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強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着

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JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521

危険度判定評価の基本的な考え方 擁壁の種類に応じて 1) 基礎点 ( 環境条件 障害状況 ) と 2) 変状点の組み合わせ ( 合計点 ) によって 総合的に評価する 擁壁の種類 練石積み コンクリートブロック積み擁壁 モルタルやコンクリートを接着剤や固定材に用いて 石又はコンクリートブロックを積み

Transcription:

www.unite-inc.com 改質アスファルトシート防水 ユナイトトーチ工法 常温粘着工法 UNITE TORCH JOHON JIS Q 400 JSAE 764 CM00 本 社 福岡営業所 40-035 静岡県沼津市桃里 - TEL:055-967-85( 代 ) FAX : 055-967-360 80-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴 3-7-3 TEL:09-735-774( 代 ) 大禅ビル FAX : 09-735-077 取扱代理店 06.. 6- (WF) 07

環境対応型工法 はじめに UNITE トーチ 常温粘着工法の改質アスファルト防水は アスファルト熱工法の防水信頼性を維持しながら煙や臭気がなく 人と街に優しい防水です UNITE の改質アスファルトシートは 感温性 ( 気温の変化による硬さの変化 ) が小さく 耐久性と溶融性 接着性に優れた超高性能防水シートで 四季があり 東西の気温差が大きく 高温多湿な日本列島のあらゆる地域に適合し 改修と新築それぞれのニーズに対応する多彩なバリエーションをご提供できます UNITE トーチ工法 常温粘着工法は 高い防水信頼性とともに 環境面においても 防水廃材の削減 CO 排出量の削減を追求し 建設現場におけるゼロエミッションを実現します トーチ 常温粘着工法の特長. 安全 省力化施工 トーチバーナーによる熱溶着工法や自己粘着層による張付け工法のため施工現場から危険を排除し 安全な工事が可能で施工のスピードアップがはかれます. 環境を保護 アスファルト熱工法にくらべ 臭いや煙の発生が少なく周囲の環境を守る脱公害型の工法です 3. 豊富な仕様選択 粘着層付シートとの複合によって 省燃費化や施工の迅速化が可能となり多様なニーズに対応できる防水仕様が選択できます CONTENTS トーチ 常温粘着工法の特長 JIS 規格と公的防水仕様 防水仕様の選定 3~4 5~6 ー防水仕様ートーチ工法露出防水 押え防水仕様 7~8 露出断熱 押え断熱 露出断熱改修防水仕様 9~0 改修標準仕様 ~ 常温粘着工法露出防水 押え防水 露出断熱 押え断熱仕様 改修標準 露出断熱改修防水仕様 防水材料ガイド 防水材料製品一覧 0 技術資料 防水施工 改修工事の注意事項 6 3~4 5~6 7~9 ~ 3~5

JIS 規格と公的防水仕様 改質アスファルトシートの JIS 規格 980 年代後半に入り ポリマーを配合して性質を改善したアスファルトによって 高性能を示す改質アスファルトルーフィングシートの有用性が認識されるようになり 防水層の適切な設計と施工のため99 年にJlS A 603として規格が制定されました 制定後 3 年を経過し 運用上の問題点が幾つか指摘されるようになり 運用のしやすい枠組みを目的に 996 年に改正が行われ 引用規格の改正 廃止に伴い 更に 005 年に見直されました 下表に規格の概要を示します 用途による区分と厚さ 材料構成による区分 品質 用途による区分 厚さ mm 露出単層防水用 3.0 以上 (4.0 以上 ) 露出複層防水用.0 以上 (3.0 以上 ) 非露出単層防水用.5 以上 (3.5 以上 ) 非露出複層防水用.5 以上 (.5 以上 ) ( ) 内の数値は トーチバーナーを用いて施工するルーフィングに適用する 材料構成による区分材料構成記号 主要構成材が改質アスファルトで 繊維質シートなどを補強材とし補強タイプ R 種て構成されるルーフィング無補強タイプ主要構成材が改質アスファルトのルーフィング N 種 用途による区分 露出単層防水用及び非露出単層防水用 温度特性による区分 ( 単位 ) 温度特性による区分 耐折曲げ性無処理加熱後 Ⅰ 類 5 5 Ⅱ 類 5 5 露出複層防水用及び非露出複層防水用 材料構成による区分 R 種 N 種 R 種 N 種 無処理 80 以上 0 以上 50 以上 0 以上 引張り強さ加熱後 N/cm 引アルカリ浸せき後 無処理試験値の80% 以上 張無処理 5 以上 400 以上 5 以上 400 以上伸び率加熱後 % り無処理試験値の80% 以上アルカリ浸せき後 抗張積 N %/cm 無処理 500 以上 000 以上 000 以上 000 以上 引裂強さ N 0 以上 耐熱性 垂れ下がり長さ mm 5 以下外観垂れ落ち及び発泡が生じないこと 寸法安定性 寸法変化率 % 0.0±.0 外観異状なしわ 反り 層間はく離が生じないこと 接合強さ N/cm 50 以上又は幅方向の無処理引張強さの70% 以上 耐へこみ性 穴が生じないこと 耐疲労性 ひび割れ 裂け 破断が生じないこと 改質アスファルトシートの公的防水仕様 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 平成 8 年版公共建築工事標準仕様書及び公共建築改修工事標準仕様書の改質アスファルトシート防水のトーチ 常温粘着工法は下記の通り です 密着工法 絶縁工法 断熱工法 工法新営改修 3 4 5 トーチ AS-T AS-T 常温粘着 AS-J トーチ 常温粘着 トーチ 常温粘着 AS-T3 6 3 AS-T4 4 5 3 AS-J 3 ASI-T 7 8 ASI-J 7 9 AS-J3 3 4 5 6 プライマー塗り 0.(0.4)kg/m 0 改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 改質アスファルトシート ( 露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) R 種 3.0mm 以上 ) 改質アスファルトシート ( 露出単層防水用 R 種 4.0mm 以上 ) 塗り 粘着層付改質アスファルトシート塗り ( 露出単層防水用 R 種 3.0mm 以上 ) 部分粘着層付改質アスファルトシート改質アスファルトシート ( 露出複層防水用 ( 非露出複層防水用 R 種 3.0mm 以上 ) R 種.5mm 以上 ) あなあきシート.ALC パネルの場合は 工程 を ( ) 内とする.AS-T3 のは工程 を改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) とする 3.AS-J のは工程 を粘着層付改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) とする 4.AS-T4 のは あなあきシートを省略する 5.AS-T4 を部分的に溶着させる場合は 工程 を省略する 6.AS-T3 を部分的に溶着させる場合は 工程 を改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) とする 7.ASI-T と ASI-J の工程 の断熱材張付けは 改質アスファルトシート製造所の仕様による 8.ASI-T のは 工程 3 を改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) とする 改質アスファルトシートによる改修工法一覧表 既設防水工法の種別 保護アスファルト防水工法 露出アスファルト防水工法 既存保護層及び防水層の撤去の有無による区分 保護層 防水層非撤去 ( 部等撤去 ) 露出防水層撤去 露出防水層非撤去 ( 部等撤去 ) 改質アスファルトシート ( 露出単層防水用 R 種 4.0mm 以上 ) 塗り 塗り 塗り 部分粘着層付 粘着層付 改質アスファルトシート改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 ( 露出複層防水用 塗り R 種.5mm 以上 ) R 種.0mm 以上 ) 粘着層付 部分接着用シート 改質アスファルトシート ( 露出単層防水用 塗り R 種 3.0mm 以上 ) 断熱材張付け 部分粘着層付改質アスファルトシート改質アスファルトシート ( 露出複層防水用 ( 非露出複層防水用 R 種 3.0mm 以上 ) R 種.5mm 以上 ) 部分粘着層付 粘着層付 断熱材張付け 改質アスファルトシート改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 ( 露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) R 種.0mm 以上 ) 塗り 塗り 9.ASI-J のは 工程 3 を粘着層付改質アスファルトシート ( 非露出複層防水用 R 種.5mm 以上 ) とする 0. 防湿層の設置は特記による. 仕上げ塗料の種類及び使用量は特記による. 下地が既存防水層の場合は 工程 を省略し アスファルト系下地調整材を塗布する 3.P0AS 工法の場合 プライマーの吸い込みが著しく 工程 の使用量で不足する場合は 監督職員と協議する 4.AS-J3 は P0AS 工法の場合のみとする 5.AS-J3 のは 部分接着用シートを省略する 6.AS-J3 の工程 3 を部分粘着層付改質アスファルトシート ( 露出単層防水用 R 種 3.0mm 以上 ) とする場合は 工程 を省略し は 粘着層付改質アスファルトシート ( 露出単層防水用 R 種 3.0mm 以上 ) とする ( 注 ) 6 は改修工法の場合 新設防水工法の種別改修工法名称 改修標仕 による工法の種別 絶縁工法 P0AS AS-T3 AS-T4 AS-J AS-J3 断熱工法 P0ASI ASI-T ASI-J 絶縁工法 M3AS AS-T3 AS-T4 AS-J AS-J3 断熱工法 M3ASI ASI-T ASI-J 密着工法 M4AS AS-T AS-T AS-J 断熱工法 M4ASI ASI-T ASI-J 3 4

防水仕様の選定 防水仕様選定基準 建築物の設計に際し その建物の防水仕様を選定する場合 検討すべき課題は下記のような項目があります. 予算 ( 付属部材や保護層を含む ). 建築物のつくりやデザインとの適合牲 ( 構造 勾配 下地材 重量 / 意匠 ) 3. 信頼性や実耐用年数 4. 地域性と気象や施工時期の諸問題 5. 保護層や仕上材の色彩や質感 6. 維持管理の難易度 特に防水は下地材の種類によって 留意しなければならない諸問題が発生します 軽量素材や長大スパン建築物など たわみ 振動 振幅 が大きく ムーブメントの大きな防水下地 となり防水設計上の考慮が必要となります また 改修工事に際しては上記項目の他 既存防水層との相性や取り合い 施工環境の保全などの近隣対策など 留意しなれけばならない諸問題に対応する必要があります また住宅の居住性能を向上させるため防水層に断熱材を複合するケースが近年さかんに採用されるようになっています 柔軟で耐久性に優れたユナイトトーチ 常温粘着工法は これらの諸問題を解決いたします 下にユナイトトーチ 常温粘着工法の仕様選択表を示します 断熱仕様 仕様工法種類 露出仕様 押え仕様 露出 押え (USD) トーチ 常温粘着 新築 改修 単層防水複層防水密着絶縁密着絶縁 NV-35A NV-35F NV-40 NV-35H NV-40H NV-40LP NV-40A NV-40F NV-40L NV-40LH NV-40LA NV-40LF MV-35 MV-40 MV-40L CV-35 CV-40 CV-40L MV-35A MV-40LA MV-35F MV-40F MV-40LF MV-35H MV-40H MV-40LH 新築 NH-3 NH-3A NH-3H 改修 MH-3 MH-3A MH-3H トーチ新築 WV-40 WV-40L WV-5A WV-5F 常温粘着共通 WH-3 WH-3A トーチ 常温粘着 下地が押えコンクリートの場合も適用可 仕様記号の見方 ( 例 ) NV-40LF の場合 新築 改修 FVU-35A FVU-40LA FVU-40A FVU-35AR FVU-40LAR WV-5H FVU-40H FVU-40LH FVU-40HR FVU-40LHR 新築 FHU-3A FHU-3H 改修 FHU-3HR トーチ新築 FVS-40 FVS-40L FVS-5F FVS-5H 常温粘着共通 FHS-3A FHS-3H CV-35H CV-40LH N V 40L F 仕様種別 工法種別 主防水の厚さ 複合する防水材 N 新築露出 V トーチ工法 40L 4.0mm H ハイタックシート W 新築押え H 常温粘着工法 スレートチップ砂 A ハイタックシート C 改修 ( コンクリート下地 ) 40 4.0mm UH-0A M 改修 ( 砂付ルーフィング下地 ) 35 3.5mm F バーテックスシート F 断熱 U 硬質ウレタンフォーム 3 3.mm P ベントホール S ポリスチレンフォーム 5.5mm 国土交通省仕様への対応 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修による平成 8 年版公共建築工事標準仕様書 ( 新営 改修 ) のユナイト防水の対応仕様は下表を参照して下さい 工法新営改修部位 3 4 5 6 密着工法 絶縁工法 断熱工法 AS-T AS-T AS-J AS-T3 AS-T4 AS-J AS-J3 ASI-T ASI-J プライマー S プライマー S UV-40LG (40) UV-40LG (35 40) プライマー S プライマー S UV-40LG (35 40) ベントホール UV-40LG プライマー S UV-40LG プライマー S プライマー S 硬質ウレタン UV-40LG ボンドSF フォーム ( 周辺部 UH-0A) (35 40) プライマー S UV-40LG (35 40) 硬質ウレタンボンドSF フォームプライマー S 断熱材の材質及び厚さは特記によります 改修工事ではの既存防水層の膨れや損傷箇所は修復し 部は原則として撤去します 既存下地が砂付ルーフィングで アスファルト系下地調整材を使用する場合は 工程目を省略します コーナー部は増張りを入れて下さい ( ) 内の 35 40 は UV-35 UV-40 に変更可能です 日本建築学会建築工事標準仕様書 JASS8(04) の対応 種別仕様記号部位 3 4 5 トーチ密着保護 トーチ密着露出 トーチ断熱露出 常温絶縁露出 常温断熱露出 AT-PF AT-MF AT-MT AS-MS AS-MT UV-40LG (40) 現場打ちコンクリート 硬質ウレタンフォームプライマー S ボンドSF0.5kg/m UV-40LG (35 40) 0.kg/m (0.4kg/m ) UV-40LG (35 40) 硬質ウレタンフォームボンド SF0.5kg/m. その他アスファルトコンクリート コンクリート平板類 砂利 モルタル 断熱工法等が適用可 但し 現場打ちコンクリートとアスファルトコンクリートは RC 下地のみ モルタル仕上げは室内のみとなります.ALC 下地の場合は 工程目を ( ) 内とします ( 注 )ALC 下地の場合は ALC 短辺接合部に絶縁用テープを設けて下さい Pca 下地の場合は Pca 接合部に絶縁用テープを設けて下さい ( ) 内の 35 40 は UV-35 UV-40 に変更可能です 5 6

トーチ工法 施工例 NV-40L 施工例 NV-40LH 又は UH-0A UV-40LG ( 別途 ) テープV 又はVT ユナイトプライマー S UV-40LG( 別途 ) テープVT( 突合せ部補強用 ) ユナイトプライマー S 露出防水 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m NV-40L 4. 5.0 UV-40LG NV-40LP 6. ベントホール 4. 5.7 UV-40LG NV-40LA 6. 7.0 UH-0A 6.7 8.0 又はUH-0A NV-40LF 6.7 7.8 NV-40LH 6. 7.5 6.7 8.0 又はUH-0A * NV-40L 40LP 仕様のコーナー部は テープ V(50mm 幅 ) 又は VT(40mm 幅 ) で増張りします * は切り付け部から 500mm 程度離し 又は UH-0A を張り掛けます * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします * AS-T AS-T3 に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます 3 4 5 ( 別途 ) ( 別途 ) * NV-40L の 工程目を UV-40 に変更する場合 仕様記号は NV-40 となります * NV-40LA 40LF 40LH の 3 工程目を UV-35 に変更する場合 仕様記号は NV-35A 35F 35H となります * NV-40LA 40LF 40LH の 3 工程目を UV-40 に変更する場合 仕様記号は NV-40A 40F 40H となります 押え防水仕様記号部位厚さ mm 重さ kg/m WV-40 WV-5A WV-5F WV-5H 4.4 5.0 UV-40 4. 4.9 4.9 5.3 UH-0A 5.4 6. 又はUH-0A 5.4 6.3 6. 4.9 5.8 5.4 6. 又はUH-0A * WV-40 仕様のコーナー部は テープ V(50mm 幅 ) 又は VT(40mm 幅 ) で増張りします * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします 3 4 5 絶縁シート 押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) 絶縁シート押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) 絶縁シート押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) 絶縁シート押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) * は切り付け部から 500mm 程度離し 又は UH-0A を張り掛けます * WV-40 仕様の 工程目を UV-40LG に変更する場合 仕様記号は WV-40L となります 7 8

施工例 FVU-40LA UH-0A 施工例 FVU-40LHR UH-0A PU 断熱材ユナイトボンドSF ユナイトプライマー S UV-40LG( 別途 ) ユナイトプライマー S PU 断熱材 UV-40LG( 別途 ) テープVT( 突合せ部補強用 ) ユナイトボンド SF ユナイトベースコート 既存下地 ( 砂付ルーフィング ) 露出断熱 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m FVU-40LA 37. 9.3 ボンドSF 0.5kg/m 6. 7.0 UH-0A FVU-40LH 37. 9.7 ボンドSF 0.5kg/m 6. 7.0 UH-0A * 断熱材の厚さは 設計図書に指定がある場合はこれによります * は切り付け部から 500mm 程度離し UH-0A を張り掛けます * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします *FVU-40LA 40LH の UH-0A は に変更可 (ASI-T に対応する場合は に変更します ) 3 4 5 6 7 PU 断熱材 30mm UH-0A PU 断熱材 30mm * ASI-T に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます * FVU-40LA の 5 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合 仕様記号は FVU-35A 40A となります * FVU-40LH の 5 工程目を UV-40 に変更する場合 仕様記号は FVU-40H となります 押え断熱 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m FVS-40 39.7 6.7 4. 4.9 UV-40 FVS-5F 4.4 8. 6. FVS-5H 40.9 7.6 6. 又はUH-0A * 断熱材の厚さは 設計図書に指定がある場合はこれによります * は切り付け部から 500mm 程度離し 又は UH-0A を張り掛けます * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします 3 4 5 6 7 ハイタックボンド 0.3kg/m PS 断熱材 35mm 絶縁クロス 押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) テープW PS 断熱材 35mm 絶縁クロス押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) テープW PS 断熱材 35mm 絶縁クロス押え層 ( 別途 ) 押え層 ( 別途 ) * FVS-40L のコーナー部は テープ V(50mm 幅 ) 又は VT(40mm 幅 ) で増張りします * FVS-5F 5H のを露出防水にする場合は 上層を砂付シートに変更します * FVS-40 の 工程目を UV-40LG に変更する場合 仕様記号は FVS-40L となります 露出断熱改修防水 仕様記号部位厚さmm 重さkg/m 38.0 0.0 の既存防水層の膨れやベースコート FVU-40LAR 6. 7.0 損傷箇所は修復する ( 別途 ) 38.0 0.5 部の既存防水層は原ベースコート FVU-40LHR 6. 7.0 則として撤去する ( 別途 ) * 断熱材の厚さは 設計図書に指定がある場合はこれによります * は切り付け部から 500mm 程度離し UH-0A を張り掛けます * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします 3 4 5 6 7 ボンドSF 0.5kg/m PU 断熱材 30mm UH-0A UH-0A ボンドSF 0.5kg/m PU 断熱材 30mm UH-0A * FVU-40LAR 40LHR の UH-0A は に変更可 (ASI-T に対応する場合は に変更します ) * ASI-T に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます * FVU-40LAR の 6 工程目を UV-35 に変更する場合 仕様記号は FVU-35AR となります * FVU-40LHR の 6 工程目を UV-40 に変更する場合 仕様記号は FVU-40HR となります 9 0

施工例 MV-40L UV-40LG( 別途 ) ユナイトプライマー S テープV 又はVT ユナイトベースコート 施工例 CV-40LH 又はUH-0A ユナイトプライマー S UV-40LG( 別途 ) テープVT( 突合せ部補強用 ) 改修標準 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m MV-40L 5.0 5.8 ベースコート 4. 5.0 の既存防水層の膨れや MV-40LA ( 別途 ) 6.7 8.0 7.0 7.8 損傷箇所は修復する ベースコート MV-40LF 7.5 8.8 ベースコート部の既存防水層は原 6.7 8.0 則として撤去する MV-40LH 7.0 8.3 ( 別途 ) ベースコート 6.7 8.0 * MV-40L 仕様のコーナー部は テープ V(50mm 幅 ) 又は VT(40mm 幅 ) で増張りします * は切り付け部から 500mm 程度離し 又は UH-0A を張り掛けます * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします * AS-T T3 に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます * MV-40L の 3 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合 仕様記号は MV-35 40 となります 3 4 5 UH-0A 又はUH-0A 又はUH-0A * MV-40LA の 3 工程目を UV-35 に変更する場合 仕様記号は MV-35A となります * MV-40LF の 4 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合 仕様記号は MV-35F 40F となります * MV-40LH の 4 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合 仕様記号は MV-35H 40H となります * MV-40L のを複層にする場合 を使用します 仕様記号は MV-40LW となります 仕様記号部位厚さmm 重さkg/m CV-40L 4. 5.0 既存押え層のき裂 不陸 段 差は修復し清掃する 6. 6.5 CV-40LH ( 別途 ) 6.7 7.0 * CV-40L 仕様のコーナー部は テープ V(50mm 幅 ) 又は VT(40mm 幅 ) で増張りします * は切り付け部から 500mm 程度離し 又は UH-0A を張り掛けます * のエンドラップは突き付けとし テープ VT(40mm 幅 ) で増張りします 3 4 5 又はUH-0A * AS-T T3 に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます * CV-40L の 3 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合 仕様記号は CV-35 40 となります * CV-40LH の 4 工程目を UV-35 に変更する場合 仕様記号は CV-35H となります

常温粘着工法 施工例 状況に応じてトーチバーナー又は接着補助材を併用して下さい 施工例 NH-3A FHU-3H (別途) シート接合部コーチング処理 ボンドSF接着 シート接合部コーチング処理 (別途) ボンドSF接着 ユナイトプライマーS ユナイトボンドSF テープVA 突合せ部補強用 PU断熱材 ユナイトプライマーS シート接合部コーチング処理 露出防水 仕様記号 NH-3 NH-3A NH-3H 部位 厚さmm 重さkg/m 3 3.7 4.5 6.5 仕様記号 WH-3 WH-3A 部位 厚さmm 重さkg/m 3.9 3.7 5.4 4.6 4.5 6. 3 4 絶縁シート 仕様記号 FHU-3A FHU-3H FHS-3A FHS-3H 部位 厚さmm 重さkg/m 36. 36. 40.7 40.7 8. 8.5 7.7 7.6 7 絶縁シート 5 6 7 7 3 4 5 6 ボンドSF 0.5kg/m ボンドSF 0.5kg/m PU断熱材 30mm PU断熱材 30mm PS断熱材 35mm 絶縁クロス ハイタックボンド 0.3kg/m ハイタックボンド 0.3kg/m PS断熱材 35mm 絶縁クロス プライマーS 0.kg/m 断熱材の厚さは 設計図書に指定がある場合はこれによります は切り付け部から 500mm 程度離し を張り掛けます のエンドラップは突き付けとし テープ VA 40mm 幅 を増張りします 3 6 浴室 厨房は適用不可 WH-3 のコーナー部は テープ VA 40mm 幅 で増張りします WH-3A の 3 工程目を に変更可 露出 押え断熱 5 のエンドラップは突き付けとし テープ VA 40mm 幅 で増張りします AS-J に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます NH-3 のコーナー部は テープ VA 40mm 幅 で増張りします は切り付け部から 500mm 程度離し を張り掛けます 押え防水 4 FHS-3A 3H の 3 工程目を に変更可 その場合 PS 断熱材張り付けはテープ W を使用します ASI-J に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます 浴室 厨房は適用不可 4

施工例 施工例 MH-3A FHU-3HR (別途) シート接合部コーチング処理 ボンドSF接着 シート接合部コーチング処理 (別途) ボンドSF接着 テープVA 突合せ部補強用 立上部 既存防水層撤去 ユナイトプライマーS 既存砂付ルーフィング撤去 ユナイトプライマーS PU断熱材 シート接合部コーチング処理 ユナイトボンドSF ユナイトベースコート ユナイトベースコート 既存防水層調整 清掃別途 改修標準 仕様記号 MH-3 MH-3A MH-3H 部位 厚さmm 重さkg/m 4.5 3.7 5.3 4.5 6.8 7. の既存防水層の膨れや 損傷箇所は修復する 別途 部の既存防水層は原 則として撤去する 別途 既存砂付ルーフィング ベースコート ベースコート ベースコート MH-3 のコーナー部は テープ VA 40mm 幅 で増張りします のエンドラップは突き付けとし テープ VA 40mm 幅 で増張りします 露出断熱改修防水 仕様記号 FHU-3HR 部位 平 場 厚さmm 重さkg/m 3 4 5 6 7 は切り付け部から 500mm 程度離し を張り掛けます AS-J に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます 3 4 5 6 7 37.0 9.3 の既存防水層の膨れや 損傷箇所は修復する 別途 ベースコート ボンドSF 0.5kg/m PU断熱材 30mm 部の既存防水層は原 則として撤去する 別途 断熱材の厚さは 設計図書に指定がある場合はこれによります は切り付け部から 500mm 程度離し を張り掛けます のエンドラップは突き付けとし テープ VA 40mm 幅 で増張りします ASI-J に対応する場合は コーナー部に増張りを入れます 断熱材の選定 性能及び特長 厚さの設定 硬質ウレタンフォーム及び押出法ポリスチレンフォームの代表性状を下表に示します 一般的に露出断熱防水仕様には硬質ウレタンフォームを 押え断熱防水仕様 USD工法 には押出法ポリスチレンフォームを使用します ユナイト防水仕様では断熱材の厚さを硬質ウレタンフォームが30mm 押出法ポリスチレンフォームを35mmとしていますが 官公庁物件等で は断熱材の厚さは 鉄筋コンクリート造住宅の新省エネルギー基準 等 それぞれ建設地区や建築物の種類 目的により算定基準が適用され 定められています 断熱材の材質及び厚さは原則として設計図書に従って下さい 材質 項目 用途 適用 JIS JIS A 95 密 度 kg/m3 熱伝導率 W/m K 性能 曲げ強さ N/cm 圧縮強さ N/cm 特 長 製品名 規格 寸法 5 硬質ウレタンフォーム PU 露出断熱工法用 A種保温板種号 35以上 0.03以下 5以上 0以上 押出法ポリスチレンフォーム PS 押え USD 断熱工法用 A種保温板3種b 5以上 0.08以下 5以上 0以上 熱伝導率が小さく耐熱性に優れ独立気泡のため 水や水 圧縮強度が大きく 圧縮クリープ性に優れ 又 透湿性 蒸気の侵入に対する抵抗性が大きい 吸水性が小さいため安定した断熱性を維持する アキレスボードGF 605mm 90mm 5mm 50mm ミラフォームMRS 90mm 90mm 5mm 50mm 6

防水材料ガイド トーチ工法用シー卜 改質アスファルト系プライマー テープ類 バーテックスシート ( 上層用 ) バーテックスシート ( 上層用 ) バーテックスシート ( 下層用 ) ユナイトプライマー S 6kg/ 缶ユナイトプライマー E 7kg/ 缶ユナイトプライマー S は改質アスファルトを石油系溶剤でカットバックしたもので 防水下地との密着をより確かなものとします ユナイトプライマー E は溶剤を含まないため 引火火災や中毒の危険性がない水性系のプライマーです ユナイトテープV VT VA W テープ V は両面がフィルムタイプのトーチ溶融型の補強テープです テープ VA VT は片面粘着型の補強テープで 出入隅部やドレン 役物回り HS- 5F の突合せ部の補強張りに使用します 低温時はバーナーを併用して下さい テープ W はポリスチレン系断熱材をシートへ固定するための両面ブチル系粘着層付テープです 接着剤 / 塗膜防水材 UV-40LG 4.0mm m 8m(38kg) 高強力な不織布に SBS 系改質アスファルトを積層し 表層にはスレートチップを固着させた上張り用のシートです 耐候性に優れ紫外線の劣化から防水層をガードします UV-40 UV-35 4.0mm m 8m(33kg) 3.5mm m 8m(30kg) 高強力な不織布に APP 系改質アスファルトを積層したシートで表層には砂粒を固着させたシートです 露出単層防水用と露出複層防水用に使用します 下地との接着面になるフィルムにはスリットが施してあり 均一な溶融状態が目視できます.5mm m 8m(4kg) シートの両面にはフラットフィルムを積層した複層防水の下張り用シートです 他のシートと複合することにより 水密性に優れた複層の防水層を形成することができます ユナイトボンドSF 0kg/ 缶ユナイトハイタックボンド 8kg/ 袋ユナイトリアスコートA 0kg/ ポリペール缶ユナイトボンド SF はブチルゴムを主成分に特殊アスファルトを配合した常温型の接着剤です 作業性及び接着性に優れ 耐久性に富んだ塗膜接着層を形成します ユナイトハイタックボンドはアクリル酸エステル重合体を主成分とし USD 工法のポリスチレン系断熱材をシート表層砂面に張付ける接着剤として使用します ユナイトリアスコート A はゴムアスファルト系水性エマルションタイプの塗膜防水材です ユナイトコートフラット 5kg/ 缶ユナイトコートノンスリップ 8kg/ 缶耐侯性に優れたアクリル系エマルションタイプの水性保護化粧材で防水層の美観を高め 紫外線からガードします ( シルバー シルバーグレー グレー グリーン ) 骨材を配した軽歩行用に用いるノンスリップタイプもあります 高日射反射率塗料のユナイトコート遮熱クールグレー及び 自己洗浄タイプのユナイトファインクール ( ホワイト グレー グリーン ) もあります シール材 脱気筒 常温粘着工法用シート ( 全面密着型 ) ( 部分絶縁型 ) ハイタックシート ( 上層用 ) ハイタックシート ( 下層用 ) ハイタックシート ( 下層用 ) ユナイトコーチング 0 6kg/ 缶カートリッジ (330ml 30 本入り ) 改質アスファルトを溶剤で希釈し 無機系充填剤を配合したゴムアス系シール材です 作業性にも優れ 長期にわたり弾性を保持し防水層の端末部や役物回りに使用し水密性を高めます ユナイトベントSS( 用 ) ユナイトベント SS は耐久性に優れたステンレス製で下地からの湿気を外部に抜き脱気効果を発揮します 通常は 50 ~ 80m に一個設置します 下地活性材 / 下地調整材 ユナイトベースコート 3kg/ 缶ユナイトレベラー ( 主剤 ) 8kg/ 缶 ( 硬化剤 ) 4kg/ 箱 (7kg 袋 ) ユナイトベースコートは既存のアスファルト系防水層に塗布することにより 優れた浸透性によって旧防水層を活性化させ新規防水層と一体化します ( 使用量 0.8.kg/ m ) ユナイトレベラーは特殊変成エマルションと無機水硬性粉体を混ぜ合せて使用する混合型の仮防水材です 断熱材 硬質ウレタンフォーム (PU) ポリスチレンフォーム (PS) ポリウレタン系断熱材は両面にアスファルトを含浸させたガラス不織布を張り合わせた断熱材で 防水層の下に設定して使用します ポリスチレン系断熱材は耐荷重性に優れており押え層直下の防水層上に施設し使用します 厚さ 50mm を超える場合は別途ご相談下さい 3.mm m 8m(3kg) 表層に砂粒を配した上張り用シートで 接着性に優れた粘着層により 下地へ転圧するだけで防水層をつくります 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい UH-0A.0mm m 5m(3kg) ( トーチ工法用 ).5mm m 6m(6kg) ( 常温粘着工法用 ) シート表面にフィルムを配した全面密着型の下張りシートです 上張り用シートと複合することで工事の省力化 省燃費化がはかれます 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい.5mm m 6m(33kg) ( トーチ及び常温粘着工法用 ) シート裏面にストライプ状の粘着層を設けた下張り絶縁用シートです 通気性能に優れており 信頼性の高い複層絶縁防水が得られます 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい ドレン ユナイトドレン (L LS) は改修工事用の鉛製ドレンで既存ドレンの上に設置して使用します 鉛製のため柔軟で下地になじみ施工が簡単です 縦型の L タイプと横型の LS タイプがあり キャップは別売りとなります 特殊部位補助材 ユナイトメルトベースは特殊コンパウンドを板状に成型したもので トーチバーナーで溶融することで ドレン回りや複雑な部位の水密性を確保することができます 持ち運びに便利なロール状で 現場で必要な分をカットすることが可能で経済的です 7 8

防水材料製品一覧 高日射反射率塗料 ユナイトコート遮熱クールグレー 露出防水層表面に塗装することで 効率よく太陽光を反射し 輻射熱による防水層の熱劣化を抑えることができます ユナイトコート遮熱クールグレーは防水層のロングライフ化を実現しヒートアイランド現象の緩和にも貢献します グリーン購入法 ( 近赤外域の日射反射率が 50% 以上 ) に適合した塗料です 日射反射率は ( 財 ) 日本塗料検査協会試験による 温度 ( ) 80 75 70 65 60 55 50 45 40 全波長域 300 500nm * 塗装有無による防水層表面の温度変化 日射反射率 % * 近赤外域 780 500nm 67.4 8. 日射反射率 : 規定の波長域で求めた分光反射率から算出したもので 塗膜表面に入射する全天日射に対する塗膜からの反射光束の比率 * * 0:00 :00 3:00 4:00 クールグレー ( 非断熱 ) クールグレー ( 断熱 ) 標準色グレー ( 断熱 ) * 塗装なし 時刻 最高気温 :33 測定日 :06 年 7 月場所 : 当社工場 ( 静岡県 ) 反射率 (%) 00 80 60 40 0 分光反射率 近赤外域 (780~500) 0 300 500 700 900 00 300 500 700 900 00 300 500 波長 (nm) 近赤外域 : 最も物質に吸収されやすく熱になりやすい波長 領域 種別 トーチ工法 ( 溶融型 ) 改質アスファルトシート 常温粘着工法 ( 粘着層付 ) 改質アスファルトシート 補強用テープ プライマー 接着剤他 溶融型特殊コンパウンド ( 水性 ) 絶縁クロス 絶縁シート 断熱材 ゴムアス系コーチング材 下地処理材 脱気用器材 改修工事用ドレン 規格 荷姿 重量製品名称用途厚さ (mm) 幅 (m) 長さ (m) ユナイトバーテックスシート UV-40LG 4.0mm m 8m 38kg/ 本単層 複層防水用 ( 表面スレートチップ ) ユナイトバーテックスシート UV-40 4.0mm m 8m 33kg/ 本単層 複層防水用 ( 表面砂粒 ) ユナイトバーテックスシート UV-35 3.5mm m 8m 30kg/ 本複層防水用 ( 表面砂粒 ) ユナイトバーテックスシート.5mm m 8m 4kg/ 本複層防水用 ユナイトベントホール.0mm m 6m 0kg/ 本穴あきシート ユナイトハイタックシート 3.mm m 8m 3kg/ 本単層防水用 ( 表面砕石 ) ユナイトハイタックシート UH-0A.0mm m 5m 3kg/ 本複層防水用 ( トーチ工法用 ) ユナイトハイタックシート.5mm m 6m 6kg/ 本複層防水用 ( 常温粘着工法用 ) ユナイトハイタックシート.5mm m 6m 33kg/ 本部分粘着層付シート ユナイトテープV(50W).5mm 50mm 8m 5.5kg/ 巻 トーチ工法補強用 ( 両面フィルム溶融タイプ ) ユナイトテープVT(40W).0mm 40mm 5m 8.0kg/ 巻 トーチ工法補強用 ( 粘着付 ) 突き合わせ部補強用 ユナイトテープVA(40W).5mm 40mm 6m 6.5kg/ 巻 常温粘着工法補強用 ( 粘着付 ) 突き合わせ部補強用 ユナイトテープW(00W).0mm 00mm 5m 4.8kg/ 巻 ポリスチレン系断熱材張付け用 ユナイトプライマー S 6kg/ 缶改質アスファルト系プライマー角缶入りユナイトプライマー E 7kg/ 缶改質アスファルト系水性プライマー ユナイトボンド SF 角缶入り 0kg/ 缶ブチルゴムアスファルト系接着剤 ユナイトハイタックボンドビニール袋 ( 箱入り ) 8kg/ 袋アクリル酸エステル系水性接着剤 ユナイトリアスコート A ポリペール容器 0kg/ 缶ゴムアスファルト系塗膜防水材 ユナイトメルトベース ユナイトコートフラットシルバーユナイトコートフラットカラー 3 色ユナイトコートノンスリップカラー 3 色ユナイトコート遮熱クールグレー.5mm 50mm 0m 3.0mm 50mm 0m 角缶入り 4.5kg/ 巻 7.6kg/ 巻 5kg/ 缶 溶融型成型シート 露出防水層仕上塗装用 露出防水層仕上塗装用 ( シルバーグレー グレー グリーン ) 8kg/ 缶露出防水層仕上塗装用 ( 珪砂入 ) 5kg/ 缶 高日射反射率塗料 ユナイトファインクール 3 色 0kg/ 缶 高日射反射率塗料 ( 自己洗浄タイプ ) ( ホワイト グレー グリーン ) ユナイト絶縁クロス (PPフラットヤーンクロス) m 00m 3kg/ 本 押え断熱 USD 工法用 ユナイト絶縁フィルム (PEフィルム) 0.5mm m 00m kg/ 本 コンクリート押え層保護シート 硬質ウレタンフォーム (PU) 605mm 90mm 露出断熱用 5mm 50mm ポリスチレンフォーム (PS) 90mm 90(80)mm 押え断熱用 (USD 工法 ) ユナイトコーチング 角缶入り 0kg/ 缶防水端末処理材 ( ブチルゴム系 ) 6kg/ 缶 防水端末処理材 カートリッジタイプ 330ml 30 本入り 0kg/ 箱防水端末処理材 ( ブチルゴム系 ) ユナイトベースコート角缶入り 3kg/ 缶アスファルト系下地活性材 ( 一液型 ) ユナイトレベラー主剤 8kg 硬化剤 4kg 3kg/ セットポリマーセメント系仮防水材 ( 混合型 ) ユナイトベント SS 底部外径 φ90 9H 用脱気装置 ( ステンレス製 ) ユナイトベント SS( コア付 ) 底部外径 φ90 9H 断熱用脱気装置 ( ステンレス製 ) ユナイト L ドレン ( 縦型 ) φ40mm φ00mm 5mm 間隔鉛製 (400 角 ) ユナイト LS ドレン ( 横型 ) φ40mm φ00mm 0mm 間隔鉛製 (400 角 ) ジャバラ付 ドレンキャップ ( 縦型 横型 ) 固定アンカーアンカー 660 675 600 他 φ 60 75 00mm 手打ち断熱材固定用寒冷地等で使用する場合 固定プレートプレート B C φ45 φ60 φ.mm 断熱材固定用寒冷地等で使用する場合 鋳鉄製 耐久性に優れ自己洗浄性を有する ユナイトファインクール ( ホワイト グレー グリーン ) もあります 9 0

技術資料 ユナイトバーテックスシート ユナイトハイタックシートの接着性 トーチ工法用シートと常温粘着工法用シートの接着性を 垂直引張りテストおよび 80 ピーリングテストにより測定しました ユナイトシートの下地き裂追従性 試験体 600 応力 (N/50mm 幅 ) ( 試験温度 0 ) 防水層 垂直引張りテスト 仕様記号 NV-40LF NV-40LH NH-3H 上層シート UV-40LG UV-40LG 社内規格 00mm/min 400 NV-40L NH-3 下層シート 8.6 4.6 3. 垂直引張強さ N/cm ゴムアス凝集破壊ゴムアス凝集破壊自着層の凝集破壊 0 以上 スレート板 下地き裂幅 防水層 :50 00mm 00 WV-5A NH-3H 80 ピーリングテスト はく離強さ N/5mm 44. 3.5 3.4 ゴムアス凝集破壊ゴムアス凝集破壊自着層の凝集破壊 0 以上 防水下地に発生するき裂は最大でも 3 5mm 程度と言われています バーテックスおよびハイタックシートはいずれもこれを上回る下地き裂追従性を有しています 0 40 60 き裂幅 (mm) ユナイトプライマー S の接着性 改質アスファルト系 ユナイトプライマー S と各種シートの接着性試験結果 引張りテストの結果 ゴムアスおよび自着層の凝集破壊を示し 接着性は良好でした ユナイトハイタックシート の通気性 ユナイトハイタックシート はストライプ状の部分接着ですから 下地からの空気や水蒸気は絶縁部を通して移動するため膨れを軽減することができます 試験結果 ( 試験温度 0 ) 試験項目 品名 UV-40LG 社内規格値 垂直引張強度 N/cm 3 5 0 以上 80 ピーリング強度 N/5mm 35 7 0 以上 試験方法 ( 日本建築学会 JASS8:986 下地との通気抵抗性試験 に準ずる ) 試験体を試験装置に取り付け 0mmAqの圧力空気を試験体の通気口から送り 微少流量計により 分当たりの流失空気量を読みとります 流失量が70cm 3 /min 以上の場合は 計算上 膨れにくいとされています 00 全面接着 000 ( 試験体寸法 000 500) 送気用溝送気口シーリング処理下地試験体 ( 単位 :mm) ユナイトハイタックシート のストライプ形状は 0mmAq(0kg f/m ) の微圧で630cm 3 /minの通気量があり 膨れに対して十分な効果があります 500 600 ユナイトプライマー S と各種シートの接着性は良好でした ユナイトベースコートの特徴 施工が簡単で 新規防水層との接着性に優れています ユナイトベースコートの品質 項目 結果 容器中の状態 かく拌後固まりや沈殿がなく均一 作業性 こて塗りに支障がない 塗膜の状態 割れ 膨れ はがれのないこと 加熱残分 (%) 78.5 比重.0 引火点 ( ) 50 粘度 5 (cps) 0,000 0,000 水密性 4 時間 透水なし 仮防水材はユナイトレベラーをご使用ください 水密性試験既存防水層にユナイトベースコートを添付乾燥後 上に設置したパイプに水を満たし 4 時間後の透水の有無を観察した 00 00 ユナイトベースコート既存防水層

防水施工標準的な施工手順を下記に示します ( トーチ工法単層密着仕様 ) トーチ工法の施工 下地調整 清掃 プライマー塗布 3 増張り 4 シートの張付け 5 シートの張付け 6 塗り 施工時の気象条件次の場合は施工を中止して下さい a 降雨 降雪のおそれのある場合 b 降雨 降雪の後で下地が十部乾燥していない場合 c 気温が低い ( 以下 ) 場合 d 強風時の場合 e 高温多湿の場合 下地コンクリート面は 平滑で凹凸がないこと また 鉄筋 番線等の突起物 粗骨材 モルタルのこぼれ等は 防水層を損傷する原因となるので 完全に除去します 凹凸がある場合は サンダー等で平滑にし十分に清掃して下さい 下地は十分に乾燥していることを確認します 乾燥が不十分な下地に施工すると下記のような欠陥が生ずるので注意して下さい a 下地への密着不良 b 膨れの発生 c 張りじまい等端部の付着不良 特にデッキプレートなどに現場打ちコンクリート打設した下地は乾燥が遅いので膨れを生じやすくなるため注意してください 3 下地の形状設計図による所定の勾配が取れていることを確認して下さい 勾配は/00 /0とするが 但し工法によって異なります 出隅 入隅は下図のように面取りをします イ出隅 3~5mm 直角 ロ入隅 4 ドレン 貫通パイプ回りルーフドレンはコンクリート打設前に型枠に固定し コンクリートに打込むことを原則とします 取付けに際しては ルーフドレンのつば天端レベルを周辺コンクリート天端より 30 50mm ほど下げて堅固に取り付けます パイプ類の防水層の貫通は 可能な限り避け やむを得ない場合は スリーブを使用してこれを完全に固定します 貫通部の周囲のスラブ面は 特に平滑にし パイプ類を含め下地の汚れ除去等清掃を十分に行って下さい プライマー塗りは 下地の乾燥を確認し清掃した後 行います ユナイトプライマー S を毛ばけ ローラーばけ等を下地の状況に応じて適宜使い分けて施工範囲の全面にむらなく均一に塗布して下さい 塗布量が極端に多すぎたり よどみが出ると表面に皮膜ができ 中に溶剤が残ってしまい 防水層の軟化や膨れの原因になるので注意して下さい 塗布量は下地の種類により下表を目安とします 下地の種類 使用量 (m ) 現場打ちコンクリート下地 0. 0.3kg プレキャストコンクリート下地 0. 0.3kg ALC パネル下地 0.4 0.5kg * ALC パネルヘの塗布量は 回塗りとする 改質アスファルト系プライマーには揮発溶剤が含まれているため 作業中の火気には十分に注意をして下さい また 密閉箇所や室内では換気装置を用いて作業を行って下さい プライマーは 防水シートの張付けまでに十分乾燥させます 改質アスファルトシートの張付けに先立ち 増張り用シートを用いて以下の増張りをします 出入隅部テープ V または VT を用いて面とに張り掛けて増張りします イ出隅部の増張り 増張り用シート ( 幅 00mm 程度 ) ロ入隅部の増張り 出隅 入隅部の増張り 出入隅角テープ V または VT を 40 50mm 角に裁断し 下図のように増張りします 出隅角 増張り用シートを用いた場合 増張り用シート ( 幅 00mm 程度 ) 入隅角 3 ドレン回りルーフドレンの内径程度の大きさに穴をあけた 500mm 角程度のシートをドレンつばと下地に張付けた後 バーナーでよく溶融させ焼ゴテで目つぶしして 表面が一体になるようにシールします 扇形に裁断したシートを 枚ずつ張付けても良い 改修工事の場合は鉛製改修用ドレンを下地へよくなじませ同様に増張りを行います 4ALC パネル短辺部 コンクリート打継ぎ部は 300mm 程度の増張りシートを用いて接合部両側に 00mm 程度張り掛けて絶縁増張りします PC コンクリート接合目地は部材の両側に 00mm 程度ずつ張り掛けることのできる幅の増張りシートを用いて絶縁張りを行って下さい シートの割付けは原則としてドレン振り分けとし 水上側が水下側の上に重なるように仮敷きします 両端部より中心へ両耳が平になるように巻き戻します シート相互の重ね幅は 長手 00mmで幅は 00 50mmとします シートの裏面及び下地をトーチバーナーであぶり改質アスファルトを十分に溶融させます 3 下地への張付け及びシート相互の接合に当たっては シート端部から溶融した改質アスファルトが はみ出すように施工します 4 シートの三枚重ね部は 水みちになりやすいので 中間のシート端部を斜めにカットして下さい 5 シート砂面に重ね合わせる場合は 重ね部の砂面をあぶって砂を沈めた上に張り重ねます へのシートの張付けは 巻き上げ張りを基本とし 浮きやしわが生じないようにていねいに張付けます シートの端部は 所定の位置に均一にそろえて耳浮きなどのないように焼きごてで押え平滑にします 押え金具を用いて留付け シール材を充填し水密性を図って下さい 水切りあごタイプ シール材押え金具 笠木タイプ シール材 押え金具 3 の入隅部は 張付け後は十分に押え付け 浮きが生じないように注意して下さい は かく拌機などを用いて 顔料及び骨材等が分散するように注意しながら十分練り混ぜて下さい 仕上塗装塗りは 防水層の乾燥を確認した後所定の塗布量をはけ又はローラーばけ等により均一になるように塗布します 回塗りを原則とし 回目は 回目と直角方向に塗り上げます 3 塗布後に降雨 降雪が予想される場合は塗布を見合わせて下さい 4エマルション系塗料は冬季の低温時は凍結や塗装後の造膜形成が行われない恐れがあるので注意して下さい 施工にあたっては施工要領書をご確認下さい 露出防水層の維持管理 使用上の注意. 防水層の上で焚き火や喫煙などの火気の使用は厳禁です. 本防水層は非歩行用ですから点検など必要な場合を除き歩行しないで下さい 3. 防水層の上に強アルカリ 強酸などの薬品 油 溶剤等をこぼさないで下さい 4. 点検等で防水層の上を歩行する場合は スリッパなど底の柔らかい履き物を使用して下さい 突起のある履き物は防水層を損傷させる恐れがあります 5. やむを得ず重量物 ( テレビアンテナ 空調設備など ) を設置する場合は 損傷しないように必ずゴムマットなど下敷き材を施して下さい 6. 防水層の上の除雪を行う場合には 防水層を傷つけないように注意して下さい 7. 防水層の上に土を置き植物を植えないで下さい お願い. 年 回程度は排水溝やルーフドレン回りの清掃を実施して下さい. 年に 回程度は防水層の点検を実施し 万一防水層の剥離等異常が認められた場合は 施工業者に連絡して下さい 露出防水層には下記のような現象が見られることがありますが 防水性能に支障はありません. 雨水が滞留し易い箇所に汚泥 塵埃 花粉 黄砂 苔類等の堆積した場合の乾燥湿潤の繰り返しによる表層のひび割れや剥離. ルーフィング接合部よりはみ出したアスファルトに生じるひび割れ 3. 表層砂に含有される鉄分による錆 4. の経年による自然な変色や退色 ひび割れ 減耗 定期的な塗り替えをお奨めします 5. 防水層端末シール材の経年によるひび割れや減耗 定期的な打ち替えをお奨めします 3 4

改修工事の注意事項 常温粘着工法の施工 既存保護層の撤去 NH-3H( 複層絶縁仕様 ) の施工手順を下記に示します 保護層の撤去に先立って次のことに留意して下さい 部保護層の撤去 ハイタックシート の張付け HS シート突合わせ部の増張り 3 ハイタックシート の張付け a 騒音 振動等の防徐対策 b 作業時間についての建物管理者 入居者との合意 c はつりくず等の飛散等の安全対策 振動による仕上げ材のはく離 はく落に注意する 躯体や笠木及び水切りあご等に損傷を与えないようにする 保護層撤去 d はつりくず等の荷降ろし方法 e 漏水対策 保護層非撤去 f 設備機器等の移設 盛替 復旧方法 g 廃棄物の処分方法 非撤去部の既存防水層に損傷を与えないように注意する 下地へ塗布したプライマーの乾燥や所定の増張りを確認後 ハイタックシート を張付けます 部より 500mm 程度離して割付けシートは相互に突き付けとします シート裏面のはく離フィルムを剥がし しわが生じないように平均に押し広げて張付けます ハイタックシート のエンドラップの突合わせ部はテープ VA(40mm 幅 ) を用いて増張りをします シート双方に均等に張り掛け 浮きがないように十分にローラーで転圧して下さい はく離フィルムを剥がしながら 空気を巻きこまないように張付けていきます 長手方向は ラップはく離フィルムを剥がし 00mm を重ね合わせ接合します 幅方向の接合はボンド SF を使用するか砂面をトーチで炙り 表面砂を沈めてから 00 50mm 幅を接着します 浮き部分がないように十分にローラーで圧着します 冬季や低温時は接着が不十分となるため 状況に応じてトーチバーナーを併用して下さい 躯体や笠木及び水切りあご等に損傷を与えないように注意します また 外壁仕上げ材 ( タイル等 ) をはく離あるいは はく落させないように注意して下さい 既存アンテナ基礎及び機械基礎等を撤去する場合は 既存防水層の撤去面より深い位置で撤去し ポリマーセメントモルタルで平坦に仕上げます 3 砂利敷き保護層の撤去は 砂利洗浄し再度用する場合があるので 他のはつりくず等が混入しないように袋等に納めて荷降ろします 砂利の移動時は既存防水層に損傷を与えないように注意して下さい 4 平板ブロック等の撤去時は 下に繁茂している草等の除去時に防水層を損傷させないように注意して下さい 防水層の撤去 防水層の末端部が押え金物で固定されている場合は コンクリート下地を損傷させないように注意して下さい また留付け用のビスが残らないように ていねいに撤去します 既存防水層の撤去は防水層の種類により下表を参照して下さい 既存防水層 撤去時の注意事項 加硫ゴム系 塩化ビニール系 下地に全面接着されているので 防水層をカッターナイフ等で適当な大きさに裁断しながら下地を損傷させないように注意し 撤去して下さい 施工時の注意事項 塗膜ウレタン系 非加硫ゴム系 全面撤去すると下地を損傷させるため 劣化の著しい部分 浮さ部分 膨れ部分等についてのみサンダー けれん棒 皮すき等を使用して 下地を損傷させないように注意し 撤去して下さい ハイタックシート の張付け シートの張付け例 アスファルト系 たがねや けれん棒等で適当な大きさに裁断しながら撤去します 下地に残存しているアスファルト等は けれん捧 皮すき等で除去して下さい シートを仮敷きし 方向取り 寸法取りおよび重ね合せ幅の調整をします 裏面ストライプ状の自着層は 左右形状が異なるため張り合わせ違いのないように注意して下さい また 張付け時には転圧ローラー等を用いて圧着して下さい シートの張付け方法例を下図に示します シート裏面のはく離フィルムを剥がし 低い位置で空気を巻き込まないように平均に押し広げて張付け ローラー転圧し十分に接着させます ルーフドレン回りの処理 既存の保護層及び防水層を撤去した部分は ポリマーセメントモルタル等で下図のように処理して下さい 保護層及び防水層を撤去した場合の下地処理 防水層を撤去した場合の下地処理 3 鉛製改修二重ドレンの設置 ( プライマー塗り ) 粘着層付きシートの張付け例 イ広げたまま張付ける方法 500 300 300 モルタル 既存防水層 既存防水層 三枚重ね部の処理 ( 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい ) シートの三枚重ね部は シール材を充填するか トーチバーナーであぶり 焼いた金ごてを用いて滑らかにしておきます 施工中ラップ及び裏面のはく離フィルムを剥がした後 粘着面を太陽光などに曝露させておくと接着力が低下しますので長時間放置しないで下さい ロ巻き戻して張付ける方法 既存下地の補修と処置 改修に際して 下地の状況は下記の項目に留意して下さい 部位コンクリート保護層を下地とする場合露出防水層を下地とする場合 平 場 ひび割れ 欠損 不陸 段差伸縮目地部での浮上り及びせり上り保護コンクリートの含有水分ルーフドレン 貫通パイプ類の不備保護層と防水層の間の溜り水 貫通破断 損傷 膨れ 変形 表面のひび割れ接合部の口開さ 接合端邸のシール切れ砂落ち の減耗 チョーキング入隅の浮さ 排水勾配不良防水層の裏面に水が回っている 出入り口回りの納まり不備 ひび割れ パラペット打継ぎ部のシーリング材劣化笠木部の変形及び不具合 出入隅部の形状不備 取付け金物類 ( 丸環等 ) の不備水切りあご下端の水切り溝の不備 パラペット天端のひび割れ 押えれんが又はモルタル倒壊又は浮き 上記項目を確認後 適宜 補修及び下地処理を行い 新設防水層の施工に支障のないようにしておいて下さい 5 6