このダイナミックリンクライブラリ GaugeC48.dll は 8CH から 48CH 用の DigitalGaugeCounterDG3000 シリーズ共通の DLL です この説明書は GaugeC48.dll を使ったアプリケーションを作成するためのものです 開発環境は MicrosoftVi

Similar documents
UIOUSBCOM.DLLコマンドリファレンス

Microsoft Word - 7_rusb.doc

CS-3000/5000 用 LabView ドライバ 取扱説明書 第 1 版 2014/7/28 岩通計測株式会社 1. 使用条件 a. 装置 : 岩通計測製 CS-3000/CS-5000 シリーズ b. 動作確認 PC/OS:IBM PC/AT 互換機 マイクロソフト Windows7 c.p

USB_IR_Remote_Controller_Advance_Library 取扱説明書 2016/06/23 R03 Assembly Desk USB_IR_Remote_Controller_Advance_Library を使用すると 弊社製 USB IR Remote controll

USB_IR_Remote_Controller_Advance_Library 取扱説明書 2015/8/21 Assembly Desk USB_IR_Remote_Controller_Advance_Library を使用すると 弊社製 USB IR Remote controller Ad

CONTEC DIOプロバイダ ユーザーズガイド

※ ポイント ※

MODBUS ユーザーズマニュアル 페이지 1 / 23

monologue Sound Librarian 取扱説明書

Taro-82ADAカ.jtd

arduino プログラミング課題集 ( Ver /06/01 ) arduino と各種ボードを組み合わせ 制御するためのプログラミングを学 ぼう! 1 入出力ポートの設定と利用方法 (1) 制御( コントロール ) する とは 外部装置( ペリフェラル ) が必要とする信号をマイ

プロバイダ ユーザーズガイド

ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0

SiTCP ユーティリティユーザガイド 2014 年 6 月 18 日 0.73 版 Bee Beans Technologies 1

内容 1. APX-3302 の特長 APX-3312 から APX-3302 へ変更するためには 差分詳細 ハードウェア ハードウェア性能および仕様 ソフトウェア仕様および制限 Ini ファイルの設

prologue Sound Librarian 取扱説明書

プログラマブル LED 制御モジュール アプリ操作説明書 プログラマブル LED 制御モジュール設定アプリ操作説明書 適用モジュール 改訂番号 エレラボドットコム 1

CoIDE 用 F4D_VCP の説明 V /07/05 USB の VCP( 仮想 COM ポート ) による非同期シリアル通信を行うプログラムです Free の開発ツール CoIDE で作成した STM32F4 Discovery 用のプロジェクトです プログラムの開始番地は 0x

CashDrawer ライブラリ API 仕様書 2014/07/09 CashDrawer ライブラリ API 仕様書 Rev / 10

ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 157 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出 力されないことがある 267 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組

演算増幅器

1. USB の VCP( 仮想 COM ポート ) について USB の VCP( 仮想 COM ポート ) は USB を非同期シリアル通信として使用するための USB のドライバです PC には VCP ドライバをインストールする必要があります USB の VCP( 仮想 COM ポート )

Microsoft PowerPoint - 第3回目.ppt [互換モード]

TFTP serverの実装

バーコードハンディターミナル BT-1000 シリーズセットアップガイド ( 第 1 版 ) CE ***

目次 目次... 1 はじめに... 3 概要... 4 サポート環境... 5 関数... 6 MEC_OpenDevice... 7 MECDevice_Release... 8 MECDevice_GetFirmVersion... 9 MECDevice_GetCoreTemperature

US-122MK2/144MK2_RN-J_RevF

KORG KONTROL Editor 取扱説明書

ワイヤレスセンサモジュール取扱説明書

ヤマハDante機器と他社AES67機器の接続ガイド

Microsoft Word - TS-816.doc

『テクノス』V2プログラムインストール説明書

目次 1 I2Cとは 13 結線写真 2 センサの多くがI2Cに対応 14 WHO_AM_I 3 マイコンでのI2C通信例 15 I2C読込みプログラム 4 とは 16 I2C読込みスクリプト概要① 5 タイミングパラメータ 17 I2C読込みスクリプト概要② 6 書込み 18 センサ読込みプログラ

Windows Server 用 HDJ-HSU シリーズアンロックユーティリティ SHGate Service 取扱説明書 SHGate Service は サーバー機に接続されたセキュリティハードディスク HDJ-HSU シリーズ にパスワードを登録することで サーバー起動時や HDJ-HSU

Instruction Manual

Studuino ライブラリ環境設定Windows編

MultiLABELISTOCX と MultiLABELISTV4 MLOCX は MLV4 のレイアウト発行機能を継承しています したがって MLV4 の振分発行やプ リセット発行を使用するための登録情報は使用できません MLV4 のレイアウト管理でレイアウトを作成すると 拡張子が m lay

データ収集用 NIM/CAMAC モジュールマニュアル 2006/5/23 目次 クレート コントローラ CC/ NIM ADC 1821 (Seiko EG&G)...3 ADC インターフェイス U デッドタイム

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

1. ボードの複数台制御 コンフィグ ROM から FPGA が起動できる場合を想定しています FPGA 回路には 特定のレジスタアドレスにプリセットしたデータが必要です 製品出荷時のサンプル FPGA 回路では レジスタ No.3 を 8bit 幅に設定し FPGA 外部の 4bit ディップスイ

Taro-ファイル処理(公開版).jtd

本書は INpMac v2.20(intime 5.2 INplc 3 Windows7/8/8.1に対応 ) の内容を元に記載しています Microsoft Windows Visual Studio は 米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です

ファイル入出力

RTC_STM32F4 の説明 2013/10/20 STM32F4 内蔵 RTC の日付 時刻の設定および読み込みを行うプログラムです UART2( 非同期シリアル通信ポート 2) を使用して RTC の設定および読み込みを行います 無料の開発ツール Atollic TrueSTUDIO for

1. 目次 PixiModule ターミナルアプリ (ios 版 ) ソース説明 2. ios 版ご利用の前に ソースファイル内の用語の説明... 4 サンプル 4. ソースファイルの構成 Main.storyboard の説明 ViewControlle

電子紊品チェックシステム利用マニュアル

AI1608AYUSB手順V3

9 WEB監視

USBメモリドングル説明書

monologue Sound Librarian 取扱説明書

BOM for Windows Ver

SOPC Builder ペリフェラル 簡易ユーザ・ガイド - PIO (Parallel I/O)

情報処理演習 B8クラス

<4D F736F F D20B6BCB5D7B2CCDED7D8CFC6ADB1D9315F43532E444F43>

ファイル入出力

Microsoft Word PXシリーズプリンタドライバインストール説明書(Win8・10-32・64bit)

Microsoft Word - WRBC-AO-01-SNVT V110.doc

gengo1-12

ファイル操作-バイナリファイル

試金石取扱説明書

TOPPERS 活用アイデア アプリケーション開発 コンテスト 部門 : 活用アイデア部門アプリケーション開発部門 作品のタイトル : Toppers_JSP と Scicos_lab / (Scilab でも可 ) による 組込みメカトロニクス制御シミュレーション 作成者 : 塩出武 ( シオデタ

USB モジュール

2006年10月5日(木)実施

試金石取扱説明書

FTP_RW_ProgramDescription_jp_V100

U/Cサーバ 業務システム間転送プログラムインターフェース仕様書

SLCONFIG の操作 JF1PYE Ⅰ. PC と slconfig の通信設定 Ⅱ. Slconfig の操作 Ⅲ. 端末ソフトによる Command 機能 Ⅳ. slconfig 実行形式プログラムの作成 Ⅴ. 端末ソフト Tera Term のダウンロード インストー

内容 MD00Manager とは?... MD00Manager をインストールする.... ソフトのインストール... MD00Manager の使い方.... 起動をする... 機能説明...7 機能説明 ( メニューバー )...8 機能説明 ( ステータスバー )...8 機能説明 ( コ

microsd メモリカード (microsdhc メモリカードを含む ) を IS11LG 本体にセットして データを保存することができます また 連絡先 メール ブックマークなどを microsd メモリカードに控えておくことができます アプリケーションによっては microsdメモリカードをセ

Studuinoライブラリ環境設定Mac編

どこでも写真管理 Plus (ios 版 ) 操作手順書 ( 黒板作成 連携ツール使用時 ) EX-TREND 武蔵の写真管理 黒板作成 連携ツール どこでも写真管理 Plus でデータを連携して 電子小黒板機能付き工事写真を撮影する手順を解説します 解説内容がオプションプログラムの説明である場合が

型名 RF007 ラジオコミュニケーションテスタ Radio Communication Tester ソフトウェア開発キット マニュアル アールエフネットワーク株式会社 RFnetworks Corporation RF007SDK-M001 RF007SDK-M001 参考資料 1

< D A0>

1. A/D 入力について分解能 12bit の A/D コンバータ入力です A/D 入力電圧とディジタル値との対応は理論上 入力電圧 0V : 0 入力電圧 +3V : 4095 です 実際はオフセットと傾きがあり ぴったりこの数値にはなりません 2. A/D 入力に使用する信号 STM32L_A

1. 使用する信号 1.1. UART 信号 UART 通信に使用する信号と接続相手との接続は以下の通りです UART 信号表 番号 CPU 機能名 CPU 信号名 基板コネクタピン番号 方向 接続相手の信号名 1 USART1_TX PA9 CN > RxD 2 USART1_R

目次 1. 概要 動作環境

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10)

BDP シリーズ向 USB-PMBus アダプタ + Windows GUI USB-PMBusEVM-02 + Digital Mediator 取扱説明書 Bellnix Ver. 1.1 機種名 :USB-PMBusEVM 概要本書では BDP シリーズ ( 評価ボード BDP12

< F F B838B F D815B834A815B94C F B838B816A2

 

ワゴ・新製品インフォメーション

MW100 Modbusプロトコルによるデータ通信の設定について

PowerTyper マイクロコードダウンロード手順

Microsoft Word - NanoPhotometer用PCソフトウエア操作説明書 Rev 1.00.doc

Microsoft Word - CAN Monitor の使い方.doc

SP-H6-KC Saison Information Systems CO.,LTD

スライド 1


1. UART について UART は Universal Asynchronous Receiver Transmitter の頭文字をとったもので 非同期シリアル通信と呼ばれます シリアル通信とは 一本の信号線でデータをやりとりするために 1bit ずつデータを送出することをいいます データを受

MS5145 USB シリアル エミュレーション モードの設定

Driver Specification for JX65x, 67x, 598

wx01j-v234_instmac

Viewgo波形の連続格納ソフト

Microsoft Word - PCI-X_PCIeバスのデータ転送-ver1.0.docx

ファイル管理 microsdメモリカードを利用する 232 microsdメモリカードを取り付ける 233 microsdメモリカードを取り外す 234 microusbケーブルでパソコンと接続する 235 メモリの使用量を確認する

Notes and Points for TMPR454 Flash memory

Microsoft Word - WRBC-MAI_01-SNVT V180.doc

PC 移行は以下の流れで行います 次ページ以降に各手順を記載しますのでご確認ください ( をクリックすると該当の説明にジャンプします ) 移行元の PC での作業 Step1 移行するデータをバックアップする (3 ページ ) [ 随時処理 ]-[ データコピー処理 ] メニュー 複数のデータが存在

VLSI工学

Ver.1.1

Transcription:

DigitalGaugeCounter DG3000 シリーズ ダイナミックリンクライブラリ GaugeC48.dll(DLL) 取扱説明書

このダイナミックリンクライブラリ GaugeC48.dll は 8CH から 48CH 用の DigitalGaugeCounterDG3000 シリーズ共通の DLL です この説明書は GaugeC48.dll を使ったアプリケーションを作成するためのものです 開発環境は MicrosoftVisualBasic6.0 を前提にしております この DLL GaugeC48.dll は作成したアプリケーションの EXE ファイルのあるフォルダまたは Windows の System フォルダに置いてください 1

' 内部関数をアクセスするユーザー定義型を記述してください TypeDW_DATA StatusAsLong ' ステータス DataAsLong ' データ EndType TypeDW2_DATA StatusAsLong Data(1)AsLong EndType ' ステータス '2 データ用 TypeVER_INF StatusAsLong ' ステータス Info(59)AsByte 'Version 情報文字列 (60Bytes 固定 ) EndType 'ASCII データがセットされます TypeCMD_STS 'USB 送受信用 whdlaslong 'Write 用デバイスハンドル rhdlaslong 'Read 用デバイスハンドル derraslong 'DLL エラー '1=PIPE00OpenNG '2=PIPE01OpenNG '3=PIPE01CloseNG '4=PIPE00CloseNG '5=Write 用デバイスハンドル INVALID '6=Read 用デバイスハンドル INVALID '7= 受信用バッファ領域確保 NG '8=WriteFile エラー '9=WriteFile 書き込みバイト数不一致 '10=ReadFile エラー '11=ReadFile 読み込みバイト数不一致 '12=ReadFile 最初のデータが送信と不一致 '13=ReadFile 非同期処理のエラー '14=ReadFile タイムアウト werraslong 'Windows エラー 'derr<>0 の時の GetLastError() completedevicename(255)asbyte 'GlobalUniqueID のデバイス情報シンボリックリンク名 EndType 2

' グローバル変数またはパブリック変数で定義をしてください GlobalUSBdevAsCMD_STS 'USB 送受信用 USB デバイスのオープン関数 Open_USB() で USBdev を渡します 以後はこの USBdev を使って装置にアクセスして下さい 3

'GaugeC48.dll 内部関数の参照宣言をしてください '(1)DLL 内部関数の初期化 ( 最初に必ず実行してください ) DeclareSubInit_USBLib"GaugeC48.dll"() '(2)DLL 内部関数の終了処理 ( 最後に必ず実行してください ) DeclareSubTerm_USBLib"GaugeC48.dll"() '(3)USB デバイスのオープン DeclareFunctionOpen_USBLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS)AsLong '(4)USB デバイスのクローズ DeclareFunctionClose_USBLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS)AsLong '(5)USB デバイスのバージョン番号取得 DeclareFunctionRead_VersionLib"GaugeC48.dll"(ByRefCmdStsAsCMD_STS, ByRefVerInfAsVER_INF)AsLong '(6) 使用チャンネルを書き込み DeclareFunctionWrite_ChannelLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDw2DataAsDW2_DATA)AsLong '(7) 使用チャンネルの読み込み DeclareFunctionRead_ChannelLib"GaugeC48.dll"(ByRefCmdStsAsCMD_STS, ByRefDw2DataAsDW2_DATA)AsLong '(8) サンプリング時間を書き込み DeclareFunctionWrite_SamplingTimeLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong '(9) サンプリング時間の読み込み DeclareFunctionRead_SamplingTimeLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong '(10) データ数を読み込み DeclareFunctionRead_DataCountLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong 4

'(11) カウンタをリセットする DeclareFunctionCounter_ResetLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDw2DataAsDW2_DATA)AsLong '(12) 手動トリガ ( ソフトから ) をかける外部 ( 手動 ) トリガの場合有効 DeclareFunctionManual_TriggerLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong '(13) 計測開始 / 停止 DeclareFunctionMeasure_StartStopLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong '(14) コンフィグレーション設定 DeclareFunctionWrite_ConfigurationLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong '(15) 計測データを取り込み DeclareFunctionRead_DataLib"GaugeC48.dll"(ByRefCmdStsAsCMD_STS, ByRefDwDataAsDW_DATA,ByRefbufAsByte)AsLong '(16) ボード実装状態の読み込み DeclareFunctionRead_BoardNumLib"GaugeC48.dll" (ByRefCmdStsAsCMD_STS,ByRefDwDataAsDW_DATA)AsLong '(17) リアルタイムデータを取り込み DeclareFunctionRead_RealLib"GaugeC48.dll"(ByRefCmdStsAsCMD_STS, ByRefDwDataAsDW_DATA,ByRefbufAsByte)AsLong 5

1.DLL 内部関数の初期化 Init_USB() 動作 DLL 内部関数の初期化を行います DLL を使う一番最初に必ず実行してください 2.DLL 内部関数の終了処理 Term_USB() 動作 DLL 内部関数の終了処理を行います DLL を終了する最後に必ず実行してください 6

3.USB デバイスのオープン Open_USB(USBdev) 動作 USB デバイスをオープンします ( 装置が接続されている ) 0= 関数が失敗 ( 装置が未接続 ) 関数が成功すると ハンドル等の情報が USBdev にセットされる 以後はこの USBdev を使って装置にアクセスします 4.USB デバイスのクローズ Close_USB(USBdev) 動作アプリケーション終了時 装置の USB デバイスをクローズしてください USBdev= オープンされている USB 送受信用ユーザー定義型バッファ ( 参照渡し ) 0= 関数が失敗関数が成功すると ハンドル等の情報がクリアされる 7

5.USB デバイスのバージョン番号取得 Read_Version(USBdev,version) 動作 USB デバイスのバージョン番号を読み込みます version= ユーザー定義型 VER_INF のバッファ ( 参照渡し ) 0= 関数が失敗関数が成功すると version.status に装置側のステータスがセットされる version.status が 0 ならば 装置の Version 情報が version.info にセットされています version.info は ASCII 文字です version.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 8

6. 使用チャンネルの書き込み Write_Channel(USBdev,channel) 動作装置に計測用使用チャンネルを書き込みます channel= ユーザー定義型 DW2_DATA のバッファ ( 参照渡し ) channel.data(0)ch 指定値 CH1 から CH24 CH1=&h000001(bit0)~ CH24=&h800000(bit23) channel.data(1)ch 指定値 CH25 から CH48 CH25=&h000001(bit0)~ CH48=&h800000(bit23) DLL 共通化のため 24 チャンネル以下の装置であっても DW2_DATA のバッファでアクセスしてください 実装されていない CH に 1 を指定しても意味をもちません 0= 関数が失敗関数が成功すると channel.status に装置側のステータスがセットされる channel.status が 0 ならば 使用チャンネルの書き込みが実行されました channel.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 9

7. 使用チャンネルの読み込み Read_Channel(USBdev,channel) 動作装置の計測用使用チャンネルを読み込みます channel= ユーザー定義型 DW2_DATA のバッファ ( 参照渡し ) DLL 共通化のため 24 チャンネル以下の装置であっても DW2_DATA のバッファでアクセスしてください 0= 関数が失敗関数が成功すると channel.status に装置側のステータスがセットされる channel.status が 0 ならば 装置の計測用使用チャンネルが channel.data にセットされています channel.data(0)ch CH1 から CH24 CH1=&h000001(bit0)~ CH24=&h800000(bit23) channel.data(1)ch CH25 から CH48 CH25=&h000001(bit0)~ CH48=&h800000(bit23) 実装されていない CH のビットは意味をもちません channel.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 10

8. サンプリング時間の書き込み Write_SamplingTime(USBdev,time) 動作装置にサンプリング時間を書き込みます 0 を書き込むと装置側の自動 ( 内部 ) サンプリングが停止します 手動 ( 外部 ) トリガーの場合はサンプリング時間に 0 を書き込んでください time= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) time.data にサンプリング時間を指定します 指定値は 24 ビット以下で単位は [ms] です 0= 関数が失敗関数が成功すると time.status に装置側のステータスがセットされる time.status が 0 ならば サンプリング時間の書き込みが実行されました time.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 9. サンプリング時間の読み込み Read_SamplingTime(USBdev,time) 動作装置のサンプリング時間を読み込みます サンプリング時間が 0 の場合は 装置側の自動 ( 内部 ) サンプリングが停止中です time= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) 0= 関数が失敗関数が成功すると time.status に装置側のステータスがセットされる time.status が 0 ならば 装置のサンプリング時間が time.data にセットされています 単位は [ms] です time.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 11

10. データ数を読み込み Read_DataCount(USBdev,count) 動作装置の計測されたデータ数を読み込みます このデータ数とは 1 データで 48 チャンネル全てを指しています count= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) 0= 関数が失敗関数が成功すると count.status に装置側のステータスがセットされる count.status が 0 ならば 装置のデータ数が count.data にセットされます 装置のバッファは 10 個あります count.data が 11 以上の場合は 装置側でオーバーフローしたことを表し この場合 最新の 10 個のデータを読んでください また オーバーフローしないように早めに読む必要があります count.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 12

11. カウンタリセット Counter_Reset(USBdev,creset) 動作装置のカウンタをチャンネル指定してリセットします 全チャンネルリセットの場合は全てのチャンネルを 1 にセットして下さい creset= ユーザー定義型 DW2_DATA のバッファ ( 参照渡し ) creset.data(0)ch 指定値 CH1 から CH24 CH1=&h000001(bit0)~ CH24=&h800000(bit23) creset.data(1)ch 指定値 CH25 から CH48 CH25=&h000001(bit0)~ CH48=&h800000(bit23) DLL 共通化のため 24 チャンネル以下の装置であっても DW2_DATA のバッファでアクセスしてください 実装されていない CH に 1 を指定しても意味をもちません 0= 関数が失敗関数が成功すると creset.status に装置側のステータスがセットされる creset.status が 0 ならば カウンタリセットが実行されました creset.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 13

12. 手動トリガー Manual_Trigger(USBdev,trigger) 動作装置の手動トリガーをアプリケーションから掛ける場合に使います 実際の運用では装置側のハードで外部トリガを掛けるのでこの関数は必要ないかと思います サンプリングが手動 ( 外部 ) の場合 ( サンプリング時間に 0 が設定されている時 ) 有効です trigger= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) trigger.data の値は何でもかまいません 0= 関数が失敗関数が成功すると trigger.status に装置側のステータスがセットされる trigger.status が 0 ならば 手動トリガーが実行されました trigger.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 14

13. 計測開始 / 停止 Measure_StartStop(USBdev,st_st) 動作装置の計測を開始 / 停止させます st_st= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) st_st.data 指定値 :&h01= 開始 &h00= 停止 0= 関数が失敗関数が成功すると st_st.status に装置側のステータスがセットされる st_st.status が 0 ならば 計測開始 / 停止が実行されました st_st.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 15

14. コンフィグレーション設定 Write_Configuration(USBdev,config) 動作装置にコンフィグレーション設定値を書き込みます config= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) config.data 指定値 bit0(&h01)= 外部トリガー極性 1: 立上がり,0: 立下り bit1(&h02)= 外部トリガーイネーブル 1: 有効,0: 無効 bit2,3(&h0c)= 分解能選択値 0.5[um]=1.0[um]=&h08,10.0[um]=&h0C 0= 関数が失敗関数が成功すると config.status に装置側のステータスがセットされる config.status が 0 ならば コンフィグレーション設定が実行されました config.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 16

15. 計測データを取り込む Read_Data(USBdev,data,buf) 動作装置の計測データを取り込みます この関数を実行する前に (10) データ数を読み込み を行ってデータ数を調べてください data= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) data.data 指定値 : データのバイト数を指定するバイト数の計算方法 (48 チャンネル 4 バイト ) データ個数データ個数とは 10 で読み込んだデータ数のことです DLL 共通化のため 8CH の装置であっても 48 チャンネル 4 バイトの単位で転送が行われます buf= データバッファ ( 参照渡し ) このバッファは 1920Byte 確保してください 最大量 ={(48CHX4Byte)}X 装置側のバッファ個数 (10) 0= 関数が失敗関数が成功すると data.status に装置側のステータスがセットされる data.status が 0 ならば buf に計測データが読み込まれています buf の配列順序はビッグエンディアンで CH1 からです buf(0)=ch1 ステータス bit0: エラー,bit1:Ready,bit2:CH 使用中 buf(1)=ch1 データ HighByte buf(2)=ch1 データ MidByte buf(3)=ch1 データ LowByte buf(4) から CH2 buf(192) から 2 個目のステータス データ開始 data.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 17

16. ボード実装状態の読込み Read_BoardNum(USBdev,bd) 動作装置のボード実装状態を読み込みます bd= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) 0= 関数が失敗関数が成功すると bd.status に装置側のステータスがセットされる bd.status が 0 ならば bd.data にボード実装状態がセットされています bd.data CH1~CH8 実装 =&h01(bit0) CH9~CH16 実装 =&h02(bit1) CH17~CH24 実装 =&h04(bit2) CH25~CH32 実装 =&h08(bit3) CH33~CH40 実装 =&h10(bit4) CH41~CH48 実装 =&h20(bit5) ボード実装は CH1~CH8 から順に始まります bit が途中で飛ぶ事は有りません bd.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 18

17. リアルタイムデータを取り込む Read_Real(USBdev,data,buf) 動作装置のリアルタイムデータを取り込みます data= ユーザー定義型 DW_DATA のバッファ ( 参照渡し ) data.data の値は何でもかまいません buf= データバッファ ( 参照渡し ) このバッファは 192Byte 確保してください 確保するバイト量 =(48CHX4Byte) DLL 共通化のため 8CH の装置であっても 192 バイトの転送が行われます 0= 関数が失敗関数が成功すると data.status に装置側のステータスがセットされる data.status が 0 ならば buf にリアルタイムデータが読み込まれています buf の配列順序はビッグエンディアンで CH1 からです buf(0)=ch1 ステータス bit0: エラー,bit1:Ready,bit2:CH 使用中 buf(1)=ch1 データ HighByte buf(2)=ch1 データ MidByte buf(3)=ch1 データ LowByte buf(4) から CH2 data.status が 0 以外ならば 装置側で実行されなかったことを意味します 19