シリカモノリス捕集剤MonoTrap 2018年3月改訂 Contents MonoTrap とは... 2 MonoTrap の捕集 抽出方法... 4 MMSE 法と従来法の比較... 5 MonoTrap キットラインアップ... 6 MonoTrap アクセサリーラインアップ... 7 用 MonoTrap... 8 用 MonoTrap アプリケーション... 10 加熱脱離用 MonoTrap... 14 加熱脱離装置 HandyTD TD265... 15 加熱脱離用 MonoTrap アプリケーション... 16 皮膚ガス用サンプラー MonoTrap SG... 22 シリカモノリス捕集剤 MonoTrap Monolithic Material Sorptive Extraction 濃縮分析の常識を変える 画期的な捕集ツール
MonoTrap MonoTrap とは 濃縮分析の常識を変える画期的な捕集ツール モノトラップ MonoTrap Monolithic Material Sorptive Extraction = MMSE MonoTrap は 連続孔 スルーポア を有するモノリス構造体で シリカ骨格に細孔を持つ 表面積の大きい高純度 シリカゲルです 捕集能力が高く 濃縮分析の常識を変える画期的な捕集剤で 気体 液体を問わずあらゆるサン プルに対応が可能なツールです このシリカモノリスを使用する濃縮 抽出方法を MMSE と呼びます シリカモノリス構造 母材の高純度シリカゲルを均一な三次元網目構造 モノリス構造 にすることで 高い通気性 通液性を持っています 連続孔 スルーポア 骨格に細孔 メソポア シリカモノリス構造 Based on monolithic technology, Merck KGaA, Darmstadt, Germany 本製品は Merck KGaA 社のモノリス技術を基にし 弊社の技術を組み合わせた製品です MonoTrap 捕集模式図 試料はモノリス構造の連続孔 スルーポア を通過し 試料 シリカ骨格表面に化学修飾された官能基や骨格内外 に含まれている活性炭などに捕集されます 150 m 2 /g 以上という大きな表面積により 高い捕 集効率を発揮します また シリカ表面は 不活性 化処理を施しています 活性炭 ODS 基 C18 基 活性炭 試料 ODS 基 C18 基 MonoTrap 捕集模式図例 活性炭含有タイプ 2 Mo n ol i thic M a teri al So r pt i ve Ext rac t i o n
特長 開封後すぐに使用可能 MonoTrap は洗浄 コンディショニング済みです 開封後すぐに使用が可能です 高い捕集効率 試料負荷量が大きく でも充分な測定感度を得ることができます また 加熱脱離用は 溶媒で希釈されずに GC GC/MS に導入されるため さらなる高感度分析が可能です 短時間で捕集が可能 モノリス構造により 流路抵抗がとても小さいため 試料や溶媒は骨格内を容易に拡散します 官能基や吸着剤に効率的に接することができるため 捕集に時間がかかりません 高不活性 窒素化合物 硫黄化合物 ハロゲン化合物など 吸着活性の高い成分も容易に脱離が可能で 幅広い香気成分や悪臭成分のサンプリングにも有効です 多彩なサンプリング方法 ヘッドスペースガスサンプリング 浸漬 振とうサンプリング パッシブサンプリングなど 多彩な方法で使用できます 少量の溶媒で効率的に抽出が可能 ( ) 時 溶媒全体が連続孔 ( スルーポア ) 中を効率よく移動するため 表面全体に均一に接することで 捕集した成分の脱離が早く 少量の溶媒で迅速に抽出することができます 有機溶媒の種類は限定されません ( ジクロロメタンも使用可能 ) 豊富なラインアップ PDMS(Polydimethyl Siloxane) 相や化学修飾した ODS 基 (C 18 基 ) をはじめ 極性化合物に対応する活性炭やグラファイトカーボンを組み合わせたハイブリッドタイプまで 豊富な種類をとりそろえています 注 ) MonoTrap は コンディショニング済みですが 使用条件によってはブランクピークが検出される場合があります ご使用になる条件であらかじめブランクを確認してください MonoTrap は捕集能力が高いため 開封状態の保存は雰囲気中の成分を吸着して汚染の原因になります 必ず密封状態で保存してください ( 保存に関しての詳細は取扱説明書を参照してください ) 目的の感度によっては ブランクが目立つ場合もあります 必ずブランクテストを行い 実分析と比較することをお薦めします お客様の分析系や試料濃度によっては 基材由来の SiO ピークが目立つ場合があります その際は ブランク測定に使用した捕集剤を捕集に使用することができます または エージング装置などで ヘリウムを 10 ml/min 以上パージしながら 250 で 10 分程度ベーキングを行なってください 注入口から取り出した後 分析場所への保管 運搬は ブランクレベルを把握できている清浄なバイアルを使用してください 無極性 高沸点 対象成分 極性 低沸点 用 吸着剤を含有しないタイプ (DSC18 RSC18) 活性炭含有タイプ (DCC18 RCC18) 加熱脱離用 グラファイトカーボン含有タイプ (RGC18 TD) 吸着剤を含有しないタイプ (RSC18 TD) PDMS(Polydimethyl Siloxane) 相タイプ (RGPS TD) 高 脱離効率 捕集能力 高 MonoTrap シリーズの特性 吸着剤含有 MonoTrap の高い捕集能力 右図は 活性炭と ODS 基を合わせ持つハイブリッドタイプの DC C18 と ODS 基のみのタイプである DSC18 による回収率の違いを示しています 疎水性の高い成分の回収率は同程度ですが DCC18 は リナロールやリモネンなど官能基を有する極性化合物 環状構造の化合物では回収率が向上します 方法 : 標準試料を MonoTrap DCC18 DSC18 を入れたバイアル (44 ml 容量 ) へ直接添加し 回収率を算出 ( 抽出溶媒 : ジクロロメタン ) 3
MonoTrap MonoTrap の捕集 抽出方法 開封後すぐにサンプリングを行えます ヘッドスペースガスサンプリング 加熱脱離 浸漬 振とうサンプリング MT Stand に MT Holder を立たせ MonoTrap の穴に通すように差し込みます バイアルにサンプルを入れ MonoTrap を 浮かべます 先端を洗浄したペンチで MT Holder をつか みセプタムに差し込みます ハンドレスシェーカー 専用ホルダー 2 本までバイアルをセットできます MonoTrap は 撥 水 性 が あ り 水 面 に 浮 い た状態で捕集できます 加温 攪拌には振とう水槽 をお薦めします また加温しない場合は ハンドレスシェーカー 専 用 ホ ル ダ ー Cat. Cat.No. 8500-50000 をお薦めします No.8500-50001 そのままバイアルにキャップしてセット完了です 注 専用のサンプリングバッグを用意してい ますので 詳細は P. 10 を参照してくださ い 加熱脱離 Disk タイプからの抽出方法 ② 生花など 自然な状態で香気成分の捕集に 有効です 振 とう 水 槽 は EYELA 社 製 NTS- 4000 B シリ ーズを推奨します バイアルラックも用意して いますので 詳細はお問い合せください ① パッシブサンプリング MonoTrap を専用のガラスチューブに入れ 加熱脱離装置にて脱離します オートサンプラーによる連続分析の場合 ガラスチューブを自動キャッピン グできる装置の使用をお薦めします ③ ④ ①抽出溶媒を MT Extract Cup に入れます ②捕集後の MonoTrap を入れます ③ 超音波を伝えるために純水を MT Extract Cup に接する程度入れ バイアルを閉めます ④超音波を照射 5 分程度 します Rod タイプからの抽出方法 GC 用のオートサンプラーバイアルおよび インサートを使用し 抽出します 注意 4 捕集後の MonoTrap から直ちに抽出しない場合は 容量の小さい密閉容器に入れて冷蔵保存してください では すばやく抽出を 行い 抽出した後の溶媒の冷蔵保存をお薦めします Mo n ol i thic M a teri al So r pt i ve Ext rac t i o n
MMSE 法と従来法の比較 用 MonoTrap 活性炭含有の MonoTrap DCC18 は IogP が低い成分から高い成分まで つまり親水性から疎水性までの各成分について 高い回収率が得られます 抽出溶媒がアセトニトリルやメタノールに限定される他社製品と異なり MonoTrap は ジクロロメタンなどのより抽出力の高い溶媒でも抽出することができ 高い回収率を得ることができます 標準試料 : リモネン シネオール β - リナロール メチルピラジン 2,6- ジメチルピラジン インドール カンフル オクタン酸 クマリン 2'- アセトナフトン 各 200 µg/ml in Methanol 捕集 ( 浸漬 振とう法 ) DCC18( 活性炭含有 ) 1 枚 GC/MS 60 30 分 90 rpm 標準試料 25 µl 15 %NaCl 水溶液 20 ml 捕集 ( 浸漬 振とう法 ) 他社 PDMS 製品 A 1 個 60 30 分マグネチックスターラーで撹拌 ジクロロメタン 200 µl アセトニトリル 200 µl 1 µl 注入スプリットレス GC/MS 1 µl 注入スプリットレス 回収率 140 % 120 % 100 % 80 % 60 % 40 % 20 % 0 % MonoTrap DCC18( 活性炭含有 ) 他社 PDMS 製品 A 0 1 2 3 4 5 logp MonoTrap DCC18( 活性炭含有 ) と他社 PDMS 製品 A の回収率 ( 抜粋 ) 成分 logp MonoTrap DCC18 ( 活性炭含有 ) 他社 PDMS 製品 A Methylpyrazine 0.21 18.8 % 0.6 % 2,6-Dimethylpyrazine 0.54 30.7 % 1.8 % Indole 2.14 32.0 % 3.5 % Cineol 2.74 107.0 % 30.5 % Linalool 2.97 97.0 % 29.8 % 加熱脱離用 MonoTrap ブルーチーズ 6.5 g ブルーチーズの香りを捕集した後 加熱脱離装置を用いて分析を行いました クロマトグラムより MonoTrap RGPS TD が最も効率よく成分を捕集していることがわかります 捕集 (HS) 各捕集ツール TD-GC/MS 40 30 分間静置 : GC/MS-Thermal Desorption 0.32 mm I.D. 60 m, df = 0.50 µm : 40 (3 min) - 6 /min - 250 (30 min) : He, 1 ml/min(constant flow) 各捕集ツールとの比較 - ブルーチーズ香気成分 ( 10,000,000) 3.00 2.75 2.50 2.25 2.00 1.75 1.50 1.25 1.00 0.75 0.50 0.25 0.00 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 注 1 他社 PDMS 製品 B ではクライオフォーカスを使用していないため 低沸点成分 ( トップノート ) の情報が得られていません Desorb Temp. Time Flow Split Cryo Trapping Temp. MonoTrap RGPS TD 他社 PDMS 製品 A 他社 PDMS 製品 B : 250 : 5 min : 7 ml/min : Splitless : -150 : 250 : MS Scan (m/z 28.5-600) ブルーチーズ香気成分の捕集 (MonoTrap RGPS TD) 5
MonoTrap MonoTrap キットラインアップ トライアルキット MonoTrap を初めて使用する場合に気軽にお試しいただけるお薦めのキットです 品名内容 Cat.No. 価格 MonoTrap Trial Kit for SE ( 用 ) MonoTrap Trial Kit for TD ( 加熱脱離用 ) MonoTrap 10 個 ( 下記の 4 種類から 1 種類を選択してください ) MonoTrap DCC18 RCC18 DSC18 RSC18 MT Holder 1 本 MT Extract Cup with Vial 1 本 Clean Pin Hole Septum with Vial 1 本 MonoTrap TD 10 個 ( 下記の 3 種類から 1 種類を選択してください ) MonoTrap RSC18 TD RGC18 TD RGPS TD 専用ガラスチューブ 1 本 (HandyTD 用 OPTIC / LINEX 用 T-DEX / ATD /TD-20 用など各装置に対応するチューブを選択可能です ) MT Holder 1 本 Clean Pin Hole Septum with Vial 1 本 1050-07900 15,000 1050-07800 15,000 1050-07900 1050-07800 スタートアップキット 何種類かの MonoTrap を試したい場合に必要なパーツをまとめた 便利なキットです 品名内容 Cat.No. 価格 MMSE Start Up KIT for SE ( 用 ) MMSE Start Up KIT for TD ( 加熱脱離用 OPTIC/LINEX) MMSE Start Up KIT for TD ( 加熱脱離用 T-Dex/ATD/TD-20) MonoTrap DCC18 RCC18 DSC18 RSC18 各 20 個 MT Holder 5 本 MT Stand 1 個 MT Extract Cup with Vial 5 本 Clean Pin Hole Septum with Vial 5 本 200 µl ガラスインサート ( フラットボトム )40 本 MonoTrap RSC18 TD RGC18 TD RGPS TD 各 10 個 MT Holder 5 本 MT Stand 1 個 Clean Pin Hole Septum with Vial 5 本 MonoTrap TD Liner for OPTIC/LINEX 3 本 MonoTrap RSC18 TD RGC18 TD RGPS TD 各 10 個 MT Holder 5 本 MT Stand 1 個 Clean Pin Hole Septum with Vial 5 本 MonoTrap TD Liner for T-Dex/ATD/TD-20 3 本 1050-79001 58,000 1050-78001 63,000 1050-78002 63,000 注 )HandyTD TD265 用のスタートアップキット MMSE Start Up KIT fo TD についてはお問い合せください 6 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
MonoTrap アクセサリーラインアップ アクセサリー MonoTrap でのサンプリング 加熱脱離に最適なアクセサリーです 品名 入数 Cat.No. 価格 MT Holder 5 本 1050-79003 10,000 MT Stand 1 個 1050-79004 7,500 MT Extract Cup with Vial (20 ml) 5 本 1050-79005 10,000 Clean Pin Hole Septum with Vial (40 ml) 72 本 1050-79006 23,000 200 µl ガラスインサート ( フラットボトム ) 500 本 1030-17211 15,000 MT Holder(1050-79003) MT Stand(1050-79004) MT Extract Cup with Vial(1050-79005) Clean Pin Hole Septum with Vial(1050-79006) 200 µl ガラスインサート (1030-17211) MonoTrap 専用ガラスチューブ MonoTrap での加熱脱離で用いるガラスチューブです 各社の加熱脱離装置に対応するガラスチューブをラインアップしています 品名 入数 Cat.No. 価格 MonoTrap TD Liner for HTD ( 石英ウール付 ) 1 本 1003-75005 8,600 MonoTrap TD Liner for OPTIC/LINEX 1 本 1003-75001 6,500 MonoTrap TD Liner for T-DEX/ATD/TD-20 1 本 1003-75002 8,500 MonoTrap TD Liner for HTD (1003-75005) MonoTrap TD Liner for OPTIC/LINEX (1003-75001) MonoTrap TD Liner for T-DEX/ATD/TD-20 (1003-75002) 7
MonoTrap 用 MonoTrap 用 MonoTrap 選択方法 MonoTrap は様々な装置環境や用途に対応する製品をラインアップしています どのタイプを使用するか検討する際には下記を参考にしてください 汎用 GC での分析 熱分解 熱変性しやすい成分の分析 繰り返し行いたい分析 での分析がおすすめ ファーストチョイス網羅的に捕集したい 無極性成分を中心に捕集したい 活性炭含有タイプがおすすめ C18 結合タイプがおすすめ DCC18 RCC18 はオートサンプラーバイアルおよびインサートで抽出できます RCC18 DSC18 RSC18 はオートサンプラーバイアルおよびインサートで抽出できます RSC18 用 MonoTrap 製品ラインアップ 吸着剤 官能基 固定相 品名外観形状サイズ * 活性炭 グラファイトカーボン ODS 基 (C18 基 ) PDMS 入数 Cat.No. 価格 MonoTrap DCC18 Disk 直径 10 mm 厚さ 1 mm 50 枚 1050-72101 23,000 MonoTrap RCC18 Rod 直径 2.9 mm 長さ 5 mm 50 個 1050-72201 23,000 MonoTrap DSC18 Disk 直径 10 mm 厚さ 1 mm 50 枚 1050-71101 23,000 MonoTrap RSC18 Rod 直径 2.9 mm 長さ 5 mm 50 個 1050-71201 23,000 *: 各製品の中心には 直径 1 mm の貫通孔が開いています MonoTrap DCC18 RCC18 は特許登録済の技術を使用した製品です MonoTrap シリーズの名称は 各製品の特性を表しています 1 2 3 4 例 )MonoTrap R G C18 TD 1 形状 D: ディスク ( 円盤 ) 状 R: ロッド ( 円柱 ) 状 2 吸着剤 C: 活性炭含有 G: グラファイトカーボン含有 S: 吸着剤なし 3 官能基 固定相 C18: シリカ母材に ODS 基 (C18 基 ) を化学結合 エンドキャップ処理 PS: シリカ母材に PDMS(Polydimethyl Siloxane) 相をコーティング エンドキャップ処理 4 脱離方法 記載なし : TD: 加熱脱離 8 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
のコツ 抽出量 短時間 少量の溶媒で抽出することができます 必要最低溶媒量は Disk タイプ 1 枚あたり 200 µl Rod タイプ 1 個あたり 100 µl です Disk タイプ DCC18 DSC18 Disk タイプからの抽出は 専用の抽出カップ MT Extract Cup (Cat. No. 1050-79005) を使用すると便利です MonoTrap と抽出溶媒を MT Extract Cup に入れて 超音波を照射して抽出します Rod タイプからの抽出は インサート入りのオートサンプラー用バイ Rod タイプ アルに MonoTrap と抽出溶媒を入れ超音波を照射して抽出します 抽出液を他の容器に移し替えることなく そのままオートサンプラーで GC へ注入できます その際 オートサンプラーの針がバイアル内の RCC18 RSC18 MonoTrap に当たらないように 針の高さを調節してください 抽出溶媒の選択 抽出溶媒としてジクロロメタン アセトン メタノール エタノール ヘキサンなど 種類を問わ ず使用できます 回収率を上げるには 抽出力の高いジクロロメタンやヘキサン : アセトン = 1 : 1 の混合溶媒をお薦めします 活性炭含有タイプ 抽出溶媒によって回収率に大きく 相違がある場合があります 活性炭非含有タイプ 抽出溶媒の違いによる回収率の差は あまりありません DCC18 RCC18 DSC18 RSC18 超音波の照射 抽出時に 超音波の照射をお薦めします 5 分程度の超音波照射で 充分に抽出できます 一方 5 分以上超音波を照射すると 回収率が下がる場合があるため注意が必要です 超音波によりバイアルが加熱されると 溶媒の揮発により内圧が上がります そのまま開封すると危険なため 超音波照射後はバイアルを充分に冷却してからキャップを開けてください 注 ) 照射強度に依存します 照射時間 強度はお手持ちの装置で確認してください さらに高感度で分析するために さらに高感度で分析したい場合は 抽出液に不活性ガスを吹き付けるなどして濃縮することをお薦めします ただし 低沸点成分は揮発する恐れがあるため 注意が必要です 不活性ガスを吹き付けた後 バイアル壁面に試料が残っている可能性があります メスアップする際には バイアル壁面を溶媒で数回洗い込んでください 不活性ガスでの濃縮に ガス供給器シリバップ Cat. No. 1030-44020 微量試料の採取に ミニバイアル Cat. No. 1030-11112 9
MonoTrap 用 MonoTrap アプリケーション 生花 ( くちなし ) の香気成分分析 くちなし生花 捕集 ( パッシブ ) MonoTrap DCC18 1 枚 一輪 室温 3 時間静置 くちなしは香水に使用されています 最近では シャンプーやボディーソープにも含まれています 活性炭を含有した MonoTrap DCC18 を用いて くちなしの香気成分の簡易濃縮分析を行いました 三辺閉じのサンプリングバッグ * 内部に MonoTrap をセットしパッシブサンプリングを行いました 活性炭の効果により 含窒素成分でありジャスミンに似ている香りのインドールを濃縮できました *: 専用のサンプリングバッグについては下記を参照してください / 濃縮 GC/MS ジクロロメタン 1000 µl 超音波照射 5 分窒素パージにて 100 µl まで濃縮 Sample Size : GC/MS 0.25 mm I.D. 30 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 4 /min - 250 (5 min) : He, 120 kpa : 250, Splitless 0.5 min : MS Scan (m/z 40-350) : 1.0 µl 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 (x1, 000, 000) TIC 1 2 3 4 5 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 6 7 8 1. β -cis-ocimene 2. β -Linalool 3. Caryophyllene 4. Benzoic acid, methyl ester 5. α -Farnesene 6. Benzyl alcohol 7. Indole 8. Benzyl Benzoate 注 ) 標準試料による同定結果になります 専用サンプリングバッグのご紹介 パッシブサンプリングを行う際に便利な専用サンプリングバッグを用意しています 下図 ( 左 ) のように MonoTrap をセットして捕集します 下図 ( 右 ) の MT Extract Cup with Vial(1050-79005) や Clean Pin Hole Septum with Vial(1050-79006) の蓋と口径が一緒であるため そのまま取り付けることが可能です 生花などフィールドサンプリングを実施する場合などで利用します 抽出バイアルの蓋と同じものをつけることが可能なため サンプリングからの工程をMonoTrapに直接触れることなく行えます 専用サンプリングバッグの一辺は開いているため サンプルにかぶせることが可能です 品名容量入数 Cat.No. 価格 TK-5 MT Passive Bag 5 L 1 枚 1050-79007 7,500 TK-10 MT Passive Bag 10 L 1 枚 1050-79008 8,000 10 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
赤ワインの香気成分分析 国産赤ワイン 捕集 (HS) MonoTrap DCC18 1 枚 GC/MS 40 ml のバイアルに 20 ml を入れる 60 30 分間静置 ジクロロメタン 300 µl 超音波照射 5 分 捕集イメージ 活性炭を含有した MonoTrap DCC18 を用いて ヘッドスペースサンプリングにより国産赤ワインの香気成分の簡易濃縮分析を行いました 60 に加温することで 30 分という短時間の捕集で多くの情報を得ることができました 赤ワインの分析ですが バナナ様の果実臭 ( 酢酸イソアミル ) やバラの香り ( フェニルエチルアルコール ) などを検出す ることができました Sample Size : GC/MS 0.25 mm I.D. 30 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 6 /min -250 (5 min) : He, 95 kpa : 250, Splitless : MS Scan (m/z 55-400) : 1.0 µl (x1,000,000) TIC 4 5 10 15 26 31 1.1 17 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 2 20 0.4 16 24 0.3 21 32 0.2 1 3 9 11 23 13 28 18 19 0.1 6 7 8 12 14 22 29 25 27 30 33 0.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 1. 2,2,6-Trimethyl- 6-vinyltetrahydropyran 2. Isoamyl acetate 3. Limonene 4. 1-Pentanol 5. Ethyl hexanoate 6. Maleic anhydride 7. 3-Methylpentanol 8. 1,1-Dimethoxy-2-propanol 9. Ethyl 2-hexenoate 10. 1-Hexanol 11. cis-3-hexen-1-ol 12. Nonanal 13. cis-2-hexen-1-ol 14. Ethyl 2-hydroxy- 3-methylbutanoate 15. Ethyl octanoate 16. Furfural 17. 2-Ethyl-1-hexanol 18. Benzaldehyde 19. 3-Ethyl-4-methylpentanol 20. 2-Bornene 21. n-propyl propionate 22. Ethyl dl-2-hydroxycaproate 23. β-cyclocitral 24. Ethyl decanoate 25. α-d-galactopyranose methyl glycoside 26. Diethyl succinate 27. 3-(Methylthio)-1-propanol 28. 1,5,8-Trimethyl- 1,2-dihydronaphthalene 29. Hexanoic acid 30. Benzyl Alcohol 31. Phenylethyl Alcohol 32. Diethyl dl-malate 33. Octanoic acid 注 ) ライブラリ検索結果になります 赤文字 文献掲載成分 ([ 食べ物 ] 香り百科事典日本香料協会編集 ) ヨーグルト香気成分分析 ヨーグルト ( プレーン ) 捕集 (HS) MonoTrap RCC18 3 個 40 ml のバイアルに 30 g を入れる 60 12 時間静置 ジエチルエーテル 500 µl 超音波照射 5 分 3.00 (x1,000,000) TIC 2.75 2.50 2.25 2.00 1.75 1.50 1.25 1.00 0.75 0.50 0.25 1 2 3 4 5 6 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 捕集イメージ 7 8 9 10 活性炭を含有した MonoTrap RCC18 を用いて 健康食品として注目されているヨーグルト ( プレーン ) の香気成分を捕集しました 酸味系のヘキサン酸やデカン酸などが検出できました Sample Size : GC/MS 0.25 mm I.D. 30 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 4 /min - 220 : He, 1 ml/min : 250, Splitless : MS Scan (m/z 35-500) : 1.0 µl GC/MS 3.00 (x1,000,000) TIC 2.75 2.50 2.25 2.00 1.75 1.50 1.25 1.00 0.75 0.50 1 3 2 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 1. 2-Heptanone 2. D-Limonene 3. 2-Nonanone 4. Acetic acid 5. Furfural 6. (3-Methyl-oxiran-2-yl)-methanol 7. 2-Undecanone 8. Butanoic acid 9. Hexanoic acid 10. Octanoic acid 11. δ -Decalactone 12. n-decanoic acid 13. Benzenecarboxylic acid 14. Dodecanoic acid 注 ) ライブラリ検索結果になります 赤文字は標準試料による同定結果です 0.25 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 11
MonoTrap 用 MonoTrap アプリケーション すりおろししょうが香気成分分析 すりおろししょうが 捕集 (HS) MonoTrap DCC18 1 個 GC/MS 40 ml のバイアルに市販のチューブタイプ 3.8 g を入れる 60 2 時間静置 ジクロロメタン 200 µl 超音波照射 5 分 活性炭を含有した MonoTrap DCC18 を用いて すりおろししょうがの香気成分の簡易濃縮分析を行いました しょうが香気に高く寄与している成分が複数捕集できました 薬味としても多用されているしょうがですが レモンの香りの様な爽やかな香り成分のシトラールを検出することができました Sample Size : GC/MS 0.25 mm I.D. 60 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 250 : He, 1.2 ml/min : 250, Splitless : MS Scan (m/z 28.5 600) : 1.0 µl 5.5 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 (x10,000,000) TIC 6.0 0.5 1 2 3 7 12 6 4 5 8 910 11 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5 13 15 14 16 23 18 20 21 25 19 24 2726 17 22 28 1. α-pinene 2. Camphene 3. β-pinene 4. β-myrcene 5. 2,5-Dimethylhex-5-en-3-yn-2-ol 6. D-Limonene 7. Eucalyptol 8. 1,4-Cyclohexadiene, 3-ethenyl-1,2-dimethyl- 9. Bicyclo[3.2.1]oct-2-ene, 3-methyl-4-methylene- 10. m-cymene 11. 2-Heptanol 12. 5-Hepten-2-one, 6-methyl- 13. Linalool 14. β-terpineol 15. 4-Terpineol 16. Cyclohexanol, 1-methyl-4-(1-methylethyl)- 17. Isobornyl formate 18. Citral 19. cis-carveol 20. p-menth-1-en-8-ol 21. Borneol 22. Unknown 23. Citral 24. Naphthalene, 2,3,4,4a,5,6-hexahydro- 1,4a-dimethyl-7-(1-methylethyl)- 25. α-farnesene 26. Citronellol 27. β-sesquiphellandrene 28. 2,6-Octadien-1-ol, 3,7-dimethyl-, (Z)- 注 ) 標準試料での定性は行なっておりません ライブラリ検索結果になります キャベツ腐敗臭由来の揮発性成分分析 キャベツ 腐敗 100 ml のバイアルに千切り 25 g を入れる 60 一定期間放置 茶色になったキャベツからくさいにおいを感じることがあります これは辛味成分であるイソチオシアネートがスルフィド化合物に分解されるためです そこで 活性炭を含有した MonoTrap RCC18 を用いて 新鮮なキャベツと腐敗させたキャベツ揮発性成分のスクリーニング分析を行いました 腐敗が進むことによって生成する硫黄化合物が確認できました 捕集 ( パッシブ ) MonoTrap RCC18 3 個 室温 3 時間静置 GC/FPD ジエチルエーテル /n- ペンタン = 1:1 混合溶媒 500 µl 超音波照射 5 分 新鮮なキャベツ 60 で 3 日間放置して腐敗させたキャベツ 1.75 1.50 1.25 1.00 0.75 0.50 0.25 0.00 (x100,000) Dimethyl disulfide S S Dimethyl trisulfide S 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5 S S 60 中 7 日 60 中 3 日 新鮮なキャベツ Sample Size : GC/FPD : InertCap AQUATIC 0.25 mm I.D. 60 m, df = 1.00 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 220 (10 min) : He, 1 ml/min : 220, Split 50:1 : FPD(S) : 1.0 µl 12 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
燃焼物由来の揮発性成分分析 試料 土の上の木材 (12.75 g) にガソリン (10 ml) をかけて燃焼し 水により消火した土部分 火災で発生する焼き焦げ臭は 臭気の中でも非常に閾値の低い臭気に分類されます そこで ガソリンをかけた木材を燃焼し 消火後の回収物から揮発する成分について活性炭を含有する MonoTrap RCC18 を用いて簡易濃縮分析を行いました 回収物からは 燃焼に使用されたガソリンに由来する成分などが多数検出しました 捕集 ( パッシブ ) MonoTrap RCC18 2 個 洗浄 室温 1 時間静置 捕集後の MonoTrap を取り出し 超純水で軽く流し 表面の土 汚れを除去 アセトン 200 µl 超音波照射 5 分 燃焼中 Sample Size : GC/MS : InertCap AQUATIC 0.25 mm I.D. 60 m, df = 1.00 µm : 40 (5 min) - 4 /min - 220 : He, 1 ml/min : 220, Split 50:1 : MS Scan (m/z 30-600) : 1.0 µl 5.0 (x1,000,000) TIC 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 GC/MS 1 2 3 4 5 6 78 9 10 1112 13 14 15 16 17 18 19 20 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 21 22 23 24 25 26 27 28 回収した土部 29 30 1. 2-Methylpentane 2. 3-Methylpentane 3. Hexane 4. Methylcyclopentane 5. 2-Methylhexane 6. 2,3-Dimethylpentane 7. 3-Methylhexane 8. Trimethylpentane 9. Heptane 10. Benzene 11. Trimethylpentane 12. Trimethylpentane 13. 2-Methylheptane 14. Toluene 15. 2-Methyloctane 16. Ethylbenzene 17. m.p-xylene 18. o-xylene 19. Propyl benzene 20. Ethyl methyl benzene 21. Trimethyl benzene 22. Ethyl methyl benzene 23. Trimethyl benzene 24. Propyl toluene 25. Cymene 26. Indane 27. Cymene 28. 1-Ethyl-3,5-dimethylbenzene 29. Naphthalene 30. 1-Methylnaphthalene 注 ) ライブラリ検索結果になります (8,11,12: 異性体 20,22: 異性体 21,23: 異性体 25,27: 異性体 ) コピー用紙由来の揮発性成分分析 コピー用紙 1. カラー印刷前の紙 2. カラー印刷後の紙 それぞれ裁断したものを 10 g 100 ml のバイアルに入れる オフィス内に設置された印刷機器から不快なにおいを感じるときがあります そこで 活性炭を含有する MonoTrap RCC18 を使用し 紙からの揮発成分をヘッドスペース法にて簡易濃縮分析しました カラー印刷前後で揮発成分に大きな違いを確認することができました 捕集 MonoTrap RCC18 5 個 GC/MS 60 3 日静置 ジクロロメタン 500 µl 超音波照射 5 分 Sample Size : GC/MS 0.25 mm I.D. 30 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 4 /min - 250 : He, 1 ml/min : 250, Splitless : MS Scan (m/z 35-500) : 1.0 µl 左 : カラー印刷前右 : カラー印刷後 7.0 6.5 6.0 5.5 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 (x1,000,000) 拡大 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 - カラー印刷後 - カラー印刷前 7.0 6.5 6.0 5.5 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 (x1,000,000) 1-Isopropenyl -4-methylbenzene Indene 16.0 16.5 17.0 17.5 18.0 18.5 19.0 19.5 20.0 20.5 カラー印刷後 カラー印刷前 注 ) ライブラリ検索結果になります 13
MonoTrap 加熱脱離用 MonoTrap 加熱脱離用 MonoTrap 選択方法 MonoTrap は様々な装置環境や用途に対応する製品をラインアップしています どのタイプを使用するか検討する際には下記を参考にしてください 高感度分析 加熱脱離装置を使用した分析 低沸点の成分の分析 加熱脱離での分析がおすすめ ファーストチョイス網羅的に捕集したい耐熱性に優れたものが良い 無極性成分を中心に捕集したい 網羅的に捕集したい グラファイトカーボン含有 PDMS 化学結合タイプがおすすめ C18 結合タイプがおすすめ グラファイトカーボン含有 C18 結合タイプがおすすめ RGPS TD RSC18 TD RGC18 TD 加熱脱離用 MonoTrap 製品ラインアップ 品名 推奨使用温度 外観形状サイズ *1 活性炭 吸着剤 官能基 固定相 グラファイトカーボン ODS 基 (C18 基 ) PDMS 入数 Cat.No. 価格 MonoTrap RGC18 TD *2 200 Rod 直径 2.9 mm 長さ 10 mm 30 個 1050-74201 28,000 MonoTrap RSC18 TD *2 200 Rod 直径 2.9 mm 長さ 10 mm 30 個 1050-73201 28,000 MonoTrap RGPS TD *2 250 Rod 直径 2.9 mm 長さ 10 mm 30 個 1050-74202 28,000 * 1: 各製品の中心には 直径 1 mm の貫通孔が開いています * 2: 加熱脱離用の MonoTrap は アンプルに個別包装されています MonoTrap RGC18 TD RGPS TD は特許登録済の技術を使用した製品です MonoTrap シリーズの名称は 各製品の特性を表しています 例 )MonoTrap 1 2 3 4 R G C18 TD 1 形状 D: ディスク ( 円盤 ) 状 R: ロッド ( 円柱 ) 状 2 吸着剤 C: 活性炭含有 G: グラファイトカーボン含有 S: 吸着剤なし 3 官能基 固定相 C18: シリカ母材に ODS 基 (C18 基 ) を化学結合 エンドキャップ処理 PS: シリカ母材に PDMS(Polydimethyl Siloxane) 相をコーティング エンドキャップ処理 4 脱離方法 記載なし : TD: 加熱脱離 14 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
加熱脱離装置 HandyTD TD265 さらに高感度に分析したい方へ 加熱脱離装置による分析のご紹介 高感度分析が求められる場合 加熱脱離の試料導入が有効です 加熱脱離装置 HandyTD TD265 は捕集剤 MonoTrap による高感度分析を 気軽に 簡便に 行うことができます TDプラグ Oリング 捕集剤 MonoTrap を 222 mm ガラスチューブ MonoTrap ガラスチューブへ装填して そのまま分析可能 275 mm HandyTD TD265 133 mm GC 注入口を利用し 捕集剤に濃縮された揮発性成分を 加熱脱離により試料導入する装置です 捕集剤 MonoTrap と併せて使用できます 品名 入数 Cat.No. 価格 HandyTD TD265 本体 1台 2709-80000 1,400,000 HandyTD TD265 は特許登録済の技術を使用した製品です MonoTrap 専用ガラスチューブ 品名 MonoTrap TD Liner for HTD 石英ウール付 入数 Cat.No. 価格 1本 1003-75005 8,600 HandyTD TD265 カタログ HandyTD の更に詳しい情報につきましては HandyTD カタログ に掲載しています 送付をご希望 また HandyTD の詳細に関しては お近くの支店または営業所へお問い合せください 15
MonoTrap 加熱脱離用 MonoTrap アプリケーション コロン香気成分分析 ( 加熱脱離との比較 ) HandyTD TD265 と MonoTrap を用いて 市販のコロンの揮発性成分の簡易分析を行いました 加熱脱離用 MonoTrap RGPS TD と MonoTrap RCC18 それぞれで捕集を行い 分析結果を比較しました MonoTrap RGPS TD は HandyTD TD265 で加熱脱離し MonoTrap RCC18 はジクロロメタンでしました の場合 GC/MS へ導入できるのは抽出液のうちの数 µl であるため GC への試料導入量が少なくなり 加熱脱離と比較して感度の面では劣ります しかし 抽出液を手元に残すことが可能なため 再分析が可能です 一方 加熱脱離の場合 捕集したものを一度の分析で使いきってしまうため 分析を再検討する場合は前処理からやり直す必要があります しかし 希釈の影響がないため 圧倒的に高感度を得ることができます コロン 40 ml バイアルにワンプッシュする 捕集 (HS) MonoTrap RCC18 1 個 MonoTrap RGPS TD 1 個 60 30 分間静置 RGPS TD RCC18 ジクロロメタン 200 µl 超音波照射 5 分 TD-GC/MS GC/MS Sample Size : Thermal Desorption - GC/MS( 加熱脱離 ) GC/MS( ) 0.25 mm I.D. 60 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 250 : He, 2.0 ml/min : 250 Split 9 : 1( 加熱脱離 ), Splitless( ) : MS Scan (m/z 45-450) : 1.0 µl ( ) HandyTD TD265 Desorb Temp. Desorb Press. : 40-45 /sec - 250 (1.5 min) : 114 kpa 16 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
制汗剤香気成分分析 HandyTD TD265 と MonoTrap を用いて 液体制汗剤の香気成分のスクリーニング分析を行いました 15 分間のサンプリングで 爽やかさを付与するテルペン類やメントール類 花様の香気を呈するベンジルアセテートなどが検出されました 液体制汗剤 40 ml バイアルに 500 µl を入れる 捕集 (HS) MonoTrap RGPS TD 1 個 室温 15 分間静置 TD-GC/MS 1 3 7 12 11 8 4 9 2 5 6 10 HandyTD TD265 Desorb Temp. Desorb Press. : Thermal Desorption - GC/MS 0.32 mm I.D. 60 m, df = 0.50 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 250 : He, 2.0 ml/min : 250, Split 9 : 1 : MS Scan(m/z 45-450) : 40-45 /sec - 250 (1.5 min) : 114 kpa 1. Ethanol 2. Pinene 3. Pinene 4. Pinene 5. Myrcene 6. Terpinolene 7. Limonene 8. Terpinyl methyl ether 9. Cymene 10. Linalool 11. Isopulegol 12. Levomenthol 注 ) 標準試料での定性は行なっておりません ライブラリ検索結果になります 17
MonoTrap 加熱脱離用 MonoTrap アプリケーション 蚊取線香揮発性成分分析 HandyTD TD265 と MonoTrap を用いて 蚊取線香の揮発性成分のスクリーニング分析を行いました MonoTrap の形状のシンプルさを活かし 通気口を設けたガラス器具の中に 火をつけた蚊取り線香と MonoTrap を入れて捕集しました ピリジン類や芳香族化合物が多数検出されました 蚊取線香 3.62 g 捕集 (HS) MonoTrap RGPS TD 3 個 室温 1 時間静置 TD-GC/MS 11 17 29 1 2 3 4 5 8 7 9 10 6 12 13 14 15 16 18 19 20 22 25 24 2123 26 27 28 30 31 32 33 34 : Thermal Desorption - GC/MS 0.25 mm I.D. 60 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 250 (10 min) : He, 1.38 ml/min : 250, Split 9 : 1 : MS Scan (m/z 45-450) HandyTD TD265 Desorb Temp. Desorb Press. : 40-45 /sec - 250 (1.5 min) : 180 kpa 1. Pyridine 2. Methyl pyridine 3. Methyl pyridine 4. Octanenitrile 5. Acetic acid 6. 2,3-Butanediol, dinitrate 7. Trimethyl decane 8. Methyl cyclopentenone 9. Methyl cyclopentenone 10. Pentadecene 11. Furanmethanol 注 ) 標準試料での定性は行なっておりません ライブラリ検索結果になります 12. Methyl imidazole 13. Azulene 14. Azulene 15. Dihydropyran 16. Methyl cyclopentadione 17. Ethyl furaldehyde 18. Methyl naphthalene 19. Methyl naphthalene 20. Creosol 21. Maltol 22. Pheny carbamate 23. Dimethyl naphthalene 24. Indanone 25. Ethyl guaiacol 26. Cresol 27. Cresol 28. Eugenol 29. Vinyl guaiacol 30. Methylimidazole 31. Isoeugenol 32. Indole 33. Carboxamide 34. Hydroxy phenol 18 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
ラベンダー揮発性成分分析 HandyTD TD265 と MonoTrap を用いて ラベンダーの花弁から生じる揮発性成分のスクリーニング分析を行いました ラベンダーに特徴的に含まれるリナロールやリナリルアセテートや 桜餅 ショウノウ様の香気を有するクマリンなどの多くの香気成分を検出することができました ラベンダー 40 ml バイアルに花弁 2 g を入れる 捕集 (HS) MonoTrap RGC18 TD 1 個 60 1 時間静置 TD-GC/MS 30 31 9+10 7 11 14 33 35 36+37 39 6 1 2 3 4 5 8 15+16 12 24+25 27+28 13 18+19 23 26 20+21 29 22 17 32 34 4042 43 38 41 44 45 46 47 48 : Thermal Desorption - GC/MS 0.25 mm I.D. 60 m, df = 0.50 µm : 40 (5 min) - 10 /min - 250 : He, 1 ml/min : 250, Split 10 : 1 : MS Scan (m/z 30-350) HandyTD TD265 Desorb Temp. Desorb Press. : 室温 - 45 /sec - 200 (1.5 min) : 140 kpa 1. Pinene 2. Camphene 3. Pinene 4. Sabinene 5. Carene 6. Myrcene 7. Limonene 8. Butyl butyrate 9. Phellandrene 10. Cineole 11. Ocimene 12. Ocimene 13. Octanone 14. Hexyl acetate 15. Cymene 16. Cymene 17. Carene 18. Octyl acetate 19. Hexyl propionate 20. Octenyl acetate 21. Allo-Ocimene 22. Undecatriene 23. Hexyl butyrate 24. Acetic acid 25. 1-Octen-3-ol 26. Linalool Oxide 27. Terpineol 28. Nonenal 29. Linalool oxide 30. Linalool 31. Linalyl acetate 32. Camphor 33. Neryl acetate 34. Bornyl acetate 35. Caryophyllene 36. Farnesene 37. Lavandulol 38. Terpineol 39. Borneol 40. Geraniol acetate 41. Carvone 42. Cadinene 43. Cuminaldehyde 44. p-cymen-8-ol 45. Verbenone 46. Caryophyllene oxide 47. Cadinol 48. Coumarin 注 ) 標準試料での定性は行なっておりません ライブラリ検索結果になります 19
MonoTrap 加熱脱離用 MonoTrap アプリケーション 焼いた肉の香気成分分析 HandyTD TD265 と MonoTrap を用いて 焼いた肉 ( 和牛カルビ ) の香気成分のスクリーニング分析を行いました 和牛の特徴香気であり 甘い 桃様の香気を持つラクトン類が検出されました 焼いた肉 40 ml バイアルに片面のみ 10 秒焼いた肉 27.79 g を入れる ( 油や調味料は不使用 ) 捕集 (HS) MonoTrap RGPS TD 2 個 80 15 分間静置 TD-GC/MS 6 45 46 44 16 25 42 43 41 1 2 3 4 5 7 8 9 10 1112 13 14 19 33 20 1517 18 21 2223 26 24 27 28 29 30 31 34 32 35 37 36 39 40 38 : Thermal Desorption - GC/MS 0.25 mm I.D. 60 m, df = 0.25 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 250 : He, 2.0 ml/min : 250, Split 9 : 1 : MS Scan (m/z 45-450) HandyTD TD265 Desorb Temp. Desorb Press. : 40-45 /sec - 250 (1.5 min) : 114 kpa 1. Hexanal 2. 1-Butanol 3. Heptanal 4. 2-Pentylfuran 5. 1-Pentanol 6. Acetoin 7. Octanal 8. 2-Methyl-3-octanone 9. 1-Hexanol 10. Nonanal 11. Acetic acid 12. 1-Octen-3-ol 13. 1-Heptanol 14. 2,3-Butanediol 15. 1-Octanol 16. 2,3-Butanediol 17. Propylene Glycol 18. (E)-2-Octen-1-ol 19. Butyrolactone 20. Butanoic acid 21. (E)- 2-Decenal 22. 2(5H)-Furanone 23. 2,4-Decadienal 24. (E,E)-2,4-Decadienal 25. Hexanoic acid 26. 2-(2-Butoxyethoxy)ethyl acetate 27. Dimethyl sulfone 28. 1-(1H-Pyrrol-2-yl)ethanone 29. Octanoic acid 30. 2-Phenoxyethanol 31. Nonanoic acid 32. 2-Heptadecanone 33. Pyranone 34. Heneicosane 35. 9-Heptadecanone 36. Docosanal 37. Heneicosane 38. Heneicosane 39. 4-hydroxydihydro-2(3H)-Furanone 40. Heneicosane 41. δ-undecalactone 42. 5-methyl-2,4-Imidazolidinedione 43. Tetradecanoic acid 44. δ-dodecalactone 45. n-hexadecanoic acid 46. Niacinamide 注 ) 標準試料での定性は行なっておりません ライブラリ検索結果になります 20 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
みかん搾り汁の濃縮分析 HandyTD TD265 と MonoTrap を用いて みかん搾り汁の香気成分のスクリーニング分析を行いました 柑橘類に含まれるリモネンなどのテルペン類が多数検出されました みかん 皮をむいて 実を刻んで搾る みかん搾り汁塩析 40 ml バイアルにみかん搾り汁 30 ml, NaCl 9 g を入れる 捕集 ( 浸漬 振とう法 ) MonoTrap RGC18 TD 2 個 40 1 時間静置 TD-GC/MS 1.1 1.0 (x10.000.000) TIC 2 0.9 0.8 0.7 27 0.6 0.5 0.4 15 19 25 26 0.3 0.2 0.1 1 3 4 5 6 9 7 8 10 11 13 12 14 18 16 17 22 21 20 23 24 0.0 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5 35.0 37.5 40.0 42.5 : Thermal Desorption - GC/MS 0.32 mm I.D. 60 m, df = 0.50 µm : 40 (5 min) - 6 /min - 250 (20 min) : He, 1.6 ml/min : 250, Split 10 : 1 : MS Scan (m/z 29-500) HandyTD TD265 Desorb Temp. Desorb Press. : 40-45 /sec - 200 (1.5 min) : 92 kpa 1. Hexanal 2. D-Limonene 3. 2-Hexenal 4. Terpinene 5. Cymene 6. 1-Hexanol 7. Nonanal 8. Acetic acid 9. Linalool oxide 10. Heptanol 11. Linalool oxide 12. Formic acid 13. Linalool 14. Octanol 15. Terpineol 16. Menthadienol 17. Menthadienol 18. Citral 19. Terpineol 20. Isopiperitenol 21. Isopiperitenol 22. Dibutyl formamide 23. Carveol 24. Dihydroxyacetone 25. Dihyrdoxy maltol 26. Dihydroactinidiolide 27. Hydroxymethylfurfural 注 ) 標準試料での定性は行なっておりません ライブラリ検索結果になります 21
MonoTrap 皮膚ガス用サンプラー MonoTrap SG 皮膚ガス用サンプラー MonoTrap SG 皮膚ガスとは? 皮膚ガスは 吸入 経口摂取した化学物質の代謝や 皮膚表面の菌の作用による反応生成物などからなります 近年 皮膚ガスは病気のマーカーや体内に取り込まれた化学物質の代謝の評価などへの応用が期待されており 盛んに分析されています しかしながら 皮膚ガスの放散量は極微量であるため 測定が難しいと言われています 皮膚ガス用サンプラー MonoTrap SG とは? 皮膚ガス用サンプラー MonoTrap SG は 人体と直接接触せず空間で捕集することにより 皮膚ガスの捕集を可能にした製品です 捕集部分に MonoTrap を使用しています MonoTrap SG を皮膚表面に医療用テープ等で固定すると 皮膚ガスが内部の MonoTrap に捕集されます MonoTrap からによって脱離させ GC/MS などで分析することにより 定性や放散フラックスによる定量を行うことができます 小型 軽量 電力不要のサンプラーのため どこでも誰にでも捕集が可能です 仕様 捕集パッチ PTFE 台座 + PTFE シート MonoTrap 脱離方法 活性炭含有 C18 MonoTrap 直径 10 mm 運搬 / 抽出バイアル MonoTrap MonoTrap 厚さ 1 mm 捕集部分の面積 0.594 cm 2 バイアルの容量 6 ml 皮膚ガス用サンプラー MonoTrap SG ラインアップ 吸着剤 官能基 固定相 品名 捕集剤 活性炭 グラファイトカーボン ODS 基 (C18 基 ) PDMS 入数 Cat.No. 価格 10 組 1050-70001 22,000 MonoTrap SG DCC18 MonoTrap DCC18 20 組 1050-70002 38,000 注 )MonoTrap SG DCC18 1 組は 運搬 / 抽出バイアルと捕集パッチがセットになっています MonoTrap SG DCC18 1 箱に 1 個ゴムラバーが付属しています 固定用テープは別途用意してください 22 M o n o l i t h i c M a t e r i a l S o r p t i v e E x t r a c t i o n
皮膚ガス測定例 検体 皮膚ガス捕集 MonoTrap SG DCC18 45 才男性首筋 6 時間 捕集パッチを皮膚ガスを捕集したい部位に固定し 捕集します 注 ) MonoTrap SG を取り付ける際は 医療用テープの使用をお薦めします ジクロロメタン 500 µl 運搬 / 抽出バイアルにジクロロメタン 500 µl を注ぎ 逆さまにし超音波をあてて抽出します GC/MS Response 1 2 Sample Size : GC/MS 0.25 mm I.D. 30 m, df = 0.25 µm : 45 (3 min) - 15 /min - 250 (5 min) : He, 1 ml/min : 250, Split 20 : 1 : SIM (m/z 43, 86 for Diacetyl, 70, 83 for trans-2-nonenal) : 1.0 µl O O 1. Diacetyl 2. trans-2-nonenal 皮膚ガス算出 GC/MS 分析で得られた捕集量 W (ng) から 捕集時間 t (h) と MonoTrap SG DCC18 の面積 S (cm 2 ) より 各成分の放散フラックス量 E (ng cm -2 h -1 ) が求められます ジアセチル放散フラックス値 E = 放散フラックス (ng cm -2 h -1 ) W = 捕集量 (ng) t = 捕集時間 (h) S = 捕集部分の面積 (cm 2 ) 体の各部位ごとにジアセチルの放散フラックスを測定した結果です 部位により ジアセチルの放散フラックスの値が違うことがわかります 注 ) 被験者 : 男性 45 歳 単位 :ng cm -2 h -1 MonoTrap SG DCC18 は 東海大学関根嘉香先生のご協力により開発された製品です 本製品に関するデータは 東海大学関根嘉香先生にご提供いただいたデータです 23
https://www.gls.co.jp MonoTrap InertCap は ジーエルサイエンス株式会社の日本における登録商標です 掲載している価格には消費税が含まれていません 改良のため 型式 価格 仕様などにつきましては予告なしに変更する場合があります あらかじめご了承 ください 本カタログに掲載している会社名および製品名は それぞれ該当する各社の商標 または登録商標です 本文中には TM および マークは明記しておりません 東 京 営 業 大 阪 支 横 浜 支 東 北 営 業 筑 波 営 業 北 関 東 営 業 千 葉 営 業 名 古 屋 営 業 広 島 営 業 九 州 営 業 部 店 店 所 所 所 所 所 所 所 総合技術センター カスタマーサポートセンター 福 島 工 場 TEL.03 5323 6611 TEL.06 6220 0500 TEL.045 985 7900 TEL.024 534 2191 TEL.029 858 3700 TEL.048 667 1611 TEL.043 248 2441 TEL.052 931 1761 TEL.082 233 1101 TEL.092 738 6633 FAX.03 5323 6622 FAX.06 6220 0601 FAX.045 985 7901 FAX.024 536 1518 FAX.029 858 3780 FAX.048 667 1656 FAX.043 248 2485 FAX.052 931 1814 FAX.082 233 1110 FAX.092 738 6636 TEL.04 2934 2121 FAX.04 2934 2128 TEL.04 2934 1100 FAX.04 2934 3361 TEL.024 533 2244 FAX.024 534 2139 データに起因し 直接的または間接的に生じたいかなる損害に対しましても 当社が責任を負うものではあ りません また 記載事項につきましては予告無しに改訂する場合がありますので あらかじめご了承くだ さい 本 社 163-1130 東京都新宿区西新宿6丁目22番1号 新宿スクエアタワー 30F TEL.03 5323 6611 FAX.03 5323 6622 https://www.gls.co.jp E-mail: info@gls.co.jp 安全に関するご注意 ご使用前には必ず 取扱説明書 を よくお読みのうえ 正しくお使いください 本カタログの内容は 2018年3月時点のものです 20180308KH3T