TPP( 環太平洋連携協定 ) とは TPPは例外なき関税撤廃だけでなく 国民のいのちと健康を守る医療制度や食の安全 安心の基準を崩壊させる懸念があります 大幅な入札緩和により地域経済の空洞化も心配されます さらに ISD 条項が導入される危険性もあり 私たちのくらしを一変させるものでもあります 歴史の岐路に立つ今こそ 関心を持ち学習し 声を出していきましょう これまでの TPP 関連の動き 2006 年シンガポール ニュージーランド チリ ブルネイから成る P4 協定が発効 2008 年米国は交渉開始意図表明 2009 年米国 TPP 協定交渉への参加を議会通知 2010 年 ( 交渉会合を 4 回開催 ) 3 月第 1 回会合で P4 協定加盟国の 4 カ国に加え 米 豪 ペルー ベトナムの 8 カ国で交渉開始 10 月菅総理 ( 当時 ) 所信表明演説 環太平洋パートナーシップ協定交渉等への参加を検討し アジア太平洋自由貿易圏の構想を目指します 第 3 回会合でマレーシアが交渉参加 計 9 カ国に 11 月 APEC 首脳会議 ( 於 ; 横浜 ) 菅総理 ( 当時 ) 記者会見 関係国との協議を開始するその姿勢を明確にしたところ 2011 年 ( 交渉会合を 6 回開催 ) 11 月 APEC 首脳会議 ( 於 ; ホノルル ) 野田総理 ( 当時 ) 交渉参加に向けた関係各国との協議を開始する旨表明 メキシコ カナダ 交渉参加に向けた協議開始の意向表明 2012 年 ( 交渉会合を 5 回開催 ) 12 月交渉参加 9 カ国と協議 米 豪 ニュージーランドを除く 6 カ国は我が国の交渉参加を支持 4 月日米首脳会議で オバマ大統領から 自動車 保険 牛肉について関心の表明あり 6 月交渉参加 9 カ国 メキシコ カナダの交渉参加支持表明 10 月 両国の交渉参加に関する 9 カ国の国内手続が終了 計 11 カ国に ( 実交渉参加は 11 月 ) 11 月オバマ大統領再選後 ASEAN 関連首脳会議の際の日米首脳会議で 協議の加速化で一致東アジアサミットの折の TPP 首脳会議で 参加国 7 か国の首脳は 2013 年中の交渉妥結を目指すことに合意 2013 年 2 月日米首脳会議で 日米の共同声明を発出 3 月第 16 回会合 ( 於 ; シンガポール ) 安倍総理 交渉参加 表明 4 月日米協議合意 交渉参加 11 カ国が日本の交渉参加支持表明 5 月第 17 回会合 ( 於 ; ペルー ) 7 月第 18 回会合 ( 於 ; マレーシア ) 日本は 現交渉参加国の国内手続が完了し次第 交渉参加の見込み 10 月 APEC 首脳会議がインドネシア バリにて開催
TPP をすすめようとする理由 関税などの貿易ルールは 主に世界貿易機関 (WTO) で決められてきました WTOは 世界の多角的な貿易体制の確立を目的に 1995 年に設立された国際機関です それまで関税 貿易に関する一般協定 (GATT) がケネディ ラウンドやウルグアイ ラウンドなどを経て 発展的に解消されてつくられました 2001 年からスタートしたドーハ ラウンドでは151の国と地域が参加 関税の撤廃や輸出入制限の軽減など 貿易に関する国際ルールが話し合われています 多角的貿易交渉はこうして数次のラウンド交渉を経ることで 次第に関税引き下げを実現してきました しかし 関税の大幅撤廃を求めるアメリカを中心とする輸出国グループと 国内保護を訴える日本やEU 等のグループ 更には別の角度から保護を求める発展途上国グループ間で対立が続き それ以外の分野でも衝突は絶えず 議論は膠着しています 150 カ国を超えるWTOでの合意は極めて困難となってきました 今のWTOでは決められなくなった貿易ルールを 新たな枠組みで決めようとしているのがTPP 交渉です シンガポールやブルネイなど 4 カ国 (P4) で始まったTP Pですが 今では加盟国の承認もアメリカ会議の許可が必要など 完全にアメリカ主導の会議となっています 年内容モノ分野サービス 知的所有権分野その他新分野 48 年 GATT 発足 1 月 73~79 年 東京ラウンド 鉱工業品関税 一部ルール ( ダンピング等 ) 86~94 ウルグアイラウンド鉱工業品関税農業 繊維 サービス TRIPS 年 ルール ( 紛争解決ルール等を含む ) 95 年 1 月 WTO 発足 貿易と環境についての検討開始 96 年 12 月 第 1 回閣僚会議 ( シンガポール ) 既存合意の着実な実施を確認 投資 競争等の新分野について検討開始 97 年 ITA 成立 (3 月 ) 秋から ITAⅡ 交渉 基本電気通信交渉妥結 (2 月 ) 金融交渉妥結 (12 月 ) 98 年 5 月 第 2 回閣僚会議 ( ジュネーブ ) 次期自由化交渉の準備プロセスをスタート 99 年 11 月末 第 3 回閣僚会議 ( 米国 ) 次期自由化交渉のスタートを決定 ( 目標 ) 2000 年以降 次期自由化交渉 鉱工業品関税 農業 サービス 投資 環境競争 ルール見直し TRIPS 見直し 政府調達電子商取引 平成 11 年 1 月通商産業省資料より
食の安全が危ない TPPに参加した場合 国際基準に統一するという理由で 日本で認めていない基準についても 認可を求められる懸念があります TPP 交渉と並行して実施される日米の二国間協議で 以下のような衛生植物検疫措置 (SPS) を含む非関税措置に取り組むことが合意されています 残留農薬基準の緩和 日米経済調和対話 (2011 年 2 月 ) 日本の最大残留基準値設定に関わる農薬の審査 農薬の収穫後利用に関わる枠組み 基準値違反に対する執行政策など 未解決の農薬関連の問題に対処する 残留農薬基準やポストハーベスト農薬規制が緩和される懸念 遺伝子組換表示義務の緩和 食品添加物規制の緩和 アメリカ合衆国通商代表部 貿易障壁報告書 (2012 年 4 月 ) アメリカは遺伝子操作とうもろこしまたは遺伝子操作大豆等の遺伝子操作農産物から生産された食品に関する義務的な表示について貿易上の懸念を有し続けた 遺伝子組換表示義務を 貿易障壁 としてルール変更が求められる恐れ 日米経済調和対話 (2011 年 2 月 ) FAO/WHO 合同食品添加物専門会議によって安全と認められており かつ世界各国で使用されている 46 種類の食品添加物の審査を完了することにより貿易を促進 日本では認可されていない食品添加物の認可を求められる懸念 ( 日本で認可されている食品添加物は約 800 種類 米国では 3000 種類 ) SPS 協定とは SPS 協定は WTO 協定に含まれる協定 ( 附属書 ) の 1 つであり Sanitary and Phytosanitary Measures( 衛生と植物防疫のための措置 ) の頭文字をとったものです 正式には 衛生植物検疫措置の適用に関する協定 と訳されているので 検疫 だけを対象としていると誤解されがちですが 検疫だけでなく 最終製品の規格 生産方法 リスク評価方法など 食品安全 動植物の健康に関する全てを対象としています 各国が 食品の安全性を確保したり 動物や植物が病気にかからないようにしながらも 公正な国際貿易を担保するための国際的なルールが SPS 協定です 例えば OIE はBSEを コーデックス委員会は食品の安全基準を策定し それは国際基準となっています
自給率 1. 世界の自給率 ( 日本 ;H24 他国 ;H21) 世界の自給率を比べてみると日本の自給率の低さは深刻です 農林水産省 食料需給表 より 2. 日本の食料自給率の推移とTPPの影響 TPPにより 食料自給率は 27% にまで激減すると試算されており 約 7 割以上の食料を外国に頼ることになります 農林水産省 農林水産物への影響試算の計算方法
農林業の多面的機能 日本の農業 農村は 食 を支えるだけではなく 国土 水資源 環境 文化 教育などの多面的な機能を維持 発揮しています 農林水産省は 例外なき関税撤廃により生産基盤が大きく影響を受ける結果 多面的機能が損なわれ 1 兆 6 千億円程度の損失が生じると試算しています 国土の約 7 割を占める森林は 国土保全 地球温暖化防止などに貢献しています 日本の大切な自然と景観を維持していくためには 豊富にある国産材を愛用し 山を守っていくことが重要です 周りを海に囲まれた日本では漁業が盛んに行われており 国民に水産物を供給するとともに多彩な食文化を支えてきました 漁業を将来にわたって維持するためにも 農林業の多面的機能を維持することが重要であり 海の環境 生態系を守っていくことにつながります 1. 農業の多面的機能について 2. 森林の多面的機能について (1) 持続的な食料供給 (1) 生物多様性保全機能 食料の安定生産を確保する機能 (2) 地球環境保全機能 安全な食料を生産する機能 (3) 土砂災害防止 / 土壌保全機能 (2) 環境への貢献 (4) 水源涵養機能 洪水を防止する機能 (5) 快適環境形成機能 土砂崩壊や土壌浸食を防止する機能 (6) 保健 レクリエーション機能 資源を涵養 する機能 かんよう= 徐々に養い育てる (7) 文化機能 生物多様性を保全する機能 (8) 物質生産機能 (3) 地域社会の形成 維持 地域社会を振興する機能 伝統文化を伝承する機能 体験学習と教育の機能 農林水産省 21 世紀への提言 Solution 農業 農村の多面的機能を見直そう より 森林の多面的機能の評価額森林 ;70.5 兆円 ( 農業 ;8.2 兆円含む ) 日本学術会議答申 (2001) に基づいて農林水産省で試算 田 森林 河川 地下水
医療 1. 平等に安価で医療を受けられる現在の制度が失われる懸念現在 日本の診療報酬や薬価の大部分は国が定めており 国民皆保険制度の中で 比較的安く誰もが安心して医療サービスを受けることができています アメリカのような 自由診療 が日本で広がれば 医療費や薬価が高騰し 医療現場で所得による格差が生まれてしまうおそれがあります ニューヨークの医療費例 : 米国ニューヨーク市マンハッタン区の場合 初診料 専門医の受診 入院室費 $150 ~$300 = 約 15,000 円 ~30,000 円 $200 ~$500 = 約 20,000 円 ~50,000 円 1 日あたり数千ドル = 数十万円 実際にあったケース 急性虫垂炎で入院し手術後腹膜炎を併発した (8 日入院 ) 上腕骨骨折で入院手術 ( 入院 1 日 ) 貧血による入院 (2 日入院 保存療法施行 ) 帝王切開入院 (3~4 日入院出産 ) $70,000 = 約 700 万円! $15,000 = 約 150 万円! $20,000 = 約 200 万円! $13,860 = 約 139 万円! 2. 患者負担の軽減に貢献する安価なジェネリック医薬品 TPPの交渉分野には 特許権や著作権などを議論する 知的財産 分野も含まれ 医薬品の特許権もこの分野で議論されます アメリカは 開発した新薬を独占できる特許期間を5 年から 12 年に延長しようとしています ジェネリック医薬品 ( 後発医薬品 ) は特許期間が終了後に 安価で製造 販売ができるようになったものですが 特許期間が長くなると 患者の負担が重くなり治療を続けられない人がでてくるおそれがあります 例えば エイズ治療薬は ジェネリック医薬品のおかげで 10 年前なら患者 1 人で年間 100 万円近くかかっていた薬代が 今では単純計算出 1 万円以下で済む計算となります
ISD(Investor-State Dispute Settlement) 1.ISD ISDとは投資家対国家の紛争解決は 投資受入国の協定違反によって投資家が受けた損害を金銭等により賠償する手続を定めた条項である 事例 アルゼンチンでは 水道料金の値上げ禁止が訴訟にアルゼンチンで 米国企業が水道事業に参入 料金を大幅に上げ 払わないと水を止めると警告しました 政府は値上げを禁止しましたが ISD 条項に基づいて訴えられ 結果は敗訴 巨額の賠償金 (1 億 6500 万ドル ) を請求されました このように 国のライフラインに関わるような問題にも発展しうるのです Metalclad 事件アメリカ法人メタルクラッド社は 既にメキシコ連邦政府から廃棄物処理施設を建設する許可を得ていたメキシコ法人 COTERIN 社を買収した しかし 地元グラダルカザール市民が建設反対運動を起こしたため 市は建設中止命令を出した これによって操業停止に追い込まれたメタルクラッド社は ICSID に提訴した 仲裁廷は メキシコ連邦政府が環境に影響する可能性が低く適切な技術をもって施設を建設すれば埋立場に適していると評価されていたことにもかかわらず 1メキシコの国内法では地方政府 ( 市 ) に本件の許認可権がないにもかかわらず市が国内法に違反して連邦政府の許可を取り消したこと 2 連邦政府が市の違法行為を事実上黙認したこと等を理由として メキシコ行政府の対応に透明性が欠如し 国際法に違反していると認定し メキシコ政府に賠償額 (1660 万ドル ) を命じた 2. その他毒素条項以下もTPPの交渉に関連する条項や規定です NVC 条項 (Nom-Violation Complaint) 非違反提訴 TPPに違反していなくても 企業が期待した利益を得られなかった場合に その企業国政府が企業に代わって国際機関に対して訴訟できる ラチェット規定 (Ratchet) 貿易などの条件を一旦合意したら 後でどのようなことが発生してもその条件は変更できない ( 例えば 農産物の遺伝子操作作物で 健康被害が発生したとしても それをもって輸入の禁止や交易条件 国内での規制はできないという規定 ) スナップバック条項 (Snap-back) アメリカ側が相手国の違反やアメリカが深刻な影響ありと判断するときは関税撤廃を保護にできるというもの 不平等条約 未来の最恵国待遇 (Future most-favored-nation treatment) 将来 日本が他の国にアメリカよりも条件の良い最恵国待遇を与えた時は 自動的にその最恵国待遇はアメリカにも付与 適用される しかも これは日本側にだけ義務が生ずる究極の不平等条約
自民党のTPPに関する6 項目にわたる政権公約 (2012 年 12 月の第 46 回衆院選 ) 自民党が 衆院選で以下の項目にて公約として あげてきました 1 政府が 聖域なき関税撤廃 を前提にする限り 交渉参加に反対する 2 自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない 3 国民皆保険制度を守る 4 食の安全安心の基準を守る 5 国の主権を損なうようなISD 条項は合意しない 6 政府調達 金融サービス等は わが国の特性を踏まえる 自民党と公明党の連立合意事項 TPPについては 国益にかなう最善の道を求める 今から私たちにできること TPPによって私たちのくらしはほんとうに良くなるのでしょうか? 交渉の結果 日本国政府が締結をしてしまったら もうどうにもできないのでしょうか? 私たちの憲法には以下のように定められています 第 98 条 憲法の最高法規性 条約及び国際法規の遵守 1 この憲法は 国の最高法規であって その条規に反する法律 命令 詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は その効力を有しない 2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は これを誠実に遵守することを必要とする 第 73 条 内閣の職権 内閣は 他の一般行政事務の外 左の事務を行う 一 法律を誠実に執行し 国務を総理すること 二 外交関係を処理すること 三 条約を締結すること 但し 事前に 時宜によっては事後に 国会の承認を経ることを必要とする 四 法律の定める基準に従い 五 予算を作成して 六 この憲法及び法律の規定を実施するために 七 大赦 特赦 減刑 第 98 条第 2 項を見れば いったん締結した条約 ( 協約 協定なども ) は 遵守することが必要であるとしていますが 条約を締結するには 第 73 条第 1 項第三号にあるように 国会の承認が必要です そして 国会の議決に関わる国会議員は 私たちが選出しているのであり その国会議員を介して TPPの協定締結に関わることができます 現在の与党である自民党は選挙公約として TPP 交渉について上記のものをあげています 国会議員は 私たち主権者の代理人として 少なくとも選挙民への約束を果たさなければなりません 今からでも いや今だからこそしっかりこのTPPについて発信していきましょう
用語解説 TPP= 環太平洋連携協定 (Trans-PacificPartnershipAgreement) 環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定 (EPA) WTO= 世界貿易機関 (World Trade Organization) 自由貿易促進を主たる目的として創設された国際機関である 常設事務局がスイスのジューネーブに置かれている GATT= 関税及び貿易に関する一般協定 (General Agreement on Tariffs and Trade) 自由貿易の推進 世界貿易の海内を目指す国際条約 FTA= 自由貿易 (Free Trade agreement) 物品の関税 その他の制限的な通商規則 サービス貿易等の障壁など 通商上の障壁を取り除く自由貿易地域の結成を目的とした 2 国間以上の国際協定 EPA= 経済 連携協定 (Economic Partnership Agreement FTA で扱うモノ サービスに加え 投資の自由化 規制の緩和 制度の調和等 広い分野の協定経和等 幅広い分野のルールを定め 経済関係を強化する協定 ラウンド= 多角的貿易交渉 (round) 多国間で貿易の自由化に向けて話し合う協議の場 ICSID= 投資紛争解決国際センター (International Centre for Settlement of Investment Disputes) 政府と外国投資家との間の投資紛争を調停と仲裁を通して解決するための手続きを管理する OIE= 国際獣疫事務局 (International Epizootic Office) 1924 年に設立された獣疫に関する国際組織 コーデックス= 国際食品規格委員会 (Codex Alimentarius Commission) 国際食品規格委員会は一般にコーデックス委員会と呼ばれる その名称は Codex Alimentarius( ラテン語 : 食品法典 ) に由来する 1962 年 FAO( 国際連合食糧農業機関 ) と WHO( 世界保健機関 ) によって設置された政府間組織 加盟国 :185 カ国および欧州共同体 (2013 年 7 月現在 ) TRIPS= 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定 Agreement on Trade-Related Aspects of Intellectual Property Rights 1994 年に作成された世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の一部を成す知的財産に関する条約 ITA= 国際錫協定 (Information Technology Agreement) WTO に基づく多国間協定の一つで 情報関連機器や部品の関税を原則 2000 年までに撤廃することを定めたもの TBT= 貿易の技術的障害に関する協定 (Agreement on Technical Barriers to Trade ) 東京ラウンドにおいて 1979 年に GATT スタンダードコード として合意し ウルグアイラウンドにおいて 1994 年に TBT 協定として改定合意されて 1995 年に世界貿易機関を設立するマラケシュ協定 (WTO 設立協定 ) に包含した標準化に関する条約 APEC=アジア太平洋経済協力 (Asia-Pacific Economic Cooperation) 環太平洋地域における多国間経済協力を進めるための非公式なフォーラム
ASEAN= 東南アジア諸国連合 (Association of South East Asian Nations) 東南アジア 10 か国の経済 社会 政治 安全保障 文化に関する地域協力機構 FAO= 国際連合食糧農業機関 (Food and Agriculture Organization) 飢餓の撲滅を世界の食糧生産と分配の改善と生活向上を通して達成するのを目的とする 国際連合の専門機関の一つ WHO= 世界保健機関 (World Health Organization) 人間の健康を基本的人権の一つと捉え その達成を目的として設立された国際連合の専門機関 ( 国連機関 ) 内国民待遇 =National Treatment 自国民と同様の権利を相手国の国民や企業に対しても保障すること マラケシュ協定 (Marrakesh Agreement Establishing the World Trade Organization) 1994 年 4 月にモロッコのマラケシュで作成され 1995 年 1 月 1 日に発効した条約で 世界貿易機関 (WTO) の設立などについて定めている メモ
組合員活動部 2014 年 3 月 23 日電話 :092-947-9003