HOSPEQ 2015 PCI治療の現状と未来

Similar documents
スライド 1

狭心症と心筋梗塞 何を調べているの? どのように調べるの? 心臓の検査虚血チェック きょけつ の きょうさく狭窄のチェック 監修 : 明石嘉浩先生聖マリアンナ医科大学循環器内科

TAVIを受ける 患者さんへ

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

Microsoft Word - PROSPECT press release FINAL_J2.doc

Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

心房細動1章[ ].indd

くろすはーと30 tei

心疾患患による死亡亡数等 平成 28 年において 全国国で約 20 万人が心疾疾患を原因として死亡しており 死死亡数全体の 15.2% を占占め 死亡順順位の第 2 位であります このうち本県の死亡死亡数は 1,324 人となっています 本県県の死亡率 ( 人口 10 万対 ) は 概概ね全国より高

メディフィットプラスパンフ_通販用_ ai

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

スライド 1

<4D F736F F D E C CD89F382EA82E982B182C682AA82A082E991BA8FBC90E690B6816A2E646F63>

心臓血管外科カリキュラム Ⅰ. 目的と特徴心臓血管外科は心臓 大血管及び末梢血管など循環器系疾患の外科的治療を行う診療科です 循環器は全身の酸素 栄養供給に欠くべからざるシステムであり 生体の恒常性維持において 非常に重要な役割をはたしています その異常は生命にとって致命的な状態となり 様々な疾患

報道機関各位 2017 年 9 月 26 日 東北大学大学院医学系研究科 慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する新規治療 - バルーン肺動脈形成術は効果的で安全な治療法である - 研究のポイント 注 国の指定難病である慢性血栓塞栓性肺高血圧症 (CTEPH) 1 は 肺の動脈に血栓が生じて血管が狭くなる

アプローチ 第53号

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

盗血症候群について ~鎖骨下動脈狭窄症,閉塞症~

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

心房細動の機序と疫学を知が, そもそもなぜ心房細動が出るようになるかの機序はさらに知見が不足している. 心房細動の発症頻度は明らかに年齢依存性を呈している上, 多くの研究で心房線維化との関連が示唆されている 2,3). 高率に心房細動を自然発症する実験モデル, 特に人間の lone AF に相当する

000-はじめに.indd

頭頚部がん1部[ ].indd

Microsoft Word 高尿酸血症痛風の治療ガイドライン第3版主な変更点_最終

スライド 1

第 90 回 MSGR トピック : 急性冠症候群 LDL-C Ezetimibe 発表者 : 山田亮太 ( 研修医 ) コメンテーター : 高橋宗一郎 ( 循環器内科 ) 文献 :Ezetimibe Added to Statin Theraphy after Acute Coronary Syn

CCU で扱っている疾患としては 心筋梗塞を含む冠動脈疾患 重症心不全 致死性不整脈 大動脈疾患 肺血栓塞栓症 劇症型心筋炎など あらゆる循環器救急疾患に 24 時間対応できる体制を整えており 内訳としては ( 図 2) に示すように心筋梗塞を含む冠動脈疾患 急性大動脈解離を含む血管疾患 心不全など

外来在宅化学療法の実際

Philips iCT spを導入して ー循環器医の立場でー

2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

症例_佐藤先生.indd

インスリンが十分に働かない ってどういうこと 糖尿病になると インスリンが十分に働かなくなり 血糖をうまく細胞に取り込めなくなります それには 2つの仕組みがあります ( 図2 インスリンが十分に働かない ) ①インスリン分泌不足 ②インスリン抵抗性 インスリン 鍵 が不足していて 糖が細胞の イン

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

エントリーが発生 真腔と偽腔に解離 図 2 急性大動脈解離 ( 動脈の壁が急にはがれる ) Stanford Classification Type A Type B 図 3 スタンフォード分類 (A 型,B 型 ) (Kouchoukos et al:n Engl J Med 1997) 液が血管

肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より

わが国における糖尿病と合併症発症の病態と実態糖尿病では 高血糖状態が慢性的に継続するため 細小血管が障害され 腎臓 網膜 神経などの臓器に障害が起こります 糖尿病性の腎症 網膜症 神経障害の3つを 糖尿病の三大合併症といいます 糖尿病腎症は進行すると腎不全に至り 透析を余儀なくされますが 糖尿病腎症

心臓カテーテル検査についての説明文

医療機器に関わる保険適用決定区分案


がん登録実務について

PowerPoint プレゼンテーション

2019/7/9 市民公開講座 2019 健やかな高齢社会を生きるために心臓を守ろう ~ 心不全を知るコトから始めよう ~ 藤枝市立総合病院循環器内科渡辺明規 2019 年 7 月 7 日藤枝市民会館 1

Vol 夏号 最先端の腹腔鏡下手術を本格導入 東海中央病院では 平成25年1月から 胃癌 大腸癌に対する腹腔鏡下手術を本格導入しており 術後の合併症もなく 早期の退院が可能となっています 4月からは 内視鏡外科技術認定資格を有する 日比健志消化器外科部長が赴任し 通常の腹腔 鏡下手術に

untitled

臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美

10050 WS2-3 ワークショップ P-129 一般演題ポスター症例 ( 感染症 ) P-050 一般演題ポスター症例 ( 合併症 )9 11 月 28 日 ( 土 ) 18:40~19:10 6 分ポスター会場 2F 桜 P-251 一般演題ポスター療

Microsoft Word - todaypdf doc

11.【最終版】プレスリリース修正  循環器内科泉家

脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患

はじめに 近年 がんに対する治療の進歩によって 多くの患者さんが がん を克服することができるようになっています しかし がん治療の内容によっては 造精機能 ( 精子をつくる機能のことです ) が低下し 妊娠しにくくなったり 妊娠できなくなることがあります また 手術の内容によっては術後に性交障害を

概要 214 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症 215 ファロー四徴症 216 両大血管右室起始症 1. 概要ファロー四徴症類縁疾患とは ファロー四徴症に類似の血行動態をとる疾患群であり ファロー四徴症 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖 両大血管右室起始症が含まれる 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症は ファ

: , Stanford B Carotid endoarterectomy for asymptomatic severe carotid artery stenosis accompanying with Stanford type B aort

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

背景 急性大動脈解離は致死的な疾患である. 上行大動脈に解離を伴っている急性大動脈解離 Stanford A 型は発症後の致死率が高く, それ故診断後に緊急手術を施行することが一般的であり, 方針として確立されている. 一方上行大動脈に解離を伴わない急性大動脈解離 Stanford B 型の治療方法


スライド 1

また リハビリテーションの種類別では 理学療法はいずれの医療圏でも 60% 以上が実施したが 作業療法 言語療法は実施状況に医療圏による差があった 病型別では 脳梗塞の合計(59.9%) 脳内出血 (51.7%) が3 日以内にリハビリテーションを開始した (6) 発症時の合併症や生活習慣 高血圧を

平成26年患者調査 新旧対照表(案)

2

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

Transcription:

日本の PCI 治療の現状と未来 2015 年 8 月 21 日日本医疗器械科技协会第 2 カテーテル部会宮道雅也 1

本日の内容 PCI 治療とは 1 心疾患の日本での現状 2 病気と治療方法 日本の PCI 治療の進歩 1 PCI 治療の歴史 2 慢性完全閉塞 (CTO) への挑戦 日本から世界へ 1 日本からのドクター海外普及活動意義 2 中国での今後の展望 2

PCI 治療とは PCI (Percutaneous Coronary Intervention) 経皮的冠動脈インターベンションの意味 1 心疾患の日本での現状 日本人の死亡原因 参考 : 厚生労働省ホームページ死因分析 / 図 4 死因別死亡確率 ( 主要死因 )

PCI 治療とは 狭心症とは 2 病気と治療方法 心筋梗塞とは 冠動脈が何らかの原因で狭くなると 心臓の筋肉へ血液の流れが悪くなり一時的に酸素不足になる病気 主な原因として コレステロールや脂質が血管壁に沈着する動脈硬化がある また 何らかの刺激によって冠動脈がけいれんして細くなり ( れん縮 ) 血液の流れが悪くなることがある 狭心症などで狭くなった冠動脈が詰まってしまい その先の血液の流れが止まって心筋の細胞が死んでしまう ( 壊死 ) 病気 狭心症から心筋梗塞に進行する場合と いきなり心筋梗塞が起こる場合があり いずれも生命の危険が伴うため 早期発見 早期治療が重要になる 参考 : 名古屋ハートセンターホームページ 病気と治療方法 より 4

PCI 治療とは 2 病気と治療方法 狭心症 心筋梗塞の治療方法 冠動脈疾患 ( 狭心症 心筋梗塞 ) の治療管理は生活習慣 つまり食事と運動による改善と同時に 医療措置などを組み合わせて行う 冠動脈狭窄 閉塞に対して医学的な治療法には薬剤の服用のほかに 経皮的冠動脈形成術や冠動脈バイパス術などがあげられる 参考 : 名古屋ハートセンターホームページ 病気と治療方法 より 5

PCI 治療とは 2 病気と治療方法 各治療法の特徴 薬物療法疾患の進行を遅らせたり 症状を軽減したりする可能性がある 血管形成術 - カテーテル治療胸痛および息切れなど 血管の閉塞に伴う症状が軽減される 心臓発作時に 閉塞した血管を即座に開通させて心臓の損傷を最小限に抑えるために用いることもできる バイパス術 - 外科的治療心臓への血流の回復に非常に有効で 効果が長続きする 6

日本の PCI 治療の進歩 歴史 : 1977 年 スイスの医師グルンチッヒ (Dr. Andreas R.Gruzig ) が初めてバルーン ( 風船 ) で血管を膨らませたことに始まり 欧米において 研究と患者への適応が積極的に行われた 日本では 1981 年に始めて実施された 1 PCI 治療の歴史 以後 DCA や STENT ロータブレーターなどの様々なニューデバイスとともに, ガイドカテーテル, ガイドワイヤー, バルーンカテーテルの小径化と柔軟化が飛躍的に改善した結果, 治療対象は広がり治療成績は向上した 1980 年代 1990 年代 2000 年代 2010 年代 BVS 時代 ( 生体吸収性薬剤溶出スキャフォールド ) POBA 時代 ( バルーン ) BMS 時代 ( ベアメタルステント ) DES 時代 ( 薬物溶出性ステント ) 2010 年代次世代 DES 時代 ( 生体吸収性ポリマーコーティング ) 急性冠閉塞問題再狭窄問題 急性冠閉塞解決再狭窄減少ステント血栓症問題 再狭窄問題のさらなる改善遅発性血栓症問題血管内皮障害 遅発性血栓症改善の狙い血管内皮障害改善の狙い

日本の PCI 治療の進歩 1 PCI 治療の歴史 治療技術の進歩デバイスの発展 PCI 治療の始まり PCI 治療の進歩 日本の PCI 症例数推移 さらなる挑戦へ

日本の PCI 治療の進歩 2 慢性完全閉塞 (CTO) への挑戦 慢性完全閉塞 (CTO) とは 慢性完全閉塞病変 (Chronic Total Occlusion) は 3 カ月以上 ( 慢性 ) にわたり 冠動脈が閉塞している病変 病変が器質化しており血管走行が完全には把握しにくいためガイドワイヤー (GW) 操作が不確実なことが不成功原因に直結している 治療後

日本の PCI 治療の進歩 2 慢性完全閉塞 (CTO) への挑戦 CTO-PCI 治療特徴 < メリット > 身体的負担が少ない局所麻酔ですむ外科 ( バイパス ) 手術にくらべると入院日数が少ない < デメリット > 再狭窄を伴う病変部位の再治療が必要な場合がある血管穿孔など 術中のリスクが通常の PCI よりも高い < 問題点 > 冠動脈造影のみでは血管走行を完全に把握する事が困難手技を行う医師の熟練した技術および適切な判断力が成功には不可欠 図解 : 心筋梗塞参照 :WIKIPEDIA HP 閉塞 (1) した先の心筋 (2) が壊死している < 成功ポイント > 1: 血管走行と閉塞部の病変状態をいかに完全に把握するか 2: 把握した病変にいかにガイドワイヤーをアプローチするかが成功のポイント 10

日本の PCI 治療の進歩 2 慢性完全閉塞 (CTO) への挑戦 CTO 治療成功率向上のために 1) 血管造影以上に より明確な血管走行 状況把握ができること CT( コンピュータ断層撮影 ) や IVUS( 血管内超音波 ) の活用 2) 得られた情報から手技前に病変の評価をし 戦略が立てられること J-CTO Score などの難易度判断ツールの活用 3) 戦略通りに血管内で操作が行えること 使用するデバイスの特性 性能を理解し 手技で活用 企業と医師の協力体制は不可欠 11

日本の PCI 治療の進歩 2 慢性完全閉塞 (CTO) への挑戦 CTO 治療の要点 慢性完全閉塞 (CTO) をいかに患者負担を低減し 効果的に治療していくか 日本での成績 J-CTO Registry と Retrograde Summit2 つの Trial データから 日本での平均成功率は 88.3% (2011-2012) J-CTO Score の活用 右図 :CTO 病変を手術前に 4 つの難易度に分類 (J- CTO Score 活用 ) 成功率や手技時間をなどを分析 高い成功率で しかも比較的短時間で治療できる CTO 病変が約 50% あるという結果となっている

日本から世界へ 1 日本からのドクター海外普及活動意義 世界の PCI 事情 エリア別 PCI 症例人口比率 EU は主要 8 か国 中東は 4 か国を対象に作成 参照 :Millennium Research Group 2009-2013 CIA World Factbook 傾向 1) 日本は PCI 手技での治療割合が高く バイパス術の割合は低い 2) 欧米と日本では PCI 症例数の年間成長率は 5% 以下で 安定期にある 中国 インド 中東 中南米では現在も 5%~15% のスピードで症例が増え続けいるため 潜在数が多く 成長期にある 3) 欧米では人口に対し 心臓病患者の割合が他のエリアよりも高い 背景 1) 医療保険制度の違いバイパス術のほうが治療費が安いケースあり 2) PCI 治療に対するガイドラインの違い多分岐病変や左主管部など複雑病変に対する過去のデータやエビデンスから 治療方針が検討される 3) PCI 治療のための設備 環境の違い適切なデバイス 診断装置 PCI 専門医の育成など 4) 心臓病患者数の違い 生活習慣 食文化から来る発病数の差異及び診断を受けにくる患者数の差異 13

日本から世界へ 1 日本からのドクター海外普及活動意義 日本人 Dr. 海外派遣 日本での蓄積された経験に基づく 診断方法 戦略 治療テクニック デバイス選択などの説明と実技を伝達 海外での PCI 治療の発展と促進に貢献 14

日本から世界へ 1 日本からのドクター海外普及活動意義 中国との交流 CCT 学会 ( 日本 ) CIT 学会 ( 中国 ) での共催セッションの継続 日本からの CTO スペシャリストドクターによる年間研修プログラム開催 日本からのシニアドクターによるワークショップ実施など 15

日本から世界へ 2 中国での今後の展望 600,000 500,000 400,000 300,000 中国の状況 中国における PCI 症例数の推移 北京 上海など都市部での PCI 治療が浸透し 一般化してきた状況 今後地方での PCI 治療の拡大が加速していく見通し 医療制度の変更により 地方の患者は都市部での治療は不可となり 急速な PCI 治療数の増加は今後緩やかになり 治療内容の質が問われる方向性 200,000 100,000 0 2009 2010 2011 2012 2013 2014 治療数よりも手技の質を重視 16

日本から世界へ ② 中国での今後の展望 治療数よりも手技の質を重視 1. より難しい手技への挑戦 2. 事前診断での明確な情報が 重要 3. 手技ストラテジーの再構築 4. 最新デバイスの早期活用 5. デバイス選択のための製品 情報の熟知 6. 若手ドクターの育成 7. 手技後の結果 予後のデー タ分析 道具 予後 分析 質の 向上 戦略 育成 17

まとめ PCI治療は低侵襲で患者の身体負担が少ない治療法とし て 世界中に浸透している 食生活の変化や高齢化が進むにあたり 患者数は全体 的に増加傾向にあり 治療の質はより重視される傾向に なってきた 今後より難易度の高い手技を成功へ導いていくためには より明確な事前診断情報が得られること 効果的な治療戦 略が構築されていくこと 若手ドクターが育成されるような 環境を作っていくこと そしてデバイスの進化と熟知が求 められる 医療機関と企業 そして国籍に関係のない協力体制を継 続することでPCI分野は世界的にさらなる発展をしていく見 通し 18

多谢 日本医疗器械科技协会 Medical Technology Association of Japan Web-site: English http://www.mtjapan.or.jp/jp/mtj/en/ Chinese http://www.mtjapan.or.jp/jp/mtj/cn/ 19