Agenda! ストレージサービス概要! Instance Store (Ephemeral Disk)! Elastic Block Store! 使い分けの実践編 2

re:generate AWS マイスターシリーズ Instance Store(Ephemeral Disk) & Elastic Block Store 2014.1.29 アマゾンデータサービスジャパン株式会社 プリンシパルソリューションアーキテクト荒 木靖宏 ソリューションアーキテクト 平 山毅

Agenda! ストレージサービス概要! Instance Store (Ephemeral Disk)! Elastic Block Store! 使い分けの実践編 2

Ⅰ) ストレージ サービス概要 3

ところで! AWS 上でストレージはいくつある? 1. Simple Queue Service 2. Instance Store 3. Elastic Block Store(EBS) 4. AWS Storage Gateway 5. Amazon Simple Storage Service(S3) 6. Amazon Glacier 7. Amazon ElastiCache 8. Amazon SimpleDB 9. Amazon DynamoDB 10.Amazon Relational Database Service(RDS) 11.Amazon Redshift 12.Amazon Kinesis 4 4

各サービスの関係図 EC2 へマウント バックアップ Instance Storage EBS S3 Glacier Storage Gateway 揮発性 複数地点での冗 長化 kinesis ElastiCache SimpleDB DynamoDB RDS SQS YesSQL NoSQL Redshift 5 5

ブロックストレージのサービス AWS 上でストレージはいくつある? 1. Simple Queue Service 2. Instance Storage 3. Elastic Block Store(EBS) 4. AWS Storage Gateway 5. Amazon Simple Storage Service(S3) 6. Amazon Glacier 7. Amazon ElastiCache 8. Amazon SimpleDB 9. Amazon DynamoDB 10.Amazon Relational Database Service(RDS) 11.Amazon Redshift 12.Amazon Kinesis EC2で利利 用可能な基本的な ブロックストレージ 6

EC2 からの接続 方法から 見見たストレージ分類 EC2 i- SCSI 接続 Storage Gateway 選定する EC2 により起動時 にマッピング アタッチ Stored Cached VTL 揮発性 非揮発性 ( 永続化 ) Ephe meral Disk EBS Provisioned IOPS EBS Standard S3 Glacier コスト効果 ( 容量量あたり ) 7 EC2 インスタンスの 一時ディスク 無料料! (Instance 料料 金金内に 含まれる ) IOPS が指定可能な EBS 高価 ブロックレベルのディスク WEB 型の オブジェクト ストレージ アーカイブ 専 用ストレージ 安価

AMI から 見見たストレージ分類 AMI (Amazon Machine Image EC2 のコピーをとりテンプレート化 することで 再利利 用可能 8 通常はこちらを 用いる (2009 年年後半に追加 ) EC2 に停 止 / 終了了のオプ ション有 EBS- Backed AMI 停 止しても ファイル システムは永続する Instance Store- Backed AMI EC2 開始当初からある EC2 に停 止のオプションはない EC2 を終了了するとデータは消える

Root Device が Instance Store であるかの確認 方法! EC2 の場合! AMI の場合 Describe タブの Root Device Type を確認 Instance Store と表 示 AMI 選択 一覧画 面の Root Device Type を確認 instance store と表 示 若若しくは 画 面右上の Show/Hide で Root Device を表 示させる 9

Ⅱ)Instance Store (Ephemeral Disk) 10

Instance Store とは EC2へマウント 揮発性 /dev/xvdf EC2 /dev/xvdg! 特徴 EC2 の物理理筐体のローカルディスク EC2 インスタンスタイプにより サイズと個数 HDD/SSD が予め決まっている! 利利点 無料料!! 注意 任意のファイルシステムが利利 用可能 ローカルディスクのため ネットワークの影響を受けにくい インスタンスを停 止 (Stop) すると データが消去される [ 重要 ] 再起動 (Reboot) では消えない スナップショット機能はない 別の EC2 に付替えができない 11

Instance Store のアーキテクチャーと Ephemeral Disk! Instance Store は各 EC2 インスタンスと同じ物理理ホストに存在! ディスク名を Ephemeral Disk(Instance Store Volume) と呼びます! 物理理ホストに割当されているが 利利 用できるのは特定の 1 つの EC2 インスタンスのみ ( 同じ物理理ホストの別 EC2 からの共有は不不可 ) EC2 インスタンス OS ハイハ ーハ イサ ー EC2 インスタンス OS EC2 インスタンス OS ハイハ ーハ イサ ー アベイラビ リティゾーン EBS は EC2 の 物理理ホストは 別に存在 リー ジョン Instance Store Instance Store Instance Store EBS 12 Ephe meral Ephe meral Ephe meral Ephe meral 物理理インタ フェース Ephe meral Ephe meral Ephe meral 物理理インタ フェース Ephe meral

EC2 インスタンスタイプによる 選択可能な Instance Store! EC2 のタイプによって 選択できる Instance Store は以下の通り Instance Type m1.small m1.medium m1.large m1.xlarge m2.xlarge m2.2xlarge m2.4xlarge m3.medium m3.large m3.xlarge m3.2xlarge t1.micro c1.medium c1.xlarge Instance Store Volumes 1 x 160 GB 1 x 410 GB 2 x 420 GB (840 GB) 4 x 420 GB (1680 GB) 1 x 420 GB 1 x 850 GB 2 x 840 GB (1680 GB) 1 x 4 GB SSD 1 x 32 GB SSD 2 x 40 GB SSD (80 GB) 2 x 80 GB SSD (160 GB) None (use Amazon EBS volumes) 1 x 350 GB 4 x 420 GB (1680 GB) Instance Type c3.large c3.xlarge c3.2xlarge c3.4xlarge c3.8xlarge cc2.8xlarge cg1.4xlarge cr1.8xlarge hi1.4xlarge hs1.8xlarge i2.xlarge i2.2xlarge i2.4xlarge i2.8xlarge 2014 年年 1 月29 日時点 Instance Store Volumes 2 x 16 GB SSD (32 GB) 2 x 40 GB SSD (80 GB) 2 x 80 GB SSD (160 GB) 2 x 160 GB SSD (320 GB) 2 x 320 GB SSD (640 GB) 4 x 840 GB (3360 GB) 2 x 840 GB (1680 GB) 2 x 120 GB SSD (240 GB) 2 x 1024 GB SSD (2048 GB) 24 x 2048 GB (49 TB) 1 x 800 GB SSD 2 x 800 GB SSD (1600 GB) 4 x 800 GB SSD (3200 GB) 8 x 800 GB SSD (6400 GB) 13

Instance Store の適 用箇所 EC2 Windows C: D: E: システムデータ EBS アプリデータ EBS Ephe meral OS ブートディスク としての利利 用 データ格納ディスク としての利利 用 データ計算 用 一時ディスク としての利利 用 14

Instance Store を共有ディスク 構成で利利 用する場合の制約! 複数の EC2 インスタンスから同時に 1 つの Instance Store をアタッチできない ( 逆に 1 つの EC2 インスタンスから複数の EBS のアタッチは可能 )! 共有ディスク型のクラスタソフトや Oracle RAC といったソリューションをそのまま利利 用はできない EC2:N EBS:1 EC2:1 EBS:N Region Availability Zone - a Region Availability Zone - a N の上限数 は EC2 の インスタンス タイプに依存 15 Ephe meral Ephe meral Ephe meral

Instance Store は 別の EC2 に付け替えもできない Instance Store Availability Zone - a Elastic Block Store Availability Zone - a EC2 EC2 EC2 EC2 EBS Root Ephe Meral Data EBS Root EBS Root Detach EBS Root EBS Data Attach 16

Instance Store の選択 方法! AMI から起動する際に Step 4 の Add Storage で Type で Instance Store を選択する 選択数はインスタンスタイプに依存! CLI の場合は - b オプションで デバイス名 =ephemeral N を記載 $ ec2-run-instances ami_id b /dev/xvda=ephemeral0 -b /dev/xvdb=ephemeral1 and b /dev/xvdc=ephemeral2 17

EC2 に接続する Ephemeral Disk 数の変更更! EC2 インスタンスを起動後は Instance Store の変更更はできないため 再度度 AMI から起動時に選択する必要があります (Change Instance Type でも変更更できません ) AMI m1.large で Ephemeral Disk を 1 つで起動 EC2 m1.large は 2 つまで Ephemeral Disk が 付けられるが EC2 に直接は付けられない 環境を残し たい場合 EBS Root Ephe Meral Ephe Meral m1.large で Ephemeral Disk を 2 つで起動 EC2 18 EBS Root Ephe Meral Ephe Meral

Instance Store サイズの変更更! Instance Store のサイズは 予め EC2 のインスタンスタイプによって決められており サイズ変更更ができない! 容量量が 足りない場合は 複数の Ephemeral Disk を OS からストライブすることで拡張する 方法となります! 例例えば m1.large では 420G の Epheral Disk が 2 つまでと 決められている 2 つのディスクをストライプ して 840G として OS から 1 ドライブで利利 用する Ephe Meral 420G EC2 m1.large OS Ephe Meral 420G OS でストライプし 840G に 見見せる 19

Instance Store のデバイス名! Instance Store のデバイス名は以下のパスに OS から認識識されます Device Name /dev/sda1, /dev/ xvda1, /dev/xvde1 /dev/sda2, xvdb Instance root (/) でフォーマット & マウントされる (Windows の場合は C:\) m1.small と c1.medium の場合 /mmt または /media/ephemeral1 で フォーマット & マウントされる 2014 年年 1 月 29 日時点 /dev/sda3, /dev/ xvda3, /dev/xvde3 /dev/sdb, xvdb m1.small と c1.medium の場合 OS のスワップ領領域として利利 用可能 ただし Linux のみ M1.small と c1.medium 以外の場合 /mnt または /media/ephemeral1 でフォーマット & マウントされる 20

スワップ領領域としての活 用! AWS は 物理理環境を意識識しないため メモリのオーバーコミットができないため メモリ超過はスワップ領領域で回避することになる! メモリ容量量が 小さい t1.micro と c1.medium の Linux では 仮想メモリとして機能するための 900MB のデバイスが別途に割当されており SwapOn することで利利 用可能 (Amazon Linux ではデフォルトで有効 ) スワップ領領域デバイス スワップ領領域が 認識識されている 21

Ephemeral Disk の Block Device Mapping の表 示! 起動中の EC2 は Block Device Mapping で Ephemeral Disk のマッピングを確認することができない! AMI については Ephemeral Disk のマッピングが確認可能 Root 状態 起動中 EC2 AMI Instance Store Elastic Block Store 22

例例 ) 起動中 EC2 の Ephemeral Disk の Block Device Mapping の確認 方法! メタデータ情報に格納されているため 以下コマンドを EC2 インスタンス上から実 行行し 参照することで確認する Linux $ GET http://169.254.169.254/latest/meta-data/block-device-mapping/ Windows > WGET http://169.254.169.254/latest/meta-data/block-device-mapping/ Ephemeral Disk のマッピ ングが認識識されている 23

Instance Store の AMI 化! Create Image で AMI 作成時のボリュームで Instance Store を選択することで AMI のデバイスに Instance Store がマッピングされる ( ただし EBS と違い データは保持されません ) 24

Ephemeral Disk の Cloudwatch 監視! EC2 に紐紐づいているため EC2 インスタンスの Disk Metric を確認します (EBS の場合は EBS の Disk Metric を確認します )! 注 ) 複数の Ephemeral Disk を利利 用の場合は 合計値が表 示されます (EBS の場合は Volume ごとに Metric が分かれます ) 25

Hi Storage Instance での Instance Store HS1 インスタンス (hs1.8xlarge) 大容量量ストレージ向け HPC インスタンスタイプ 大容量量の HDD(Instance Store) を内蔵 2014 年年 1 月 29 日時点 35 ECU 仮想 16core 117GiB RAM 2TB x 24 Local HDD Cluster Compute 合計 48TB のデータ格納が可能 ビックデータ系のデータ格納にも有効 Instance Store 全体の最 大スループット 2MB という 大きなブロックサイズの場合 シーケンシャルな Read と Write の合計で 2.6 GB / 秒が最 大スループット 26

HI1 Instance での Instance Store HI1 インスタンス (hi1.4xlarge) 高速ファイル I/O を実現する HPC インスタンスタイプ 高速な SSD(Instance Store) を内蔵 2014 年年 1 月 29 日時点 27 35 ECU 仮想 16core 60.5 GB RAM 1TB x 2 Local SSD Cluster Compute Instance Store 全体の最 大スループット Read 2 GB / 秒 Write 1.1 GB / 秒 IOPS(2 SSD をストライピング前提 ) Ⅰ) PV( 準仮想化 )Linuxの場合 Block Size : 4KB, Randam Read 120,000 IOPS Write 10,000 85,000 IOPS Ⅱ)HVM( 完全仮想化 )Linux,Windowsの場合 Block Size : 4KB, Randam Read 90,000 IOPS Write 9,000 75,000 IOPS

I2 Instance での Instance Store I2 インスタンス 高I/Oを実現するインスタンスタイプ 高速なSSD(Instance Store) を内蔵 以下の条件を満たす場合 最 大IOPSが以下のように明 示されている Linux Kernel 3.8 以上 ブロックサイズを4KBの倍数 2014 年年 1 月 29 日時点 Size EC Us vcp Us Memo ry (GiB) Instance Storage (GiB) EBS- Optimiz ed Read IOPS First Write IOPS Network Performance i2.xlarge 14 4 30.5 1 x 800 (SSD) Yes 35,000 35,000 Moderate i2.2xlarge 27 8 61 2 x 800 (SSD) Yes 75,000 75,000 High i2.4xlarge 53 16 122 4 x 800 (SSD) Yes 175,000 155,000 High i2.8xlarge 104 32 244 8 x 800 (SSD) - 365,000 315,000 10 Gigabit 28

C3 Instance での Instance Store C3 インスタンス 高CPUを実現するインスタンスタイプ 高速なSSD(Instance Store) を選択可能 2014 年年 1 月 29 日時点 Size ECUs vcpus Memory (GiB) Instance Storage(GiB) EBS- Optimized Network Performance c3.large 7 2 3.75 2 x 16 (SSD) - Moderate c3.xlarge 14 4 7.5 2 x 40 (SSD) Yes Moderate c3.2xlarge 28 8 15 2 x 80 (SSD) Yes High c3.4xlarge 55 16 30 2 x 160 (SSD) Yes High c3.8xlarge 108 32 60 2 x 320 (SSD) - 10 Gigabit 29

M3 Instance での Instance Store M3 インスタンス 新型 CPUを搭載したインスタンスタイプ 従来はEBSのみ接続であったが 高速なSSD(Instance Store) を選択可能に! 2014 年年 1 月 29 日時点 Size ECUs vcpus Memory (GiB) Instance Storage (GiB) EBS- Optimized Network Performanc e m3.medium 3 1 3.75 1 x 4 (SSD) - Moderate m3.large 6.5 2 7 1 x 32 (SSD) - Moderate m3.xlarge 13 4 15 2 x 40 (SSD) Yes Moderate m3.2xlarge 26 8 30 2 x 80 (SSD) Yes High 30

Ⅲ)Elastic Block Store Update 中 心 31

Amazon Elastic Block Store とは Region Availability Zone - a EC2 EBS EBS EBS Amazon Simple Storage Service (S3) Availability Zone - b EC2 EBS EBS Snapshot EBS EBS とは EC2 に仮想外付けされる ブロックレベルのストレージサービス 各コンピュートサービスのデータ基盤! サイズは 1GB 単位で ~ 1TB まで! サイズ / 期間 /IO で課 金金される! 各 EC2 インスタンスで 複数 EBS を使える 詳細! データは永続的に保存される! アベイラビリティゾーン (AZ) に存在! 他の EC2 インスタンスに付け替え可能! バックアップから EBS を作成可能 ( 他の AZ に作成できる ) 32

EBS の基本アーキテクチャ! EBS を作成すると ボリュームが内部的に冗 長化されている! 1 つの EBS をアタッチすると EC2 インスタンスから 1 つのデバイスとして 見見えるようになるが OS 側でファイルシステムで利利 用できるように設定が必要! EBS はネットワーク接続型だが ネットワークを意識識しなくても良良い OS からは EBS が 1 つの SCSI デバイスとして認識識される EC2 インスタンス アベイラビリ ティゾーン リージョン セキュリティグループは意識識せず 全ての通信ポートを閉じても EBS にアタッチが可能 33 ハイハ ーハ イサ ー ファイア ウォール OS 物理理インタ フェース EBS 内部的に冗 長化 Snapshot

EBS スナップショットとは?! スナップショットとは? EBS ボリュームの特定時点のスナップショットを S3 に保存 2 回 目移 行行のスナップショットは差分のみ S3 に保存する差分バックアップ スナップショットの世代管理理が可能 安価に 長期保存が可能 スナップショットからいくつでも AZ 間でも EBS ボリューム作成 復復元可能 他アカウントと共有設定も可能 AZ 固定ではない EBS のサイズ変更更もスナップショット活 用により実現可能 34

Snapshot Copy とは?! 作成した Snapshot をコピーする機能 Region 内コピー Region 間コピー の両 方可能 ( 初の Region 間機能 )! 対象は EBS MarketPlace VM import 経由の AMI StorageGateway のスナップショットを含む RDS や Redshift のスナップショット AMI のコピーも可能に! (2014 年年 1 月 29 日時点 ) Create Image from EBS snapshot を使えば Linux の AMI 化後の起動は可能 Availability Zone - a Region : A Availability Zone - b Availability Zone - a Region : B Availability Zone - b EBS Internet EBS Snapshot Copy Create EBS from Snapshot 35 Create AMI Snapshot 2012 Amazon.com, Inc. and Snapshot its affiliates. All Copy rights reserved. May not be copied, modified or distributed in whole or in part without from the express Snapshot AMI consent of Amazon.com, Inc.

EBS Provisioned IOPS とは?! IOPS 数が指定できる EBS! EBS- Optimized インスタンスを前提としている! Volume 作成時に Standard か PIOPS を指定する! IOPS 値の指定は 100 ~ 4000 で 1 刻みが可能 ( 最 大値が 4000 まで可能に! 従来は 2000 まで )! Root Volume の EBS も PIOPS を使 用可能! OS からは通常の EBS と同じように 見見える! EC2 の作成時に 合わせて作成可能! 合計 20TB, 10,000IOPS の制限がある 申請にて制限解除可能 IOPS とは? Input Output per Second の略略で 1 秒あたりのディスク I/O 数 を意味し DISK 性能に指標値の 1 つ ( 算出式 ) 1 回転待ち時間 + シーク時間 + 転送時間 Volume Type に Provisoned IOPS を指定 IOPS の値を指定 36

EC2 EBS- Optimized Instance とは? 37! EBS 用にネットワーク帯域を最適化! 確保される帯域は 500Mbps ~ 2000Mbps ( 最 大帯域が 2000Mbps まで可能に (HPC は除く )! 従来は 1000Mbps まで )! Standard EBS 使 用時も効果がある! EBS- Optimized Instance と Provisioned IOPS を組み合わせることで I/ O 値の最適化が可能! 大幅に対応したインスタンスが増加 EBS 向け帯域と競合 EC2 normal ストレージエリア ネットワーク 通常 ネットワーク 通常 PIOPS EBS Net work PIOPS EBS EC2 EBS- Optimized- Instance EBS 向け帯域を専 用に確保 EC2 EBS- Optimized ストレージエリア ネットワーク 通常 ネットワーク PIOPS EBS Net work PIOPS EBS EC2

PIOPS と EBS- Optimized の組合せ 安定性の向上 EBS- optimized 1 通常 2EBS- optimized EC2 normal ストレージエリア ネットワーク 通常 ネットワーク EBS Net work EBS EC2 EC2 EBS- Optimized IO の安定化 ストレージエリア ネットワーク 通常 ネットワーク EBS Net work EBS EC2 高速 P IOPS 38 EC2 normal 3PIOPS 推奨しない ストレージエリア ネットワーク 通常 ネットワーク PIOPS EBS Net work PIOPS EBS EC2 ( PIOPS が EBS- Optimized を前提とするため ) 4PIOPS+EBS- optimized EC2 EBS- Optimized 高速な IO の安定化 ストレージエリア ネットワーク 通常 ネットワーク PIOPS EBS Net work PIOPS EBS EC2

EBS Optimized 可能な インスタンスと最 大スループット! EBS Optimized が可能な EC2 インスタンスが 大幅に増 大! EBS Optimized した場合の最 大スループットで 2000Mbps も可能に Instance Type Dedicated EBS Throughput (Mbps)* 2014 年年 1 月29 日時点 Max 16K IOPS 39 c1.xlarge 1,000 8,000 c3.xlarge 500 4,000 c3.2xlarge 1,000 8,000 c3.4xlarge 2,000 16,000 g2.2xlarge 1,000 8,000 i2.xlarge 500 4,000 i2.2xlarge 1,000 8,000 i2.4xlarge 2,000 16,000 m1.large 500 4,000 m1.xlarge 1,000 8,000 m2.2xlarge 500 4,000 m2.4xlarge 1,000 8,000 m3.xlarge 500 4,000 m3.2xlarge 1,000 8,000

EBS スタンダードボリューム 1 か 月にプロビジョニングされたストレージ 1GB あたり Elastic Block Store 価格 ( 値下げ発表 )! 2014 年年 2 月から EBS Standard Volume の値下げを実施! 東京リージョンに関しては以下の価格帯 東京リージョン 2014 年年 2 月時点 旧料料 金金 新料料 金金 変更更 $0.12 $0.085-29.1% /100 万 I/O リクエスト $0.12 $0.085-29.1% 例例 1)3 ヶ 月間を 100G 利利 用 例例 2)1 か 月で 1 時間のみ 2 倍に拡張 100G 100G 200G 40 0.85$ 0.85$ 0.85$ 8.5 3=25.5$ 8.5+8.5 1/30/24=8.512$

Provisioned IOPS と EBS Snapshot の価格 2) IOPS 通常 EBS 月間の総累累積 I/O PIOPS は IOPS 期間累累計 例例 3) 通常のEBS I/O 数はCloudwatchやIostatで 月間で10 億 I/O $12 取得しても良良いが 利利 用レポー 15 日で10 億 I/O $12 ト のCSVが実測 I/O 値 ( この値を元に課 金金される ) 例例 4)PIOPS 月間 100IOPS のPIOPS 利利 用 100 0.12=$12 15 日200IOPS のPIOPS 利利 用 200 0.12 15/30=$12 3)S3 Snapshot データ量量 実データの総量量になる 例例 5) 初回に 20G 月末に更更新差分 2G 20G 22G 24G 2$ 2.2$ 2.4$ 41

Ⅳ) 使い分け実践編 42

EBS を使うべきなのは! OS や DB など 永続性が必要なデータの格納! スナップショット取得が必要なデータ! アベイラビリティゾーン / リージョンをまたいでコピーしたいデータ! ランダム I/O に有利利 Region EBS EBS Snapshot S3 Region リージョン間コピー EBS 43

EBS の性能向上と 一定化オプション! Provisioned IOPS 1 ボリューム最 大 4000IOPS まで指定可能なオプション 16KB 以下のブロックサイズの場合 指定 IOPS の 10% 以内に収まる性能を 年年間 99.9% の時間で提供! EBS- Optimized Instance EC2 と EBS 間のネットワークを最適化するオプション Provisioned IOPS と 一緒に利利 用すると効果が 高い EC2 EC2 Optimized P-IOPS 44

Instance Storage を使うべきなのは! 計算時の 一時ファイルや 画像処理理の 一時データ キャッシュ S3 ファイル! デプロイするアプリケーションコードの置き場所として! 冗 長化を 自分で作りこめる場合! 大容量量のデータを 1 インスタンスに格納する場合! SSD の IO 速度度が必要な場合! ログの 一時保存場所として 流流量量の速いログを 一旦 Instance Storage に吐き出し 定期的に S3 にアップロードする 45

Ephemeral Disk の暗号化 / 冗 長化! 様々な暗号化製品の利利 用が可能 Windows Bitlocker (Microsoft) Secure Cloud(TrendMicro) SafeNet ProtectV (SafeNet) Crypt Setup(OSS)! 冗 長化機能や分散 FS も利利 用可能 DRBD(OSS) ClusterPro (NEC) GlusterFS (OSS) Redhat Storage Server (Redhat) EC2 EC2 disk disk レプリカ 46

シミュレーションの実施! 自分の利利 用シナリオをシミュレーションして何を使うかを決める ( 特に性能要件が明確な場合 )! シミュレーションを 手伝うツール OS(Linux,Windows):Fio Oracle Databese: Oracle ORION Microsoft SQLserver: SQLIO! 計測とトライアンドエラーができるクラウドのメリットを活 用 47

EC2 と EBS の信頼性をどう考えるか? Instance Store AZ 障害 EC2 停 止障害でデータが消える Availability Zone - a Elastic Block Store AZ 障害 EBS 障害でデータが消える Availability Zone - a EC2 EC2 EBS Root Ephe Meral Data EBS Root EBS Data Backup Data Snap Shot 48

Ephemeral Disk 活 用例例 1 バッチ処理理! Ephemeral Disk をソート処理理が中 心なバッチ処理理で活 用する! バッチ処理理時のみ起動し 終了了後は削除 障害時は再実 行行 AMI 処理理前 データ バッチ プログラム 処理理後 データ EC2 バッチ処理理開始 EC2 起動 EBS Root Ephe Meral Data バッチ処理理終了了 EC2 終了了 49 障害発 生時

バックアップ実装案! EC2 インスタンスの信頼性にデータ保障が依存するため EC2 インスタンスと同様に冗 長化して リプリケーションを実施! 更更に S3 へのバックアップも推奨 Availability Zone - a Availability Zone - b CLI の S3 Sync 等を活 用してファイル同期 EC2 EC2 EBS Root Ephe Meral Data Ephe Meral Data EBS Root S3 50 OSやミドルウェアの機能でレプリケーションを実施

Storage Gateway と組合せ構成例例! Storage Gateway を活 用することで 1 つの EC2 上の OS から 1) Ephemeral, 2)EBS PIOPS, 3) EBS Standard, 4) S3 を 用途に応じて OS から使い分けする事ができる EC2 OS Storage Gateway EBS Root EBS Cache EBS Upload EBS Root Ephe Meral (SSD) Data EBS Data PIOPS EBS Data Stan dard 51

まとめ! Instance Store (Ephemeral Disk) は t1.micro 以外のインスタンスで利利 用でき 最新インスタンスでは SSD を利利 用できるタイプが増えています! Root Volume は EBS とし 一時データ格納 用やバッチ処理理 用途として コストの係らない Instance Store (Ephemeral Disk) を活 用するのがお勧めです! Instance Store (Ephemeral Disk) 上データの耐久性は ファイルコピーや S3 同期で向上させることが可能です 52

Appendix- 1! 参考資料料 Ephemeral Disk http://docs.aws.amazon.com/ja_ jp/awsec2/latest/ UserGuide/ InstanceStorage.html#StorageOnInstanceTypes Elastic Block Store http://docs.aws.amazon.com/ja_ jp/awsec2/latest/ UserGuide/AmazonEBS.html 53

Appendix- 2 54! 参考資料料 EBS Optimized Instance ( 英語 ) http://docs.aws.amazon.com/awsec2/latest/userguide/ EBSOptimized.html HI1 Instance ( 英語 ) http://docs.aws.amazon.com/awsec2/latest/userguide/ storage_ instances.html HS1 Instance ( 英語 ) http://docs.aws.amazon.com/awsec2/latest/userguide/ high_ storage_ instances.html I2 Instance( 英語 ) http://aws.amazon.com/jp/glacier/pricing/