Linux 仮想マシンのバックアップ 環境例 : バックアップサーバ VMware ESX サーバ仮想マシン (Linux 3 台 ) 3 台 要件例 : 物理環境のサーバと同様に Client Agent for Windows を使用して VMware 環境の仮想マシンをバックアップする C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) 要件例 : 物理環境のサーバと同様に Client Agent for Linux を使用して VMware 環境の仮想マシンをバックアップする C. 仮想マシン (Linux) D. 仮想マシン (Linux) E. 仮想マシン (Linux) B. VMware ESX サーバ B. VMware ESX サーバ Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D, E 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は バックアップ対象となる VMware 環境の各仮想マシンにライセンスが必要です この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を各仮想マシンへインストールします Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D, E 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は バックアップ対象となる VMware 環境の各仮想マシンにライセンスが必要です この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle にバンドルしている Client Agent for Linux を利用します

Client Agent を使用したバックアップ [60] Hyper-V 環境の Windows 仮想マシンのバックアップ [61] Hyper-V 環境の Linux 仮想マシンのバックアップ 環境例 : バックアップサーバ Hyper-V サーバ仮想マシン (Windows 3 台 ) 3 台 要件例 : 物理環境のサーバと同様に Client Agent for Windows を使用して Hyper-V 環境の仮想マシンをバックアップする 環境例 : バックアップサーバ Hyper-V サーバ仮想マシン (Linux 3 台 ) 3 台 要件例 :Hyper-V 環境の仮想マシンを Client Agent を使用してバックアップする C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) C. 仮想マシン (Linux) D. 仮想マシン (Linux) E. 仮想マシン (Linux) B. Hyper-V サーバ B. Hyper-V サーバ Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D, E 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は バックアップ対象となる各仮想マシンにライセンスが必要です この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を各仮想マシンへインストールします Hyper-V サーバをバックアップするには Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を 1 ライセンス追加します Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D, E 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は バックアップ対象となる各仮想マシンにライセンスが必要です この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle でライセンス提供される Client Agent for Linux を各 Linux 仮想マシンへインストールします

ベース製品を使用したバックアップ [62] 仮想マシンにバックアップサーバを構築したバックアップ [63] 仮想マシンにバックアップサーバを構築して使用中のファイルをバックアップ 環境例 : バックアップサーバ ( 仮想マシン ) 仮想マシン (Windows ) 2 台 環境例 : バックアップサーバ ( 仮想マシン ) 仮想マシン (Windows ) 2 台 要件例 : 仮想サーバの仮想マシンに Arcserve Backup ベース製品を導入して 仮想マシンのデータをファイルシステムデバイスにバックップする 要件例 : 仮想サーバの仮想マシンに Arcserve Backup ベース製品を導入して バックアップサーバの使用中のファイルをバックップする B. 仮想マシン ( バックアップサーバ ) C. 仮想マシンD. 仮想マシン (Windows) (Windows) B. 仮想マシン ( バックアップサーバ ) C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) A. 仮想サーバ (VMware/Hyper-V) A. 仮想サーバ (VMware/Hyper-V) Arcserve Backup B 1 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D 2 Arcserve Backup B 1 Agent for Open Files B 1 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D 2 仮想マシンにバックアップサーバを構築する場合は Arcserve Backup ベース製品を導入します バックアップ装置はディスクベースデバイス (FSD / DDD) と iscsi 経由の VTL を利用できます 仮想マシンにバックアップサーバを構築する場合は Arcserve Backup ベース製品を導入します バックアップ装置はディスクベースデバイス (FSD / DDD) と iscsi 経由の VTL を利用できます バックアップサーバで使用中のファイルをバックアップするには 別途 Agent for Open Files を利用します 他の仮想マシンには Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンスを利用します

ベース製品を使用したバックアップ [64] 仮想マシンにバックアップサーバを構築して VTL にバックアップ 環境例 : バックアップサーバ ( 仮想マシン ) 複数ドライブ設定のVTL 仮想マシン 2 台 要件例 : 仮想マシンにバックアップサーバを構築し 複数ドライブを設定した iscsi 接続の VTL にバックアップする B. 仮想マシン ( バックアップサーバ ) C. 仮想マシンD. 仮想マシン (Windows) (Windows) iscsi 接続のテープライブラリ ( 複数ドライブ ) A. 仮想サーバ (VMware/Hyper-V) Arcserve Backup B 1 Tape Library Option B 1 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle C, D 2 仮想マシンにバックアップサーバを構築する場合は Arcserve Backup ベース製品を導入します iscsi 経由の VTL に複数ドライブを設定する場合 Tape Library Option が必要です

ベース製品を使用したバックアップ [65] Amazon EC2 環境の仮想マシンのバックアップ [66] Microsoft Azure 環境の仮想マシンのバックアップ 環境例 :Amazon EC2 仮想マシン 3 台 環境例 :Microsoft Azure 仮想マシン 3 台 要件例 :Amazon EC2 環境上の仮想マシンをバックアップする 要件例 : Microsoft Azure 環境上の仮想マシンをバックアップする Microsoft Azure 仮想ネットワーク Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B, C 2 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B, C 2 Amazon EC2 環境の仮想マシンのデータを バックアップサーバに作成したディスクベースデバイスにバックアップできます Amazon S3 をクラウドデバイスとしてステージングやアーカイブデータの最終保存先として利用することもできます Arcserve Backup のエージェント製品を利用すると クラウド仮想マシン上の SQL DB や Oracle DB のオンラインバックアップを実現します Microsoft Azure 環境の仮想マシンのデータを バックアップサーバに作成したディスクベースデバイスにバックアップできます Microsoft Azure ストレージをクラウドデバイスとしてステージングやアーカイブデータの最終保存先として利用することもできます Arcserve Backup のエージェント製品を利用すると クラウド仮想マシン上の SQL DB のオンラインバックアップを実現します

Arcserve Backup と Arcserve Replication の連携 [67] レプリケーションしたデータをテープやディスクにバックアップ 環境例 : 複製元サーバ 複製先サーバ兼バックアップサーバ 要件例 : 本番サーバの代わりに Arcserve Replication で複製したレプリカサーバからバックアップを行う Arcserve Replication B, C 2 レプリカから取得したバックアップデータを マスタ ( 複製元 ) サーバに直接リストアする場合は Client Agent for Windows のライセンスを追加し マスタサーバに導入します * Arcserve UDP Premium / Premium Plus Edition でも同一の要件を満たすことができます