(資料3-7)農林水産省 提出資料 2

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資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

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資料 9 農林水産省における食文化発信の取組 平成 2 8 年 1 2 月

日本食 食文化の普及の事例 ( 海外の日本食レストランの活用 ) 香港でのレストランフェア (2013 年 8 月 12 日 ~17 日 ) 内容 : 同時期に開催中の見本市 Food Expo に出展している商品を香港市内のレストランで FBI 戦略メニューとして展開特に Made From メニ

資料 1-4 放送コンテンツの海外展開 平成 2 6 年 8 月総務省情報流通行政局

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現状 課題 海外の消費者ニーズを踏まえ 更なる高付加価値化を実現すべく 日本産酒類のブランド力と品質を向上させます 国内外で高い評価を受けた 高付加価値な酒類が輸出される傾向にある 今までの傾向を踏まえ 日本産酒類の高付加価値化を進めるとともに 海外において製造されている酒類との差別化を図ることが課

資料3-8 日本貿易振興機構提出資料

ベトナムの 6 ヶ国のうち少なくとも 1 ヶ国が含まれていること 適切な放送コンテンツの製作 確保要件 日本ブランド全体のイメージ向上に資する内容であり 国内の特定地域を限定的に取り上げる放送コンテンツでないこと ( 単一の都道府県のみを取り上げる事業企画は本事業の対象外とする ) 本事業が平成 2


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資料 2 平成 27 年度の政策対話等の実施実績及び予定について ( 未定稿 ) 1. 概要 平成 27 年度は 以下の取組につき 各国の状況に応じ組み合わせて実施 (1) 各国との政策対話の実施 (2) 対話の場を活用した 我が国食関連産業と先方政府 先方民間企業のとの情報共有 マッチングの促進

日本貿易振興機構提出資料 2

農林水産物 食品の輸出額の国 地域別内訳 主な輸出先国 地域は 香港 米国 台湾 中国 韓国で 約 7 割を占める 原発事故に伴う輸入規制により 中国及び韓国は震災前 (2010 年 ) の水準に戻らなかった 他方 アセアン地域は 輸出額が急増 (2013 年 : 速報値 ) ( 億円 ) カッコ内

May, 2019 FNB 東京大会選手村におけるメニューの策定及び産地表示について ~ 選手村ダイニングにおける食の発信 ~ 東京 2020 大会組織委員会

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

主な国 地域別内訳 ( 単位 : 億円 ) 国 地域名 平成 27 年 平成 28 年 増減額 増減率 世界 7,451 7, % 香港 1,794 1

資料 5-2 クールジャパンの推進 平成 27 年 1 月 26 日 総務省

アイヌ政策に関する世論調査 の概要 平成 3 0 年 8 月内閣府政府広報室 調査対象 全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,710 人 ( 回収率 57.0%) 調査時期平成 30 年 6 月 28 日 ~7 月 8 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的

1 目 次

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

知財事務局配布資料

梨県間における観光交流の促進等について意見交換を行った ベトナム政府観光総局と山梨県との協力関係の強化が両国の国際友好交流に重要な役割を果たすことを確認し 覚書を締結した ( ベトナム政府観光総局が日本の地方自治体と覚書を締結することは初 ) 覚書の概要 両県局の協力による観光プロモーションの実施

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事例 食生活改善推進員による食文化継承の取組 一般財団法人日本食生活協会 1ふるさと料理教室の開催 ( 静岡県協議会 ) 幼児と保護者 小 中学生を対象に だしの取り方 だしの色々な違いについて体験 だしをしっかり取る事で 減塩 につながり それが健康的な食生活につながる事を多くの人々に伝える みず

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平成 31 年度 事業計画書

27/12/2013 ジェトロ パリ事務所 ホタテ 日本酒商談会 ( パリ ) 運営業務公募要綱 ジェトロでは 日本産冷凍ホタテと日本酒の輸出促進のため 2014 年 2 月 10 日 ( 月 ) 同 2 月 12 日 ( 水 ) にそれぞれパリ ニースに置いて 別添 1 2 のとおり ホタテと日本

平成 27 年 2 月 24 日 ドバイビジネスミッション報告 ~ 食関連企業等の中東市場への本格進出に向けて ~ ( 本件お問い合わせ先 ) 北海道経済産業局産業部農商工連携課 ( 担当名 : 渡辺 小島 ) 電話 : ( 内線 2593) FAX:

総務省 1 統計功労者に対する大 臣表彰 統計に関し功績のあった統計調査員を表彰する 11 月 19 日 2 広報関係 (1) 刊行物の活用等による広報 総務省広報誌 総務省 等に 統計の日 についての広報記事を掲載して周知を図るとともに 各種行事結果についても掲載する 統計の日 関連行事の広報文を

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

ジェトロの農林水産物 食品輸出促進の取組 農林水産省が策定した輸出戦略 戦略実行委員会での議論に基づき ジェトロは 農林水産物 輸 出促進本部 を中心に国内外事務所を活用し 関係省庁 機関 業界団体等との連携し輸出を促進 農林水産省 3者の連携 ジェトロ特定補助金 交付 輸出戦略の作成 進行管理 ジ

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)


平成 29 年度 事業計画書

オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック

< 目次 > 概要 1 1. 香港 2. 台湾 3. 韓国 4. 中国 5. シンガポール 6. マレーシア 7. ブルネイ 8. インドネシア 9. タイ 10. ベトナム ミャンマー 12. フィリピン 13. インド 14. 中

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

ホームページのバリアフリー化の推進に関する調査の結果に基づく勧告に対する改善措置状況 ( 回答 ) の概要 調査の実施時期等 1 実施時期平成 21 年 8 月から 22 年 6 月イーガブ 2 調査対象機関全府省 (16 府省 ) の本府省及び外局 34 機関 ( 電子政府の総合窓口 (e-gov

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

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< 蔡紹霞 ( メイシゥハチョイ )> 国 地域 : 香港年齢 :59 歳現職 : 新華日本食品有限公司代表取締役社長西村料理集団代表取締役社長 中華料理への日本産食品の利用を促進 1997 年以来約 20 年間 香港への日本食品の輸入に取り組むとともに 本格的日本レストラン 西村日本料理 も経営

6 学校給食での地場産物活用に当たっての課題 学校給食における市町村産食材等の利用に関する調査 において 市町村に対し 学校給食で地場産物の活用を促進する上での課題について 市町村産食材と道産食材について それぞれ伺ったところ 次のような結果となりました 学校給食への地場産食材利用促進上の課題 関係

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本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

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平成 28 年度 事業計画書

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平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

西川知事香港 シンガポール訪問現地リポート (11 月 15 日分訪問先 : シンガポール ) 平成 28 年 11 月 16 日農林水産部食料産業振興課産業労働部国際経済課観光営業部広域誘客課 1. SATS Cool Port( 保冷貨物取扱専用施設 ) 視察 (10:00~11:00) (1)

1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%

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EPA に関する各種試算 試算 1 EPA のマクロ経済効果分析 (3 ページ ) 内閣官房を中心に関係省庁と調整したシナリオに基づき 川崎研一氏 ( 内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官 ) が分析 WTO はじめ広く関係機関が活用している一般均衡モデル (GTAP モデル ) を使用 EPA

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

図 4-1 関経連アセアン経営研修の変遷 そこで 関経連では 2016 年 11 月 次年度以降のアセアン経営研修の充実 強化を検討するため 本研修に協力いただいている各国の機関の幹部を関西に初めて招聘し 関西アジアフォーラム を開催した 8 カ国 ( カンボジア インドネシア ラオス マレーシア

資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室

2. 食料自給率の推移 食料自給率の推移 我が国の食料自給率 ( 総合食料自給率 ) は 長期的に低下傾向で推移してきましたが 近年は横ばい傾向で推移しています (%) (H5 ) 43 7

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

2 アニメ ファッション 食 地域産品 伝統文化 匠の技術など海外で人気の高いクール ジャパンの魅力と底力を産業化し 海外市場開拓及び海外顧客の訪日を促進するため ターゲット国と分野を決め 業種を超えたチームづくり 市場開拓 成果の検証 他事業への応用 実際の事業展開 という企業や若手人材の一貫した

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学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

障害者雇用率発表資料

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工程例包入保加冷出原材料装荷管熱却1.HACCP とは 1 原材料の受入れから最終製品までの各工程ごとに 微生物による汚染 金属の混入などの危害要因を分析 (HA) した上で 危害の防止につながる特に重要な工程 (CCP) を継続的に監視 記録する工程管理システム 2 これまでの品質管理の手法である

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電通、「ジャパンブランド調査2014」を実施

新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

第6回議論における補足資料

電通、「ジャパンブランド調査2015」を実施

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資料 オリ パラ東京大会を契機とした GAP の推進と県産農畜水産物のプロモーション 平成 30 年 9 月 18 日 持続可能性に配慮した日本の食の魅力発信のための研修会 岐阜県農政部

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

インド 12 3 エビ イカ オーストラリア 13 3 マグロ エビ フィリピン 14 1 マグロ カツオ エビ アイスランド 15 1 その他の魚 ハリバット 魚卵 スペイン 16 1 マグロ タコ マルタ 17 1 モロッコ 18 1 タコ イカ モーリタニア 19 1 タコ ニュージーランド

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

新興国市場開拓事業平成 27 年度概算要求額 15.0 億円 (15.0 億円 ) うち優先課題推進枠 15.0 億円 通商政策局国際経済課 商務情報政策局生活文化創造産業課 /1750 事業の内容 事業の概要 目的 急速に拡大する世界市場を獲得するためには 対象となる国 地

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農林水産物・食品輸出振興の現状と課題

国産材海外出展のご案内

ソフト パワーを通じた成長機会の拡大 2 1. クール ジャパンの発信 要望額 2 億円 要求額 0.2 億円 海外での実施体制 日系企業 日本人専門家 文化人 芸術家等 < 海外における日本の 拠点 たる大使館 総領事館の強みを最大限活用 > 現地要人やプレスとの人脈現地での信用力要人往来の機会の

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Transcription:

2020 年の目指す姿 ~ 国別 品目別輸出戦略 ~ 3

平成 27 年度日本食 食文化普及推進総合対策 ( 要求額 1,393 百万円 ) 背景 課題 日本国内の食市場が縮小する中 雇用 所得を守り 政策目標の輸出額 1 兆円を達成するには 今後食市場の拡大が見込まれる国 地域の需要を開拓し 輸出拡大するための取組が重要 日本産農林水産物 食品を輸出する取組と併せて 日本食 食文化を世界に発信することで 日本産農林水産物 食品に対する関心と需要を高めて普及させるとともに 世界に正しく伝播させる仕組みの構築が必要 対策のポイント 日本食 食文化普及推進総合対策 日本食 食文化の魅力の世界発信 日本食文化の魅力発信による日本食のブランド化 輸出促進 海外展開のための環境整備 日本食文化を普及する料理人等の人材育成等 日本産物 食品への需要拡大 海外 国内 1 多様なコンテンツを活用した魅力発信 2 人材の育成と活用 3 海外メディア等の活用 4 国内における日本食の魅力訴求 在外公館と連携した日本食 食文化の理解促進 ( 新規 ) 日本食の海外出店等の支援の推進 ( 新規 ) 日本食文化週間の開催 ( 継続 ) 海外の日本食 食文化の普及のための料理人等の人材の活用 ( 継続 ) JICA と連携した日本食 食文化普及の人材育成 ( 継続 ) 民間進出企業と連携した食育活動支援 ( 継続 ) 海外メディア等を活用した日本食 食文化の魅力発信 ( 継続 ) 外国人旅行者への国産食材使用料理店等の PR( 新規 ) 多言語やハラールに対応可能な料理人の育成 ( 新規 ) 効果 海外における日本産農林水産物 食品の需要拡大 政策目標輸出額 1 兆円に向けた輸出促進への貢献 4

クールジャパン発信力強化のためのアクションプラン ( 抜粋 ) 1 クールジャパンの発信の先駆として 世界で高く評価されている日本の食文化の発信イベントを海外で順次行う その際 食材の発信やスイーツなどの活用にも配慮する また クールジャパンの発信に当たっては 相手国の文化等を理解した上で 食 日本産酒類 ファッション ものづくり コンテンツ等の連携の可能性を検討し 経済的効果に文化的価値を加えたトータルコーディネートも含めた日本ブランドの効果的発信を模索する その際には 民間の優れた人材の活用等を通じて柔軟な発想を活かすことができるよう努める ( 外務省 経済産業省 総務省 農林水産省 内閣官房 ( 日本産酒類の輸出促進連絡会議 ) 内閣官房 ( 国際広報室 )) 4 地域の放送局や番組製作会社等が能力と意欲のある中小企業 自治体等と協力して食や観光資源等の情報を放送やネットを通じて海外に発信し 地域活性化を進める取組やポップカルチャーの映像コンテンツの発信を支援する ( 総務省 経済産業省 農林水産省 ) 5 外国の要人 著名人への働きかけや 内外でのイベント 在外公館の活動等を通じて 日本国内に滞在する外国人に対してはもとより 広く外国においても日本産酒類の魅力を日本産農林水産物 食品と併せて発信するとともに 輸出環境の整備を図る ( 内閣官房 ( 日本産酒類の輸出促進連絡会議 ) 財務省 ( 国税庁 ) 外務省 農林水産省 経済産業省 観光庁 ) 7 総理大臣 ファーストレディ クールジャパン戦略担当大臣などが公式行事などの場で率先して日本ブランドを発信する ( 内閣官房 ( 知的財産戦略推進事務局 ) 関係各府省 ) 16 正統な日本料理を作ることのできる料理人や日本料理に造詣の深い学識経験者 ( 日本人 外国人 ) などを食の伝道師として育成し 日本食 食文化の普及 啓発を行わせる ( 農林水産省 ) 5

平成 27 年度日本食 食文化の普及の取組について 1. レセプション食イベント 2. 普及人材育成 事業名 ( 関連するアクションプラン ) -1 クールジャパン関係省庁と連携した取組 (1) -2 トップセールス (5 7) -1 海外の料理学校等の活用 (16) -2 海外のトップシェフの活用 (16) -3 海外の日本食レストランの活用 (16) 事業事例 ミラノ万博におけるジャパンプレゼンテーション (6,7 月 ) 総理の外遊に合わせた食イベント 等 海外給食事業者と連携した料理人育成 日本酒と日本食文化の普及人材育成 等 3. 海外広報 -1 メディアを活用した広報 (4) 和食全般に関する番組の制作放映 郷土料理 和菓子に関する番組の制作放映等 4. 海外出店支援 -1 事業可能性検証 (1 5) -2 外食産業投資ミッション派遣 (1 5) 等 6

平成 26 年度日本食 食文化の普及の取組について 1. レセプション食イベント 2. 普及人材育成 事業名 ( 関連するアクションプラン ) -1 クールジャパン関係省庁と連携した取組 (1) -2 トップセールス (5 7) -1 海外の料理学校等の活用 (16) -2 海外のトップシェフの活用 (16) -3 在外公館や海外の日本食レストランの活用 (16) 事業事例 ジャパンおもてなしパビリオンでの食イベント 和食道でのシンポジウム レセプション等 パリ ニューヨークでのレセプション WSET との連携による日本酒および日本食普及人材育成 アジアの料理学校との連携 海外給食事業者とのメニュー開発 サンパウロでの和食セミナー ニューヨーク マドリッドの日本食レストランとの連携 3. 海外広報 -1 メディアを活用した広報 (4) CNN を活用した日本茶 和牛 水産物 日本酒の CM 放送 NHK ワールド通じた番組放映 7

1-1 日本食フェスティバルの開催 ジャパンおもてなしパビリオンでのレセプション 食イベント 期間 :2014 年 6 月 12 日 ~7 月 13 日場所 :Parque da Bola (Jockey Club, Rio de Janeiro) 概要 : 日本食 ( 蕎麦など ) 日本酒の試食提供を期間中実施 また オープニング 日本食レストラン週間のレセプションを開催 在ブラジルの小池シェフによる調理デモや現地食材と日本産品を使用した料理を提供 内閣官房 総務省 外務省 国税庁 文化庁 農林水産省 経済産業省 観光庁 環境省と連携後援 : ジェトロ 社 ) ミス日本酒 和食道 The World Japanese Cuisine Show 日時 :2015 年 1 月 30 日 ~2 月 1 日場所 : 京都概要 : 海外の食文化関係の学識者 シェフ ソムリエなどの料理関係者 食産業関係者等を招へいし 日本の食文化関係の学識者 料理関係者 生産者等と交流し 日本食 食文化の魅力に触れ 理解を深めるため 伝統 健康 観光 教育等多面的な観点から 日本の食 を見つめるシンポジウム等を開催予定 外務省 国税庁 農林水産省 経済産業省 観光庁と連携和食道 http://washoku-do.jp/ 検索 8

1-2 トップセールス パリ : 日仏友好和食レセプション (2014 年 5 月 5 日 ) 安倍総理のフランス訪問の際に 総理からオランド仏大統領へ 和食を紹介するレセプションをパリの在フランス日本大使公邸で実施 6 月より本格輸出の始まる和牛の料理を提供し 和牛の魅力をPR ニューヨーク : 和食スタイルレセプション (2014 年 9 月 24 日 ) 場所 : 国際連合日本政府代表部 大使公邸 概要 : 国連総会に出席する世界のリーダー 米国政財界 流通関係者 食関連事業者等を対象に米国人シェフの眼で見た日本産品の魅力を料理で表現 日本酒 ウイスキー等日本産酒類も提供 大統領 6 名 首相 2 名 外相 10 名ほか約 270 名が出席 9

2-1 普及人材の育成料理学校等の活用 Wine & Sprits Educational Trust (WSET) ロンドン校との連携 2014 年 11 月末 ~12 月 1 週目 : 日本への招聘対象 :WSET 各国の日本酒クラス講師候補 8 名概要 : 蔵元や酒類総研で日本酒 日本文化について学ぶ 2015 年 2 月 3 日 ( 予定 ): ロンドンでのセミナー対象 : 食関連事業者 メディア関係者概要 : 日本酒と日本食のマッチング 現地の食とのマッチングについてセミナーを実施 料理学校アジア 開催概要フィリピン ( マニラ ) 事業 : 17 月 28 日 27 月 31 日 38 月 27 日 49 月 24 日インドネシア ( ジャカルタ ) 事業 : 18 月 14 日 28 月 20 日 39 月 17 日 49 月 24 日 事業内容富裕層のメイドを対象として 日本食のつくり方 日本産品の活用の仕方が学べる料理学校講座を開催 フィリピン事業においては 料理研究家の千葉真知子氏を起用 手軽につくれる日本食 をコンセプトに講義を実施し好評を得た 10

2-2 普及人材の育成海外のトップシェフの活用 海外給食事業者とのメニュー開発 日時 :2014 年 12 月 8 日 ( 月 ) ベルギー 場所 :Belgocatering のカフェテリア (VTM テレビ局内 ) 対象 :Belgocatering の各店舗料理長 副料理長クラス約 40 名 概要 : オランダに輸入されている日本産の季節の野菜や調味料の販路拡大のため ベルギー食材調達量が大きく この分野に関心のある高級セグメントの給食事業者のシェフを対象に 現地ディストリビューターも招いたセミナーを開催 講師 : 末次庸介氏 ( のんべえ大学シェフ第 8 回日本食海外普及功労者 ) Mr.Gert de Mangeleer ( ブルージュ三つ星 Hertog-jan シェフ ) 結果 : セミナー実施後にベルギー国内のディストリビューターが決定 サンパウロ : 和食セミナー 料理講習会 (2014 年 8 月 2 日 ) 場所 : ホテル チボリ サンパウロ モファレジ概要 : 現地の日本食料理人や料理学校生徒を対象とした和食セミナー及び料理講習会を開催 試食会には安倍首相も出席 講師 : アレックス アタラ ( D.O.M オーナーシェフ) 風戸正義 ( 国際すし知識認証協会代表理事 ) 小池信也 ( 現地日本料理 藍染 オーナーシェフ第 8 回日本食海外普及功労者 ) 11

2-3 普及人材の育成在外公館や海外の日本食レストランの活用 在外公館への日本産新米の贈呈 時期 :2014 年 11 月内容 : 在外公館で開催される天皇誕生日祝賀会などのレセプションで日本産新米の美味しさをPRするため JA 全農 ANAの協力を得て 北米 欧州 アジアの22の在外公館へ日本産新米を提供 マドリッドのレストランにおける日本食材のメニュー提案 時期 :2015 年 2 月 ( 予定 ) 内容 : 国際的なシェフ学会である Madrid Fusion 2015 で日本産食材 地域食材と調理法を紹介 Madrid Fusion と同時期に マドリッド市内のレストランの協力を得て 学会で紹介する食材を使用した特別メニューを提供する 現地シェフと日本から参加するシェフが それぞれメニューを作成し 日本食材の持つ幅広い可能性を提案する 12

3. メディアを活用した海外広報 CNNを活用した日本茶のCMの制作と昨年制作の和牛 水産物 日本酒のCM 放送 日本茶の文化や日本茶の生産から加工までの工程に注力した CM を制作 また CNN のグローバルネットワークを活用し 昨年度制作した和牛 水産物 日本酒および日本茶の CM を放映 放映は 欧州 北米 アジア等 NHK ワールド ( 日本国際放送 )TV を通じ日本食 食文化に係る番組を放映 和食 和牛 水産物 日本酒 日本茶をテーマとしたテレビ番組を制作し NHK ワールド TV で 約 150 の国 地域 ( 約 1 億 9,791 万世帯視聴可能 ) で放送 省庁間連携として NHK ワールド TV での放映の最後に観光庁 PR 映像の放映 総務省事業で持っている海外の TV 放送局の番組枠に農水省のコンテンツの供給 13

2015 年ミラノ国際博覧会の開催について ミラノ万博は 2015 年 5 月から半年間 地球に食料を 生命にエネルギーを をテーマに開催される大規模な博覧会 農林水産省及び経済産業省を幹事省 国土交通省を副幹事省とし ジェトロを参加機関とした体制を整備 日本の農林水産業や食を取り巻く様々な取組み 日本食 日本食文化に詰め込まれた様々な知恵や技が 人類共通の課題解決に貢献していくことをテーマに準備中 < 日本館の概要 > 建築 多様性のうつわ 日本古来からの知恵と技を現代の日本の最先端技術を用いて応用し 伝統と革新が共存する木材等を活用した日本館を建築する 万博日本館のマーク 祝い箸をモチーフにし EXPO の E を形作っている 日本館のテーマ Harmonious Diversity- 共存する多様性 展示 食生活と農業生産の多様性 食生活と農業生産の多様性自然と共生する 農林水産業 をベースに 深遠な知恵と技とが凝縮された日本の 食 と 食文化 が 持続可能な未来社会を切り拓くことをアピール レストラン Feel the Japanese Passion 展示の理解を共感に変えるため だし等の日本の優れた食を体験できる場として展開 ( 高級日本食レストランとフードコートを設置 ) 催事多くの方々が参加 発信できる行催事の展開日本食や食文化の多様性を世界へアピールするため 地方公共団体や団体の参画を公募 現在 25 組 33 自治体 12 団体が参画表明 14

ミラノにおけるジャパンプレゼンテーション事業開催 期間 会場 : 平成 26 年 6 月 15 日 ( 月 ) 7 月 15 日 ( 水 ) の期間中 31 日間 : ステッリーニ宮殿 (Corso Magenta 61 Milano) 内容 ミラノ万博開催に合わせ ミラノ市内にて ジャパンサローネを開催 日本食 日本酒 日本茶 和菓子の試飲提供 日本食 食文化の紹介展示 ( パネル / 現物展示 / 映像展示 ) NHK 8K 技術体験 クールジャパン シアター パネル展示 パンフレット リーフレット配布 特別プログラム ミラノ万博ジャパンデー レセプション (7 月予定 ) 現地食材と日本産品を使用した料理提供 調理デモ ( 仮 ) 内閣府 総務省 農林水産省 経済産業省 観光庁等と連携後援 : ジェトロ 15