2018 年 4 月 16 日更新
弊社におきましては 輸送の安全を最優先に 代表取締役をはじめ全役職員が一丸となって絶えず安全の向上に取り組んでいます 安全方針 安全は全ての業務に優先する 1 輸送の安全に関する基本的な方針 (1) 代表取締役は 輸送の安全の確保が事業の経営の根幹で あることを深く認識し 社内において輸送の安全の確保 に主導的な役割を果たします また 現場における安全に関する声に真摯に耳を傾け るなど現場の状況を十分に踏まえ 社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます (2) 輸送の安全に関する計画の策定 実行 チェック 改善 (Plan Do Check Act) を確実に実施し 安全対策を常に見直し 全役員が一丸となって業務を遂 行することにより 絶えず輸送の安全性の向上に努めま す また 輸送の安全に関する情報については 積極的に公表します 代表取締役山内 智矢
2 輸送の安全に関する目標及び達成状況に関する統計 2017 年度は 死亡事故 車外人身重傷事故 車内人身重傷事故において抑止目標を達成することが出来ました しかし A 事故 ( 人身事故及び損害 10 万以上の物損事故 ) については 車庫内での物件事故などが発生し 目標を達成することが出来ませんでした 2018 年度は 更なる事故抑止に向けた取り組みを行います 死亡事故 車外人身重傷事故 車内人身重傷事故 A 事故 運転者の疾病により運行ができなかったもの 車両の装置故障により運行できなかったもの 2017 年度目標 0 件 0 件 0 件 5 件以下 - - 発生状況 0 件 0 件 0 件 7 件 0 件 14 件 死亡事故 車外人身重傷事故 車内人身重傷事故 A 事故 B 事故 2018 年度目標 0 件 0 件 0 件 5 件以下 2 件以下 3 自動車事故報告規則第 2 条に規定する事故統計 (2017 年度に自動車事故報告規則により報告した事故 ) 死亡事故 車外人身重傷事故 車内人身重傷事故 運転者の疾病により運行が出来なかったもの 車両の装置故障により運行が出来なかったもの 2017 年度発生状況 0 件 0 件 0 件 0 件 0 件
4 輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統
5 輸送の安全に関する重点施策 (1) 輸送の安全の確保が最も重要であるとい う意識を徹底し 関係法令及び安全管理 規程に定められた事項を遵守します (2) 輸送の安全に関する費用支出及び投資を 積極的かつ効率的に行うよう努めます (3) 輸送の安全に関する内部監査を行い 必 要な是正措置または予防措置を講じます (4) 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確 立し 社内において必要な情報を伝達 共有します (5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関す る具体的な計画を策定し これを的確に 実施します
6 輸送の安全に関する教育 研修計画 2017 年度 安全規則及び国土交通省告示 1676 号に従い 計画的 継続的に輸送の安全を確保するため 必要な指導 教育を全運転士及び運行管理者 ( 補助者 ) 整備管理者 ( 補助者 ) に実施しました 各種安全運動の取り組み 運動名実施時期実施内容 春 秋の全国交通安全運動 5 月 9 月 役員による職場巡視添乗街頭指導 警察講習会 SST 運動 車内事故防止運動 6 月 11 月 7 月 役員による職場巡視 添乗街頭指導 本社員の街頭立会い 役員による職場巡視 本社員による添乗調査 夏季の輸送安全総点検 8 月役員による職場巡視 6 エコドライブ強化月間 輸送の安全に関する教育 研修計画 10 月燃料節約の目標及び実施状況の確認 年末年始自動車輸送安全総 2017 年度 点検 12 月 ~1 月 役員による職場巡視 法手に帳票類の適合性監査 フォローアップ監査 安全規則及び国土交通省告示 1676 号に従い 計画的 継続的に輸送の安全を確保するため 特別事故防止運動適宜事故再発防止対策の実施必要な指導 教育を全運転士及び運行管理者 ( 補助者 ) 整備管理者( 補助者 ) に実施しました 乗務員 AED 研修 山内代表取締役による職場巡視 ( 秩父営業所 ) 班別業務研修会
2018 年度事故抑止目標件数 死亡事故 0 件 前年実績 0 件 車外人身重傷事故 0 件 前年実績 0 件 車内人身重傷事故 0 件 前年実績 0 件 A 事故 5 件以下 前年実績 7 件 B 事故 2 件以下 前年実績 3 件 項目 2018 年度西武観光バス事故防止の取り組み計画 内容 実施予定月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 1 代表取締役コミットメントの継続 安全は全ての業務に優先する とした代表取締役コミットメントを安全方針と掲げ取り組む 役員 本社員 新規設備 見直した取組 実施者 運輸管理部 安全風土構築に向けた取り組み 2 役員 本社員による職場巡視役員 本社員による職場巡視を各運動時等で実施する 役員 本社員 3 4 5 6 春 秋の全国交通安全運動 (4 9 月 ) SST 運動 (6 11 月 ) 車内事故防止運動 (7 月 ) 夏期の輸送安全総点検 (8 月 ) エコドライブ強化月間 (10 11 月 ) 酒気帯び出勤撲滅運動 (7 12 月 ) 年末年始安全総点検 (12 月 ~1 月 ) 特別事故防止運動 ( 適宜 ) 運輸管理部 営業所 携帯端末等に対する社内規程の遵守について 点呼等による乗務前の確認とドライブレコーダーによる遵守状況を定期的に確認する 運輸管理部 営業所 重大事故及び A 事故の事故分析 ( なぜなぜ分析 ) を行い 再発防止策を策定し効果の検証を行う また各営業所の A 事故を四半期ごと分類し 分析を行い対策を策定したのち現業にフィードバックする さらに班別業務研修会等において 事故映像を再発防止策に活用する ヒヤリ ハット情報の収集方法を見直し 四半期ごとに本社で情報の分析を行い傾向と対策を営業所へフィードバックする 班別業務研修においてヒヤリ ハット映像を活用し KYT( 危険予知トレーニング ) を実施する 運輸管理部 営業所 運輸管理部 営業所 7 西武バスグループ安全推進会議西武バスグループ各社の事故防止の取組みについての情報共有を目的とした会議を3ヶ月に1 回開催する 運輸管理部 8 9 各種運動の取り組み 携帯端末等の使用禁止の徹底 事故情報の共有化 ヒヤリ ハット情報の収集と情報の共有 事故防止対策委員会 安全のしおり 10 安全運転コンクール 11 無事故表彰制度 12 正 副指導乗務員会議 事故再発防止策 事故 ヒヤリハット情報の共有など事故防止の取組み全般に渡りグループ全社の事故防止対策委員による事故防止対策会議を毎月 1 回開催する 運輸管理部 営業所 国土交通省告示第 1676 号に基づく教育と抽出された事故事例や知識として 必要とされる関係法令などを掲載したチラシを毎月発行し 全社員に配布する 運輸管理部 各バス協会主催の安全運転コンクールに全社員が参加し 表彰チーム達成率 90% を目指す 営業所別無事故表彰 ( 連続走行 100 万km毎 ) 班別連続無事故走行表彰 ( 連続走行 10 万 km) 営業所別事故抑止目標達成表彰を行う 指導乗務員会議を定期的に開催し 法令 社内規程及び基本動作の再確認を行うとともに諸問題に対する対策 情報の共有を図る 運輸管理部 運輸管理部 運輸管理部 13 指導乗務員代表者会議指導乗務員代表者会議を年に 3 回程度開催し 職場の意見集約を行う 運輸管理部 14 酒気帯び出勤の撲滅現業管理者による個人面談を通じ 生活習慣の改善ならびに飲酒習慣の自発的な見直しを行う 運輸管理部 営業所 15 計画的な個人面談の実施 全乗務員に対し 健康診断結果に基づき医師の所見があった場合の追跡指導として個人面談等により状態把握 通院勧奨 追跡指導や管理を行う またドラレコ映像を活用し 振り返りや定着確認を行う さらに計画的に年間 3 回以上を基本とした個人面談の実施 惹起者などに対して必要な面談を随時実施する 運輸管理部 営業所 安全に向けた教育 訓練 運転士 事務員 ガ イ ド 特定運転士 事務員 1 班別業務研修会 基本動作のポイント の冊子を業務研修会等において活用し周知 徹底を図る 営業所 2 事務員 指導乗務員による添乗 街頭指導事務員 指導乗務員による添乗 街頭指導について指導教育実施後の結果の検証を行う 営業所 3 ドライブレコーダーによる教育結果の検証ドライブレコーダーによる教育結果の検証を全運転士に対し行う 営業所 4 安全意識の向上 知識 技術の習得 会社方針の理解などを目的とした研修を実施する ( 指導乗務員を除く全運転士を対象 ) 運輸管理部 研修所 5 バスジャック訓練バス協会 警察でのバスジャック テロ訓練に参加する 運輸管理部 研修所 6 1 7 8 9 10 11 勤続 5 年以下の運転士に対する教育 12 新入運転士に対する教育 13 一般運転士研修 適性診断の受診とカウンセリング 社員ガイド 契約アルバイトガイド研修 事故惹起運転士の教育 正 副指導乗務員への教育 入社 3 年目の運転士に対する教育 入社 3 年以下の高速 貸切運転士に対する雪道教育 健康診断結果に基づき 所見のあった乗務員に対する追跡指導 14 運行管理者に対する教育 全運転士に対して 3 年に 1 回 適性診断受診 ( 本社の NASVA ネットで受講 ) と専任カウンセラーによるカウンセリングを実施する 運輸管理部 社員ガイド 契約ガイドを対象とした 1 日研修を実施し 接客 接遇マナーの教育や安全補助者としての安全教育を行う 運輸管理部 重大事故 A 事故惹起運転士に対して特別講習会を毎月開催し 再発防止に向けた教育訓練を実施する また重大事故惹起者は特定診断の受診とカウンセリングを実施する 職場のリーダーとして 班員に対する事故防止や接遇向上に向けた業務指導について 必要な知識の取得 並びに会社方針の理解を深めるため正 副指導乗務員を対象とした 1 日研修を実施する 入社後 3 年目の運転士に対して必要とされる知識の習得 運転技術 案内接遇の向上を目的とした安全教育を実施する また 適性診断の受診結果より抽出した運転特性を振り返る 入社 3 年以下の高速 貸切運転士に対して 実車を使用した雪道走行訓練を行う また 1 年目で 1 泊 2 日 2 年目から 3 年目は日帰りでの研修を実施する 入社後 5 年目までの運転士に対して 運転技術 案内接遇の定着確認を指導乗務員等が行い指導記録を個人別にファイリングする 運輸管理部 随時 運輸管理部 研修所 運輸管理部 研修所 運輸管理部 研修所 運輸管理部 営業所 新たに雇入れた運転士に対して 業務上必要な関係法令 社内規則などの知識と基本運転操作の習得のための研修 ( 座学 3 日 実技 16 日 ) を実施する さらに教育方法等について整理し 基準作成を行う 随時運輸管理部 研修所 健康診断結果に基づき 所見のあった乗務員に対し 本社及び現業が連携し個人面談等による追跡指導を行う また 通院勧奨を受けた乗務員は確実に医師の受診を行う 随時運輸管理部 研修所 西武バスグループの運行管理者研修以外に 観光独自の教育 ( コンプライアンス 貸切営業等 ) を実施する また貸切バスに関する法改正への対応強化と被害者等支援計画に伴う教育および事故 不祥事の報告連絡体制の周知する 運輸管理部 研修所 15 整備管理者に対する教育整備管理者に対し業務上の必要とされる知識の習得並びに整備技術向上のための半日研修を実施する 運輸管理部
安全に関す 1 2 3 項目 貸切 高速バス車両へのカーナビゲーションの導入 ハイブリット型デジタルタコグラフ ドライブレコーダーの導入高速バス電子座席表 ( タブレット端末 ) の導入 高速道路等に於ける渋滞情報や交通情報を得られることと位置情報を知ることで より安全に運行できる機能として導入する 高速バス車両に於けるデジタコ ドライブレコーダーを代替えし より高性能な車載機器の組み合わせにより予防安全の強化及び指導 教育に活用する 電子座席表 ( タブレット端末 ) を導入する事により お客さまへのサービス向上をはじめ乗務員の作業軽減を図る 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 心スクリーニング検査の実施心臓病による業務リスクの軽減を図るため 35 歳以上の乗務員を対象に実施する 運輸管理部 5 貸切バス専用タブレットの導入貸切専用タブレット端末を導入し お客さまへのサービス及び安全運行の向上に繋げる 運輸管理部 実施予定月 運輸管理部 運輸管理部 運輸管理部 実施者 る 6 先進の安全装置 (ASV) の導入 先進安全技術でドライバーの運転を支援するシステム ( 衝突被害軽減ブレーキ 車間距離警報装置 居眠り防止装置 車両ふらつき防止装置 ) など安全運転を支援するためのシステムを搭載した車両を導入する 随時運輸管理部 設備内部監査 7 健康起因事故防止対策 ( 脳 MRI) 実施 脳 MRI 受診環境を整備促進し 積極的に受診勧奨を進めることで健康起因による事故防止対策として実施する 運輸管理部 睡眠時無呼吸症候群 (SAS) のスクリーニン 8 睡眠時無呼吸症候群の検査後 要精密検査者を対象に精密検査 (PSG) を実施し治療に繋げる 運輸管理部グ検査及び精密検査の実施 1 法定帳票の維持管理各営業所において法廷帳票類の自主点検を毎月実施し 本社による進捗 定着度の確認を行う 運輸管理部 営業所 2 各種運動時の査察各種運動の終了後本社による各種運動の取り組み 法定帳票の自主点検実施状況の確認を行う 運輸管理部 3 4 5 6 営業所での半期毎の事故防止の取り組みレビュー 営業所適合性監査 営業所有効性監査 監査室による有効性監査 各営業所おいて半期毎における事故分析及び取り組みの振り返りを行い 課題の抽出と見直し 並びに新たな施策の策定を行う 運輸管理部 営業所 本社担当課による関係法令 各種規程の遵守状況及び法定帳票の整備状況 自主点検の実施状況の確認を行う また実施結果に基づくフォローアップ監査を実施する さらに監査室による監査実施状況の確認および指導を行う 本社による特定営業所の管理者インタビュー及び事故防止の取り組み計画に対する実施結果の検証を実施する また全乗務員のアンケート調査を行う さらに監査室による監査実施状況の確認と指導を行う 監査室による社長 安全統括管理者 運輸管理部長 運輸安全課長のインタビュー及び関係帳票類の確認を行う 運輸管理部 運輸管理部 監査室
7 事故 災害等に関する報告連絡体制 ( 別紙 2) 管理課 管理課長 運輸管理部長 業務管理課長 業務管理部長
8 輸送の安全に関する内部監査結果および改善措置 2017 年度内部監査の状況 監査期間 2017 年 10 月 12 日 ~11 月 9 日 監査結果 1 営業所により改善事項の項目件数に差が有るものの重要な項目については 各営業所 とも概ね実施出来ています 2 運行指示書へ記載されている行程内容などに変更がある場合に於いては 営業所へ連 絡を入れるよう周知徹底を図りました 3 帳票類の最終確認を怠ることがないよう周知徹底を指導しました 改善措置 2017 年 11 月 13 日 ~12 月 7 日にかけてフォローアップ監査を実施し 改善措置を確認 しました 法定帳票類については 今後も定期的にチェックを行います また 必要と認められる場合には 緊急に 輸送の安全に関する内部監査を実施します さらに 監査室により 本社の安全管理体 制についても 年に 1 回以上 時期を決めて輸送の安全に関する内部監査を実施します
9 輸送の安全に関する設備投資 2018 年度 (1) 貸切 高速バス車両へのカーナビゲーションの導入 高速道路等に於ける渋滞情報や交通情報を得られることと位置情報を知ることで より安全に運行できる機能として導入 (2) ハイブリット型デジタルタコグラフ ドライブレコーダーの導入 高速バス車両に於けるデジタコ ドライブレコーダーを代替えし より高性能な車載機器の組み合わせにより予防安全の強化及び指導 教育に活用 (3) 高速バス電子座席表 ( タブレット端末 ) の導入 電子座席表 ( タブレット端末 ) を導入する事により お客さまへのサービス向上をはじめ乗務員の作業軽減を図る (4) 貸切バス専用タブレットの導入 貸切専用タブレット端末を導入し お客さまへのサービス及び安全運行の向上に繋げる (5) 先進の安全装置 (ASV) の導入 先進安全技術でドライバーの運転を支援するシステム ( 衝突被害軽減ブレーキ 車間距離警報装置 居眠り防止装置 車両ふらつき防止装置 ) など安全運転を支援するためのシステムを搭載した車両を導入 (6) 健康起因事故防止対策 1 脳 MRI 検査の実施 脳 MRI 受診環境を整備促進し 積極的に受診勧奨を進めることで健康起因による事故防止対策として実施 2 睡眠時無呼吸症候群 (SAS) のスクリーニング検査及び精密検査の実施 睡眠時無呼吸症候群の検査後 要精密検査者を対象に精密検査 (PSG) を実施し治療に繋げる 3 心疾患スクリーニングの検査の実施 心臓病による業務リスクの軽減を図るため 35 歳以上の乗務員を対象に実施
10 行政処分の状況行政処分はありません 11 安全統括管理者代表取締役山内智矢 (2015 年 4 月 ~) 12 安全管理規程当社の安全管理規程は ホームページ掲載の通りです